JPH0822014A - 液晶表示素子の製造方法およびその装置 - Google Patents

液晶表示素子の製造方法およびその装置

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JPH0822014A
JPH0822014A JP17486294A JP17486294A JPH0822014A JP H0822014 A JPH0822014 A JP H0822014A JP 17486294 A JP17486294 A JP 17486294A JP 17486294 A JP17486294 A JP 17486294A JP H0822014 A JPH0822014 A JP H0822014A
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JP
Japan
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liquid crystal
stamp
crystal display
display element
forming
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JP17486294A
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English (en)
Inventor
Masao Yoshino
正雄 吉野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロス材を容易にかつ少ない工程数でしかも
配向膜に接触することなく形成する。 【構成】 クロス材形成用のスタンプ32の上面の複数
箇所に設けられた突起36を、銀ペースト等からなるク
ロス材形成用材料33が塗布されたスタンプ台31に押
し付け、突起36にクロス材形成用材料33を付着させ
る。次に、このスタンプ32を液晶表示素子の一方の基
板の電極形成面に押し付けることにより、突起36に付
着されたクロス材形成用材料33を一方の基板の電極形
成面に転写し、この転写したクロス材形成用材料33に
よってクロス材を形成する。この場合、複数のクロス材
を一度に形成することができるとともに、スタンプ32
の突起36のみを液晶表示素子の一方の基板の電極形成
面に接触させてクロス材を形成することができる。した
がって、複数のクロス材を容易にかつ少ない工程数でし
かも配向膜に接触することなく形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示素子の製造方
法およびその装置に関し、より詳細には、上下電極基板
間を導通するクロス材の形成方法とその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示素子には、例えば図3お
よび図4に示すような構造のものがある。この液晶表示
素子は、ガラスや透明な樹脂等からなる上側基板1およ
び下側基板2を備えている。上側基板1の下面にはブラ
ックマスク3がマトリックス状に設けられ、その下面に
はカラーフィルタ4が設けられ、その下面には保護膜5
が設けられ、その下面には上側透明電極6が設けられ、
さらにその下面には上側配向膜7が設けられている。下
側基板2の上面には下側透明電極8が設けられ、その上
面には下側配向膜9が設けられている。両基板1、2は
エポキシ樹脂等からなるシール材10を介して貼り合わ
され、これによりシール材10の内側に液晶封入領域が
形成され、この液晶封入領域には液晶11が封入されて
いる。
【0003】また、この液晶表示素子では、シール材1
0の外側に位置する下側基板2の上面のみに外部接続用
電極が設けられている。すなわち、シール材10の外側
に位置する下側基板2の上面には、下側透明電極8に接
続された下側基板外部接続用電極(図示せず)と、直接
にはどことも接続されていない上側基板外部接続用電極
12とが設けられている。一方、シール材10の外側に
位置する上側基板1の下面には、上側透明電極6につな
がっている接続用端子電極13が延出形成されている。
そして、上側基板外部接続用電極12と接続用端子電極
13は相対向する状態で配置され、例えば接続用端子電
極13の下面に予め設けられた銀ペースト等からなる円
柱状のクロス材14を介して導電接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
液晶表示素子においてクロス材14を形成するには、ス
クリーン印刷方法とディスペンサ方法とが従来からよく
使用されている。しかしながら、スクリーン印刷方法で
は、例えばクロス材14を上側基板1側に形成する場
合、上側基板1に上側配向膜7を形成した後にクロス材
14を形成することになるので、上側配向膜7にステン
シルスクリーンが接触し、上側配向膜7が傷ついたり、
静電気が発生したりして、配向に悪影響を及ぼすおそれ
があるという問題があった。一方、ディスペンサ方法で
は、針状ノズルによって銀ペースト等を一点ずつ塗布し
てクロス材14を形成する方法であるので、多数のクロ
ス材14を形成する場合、面倒であるばかりでなく時間
がかかることになるという問題があった。この発明の目
的は、クロス材を容易にかつ少ない工程数でさらに配向
膜に接触することなく形成することができる液晶表示素
子の製造方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、対向配置さ
れた一対の基板をシール材で接合して形成される内部空
間に液晶を封止し、前記一対の基板の各対向面にそれぞ
れ形成されている電極の前記シール材の外側部分同士を
導通接続するクロス材が介設された液晶表示素子の製造
方法において、押捺面の所定の複数箇所に突起が設けら
れたスタンプの前記突起にクロス材形成用の材料を付着
させ、前記スタンプを一方の基板の電極形成面に前記押
捺面を対向させて押し付け、該電極形成面の所定箇所に
前記突起に付着した前記材料を転写し、この転写した材
料によってクロス材を形成するものである。
【0006】
【作用】この発明によれば、複数の突起を備えたスタン
プを液晶表示素子の一方の基板の電極形成面に押し付け
るだけで該電極形成面に複数のクロス材を形成すること
ができるので、複数のクロス材を一度に形成することが
でき、したがってディスペンサ方法のように1つずつ形
成する場合と比較して複数のクロス材を容易にかつ少な
い工程数で形成することができる。また、スタンプの突
起のみを液晶表示素子の一方の基板の電極形成面に接触
させて、クロス材を形成することができるので、配向膜
に接触してこれを損傷することなくクロス材を形成する
ことができる。
【0007】
【実施例】次に、この発明の一実施例としてのアクティ
ブマトリクス型液晶表示素子の製造方法について、図1
および図2を参照しながら説明する。まず、図1に示す
ように、一点鎖線で示す箇所で切断することにより、液
晶表示素子の上側基板を複数枚(4×5=20枚)形成
するためのガラスや透明な樹脂等からなる方形状の上側
ベース基板21を用意する。この上側ベース基板21の
上面(電極形成面)、つまり下側基板と相対向する面に
は、ブラックマスクおよびカラーフィルタ(共に図示せ
ず)が設けられた後に、保護膜22が設けられている。
保護膜22の所定の20箇所にはほぼ方形状の上側透明
電極23が設けられているとともに、各上側透明電極2
3の四隅から外側へ接続用端子電極24が設けられてい
る。さらに、その上面の所定の箇所には上側配向膜(図
示せず)が設けられている。なお、図1に符号25で示
す黒丸については後で説明する。
【0008】次に、図2はこの液晶表示素子の製造方法
で用いられる製造装置を示したものである。この製造装
置は、クロス材形成用材料を供給する為のスタンプ台3
1とクロス材形成用のスタンプ32とを備えている。ス
タンプ台31は方形状であって、その支持ベース31a
上面には銀ペースト等からなるクロス材形成用材料33
が均一に塗布されている。スタンプ32は方形状のベー
ス部34とその上面に設けられたスタンプ部35とから
なり、スタンプ部35の上面(押捺面)の上側ベース基
板21の接続用端子電極24に対応する所定の80箇所
には円錐状の突起36が設けられている。なお、スタン
プ台31に塗布されたクロス材形成用材料33を突起3
6に付着させる位置と突起36に付着させたクロス材形
成用材料33を所定位置に保持された液晶表示素子の上
側ベース基板21の電極形成面に転写する位置との間を
スタンプ32を移動させるスタンプ移動手段(図示せ
ず)を設けてもよい。
【0009】次に、この製造装置を用いて上側ベース基
板21にクロス材を形成する場合について説明する。ま
ず、図2において矢印で示すように、スタンプ32をほ
ぼ180度反転させて突起36を下面側に位置させた状
態とし、次いでスタンプ台31の上面に押し付け、突起
36にクロス材形成用材料33を付着させる。次に、ス
タンプ32を図1に示す上側ベース基板21上に位置合
わせして配置し、次いでスタンプ32を上側ベース基板
21の上面に位置を合わせて押し付けると、突起36に
付着されたクロス材形成用材料33が上側ベース基板2
1の接続用端子電極24上に転写され、この転写された
クロス材形成用材料33によって図1において黒丸で示
すようにクロス材25が形成される。
【0010】このように、複数の突起36を備えたスタ
ンプ32を液晶表示素子の上側基板を複数形成するため
の上側ベース基板21の上面に押し付けるだけでこの上
側ベース基板21の上面に複数のクロス材25を形成す
ることができるので、複数のクロス材25を一度に形成
することができ、したがってディスペンサ方法のように
1つずつ形成する場合と比較して複数のクロス材25を
容易にかつ少ない工程数で形成することができる。ま
た、スタンプ32の突起36のみを上側ベース基板21
の上面に接触させて、クロス材25を形成することがで
きるので、上側配向膜に接触することなくクロス材25
を形成することができる。
【0011】なお、上記実施例ではクロス材形成用材料
供給部材としてスタンプ台31を用いた場合について説
明したが、これに限定されず、例えばある程度の幅を有
するインクリボンのような帯状部材であってもよく、要
するにクロス材形成用材料33が均一な平面で供給でき
るものであればよい。また、上記実施例では上側ベース
基板21側にクロス材25を形成する場合について説明
したが、下側ベース基板側にクロス材25を形成するよ
うにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の突起を備えたスタンプを液晶表示素子の一方
の基板の電極形成面に押し付けるだけで該電極形成面に
複数のクロス材を形成することができるので、複数のク
ロス材を一度に形成することができ、したがってディス
ペンサ方法のように1つずつ形成する場合と比較して複
数のクロス材を容易にかつ少ない工程数で形成すること
ができる。また、スタンプの突起のみを液晶表示素子の
一方の基板の電極形成面に接触させて、クロス材を形成
することができるので、配向膜に接触してこれを損傷す
ることなくクロス材を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示素子の上側基板を複数枚形成するため
の上側ベース基板を示す斜視図。
【図2】クロス材を形成するための製造装置を示す斜視
図。
【図3】従来の液晶表示素子を示す断面図。
【図4】従来の液晶表示素子を示す平面図。
【符号の説明】
21 上側ベース基板 23 上側透明電極 24 接続用端子電極 25 クロス材 31 スタンプ台 32 スタンプ 33 クロス材形成用材料 36 突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置された一対の基板をシール材で
    接合して形成される内部空間に液晶を封止し、前記一対
    の基板の各対向面にそれぞれ形成されている電極の前記
    シール材の外側部分同士を導通接続するクロス材が介設
    された液晶表示素子の製造方法において、 押捺面の所定の複数箇所に突起が設けられたスタンプの
    前記突起にクロス材形成用の材料を付着させ、 前記スタンプを一方の基板の電極形成面に前記押捺面を
    対向させて押し付け、該電極形成面の所定箇所に前記突
    起に付着した前記材料を転写し、 この転写した材料によってクロス材を形成することを特
    徴とする液晶表示素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 対向配置された一対の基板をシール材で
    接合して形成される内部空間に液晶を封止し、前記一対
    の基板の各対向面にそれぞれ形成されている電極の前記
    シール材の外側部分同士を導通接続するクロス材が介設
    された液晶表示素子の製造装置であって、 クロス材形成用の材料を支持部材表面に均一に塗布した
    材料供給手段と、 押捺面の所定の複数箇所に突起が設けられ前記材料を転
    写するスタンプと、 前記スタンプを、前記材料供給手段に支持された材料を
    前記突起に付着させる位置と前記突起に付着した材料を
    所定位置に保持された液晶表示素子の一方の基板の電極
    形成面に転写する位置との間を移動させるスタンプ移動
    手段と、を具備したことを特徴とする液晶表示素子の製
    造装置。
  3. 【請求項3】 前記材料供給手段は、前記材料を支持部
    材表面に均一に塗布した材料供給用スタンプ台である請
    求項2記載の液晶表示素子の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記材料供給手段は、前記材料を帯状支
    持部材の表面に均一に塗布したテープ式材料供給器であ
    る請求項2記載の液晶表示素子の製造装置。
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