JPH03227602A - セラミック製弁体の製造方法 - Google Patents

セラミック製弁体の製造方法

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JPH03227602A
JPH03227602A JP2022142A JP2214290A JPH03227602A JP H03227602 A JPH03227602 A JP H03227602A JP 2022142 A JP2022142 A JP 2022142A JP 2214290 A JP2214290 A JP 2214290A JP H03227602 A JPH03227602 A JP H03227602A
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JP
Japan
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valve
valve stem
becomes
molded body
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP2022142A
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English (en)
Inventor
Satoshi Taniguchi
聡 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミック製弁体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
特開昭63−94012号公報には、弁かさ部と弁軸と
からなる弁成形体をセラミック素材で形成すると共に弁
軸を弁軸の軸線に垂直な断面の断面積がほぼ一定である
円柱状に形成し、この弁成形体を焼成してセラミック製
弁体を製造する方法が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのセラミック製弁体の製造方法では、弁
成形体を形成するセラミック素材の不均一、および焼成
炉内の温度分布の不均一等によって焼成後の弁体の弁軸
の変形量が大きいという問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明によれば、弁かさ部と
弁軸とからなる弁成形体をセラミック素材で形成すると
共に弁軸を弁軸の軸線に垂直な断面の断面積が弁軸の一
端に向かって増大するように形成し、弁軸の軸線がほぼ
鉛直方向となりかつ弁軸の一端が下方となるように弁成
形体を配置して完成形体を焼成し、完成形体を焼成した
後、弁軸の断面積が弁軸の軸線に沿ってほぼ一定となる
ように弁軸の外周を切削加工するようにしている。
〔作 用〕
弁軸の軸線がほぼ鉛直方向となるようにしかつ弁軸の断
面積の大きい方が下方となるようにして完成形体を焼成
しているので、焼成時における弁軸の変形量を小さくす
ることができる。
〔実施例〕
第1図を参照すると、まず弁かさ部1と弁軸2とからな
る完成形体3を図示しない公知の成形装置によってセラ
ミック素材で形成する。次いで、完成形体3は弁かさ部
1の平坦な底面1aを焼成炉の水平な床面4上に接して
床面4上に載置される。弁軸2は弁軸2の軸線が弁かさ
部1の底面1aと直角をなすように弁かさ部1背面から
延びている。従って完成形体3は弁軸2の軸線が鉛直方
向となるように載置されている。弁軸2は円錐台状であ
り、弁かさ部1背面から上方に向かうにつれて径が小さ
くなっている。
第1図において弁軸2の上端は弁軸2の最小径D1であ
り、弁かさ部1との連絡部である弁軸2下端は弁軸2の
最大径D2である。弁軸2は第1図において下端から上
端に向かって直径がD2からDlに徐々に連続的に小さ
くなっている。
この実施例においては弁軸2の先端に弁かさ部1が形成
され、しかもこの弁かさ部1は弁軸2の軸線と垂直な底
面1aを有しているため、第1図に示すように弁かさ部
1底面1aを床面4上に接して完成形体3を床面4上に
載置することにより、弁軸2の軸線が鉛直方向となって
完成形体3を焼成のだ必の姿勢となるように容易に保持
することができる。
第3図には従来の製造方法に使用される完成形体3を示
す。この完成形体3では、弁軸2は円柱状であり軸線方
向に同一の直径D3である。セラミック素材で形成され
た完成形体3を焼成することによってセラミック製の弁
体が形成されるのであるが、焼成によって完成形体3は
長さが約85%に収縮し、この際セラミック素材の不均
一および焼成炉内の温度分布の不均一等によって弁軸2
が曲がる。第3図において二点鎖線で示されるように弁
軸2の上端が曲がりはじめると弁軸2の上端近傍部の自
重によってより大きく曲がろうとする力が作用する。従
って第3図に示すような従来の完成形体3では弁軸2自
身の曲がり量を小さくすることはできない。
簡単のため焼成によるセラミック素材の収縮を無視して
弁軸2の許容変形量Aを考えると、第3図において一点
鎖線で示される直径り、を弁軸の目標直径として、弁軸
2の許容変形量Aは4へ ”(D3     D4)/
2 で示される。従って許容変形量A以上に弁軸2が曲がっ
た場合には、目標直径り、の弁軸2を後の工程の切削加
工においても得ることができない(切削することができ
ない)ため不良品となる。
この不良率を低減して良品率を向上するために許容変形
量Aを大きくすること、すなわち目標直径り、に対して
弁軸2の直径D3を増大させることも考えられるが、こ
のようにすると、後の切削工程における切削量が増大す
るため材料コストおよび加工コストが増大するという問
題がある。
再び第1図を参照すると、本実施例では完成形体3の弁
軸2を上端を細くし下端に向かうに従って太くなるよう
に成形しているため、焼成時において弁軸2の上端が曲
がりはじめても、より大きく曲がろうとする力が従来程
作用せずまた下方に向かって弁軸の剛性が高くなる(断
面積が大きくなるため)ため、弁軸2の曲がり量を従来
に比べて小さくすることができる。従って弁軸2上端の
直径D1 を従来の弁軸2の直径D3(第3図)より小
さくすることができる。この実施例では、下端の直径D
2を従来の弁軸の直径D3と等しくし上端の直径D1を
目標直径D4より少しだけ大きい直径としている。
焼成が完了すると、セラミック素材の完成形体3はセラ
ミック製弁体となる。次いで、セラミック製弁体の弁軸
2が第1図において二点鎖線で示すような目標直径D4
0円柱状となるように弁軸2の外周面を切削し、これに
合わせて弁がさ部背面も切削する。この切削工程におい
て、従来に比べて切削すべきセラミックの量が低減され
るため、セラミック素材の材料量および切削工程の時間
を短縮することができる。
第1表には本実施例の完成形体を焼成したときの良品率
を従来例と比較した実験結果を示す。この実験では弁軸
の目標直径D4を5mmとしている。
第1表かられかるように本実施例の良品率が著しく向上
していることがわかる。
第1表 第2図には別の実施例を示す。第2図を参照すると、焼
成炉の床面4上には円筒状の保持具5が載置される。保
持具5の上端部5aは保持具5の軸線と同一の軸線を有
する円錐状に形成され、この円錐状上端部5aの傾斜角
は弁かさ部1背面の傾斜部1bの傾斜角とほぼ等しくな
るように形成されている。完成形体3は弁かさ部1背面
の傾斜部1bを保持具5の上端部5aに接して、弁かさ
部1が上方に弁軸2が下方になるように保持具5によっ
て保持される。従って弁軸2の軸線は保持具5の軸線と
ほぼ一致し、鉛直方向となっている。
この実施例においては弁軸2の先端に弁かさ部1が形成
され、この弁かさ部1背面には傾斜部1bが形成され、
さらに保持具5の上端部5aは傾斜部1bに対応して円
錐状に形成されているため、第2図に示すように弁かさ
部1背面の傾斜部1bを保持具5の上端部5aに接して
完成形体3を保持具5に載置することにより、弁軸2の
軸線が鉛直方向となって完成形体3を焼成のための姿勢
となるように容易に保持することができる。
弁軸2の下端は最大径D2 とされ、弁かさ部lとの連
絡部である弁軸2の上端は最小径D1とされる。弁軸2
は第2図において下端から上端に向かって直径がDlか
らDl に徐々に連続的に小さ(なる。この実施例では
弁軸2の上端より下端の方が断面積が大きく重量も重い
ため、弁軸2の下方部の重■による鉛直方向下方への引
張り力によって弁軸2の曲がりを矯正することができ、
斯(して弁軸2の曲がり量を従来に比べて小さくするこ
とができる。
なお、以上の実施例では弁軸2の断面積が連続的に徐々
に増大するようにしているが、階段状に増大するように
してもよい。
ご発明の効果〕 完成形体の弁軸の焼成時における変形量を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は焼成時における完成形体の保持状態を示す図、
第2図は焼成時における他の実施例の完成形体の保持状
態を示す図、第3図は従来の方法における完成形体を示
す図である。 1・・・弁かさ部、 3・・・完成形体。 2・・・弁軸、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  弁かさ部と弁軸とからなる弁成形体をセラミック素材
    で形成すると共に前記弁軸を前記弁軸の軸線に垂直な断
    面の断面積が前記弁軸の一端に向かって増大するように
    形成し、前記弁軸の軸線がほぼ鉛直方向となりかつ前記
    弁軸の前記一端が下方となるように前記弁成形体を配置
    して前記弁成形体を焼成し、前記弁成形体を焼成した後
    、前記弁軸の前記断面積が前記弁軸の軸線に沿ってほぼ
    一定となるように前記弁軸の外周を切削加工するように
    したセラミック製弁体の製造方法。
JP2022142A 1990-02-02 1990-02-02 セラミック製弁体の製造方法 Pending JPH03227602A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326778A (ja) * 2007-08-08 2007-12-20 Kyocera Corp 窒化珪素質セラミック製バルブ
JP2010242632A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Nittan Valve Co Ltd 内燃機関用の排気用ポペットバルブ
CN110193702A (zh) * 2019-06-17 2019-09-03 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 一种伞形阀碟的加工方法

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CN110193702B (zh) * 2019-06-17 2021-02-12 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 一种伞形阀碟的加工方法

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