JPH03225195A - 熱処理炉の運転方法 - Google Patents
熱処理炉の運転方法Info
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- JPH03225195A JPH03225195A JP1966190A JP1966190A JPH03225195A JP H03225195 A JPH03225195 A JP H03225195A JP 1966190 A JP1966190 A JP 1966190A JP 1966190 A JP1966190 A JP 1966190A JP H03225195 A JPH03225195 A JP H03225195A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、炉体内ガス温度の昇温工程中に交流電動機を
一定電流で駆動するようにした熱処理炉の運転方法に関
する。
一定電流で駆動するようにした熱処理炉の運転方法に関
する。
[従来の技術]
特公昭59−572号公報に示される箱型雰囲気熱処理
装置、実開昭63−6042号公報に示されるオートク
レーブ等々の如く、各種熱処理炉では、炉体内の雰囲気
ガスを単一あるいは複数段階の高温に設定し所定時間た
け熱処理運転される。
装置、実開昭63−6042号公報に示されるオートク
レーブ等々の如く、各種熱処理炉では、炉体内の雰囲気
ガスを単一あるいは複数段階の高温に設定し所定時間た
け熱処理運転される。
この際、雰囲気ガスの温度均一化のために、雰囲気ガス
は循環ファンにより炉内で循環される。
は循環ファンにより炉内で循環される。
例えば、第3図に示すオートクレーブでは、圧力容器た
る炉体1とマツフル2との間に空気(ガス)流路3を形
成し、電動1113で回転駆動される循環ファン11に
よって空気循環している。これにより、炉体1内の空気
温度Tは均一化される。
る炉体1とマツフル2との間に空気(ガス)流路3を形
成し、電動1113で回転駆動される循環ファン11に
よって空気循環している。これにより、炉体1内の空気
温度Tは均一化される。
なお、空気流路3には、図示しないし−タと冷却コイル
とが配設されている。
とが配設されている。
ここに、循環ファン11の容量は、炉体1内の空気温度
Tを熱処理品質保証に好適な例えば600℃の設定温度
Tsに均一維持するに十分な風量Qを得るものとして選
定される。一方、電動機13は、主に容量的、コスト的
理由から交流電導機とされ、動力盤14からの三相交流
電源で駆動される。
Tを熱処理品質保証に好適な例えば600℃の設定温度
Tsに均一維持するに十分な風量Qを得るものとして選
定される。一方、電動機13は、主に容量的、コスト的
理由から交流電導機とされ、動力盤14からの三相交流
電源で駆動される。
また、かかる熱処理炉では、炉体l内にワークの出入れ
を必要とすることがら、設定温度Tsへの昇温工程と降
温工程が必要である。したがって、交流電動機13の容
量は、常温(例えば20〜30°C)において上記風量
Qを得るに必要とする循環ファン11の軸動力を出力可
能なものと選定されているのが一般的である。
を必要とすることがら、設定温度Tsへの昇温工程と降
温工程が必要である。したがって、交流電動機13の容
量は、常温(例えば20〜30°C)において上記風量
Qを得るに必要とする循環ファン11の軸動力を出力可
能なものと選定されているのが一般的である。
[発明か解決しようとする課題7
ところで、上記従来構造による運転方法では、第4図に
示す如く、昇温工程において風量Qは一定であるか、電
動機13の電流Iは炉体1内の空気温度Tの上昇ととも
に減小している。
示す如く、昇温工程において風量Qは一定であるか、電
動機13の電流Iは炉体1内の空気温度Tの上昇ととも
に減小している。
すなわち、交流電動機13は周波数が一定の三相交流電
源(14)で回転駆動されているので、回転数一定のら
とに風量Qを保持しながらも、炉体1内の空気密度が温
度Tの上昇とともに小さくなることに伴い小さくなる循
環ファン11の実質的軸動力に対応してt流量が減小し
ていることがわかる。
源(14)で回転駆動されているので、回転数一定のら
とに風量Qを保持しながらも、炉体1内の空気密度が温
度Tの上昇とともに小さくなることに伴い小さくなる循
環ファン11の実質的軸動力に対応してt流量が減小し
ていることがわかる。
つまり、従来は昇温工程における円滑運転の観点から、
第4図に示す領域Bo内の軸動力を出力するに十分な容
量の電動機13か選定されていたからである。
第4図に示す領域Bo内の軸動力を出力するに十分な容
量の電動機13か選定されていたからである。
したかって、設定温度Tsにおける循環ファン11の実
質的軸動力に対応する容量の電動機13を選定採決でき
るなら、電動機13.動力盤14の小型小容量化はもと
より消費電力軽減を図ることかできるといえる。換言す
れば従来構造では過大設備と無用電力を消費していたと
いわざるをえない。
質的軸動力に対応する容量の電動機13を選定採決でき
るなら、電動機13.動力盤14の小型小容量化はもと
より消費電力軽減を図ることかできるといえる。換言す
れば従来構造では過大設備と無用電力を消費していたと
いわざるをえない。
だからといって、電動機13を設定温度T” sにおけ
る循環ファン11の実質的軸動力を出力するものと選定
したのでは、第4図から明らかの通り、昇温工程におけ
る交流電動機13の過負荷は回避することかできず、安
定運転が阻害されるばかりか電動機焼損という事態を招
来するので、却って生産能力を低下させることになる。
る循環ファン11の実質的軸動力を出力するものと選定
したのでは、第4図から明らかの通り、昇温工程におけ
る交流電動機13の過負荷は回避することかできず、安
定運転が阻害されるばかりか電動機焼損という事態を招
来するので、却って生産能力を低下させることになる。
しかも、昇温工程は単に設定温度Tsに立上げるたけで
なく、品質保証上、一定の温度上昇率のもとに炉体1内
空気温度Tを上昇させる必要かあり比較的長時間を必要
とすることがら、−時的過負荷で通過させようとする運
転は不可能である。
なく、品質保証上、一定の温度上昇率のもとに炉体1内
空気温度Tを上昇させる必要かあり比較的長時間を必要
とすることがら、−時的過負荷で通過させようとする運
転は不可能である。
なお、以上の問題は、降温工程についても同様に生ずる
。
。
ここに、本発明の目的は、安定・円滑運転と設備経済・
運転経済との双方を満足できる熱処理炉の運転方法を稈
供することにある。
運転経済との双方を満足できる熱処理炉の運転方法を稈
供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、ガスの密度が昇温工程中に減小することを当
然の前提とし、かつ循環ファンの風量は設定温度におい
て炉体内ガス温度を均一化するために選定されるもので
あって昇温過程中においては必ずしもその風量は必要と
されないことに着目し、設定温度近傍〜設定温度に到達
するまでその風量を絞ることを容認して、循環ファンの
実質的軸動力つまり交流電動機の負荷を、一定とするよ
うに定電流制御することにより、前記目的を達成するも
のである。
然の前提とし、かつ循環ファンの風量は設定温度におい
て炉体内ガス温度を均一化するために選定されるもので
あって昇温過程中においては必ずしもその風量は必要と
されないことに着目し、設定温度近傍〜設定温度に到達
するまでその風量を絞ることを容認して、循環ファンの
実質的軸動力つまり交流電動機の負荷を、一定とするよ
うに定電流制御することにより、前記目的を達成するも
のである。
すなわち、炉体内の高温ガスを交流電動機で駆動される
循環ファンによって循環しつつワークの熱処理を行う熱
処理炉の運転方法であって、少なくとも前記炉体内のガ
ス温度か設定温度の近傍に昇温するまで前記交?L電動
機を一定の電流で回転駆動することを特徴とする。
循環ファンによって循環しつつワークの熱処理を行う熱
処理炉の運転方法であって、少なくとも前記炉体内のガ
ス温度か設定温度の近傍に昇温するまで前記交?L電動
機を一定の電流で回転駆動することを特徴とする。
[作 用]
本発明は、昇温工程中における交流電動機は定電流で回
転制御される。
転制御される。
したがって、設定値を設定温度における負荷電流にセッ
トしておけば、炉体内ガスの密度が大きい低温時におい
ても交流電動機が過負荷となることがない。よって、交
流電動機、動力盤等を小型化できる。なお、昇温工程中
は交流電動機の回転数が低下し循環ファンの吐出流量が
小さいが問題はなく、設定温度に到達するつまり熱処理
を施す際には規定流量となるので、炉体内ガス温度を均
一維持できる。
トしておけば、炉体内ガスの密度が大きい低温時におい
ても交流電動機が過負荷となることがない。よって、交
流電動機、動力盤等を小型化できる。なお、昇温工程中
は交流電動機の回転数が低下し循環ファンの吐出流量が
小さいが問題はなく、設定温度に到達するつまり熱処理
を施す際には規定流量となるので、炉体内ガス温度を均
一維持できる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
箭1図は本発明を実施するに好適な熱処理装置の全体構
成図であるに の実施例の熱処理装置は、オートクレーブとされ耐圧容
器を形成する炉体1と駆動制御手段とから構成されてい
る。
成図であるに の実施例の熱処理装置は、オートクレーブとされ耐圧容
器を形成する炉体1と駆動制御手段とから構成されてい
る。
炉体I内には、第1図に示す如く円筒形状のマツフル2
か配設され、炉体1の内面との間に空気流路3を形成し
ている。この空気流路3には冷却コイル5とヒータ4と
が配設されている。
か配設され、炉体1の内面との間に空気流路3を形成し
ている。この空気流路3には冷却コイル5とヒータ4と
が配設されている。
11は、循環ファンで炉体1内のワークWの収容空間か
ら吸込み空気流路3に空気を循環させるものであり、そ
の容量は炉体1内の空気温度Tを設定温度′「Sに均一
維持するために必要十分な風量Qを得ることかできるも
のと選定されている。
ら吸込み空気流路3に空気を循環させるものであり、そ
の容量は炉体1内の空気温度Tを設定温度′「Sに均一
維持するために必要十分な風量Qを得ることかできるも
のと選定されている。
この実施例では、設定温度Tsを600℃としてそのと
きの風量は900m’/minで20mmAqの静圧を
得るものとされている。この場合(定格)の軸動力は約
6kwである。
きの風量は900m’/minで20mmAqの静圧を
得るものとされている。この場合(定格)の軸動力は約
6kwである。
次に、駆動制御手段は、循環ファン11を回転制御する
三相交流電動機13と200V、60Hzの三相交流電
源を供給する動力盤14とがらなり、動力盤14には起
動スイッチ、プレーカー等か組込まれている。なお、1
2は減速機である。
三相交流電動機13と200V、60Hzの三相交流電
源を供給する動力盤14とがらなり、動力盤14には起
動スイッチ、プレーカー等か組込まれている。なお、1
2は減速機である。
そして、動力盤14と交流電動機13とを結ぶ電路中に
は、定電流制御装置20か介装されている。
は、定電流制御装置20か介装されている。
この定″:L流制御装置20は、第1図に示す如く、1
相(T相)の電流(11)を検出する電流検出器21と
、電流制御口N22と、インバータ23とから形成され
ており、交a !動1113の負荷電流I (1,、I
s、I工)を一定とするものである。
相(T相)の電流(11)を検出する電流検出器21と
、電流制御口N22と、インバータ23とから形成され
ており、交a !動1113の負荷電流I (1,、I
s、I工)を一定とするものである。
具体的には、電流制御回路22は、内蔵する電流設定器
(図示省略)に所定の電流値を設定することにより、2
次側の負荷電流■を設定電流に一定とするようにインバ
ータ23をコントロールするものと形成されている。つ
まり、インバータ23で2次(ITllの交流電源の周
波数をコントロールするように形成されている。
(図示省略)に所定の電流値を設定することにより、2
次側の負荷電流■を設定電流に一定とするようにインバ
ータ23をコントロールするものと形成されている。つ
まり、インバータ23で2次(ITllの交流電源の周
波数をコントロールするように形成されている。
また、電源制御回路22は、循環ファン11を停止する
ために動力盤I4を遮断したときには、インバータ23
を最低周波数でコントロールさせるための信号Sを出力
するものとされている。再起動時における過負荷防止用
の安全策と取扱便宜のためである。
ために動力盤I4を遮断したときには、インバータ23
を最低周波数でコントロールさせるための信号Sを出力
するものとされている。再起動時における過負荷防止用
の安全策と取扱便宜のためである。
ここに、本交流電動機13の容量は、上記循環ファン1
1の定格軸動力(6KW)を出力可能な汎用電動機から
選ばれ、7.5KWとされている。
1の定格軸動力(6KW)を出力可能な汎用電動機から
選ばれ、7.5KWとされている。
因に、常温20″Cの場合において、循環ファン11で
定格風量900m’/minを得るには、静圧70mm
Aqが必要で軸動力は20KWとなる。この場合は、2
2KWの汎用電動機を用いる必要かある。
定格風量900m’/minを得るには、静圧70mm
Aqが必要で軸動力は20KWとなる。この場合は、2
2KWの汎用電動機を用いる必要かある。
次に、かかるオートクレーブの運転方法を説明する。
動力盤14を操作して交流電動a13を回転制御する。
炉体1内の空気は循環ファン11によってi環される。
この際、インバータ23は、先の電源遮断時に出力され
る電流制御口F!@22からの信号Sによって切替えら
れた最低周波数となるように、周波数をコントロールし
て交流電動機13に電流■(IR,Is、I工)を加え
るので、交流電動機13か一時的にも過負荷となること
はない。
る電流制御口F!@22からの信号Sによって切替えら
れた最低周波数となるように、周波数をコントロールし
て交流電動機13に電流■(IR,Is、I工)を加え
るので、交流電動機13か一時的にも過負荷となること
はない。
ここで、電流制御回路22の電流設定器に、炉体1内の
空気温度Tか設定温度Ts (600℃)において静圧
20mmAq、風量900m’/minとなるように、
循環ファン11を回転させるべき上記軸動力6KWに相
当する負荷電流■(1,)と等しい電流値をセットする
。
空気温度Tか設定温度Ts (600℃)において静圧
20mmAq、風量900m’/minとなるように、
循環ファン11を回転させるべき上記軸動力6KWに相
当する負荷電流■(1,)と等しい電流値をセットする
。
すると、を流制御回路22は、電流検出器21で検出し
たT相の電流値■1をフィードバック信号として、負荷
電流■が設定を流値と等しくするための制御信号Sを出
力する。インバータ23は制御信号Sに基づいて、動力
盤14からの60Hz電源を周波数変換制御し負荷を流
Iを一定にコントロールする。
たT相の電流値■1をフィードバック信号として、負荷
電流■が設定を流値と等しくするための制御信号Sを出
力する。インバータ23は制御信号Sに基づいて、動力
盤14からの60Hz電源を周波数変換制御し負荷を流
Iを一定にコントロールする。
これらと同時的に、炉体1内の空気温度Tはヒータ4に
よって加熱され徐々に昇温されている。
よって加熱され徐々に昇温されている。
すなわち、交流電動fi13は、第2図に示すようにイ
ンバータ23でコントロールされた一定の負荷電流■で
回転駆動される。この実施例では上記電流設定器を昇温
工程中、熱処理中および降温工程中も定格電流値とセッ
トするものとされているので、負荷電流I(I工)は常
に一定である。
ンバータ23でコントロールされた一定の負荷電流■で
回転駆動される。この実施例では上記電流設定器を昇温
工程中、熱処理中および降温工程中も定格電流値とセッ
トするものとされているので、負荷電流I(I工)は常
に一定である。
したかって、炉体1内空気の密度が大きい昇温工程中で
はその回転数が低いので、循環ファン11の吐出風量Q
は定格風量900m’/minより少ない、この風量Q
は炉体1内空気温度か上昇するほどに増大する。
はその回転数が低いので、循環ファン11の吐出風量Q
は定格風量900m’/minより少ない、この風量Q
は炉体1内空気温度か上昇するほどに増大する。
なお、第2図中2点鎖線で示した風量(Q)カーブは従
来運転方法の場合を示すものである。
来運転方法の場合を示すものである。
かくして、設定温度Tsに昇温され熱処理を実施する場
合には、所定流量Q(900m’/m1n)をもって循
環されるので炉体1内空気温度を均一に維持することが
できる。
合には、所定流量Q(900m’/m1n)をもって循
環されるので炉体1内空気温度を均一に維持することが
できる。
降温工程においても同様である。
しかして、この実施例によれば、昇温(降温)工程中に
交流電動機13の負荷電流Iを一定として運転する方法
であるから、炉#I内の空気密度が大きい低温時におい
ても電動機13か過負荷となることなく、かつ熱処理工
程も最小的必要十分な軸動力で循環ファン11を回転駆
動することができる。よって、交流電動6113はもと
より動力盤14の小容量・小型化と消費電力の軽減との
双方を達成しつつ安定した高品質熱処理かできる。
交流電動機13の負荷電流Iを一定として運転する方法
であるから、炉#I内の空気密度が大きい低温時におい
ても電動機13か過負荷となることなく、かつ熱処理工
程も最小的必要十分な軸動力で循環ファン11を回転駆
動することができる。よって、交流電動6113はもと
より動力盤14の小容量・小型化と消費電力の軽減との
双方を達成しつつ安定した高品質熱処理かできる。
また、定電流制御装置20によって実施され、定電流制
御装置20はインバータ23による周波数変換方式であ
るから、交流電動t1113.動力盤14の仕様を改変
する必要かなく、交流電動ii3を従来の22KWから
第2図の領域Bにおいて選択した7、5KWに大幅に小
容量とすることができる。
御装置20はインバータ23による周波数変換方式であ
るから、交流電動t1113.動力盤14の仕様を改変
する必要かなく、交流電動ii3を従来の22KWから
第2図の領域Bにおいて選択した7、5KWに大幅に小
容量とすることができる。
また、電流制御回路22には、電流設定器が設けられ負
荷電流Iを所望の値にセットできる構成とされているの
で、交流電動機13の小型化による節電に加え、当該熱
処理条件の許容範囲内でさらに負荷電流を低くセットし
た運転かできるから、−段と消費電力の軽減かできかつ
適応性の広いものとなる。
荷電流Iを所望の値にセットできる構成とされているの
で、交流電動機13の小型化による節電に加え、当該熱
処理条件の許容範囲内でさらに負荷電流を低くセットし
た運転かできるから、−段と消費電力の軽減かできかつ
適応性の広いものとなる。
さらに、電流制御回路22は、循環ファン11を停止し
たときにインバータ23へ最低周波数とするようにコン
トロールすべき制御信号Sを出力するものと形成されて
いるので、炉体1内の空気温度Tか厳寒時における極低
温となり空気の密度が一段と大きい場合であっても、交
流電動11113が一時的にも過負荷とならず安全であ
る。
たときにインバータ23へ最低周波数とするようにコン
トロールすべき制御信号Sを出力するものと形成されて
いるので、炉体1内の空気温度Tか厳寒時における極低
温となり空気の密度が一段と大きい場合であっても、交
流電動11113が一時的にも過負荷とならず安全であ
る。
さらにまた、一定電流制御であるから設定を流を熱処理
工程にfi:afな電流値とセットしておきさえすれば
、昇温(降温)工程中に格別の操作をする必要かなくか
つ熱処理工程との移行に際し何らの切替操作等I:J必
要としない取扱容易なものとなる。とともに、昇温(降
温)工程における炉体1内空気の温度変化率が、−層の
品質向上達成のためにいかように設定されても、交流電
動fi13等を焼損させてしまうことかない。
工程にfi:afな電流値とセットしておきさえすれば
、昇温(降温)工程中に格別の操作をする必要かなくか
つ熱処理工程との移行に際し何らの切替操作等I:J必
要としない取扱容易なものとなる。とともに、昇温(降
温)工程における炉体1内空気の温度変化率が、−層の
品質向上達成のためにいかように設定されても、交流電
動fi13等を焼損させてしまうことかない。
[発明の効果]
本発明は、以上の説明から明らかの通り、炉体内の高温
ガスを交流電動機で駆動される循環ファンによって循環
しつつワークの熱処理を行う熱処理炉において、昇温(
降温)工程中に交流電動機を一定の電流で回転制御する
運転方法であるから、交流電動機・動力盤等の設備を大
幅に小型化できるとともに消費電力の軽減を達成するこ
とかできる優れた効果を有する。
ガスを交流電動機で駆動される循環ファンによって循環
しつつワークの熱処理を行う熱処理炉において、昇温(
降温)工程中に交流電動機を一定の電流で回転制御する
運転方法であるから、交流電動機・動力盤等の設備を大
幅に小型化できるとともに消費電力の軽減を達成するこ
とかできる優れた効果を有する。
第1図は本発明を実施するために好適な熱処理装置の全
体構成図、第2図は運転方法を説明するための図、およ
び第3図、第4図は従来例を示し第3図は熱処理装置の
概略図−第4図は回転数−定の運転方法を説明するため
の図である。 1・・・炉体、 2・・・マツフル、 3・・・ガス流路、 11・・・循環ファン、 13・・・交流電動機、 14・・・動力盤、 20・・・定電流制御装置、 21・・・’S流検出器、 22・・・電流制御回路、 23・・・インバータ、 T・・・炉体内ガス温度、 Ts・・・設定温度、 1 (1,、Is、IT) ・・・負荷電流。
体構成図、第2図は運転方法を説明するための図、およ
び第3図、第4図は従来例を示し第3図は熱処理装置の
概略図−第4図は回転数−定の運転方法を説明するため
の図である。 1・・・炉体、 2・・・マツフル、 3・・・ガス流路、 11・・・循環ファン、 13・・・交流電動機、 14・・・動力盤、 20・・・定電流制御装置、 21・・・’S流検出器、 22・・・電流制御回路、 23・・・インバータ、 T・・・炉体内ガス温度、 Ts・・・設定温度、 1 (1,、Is、IT) ・・・負荷電流。
Claims (1)
- (1)炉体内の高温ガスを交流電動機で駆動される循環
ファンによって循環しつつワークの熱処理を行う熱処理
炉の運転方法であって、 少なくとも前記炉体内のガス温度が設定温度の近傍に昇
温するまで前記交流電動機を一定の電流で回転駆動する
ことを特徴とした熱処理炉の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019661A JP2641583B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 熱処理炉の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019661A JP2641583B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 熱処理炉の運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03225195A true JPH03225195A (ja) | 1991-10-04 |
JP2641583B2 JP2641583B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=12005431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019661A Expired - Lifetime JP2641583B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 熱処理炉の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2641583B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011528782A (ja) * | 2008-07-24 | 2011-11-24 | Ipsen株式会社 | 金属加工品の熱処理のためのレトルト炉 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184317A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 熱風循環式加熱炉の操炉方法 |
JPS63197676U (ja) * | 1987-06-04 | 1988-12-20 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2019661A patent/JP2641583B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184317A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 熱風循環式加熱炉の操炉方法 |
JPS63197676U (ja) * | 1987-06-04 | 1988-12-20 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011528782A (ja) * | 2008-07-24 | 2011-11-24 | Ipsen株式会社 | 金属加工品の熱処理のためのレトルト炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2641583B2 (ja) | 1997-08-13 |
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