JPH03224477A - 菌類選択培地 - Google Patents

菌類選択培地

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JPH03224477A
JPH03224477A JP2333408A JP33340890A JPH03224477A JP H03224477 A JPH03224477 A JP H03224477A JP 2333408 A JP2333408 A JP 2333408A JP 33340890 A JP33340890 A JP 33340890A JP H03224477 A JPH03224477 A JP H03224477A
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JP
Japan
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fungi
liquid medium
growth
mixture
ferric
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JP2333408A
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English (en)
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Paul E Goldenbaum
ポール・イー・ゴールデンバウム
Salman Siddiqi
サルマン・シディッキ
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Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/14Fungi; Culture media therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/02Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving viable microorganisms
    • C12Q1/04Determining presence or kind of microorganism; Use of selective media for testing antibiotics or bacteriocides; Compositions containing a chemical indicator therefor
    • C12Q1/045Culture media therefor

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  • Mushroom Cultivation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、正常な場合は無菌である体液がらの酵母、糸
状菌および他の臨床的に重要な菌類の採取および検出に
関する。より詳細には本発明は、臨床的に重要な菌類の
採取および検出に用いる液体培地に関する。
(従来の技術および課題) !!!IM−残^祷山ムJ姦情瞳吻−血/L+  !+
m卿軸植、化学療法、自己免疫病、および後天性免疫欠
損症の患者)において次第に重要になっている。
残念ながら、臨床的に重要な広範な一群の菌類の速やか
な増殖および検出に適切でありがっ経済的である単一培
地は存在しない。権威ある手引きに下記の記載がある:
/・大部分の血清学的試験(クリプトコックス抗原試験
を除く)は一般に免疫障害患者における菌類感染の診断
を行うのには有用でない。・・・いずれの単一培地も単
独では病原性菌類すべてを採取するのに適切でないので
、適宜な一組の培地を使用すべきである。l/ロバーツ
(Roberts、 G、 D、 )ら、〃臨床検体に
おける菌類の検出および採取、//Manual of
 C11nical Microbiology//、
4版、レネッテ(Lenette、 E、H,)ら編(
1985)。
臨床検体からの菌類の採取用として推奨されている培地
は下記のものである(51o頁に推奨)ニブレインハー
トインフュージョン(BHI)寒天、抑制型糸状菌用寒
天、サディ(Sadhi)寒天、酵母エキスホスフェー
ト寒天、5−10%ヒツジ血液マイコバイオティック(
Mycobiotic)寒天、マイコセル(Mycos
el)寒天)。これらはすべて固形(寒天含有)培地で
ある。これらの培地の組成は、Manual of C
11nical Microbiology、 111
章(培地)に見られる。菌類の増殖に用いられる他の培
地には下記のものが含まれる:サブロー寒天、サブロー
・デキストロース寒天、および麦芽エキス寒天。
菌類用として記載されている他の多くの培地はほとんど
すべて特定の一群の菌類のみを増殖させるように特殊化
されているか、または特定の菌類を同定しうるそれらの
能力のために用いられる。
従ってこれらは、可能な限り広い範囲の異なる種類の菌
類の増殖を支持するための上記培地とは異なる。
菌類の採取、培養、増殖および同定用として調製された
培地は実質的にすべて固形または2相である。アイソレ
ーター(l5olator、商標)システム(デュポン
、プラウエア州つィルミントン)は固形培地を使用する
。このシステムを用いる場合、試料を遠心管に移して遠
心分離しなければならない。次いで小容量の遠心された
材料を多数の固形培地上で平板培養する。セプティチェ
ク(Septi−Chek、商標)システム(ロツシュ
・ダイアグノスティックス、ニュージャー州ナツトレイ
)は2相系であり、パドル上に固形麦芽寒天が乗せられ
、これがブロス培地を入れたびんに、ブロスへの試料接
種後に固定されなければならない。麦芽は菌類に適して
いるが、選択的ではない。他の種類の2相系は一般にカ
スタネダ(Castaneda)ボトルとして知られて
いる。これらの系は多数の業者から得られ、液体および
固体の両培地を一緒に1本のボトル内に含む。2相系は
液相に十分に通気することができないという点で重大な
欠点をもつ。
菌類の増殖および検出が可能な、液体のみの血液培地は
得られるが、これらは細菌および菌類両者の増殖および
採取を意図したものである。細菌が存在する場合、細菌
の急速な増殖はより緩徐に増殖する菌類を隠蔽する可能
性がある。
自動血液培養システム、たとえばバクチック(Bact
ec、登録商標)システム(ベクトン・ディッキンソン
・ディアグノスティック・インスツルメント・システム
ズ、マリーランド州タウソン)は液体試料を菌類の存在
につきスクリーニングするのに好適である。各バクチッ
ク・システムは、培地および試料を入れた血液培養ボト
ルをインキユベートし、そして微生物の存在を示す二酸
化炭素の増加を定期的に調べる計測器からなる。バクチ
ック460(登録商標)システムはC14富化栄養素を
含む培地を用いる。これらの栄養素が消費された結果、
ボトル内の培地の水準より上方の上部空間にガス状Cl
40□が生成する。計測器は上部空間内のガスを定期的
にサンプリングし、放射能の増加を検出する。バクチッ
クNR−660(登録商標)およびバクチックNR−7
30(、登録商標)は非放射測定用培地を用いる。これ
らのシステムにおいては、CO2濃度の増大に伴う近赤
外線の吸収の増大を測定することにより微生物の増殖が
検知される。
バクチック・システムに用いられる培地は菌類の増殖を
支持するが、菌類の増殖および検出に必ずしも好適では
ない。それらは主として細菌の増殖用として意図されて
いるのて、菌類の増殖は最適ではない。菌類の存在が、
存在する細菌の過剰増殖により隠蔽される可能性もある
。最後に試料中の血液の代謝により、2つの理由から菌
類の存在が隠蔽される可能性がある。第1に血球自身が
栄養素を消費してバックグラウンド水準のCO2増加を
生じる。このバックグラウンドノイズははるかに速やか
に増殖する細菌を検出する場合は許容されるが、比較的
緩徐に増殖する菌類を検出する際には許容されない。真
菌血症(fungemia)をスクリーニングする際に
望まれる大量の血液試料(たとえば10m1)を用いる
場合は、これはいっそう問題となる。第2に血液は菌類
の増殖を抑制する。
従って広範な一連の臨床的に重要な菌類が速やかにかつ
選択的に増殖する液体培地が求められている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、菌類以外の微生物の増殖を抑制した状態で種
々の菌類の増殖を促進すべく意図された液体培地に関す
るものである。普通に無菌状態の体液(normall
y 5terile body fluid)(たとえ
ば胸水、滑液、髄液、腹水など)または好ましくは血液
の試料を無菌的に培地に添加し、次いでバイアルを30
−35℃で撹拌下に数週間までの期間インキュベートす
る。培地を入れたバイアル内に生存可能な菌類が存在す
ることは、視覚的にバイアルを濁りの増加、培地の色の
変化、隆起した隔膜(septa)その他の菌類増殖の
兆候につき検査することにより、または少量の試料を無
菌的に取り出して鏡検もしくは適切な固形培地での二次
培養を行うことにより示される。
培地中での菌類の増殖は、好ましくは自動血液培養シス
テム、たとえばバクチック(登録商標)システムにより
検出される。バクチックNR660およびNR730に
用いるためには培地を50m1のバイアルに、特定の既
知濃度の二酸化炭素を富化したガスが液体の上方に含ま
れる状態で(上部空間ガス)装填する。次いで二酸化炭
素の増加量を測定することにより菌類の増殖を検出しう
る。
本発明の培地中で増殖しうる菌類は11酵母/lから二
形性または繊維性形態にまで及ぶ。代表例にはカンジダ
(Candida)、トルロプシス(Torulops
is)、クリプトコックス(Cryptococcus
)、ジオトリクム(Geotrichum)、酵母菌(
Saccharomyces )、アスペルギルス(A
spergillus)、およびヒストプラズマ(Hi
stoplasma)属の各種が含まれる。
本発明の液体培地は窒素性栄養素、グルコース、ショ糖
およびマルトースよりなる群から選ばれる1種または2
種以上の糖類、血液凝固防止剤、第二または第一鉄イオ
ン源、ならびに菌類の増殖を抑制することなく細菌の増
殖を抑制する有効量の抗菌薬1種または2種以上を含む
。本発明の培地は、糖類と窒素性栄養素の比率が公称1
:2にまで増大しており、菌類の増殖を刺激する化学物
質(ミオイノシトールおよびクエン酸第−鉄アンモニウ
ム)を含有し、かつ細菌の増殖を抑制する抗菌薬を含有
するという点で、通常の培地と異なる。
この新規な組み合わせが下記の2つの主要な効果を生じ
る: 1、液体培地における菌類の増殖に最適な条件、および 2、菌類以外の微生物の抑制。
窒素性栄養素は細菌用培地にしばしば用いられるもの、
たとえばカゼインの膵液消化物、大豆粉のパパイン消化
物、ゼラチンの膵液消化物、子ウシ脳浸出物、ウシ心臓
浸出物、酵母自己溶解物エキス、ビーフエキス、麦芽エ
キス、動物組織エキスおよびポリペプトンから選ばれる
。好ましくは窒素性栄養素は大豆−カゼイン消化ブロス
、プレインハートインフュージョンブロス、および酵母
自己溶解物エキスからなる。凝固防止剤はナトリウムポ
リアネトールスルホネート、アミロ硫酸ナトリウム、ク
エン酸ナトリウム、およびエチレンジアミン四酢酸より
なる群から選ばれる。好ましくは凝固防止剤はナトリウ
ムポリアネトールスルホネートである。これはその凝固
防止剤としての機能のほかに、菌類に対する血液の抗菌
作用を低下させるのに役立つからである。
上記培地において菌類以外の微生物、より詳細には細菌
の増殖を抑制する成分は抗菌薬である。
一般に菌類に対して有害でなく、培地中で、または数カ
月以上の期間安定である抗菌薬が用いられる。存在する
抗菌薬の数も1種から5種以上にまで変えられる。選択
および存在数は可能な限り広範な細菌の増殖を抑制する
効力に基づく。好ましくはクロラムフェニコールとトブ
ラマイシンの混合物が用いられる。これら2種の抗菌薬
は、極めて多数のグラム陰性およびグラム陽性双方の細
菌の増殖を抑制しうるそれらの併用効果のため選ばれた
好ましい培地には溶血薬が含まれる。溶血薬の存在によ
って3つの効果が得られる。それは血液自体の成分から
のCO2生成を排除し、白血球を溶解し、これにより包
み込まれていた菌類がある場合にはこれを放出させ、か
つ多くの菌類の増殖に対して血液がもつ抑制作用を低下
させる。
上記のうち第1の効果がもつ価値は、いわゆる//バッ
クグラウンド//のCO2、すなわち菌類以外の供給源
から生成するCO2を低下させることである。5m1以
上の容量の血液が存在する場合、血球が溶解されない限
り高いバックグラウンドが生じるであろう。血液バック
グラウンドを排除または低下させることにより、バクチ
ック(登録商標)システムに培地を用いる場合、より好
ましいシグナル対ノイズ条件が得られ、従って計測器は
より高い精度および速度で菌類増殖の有無を検出するこ
とができる。
好ましい溶解剤はサポニンである。あるいは他の溶解剤
、たとえば洗剤、界面活性剤および酵素も用いられる。
代表例にはトライトン(Triton)X−100,各
種のツイーン(Tween)およびブライシ(Brij
)系界面活性剤、ならびに蛋白質溶解酵素ロサイム(R
hozyme)が含まれる。
培地調製技術の分野では、成分の濃度は慣例としてw/
v%(100m 1当たりのg数)で表される。以下の
説明および特許請求の範囲においては、この取り決めを
採用する。本発明の菌類培地は約1.0−約3.0%(
w/v)の窒素性栄養素、約0.5−約1.0%(w/
 v )の、グルコース、ショ糖およびマルトースより
なる群から選ばれる1種または2種以上の糖類、約0.
01−約0.125%(w/v)の血液凝固防止剤、菌
類の増殖を刺激するのに有効な量の第二または第一鉄イ
オン源、ならびに菌類の増殖を抑制することなく細菌の
増殖を抑制する有効量の抗菌薬1種または2種以上を含
む。窒素性栄養素と糖類の比率は約1:1−約6:1、
好ましくは2 +1−61の範囲にある。
窒素性栄養素は1.5%(w/v)を構成することが好
都合であり、カゼインの膵液消化物、大豆粉のパパイン
消化物、ゼラチンの膵液消化物、子ウシ脳浸出物、ウシ
心臓浸出物、酵母自己溶解物エキス、ビーフエキス、麦
芽エキス、動物組織エキスおよびポリペプトンよりなる
群から選ばれる。
好ましくは窒素性栄養素は0.3−0.7%(w/v)
の大豆カゼイン消化ブロス、0.8−1゜2%(w/v
)のプレインハートインフュージョンブロス、および0
.02−0.6%(w/ v )の酵母自己溶解物エキ
スを含む。極めて好ましくは窒素性栄養素は0.5%(
w/v)の大豆カゼイン消化ブロス、1.0%(w/v
)のプレインハートインフュージョンブロス、および0
,035%(w/v)の酵毒自己溶解物エキスを含む。
これらの成分はそれぞれバクトン・ディッキンソン・マ
イクロバイオロジー・システムズから得られる。
好ましい糖成分はグルコースおよびショ糖の混合物であ
る。好ましくは0.5−1.0%(w/V)の、グルコ
ースおよびショ糖の混合物が用いられる。好ましい混合
物は0.4−0.8%(W/v)のショ糖および0.0
5−0.3%(w/V)のグルコースを含む。極めて好
ましい配合物においては0.6%(W/ V )のショ
糖および0゜1%(w/v)のグルコースが用いられる
好ましい凝固防止剤はナトリウムポリアネトールスルホ
ネートである。好ましくは菌類培地は0゜01−0.1
25%(w/v)の凝固防止剤を含有する。極めて好ま
しくは0.025%(W / V )のナトリウムポリ
アネトールスルホネートが用いられる。ナトリウムポリ
アネトールスルホネートはバイオロジー(イリノイ州ス
コーキー)から市販されている。他の適切な凝固防止剤
にはアミロ硫酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムおよび
エチレンジアミン四酢酸が含まれる。
菌類の増殖を促進するために鉄が含有される。
鉄は第二鉄または第一鉄イオンとして存在する。
0.0001%(w/v)の看の硫酸第二鉄アンモニウ
ムが好ましい。あるいは他のいずれかの有機または無機
の第二鉄または第一鉄イオン源を用いることができる。
たとえば硫酸第二鉄アンモニウム、塩化第二鉄および硫
酸第一鉄が用いられる。
ミオイノシトールは特定の菌類、特にクリプトコックス
・ネオホルマンス(C,neoformans)の増殖
を促進するポリオール系アルコールである。これは好ま
しくは0.05%(w/v)の量で含有される。
抗生物質が細菌の増殖を抑制するために存在する。クロ
ラムフェニコールおよびトブラマイシンが好ましいが、
菌類を抑制しない他の抗生物質も用いられる。たとえば
シプロフロキシシン、ノルフロキシシンまたはオフロキ
サシンをクロラムフェニコールの代わりに用い、ゲンタ
マイシンまたはアミカシンをトブラマイシンの代わりに
用いることができる。あるいは以上のいずれかの混合物
を用いてもよい。
培地の1形態には血球を溶解する薬剤、が含有される。
適切な溶解剤にはサポニン、トライトンX−100、な
らびに各種のツイーンおよびブライジ系界面活性剤が含
まれる。好ましくはサポニンが0.1−0.4%(w/
v)の量で用いられる。
より好ましくはサポニンは0.24%(w/v)の量で
存在する。
本発明の特に好ましい形態の培地はバクチック(登録商
標)自動血液培養システム用として適したものである。
培地を放射測定型バクチックシステムに用いたい場合、
米国特許第3.858.045号明細書により教示され
るように14C源が含有される。
この培地を非放射測定用ハクチックシステムに用いる場
合、ボトル内の培地の上方空間に、ボトル内C02平衡
濃度が1. 0−3. 5%となるようにCO2および
空気の混合物を充填する。
この培地が5mlを越えない通常の血液試料と共に用い
られる場合、50m1のボトルに30m1の培地を装填
する。この菌類培地が血液溶解剤を含有する場合、これ
はより多量の、10m1に及ぶ血液試料を検査するため
に用いることができる。比較的多量の血液試料について
菌類の存在を検出する時間はミ血液溶解剤が存在する場
合は著しく短縮される。多量の血液試料を検査する場合
、50m1のボトルに25m1の培地を装入すべきであ
る。
菌類培地およびそれが菌類の存在を迅速に検出しうるこ
とは、下記の実施例からさらに理解されるが、これらは
本発明を限定するものではない。
実施例1 この例においては、異なる14株の菌類の増殖および検
出を数種の血液培地において比較する。
各側において培地を入れたボトルにヒト保存血試料およ
び既知の菌類を接種した。培地は標準バクチック(登録
商標)NR6A (非放射測定用、バクトン・ディッキ
ンソン・ダイアグノスティック・インスツルメント・シ
ステムズより入手)および本発明の異なる2形態の菌類
培地であった。各側において菌類培地は下記のものを含
有していた二0.5%(w/v)大豆−カゼイン消化ブ
ロス1.0%(w/v)プレインハートインフュージョ
ンブロス 0.035%(w/v)酵母自己溶解物エキス0.6%
(w/v)ショ糖 0.1%(w/v)グルコース 0.05%(w/v)ミオイノシトール0.025%(
w/v)ナトリウムポリアネトールスルホネート 0.0001%(w/v)クエン酸第二鉄アンモニウム 0.005%(w/ v )クロラムフェニコールおよ
び 0.001%(w/v)hブラマイノン第1組の菌類培
地ボトル(第1表にFMと表示)には30m1の培地お
よび血液試料サイズ4mlを入れた。この菌類培地は溶
解剤を含有しなかった。第2組の菌類培地ボトル(第1
表にHBV−FMと表示)には25m1の培地を入れた
。これらのボトルを4mlおよび10m1の血液試料に
つき検査した。第2組のボトルに用いた菌類培地は0.
24%(w/v)のサポニンを含有していた。
菌類接種サイズはすべての例においてバイアル当たり9
5c、f、u、であった。すべてのバイアルを35±1
℃でインキュベートし、インキュベーションの最初の4
8時間は280±20rpmのオービタルシェーカー上
で撹拌した。バイアルをバクチック660計測器により
最初の2日間は1日2回、その後は1日1回、合計7日
間検査した。
増殖値(GV)が20を越えた場合、または前回の読み
より10以上増加した場合、バイアルを計測器プラスと
みなした。
第1表においてTTD=バクチック計測器における検出
までの期間(日)、Gv=バイアルが計測器プラスとな
った場合の増殖値(プラスの時点でのGV) 、ND=
検出されず(バクチック660におけるGVによる)、
十=二次培養プラス(バクチック計測器においては増殖
が検出されなかったが、寒天平板での二次培養はバイア
ルが生存菌類を含むことを示した)。示した数値はすべ
て二重試験バイアルの平均である。
第1表 微生物 培地 血液 容量 TTD GV カンジダ・アルビカンス#61 (C,albicans) 6A    41m1  1.0  25FM    
hl   1.0  710BY−FM      4
ml    1.0   29Fil    4ml 
  1.0 168HBV−FM    4++1  
1.0 111FM    4m1  1.0 172
HBV−FM    4ml   1.0  72FM
    4ml   1.0  71HBV−FM  
  4ml   1.0  31(C,tropica
lis) FM    4ml   O,8223HBV−FM 
   4ml   0.8  68FM    4ml
   1.0 112HBV−FM    4ml  
 1.0  66(C0parapsilosis) FM    4ml   1.8  43HBV−FM
    4ml   1.8 160BBY−FM  
 10m1  1.8 115微生物 培地 血液 容量 TTD GV カンジダ・ルゴサ (C,rugosa) 6A    4ml   ND   +FM    4
ml   3.2  27HBV−Fll    4m
l   3.0  22(T、 glabrata) FM    4ml   1.825 HBV−FM    4ml   1.8 185FM
    4ml   1.8 130HBV−FM  
  4ml   1.036(S、 cerevisi
ae) FM    4ml   1.0 223HBV−FM
    4ml   1.0173(C,neofor
mans) FM    4ml   4.0  35HBV−FM
    4ml   3.0  20FM    4m
l   4.0  268BV−FM    4ml 
  3.0  29FM    4ml   O,82
4 HBV−Fl    4ml   0.8  50以上
の実験は、FMおよびHBV−FM培地が大部分の被験
菌類につきより高いGVおよび/またはより速やかなT
TDを示すという点で標準バクチックNR6A培地より
優れていることを示す。
これらの菌類を用いた理由は、それらが臨床試料から最
も普通に分離される菌類だからである。
実施例2 菌類培地(前記)をTTDにつき通常のバクチックNR
6A血液培地および血液培養に慣用される2種類の異な
る2相培地と対比して試験した。前記のように2相培地
は血液試料からの菌類の培養に関しすべての液体培地よ
り優れていると一般にみなされる。2相ボトル2種類は
下記のとおり=1、カスタネダ//S//、ダイアグノ
スティックス・パスツール製、サブロー・デキストロー
ス寒天およびブロスを含有。非選択的(抗菌薬不在)。
2、ヘモライン・サブロー2相、バイオメリウ製、寒天
およびブロスを共に含有。細菌の増殖を制限するために
0.01%ゲンタマイシンを含有するので、matにつ
いて遺枳的であるー測定はすべて二重試験法で行われた
。接種はボトルまたはバイアル当たり合計5−5 Qc
、f、u、であった。人血をバクチックNR6Aおよび
菌類培地(FM)の場合は5ml、2相ボトルの場合は
製造業者の指示に従ってlQml添加した。培養物はす
べて35±1℃でインキュベートされ、ノ(クチツクN
R6Aおよび菌類培地は最初の48時間は280±2O
rpmのオービタルシェーキングにより撹拌された。バ
クテ・ツクNR6Aおよび菌類培地における陽性度を、
バクテ・ツク660計測器でしきい値20およびデルタ
(ある読みから次の読みへの変化)GVIOにより読み
取ることによって測定した。2相ボトルについては陽性
度は寒天表面で増殖しているコロニーもしくはブロスの
濁りの視覚検査または両者によった。
試験した微生物はFMおよびヘモライン培地の選択機能
を示すために3菌株(第2表の最後)を含んでいた。第
2表においてTTD (検出までの期間)は時間で表さ
れる。NG=7日後の試験終了時に増殖がなかった。
第2表 TTD (時間) 培地 ヘモ カンジダ・アルビカンス#61        42カ
ンジダ・アルビカンス#399       25カン
ジダ・アルビカンス#497       25カンジ
ダ・パラブシロシス#491      42カンジダ
・トロピカリス#407       25トルロプシ
ス・ゲラブラタ#156      90トルロプシス
・ゲラブラタ#231      66ゲオトリクム 
sp、#230        25クリブトコフクス
・ネオホルマンス#691  90クリブトコフクス・
ネオホルマンス#696  42緑膿菌#27853 
   25 (Pseudomonas  @eruginosa)
黄色ブドウ球菌#29213  18 (Staphylococcus aureus)大腸
菌#25922    18 (Escherichia coli)G G これらのデータからFMは代表的な被験菌類の検出に際
し2相系より一般に迅速であることが認められる。
FMは細菌 (後3種) の増殖をも防止 し、 これは通常のバクチック (登録商標) R6 Aまたはカスタネダ2相ボトルには無い利点である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、菌類を選択的に培養するための液体培地において (a)約1.0−約3.0%(w/v)の窒素性栄養素
    、 (b)約0.5−約1.0%(w/v)の1種または2
    種以上の糖類、 (c)約0.01−約0.125%(w/v)の凝固防
    止剤、 (d)菌類の増殖を刺激するのに有効な量の第二鉄また
    は第一鉄イオン源、および (e)菌類の増殖に影響を与えることなく細菌の増殖を
    抑制する、有効量の1種または2種以上の抗菌薬 を含み、窒素性栄養素:糖類の比が約1:1−約6:1
    である液体培地。 2、窒素性栄養素がカゼインの膵液消化物、大豆粉のパ
    パイン消化物、ゼラチンの膵液消化物、ウシ心臓浸出物
    、酵母自己溶解物エキス、ビーフエキス、麦芽エキス、
    動物組織エキスおよびポリペプトンよりなる群から選ば
    れる1種または2種以上の窒素性栄養素の混合物からな
    る、請求項1に記載の液体培地。 3、糖類がグルコース、ショ糖およびマルトースよりな
    る群から選ばれる1種または2種以上の糖類の混合物か
    らなる、請求項1に記載の液体培地。 4、凝固防止剤がナトリウムポリアネトールスルホネー
    ト、アミロスルホン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム
    、およびエチレンジアミン四酢酸よりなる群から選ばれ
    る、請求項1に記載の液体培地。 5、第二鉄または第一鉄イオン源が硫酸第二鉄アンモニ
    ウム、塩化第二鉄および硫酸第一鉄よりなる群から選ば
    れる、請求項1に記載の液体培地。 6、第二鉄または第一鉄イオン源が硫酸第二鉄アンモニ
    ウムである、請求項4に記載の液体培地。 7、抗菌薬がクロラムフェニコールおよびトブラマイシ
    ンよりなる群から選ばれる1種または2種以上の抗菌薬
    の混合物からなる、請求項1に記載の液体培地。 8、さらに有効量のミオイノシトールを含む、請求項1
    に記載の液体培地。 9、菌類の選択的培養法において (a)無菌状態の体液(sterilebodyflu
    id)の試料を下記よりなる液体培地に添加し: (i)窒素性栄養素; (ii)1種または2種以上の糖類; (iii)凝固防止剤; (iv)第二鉄または第一鉄イオン源; (v)1種または2種以上の抗菌薬; (vi)血液溶解剤;および (vii)ミオイノシトール、 (b)上記混合物を約30−約35℃で撹拌しながら約
    2週間インキュベートし; (c)該混合物を微生物増殖の兆候につき視覚検査し;
    そして (d)生育可能な菌類の存在について該混合物の鏡検を
    行う ことを含む方法。 10、菌類の選択的培養法において (a)無菌状態の体液(sterilebodyflu
    id)の試料を下記よりなる液体培地に添加し: (i)0.5%(w/v)大豆−カゼイン消化ブロス; (ii)1.0%(w/v)脳心臓浸出ブロス;(ii
    i)0.035%(w/v)酵母自己溶解物エキス; (iv)0.6%(w/v)ショ糖; (v)0.1%(w/v)グルコース; (vi)0.025%(w/v)ナトリウムポリアネト
    ールスルホネート; (vii)0.0001%(w/v)硫酸第二鉄アンモ
    ニウム; (Viii)0.05%(w/v)ミオイノシトール; (ix)0.005%(w/v)クロラムフェニコール
    ; (X)0.001%(W/V)トブラマイシン;および (xi)0.24%(w/v)サポニン、 (b)上記混合物を約30−約35℃で撹拌しながら約
    2週間インキュベートし; (c)該混合物を微生物増殖の兆候につき視覚検査し;
    そして (d)生育可能な菌類の存在について該混合物の鏡検を
    行う ことを含む方法。
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