JPH03224300A - プリント配線基板上の部品の検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント配線基板上に高密度で実装された部
品の品番、取付方向を目視検査するプリント配線基板上
の部品の検査装置に関する。

従来の技術 部品実装後のプリント配線基板において、プリント配線
基板上の部品の品番、取付方向？確認する作業は、従来
次のように行われていた。すなわち、作業者は、実装後
のプリント配線基板上の部品と、プリント配線基板と、
同程度の大きさの検査シートとを見比べながら、目視に
より部品品番。

取付方向全確認していた。検査シートは、第３図に示す
ように厚紙１１に部品の品番、取付方向を明記したシー
ト１２を貼り合わせた構造である。

発明が解決しようとする課題 最近、プリント配線基板上の部品実装はより高密度化、
高集積化され、かつプリント配線基板も大型のものが増
えつつある。このようなプリント配線基板を従来のよう
に検査シートと見比べながら検査する方法では、検査シ
ートも大型になるため、検査シートの保持、取扱いが難
しく、またプリント配線基板上の部品と検査シートの距
離かはなれ、両者を比較しながら確認する作業は困難で
多大の時間を要していた。

本発明は、このような課題を解決するもので、簡単な機
構でかつ短時間で容易に部品配置の検査が可能なプリン
ト配線基板上の部品の検査装置を提供することを目的と
している。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、検査シートを畏尺
化して、不使用時にはドラムに巻き付けて収納し、使用
時には検査シート１−引き出し、プリント配線基板上に
設置することが可能な機構とするものである。また検査
シートは、透明な樹脂フィルムを芯材とし、部品の取付
位置のみ切り欠いた不透明シートを貼り合わせた構造で
、部品の品番は樹脂クイｌレムまたは不透明シートのど
ちらかに明記し、部品の品番、取付方向に間違いがあっ
た場合には、プリント配線基板上の部品にマークを付け
ることができるように検査シートに孔を開けたものであ
る。

作　　　用 上記のように本発明の検査装置は、検査シートが引き出
し収納方式であるため、検査シートの保持、取扱いが簡
単になり、また検査シートはプリント配線基板上に設置
して確認作業を行うので、視線を大きく動かす必要がな
く、比較確認作業が容易で作業時間が短縮できる。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図および第２図を
参照しながら説明する。

第１図ａ、ｂに示すように検査シート１は不使用時には
ドラム２内に巻きこんだ状態で収納されている。この検
査シート１は金具３を引くことによってドラム２より引
き出され、検査されるプリント配線基板４上に配置する
ことができ、金具３をフック５に引っ掛けると、板ばね
６の張力によって伸張状態に保たれる。そして検査シー
ト１は第２図に示すように透明な樹脂フィルム１ａを芯
材とし、部品の取付位置に対応する部分のみを切り欠い
た不透明シー）１ｂｉ張り合わせた構造で、不透明シー
ト１ｂの切り欠き部が重なる樹脂フィルム１ａの中央付
近にはマーク付は作業用の孔１Ｃが設けられている。不
透明シート１ｂには実装部品の品番が明記されつる。こ
の品番は樹脂フィルム１ａに明記されていてもよい。な
お、第１図において、７は受台である。

以上のような構成のプリント配線基板上の部品の検査装
置を用いて行う、プリント配線基板上の実装部品の品番
、取付方向の確認作業は次の通りである。作業者は部品
実装後のプリント配線基板４を受台７に固定する。次に
検査シート１の先端に取付けられた金具３を引き出し、
フック６に引掛ける。これによってドラム２に収納され
ていた検査シート１は引き出されてプリント配線基板４
上に設置される。ドラム２内には板ばねｅが内蔵されて
おシ、検査シート１はばね張力によシ引張られた状態に
ある。

作業者は、プリント配線基板４上の部品の品番。

取付方向と不透明シートＩｂ上に明記された品番。

取付方向が一致すること全確認する。もし、一致しなけ
れば、検査シート１に設けられた孔１ｃより、プリント
配線基板４上の部品にマークを付ける。確認作業終了後
、フンクロより金具３を外し、検査ンート１をドラム２
内に収納する。次にマークを付けた箇所の修正を行い、
プリント配線基板４を受台７よシ取り外す。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、検査
シートをドラムに巻きつけ収納可能としているため、検
査シートの保管、検査作業中の取り扱いが容易である。

また検査されるべきプリント配線基板上の実装部品の上
に検査シートを重ねて作業ができるため、作業中、視線
を大きく動かす必要がなく、そのため作業が容易となり
、検査作業時間が短縮できるとともに検査精度も向上す
る。以上の効果があるため黙視検査作業能率の良いプリ
ント配線基板上の部品の検査装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実例の検査装置の平面図、第
１図（ｂ）はプリント配線基板上の実装部品の検査作業
中の同検査装置の正面図、第２図は同じくドラムより引
き出した状態での検査シートの平面図、第３図は従来の
検査シートの平面図である。 １・・・・・・検査シート、１ａ・・・・・・透明樹脂
フィルム、１ｂ・・・・・・不透明シート、１Ｃ・・・
・・・孔、２・・・・・・ドラム、４１０．・・・プリ
ント配線基板。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）プリント配線基板上に実装した部品の品番，取付
   方向を確認するための検査シートを不使用時はドラムに
   巻き付けて収納し、使用時のみ引き出しが可能な機構を
   有するプリント配線基板上の部品の検査装置。
2. （２）検査シートは透明な樹脂フィルムを芯材とし、部
   品の取付位置のみ切り欠いた不透明シートを貼り合わせ
   た構造よりなり、部品の品番は樹脂フィルムまたは不透
   明シートのいずれかに明記されており、かつ不透明シー
   トの切り欠き部が重なる樹脂フィルムには部品の品番，
   取付方向に間違いがあった場合に部品にマークをつける
   ことができる孔が開けられている請求項１記載のプリン
   ト配線基板上の部品の検査装置。