JPH03224619A - 冷凍・冷蔵庫内脱臭方法 - Google Patents
冷凍・冷蔵庫内脱臭方法Info
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- JPH03224619A JPH03224619A JP2081791A JP8179190A JPH03224619A JP H03224619 A JPH03224619 A JP H03224619A JP 2081791 A JP2081791 A JP 2081791A JP 8179190 A JP8179190 A JP 8179190A JP H03224619 A JPH03224619 A JP H03224619A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は冷凍・冷蔵庫内の臭気成分を触媒上での接触酸
化法によって除去する方法に関するものである。尚本発
明の冷凍・冷蔵庫とは冷凍庫あるいは冷蔵庫として夫々
独立しているもの並びに冷凍・冷蔵の両機能を備えたも
のを含み、また後者の場合は冷凍室、冷蔵室が独立して
いない1ドアタイプのもの、および夫々独立している2
ドアタイプ以上のものを全て含むが、以下の説明におい
ては便宜上「冷蔵庫」の用語を用いて代表的に説明する
こととする。
化法によって除去する方法に関するものである。尚本発
明の冷凍・冷蔵庫とは冷凍庫あるいは冷蔵庫として夫々
独立しているもの並びに冷凍・冷蔵の両機能を備えたも
のを含み、また後者の場合は冷凍室、冷蔵室が独立して
いない1ドアタイプのもの、および夫々独立している2
ドアタイプ以上のものを全て含むが、以下の説明におい
ては便宜上「冷蔵庫」の用語を用いて代表的に説明する
こととする。
[従来技術とその問題点]
冷蔵庫の悪臭除去は古くからの課題であるが、食生活の
変化とともに、一般家庭の冷蔵庫が大型化する傾向にあ
り、収容物の増大と収容期間の長期化が顕著である。そ
れとともに冷蔵庫に対する要求も多岐に亘ってきており
、冷蔵庫内の非常に複雑な悪臭を除去したいという希望
は益々強くなっている。
変化とともに、一般家庭の冷蔵庫が大型化する傾向にあ
り、収容物の増大と収容期間の長期化が顕著である。そ
れとともに冷蔵庫に対する要求も多岐に亘ってきており
、冷蔵庫内の非常に複雑な悪臭を除去したいという希望
は益々強くなっている。
冷蔵庫内には魚類、肉類、野菜、果物、乳製品などいろ
いろなものが収納されるが、これらのうち多くのものは
固有の臭いを発する。例えば魚類からはアミン類、硫化
水素等が、肉類からはアルデヒド類、硫化水素、アンモ
ニア等が、野菜からはメチルメルカプタン、硫化水素等
が発生しており、これらの混合具がいやな臭いとなる。
いろなものが収納されるが、これらのうち多くのものは
固有の臭いを発する。例えば魚類からはアミン類、硫化
水素等が、肉類からはアルデヒド類、硫化水素、アンモ
ニア等が、野菜からはメチルメルカプタン、硫化水素等
が発生しており、これらの混合具がいやな臭いとなる。
そしてこのいやな臭いが、他の食品に移ったり、又製氷
室の氷の中に溶は込むという問題を生じている。
室の氷の中に溶は込むという問題を生じている。
冷蔵庫の臭いを除去する方法としては、古くから行なわ
れている(1)吸看剤の利用法と、最近実用化されてい
る(2)オゾン脱臭方法が挙げられる。吸看剤利用法の
場合は、吸着寿命が短く脱臭効果の持続期間が非常に短
いため、頻繁に交換しなければならないという煩らゎし
さがあり、庫内管理不十分の為に交換の時期を失すると
脱臭効果がたちまちにして消失されるという問題がある
。
れている(1)吸看剤の利用法と、最近実用化されてい
る(2)オゾン脱臭方法が挙げられる。吸看剤利用法の
場合は、吸着寿命が短く脱臭効果の持続期間が非常に短
いため、頻繁に交換しなければならないという煩らゎし
さがあり、庫内管理不十分の為に交換の時期を失すると
脱臭効果がたちまちにして消失されるという問題がある
。
一方寸シン脱臭法においては、脱臭効果は優れているも
のの、オゾン発生器を常時駆動することによるランニン
グコストの上昇、および余剰オゾン自体の処理という新
たな問題が生じる。
のの、オゾン発生器を常時駆動することによるランニン
グコストの上昇、および余剰オゾン自体の処理という新
たな問題が生じる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、冷蔵庫内の臭いを除去するにあたり、
長期に亘り安定して効率のよい脱臭効果を発揮し、かつ
装置コストおよび材料コストにおいても安価な冷蔵庫内
脱臭方法を提供することにある。
長期に亘り安定して効率のよい脱臭効果を発揮し、かつ
装置コストおよび材料コストにおいても安価な冷蔵庫内
脱臭方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、上記目的に沿って鋭意研究した結果、T
i、St、Aft ZrおよびMgよりなる群から選ば
れる少なくとも一種の元素を含む触媒A成分、およびM
n、Fe、Co、Ni。
i、St、Aft ZrおよびMgよりなる群から選ば
れる少なくとも一種の元素を含む触媒A成分、およびM
n、Fe、Co、Ni。
Ag、Au、Pt、PdおよびRhよりなる群から選ば
れる少なくとも一種の元素を含む触媒日成分からなる触
媒に臭気成分を吸着した後、該触媒を加熱し、吸着され
た臭気成分を触媒上で接触酸化除去する操作を繰り返し
行う冷蔵庫内脱臭方法は、長期に亘り安定した効率の良
い脱臭効果が得られ、かつ安価な冷蔵庫内脱臭方法であ
ることを見出した。
れる少なくとも一種の元素を含む触媒日成分からなる触
媒に臭気成分を吸着した後、該触媒を加熱し、吸着され
た臭気成分を触媒上で接触酸化除去する操作を繰り返し
行う冷蔵庫内脱臭方法は、長期に亘り安定した効率の良
い脱臭効果が得られ、かつ安価な冷蔵庫内脱臭方法であ
ることを見出した。
[作用]
本発明の重要な技術要素として、吸着と接触酸化反応が
あげられる。従って吸着能にすぐれており、かつ接触酸
化能にもすぐれた触媒が必要となる。
あげられる。従って吸着能にすぐれており、かつ接触酸
化能にもすぐれた触媒が必要となる。
吸着能という観点からすればTi、St。
A1、ZrおよびMgよりなる群から選ばれる少なくと
も一種の元素を含む無機化合物がすぐれているが、中で
もTiとSiからなる二元系複合酸化物、TfとZrか
らなる二元系複合酸化物およびTi、SiおよびZrか
らなる三元系複合酸化物よりなる群から選ばれる少なく
とも一種の複合酸化物は特に好ましい。本発明ではこれ
らを触媒A成分と称している。
も一種の元素を含む無機化合物がすぐれているが、中で
もTiとSiからなる二元系複合酸化物、TfとZrか
らなる二元系複合酸化物およびTi、SiおよびZrか
らなる三元系複合酸化物よりなる群から選ばれる少なく
とも一種の複合酸化物は特に好ましい。本発明ではこれ
らを触媒A成分と称している。
次に接触酸化能力という観点からすると、Mn、Fe、
Co、Ni、Ag、Au、Pt。
Co、Ni、Ag、Au、Pt。
PdおよびRhよりなる群から選ばれる少なくとも一種
の元素がすぐれているが、冷蔵庫内で使用するというこ
とを考慮すると、低温でも高活性を示すことが要求され
るので、ptおよび/′*たはPdが特に好ましい。本
発明ではこれらを触媒B成分と称している。
の元素がすぐれているが、冷蔵庫内で使用するというこ
とを考慮すると、低温でも高活性を示すことが要求され
るので、ptおよび/′*たはPdが特に好ましい。本
発明ではこれらを触媒B成分と称している。
本発明では上記触媒A成分および触媒B成分を併用し、
冷蔵庫内の適所、例えば冷気の循環経路中に配置する。
冷蔵庫内の適所、例えば冷気の循環経路中に配置する。
この位置は後述する理由により除霜用ヒーターの近傍で
あることが望まれる。こうして本発明の触媒を配置する
と、当該位置を通過する気流内の臭気成分は触媒A成分
上に順次吸着されていき、循環気流中に臭気成分が蓄積
されていくのを防止する。
あることが望まれる。こうして本発明の触媒を配置する
と、当該位置を通過する気流内の臭気成分は触媒A成分
上に順次吸着されていき、循環気流中に臭気成分が蓄積
されていくのを防止する。
そして触媒A成分上への臭気成分の吸着破過に至る前の
適切な時期に本発明触媒を加熱すると、触媒A成分上の
臭気成分は触媒B成分の作用によって接触酸化を受け、
CO2やH2O等まで分解され、触媒A成分の吸着活性
を回復する。
適切な時期に本発明触媒を加熱すると、触媒A成分上の
臭気成分は触媒B成分の作用によって接触酸化を受け、
CO2やH2O等まで分解され、触媒A成分の吸着活性
を回復する。
上記加熱手段としては、臭気成分除去のための接触酸化
反応用として、ヒーターを特別に設置することも可能で
あるが、経済上およびスペース上の問題より冷蔵庫に既
設のヒーターを有効利用することが好ましい。除霜用ヒ
ーターは冷蔵庫内の霜取りを目的として一定時間を置い
て間欠的に(例えば1日1〜2回)作動しているので、
これを使用することが、加熱周期および熱容量上、最も
好ましいと思われる。しかも一般に汎用されている既設
の除霜用ヒーターは、その発熱量および作動時間におい
て、その近傍に置かれた本発明触媒を、接触酸化の為の
好適温度範囲(通常200〜250℃)に必要な時間(
通常20〜40分程度)加熱、するのに好都合なもので
あることが分かった。
反応用として、ヒーターを特別に設置することも可能で
あるが、経済上およびスペース上の問題より冷蔵庫に既
設のヒーターを有効利用することが好ましい。除霜用ヒ
ーターは冷蔵庫内の霜取りを目的として一定時間を置い
て間欠的に(例えば1日1〜2回)作動しているので、
これを使用することが、加熱周期および熱容量上、最も
好ましいと思われる。しかも一般に汎用されている既設
の除霜用ヒーターは、その発熱量および作動時間におい
て、その近傍に置かれた本発明触媒を、接触酸化の為の
好適温度範囲(通常200〜250℃)に必要な時間(
通常20〜40分程度)加熱、するのに好都合なもので
あることが分かった。
本発明の触媒形状は設置場所などにより制約を受けるが
、特に限定されなければならないものではない。吸着能
力を考慮すると、占有する空間が同一であっても、幾何
学的表面積が相対的に太きくなるハニカム形状が好まし
い。
、特に限定されなければならないものではない。吸着能
力を考慮すると、占有する空間が同一であっても、幾何
学的表面積が相対的に太きくなるハニカム形状が好まし
い。
以下実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこの実施例のみに限定されるものではない。
本発明はこの実施例のみに限定されるものではない。
[実施例]
第1図は本発明の実施態様の一例を示す側面概念図、第
2図は第1図のn −n線断面を示す概念図であり、図
は冷凍室6と冷蔵室7に分割されたタイプを示す。冷却
器4によって発生した冷気はファン5によって冷凍室6
内に送り込まれ、冷凍室戻りダクト8を介して循環され
るが、その一部は図示しない経路を通して冷蔵室7に供
給され、冷蔵室7を冷却した後、冷蔵室戻りダクト9を
介して冷却器4に戻される。1は既設の除霜用ヒーター
であり、冷却器4に付着・成長した霜を定期的に加熱融
解する。3は水滴防止板であり、冷却器4から溶融落下
する水滴が除霜用ヒーター1にかかるのを防止すると共
に、冷気を触媒2中に案内するフードとしての機能も発
揮している。
2図は第1図のn −n線断面を示す概念図であり、図
は冷凍室6と冷蔵室7に分割されたタイプを示す。冷却
器4によって発生した冷気はファン5によって冷凍室6
内に送り込まれ、冷凍室戻りダクト8を介して循環され
るが、その一部は図示しない経路を通して冷蔵室7に供
給され、冷蔵室7を冷却した後、冷蔵室戻りダクト9を
介して冷却器4に戻される。1は既設の除霜用ヒーター
であり、冷却器4に付着・成長した霜を定期的に加熱融
解する。3は水滴防止板であり、冷却器4から溶融落下
する水滴が除霜用ヒーター1にかかるのを防止すると共
に、冷気を触媒2中に案内するフードとしての機能も発
揮している。
本発明で用いる触媒は、特にその形状を特定するもので
はないが、ガス流れ方向に沿って貫通孔を形成したもの
が特に推奨される。この様な触媒形態についての種々の
実施態様は追って詳述するが、以下の説明においては「
ハニカム状」の用語を代表的に用いるものとする。該ハ
ニカム状の触媒2は除霜用ヒーター1の直上に設けられ
、該ヒーター1の発熱を利用するが、第2図に示す如く
ヒーター1の全長に沿って設ける場合の他、触媒2の性
能によってはヒーター1の全長に対して数分の1とし、
1箇所又はヒーター1の長さ方向に沿って2箇所以上に
分けて設けることもできる。いずれの場合においても、
触媒2の貫通孔は水平方向になる様に配置され、浸透孔
を冷蔵庫の前方から後方に(第1図の右方から左方へ)
移動する冷気をハニカム状触媒の貫通路およびその表面
に接触させるものとする。尚第1.2図では縦列および
横列ともに多数の貫通孔を有するハニカム状の触媒2を
用いる場合について示したが、触媒2の形状は図示した
ものに限定されず、例えば第3図に示す様に貫通孔10
が横一列に並んだ形状、或は第4図に示す様に触媒2の
外表面を波状にして表面積を大きくした形状のいずれの
ものであってもよい。また第3図および第4図に示した
ものでは、複数枚重ねて設置してもよいことは勿論であ
る。尚第3.4図の夫々では貫通孔10の大きさ、形状
、配列ピッチを一定としたけれども左右方向の流れ抵抗
を考慮してこれらを任意に変更することは自由である。
はないが、ガス流れ方向に沿って貫通孔を形成したもの
が特に推奨される。この様な触媒形態についての種々の
実施態様は追って詳述するが、以下の説明においては「
ハニカム状」の用語を代表的に用いるものとする。該ハ
ニカム状の触媒2は除霜用ヒーター1の直上に設けられ
、該ヒーター1の発熱を利用するが、第2図に示す如く
ヒーター1の全長に沿って設ける場合の他、触媒2の性
能によってはヒーター1の全長に対して数分の1とし、
1箇所又はヒーター1の長さ方向に沿って2箇所以上に
分けて設けることもできる。いずれの場合においても、
触媒2の貫通孔は水平方向になる様に配置され、浸透孔
を冷蔵庫の前方から後方に(第1図の右方から左方へ)
移動する冷気をハニカム状触媒の貫通路およびその表面
に接触させるものとする。尚第1.2図では縦列および
横列ともに多数の貫通孔を有するハニカム状の触媒2を
用いる場合について示したが、触媒2の形状は図示した
ものに限定されず、例えば第3図に示す様に貫通孔10
が横一列に並んだ形状、或は第4図に示す様に触媒2の
外表面を波状にして表面積を大きくした形状のいずれの
ものであってもよい。また第3図および第4図に示した
ものでは、複数枚重ねて設置してもよいことは勿論であ
る。尚第3.4図の夫々では貫通孔10の大きさ、形状
、配列ピッチを一定としたけれども左右方向の流れ抵抗
を考慮してこれらを任意に変更することは自由である。
実施例での使用触媒は以下のようにして調製した。
まずTiおよびStからなる複合酸化物を以下に述べる
方法で調製した。Ti源として以下の組成を有する硫酸
チタニルの硫酸水溶液用いた。
方法で調製した。Ti源として以下の組成を有する硫酸
チタニルの硫酸水溶液用いた。
T i OS Oa (TiO□換算)250g/A全
H2S04 1100 g/A別に水400
1に25%アンモニア水2801を添加し、これにスノ
ーテックス−NC3−30(8産化学製シリカゾル、S
i 02として約30重量%含有)24kgを加えた
。得られた溶液中に、上記硫酸チタニルの硫酸水溶液1
53Jlを水3001に添加して希釈したチタン含有硫
酸水溶液を攪拌下体々に滴下し、共沈ゲルを生成した。
H2S04 1100 g/A別に水400
1に25%アンモニア水2801を添加し、これにスノ
ーテックス−NC3−30(8産化学製シリカゾル、S
i 02として約30重量%含有)24kgを加えた
。得られた溶液中に、上記硫酸チタニルの硫酸水溶液1
53Jlを水3001に添加して希釈したチタン含有硫
酸水溶液を攪拌下体々に滴下し、共沈ゲルを生成した。
さらにそのまま15時間放置した。かくして得られたT
iO2−3in、ゲルを濾過、水洗後200℃で10時
間乾燥した。
iO2−3in、ゲルを濾過、水洗後200℃で10時
間乾燥した。
次いで550℃で6時間空気雰囲気下で焼成した。得ら
れた粉体の組成はT i 02 : S i O,=
4;1(モル比)で、BET表面積は185m27gで
あった。ここで得られた粉体を以降TS−1と呼びこの
粉体を用いて以下に述べる方法で格子状ハニカム脱臭触
媒を調製した。
れた粉体の組成はT i 02 : S i O,=
4;1(モル比)で、BET表面積は185m27gで
あった。ここで得られた粉体を以降TS−1と呼びこの
粉体を用いて以下に述べる方法で格子状ハニカム脱臭触
媒を調製した。
上記TS−1粉体10kgに適当量の水を添加しニーダ
−でよく混合し、混練機により充分混練し、均一な混合
物を押出成形機で格子状ハニカム(内厚0.3mm 、
目開き1.4mm )に成形し、150℃で5時間
乾燥して、その後300℃で2時間空気雰囲気下で焼成
してハニカム成形体を得た。引き続き硝酸白金水溶液を
含浸せしめ、乾燥、焼成して触媒11当たりPt担持量
2gの触媒を得た。
−でよく混合し、混練機により充分混練し、均一な混合
物を押出成形機で格子状ハニカム(内厚0.3mm 、
目開き1.4mm )に成形し、150℃で5時間
乾燥して、その後300℃で2時間空気雰囲気下で焼成
してハニカム成形体を得た。引き続き硝酸白金水溶液を
含浸せしめ、乾燥、焼成して触媒11当たりPt担持量
2gの触媒を得た。
冷蔵庫内脱臭は以下のような順序で行なわれる。第1図
に示すように冷蔵室7および冷凍室6からの戻り空気は
冷却器4に接触する前に、触媒2に接触して、戻り空気
中に含有されている臭気成分が吸着除去される。吸着さ
れた臭気成分は除霜時に触媒2が除霜用ヒーターによっ
て加熱されるので、触媒2上で接触酸化除去される。除
霜終了後は、触媒に吸着されていた臭気成分は分解除去
されているので、吸着能は元の状態に復帰しており、ふ
たたび臭気成分の吸着が開始される。以上の操作を繰り
返し行う。
に示すように冷蔵室7および冷凍室6からの戻り空気は
冷却器4に接触する前に、触媒2に接触して、戻り空気
中に含有されている臭気成分が吸着除去される。吸着さ
れた臭気成分は除霜時に触媒2が除霜用ヒーターによっ
て加熱されるので、触媒2上で接触酸化除去される。除
霜終了後は、触媒に吸着されていた臭気成分は分解除去
されているので、吸着能は元の状態に復帰しており、ふ
たたび臭気成分の吸着が開始される。以上の操作を繰り
返し行う。
[発明の効果]
■触媒による臭気成分の吸着、および引き続いて臭気成
分の接触酸化反応という操作を繰り返し行うことによっ
て、長期に亘る脱臭効果が期待できる。
分の接触酸化反応という操作を繰り返し行うことによっ
て、長期に亘る脱臭効果が期待できる。
■臭気成分の吸着能にすぐれた触媒を使用するので、脱
臭の効果が大きい。
臭の効果が大きい。
■ハニカム形状触媒を使用した場合、幾何学的表面積が
大きくなり、それに比例して吸着能力が増加するので、
脱臭効果が大きくなる。
大きくなり、それに比例して吸着能力が増加するので、
脱臭効果が大きくなる。
■除霜用ヒーターを使用した場合、ヒーター設置費用が
不必要となるので、安価な脱臭方法となる。
不必要となるので、安価な脱臭方法となる。
第1図は本発明の実施態様の一例を示す側面概念図、第
2図は第1図のII −II線断面を示す概念図、第3
図および第4図は本発明で用いる触媒の形状例を示す斜
視図である。 1・・・除霜用ヒーター 2・・・触媒3・・・水滴
防止板 4・・・冷却器10・・・貫通孔
2図は第1図のII −II線断面を示す概念図、第3
図および第4図は本発明で用いる触媒の形状例を示す斜
視図である。 1・・・除霜用ヒーター 2・・・触媒3・・・水滴
防止板 4・・・冷却器10・・・貫通孔
Claims (4)
- (1)Ti,Si,Al,ZrおよびMgよりなる群か
ら選ばれる少なくとも一種の元素を含む触媒A成分、お
よびMn,Fe,Co,Ni,Ag,Au,Pt,Pd
およびRhよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元
素を含む触媒B成分からなる触媒に臭気成分を吸着した
後、該触媒を加熱し、吸着された臭気成分を触媒上で接
触酸化除去する操作を繰り返し行なうことを特徴とする
冷凍・冷蔵庫内脱臭方法。 - (2)触媒A成分が、TiとSiからなる二元系複合酸
化物,TiとZrからなる二元系複合酸化物およびTi
,SiおよびZrからなる三元系複合酸化物よりなる群
から選ばれる少なくとも一種の複合酸化物である請求項
(1)に記載の冷凍・冷蔵庫内脱臭方法。 - (3)触媒の加熱々源として、除霜用ヒーターを利用す
る請求項(1)または(2)に記載の冷凍・冷蔵庫内脱
臭方法。 - (4)触媒の形状がガス流れ方向に沿って貫通孔を形成
したものである請求項(1)〜(3)のいずれかに記載
の冷凍・冷蔵庫内脱臭方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081791A JPH0712414B2 (ja) | 1989-03-29 | 1990-03-28 | 冷凍・冷蔵庫内脱臭方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-78988 | 1989-03-29 | ||
JP7898889 | 1989-03-29 | ||
JP2081791A JPH0712414B2 (ja) | 1989-03-29 | 1990-03-28 | 冷凍・冷蔵庫内脱臭方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224619A true JPH03224619A (ja) | 1991-10-03 |
JPH0712414B2 JPH0712414B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=26420029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2081791A Expired - Fee Related JPH0712414B2 (ja) | 1989-03-29 | 1990-03-28 | 冷凍・冷蔵庫内脱臭方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712414B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05203336A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-10 | Hitachi Ltd | 脱臭−抗菌装置を備えた冷凍冷蔵庫 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3799250A (en) * | 1971-06-30 | 1974-03-26 | Danfoss As | Air treatment equipment |
JPS53109874A (en) * | 1977-03-08 | 1978-09-26 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | Treating apparatus for noxious gas |
JPS5588858A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Catalyst |
JPS5672186U (ja) * | 1979-11-09 | 1981-06-13 | ||
JPH02194816A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-01 | Toshiba Corp | 冷蔵庫等の脱臭装置 |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP2081791A patent/JPH0712414B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3799250A (en) * | 1971-06-30 | 1974-03-26 | Danfoss As | Air treatment equipment |
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JPS5672186U (ja) * | 1979-11-09 | 1981-06-13 | ||
JPH02194816A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-01 | Toshiba Corp | 冷蔵庫等の脱臭装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05203336A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-10 | Hitachi Ltd | 脱臭−抗菌装置を備えた冷凍冷蔵庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0712414B2 (ja) | 1995-02-15 |
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