JPH03227551A - リード検査方法 - Google Patents

リード検査方法

Info

Publication number
JPH03227551A
JPH03227551A JP2270190A JP2270190A JPH03227551A JP H03227551 A JPH03227551 A JP H03227551A JP 2270190 A JP2270190 A JP 2270190A JP 2270190 A JP2270190 A JP 2270190A JP H03227551 A JPH03227551 A JP H03227551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
package
leads
illumination light
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2270190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0682733B2 (ja
Inventor
Mayumi Kotani
小谷 真弓
Yoshitaka Hikami
好孝 氷上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DATSUKU ENG KK
Original Assignee
DATSUKU ENG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DATSUKU ENG KK filed Critical DATSUKU ENG KK
Priority to JP2270190A priority Critical patent/JPH0682733B2/ja
Publication of JPH03227551A publication Critical patent/JPH03227551A/ja
Publication of JPH0682733B2 publication Critical patent/JPH0682733B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はIC等の電子部品のリード曲がりを検査する方
法に関し、更に詳しくは、検査作業に要する空間の小ス
ペース化が可能で、電子部品実装装置に組み込んだとき
には実装装置全体の小型化をはかることができるリード
検査方法に関する。特に第1発明及び第2発明であるS
OP型ICやDIP型IC等、パッケージの両側にリー
ドが配置された電子部品を対象とした検査方法の場合は
、リード検査工程を既存の電子部品供給工程と一体化す
ることが可能となって実装工程全体の作業効率が向上し
、又、第4発明であるDIP 、型IC等のパッケージ
の巾が比較的狭い電子部品を対象とした検査方法では装
置の簡略化が可能となって装置コストの低減がはかれる
検査方法に関する。
〔従来の技術〕
半導体等の電子部品を実装する際に障害となるリードの
曲がりを検査する方法としては、例えば同出願人が特願
昭62−28646号として開示したrlc外観検査方
法」が存在する。これは、特願昭62−28646号出
願以前のリード検査方法が視覚手段を照明光源の側部に
配し、照明光源からの照射光をリード表面で反射させて
、この反射光を視覚手段で撮像するものであったのに対
し、第13図に示す如く照明光源aと視覚手段すをIC
のパッケージCを挟んで対向配置し、透過照明により視
覚手段すにリードdのシルエット像を結像させ、該シル
エット像に基づいてリードdの曲がりを検査せんとした
ものであった。そして、シルエット像に基づいてリード
の曲がりを検知したことで、リード表面での反射がなく
なり、リードの表面状態による測定結果への影響をなく
すことが可能となるとともに、リードを斜め下方から撮
像したことにより、リードのパッケージ厚み方向への浮
き上がりとパッケージ幅方向への曲がりの両方を同時に
検知することが可能となった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この方法では視覚手段を測定対象である
リードに対し、パッケージを挟んだ反対側に配し、リー
ドを斜め下方から撮像するものであるから、検査する空
間として広い空間が必要となって装置の小型化を図るこ
とができず、又、視覚手段とリードを結ぶ光路はパッケ
ージ下面に接近している為、IC上下部障害物eが存在
する場合にはリードの曲がりを検知することはできない
従ってIC供給装置における走行レール上にICを載置
したまま検査することはできず、この為前記方法におい
ては真空吸引装置を用いてパッケージを持ち上げて、別
途設けた検査用空間に移した後、検査するしかなかった
しかしながらこのような方法では真空吸引装置が必要と
なって装置が複雑化する上に、大量に流れてくるICを
高速に検査することができず、検査作業の効率化がはか
れない。本発明はかかる現況に鑑みて成されたものであ
り、検査空間として広い空間を必要とせず、半導体装置
に組み込んだときには装置全体の小型化がはかれるリー
ド検査方法を提供することを第1義的な目的とし、特に
SOP型ICやDIP型IC等のパッケージの両側にす
−ドが配置され電子部品に関しては、電子部品供給装置
における走行レール上で検査することが可能となり、検
査用空間を別途設けたり、又、この検査用空間へ電子部
品を移動させる為の手段を設ける必要もなく、電子部品
供給工程と一体化できるリード検査方法を提供せんとす
るものである。
〔課題を解決する為の手段〕
かかる課題を解決した第1発明であるSOP型IC及び
DIP型IC等の電子部品を対象としたリード検査方法
は、電子部品送給用の走行レールの上にパッケージを載
置するとともに、リードの下方にその光路が走行レール
によって遮られないよう設定された照明光源を位置づけ
、且つ測定対象であるリードの上方若しくは斜め上方位
置であってリードの測定部位をその視野に収めることが
できる位置に視覚手段を配置してなり、照明光源からの
照射光をリードに照射して透過照明により前記視覚手段
にリードのシルエット像を結像させ、このシルエット像
の輪郭に基づいてリードの曲がりを検出してなることを
特徴としている。
又、第2発明は、電子部品供給用の走行レールを兼ねた
散乱部材の上にパッケージを載置するとともに、該散乱
部材に照明光源を外設又は内設し、且つ測定対象である
リードの上方若しくは斜め上方位置であってリードの測
定部位をその視野に収めることができる位置に視覚手段
を配置してなり、照明光源からの照射光を散乱部材内で
散乱光に変換するとともに、該散乱光による透過照明に
より前記視覚手段にリードのシルエット像を結像させ、
このシルエット像の輪郭に基づいてリードの曲がりを検
出してなることを特徴とする。
第3発明である叶P型IC及びPLCC型IC等の電子
部品を対象としたリード検査方法は、照明光源が外設又
は内設され、且つその上端面の大きさがパッケージの大
きさよりも小さく設定された錐台状の散乱部材の上にパ
ッケージを位置づけてなり、該散乱部材の傾斜面から出
射される散乱光をパッケージの四辺に存在するリードに
照射し、透過照明によるリードのシルエット像を視覚手
段に結像させることを特徴とする。
更に第4発明であるDIP型IC等のパッケージの巾が
狭い電子部品を対象としたリード検査方法は、DIP型
ICにおいてはリードの浮き上がり検査が不要であると
いう観点に立って着想したものであり、パッケージ上方
若しくは下方に照明光源を配置するとともにパッケージ
を挟んで前記照明光源が位置づけられた側と上下反対側
であって、パッケージ両側に配置されたリード群を同一
視野内に収めることができる位置に単一の視覚手段を配
置してなり、前記照明光源による透過照明により視覚手
段にパッケージを挟んで対向する辺に配置されたリード
のシルエット像を同時に結像させ、該シルエット像の輪
郭に基づいてリードの曲がりを検出することを特徴とす
る。
〔作用〕
第1発明方法によれば、その光路が走行レールによって
遮られないよう設定された照明光源から照射された照明
光は、走行レール上に載置された電子部品のリードを下
方から照らし出し、視覚手段に透過照明によるリードの
シルエット像を結像させる。視覚手段に結像されるのは
シルエット像である為、リード表面での反射等の影響も
なく画像処理は容易である。
第2発明方法によれば、照明光源から照射された照明光
は散乱部材に入射して散乱部材全体を発光させ、リード
を下方から照らし出して視覚手段にリードのシルエット
像を結像させる。リードを照らし出す照明光は照明光源
からの直接光ではなく散乱部材から出射する散乱光であ
るから、その強度は適度に低下させられているとともに
その強度分布もほぼ均一とされ、明確な輪郭を有するシ
ルエット像が得られる。
第3発明方法によれば発光した散乱部材はその上面に位
置づけられたパッケージの四辺に存在するリード群を同
時に照らし出す。そして、この散乱光による透過照明に
よって視覚手段に結像されたシルエット像を検査する。
第4発明方法によれば、リードはパッケージ上方若しく
は下方に位置づけられた照明光源によって照らし出され
、パッケージ両側に位置するり−ドの透過照明によるシ
ルエット像がパッケージを挟んで前記照明光源と上下反
対位置に配置された視覚手段により同時に撮像される。
〔実施例〕
次に本発明の詳細を図示した実施例に基づき説明する。
 ICのリードはその数が非常に多い上にそれぞれのリ
ードが近接していることがらリードの曲がり検査は不可
欠である。又、近年に至り、抵抗やコンデンサー等の電
子部品も使用目的に応じて同一の小型基板上に集積した
後、これをモールドにより一体化してカスタム化するこ
とが行われている。そして、このハイブリッド型の電子
部品は一般ICと同様に多数本のリードを有する為、リ
ードの曲がりを検査する必要がある。本発明は主として
多数本のリードを有する各種電子部品のリードの検査方
法を提供することを目的としている。
尚、以下の説明では、例としてICのみを取り上げるが
、本発明の対象はICに限定されることはなく、複数本
のリードを有する電子部品であれば現存の各種電子部品
及び将来出現するであろう各種電子部品に対しても通用
できることはいうまでもない。
現在市場に流通しているIcは次の■〜■のタイプに大
別できる。
■SOP型IC:バノケージPの両側にリードLが並設
され、各リードしはパッケージPから水平方向に突出し
た後、下方へ折曲し、その後再度水平方向へ折曲して、
その先端が水平面内に位置づけられたもの。(第1図) ■旧P型■C:パッケージPの両側にリードLが並設さ
れ、各リードLはパッケージPから水平方向に突出した
後、斜め下方へ向かって折曲されたもの。
(第2図) ■叶P型IC=パッケージPの四辺にリードLが並設さ
れ、各リードしはSOP型ICと同様、三箇所の折曲部
を介してその先端が水平面内に位置づけられたもの。(
第3図) ■PLCC型IC:パッケージPの四辺にリードLが並
設され、各リードしはパッケージPから下方へ折曲して
突出するとともにその先端部はパッケージP底面に向け
て円弧状に曲がったもの。(第4図)以下述べる実施例
は前記■〜■で示した各ICのリードの曲がりを検出す
る方法をそれぞれ提供せんとするものである。第1発明
〜第4発明は透過照明法により撮像したリードのシルエ
ット像を画像処理することによりリードの曲がりを検出
することを基本とし、特に照明光源と視覚手段の配置関
係を工夫することにより、作業空間の小スペース化を実
現することを共通の課題としている。
第5図はSOP型ICを対象としたリード検査方法を示
したものであり、図中1がパッケージPの両側にリード
Lを並設したSOP型ICである。前記SOP型ICの
直下に位置づけられた断面台形状の部材はIC送給用の
走行レールを兼ねた散乱体2である。
断面台形状の散乱体2は、その斜面を各辺のリードしに
相対して位置づけることで、該斜面をり−ドLを照らし
出す散乱光照射面3となしている。
散乱体2の下方には照明光源4が配置され、他方、パッ
ケージPの斜め上方位置であって、それぞれの辺のリー
ド先端部をその視野内に収めることができる位置には視
覚手段としての撮像装置5.5がパンケージPを挟んで
対向配置されている。
照明光源4は散乱体2の側方に単数若しくは複数配置す
ることも可能であり、又、照明光源4は第7図に示すよ
うに、散乱体2に内装することも可能である。更に、図
示しないが、照明光源4とリードLとの間には照明光源
4からの照射光がリードに直接照射しないようにする為
の遮光板を設けてもよい。
散乱体2は、照明光源4からの照射光を一旦内部に受光
した上、適度な強度を有する散乱光に変換してリードL
を背面から均一照明する為のものであり、本実施例では
乳白色のアクリル樹脂を用いている。散乱体2の材質と
しては他のものを用いることも可能である。又、本実施
例では走行レール全体をアクリル樹脂から形成している
が、第8図に示す如く、散乱体2は走行レールの表面部
分のみに配置することも可能であり、既存のIC供給装
置における走行レールの表面に板状の散乱体2を貼着す
ることによって散乱効果を有する走行レールを実現する
ことも可能である。又、走tテレ−ルに散乱効果を与え
る方法としては他の方法も採用され、例えば金属製等の
既存の走行レールの表面の一部にショツトブラスト等に
よる粗面加工を施したり、塗料等を塗布することにより
光散乱性を追加することが可能である。
撮像装置5は、第5図に示される如く水平面に対して傾
斜角θを有して配置されるが、この傾斜角θは検査対象
であるリードしの折曲状態によって適宜設定される。即
ち、第9図に示す如くリードしのシルエット像をリード
しの斜め上方がら撮像したときには、リードLの基端側
はパッケージPの影に隠れる為、リードしの先端側のみ
が第9図(ロ)に示すようにパッケージPのシルエット
像からの突出した部分として撮像される。そしてリード
しのパッケージ厚み方向への浮き上がり量はこのシルエ
ット像においては突出長さlの変化量として検出され、
他方隣接するリード方向への曲がり量はシルエット像に
おいても隣接するリード方向への変位量として検出され
る。一般にSOP型ICにおいてはリードの浮き上がり
が問題となりやすいことから傾斜角θは突出長さlの変
化量が高精度に検査できるよう設定することが好ましい
尚、上記実施例においてはパッケージPの斜め上方に撮
像装置5を配置してシルエット像を直接撮像することと
したが、視覚手段をプリズムと撮像装置とから構成する
ことも勿論可能であり、この場合はプリズムをパッケー
ジPの斜め上方位置に配置することでシルエンド像をプ
リズムの垂直上方に配置された撮像装置に結像すること
もできる。又、プリズムの代わりにミラーを用いること
も勿論可能である。更に、撮像装置を撮像対象であるリ
ードの上方に位置づけてリードを観測することも可能で
ある。
上記方法を用いてリードの曲がりを検知するには、既設
のIC供給装置におけるIC送給用の走行レールを散乱
部材型の走行レールと置き替えた上、この上をSOP型
IC若しくはDIP型ICを走行させ、走行させたまま
で若しくは一時的に走行を停止させてリードを検査する
。散乱体2の下方には照明光源4が位置づけられており
、この照明光源4から照射された照明光は散乱体内部に
入射して散乱体全体を発光させ、リードLを背面から照
らし出す。
散乱光照射面3から出射した散乱光はり−ドLを背面か
ら照らし出し、撮像装置5にリードLのシルエット像を
結像させる。散乱光照射面3がら照射される散乱光は適
度な光量に減衰されているとともに、その光強度分布は
ほぼ均一なものとなされているので、明確な輪郭を有す
るシルエット像を撮像装置に結像させることができる。
そして、このシルエット像を画像処理することによりリ
ードの曲がりを検出するものである。
本方法によれば、リードの曲がり検査装置をIC供給装
置に組み込むことが可能であるから、従来のように別途
検査空間を設ける必要がなく、半導体装置に組み込んだ
ときには装置全体の小型化がはかれる上に、その組み込
みもIC供給装置における走行レールを散乱部材型の走
行レールと取り替え、その周辺に照明光源と撮像装置を
配置するだけであり、従来のように真空吸引装置を必要
とするものではないから、組み込みが容易である。
又、既存のIC送給工程に組み込むものであるから半導
体装工程が中断することもなく作業効率が低下すること
もない。
第10図は第2発明であるQPP型IC及びPLCC型
ICの検査方法を示す実施例の説明図である。(IFP
型IC及びPLCC型ICはパッケージPの四辺にリー
ドLが存在する為、散乱体と走行レールを兼用すること
はできない。この場合には図示したような上端面8をパ
ッケージPよりも小面積となした四角錐台形状の散乱体
2aを形成し、該散乱体2aの四方に形成した傾斜面を
発光させ、この散乱体2aの上端面8に真空吸着装置等
の移送手段を用いてICを移設することが考慮される。
散乱体2aは円錐台形状であってもよく、又、ICは散
乱体2a上端面8に必ずしも載置する必要はなく、真空
吸着装置等を用いて散乱体2aの上方に位置づけるだけ
でもよく、この場合は散乱体2aの形状はICのリード
を照らし出せるものであればその形状は錐台に限定され
るものではない。尚、撮像装置は各辺のリード群に対応
させて4台設けることも、又、撮像装置は2台若しくは
1台となしてICを回転させる方法を採用することも任
意である。
第11図として示すものは、特にPLCC型ICを測定
する際の撮像装置の配置位置を示している。PLCC型
ICのリードと基板との接触は円弧状の湾曲部下縁にお
いて行われることから、湾曲部下縁の浮き上がりを調べ
ることが重要である。従ってPLCC型ICリードを検
査する場合は撮像装置5の傾斜角度θはこのことを考慮
して設定される。
このようにQFP型IC及びPLCC型ICの検査は、
散乱体2aを走行レールとは別に設ける必要はあるもの
の、照明光源を測定対象であるリード下部に近接配置す
ることが可能であり、設置スペースの小空間化がはかれ
る。
以上記載したものは、いずれもICの下部に散乱体を位
置づけ、照明光源から照射された照明光を散乱体に一旦
入射させて散乱体を発光させ、発光した散乱体から出射
する散乱光でリードを照明するものであったが、散乱体
の代わりに反射性部材をICの下部に位置づけて、該反
射性部材に平行光を照射し、該反射性素材表面で反射し
た平行光を用いてリードを照明することも考慮される。
例えば、図示しないが、走行レールの表面にミラーを貼
着することや、走行レール表面を鍍金等により鏡面処理
することで既存の走行レール表面を反射面に加工し、該
反射面で平行光を反射させることなどが採用される。又
、平行光としては、本来の平行光を含むことは勿論のこ
と、遠方に配置した点照明源からの疑似平行光も含むこ
とは勿論である。又、レーザー光を用いることも勿論可
能である。
第12図はDIP型IC等の電子部品を検査対象とした
第4発明の実施例を示す説明図である。DIP型ICは
前記第2発明方法によっても検査することができるが、
第4発明はより簡易な検査方法を提供せんとするもので
ある。即ち、図中7が走行レール6の上に載置されたD
IP型ICであり、該ICのパッケージ下方に散乱板9
を介在させて照明光源4が配置され、他方、パッケージ
直上位置には単一の撮像装置5が位置づけられている。
DIP型ICにおいて検査する必要があるのは前述した
ようにリードの拡がり具合と隣接するリードの間隔であ
り、これらの検査はICを垂直上方から撮像することに
よって行うことが可能である。又、DIP型ICのパッ
ケージPの幅はQFP型ICやPLCC型ICに比べて
狭いことから、パッケージを挟んで対向する辺に配置さ
れたリード群のシルエット像を同時に撮像することがで
きるのである。又、高精度な検査精度が要求される場合
には、撮像エリアをパッケージ長さ方向において複数個
に分割し、それぞれの撮像エリア内のリード群を撮像す
る為の撮像装置を複数台設けることも可能である。尚、
照明光源と撮像装置の配置関係を反転させて、パッケー
ジ上方に照明光源を配置し、他方、パッケージ下方に撮
像装置を配置してもよい。
以上、SOP型IC及びDIP型IC(7)検査方法、
[IFP型IC及びPLCC型IC(7)検査方法、又
、DIP型ICニ適用できる簡易な検査方法について述
べたが、各方法はこれら既存のICへの適用に限定され
ず、リードの構造がこれら各ICと類似のものであれば
今後開発されるICについても適用可能であることはい
うまでもなく、更にIC以外の他の電子部品であっても
、多数本のリードを有するものであれば適用可能である
〔発明の効果〕
第1発明〜第4発明のリード検査方法は透過照明法によ
って得られるリードのシルエット像に基づいてリードの
曲がりを検査することとしたから、リードの表面状態に
左右されずに検査することが可能であり、又、相対する
リードを照らし出す照明光をパッケージ下部で交叉させ
ていないので、リードと照明光源を近接配置することが
できる上に、電子部品の直下に障害物が存在する場合で
もリードの曲がりを検査することが可能となる。
そして第2発明であるSOP型IC及びDIP型IC等
の電子部品のリード検査方法は、電子部品供給装置の走
行レールを兼ねた散乱部材の上にパッケージを載置する
とともに、該散乱部材に照明光源を外設又は内設し、且
つ測定対象であるリードの上方若しくは斜め上方位置で
あって測定部位をその視野内に収めることができる位置
に視覚手段を配してなり、照明光源からの照射光を散乱
部材内で散乱光に変換するとともに、該散乱光による透
過照明により前記視覚手段に結像されるリードのシルエ
ンド像に基づいてリードの曲がりを検出することとした
から、既存の電子部品供給装置における走行レールを散
乱体と取り替え、且つ該走行レールの周囲に照明光源と
視覚手段を配置するだけで、リードの曲がりを検査する
ことが可能となり、リードを検査する為の空間を別途設
ける必要がなく、又、検査空間に電子部品を移設させる
為の真空吸引装置等も不要となって、電子部品実装装置
全体の小型化がはかれる。そして、電子部品供給装置の
一部に組み込むことで、リード検査は電子部品供給工程
と同時に行うことが可能となるので一連の作業工程を中
断させることもなく、作業の効率化がはかれる。しかも
、本発明では散乱部材から出射する散乱光を用いてリー
ドの透過照明を行うこととしたから、均一な照明が可能
となるとともに、照明光の光強度を適度なものとなすこ
とが可能となり、リードの輪郭把握が確実に行える。
第3発明である叶P型IC及びPLCC型IC等の電子
部品のリード検査方法は、照明光源が外設又は内設され
、且つその上端面の大きさがパッケージの大きさよりも
小さく設定された錐台状の散乱部材の上にパッケージを
設置することとしたから、パッケージの四辺に配置され
た各リード群に対して均一照明を行うことができる。
第4発明であるDIP型IC等の電子部品のリードの曲
がり検査方法は、パッケージ上方に照明装置を配置する
とともにパッケージを挟んで前記照明光源が位置づけら
れた側と上下反対側であって、パッケージ両側に配置さ
れたリード群を同一視野内に収めることができる位置に
視覚手段を配置し、前記照明装置による透過照明により
パッケージを挟んで対向する辺に存在するリード群のシ
ルエット像を同時に撮像することとしたから、パッケー
ジ両側に位置するリード群の曲がりを同時に検出するこ
とが可能となり、装置構成が単純化できて、装置コスト
の大幅な低廉化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)はSOP型ICの平面図、第1図(ロ)は
SOP型ICの正面図、第2図(イ)は旧P型ICの平
面図、第2図(ロ)はDIP型ICの正面図、第2図(
ハ)はDIP型ICの側面図、第3図(イ)は叶P型■
Cの平面図、第3図(ロ)は叶P型ICの正面図、第4
図(イ)はPLCC型ICの平面図、第4図(ロ)はP
LCC型ICの部分拡大正面図、第5図は第2発明の実
施例であるSOP型ICのリード検査方法を示す説明図
、第6図は同実施例における走行レール上に載置された
SOP型ICの状態を示す平面図、第7図及び第8図は
散乱体の他の実施例を示す説明図、第9図(イ)は同実
施例においてリードを透過する散乱光の光路を示す説明
図、第9図(ロ)は同実施例によって撮像されたシルエ
ット像の一部を示す説明図、第10図は第3発明の実施
例である叶P型IC及びPLCC型ICのリード検査方
法を示す説明図、第11図は同実施例においてPLCC
型ICを検査するときの撮像装置の配置関係を示す説明
図、第12図は第4発明の実施例であるDIP型ICの
リード検査方法を示す説明図、第13図は従来例である
。 P:パッケージ、   L:リード、 1:SOP型IC,2:散乱体、 3:散乱光照射面、 4:照明光源、 5:撮像装置、   6:走行レール、7:DIP型I
C,8:上端面、 9:散乱板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)パッケージの両側に下方へ向けて折曲したリードが
    複数本並設されたSOP型IC及びDIP型IC等の電
    子部品のリード曲がりを検査する方法において、電子部
    品送給用の走行レールの上にパッケージを載置するとと
    もに、リードの下方にその光路が走行レールによって遮
    られないよう設定された照明光源を位置づけ、且つ測定
    対象であるリードの上方若しくは斜め上方位置であって
    リードの測定部位をその視野に収めることができる位置
    に視覚手段を配置してなり、照明光源からの照射光をリ
    ードに照射して透過照明により前記視覚手段にリードの
    シルエット像を結像させ、このシルエット像の輪郭に基
    づいてリードの曲がりを検出してなるリード検査方法。 2)パッケージの両側に下方へ向けて折曲したリードが
    複数本並設されたSOP型IC及びDIP型IC等の電
    子部品のリード曲がりを検査する方法において、電子部
    品送給用の走行レールを兼ねた散乱部材の上にパッケー
    ジを載置するとともに、該散乱部材に照明光源を外設又
    は内設し、且つ測定対象であるリードの上方若しくは斜
    め上方位置であってリードの測定部位をその視野に収め
    ることができる位置に視覚手段を配置してなり、照明光
    源からの照射光を散乱部材内で散乱光に変換するととも
    に、該散乱光による透過照明により前記視覚手段にリー
    ドのシルエット像を結像させ、このシルエット像の輪郭
    に基づいてリードの曲がりを検出してなるリード検査方
    法。 3)パッケージの四辺に下方へ向けて折曲したリードが
    複数本並設されたQFP型IC及びPLCC型IC等の
    電子部品のリードの曲がりを検査する方法において、 照明光源が外設又は内設され、且つその上端面の大きさ
    がパッケージの大きさよりも小さく設定された錐台状の
    散乱部材の上にパッケージを位置づけるとともに、測定
    対象であるリードの上方若しくは斜め上方位置であって
    リードの測定部位をその視野に収めることができる位置
    に視覚手段を配置してなり、照明光源からの照射光を散
    乱部材内で散乱光に変換するとともに、該散乱光による
    透過照明により前記視覚手段にリードのシルエット像を
    結像させ、このシルエット像の輪郭に基づいてリードの
    曲がりを検出してなるリード検査方法。 4)パッケージの両側に下方へ向けて折曲したリードが
    複数本並設されたDIP型IC等の電子部品のリードの
    曲がりを検査する方法において、 パッケージ上方若しくは下方に照明光源を配置するとと
    もにパッケージを挟んで前記照明光源が位置づけられた
    側と上下反対側であって、パッケージ両側に配置された
    リード群を同一視野内に収めることができる位置に視覚
    手段を配置してなり、パッケージを挟んで対向する辺に
    配置されたリードのシルエット像を透過照明により同時
    に撮像し、該シルエット像の輪郭に基づいてリードの曲
    がりを検出してなるリード検査方法。
JP2270190A 1990-02-01 1990-02-01 リード検査方法 Expired - Fee Related JPH0682733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2270190A JPH0682733B2 (ja) 1990-02-01 1990-02-01 リード検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2270190A JPH0682733B2 (ja) 1990-02-01 1990-02-01 リード検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03227551A true JPH03227551A (ja) 1991-10-08
JPH0682733B2 JPH0682733B2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=12090172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2270190A Expired - Fee Related JPH0682733B2 (ja) 1990-02-01 1990-02-01 リード検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0682733B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306026A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Nec Yamagata Ltd 半導体装置のリード曲り検査方法及び装置
WO1997028420A1 (fr) * 1996-02-02 1997-08-07 Komatsu Ltd. Appareil de verification des conducteurs de circuits integres
CN109073567A (zh) * 2016-04-28 2018-12-21 川崎重工业株式会社 零件检查装置及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306026A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Nec Yamagata Ltd 半導体装置のリード曲り検査方法及び装置
WO1997028420A1 (fr) * 1996-02-02 1997-08-07 Komatsu Ltd. Appareil de verification des conducteurs de circuits integres
CN109073567A (zh) * 2016-04-28 2018-12-21 川崎重工业株式会社 零件检查装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0682733B2 (ja) 1994-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6055055A (en) Cross optical axis inspection system for integrated circuits
KR100605051B1 (ko) 대상물을 외관적으로 검사하기 위한 장치, 공구 및 방법
KR890018024A (ko) 부품들이 장착된 표면으로 프린트 배선판을 검사하는 장치
US6242756B1 (en) Cross optical axis inspection system for integrated circuits
JPH03227551A (ja) リード検査方法
US20020167660A1 (en) Illumination for integrated circuit board inspection
JP3978507B2 (ja) バンプ検査方法及び装置
JPH09511592A (ja) 三次元物体の画像形成装置
KR100622791B1 (ko) Cof용 오토핸들러와 cof 촬상용 조명장치 및 방법
JP2003042971A (ja) パターン検査装置および検査方法
KR100333222B1 (ko) 연결 볼들의 존재를 검사하기 위한 방법
JPH09210652A (ja) Icパッケージのリード検査装置
JPH04147043A (ja) 半田付状態の外観検査方法
JP2605971B2 (ja) 観測装置
JP2684689B2 (ja) 半田ボールの検出方法
JPH06242016A (ja) バンプ外観検査装置
JP4522570B2 (ja) パターン検査用照明装置
JPH01202608A (ja) Icのリード曲がり検査装置
JPH01265143A (ja) 半田状態の検査装置
KR200176165Y1 (ko) 3디센서를 이용한 아이시 및 패턴드 웨이퍼의 3차원 외관및 대미지 검사장치
JPH01260586A (ja) 基板検査装置
TW200301008A (en) A shadow-creating apparatus
JPH03206908A (ja) 半導体装置のリード検査装置
JPH083471B2 (ja) 半田フィレットの検査方法
JPS63158848A (ja) 外観検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees