JPH0322562B2 - - Google Patents
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- JPH0322562B2 JPH0322562B2 JP27431887A JP27431887A JPH0322562B2 JP H0322562 B2 JPH0322562 B2 JP H0322562B2 JP 27431887 A JP27431887 A JP 27431887A JP 27431887 A JP27431887 A JP 27431887A JP H0322562 B2 JPH0322562 B2 JP H0322562B2
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- Japan
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- bracket
- rod body
- vehicle
- vehicle height
- phototransistor
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2300/00—Indexing codes relating to the type of vehicle
- B60G2300/12—Cycles; Motorcycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/25—Stroke; Height; Displacement
- B60G2400/252—Stroke; Height; Displacement vertical
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車高検出装置に関し、特に、二輪車
や四輪車等の車輌におけるレベリング制御やロー
リング制御等の姿勢制御をする際の正確な車高検
出に最適な車高検出装置に関する。
や四輪車等の車輌におけるレベリング制御やロー
リング制御等の姿勢制御をする際の正確な車高検
出に最適な車高検出装置に関する。
二輪車や四輪車等の車輌における乗り心地の改
善や操縦安定性の向上には、車輌におけるレベリ
ング制御やローリング制御等の姿勢制御が必要に
なるが、該姿勢制御に際しては、車輌における車
高の状況が正確に検出されることが必要になる。
善や操縦安定性の向上には、車輌におけるレベリ
ング制御やローリング制御等の姿勢制御が必要に
なるが、該姿勢制御に際しては、車輌における車
高の状況が正確に検出されることが必要になる。
そして、この車高変化を自動的に検出する車高
検出装置が従来から種々提案され、この種の車高
検出装置は、車高変化が顕著に現われる部位、例
えば、車体側と車軸側との間等の部位に配設され
ている。
検出装置が従来から種々提案され、この種の車高
検出装置は、車高変化が顕著に現われる部位、例
えば、車体側と車軸側との間等の部位に配設され
ている。
しかしながら、上記のような車輌における車体
側と車軸側との間等は、所謂スペース的に見ると
極めて狭く、その取り付け上の制限を極めて受け
易い状況にある。
側と車軸側との間等は、所謂スペース的に見ると
極めて狭く、その取り付け上の制限を極めて受け
易い状況にある。
従つて、この種の車高検出装置は、高い検出精
度を有したまま小型化されてその取り付け性が向
上されるべきことは勿論、その際に、さらに一層
正確な検出結果が得られるように、その車輌への
取り付け後にも微調整ができるように構成される
ことも肝要になる。
度を有したまま小型化されてその取り付け性が向
上されるべきことは勿論、その際に、さらに一層
正確な検出結果が得られるように、その車輌への
取り付け後にも微調整ができるように構成される
ことも肝要になる。
にも拘らず、従来から提案されている車高検出
装置では、高い検出精度を有したままでの小型化
が望み得ないのは勿論、車体固有の組立誤差に対
してその車輌への取り付け後に正確な検出結果を
得るためのセンサーの零点調整が簡単に行ない得
ない構造的欠陥があつた。
装置では、高い検出精度を有したままでの小型化
が望み得ないのは勿論、車体固有の組立誤差に対
してその車輌への取り付け後に正確な検出結果を
得るためのセンサーの零点調整が簡単に行ない得
ない構造的欠陥があつた。
本発明は、このような現状に鑑みて発明された
ものであつて、その目的とするところは、特に、
車輌への取り付け後に正確な検出結果を得る目的
での微調整が簡単に行なえるようにした車高検出
装置を新たに提供することである。
ものであつて、その目的とするところは、特に、
車輌への取り付け後に正確な検出結果を得る目的
での微調整が簡単に行なえるようにした車高検出
装置を新たに提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る車
高検出装置の構成を、内部に互いに対向するフオ
トトランジスタと発光ダイオードとを有し端部に
ブラケツトを有する筒体と、該筒体内に出没自在
に挿入されると共にその突出端にブラケツトを有
しかつその挿入端に上記フオトトランジスタと発
光ダイオードとの間に配在される遮光板を有する
ロツド体と、からなる車高検出装置において、筒
体の端部に固定的に配設されるブラケツトおよび
ロツド体の突出端に配設されるブラケツトはそれ
ぞれ車輌の車体側あるいは車軸側のいずれかに枢
着されると共に、上記ロツド体の突出端に配設さ
れるブラケツトはその挿通部が上記ロツド体の突
出端に形成された螺状部に遊動的に介装されると
共に該螺状部に螺装されたロツクナツトとこれに
対向するように該螺状部に螺装された調整ナツト
との間に挾持されてなり、かつ、上記挿通部とこ
れに近隣する上記螺状部との間には上記ロツド体
とブラケツトとの間における相対的な軸方向移動
は許容するがその回転を阻止するためのガイド孔
とこれに案内されるガイドピンとが介在されてな
るようにしたことを特徴とするとしたものであ
る。
高検出装置の構成を、内部に互いに対向するフオ
トトランジスタと発光ダイオードとを有し端部に
ブラケツトを有する筒体と、該筒体内に出没自在
に挿入されると共にその突出端にブラケツトを有
しかつその挿入端に上記フオトトランジスタと発
光ダイオードとの間に配在される遮光板を有する
ロツド体と、からなる車高検出装置において、筒
体の端部に固定的に配設されるブラケツトおよび
ロツド体の突出端に配設されるブラケツトはそれ
ぞれ車輌の車体側あるいは車軸側のいずれかに枢
着されると共に、上記ロツド体の突出端に配設さ
れるブラケツトはその挿通部が上記ロツド体の突
出端に形成された螺状部に遊動的に介装されると
共に該螺状部に螺装されたロツクナツトとこれに
対向するように該螺状部に螺装された調整ナツト
との間に挾持されてなり、かつ、上記挿通部とこ
れに近隣する上記螺状部との間には上記ロツド体
とブラケツトとの間における相対的な軸方向移動
は許容するがその回転を阻止するためのガイド孔
とこれに案内されるガイドピンとが介在されてな
るようにしたことを特徴とするとしたものであ
る。
本装置の車輌への装備に際しては、ロツド体の
突出端および筒体の端部に配設された各ブラケツ
トを利用して車輌の車体側と車軸側との間に所定
位置に配設される。
突出端および筒体の端部に配設された各ブラケツ
トを利用して車輌の車体側と車軸側との間に所定
位置に配設される。
そして、上記ロツド体の突出端に形成された螺
状部に螺装されたロツクナツトと調整ナツトとを
緩めると、その挿通部が上記螺状部に遊動的に介
装されたブラケツトは上記ロツド体の軸線方向に
移動自在になると共に、その際に、上記挿通部と
これに近隣する上記螺状部との間にはガイド孔と
これに案内されるガイドピンとが介在されている
ので、上記ブラケツトに対するロツド体の相対的
な回転が阻止されて、該ロツド体のその軸線方向
の移動が可能になり、該ロツド体の挿入端に連設
されて筒体内のフオトトランジスタと発光ダイオ
ードとの間に臨在される遮光板の相対位置が自在
に調整される。
状部に螺装されたロツクナツトと調整ナツトとを
緩めると、その挿通部が上記螺状部に遊動的に介
装されたブラケツトは上記ロツド体の軸線方向に
移動自在になると共に、その際に、上記挿通部と
これに近隣する上記螺状部との間にはガイド孔と
これに案内されるガイドピンとが介在されている
ので、上記ブラケツトに対するロツド体の相対的
な回転が阻止されて、該ロツド体のその軸線方向
の移動が可能になり、該ロツド体の挿入端に連設
されて筒体内のフオトトランジスタと発光ダイオ
ードとの間に臨在される遮光板の相対位置が自在
に調整される。
また、ロツド体が筒体内に出没されると、遮光
板がセンサーたるフオトトランジスタと発光ダイ
オードとの間を移動し、該遮光板の移動で発光ダ
イオードからの照射光のフオトトランジスタへの
入射が遮断させあるいは許容されることになり、
ロツド体の筒体内への出没位置、即ち、ロツド体
が連結される例えば車体側と筒体が連結される例
えば車軸側との間の距離の変化が車高変化として
検出される。
板がセンサーたるフオトトランジスタと発光ダイ
オードとの間を移動し、該遮光板の移動で発光ダ
イオードからの照射光のフオトトランジスタへの
入射が遮断させあるいは許容されることになり、
ロツド体の筒体内への出没位置、即ち、ロツド体
が連結される例えば車体側と筒体が連結される例
えば車軸側との間の距離の変化が車高変化として
検出される。
さらに、センサーたるフオトトランジスタとこ
れに対向する発光ダイオードとの対面距離を近隣
させると共に、その間に配在される遮光板を平板
で形成するようにすると、フオトトランジスタ、
即ち、遮光板に向けての発光ダイオードからの照
射光が該遮光板によつて偏向されたり拡散された
りすることがなく、検出結果に誤差を生じないよ
うにすることができ、高い検出精度を確保したま
まその小型化が図れる。
れに対向する発光ダイオードとの対面距離を近隣
させると共に、その間に配在される遮光板を平板
で形成するようにすると、フオトトランジスタ、
即ち、遮光板に向けての発光ダイオードからの照
射光が該遮光板によつて偏向されたり拡散された
りすることがなく、検出結果に誤差を生じないよ
うにすることができ、高い検出精度を確保したま
まその小型化が図れる。
以下、図示した実施例に基いて、本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図に示すように、本発明に係る車高検出装
置1は、レベリングセンサーとして用いられて、
ダンパーたるエアーサスペンシヨンユニツト2と
共に、例えば、二輪車に装備されて、該二輪車に
おける車高調整装置を形成する。
置1は、レベリングセンサーとして用いられて、
ダンパーたるエアーサスペンシヨンユニツト2と
共に、例えば、二輪車に装備されて、該二輪車に
おける車高調整装置を形成する。
そして、これら車高検出装置1およびエアーサ
スペンシヨンユニツト2は、二輪車の後輪9側の
車体フレーム3と下方のスイングアーム4との間
に、適宜にブラケツト5,6,7および8に枢着
されて配設される。
スペンシヨンユニツト2は、二輪車の後輪9側の
車体フレーム3と下方のスイングアーム4との間
に、適宜にブラケツト5,6,7および8に枢着
されて配設される。
この場合に、エアーサスペンシヨンユニツト2
のストロークを十分とれるように、また、スイン
グアーム4の回転中心寄りの方がストローク変位
が小さいことに鑑みて、図示例のように本装置1
を前側に配設するのに対して、エアーサスペンシ
ヨンユニツト2を後側に配設するのが好ましい。
のストロークを十分とれるように、また、スイン
グアーム4の回転中心寄りの方がストローク変位
が小さいことに鑑みて、図示例のように本装置1
を前側に配設するのに対して、エアーサスペンシ
ヨンユニツト2を後側に配設するのが好ましい。
なお、上記エアーサスペンシヨンユニツト2
は、一般に左右両側から後輪9を挟むように2本
配設されるが、上記レベリングセンサーたる本装
置1は、左右のいずれか一方側のみに配設すれば
足りる。
は、一般に左右両側から後輪9を挟むように2本
配設されるが、上記レベリングセンサーたる本装
置1は、左右のいずれか一方側のみに配設すれば
足りる。
また、図示した実施例では、本装置1が所謂正
立状態で配設されるとしているが、これに代え
て、本装置1を所謂倒立状態で配設するとしても
よい。
立状態で配設されるとしているが、これに代え
て、本装置1を所謂倒立状態で配設するとしても
よい。
本装置1は、第2図に示すように、シリンダ体
やその他の円筒体等の中空な筒体10の上端ヘツ
ド部分にベアリング11をロールカシメ等によつ
て固着し、このベアリング11の中央軸芯部に円
柱体からなるロツド体13を摺動自在に貫通させ
ると共に、該ベアリング11内周にはOリングか
らなるシール12を介装してなり、該シール12
は上記ロツド体13の外周面に摺接している。
やその他の円筒体等の中空な筒体10の上端ヘツ
ド部分にベアリング11をロールカシメ等によつ
て固着し、このベアリング11の中央軸芯部に円
柱体からなるロツド体13を摺動自在に貫通させ
ると共に、該ベアリング11内周にはOリングか
らなるシール12を介装してなり、該シール12
は上記ロツド体13の外周面に摺接している。
筒体10の下端ボトム部分には、ブラケツト1
4が一体的に連設され、該ブラケツト14は、図
示例では二輪車の車輪側たるスイングアーム4側
のブラケツト6に枢着される。
4が一体的に連設され、該ブラケツト14は、図
示例では二輪車の車輪側たるスイングアーム4側
のブラケツト6に枢着される。
従つて、上記した構成から明らかな通り、筒体
10は、一端において閉塞部材たるベアリング1
1およびシール12とで密閉構造に形成されると
共に、他端においても閉塞部材たるブラケツト1
4で密閉構造に形成されるので、筒体10内への
外部からの光り、泥水あるいはダスト等の侵入が
予め防止されて、遮光および防水防塵構造に形成
される。
10は、一端において閉塞部材たるベアリング1
1およびシール12とで密閉構造に形成されると
共に、他端においても閉塞部材たるブラケツト1
4で密閉構造に形成されるので、筒体10内への
外部からの光り、泥水あるいはダスト等の侵入が
予め防止されて、遮光および防水防塵構造に形成
される。
また、筒体10内に出没されるロツド体13
が、角部を有しない円形の断面を有してなるの
で、該ロツド体13の摺動に対応するシール12
がOリング等の簡単な手段で構成されても、所定
のシール性を容易に維持し得る。
が、角部を有しない円形の断面を有してなるの
で、該ロツド体13の摺動に対応するシール12
がOリング等の簡単な手段で構成されても、所定
のシール性を容易に維持し得る。
ロツド体13の突出端には、車体フレーム3側
のブラケツト5に枢着されるブラケツト15が配
設されているが、該ブラケツト15のロツド体1
3の突出端への配設にあつては、本実施例では、
以下のような構造とされている。
のブラケツト5に枢着されるブラケツト15が配
設されているが、該ブラケツト15のロツド体1
3の突出端への配設にあつては、本実施例では、
以下のような構造とされている。
即ち、ロツド体13の突出端には螺状部13a
が形成されていると共に、該螺状部13aにはロ
ツクナツト15aが螺装され、かつ、上記ブラケ
ツト15の挿通部15bが介装され、さらに該ブ
ラケツト15に形成された窓部15c内に収装さ
れた調整ナツト15dが螺装されている。
が形成されていると共に、該螺状部13aにはロ
ツクナツト15aが螺装され、かつ、上記ブラケ
ツト15の挿通部15bが介装され、さらに該ブ
ラケツト15に形成された窓部15c内に収装さ
れた調整ナツト15dが螺装されている。
上記挿通部15bの内周側には上記螺状部13
aとの間に隙間15fが保たれていて、該ブラケ
ツト15が遊動的にロツド体13の突出端に配設
されるとし、上記調整ナツト15dは上記窓部1
5cを介しての所謂外部操作によつて、自在に回
動される。
aとの間に隙間15fが保たれていて、該ブラケ
ツト15が遊動的にロツド体13の突出端に配設
されるとし、上記調整ナツト15dは上記窓部1
5cを介しての所謂外部操作によつて、自在に回
動される。
一方、上記螺状部13aが形成されているロツ
ド体13の突出端には、その軸線(図中左右)方
向に沿つてガイド孔13bが穿設されていると共
に、該ガイド孔13bにはガイドピン15eが案
内されている。
ド体13の突出端には、その軸線(図中左右)方
向に沿つてガイド孔13bが穿設されていると共
に、該ガイド孔13bにはガイドピン15eが案
内されている。
そして、上記ガイドピン15eは、ブラケツト
15の挿通部15bに連結保持され、該ブラケツ
ト15のロツド体13に対する連結位置が変更さ
れる際に、ブラケツト15とロツド体13との間
で回転方向の相対的な変位が生じない、即ち、回
転防止構造とされている。
15の挿通部15bに連結保持され、該ブラケツ
ト15のロツド体13に対する連結位置が変更さ
れる際に、ブラケツト15とロツド体13との間
で回転方向の相対的な変位が生じない、即ち、回
転防止構造とされている。
従つて、本装置1がブラケツト5と15および
6と14のそれぞれの枢着で車体フレーム3とス
イングアーム4との間に配設されるとすると、本
装置1における筒体10とロツド体13との間で
の相対的な回転が阻止される状態になり、該状態
下でロツクナツト15aを緩めると共に、調整ナ
ツト15dを螺合操作すると、ブラケツト15の
ガイドピン15eがガイド孔13bに案内されて
上記ロツド体13の回転が阻止された状態で、調
整ナツト15dが相対的にロツド体13の螺状部
13a上を該螺状部13aのネジピツチ相当量づ
つ移動することになる。
6と14のそれぞれの枢着で車体フレーム3とス
イングアーム4との間に配設されるとすると、本
装置1における筒体10とロツド体13との間で
の相対的な回転が阻止される状態になり、該状態
下でロツクナツト15aを緩めると共に、調整ナ
ツト15dを螺合操作すると、ブラケツト15の
ガイドピン15eがガイド孔13bに案内されて
上記ロツド体13の回転が阻止された状態で、調
整ナツト15dが相対的にロツド体13の螺状部
13a上を該螺状部13aのネジピツチ相当量づ
つ移動することになる。
そして、上記調整ナツト15dの移動でブラケ
ツト15がロツド体13の軸線方向に自在に移動
されることになり、その結果、該ロツド体13の
先端に連設された後述する遮光板23の配在位置
が調節されることになり、本装置1のレベリング
センサーとしての取り付け状態の中立位置の調
整、即ち、中立零点調整が可能になる。
ツト15がロツド体13の軸線方向に自在に移動
されることになり、その結果、該ロツド体13の
先端に連設された後述する遮光板23の配在位置
が調節されることになり、本装置1のレベリング
センサーとしての取り付け状態の中立位置の調
整、即ち、中立零点調整が可能になる。
上記の調整後に、ロツクナツト15aを締付け
ると、対向する調整ナツト15dとの共働でロツ
ド体13とブラケツト15とが固定的に連設され
ることになる。
ると、対向する調整ナツト15dとの共働でロツ
ド体13とブラケツト15とが固定的に連設され
ることになる。
なお、ブラケツト15とロツド体13との間
は、前記ガイドピン15eのガイド孔13bへの
係合によつて両者間の回転が阻止されているの
で、上記ロツド体13に連設されている遮光板2
3が筒体10内で回動されないこと勿論である。
は、前記ガイドピン15eのガイド孔13bへの
係合によつて両者間の回転が阻止されているの
で、上記ロツド体13に連設されている遮光板2
3が筒体10内で回動されないこと勿論である。
そして、上記の回転防止構造としてのガイド孔
およびガイドピンとの配設位置に関しては、上記
の実施例に代えて、第3図に示すように、ブラケ
ツト15の挿通部15bにガイド孔15gが穿設
されると共に、該ガイド孔15g内にロツド体1
3の螺状部13aに植設されたガイドピン13c
が案内される構造としてもよい。
およびガイドピンとの配設位置に関しては、上記
の実施例に代えて、第3図に示すように、ブラケ
ツト15の挿通部15bにガイド孔15gが穿設
されると共に、該ガイド孔15g内にロツド体1
3の螺状部13aに植設されたガイドピン13c
が案内される構造としてもよい。
一方、筒体10は、第4図にも示すように、そ
の略中央の内部に断面コ字状あるいはその他の断
面形状に形成されて、その先端側が互いに相対向
するように形成された一対のホルダー16,17
を有してなる。
の略中央の内部に断面コ字状あるいはその他の断
面形状に形成されて、その先端側が互いに相対向
するように形成された一対のホルダー16,17
を有してなる。
該一対のホルダー16,17は、それぞれの後
端に筒体10の外周に当接されるカバー18を有
してなり、該ホルダー16,17の先端側たる本
体部分16a,17aを筒体10の内部に差し込
む際に、それぞれのカバー18が所謂ストツパと
なつて、該ホルダー16,17の筒体10への配
設を可能にしている。
端に筒体10の外周に当接されるカバー18を有
してなり、該ホルダー16,17の先端側たる本
体部分16a,17aを筒体10の内部に差し込
む際に、それぞれのカバー18が所謂ストツパと
なつて、該ホルダー16,17の筒体10への配
設を可能にしている。
上記一方のホルダー16の本体部分16aに
は、2個のフオトトランジスタ19,20が上下
(第2図中左右)方向に保持されると共に、他方
のホルダー17の本体部分17aには、2個の発
光ダイオード21,22が上記2個のフオトトラ
ンジスタ19,20にそれぞれ近隣して対向する
ように整列されて保持されている。
は、2個のフオトトランジスタ19,20が上下
(第2図中左右)方向に保持されると共に、他方
のホルダー17の本体部分17aには、2個の発
光ダイオード21,22が上記2個のフオトトラ
ンジスタ19,20にそれぞれ近隣して対向する
ように整列されて保持されている。
上記対向するフオトトランジスタ19,20と
発光ダイオード21,22との間の対面距離は、
両者による測定誤差をできるだけ排除する目的
で、これが極めて近隣されるように配慮されてい
るが、その際にあつても、両者間に後述する遮光
板23を配在させるについて、その妨げとならな
いように配慮されていること勿論である。
発光ダイオード21,22との間の対面距離は、
両者による測定誤差をできるだけ排除する目的
で、これが極めて近隣されるように配慮されてい
るが、その際にあつても、両者間に後述する遮光
板23を配在させるについて、その妨げとならな
いように配慮されていること勿論である。
なお、上記フオトトランジスタと発光ダイオー
ドとは、それぞれが一対となるように予め形成さ
れているものが2個配設されるとしても良いこと
勿論である。
ドとは、それぞれが一対となるように予め形成さ
れているものが2個配設されるとしても良いこと
勿論である。
本実施例にあつて、上記フオトトランジスタと
発光ダイオードとは、それぞれ2個づつとされて
いるが、これは、車高が基準の高さに比較して高
いかあるいは低いかのみを検出するだけでなく、
例えば、高い(あるいは低い)場合にその高さ
(あるいは低さ)がどの程度の量であるかをも検
出し得るようにするために配慮された結果であ
る。
発光ダイオードとは、それぞれ2個づつとされて
いるが、これは、車高が基準の高さに比較して高
いかあるいは低いかのみを検出するだけでなく、
例えば、高い(あるいは低い)場合にその高さ
(あるいは低さ)がどの程度の量であるかをも検
出し得るようにするために配慮された結果であ
る。
従つて、上下に配設される各フオトトランジス
タ19,20間および各発光ダイオード21,2
2間における隣接距離が、適宜に設定されること
によつて、所望の設定幅での車高検出が可能にな
る。
タ19,20間および各発光ダイオード21,2
2間における隣接距離が、適宜に設定されること
によつて、所望の設定幅での車高検出が可能にな
る。
ロツド体13の下端、即ち、筒体10内に臨在
される挿入端には、平板からなる遮光板23が連
設されている。
される挿入端には、平板からなる遮光板23が連
設されている。
該遮光板23は、その略中央部分に穿設された
任意の形状および適宜の大きさの開口窓24を有
しており、遮光板23の下部、即ち、残部たる本
体部分23aがフオトトランジスタと発光ダイオ
ードとの間に介在された時には、発光ダイオード
からの照射光をさえぎつて、また、遮光板23が
下降して開口窓24がフオトトランジスタと発光
ダイオードとの間に介在された時には、発光ダイ
オードからの照射光をフオトトランジスタに入射
させるように形成されている。
任意の形状および適宜の大きさの開口窓24を有
しており、遮光板23の下部、即ち、残部たる本
体部分23aがフオトトランジスタと発光ダイオ
ードとの間に介在された時には、発光ダイオード
からの照射光をさえぎつて、また、遮光板23が
下降して開口窓24がフオトトランジスタと発光
ダイオードとの間に介在された時には、発光ダイ
オードからの照射光をフオトトランジスタに入射
させるように形成されている。
即ち、第2図中において左右の方向の移動とな
る遮光板23の上下動によつて、フオトトランジ
スタ19,20を所謂オン・オフさせるようにな
つている。
る遮光板23の上下動によつて、フオトトランジ
スタ19,20を所謂オン・オフさせるようにな
つている。
それ故、本実施例にあつては、フオトトランジ
スタ19,20と発光ダイオード21,22との
間には、平板からなる遮光板23が配在されて、
従来のように、筒体10内に出没自在に挿通され
るロツド体13を遮光部としてそのまま延在させ
るものでないから、上記フオトトランジスタ1
9,20と発光ダイオード21,22との間に大
きい対向間隔を必要とすることがなくなり、本装
置1全体の小型化が容易に可能になる。
スタ19,20と発光ダイオード21,22との
間には、平板からなる遮光板23が配在されて、
従来のように、筒体10内に出没自在に挿通され
るロツド体13を遮光部としてそのまま延在させ
るものでないから、上記フオトトランジスタ1
9,20と発光ダイオード21,22との間に大
きい対向間隔を必要とすることがなくなり、本装
置1全体の小型化が容易に可能になる。
また、上記フオトトランジスタ19,20と発
光ダイオード21,22とは、ホルダー16,1
7に保持されて、極めて近隣されて対向する上
に、従来のように、断面円形の遮光部材の移動に
よつてフオトトランジスタ19,20のオン・オ
フを検出するものでないから、発光ダイオード2
1,22からの照射光が上記遮光部材の曲面によ
つて偏光現象等を招来する等の不都合がなくなつ
て検出誤差を生ずることがなくなり、本装置1の
検出精度を大幅に向上できることになる。
光ダイオード21,22とは、ホルダー16,1
7に保持されて、極めて近隣されて対向する上
に、従来のように、断面円形の遮光部材の移動に
よつてフオトトランジスタ19,20のオン・オ
フを検出するものでないから、発光ダイオード2
1,22からの照射光が上記遮光部材の曲面によ
つて偏光現象等を招来する等の不都合がなくなつ
て検出誤差を生ずることがなくなり、本装置1の
検出精度を大幅に向上できることになる。
次に、前記の本発明に係る車高検出装置1をレ
ベリングセンサーとして搭載した二輪車における
車高調整装置の構成について少しく説明する。
ベリングセンサーとして搭載した二輪車における
車高調整装置の構成について少しく説明する。
第5図に示すように、二輪車における車高調整
装置を構成するエアーサスペンシヨンユニツト2
は、公知のようにシリンダ25内にピストン26
を介してピストンロツド27が摺動自在に挿入さ
れ、シリンダ25内には上記ピストン26によつ
て上下二つの油室が区画され、上方油室内にはエ
アー室28が形成され、下方油室内にはスプリン
グ29が介装されている。
装置を構成するエアーサスペンシヨンユニツト2
は、公知のようにシリンダ25内にピストン26
を介してピストンロツド27が摺動自在に挿入さ
れ、シリンダ25内には上記ピストン26によつ
て上下二つの油室が区画され、上方油室内にはエ
アー室28が形成され、下方油室内にはスプリン
グ29が介装されている。
シリンダ25とピストンロツド27には、それ
ぞれアイ30,31が設けられ、これらのアイ3
0,31を介して該エアーサスペンシヨンユニツ
ト2が車体側たる車体フレーム3と、車輪側たる
スイングアーム4に連結される。
ぞれアイ30,31が設けられ、これらのアイ3
0,31を介して該エアーサスペンシヨンユニツ
ト2が車体側たる車体フレーム3と、車輪側たる
スイングアーム4に連結される。
一方、車体の任意の位置にはコントロールバル
ブ32が取り付けられ、このコントロールバルブ
32には管路33,34が接続されており、管路
33にはポンプ、アキユムレータ等のエアーソー
ス35が接続され、管路34には前記エアーサス
ペンシヨンユニツト2のエアー室28に接続され
て、上記エアーソース35からのエアーをコント
ロールバルブ32を介して上記エアー室28に供
給し、あるいは、上記コントロールバルブ32お
よび管路36を介して大気中に排出するようにな
つている。
ブ32が取り付けられ、このコントロールバルブ
32には管路33,34が接続されており、管路
33にはポンプ、アキユムレータ等のエアーソー
ス35が接続され、管路34には前記エアーサス
ペンシヨンユニツト2のエアー室28に接続され
て、上記エアーソース35からのエアーをコント
ロールバルブ32を介して上記エアー室28に供
給し、あるいは、上記コントロールバルブ32お
よび管路36を介して大気中に排出するようにな
つている。
なお、上記コントロールバルブ32内には、3
個のチエツクバルブ37,38,39が配設され
ており、2個のチエツクバルブ37,38はエア
ーソース35と管路34との間に配設され、1個
のチエツクバルブ39は管路34と管路36との
間に配設されている。
個のチエツクバルブ37,38,39が配設され
ており、2個のチエツクバルブ37,38はエア
ーソース35と管路34との間に配設され、1個
のチエツクバルブ39は管路34と管路36との
間に配設されている。
また、上記コントロールバルブ32には、2個
のソレノイドSOL1,SOL2が附設されており、
一方のソレノイドSOL1は、一方のフオトトラ
ンジスタ19と回路40で結線され、他方のソレ
ノイドSOL2は、他方のフオトトランジスタ2
0と回路41で結線されている。
のソレノイドSOL1,SOL2が附設されており、
一方のソレノイドSOL1は、一方のフオトトラ
ンジスタ19と回路40で結線され、他方のソレ
ノイドSOL2は、他方のフオトトランジスタ2
0と回路41で結線されている。
そして、一方のソレノイドSOL1が励磁され
ると、コントロールバルブ32内におけるエアー
ソース35側のチエツクバルブ37,38が開か
れ、他方のソレノイダSOL2が励磁されると、
コントロールバルブ32内の大気中側のチエツク
バルブ39が開くように構成されている。
ると、コントロールバルブ32内におけるエアー
ソース35側のチエツクバルブ37,38が開か
れ、他方のソレノイダSOL2が励磁されると、
コントロールバルブ32内の大気中側のチエツク
バルブ39が開くように構成されている。
それ故、本実施例におけるエアーサスペンシヨ
ンユニツト2は、一方のソレノイドSOL1への
励磁でチエツクバルブ37,38が開放されたと
きに、エアーソース35からのエアーがエアー室
28内に供給されて伸長されることになり、この
とき二輪車の車高を高くする。
ンユニツト2は、一方のソレノイドSOL1への
励磁でチエツクバルブ37,38が開放されたと
きに、エアーソース35からのエアーがエアー室
28内に供給されて伸長されることになり、この
とき二輪車の車高を高くする。
また、他のソレノイドSOL2への励磁でチエ
ツクバルブ39が開放されたときには、エアー室
28内のエアーが管路36を介して大気中に排出
されることになり、これによつて二輪車の車高が
低くなる。
ツクバルブ39が開放されたときには、エアー室
28内のエアーが管路36を介して大気中に排出
されることになり、これによつて二輪車の車高が
低くなる。
次に、車輌たる二輪車への本装置1の取り付け
と、二輪車の走行中における車高検出およびこれ
に基づく車高調整について説明する。
と、二輪車の走行中における車高検出およびこれ
に基づく車高調整について説明する。
先ず、本装置1の二輪車への本装置の取り付け
は、筒体10の端部に固定的に連設されているブ
ラケツト14を例えば車軸側のスイングアーム4
のブラケツト6に枢着させると共に、ロツド体1
3の突出端に配設されているブラケツト15を車
体側の車体フレーム3のブラケツト5に枢着させ
る。
は、筒体10の端部に固定的に連設されているブ
ラケツト14を例えば車軸側のスイングアーム4
のブラケツト6に枢着させると共に、ロツド体1
3の突出端に配設されているブラケツト15を車
体側の車体フレーム3のブラケツト5に枢着させ
る。
これによつて、筒体10とロツド体13との間
における相対的な回転が阻止された状態での本装
置の二輪車における所定位置への配設が可能にな
る。
における相対的な回転が阻止された状態での本装
置の二輪車における所定位置への配設が可能にな
る。
そして、本装置1の上記回転が防止された状態
での配設下で、ロツクナツト15aを緩めて、調
整ナツト15dを螺合調節してブラケツト15と
ロツド体13との間の相対的な移動、即ち、上記
ブラケツト15に対するロツド体13の軸線方向
への相対的な移動を可能にする。
での配設下で、ロツクナツト15aを緩めて、調
整ナツト15dを螺合調節してブラケツト15と
ロツド体13との間の相対的な移動、即ち、上記
ブラケツト15に対するロツド体13の軸線方向
への相対的な移動を可能にする。
これによつて、上記ロツド体13の挿入端に連
設されて筒体10内のフオトトランジスタ19,
20と発光ダイオード21,22との間に臨在さ
れている遮光板23の臨在位置が自在に調整さ
れ、前記の中立零点調整が可能になる。
設されて筒体10内のフオトトランジスタ19,
20と発光ダイオード21,22との間に臨在さ
れている遮光板23の臨在位置が自在に調整さ
れ、前記の中立零点調整が可能になる。
上記の中立零点調整が所望の通り行なわれた後
は、ロツクナツト15aを締付けて調整ナツト1
5dとの間にブラケツト15の挿通部15bを挾
持するように共締めして、上記調整状態を固定す
る。
は、ロツクナツト15aを締付けて調整ナツト1
5dとの間にブラケツト15の挿通部15bを挾
持するように共締めして、上記調整状態を固定す
る。
以上のようにして、本装置1の二輪車への取り
付けが終了した後は、以下のようにして所望の車
高調整、即ち、姿勢制御が行なわれる。
付けが終了した後は、以下のようにして所望の車
高調整、即ち、姿勢制御が行なわれる。
例えば、二輪車が走行中に急加速してスクオー
ト現象を生じ後輪側における車高が基準高さ(前
記中立零点調整位置)より低くなつた場合には、
本装置1において、ロツド体13の挿入端が筒体
10内を下降し遮光板23の本体部分23aが下
方(第2図中右方)の発光ダイオード22からの
照射光を遮断するのに対して、遮光板23の開口
窓24が上方(第2図中左方)の発光ダイオード
21からの照射光をこれに対向するフオトトラン
ジス19に入射させる。
ト現象を生じ後輪側における車高が基準高さ(前
記中立零点調整位置)より低くなつた場合には、
本装置1において、ロツド体13の挿入端が筒体
10内を下降し遮光板23の本体部分23aが下
方(第2図中右方)の発光ダイオード22からの
照射光を遮断するのに対して、遮光板23の開口
窓24が上方(第2図中左方)の発光ダイオード
21からの照射光をこれに対向するフオトトラン
ジス19に入射させる。
これによつて、一方のソレノイドSOL1が励
磁されてチエツクバルブ37,38が開放され、
この時エアーソース35からのエアーが管路3
3,34を介してエアーサスペンシヨンユニツト
2のエアー室28内に供給され、該エアーサスペ
ンシヨンユニツト2が伸長されて、後輪側におけ
る車高を基準位置まで押し上げられる。
磁されてチエツクバルブ37,38が開放され、
この時エアーソース35からのエアーが管路3
3,34を介してエアーサスペンシヨンユニツト
2のエアー室28内に供給され、該エアーサスペ
ンシヨンユニツト2が伸長されて、後輪側におけ
る車高を基準位置まで押し上げられる。
逆に、二輪車が走行中に急減速してノーズダイ
ブ現象を生じ荷重移動によつてエアーサスペンシ
ヨンユニツト2が伸長されて後輪側における車高
が基準位置より高くなる場合には、上記遮光板2
3の上昇によつて、下方の発光ダイオード22か
らの照射光がこれに対向するフオトトランジスタ
20に入射されるのに対して、上方の発光ダイオ
ード21からの照射光が遮光板23の本体部分2
3aで遮断される。
ブ現象を生じ荷重移動によつてエアーサスペンシ
ヨンユニツト2が伸長されて後輪側における車高
が基準位置より高くなる場合には、上記遮光板2
3の上昇によつて、下方の発光ダイオード22か
らの照射光がこれに対向するフオトトランジスタ
20に入射されるのに対して、上方の発光ダイオ
ード21からの照射光が遮光板23の本体部分2
3aで遮断される。
これによつて、他方のソレノイドSOL2が励
磁されてチエツクバルブ39が開放され、該チエ
ツクバルブ39の開放でエアー室28内のエアー
が管路36を介して大気中に放出され、エアーサ
スペンシヨンユニツト2の支持推力が減少して収
縮され、その分車高が下降し前記中立零点調整位
置まで下降調整されることになる。
磁されてチエツクバルブ39が開放され、該チエ
ツクバルブ39の開放でエアー室28内のエアー
が管路36を介して大気中に放出され、エアーサ
スペンシヨンユニツト2の支持推力が減少して収
縮され、その分車高が下降し前記中立零点調整位
置まで下降調整されることになる。
それ故、本実施例に係る車高調整位置によれ
ば、静止負荷時においても積載荷重の変化、運転
者の体重に対応して車高が自動的かつ正確に検出
され、また、走行中であつても、泥水やダスト等
の影響を受けず、路面状況、急制動、急発進ある
いは急加速時に、さらにはコーナリング走行時等
の車高変化に対して、これを自動的にかつ、正確
に検出でき、この誤差のない正確な変位検出の結
果に基づいて二輪車等の車高を正確に調整するこ
とができて、車輌の姿勢変化を少なくできるもの
であることから、乗り心地の向上が図れ、かつ、
安定した走行を可能にすることになる。
ば、静止負荷時においても積載荷重の変化、運転
者の体重に対応して車高が自動的かつ正確に検出
され、また、走行中であつても、泥水やダスト等
の影響を受けず、路面状況、急制動、急発進ある
いは急加速時に、さらにはコーナリング走行時等
の車高変化に対して、これを自動的にかつ、正確
に検出でき、この誤差のない正確な変位検出の結
果に基づいて二輪車等の車高を正確に調整するこ
とができて、車輌の姿勢変化を少なくできるもの
であることから、乗り心地の向上が図れ、かつ、
安定した走行を可能にすることになる。
以上のように本発明によれば、端部にそれぞれ
ブラケツトが連設されているので、該ブラケツト
を利用して二輪車等の車輌への取り付けが容易に
可能になるのは勿論、ロツド体の突出端に配設さ
れるブラケツトに対してロツド体がその軸線方向
にのみ相対移動可能なように連設されているの
で、本装置の車輌への取り付け後にその取り付け
状態のままでセンサー部における所望の中立零点
調整が簡単な操作で容易に可能になると共に、本
装置の全体寸法に誤差があつたり、あるいは車輌
の取付部間におけるバラツキ等があつたりして
も、その修正取り付けが可能になる利点がある。
ブラケツトが連設されているので、該ブラケツト
を利用して二輪車等の車輌への取り付けが容易に
可能になるのは勿論、ロツド体の突出端に配設さ
れるブラケツトに対してロツド体がその軸線方向
にのみ相対移動可能なように連設されているの
で、本装置の車輌への取り付け後にその取り付け
状態のままでセンサー部における所望の中立零点
調整が簡単な操作で容易に可能になると共に、本
装置の全体寸法に誤差があつたり、あるいは車輌
の取付部間におけるバラツキ等があつたりして
も、その修正取り付けが可能になる利点がある。
その結果、停車中は勿論、走行中の車輌におけ
る正確かつ精度の良い車高検出が可能になつて、
所望の姿勢制御が正確に行なわれて、最適な乗車
姿勢や安定した走行状態が得られることになる。
る正確かつ精度の良い車高検出が可能になつて、
所望の姿勢制御が正確に行なわれて、最適な乗車
姿勢や安定した走行状態が得られることになる。
また本発明によれば、シール性および防水防塵
性を確保しつつ、その高い検出精度を有したまま
での小型化が可能になる利点もある。
性を確保しつつ、その高い検出精度を有したまま
での小型化が可能になる利点もある。
第1図は本発明に係る車検出装置をエアーサス
ペンシヨンユニツトと共に二輪車に装備した状態
を示す側面図、第2図は本発明に係る車高検出装
置を示す縦断面図、第3図はロツド体に対するブ
ラケツトの回転防止構造の他の実施例を示す部分
拡大縦断面図、第4図は第2図中の−線で示
す横断平面図、第5図は本発明に係る車高検出装
置を利用する車高調整装置の全体を示す系統図で
ある。 1……車高検出装置、10……筒体、13……
ロツド体、13a……螺条部、13b,15g…
…ガイド孔、13c,15e……ガイドピン、1
4,15……ブラケツト、15a……ロツクナツ
ト、15b……挿通部、15c……窓部、15d
……調整ナツト、23……遮光板、19,20…
…フオトトランジスタ、21,22……発光ダイ
オード。
ペンシヨンユニツトと共に二輪車に装備した状態
を示す側面図、第2図は本発明に係る車高検出装
置を示す縦断面図、第3図はロツド体に対するブ
ラケツトの回転防止構造の他の実施例を示す部分
拡大縦断面図、第4図は第2図中の−線で示
す横断平面図、第5図は本発明に係る車高検出装
置を利用する車高調整装置の全体を示す系統図で
ある。 1……車高検出装置、10……筒体、13……
ロツド体、13a……螺条部、13b,15g…
…ガイド孔、13c,15e……ガイドピン、1
4,15……ブラケツト、15a……ロツクナツ
ト、15b……挿通部、15c……窓部、15d
……調整ナツト、23……遮光板、19,20…
…フオトトランジスタ、21,22……発光ダイ
オード。
Claims (1)
- 1 内部に互いに対向するフオトトランジスタと
発光ダイオードとを有し端部にブラケツトを有す
る筒体と、該筒体内に出没自在に挿入されると共
にその突出端にブラケツトを有しかつその挿入端
に上記フオトトランジスタと発光ダイオードとの
間に配在される遮光板を有するロツド体と、から
なる車高検出装置において、筒体の端部に固定的
に配設されるブラケツトおよびロツド体の突出端
に配設されるブラケツトはそれぞれ車輌の車体側
あるいは車軸側のいずれかに枢着されると共に、
上記ロツド体の突出端に配設されるブラケツトは
その挿通部が上記ロツド体の突出端に形成された
螺状部に遊動的に介装されると共に該螺状部に螺
装されたロツクナツトとこれに対向するように該
螺状部に螺装された調整ナツトとの間に挾持され
てなり、かつ、上記挿通部とこれに近隣する上記
螺状部との間には上記ロツド体とブラケツトとの
間における相対的な軸方向移動は許容するがその
回転を阻止するためのガイド孔とこれに案内され
るガイドピンとが介在されてなるようにしたこと
を特徴とする車高検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27431887A JPS63255114A (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 車高検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27431887A JPS63255114A (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 車高検出装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20282786A Division JPS6242005A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 車高検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63255114A JPS63255114A (ja) | 1988-10-21 |
JPH0322562B2 true JPH0322562B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=17539979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27431887A Granted JPS63255114A (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 車高検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63255114A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5358075A (en) * | 1993-06-25 | 1994-10-25 | Jarzombek Richard J | Brake movement and adjustment monitoring device |
US5450930A (en) * | 1993-12-09 | 1995-09-19 | Mgm Brakes | Heavy duty electronic brake stroke indicator |
US5825287A (en) * | 1995-02-02 | 1998-10-20 | Indian Head Industries | Vehicle brake monitoring system |
ATE363411T1 (de) | 1996-10-11 | 2007-06-15 | Indian Head Inc | Bremskontrollsystem |
US6753771B2 (en) | 2002-05-14 | 2004-06-22 | Indian Head Industries, Inc. | Vehicle monitoring system |
CN102837173A (zh) * | 2012-09-19 | 2012-12-26 | 广西玉柴重工有限公司 | 一种内腔装配可调定位距 |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP27431887A patent/JPS63255114A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63255114A (ja) | 1988-10-21 |
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---|---|---|
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