JPH03227941A - 急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物 - Google Patents

急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物

Info

Publication number
JPH03227941A
JPH03227941A JP2023907A JP2390790A JPH03227941A JP H03227941 A JPH03227941 A JP H03227941A JP 2023907 A JP2023907 A JP 2023907A JP 2390790 A JP2390790 A JP 2390790A JP H03227941 A JPH03227941 A JP H03227941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
human pancreatic
trypsin inhibitor
amino acid
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023907A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nobuhara
延原 正弘
Toshiyoshi Kanamori
金森 利至
Yoshikazu Ashida
義和 芦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mochida Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2023907A priority Critical patent/JPH03227941A/ja
Publication of JPH03227941A publication Critical patent/JPH03227941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全
に対する治療用医薬組成物に関する。
〈従来の技術〉 急性循環不全は、熱傷、外傷、手術侵襲、出血、細菌感
染、アレルギー、神経的要因等に伴う血流障害のことで
あり、全身的な代謝不全や臓器機能不全を引き起こして
病態を悪化させ、さらには患者を死に至らしめるもので
ある。
従って、本病態に対しては、迅速に対処し、治療するこ
とが必要である。 しかしながら、現在の治療法では必
ずしも十分とはいえず、また、本病態は、生体内で種々
の要因が複雑に関与し合って引き起こされると考えられ
ることから、作用機作の異なる種々の薬剤が必要とされ
、その開発が期待されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明者らは、急性循環不全およびそれに伴う臓器機能
不全に対する薬剤の開発を目的どして鋭意研究を重ねて
きた。 その結果、驚くべきことに、ヒト由来の蛋白質
であるヒト膵分訛・性トリプシンインヒビターが、上記
の病態の改善に有効であることを見出した。
このヒト膵分泌性トリプシンインヒビターは、ヒト膵液
中に存在する蛋白質であり、膵液中のトリプシンと結合
して、それを不活性化することから、その生理作用は膵
液中の蛋白質分解酵素による膵臓の自己消化の防御にあ
ると考えられている(吉用信男、菊池典久、胆と膵、7
巻、9−15頁、1986年)。
しかしながら、ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターは
、α1−アンチトリプシンやインターaトリプシンイン
ヒビター、アブロヂニン、ウリナスタチン等の生体内に
存在する他のプロテアーゼインヒビターと比較すると、
トリプシン阻害活性が一過性であることを含め、その阻
害の形式や酵素阻害スペクトラムが大きく異なっている
(小川道雄、胆と膵、3巻、847−856頁、198
2年、参照)。 さらに、最近では、ヒト膵分泌性トリ
プシンインヒビターがin vjt、roで線維芽細胞
のDNA合成を促進すること(Michio Ogaw
a et al、、Res、 Commun、Chem
、 Pathol、 Pharmacol、、、50巻
、155−158頁、1985年)、癌患者の血清中に
高い濃度で検出されること(小川道雄ら、癌と化学療法
、13巻、731−739頁、1986年)等も報告さ
れ、その生理作用は、他の生体内のプロテアーゼインヒ
ビターとは異なることが予惣されている。 しかし、ヒ
ト膵分泌性トリプシンインヒビターが生理的もしくは全
身的にいかなる作用を示すのかについては未だ不明であ
る。
本発明は、上記の、ヒト膵分泌性トリプシンインヒビタ
ーに見出された、急性循環不全およびそれに伴う臓器機
能不全を改善するという新規な作用を医療の分野で有効
に利用するため、ヒト膵分泌性トリプシンインヒビター
および/またはヒト膵分泌性1−リブシンインヒビター
を含む蛋白質を有効成分とする、急性循環不全およびそ
れに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物の提供
を目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターおよび
/またはヒト膵分泌性トリプシンインヒビターを含む蛋
白質を有効成分として含有することを特徴とする急性循
環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医
薬組成物を提供するものである。
前記有効成分は、下記4種のアミノ酸配列のうちの1種
を少な(ともその一部に含む蛋白質のうちの1種以上で
あることが好ましい。
(a) 51O Asp Ser Leu Gly Arg Glu A
la Lys Cys Tyr520 Asn Glu Leu Asn Gly Cys T
hr Lys Ile Tyr530 Asp Pro Val Cys Gly Thr A
sp Gly Asn Thr540 Tyr Pro Asn Glu Cys Val L
eu Cys Phe Glu5 G]、n  Lys  Ser  GLy  Pro 
 Cys(b) 1            5           
   10Asp  Ser  Leu  Gly  
Arg  Glu  ALa  Lys  Cys  
Tyr15               20Asn
  Glu  Leu  Asn  Gly  Cys
  Thr  Lys  Ile  Tyr25   
             30Asp  Pro  
Val  Cys  Gly Thr Asp  Gl
y  Asn  Thr35            
   40Tyr  Pro  Asn  Glu  
Cys  Val  Leu  Cys  Phe  
Glu45                50As
n  Arg  Lys  Arg  Glu  Th
r  Ser  Ile  Leu  Ilein Cys Ser 1y Pr。
Cys (c) 1             5          
     10Asp  Ser  Leu  Gly
  Arg  Glu  Ala  Lys  Cys
  Tyr15                20
Asn  Glu  Leu  Asn  Gly  
Cys  Thr  Lys  Ile  Tyr25
               30Asp  Pro
  Val  Cy、s  Gly  Thr  As
p  Gly  Asn  Thr35       
         40Tyr  Pro  Asn 
 Glu  Cys  Val、Leu  Cys  
Phe  Glu5 Glu  Lys  Ser  Gly  Pro  
Cyssn Asp Tyr 5n Glu  Leu Pro  Val Pro  Asn Arg  Lys Asn Cys Glu Arg Glu 0 Gly  Cys 0 Gly  Thr 0 Cys Val 0 Gin  Thr Ala  Lys  Cys  Tyr5 Thr  Lys  Ile  Tyr5 Asp  Gly  Asn  Thr5 Leu  Cys  Phe  G]、u5 Ser  Ile  Leu  l1eGin  Ly
s  Ser  Gly  Pro  Cysまた、前
記医薬組成物は、注射剤とすることが好ましい。
以下に、本発明を詳述する。
本明細書における記載において、ヌクレオチド、アミノ
酸、ペプチドその他に関して略号で表記する場合、当該
分野における慣用略号を使用するが、それらの例を以下
に列記する。
DNA  :デオキシリボ核酸 RNA  :リボ核酸 cDNA:相補的DNA m RN A :伝令RNA A   :アデニン T   :チミン G   ・グアニン C:シトシン SD配列:シャインーダルガルノ配列 SDS  ニドデシル硫酸ナトリウムまたはラウリル硫
酸ナトリウム la Arg sn sp ys in lu ly is 1e eu M  e  t he Pr。
er hr rp yr al ys :アラニン :アルギニン :アスパラギン :アスパラギン酸 ニジスティン :グルタミン :グルタミン酸 ニゲリシン :ヒスチジン :イソロイシン :ロイシン :メチオニン :フェニルアラニン ニゲリシン :セリン :スレオニン :トリブトファン :チロシン :バリン :リジン 1 (A)本発明の医薬組成物が有効成分として含有する蛋
白質 本発明の医薬組成物が有効成分として含有する蛋白質は
、ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターもしくはヒト膵
分泌性トリプシンインヒビタ一部分をその分子中に含む
蛋白質である。
ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターには、少な(とも
4種の分子種が存在することが知られている。 それら
は、アミノ酸配列が微妙に異なっており、具体的には、
前記(a)〜(d)のアミノ酸配列で示されるものであ
る。
なお、前記(b)は、前記(a)の第45番目のアミノ
酸がグルタミンからグルタミン酸に置換されたものであ
り、前記(C)は、前記(a)の第51番目のアミノ酸
がグルタミンからグルタミン酸に置換されたものであり
、また、前記(d)は、前記(a)の第1番目〜第5番
目のアミノ酸が欠失したものである。
現在、ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターのアミノ酸
配列については、(a)のアミノ酸配列が基本の形であ
り、(b)、(c)および(d)に示したアミノ酸配列
は、それぞれ基本のアミノ酸配列の一部に置換もしくは
欠失が生じた形であると考えられている(吉用信男、菊
池典久、胆と膵、7 (1)、9−15頁、1986年
)。
しかしながら、上記のアミノ酸配列で示される4種の分
子種の他に、ヒスチジンを含む分子種が存在することも
報告されており( G. Fei nstein等、B
ayer−Symposjum V、199212 頁
、Springer−Verlag 出版、Berli
n 9Heidelberg−New York、19
74年)、また、ヒト各個体ごとに天然のアレル変異体
が存在しうることをも考慮すると、ヒト膵分泌性トリプ
シンインヒビターのアミノ酸配列を上記の4種に限定す
ることはできない。 さらに、上記の4種の分子種に対
し、天然のアミノ酸や誘導体アナログを導入して、その
アミノ酸配列の一部に置換、欠失、付加等を牛じさせた
誘導体を製造すること、および、上記4種の分子種やそ
の誘導体に糖を付加したり、アルキル化、酸化、還元、
氷解等で種々の化学修飾を施すこと、また、薬理学上許
容されつる酸、塩基との塩を形成させることは、近年の
技術の進歩から、当業者にとって極めて容易なことであ
る。 そ して、このような誘導体等の中にも、急性循
環不全およびそれに伴う臓器機能不全を改善する作用を
示すものは多い。
従って、本発明の医薬組成物が有効成分として含有する
蛋白質は、主として、前記(a)〜(d)のアミノ酸配
列のうちの1種によって示される、ヒト膵分泌性トリプ
シンインヒビターの4種の分子種を指すが、前記4種の
アミノ酸配列のうちの1種の配列中の1個以上のアミノ
酸が置換、欠失、付加したアミノ酸配列を少な(ともそ
の一部に含む蛋白質であって、急性循環不全およびそれ
に伴なう臓器機能不全を改善する作用を有する蛋白質を
も包含する。
そして、本発明の医薬組成物は、有効成分として、前記
4種の分子種をはじめとするこのような急性循環不全お
よびそれに伴う臓器機能不全を改善する蛋白質(以下、
ヒト膵分泌性トリプシンインヒビター等という)を、1
種以上含有する。
(B)本発明の医薬組成物が有効成分として含有する蛋
白質(ヒト膵分泌性トリプシンインヒビター等)の入手 本発明の医薬組成物が有効成分として含有する蛋白質と
しては、医薬組成物に供する事が可能な純度のものであ
ればすべて使用可能であるが、一般には、純度の高いも
のを使用することが好ましい。
本蛋白質を入手する方法としては、所望の純度の蛋白質
を得ることができるような方法であればいかなるものも
利用することが可能であるが、例えばヒト膵液な材料と
した公知の方法(J、Biochem、、98巻、68
7−694頁、1985年)、化学的に合成する方法、
本蛋白質を生産する細胞を培養してその培養上清から単
離する方法、組換えDNA技術を用いて生産する方法等
から適宜選択することができる。
しかしながら、一般に、蛋白質を含む医薬組成物の製造
には当該蛋白質が大量に必要となることを考慮すると、
本蛋白質の入手にあたって、特に組換えDNA技術を用
いた方法を利用することが好ましい。
(C)組換えDNA技術を用いた当該蛋白質の生産 組換えDNA技術を用いた当該蛋白質の生産は、現在一
般に行われている組換えDNA技術の工程に沿って実施
することができる。 すなわち、当該蛋白質をコードす
るDNAを得、このDNAを発現させる機能を持つ発現
用ベクターを作製し、次に、この発現用ベクターを適当
な宿主細胞に導入して宿主細胞を形質転換せしめ、得ら
れた形質転換体によって生産される当該蛋白質を形質転
換体もしくはその培養液から回収し、精製する方法であ
る。 以下に、各々の工程について、その詳細を述べる
当該蛋白質をコードするDNAは、化学的に合成するか
、または天然物を材料として調製することができる。 
化学的に合成するには、全自動DNA化学合成機(例え
ば380A型、アプライド・バイオシステムズ社)等を
用いて所望のDNAを合成した後、適当なベクターに組
み込んでクローン化する方法等がある。
一方、天然物を材料とする場合には、 公知の方法(例えばMo1ecular  Cloni
ng、a 1aboratory manual、T、
 Maniatis等編、ColdSpring Ha
rbor Laboratory、 1982年)に準
じて、当該蛋白質に対するmRNAを有するヒト組織あ
るいはヒト細胞から当該蛋白質に対するmRNAを抽出
し、それを鋳型としてcDNAを合成することができる
。 また、公知の方法(Lavn、 R,lit等、C
e1l、15巻、11571174頁、1978年)に
したがってヒト染色体DNAライブラリーを作製し、適
当なプローブを用いて当該蛋白質をコードするDNAを
検出し、それを単離することもできる。
発現用ベクターについては、当該蛋白質をコードするD
NAを発現させつるものであれば全て使用可能であるが
、好ましくは、当該蛋白質をコードするDNA、これを
発現させるためのプロモーターおよびSD配列(もしく
は任意のリポソーム結合部位)、更に必要に応じてシグ
ナルペプチドをコードするDNAを含有し、使用する宿
主内で複製可能なベクターを選択する。 また、使用す
るプロモーター、SD配列(もしくは任意のリポソーム
結合部位)およびシグナルペプチドをコードするDNA
としては、使用する宿主内で機能するすべてのプロモー
ター、SD配列(もしくは任意のリポソーム結合部位)
およびシグナルペプチドをコードするDNAが使用可能
であり、これらは化学的に合成するか、あるいは使用す
る宿主、ウィルス、プラスミド、ファージから入手する
ことが可能である。
一方、使用可能な宿主細胞としては、発現用ベクター内
に組み込まれた当該蛋白質をコードするDNAを発現さ
せる機能を有するものであれば全て使用可能であるが、
好ましくは、発現用ベクターを複製し、当該蛋白質を生
産する能力が高いものを使用する。 これらのプロモー
ター SD配列(もしくは任意のリポソーム結合部位)
、およびシグナルペプチドをコードするDNAと発現用
ベクター、宿主は、それぞれ互いに機能しつる組み合わ
せで使用可能である。 例えば宿主とベクターとの組み
合わせの例としては、宿主として大腸菌に一12株、ベ
クターとして、プラスミドpBR322由来のトリプト
ファンプロモーター、トリプトファンSD配列、アルカ
リ性フォスファターゼのシグナルペプチドをコードする
DNAを含有する発現用ベクターを使用する組み合わせ
があげられる。
また、動物細胞を使用する例としては、宿主としてCH
O細胞、また、ベクターとしてシミアンウィルス40 
(SV40)の初期プロモーターを含有する発現用ベク
ターを使用する組み合わせがあげられる。
発現用ベクターで形質転換された宿主は、微生物あるい
は動物細胞を培養するのに用いられる一般的方法、例え
ば「生物化学工学」 (合葉修−等著、1976年、東
京大学出版会)、「組織培養」 (中井準之助等編、1
976年、朝食書店)等に記載された方法に準じて培養
することができる。 形質転換された宿主によって生産
される当該蛋白質は、最終的に、形質転換された宿主も
しくはその培養液から単離、精製して回収することがで
きる。 精製は、多くの文献や底置、例えば、「生化学
実験講座1:タンパク質の化学」 (日本生化学金線、
1976年、東京化学同人出版)に記載された方法を参
考にして実施することが可能であり、すなわち、透析、
塩析、ゲルろ過、酸沈殿、イオン交換クロマトグラフィ
ー、アフィニティークロマトグラフィー、高速液体クロ
マトグラフィー、電気泳動等を適宜組み合わせて行な゛
うことができる。
1 日 (D)本発明の医薬組成物中の補助成分および好ましい
投与用量 本発明の医薬組成物としては、前記ヒト膵分泌性トリプ
シンインヒビター等であって、凍結乾燥や除菌濾過等、
製剤学的に必要な工程で処理されたもの単独でも、充分
その効果を医療の分野に提供することができるが、一般
的には、有効成分である前記ヒト膵分泌性トリプシンイ
ンヒビター等に加えて、さらに、製剤学的に許容されつ
る補助成分を含むものを使用する。
この補助成分とは、具体的には賦形剤、結合剤、希釈剤
等の担体、および安定剤、保存剤、溶解補助剤等のこと
である。
担体には、例えば、炭酸カルシウム、乳糖、蔗糖、ソル
ビット、マンニトール、デンプン、アミロペクチン、セ
ルロース誘導体、ゼラチン、カカオ脂、2回蒸留水、塩
化ナトリウム水溶液、リンゲル溶液、グルコース溶液、
ヒト血清アルブミン(H3A)等があるが、担体な含め
、安定剤、保存剤、溶解補助剤等の補助成分は、製剤学
的に許容されつるものであればすべて本発明の医薬組成
物の補助成分として使用することが可能であり、使用す
る物質の種類や量等は、製剤学的に許容されつる範囲よ
り、必要に応じて適宜選択することができる。
本発明の医薬組成物の投与量は、急性循環不全およびそ
れに伴なう臓器機能不全を改善することが可能な用量で
あればよく、治療を受ける患者の状態、年齢、性別、体
重等により異なるが、通常、成人に対し、有効成分で0
.1〜200 mg/Kg 、好ましくは1〜100 
mg7Kgを用いる。
本発明の医薬組成物は、種々の剤型に調製されつる。 
従って、患者の状態に応じて、経口投与、筋肉内投与、
腹腔的投与、皮下投与、静脈内投与、動脈内投与等様々
な投与方法にて投与しつるが、特に注射剤として調製さ
れた本発明の医薬組成物を、静脈内に投与する方法にて
使用することが好ましい。
〈実施例〉 以下、実験例および実施例をもって本発明の詳細を示す
ここで示す実験例および実施例は、−例として示される
ものであり、従って、本発明は、これらの実験例、実施
例に限定されるものではない。
なお、各実験において、そのアミノ酸配列が前記(a)
、(b)、(c)および(d)である蛋白質のいずれも
が同様の効果を示したので、以下の実施例および実験例
では、特に規定する場合を除き、医薬組成物の有効成分
として、そのアミノ酸配列が前記(a)である蛋白質を
用いた場合について述べた。
(実施例1)組換えDNA技術を用いたヒト膵分泌性ト
リプシンインヒビターの 入手方法 本発明の医薬組成物が有効成分として含有する蛋白質を
、特開昭64−27473号を参考として、大腸菌を宿
主とした組換えDNAの技3 術を用いて作製した。
(1)発現ベクターの作製 まず、ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターのアミノ酸
配列に相当する塩基配列およびλファージc■のSD配
列をコードする塩基配列を含む204bpのDNA配列
を設計し、このDNA配列を、上下両鎖各々6本ずつの
801〜S12の計12本の一本鎖DNA (オリゴマ
ー)に分割した(第1図参照)。 ついで、この12本
のオリゴマーを全自動DNA合成機(モデル380、ア
プライド・バイオシステムズ社)にて化学合成し、逆相
カラムを使用した高速液体クロマトグラフィー(以後H
PLCと略す)にて精製した。 さらに、オリゴマーS
O1およびS12をT4ポリヌクレオチドキナーゼを作
用させてリン酸化し、この2本のオリゴマーおよび残り
の10本のオリゴマー(802〜511)を混合後、ア
ニーリングさせることによって連結し、204bpの二
本鎖DNA断片を構築した。
 4 方、プラスミドpBR322の誘導体であり、大腸菌内
にて複製する機能、アンピシリン耐性遺伝子およびトリ
プトファンプロモーターを有するプラスミドp M 3
20 (Nucleic Ac1dResearch 
Symposium 5eries 、 17巻、13
1134頁、1986年および第2図参照)を制限酵素
Hi n d IIIおよびBamt(Iにて二重消化
し、得られたDNA断片混合物を0.7%アガロースゲ
ル電気泳動後、約3.2kbのDNA断片をジエチルア
ミノエチルセルロース紙(以後、DEAEセルロース紙
と略す)に吸着させ、約0.6kbのDNA断片と分離
した。 さ らに、DEAEセルロース紙を高濃度塩溶
液(2MNaC1/10mM トリス塩酸緩衝液(pH
7,5)/1mM EDTA)にて洗浄し、約3.2k
bのDNA断片なりEAEセルロース紙より回収した。
次に、このDNA断片と化学合成して得られた上述の2
04bpの二本鎖断片なT4  DNAリガーゼを作用
させて連結し、連結後得られたDNAにて大腸菌HB 
101株を形質転換させて、所望のアンピシリン耐性コ
ロニーを分離した。 得られた形質転換体からプラスミ
ドDNAを分離し、プラスミドpM450と命名した(
第2図参照)。
次に、んファージc■のSD配列をコードする塩基配列
(Lambda II 、 R,W、Hendrix編
著、1983年、Co1d  Spring Harb
orLaboratory) 、アルカリ性フォスファ
ターゼのシグナルペプチドである21個のアミノ酸をコ
ードする塩基配列(Nucleic Ac1d Res
、 、 9巻、5671−5678頁、1981年)、
およびヒト膵分泌性トリプシンインヒビターのアミノ酸
配列のアミノ末端側のアミノ酸をコードする塩基配列を
含む102bpのDNA配列を設計した(第3図参照)
。 このDNA配列を、上下各々3本ずつの315〜S
20の計6本のオリゴマーに分割し、前述の方法にて各
オリゴマーを化学合成した後、精製して回収した。 つ
いで、オリゴマー615およびS20を前述の方法にて
リン酸化後、これら2本のオリボマーおよび残りの4本
のオリゴマーを混合してアニーリングさせ、102bp
の二本鎖DNAを構築した。
また、前述のpM450(第2図参照)を制限酵素Hi
nd mおよびNru Iにて二重消化して得たDNA
断片のうち、約3.4kbのDNA断片を前述のDEA
Eセルロース紙を用いた方法により単離した。 得られ
た3、4kbのDNA断片と前述の化学合成によって得
られた102bpのDNA断片とをT4  DNAリガ
ーゼを作用させて連結後、このDNAにて大腸菌H81
01株を形質転換させ、所望のアンピシリン耐性コロニ
ーを分離した。 得られた形質転換体よりプラスミドD
NAを分離し、このプラスミドをpM463とした(第
3図(A)参照)。
(2)ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターを発現する
大腸菌株の作製 大腸菌株J E 5505株(Mo1ec、 gen、
 Genet、、167巻、1−9頁、1978年)を
、公知の方法(D N A Cloning、 1巻、
a practicalapproach、  D、 
 M、  Glover編、109−135頁、198
5年、I RL Press)にてコンピテント細胞と
し、実施例1−(2)にて作製したプラスミドpM46
3にて形質転換した。 アンピシリン耐性を示すコロニ
ーを選択し、得られた形質転換体を9M463/J H
5505株とした。
(3)ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターの分泌発現 9M463/ J H5505株をL培地にて一夜振ど
う培養し、その培養液を、50倍量の100μg/mL
アンピシリン含有し培地に植菌し、37℃にて一夜振と
う培養した。 この培養液300 mLを、6000回
転/分(以後rpmと略す)で5分間遠心分離(20R
−52遠心分離機およびRPR−20−20−ター使用
、日立工機■)して集菌後、100μg/mLアンピシ
リン含有し培地2Lに懸濁し、37℃にて、対数増殖後
期まで、ジャーファーメンタ−(モデルMB−C1■い
わし 7 や生物科学)にて培養した。 この培養液を600Or
pm  で10分間遠心分離して集菌後、iooμg/
mLアンピシリン含有M9CA培含有上9CA培地2L
 37℃にて1時間培養後、インドールアクリル酸を終
濃度40μg/mLとなるように添加し、さらに−夜培
養した。
なお、通気量、撹拌速度およびpHは、それぞれ1.5
〜3L/分、約80 Orpmおよび約7に制御した。
 得られた培養液を、4℃にて、6000rpm  で
5分間遠心分離(RPR−20−20−ター)して菌を
除いた後、培養上清をRIA  (塩野義株式会社製、
r PSTIテストジオツギ」)にて調べた結果、ヒト
膵分泌性トリプシンインヒビターが、培養上清1mLあ
たり28μg認められた。
(4)培養上清から得られたヒト膵分泌性トリプシンイ
ンヒビターの精製方法 まず、アフィニティー・クロマトグラフィー用に、ヒト
膵分泌性トリプシンインヒビターに対する単クローン性
抗体を作製した。 実施例 8 l−(3)と同様の方法で、最終的に得られた9M46
3/J E5505株培養上清300mLを、分画分子
量3500の透析膜(スペクトラム・メディカル・イン
ダストリーズ社)を使用して、0、IN酢酸アンモニウ
ム緩衝液(pH4,5)に対して透析後、濃縮機(グイ
アフロ−YM2)を用いて濃縮した。 この濃縮液をセ
ファデックスG−50カラム(2,5cmφx100c
m)へ30 mL/時間の速度で通じた後、RIA(既
出)にて検知することにより、免疫学的活性を有する画
分を分取し、免疫用抗原とした。
次に、公知の方法(「単クローン性抗体ハイブリドーマ
とELISA J 、岩崎辰夫等、1983年、講談社
サイエンティフィック)に従い、所望の単クローン性抗
体産生株を分離した。 すなわち、ヒト膵分泌性トリプ
シンインヒビター20LLgを含む免疫用抗原50μL
とフロイント完全アジュバント(Difco社製、以後
FCAと略す)50μLを混合し、これを乳化せしめた
後、BALB/cマウスの皮下へ投与した。 さらに、
2週間間隔にて同量の免疫用抗原とFCAとの乳化物を
3回繰り返し腹腔内へ投与し、最終投与の4日後、肺臓
を摘出した。 肺臓より分離した牌細胞とマウスミエロ
ーマ細胞P3Ul細胞株とをポリエチレングリコール1
500を用いて細胞融合せしめ、ついで、融合せしめた
細胞集団を1100LLヒボキザンチン10.4μMア
ミノプテリン/16μMチミジン/10%ウシ胎児血清
/RPMI 1640培地にて培養することにより、牌
細胞とP3U1細胞との融合細胞を選択した。
選択した細胞の培養上清中における所望の抗体の有無を
、免疫用抗原をウェル底面に固定した96穴マイクロプ
レートを使用したEnzymeLinked Immu
nosorbent As5ay (以後、ELISA
と略す)にて判定した。 ついで、E L I S A
にて陽性と判定された細胞を大量培養し、所望の単クロ
ーン性抗体を調製した。 すなわち、ELISA陽性細
胞株を約10″細胞/mLの濃度にて5μg/ m l
−インシュリン15μg/mL l−ランスフェリン1
0.1%ウシアルブミン/RPMI 1640培地2L
に分散せしめ、37℃にて10日間培養した。 培養液
を800Orpmで10分間遠心分離した後、上清に終
濃度60%となるように硫酸アンモニウムを添加し、4
℃にて、スターラーにて2時間撹拌することによって塩
析した。 ついで、4℃にて、8000rpmで10分
間遠心分離した後、沈殿な0,1Mリン酸緩衝液に溶解
した。 次に、本溶液をプロティンAセファロース4B
カラムにアプライした後、0.1Mグリシン塩酸緩衝液
(pH8,0)にて溶出操作を行ない、所望の単クロー
ン性抗体47mgを得た。 この単クローン性抗体を、
平衡化状態のブロムシアン活性化セファロース4Bに約
1mg/mLとなるように結合させ、単クローン性抗体
結合セファロース4Bとした。
以上のようにして得られた単クローン性抗体結合セファ
ロース4Bを用いて、以下の方法で、培養上清中からヒ
ト膵分泌性トリプシンイ1 ンヒビターを精製した。 すなわち、実施例1−(3)
で最終的に得られたpM463/J E 5505株の
培養上清850 m Lを分画分子量3500の透析膜
(スペクトラム・メディカル・インダストリーズ社)で
0.IN酢酸アンモニウム緩衝液(pH4,5)に対し
て透析後、濃縮機(ダイアフローYM2 )を使用して
濃縮した。 この濃縮液をセファデックスG−50カラ
ム(2,5cmφX 100 cm)ヘアブライし、O
,IN酢酸アンモニウム緩衝液(pH4,5)で30 
mL/時間の速度で溶出させ、RIA  (既出)にて
免疫学的活性が検出された画分を分取した。
分取した画分をダイアフローYM2にて濃縮し、さらに
生理食塩水に対して透析後、前述の単クローン性抗体結
合セファロース4Bカラムヘアブライし、アフィニティ
ー・クロマトグラフィーを行なった。 溶出はO,1M
グリシン塩酸緩衝液(pH2,0)にて行い、RTA 
 (既出)にて免疫学的活性が検出できた画分な再びダ
イアフローYM2にて濃縮後、分画分子量2 3500の透析膜(既出)を使用して生理食塩水に対し
て透析した。 透析後、逆相カラム(C18)を使用し
たHPLCにアプライし、0.01M酢酸アンモニウム
緩衝液(pH4,5)とアセトニトリルとの混合液を、
アセトリニトリルの濃度勾配が0〜30%となるように
通じて展開させ、280nmの吸光度を測定したところ
、アセトニトリル濃度28%付近に蛋白質のシングルビ
ークが認められた。
精製されたヒト膵分泌性トリプシンインヒビターの比活
性値を、小川等の報告(胆と膵、1巻、1631〜16
38頁、1980年)に準じた方法で測定したところ、
約30007IU/mg蛋白質であった。 さらに、パ
イロザルトユニット(ザルトリウス株式会社)を用いて
リポポリサッカライドを除去し、最終的に一40℃で凍
結を行ない、凍結乾燥機(Bio Freeze BF
−2、ビーエム機器株式会社)を用いて凍結乾燥した。
なお、本実施例で使用しているP RM 463/ J
 E 5505株は、工業技術院に寄託されている(受
託番号;微工研条寄第1949号)。
(実験例1)ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターの有
効性 体重8〜16kgのイヌを、ベンドパルビタール麻酔下
、右大腿動脈から2 ml/kg /分の速度で脱血し
、平均動脈圧を40 mmHgまで低下せしめ、さらに
、必要に応じて脱血、環血を行ない、30分間、平均動
脈圧を40 mmHgに維持した。  15分後、脱血
量の1/2を環血し、引き続き輸液を行ない、3時間後
の生存率を求めた。 なお、対照群のイヌには生理食塩
水を、実験群のイヌには実施例1で得たヒト膵分泌性ト
リプシンインヒビターを生理食塩水に溶解したものを、
それぞれ脱血終了時に1/4量急速静注し、残りの3/
4量を1時間かけて持続投与した。
結果は表1に示した。
表 (実験例2)ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターの毒
性に関する試験 実施例1で得たヒト膵分泌性トリプシンインヒビターを
生理食塩水に溶解し、1群10匹の6週齢のICR系マ
ウスおよびWistar系ラットに静脈内投与し、2週
間観察した。 その結果、ヒト膵分泌性トリプシンイン
ヒビター1200mg/kgを投与しても、マウスおよ
びラットのいずれにも死亡例は認められなかった。
(実験例3)注射剤の調製 (1)実施例1で得たヒト膵分泌性トリプシンインヒビ
ターを、注射用蒸留水にて調製した0、14M塩化ナト
リウム含有0.01Mリン酸緩衝液(pH7,4)に溶
かして最終濃度を5 mg/mLとした。 無菌の濾過
膜(0,22μmのマイレックスGVフィルター ミリ
ボア社製)にて除菌濾過した後、2OmLずつガラス容
器に分注して密封し、水溶性注射剤とした。
(2)実施例1で得たヒト膵分泌性トリプシンインヒビ
ターを、注射用蒸留水にて調製した発熱性物質不含の0
.1%(w/v)ゼラチンを含む1/15Mリン酸緩衝
液(pH7,4)に溶かして最終濃度を5 mg/mL
とした。 この溶液に、塩化ナトリウムを終濃度が75
mMとなるように加えた。 この溶液を無菌の濾過膜(
0,22μmのマイレックスGVフィルター、ミリボア
社製)にて除菌濾過した後、2OmLずつガラス容器に
充填して密封し、水溶性注射剤とした。
(3)実施例1で得たヒト膵分泌性トリブシシンインヒ
ビターを、注射用蒸留水にて調製した0、14M塩化ナ
トリウム含有0.0IM!Jン酸緩衝液(pH7,4)
に溶かして最終濃度を5 mg/mLとした。 この溶
液にヒト血清アルブミンを最終濃度1%(w/v)とな
るように溶解し、無菌の濾過膜(0,22μmのマイレ
ックスGVフィルター、ミリボア社製)にて除菌濾過し
た後、5n+Lずつガラス容器に分注した。
次いで、−40℃で1時間凍結を行ない、−10℃で真
空度0.04+++mHgで凍結乾燥機を用いて凍結乾
燥し、定法により無菌状態で密封し、注射用凍結乾燥粉
末剤とした。
〈発明の効果〉 ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターおよび/またはヒ
ト膵分泌性トリプシンインヒビターを含む蛋白質を有効
成分として含有する医薬組成物は、急性循環不全および
それに伴う臓器機能不全に対して有効である。 従って
、本病態の患者の治療に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、んファージcIIのSD領領域よびヒト膵分
泌性トリプシンインヒビターをコードする204bpD
NA配列、ならびに該DNAによってコードされる翻訳
開始アミノ酸のメチオニンおよびヒト膵分泌性トリプシ
ンインヒビターのアミノ酸配列を示す図である。 第2図は、プラスミドpM450の造成を示すフローチ
ャートである。 第3図(A)は、プラスミドpM463の造成の過程を
示すフローチャートであり、第3図(B)は、プラスミ
ドpM463中に組み入れたアルカリ性フォスファター
ゼシグナルペプチドとヒト膵分泌性トリプシンインヒビ
ターを連結した蛋白質をコードするDNA配列ならびに
該DNAによってコードされる蛋白質のアミノ酸配列を
示す図である。 9

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト膵分泌性トリプシンインヒビターおよび/ま
    たはヒト膵分泌性トリプシンインヒビターを含む蛋白質
    を有効成分として含有することを特徴とする急性循環不
    全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組
    成物。
  2. (2)前記有効成分が、下記4種のアミノ酸配列のうち
    の1種を少なくともその一部に含む蛋白質のうちの1種
    以上である請求項1に記載の急性循環不全およびそれに
    伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物。 (a) 【遺伝子配列があります】 (b) 【遺伝子配列があります】 (c) 【遺伝子配列があります】 (d) 【遺伝子配列があります】
  3. (3)請求項1または2に記載の急性循環不全およびそ
    れに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物を含有
    する注射剤。
JP2023907A 1990-02-02 1990-02-02 急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物 Pending JPH03227941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023907A JPH03227941A (ja) 1990-02-02 1990-02-02 急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023907A JPH03227941A (ja) 1990-02-02 1990-02-02 急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03227941A true JPH03227941A (ja) 1991-10-08

Family

ID=12123548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023907A Pending JPH03227941A (ja) 1990-02-02 1990-02-02 急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03227941A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK169708B1 (da) Komplex sonde, DNA-sekvens, som hybridiserer med sonden, og som koder for en fysiologisk aktiv del af faktor VIII:C, og ekstrachromosomalt element indeholdende en sådan DNA-sekvens
EP1135413A2 (en) Proteins that bind angiogenesis-inhibiting proteins, compoisitions and methods of use thereof
JPH03504916A (ja) 組換え繊維芽細胞成長因子
WO1989009277A1 (en) Mutant human angiogenin (angiogenesis factor with superior angiogenin activity) genes therefor and methods of expression
JPH11504938A (ja) クニッツ型プロテアーゼ阻害因子
JPH06502538A (ja) 上皮細胞成長因子(egf)との相同性をもつヘパリン結合性マイトジェン
US20150031621A1 (en) Method for purification of complement factor h
US5484711A (en) DNA sequences, recombinant DNA molecules and processes for producing lipocortins III, IV, V & VI
EP0218696A1 (en) Human anti-inflammatory phospholipase inhibitor protein
JPH0193535A (ja) 線溶活性増強剤
JP3011274B2 (ja) 組み換え技術により産生した、3−デス−ヒドロキシ−シスタチンcポリペプチドまたはその修飾物
RU2109816C1 (ru) Рекомбинантный полипептид, способ ингибирования агрегации тромбоцитов, рекомбинантная плазмидная днк (варианты), рекомбинантный штамм e.coli (варианты), способ получения полипептида
CA1341026C (en) Il-1 inhibitors process for producing il-1 inhibitors and for using such inhibitors in therapy
EP0685490A1 (en) Process for the purification of homogeneous platelet-derived endothelial cell growth factor from a platelet lysate
JPH11502508A (ja) 医薬製剤の製造における活性化プロテインcの使用
JPH0730119B2 (ja) エグリン及びその製造方法並びにそれを含有する医薬
CA2485587A1 (en) Muteins of placental growth factor type 1, preparation method and application thereof
JPH03227941A (ja) 急性循環不全およびそれに伴う臓器機能不全に対する治療用医薬組成物
AU6517790A (en) Cytolysis inhibitor proteins (cli) and dna sequences coding for said proteins
JPH02288899A (ja) 成熟肝実質細胞増殖因子(i)
JPH10158300A (ja) 血管新生抑制効果を有するタンパク質とその製造方法及びアンギオスタチンの製造方法
US9371523B2 (en) Cell migration regulator
JPH10330283A (ja) 消化管組織再生賦活剤
JP2002529516A (ja) CD66aを用いて新脈管形成に影響を及ぼす方法
JP2519561B2 (ja) 酸性糖タンパク質