JPH03227100A - 印刷配線板の布線試験データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷配線板の布線試験データ処理装置に関し、
特に印刷配線板のパターン原画から光学的に回路パター
ンを読み取ってデー化し、読み取ったパターン情報から
布線試験データを作成する布線試験データの処理装置に
関する。

〔従来の技術〕

従来、布線試験装置の機能としては、試験する印刷配線
板の回路の布線データと、被試験回路の始端および終端
に接続したスイッチをオン・オフさせ電圧を印加して得
られた試験結果とを比較し、合否判定を行なうものであ
る。また、試験基準としての布線試験データの作成方法
は、大別して２種類ある。

その一つは、あらかじめ設計データから布線試験データ
を作成しておく方法であり。他の一つは、正しいと思わ
れる試験対象の印刷配線板がら布線試験データを自動採
取するセルフプログラミン、り方式と称する方法である
。前者は最も基本的＼ な方法であり、本来はこの方法によるべきものであるが
、かかる布線試験データをマニュアルで作成することが
非常に大変な作業であるため、自動設計から得られるデ
ータを利用する場合を除き、通常は使用されないのが普
通である。また、後者のセルフプログラミング方式は、
最近の試験装置には必ず常備されている機能である。

第３図はかかる従来の一例を示す印刷配線板の布線試験
装置の機能ブロック図である。

第３図に示すように、従来の布線試験装置は測定プロー
ブ部１２上に配置された測定プローブ（図中省略）を印
刷配線板１４の検査箇所であるスルーホールおよびパッ
ドに相当する位置に穴明した試験治具１３を介在させて
試験する。そのとき、印刷配線板１４上の検査箇所に接
触させた状態で電圧を印加し、さらに布線試験制御部１
７の制御によりスイッチング部１１をオン・オフさせ導
通状態を布線試験測定部１０で測定し、データ処理部１
６を介して試験データ出力部１８から布線試験データフ
ロッピーディスク１つに布線試験データを出力する。

しかる後、前述したセルフプログラミングモードでフロ
ッピーディスク１つに採集された布線試験データを試験
データ入力部１５から入力し、基準データとしてデータ
処理部１６に送出する。このようにして、同じ種類の印
刷配線板１４を上述した手順で導通状態を測定し、基準
データと測定データを比較して試験結果を判定している
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の布線試験装置は、布線試験データの作成
を行なうにあたり、セルフプログラミング方式を採用し
ているため、アートワークと設計の食い違いを発見する
ことはできず、布線試験データの信頼性が劣るという欠
点がある。また、従来の布線試験装置は布線試験データ
の採集時にビンの接触不良が生ずると不完全なデータに
なる。

しかしながら、かかる良品の布線試験データを作成する
ためには、複数枚の印刷配線板から繰り返し試験する必
要があり、これては多大の工数を必要とするという欠点
がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の印刷配線板の布線試験データ処理装置は、表面
に印刷配線板のパターン原画を固定した円筒状のドラム
を回転させながら光学的に回路パターンを読み取るドラ
ムスキャナ部と、前記ドラムスキャナ部によって読み込
まれた画像情報を線分および点から成る図形パターン情
報に変換する図形処理部と、前記図形パターン情報から
布線試験データを自動的に作成する布線試験データ作成
部とを含んで構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す印刷配線板の布線試験
データ処理装置の機能ブロック図である。

第１図に示すように、本実施例は光学系スキャナ部ｌと
、印刷配線板のパターン原画２を表面に固定した円筒状
のドラム３と、回転ドラム３の出力に基づき光学系スキ
ャナ部１を制御するドラムスキャナ制御部４と、画像情
報記憶部５と、図形処理部６と、図形バタン情報記憶部
７および布線試験データ作成部８とを有し、布線試験デ
ータをフロッピーディスク９に記憶させている。

かかる布線試験データ処理装置において、ドラムスキャ
ナ制御部４は回転ドラム３を回転させながら回転ドラム
３上に固定した表面の印刷配線板のパターン原画２の回
路パターンを光学系スキャナ部１により読み取らせ、白
黒イメージのラスク形式の画像情報を画像情報記憶部５
に出力する。

かかる作業と同一の作業を裏面の印刷配線板のパターン
原画についても行ない、裏面の画像情報を別ファイルで
画像情報記憶部５に出力する。

また、図形処理部６は画像情報記憶部５の画像情報を面
別に読み込み、面単位にベクトル形式の線分と点からな
る図形パターン情報に変換するとともに、同一面内の接
続単位にデータをまとめて図形パターン情報記憶部７に
出力する。

さらに、布線試験データ作成部８は図形パターン情報記
憶部７の図形パターン情報を面別に読み込み、表裏面の
接続状態を参照して布線試験データをフロッピーディス
ク９に出力する。

次に、第２図を用いて第１図で示した布線試験データ作
成部８の動作を説明する。

第２図は第１図に示す布線試験データ作成部における図
形パターン情報から布線試験データを作成するアルゴリ
ズムを説明するためのフロー図である。

第２図に示すように、まず図形パターン情報記憶部７よ
り図形パターン情報を同一面内接続データ単位に入力し
、スルーホールデータテーブル［（ｘｉ、ｙｉ）、ｌａ
ｙ、ｎｅｔｌを作成する。

次に、スルーホールデータテーブルに対し、（ｘｉ　　
ｙｉ）座標値をソートキーそしてソートし、表裏接続ネ
ットデータテーブル［（ＸｉＹｉ　）　、　　ｎｅ　ｔ
、１．　　ｎｅｔ＋２］を作成する。

さらに、上記表裏接続ネットデータテーブルを先端から
読んでいき、表裏間接続ネットを統合する処理を行ない
、表裏間ネットテーブル［Ｉｎｅｔ目、ｎｅｔ、２．・
・・ｎｅｔ＋２］を作成する。

最後に、上記表裏間統合ネットテーブルをルコードづつ
先頭から読んでいき、（ｎｅｔ＋２］、２．・・）のネ
ットを図形パターン情報記憶部７より読み込み、該当す
る接続データを統合して布線試験データを作成する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の印刷配線板の布線試験デ
ータ処理装置は、試験データがアートワークパターン原
画から光学的にスキャニングして作成されるため、従来
のセルフプログラミング方式の試験と比較して、信頼性
の高い布線試験を行なえるという効果がある。また、本
発明は試験データ作成作業が印刷配線板の完成前のアー
トワーク工程後からスタートでき且つ自動的に短時間で
作成できるため、試験データ作成作業の工数削減とリー
ドタイムの短縮を図れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す印刷配線板の布線試験
データ処理装置の機能ブロック図、第２図は第１図に示
す布線試験データ作成部における図形パターン情報から
布線試験データを作成するアルコリズムを説明するため
のフロー図、第３図は従来の一例を示す印刷配線板の布
線試験装置のブロック図である。 １・・光学系スキャナ部、２・・・印刷配線板のパター
ン原画、３・・・回転ドラム、４・・・ドラムスキャナ
制御部、５・・・画像情報記憶部、６・・図形処理部、
７・・図形パターン情報記憶部、８・・・布線試験デー
タ作成部、９・・・布線試験データフロッピーティスク
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　表面に印刷配線板のパターン原画を固定した円筒状の
   ドラムを回転させながら光学的に回路パターンを読み取
   るドラムスキャナ部と、前記ドラムスキャナ部によって
   読み込まれた画像情報を線分および点から成る図形パタ
   ーン情報に変換する図形処理部と、前記図形パターン情
   報から布線試験データを自動的に作成する布線試験デー
   タ作成部とを含むことを特徴とする印刷配線板の布線試
   験データ処理装置。