JPH03223687A - 位置測定方法及びその装置 - Google Patents

位置測定方法及びその装置

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JPH03223687A
JPH03223687A JP1855590A JP1855590A JPH03223687A JP H03223687 A JPH03223687 A JP H03223687A JP 1855590 A JP1855590 A JP 1855590A JP 1855590 A JP1855590 A JP 1855590A JP H03223687 A JPH03223687 A JP H03223687A
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light
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Yasuke Onari
小斉 弥祐
Masasato Kumazawa
熊沢 正郷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、位置測定方法及びその装置に係り、特にレー
ザビームを使用して、例えば土木用作業車や作業ロボッ
ト等の位置を求めるのに好適な位置測定方法及びその装
置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来より、広い範囲で移動する作業車や作業ロボットの
位置を測定するためのレーザビームを用いた位置測定装
置としては第10図および第11図に示すものがある。
この従来例においては、互いに反対方向に回転する高さ
の異なる2本のレーザビームを投光する2基のレーザ灯
台100と、位置を測定する測定物に搭載してレーザビ
ームを受光して信号を発する受光部50と、この信号に
基づいて受光部50が受光した時間間隔を測定する計時
装置(図示せず)と、この受光時間間隔およびレーザビ
ームの回転速度等を用いて2つの基準点A、、B、から
の角度を求め、この2点からの角度によって位置を算出
するコンピュータ(図示せず)とを装備している。
ここで、レーザ灯台100は、レーザ発生器51、回転
テーブル52.鏡531分光器54.固定鏡55から構
成される。回転テーブル52の中央には貫通穴52Aが
形成されており、レーザ発生器51が第10図における
下方からこの貫通穴52Aにむけて鉛直上方にレーザビ
ームを発生させる。この回転テーブル52の貫通穴52
.Aの上には、鏡53が回転テーブル52に固定されて
おり、回転テーブル52と共に回転するようになってい
る。また、回転テーブル52の周辺部には分光器54が
配設され、この分光器54をそのまま透過するレーザビ
ームAと、この分光器54に当たって90°方向をかえ
て上方に向かって分光器54内部を通過し、さらに反射
面に当たって90°方向をかえて回転テーブル52の中
心に向かうレーザビームBとに分光される。
さらに、回転テーブル52中央部の回転テーブル52と
共に回転する鏡53の上方には、回転しない固定鏡55
が回転テーブル52とは独立に固定されている。前述の
分光器54からでたレーザビームBは固定鏡55に当た
って、基準線に対してレーザビームAと線対称の光を発
する。このため、レーザビームAは回転テーブル52と
共に回転し、レーザビームBは固定鏡55に反射してレ
ーザビームAよりも1段高い回転面内をレーザビームA
とは反対方向に回転することになる(第10図の状態)
一方、第11図に示すように、2基のレーザ灯台100
は、各々の基準線を一致させて、互いに向かい合って設
置されているため、測定範囲は2基のレーザ灯台100
に挟まれた範囲となる。この測定範囲内にある測定物5
0に搭載された受光部50Aでは、分離板の表裏2面に
受光センサが装着されており、各々一方のレーザ灯台1
00からのレーザビームのみを受光するように設定され
ている。そして、これら受光センサはレーザビームを受
光すると、受光信号を発する。測定物50には、さらに
、受光部50Aで発生した受光信号に基づいて信号間隔
を計時する計時装置(図示せず)と、この計時装置によ
って得られた計時デー夕を直接入力して即座に座標を算
出するコンピュータ(図示せず)が装備されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来例においては、レーザ灯台を2
基用いなければならないため装置が大型化して高価なも
のになるという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような従来例に見られる不都合を
改善し、安価な装置で広範囲にある測定物の位置を測定
することのできる位置測定方法及びその装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、一方の点からは、水平回転面上で一定の角
度を保った2本のレーザビー・−ムA、Bが一定角速度
で回転されながら投光出力される。また、前記水平回転
面と同軸の他の水平回転面上で所定の基準線に対し2本
のレーザビームA、Bの内の一方と対称的に反対方向に
回転するレーザビームCが投光出力される。また、他方
の点に位置する被測定物に装備された受光部は、レーザ
ビームA、Bを順次受光して距離情報を得るとともに、
同じくレーザビームCを受光して方位角情報を得る。そ
して、これらの距離情報および方位角情報に基づいて前
記一方の点を基準とした被測定物の位置を算出する。
この場合、レーザビームA、  Bの回転出力に際して
は、第1の回転投光手段が用いられる。また、レーザビ
ームCの回転投光にさいしては第2の回転投光手段が用
いられる。この第1および第2の回転投光手段は、所定
間隔をおいて同軸上に装備されている。さらに、被測定
物側には、レーザビームA、B、Cを受光する受光部と
、これらの受光部で受光した情報に基づいて当該被測定
物の位置を算出する演算部とが装備されている。これに
よって前述した目的が達成されるようになっている。
〔作  用〕
一定の回転速度で回転しながら、2本のレーザビームA
、Bが回転平面内に一定の角度をもって投光されると、
被測定物側では、このレーザビームA、Bが一定時間を
おいて順次受光される。レーザビームAまたはBと対称
的に回転移動する投光されたレーザビームCも、受光部
にて受光される。そして、レーザビームA、Bからはレ
ーザビーム投光側と被測定物との間の距離が算定され、
レーザビームCからは被測定物の位置する方位が算定さ
れる。これらの演算は、被測定物側に装備された演算部
にて行われる。そして、これら各演算結果より被測定物
の現在位置が算定される。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の第1実施例を第1図ないし第4図に基づ
いて説明する。
この第1図に示す実施例においては、水平回転面上で一
定の角度を保った2本のレーザビームA。
Bを投光しながら一定速度で回転する第1の回転投光手
段10と、この第1の回転投光手段lOと同回転軸の水
平回転面上を所定の基準線に対し2本のレーザビームA
、Bの内の一方と対称的に回転するレーザビームC投光
用の第2の回転投光手段20とを有するレーザ灯台を備
え、これが測定系全体の座標原点に装備されている。ま
た、被測定物30には、該被測定物30が搭載されて3
本のレーザビームA、B、Cを受光して受光信号を発生
する受光部31と、この受光部31に当該受光部31か
ら出力される受光信号に基づいて距離情報■および方位
角情報■等を求めるとともに。
これらの情報■、■を基に受光部の位置を算出する演算
部40とが装備されている。
これをさらに詳述すると、第1の回転投光手段10は、
所定位置に配設された図示しないレーザ発生器、第1の
回転テーブル11.第1のプリズム12及び第1の複合
プリズム13等を有している。第1の回転テーブル11
の中心には貫通穴11Aが形成されており、その下方に
はレーザ発生器(図示せず)が配設されている。第1の
回転テ−プルll上の貫通穴11Aの上には第1のプリ
ズム12が固定されており、第1の回転テーブル11の
周縁付近には第1の複合プリズム13が配設されている
ここで、第1のプリズム12によって90″向きを変え
て第1の回転テーブル11面に平行に進んだレーザビー
ムは、第1の複合プリズム13によって2本に分割され
る。この2本のレーザビームA、 Bは、第4図に示さ
れるように、投光方向と逆方向に延長してその交点が第
1の回転チーフル11中央にある第1のプリズム12の
位置にくるように設定されている。
また、第2の回転投光手段20は、上述の第1の回転投
光手段10と同軸でその上方に設けられており、第2の
回転テーブル21.第2のプリズム22.第2の複合プ
リズム23および固定鏡24を有している。ここで、第
2の回転テーブル21の中央(回転軸位W)には貫通穴
24Aが形成されており、この貫通穴21Aの上に第2
のプリズム22が固定されている。さらに、第2の回転
テーブル21上面の周縁付近には第2の複合プリズム2
3が固定されており、前述の第2のプリズム22ととも
に第2の回転テーブル21と一体に回転する。また、第
2のプリズム22の上方(回転軸上)には、固定鏡24
が第1.第2の回転投光手段20と独立に固定されてい
る。
また、位置を測定する被測定物30に配設されている受
光部31は、レーザ灯台1の第1の回転投光手段10か
ら投光される2本のレーザビームA、Bに対応した高さ
に配設されてこれらを受光するW2O幅の受光センサ3
2と、同じくレーザ灯台1の第2の回転投光手段20か
ら投光されるレーザビームCに対応した高さに配設され
てこれを受光する受光センサ33とを有している(第2
図参照)。さらに、これら受光センサ32,33からの
信号を受けて各々受光信号を発信する受光信号発生部3
4.35が受光部31に装備されている。ここで、受光
センサ32.33には、フォトダイオード、フォトトラ
ンジスタ等の半導体素子が用いられている。
次に、第1図ないし第4図に基づいて動作説明をする。
図示しないレーザ発生器によって発生された1本のレー
ザビームは、第1の回転テーブル11の下方から鉛直上
方に発せられ、第1の回転テーブル11に形成された貫
通穴11Aを通って第1のプリズム12に入射する。入
射したレーザビームは、この第1のプリズム12によっ
て90°進行方向を変えられて第1の回転テーブル11
上面に平行に進む第1のレーザビームと、第1のプリズ
ム12を透過してさらに鉛直上方に直進する第2のレー
ザビームとに分離される。
第1のレーザビームは、第1の回転テーブル11に装備
された第1の複合プリズム13の一方の端部付近に入射
する。そして、この第1の複合プリズム13を通過して
さらに直進するレーザビームAと、第1の複合プリズム
13の内部を通り、その他端付近でさらに方向を変えて
同じ水平面内でレーザビームAと角度θ。(第4図参照
)だけ回転したレーザビームBとに分割される。
また、第2のレーザビームは、第2の回転テーブル21
に形成された貫通穴21Aを通って第2のプリズム22
に入射する。そして、90’進行方向を変えて(上述の
レーザビームAと平行)第2の回転テーブル21上面に
沿って平行に進み、第2の複合プリズム23の下端部に
入射する。このレーザビームは第2の複合プリズム23
内を通って上方に移動し、さらに進行方向を変化して再
びレーザ灯台1の求心方向に進んで固定鏡24に当たっ
て反射する(これをレーザビームCとする)。従って、
このレーザビームCは、前記レーザビームへの回転に伴
って、固定鏡24の鏡面に直交する基準線に対して対称
に回転する。
このように、レーザ灯台1は、図示しないモータによっ
て第1および第2の回転テーブル21を一定の角速度で
時針回転方向に一体的に回転させることにより、レーザ
ビームA、Bは一定の角度θ。を保って同方向に回転し
ながら投光し、レーザビームCはレーザビームA、Bと
反対方向(反時針方向)に回転しながら投光する。
一方、受光センサ32は、レーザビームA、  Bを次
々に受光して受光信号を受光信号発生部34に発信し、
これに伴って受光信号発生部34が第3図に示されるよ
うな受光信号■を演算部40の時間差演算部41に伝達
する。時間差演算部41は、この受光信号■に基づいて
、レーザビームAが受光されている時間Δtl と、レ
ーザビームAが受光され始めた時間からレーザビームB
が受光され始めた時間までの時間差である受光時間差Δ
t2とを算出し、これらの計時データ■を距離演算部4
2に伝達する。さらに、時間差演算部41は、レーザビ
ームAが受光された時間を基準時間信号■として角度演
算部43に伝達する(第3図参照)、。
続いて、距離演算部42では、時間差演算部41から送
られてくる受光時間ΔL+ と受光時間差Δt2および
設定条件である2本のレーザビームA、Bのなす角度θ
。および受光センサの幅W1を用いて以下のようにして
距離を算出する。
求めたい2点間の距離をLと仮定すると、第4図(1)
に示すように、Lを半径としてθ。の角度を持つ円弧の
長さり、は、 L、−2πL×θ。/360・・・・・・(1)で表さ
れる。
一方、レーザ灯台1の回転角速度ω。は一定であるので
、 W+/Δt+ =L+ /Δ1t・・・・・・(2)が
成り立つ。従って、(1)式を(2)式に代入してまと
めると、 L=W、/Δt、XΔtz/(2πθ。/360)・・
・(3)となって距離りが求められる。
以上の計算において、Wlは厳密には第4図(1)に示
すように、レーザ灯台1を中心とした半径りの弦の長さ
ilであるが、この時の中心角をθ。とすると、「2π
θO/360<<1」とみなすことができるため、L+
 =WI (=lI )としても誤差は無視することが
できる。
また、第4図(2)に示すように受光部31が距離の測
定を行うためのレーザビームA、Bの入射方向に対して
δ(rad:l(’IJIいている場合には、あたかも
巾がW、の受光部のように見える。ここで、W、>W、
であるのでΔt1が小さくなり、(3)弐より距離りが
大きくなったような結果となる。これが距離の誤差とな
るのであるが、δが小さい範囲では W、=W、となる
ため、誤差は無視し得る。ここで、δを小さくするには
、受光部31がレーザ灯台lに対して正対する様にすれ
ば良い。すなわち、ΔL1がその位置で最大になる様に
制御すれば正確な距離を得ることができる。
以上の距離を求める動作と並行して、受光センサ33は
、レーザビームCを受光して受光信号を受光信号発生部
35に伝達し、この受光信号発生部35は第2図に示さ
れる時間信号■を角度演算部43に伝達する。角度演算
部43は、この時間信号■と前述の時間差演算部41か
ら伝達される基準時間信号■とに基づいて、以下のよう
にして測定物30の方位角を算出する。
一般に、第5図(1)に示すように、第1象限における
被測定物30の方位角θは、レーザビームAを受光して
からレーザビームCを受光するまでの時間をfl+、レ
ーザビームCを受光してからレーザビームAを受光する
までの時間をt2とすれば(第5図(2)参照)、 il θ=       xiso・・・・・・(4)1、+
1゜ で算出できる。
位置演算部44は、以上のようにして距離演算部42に
より得られた距離情報〔(3)式〕■および角度演算部
43により得られた方位角情報〔(4)式〕■を入力し
て、以下の式から被測定物30の座標位置を算出する(
第6図参照)。
ここで、X軸は前述の基準線と一致するように設定され
ている。
このように本実施例によれば、1基のレーザ灯台1を用
いて被測定物30の位置を測定することができるため、
装置が小型化して、安価なものとなる。さらに、レーザ
灯台1のセットを容易に行うことができる。また、土木
作業車や作業ロボットに搭載した受光部31側で位置デ
ータが得られるため、土木作業車等の駆動装置に直接位
置データを入力して移動を制御することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
以下に示すような変形をも含むものである。
すなわち、上記実施例においては、第1の回転投光手段
10の第1の複合プリズム13を用いて1本のレーザビ
ームを2本のレーザビームA、  Bに分割するととも
に所定の角度ずれさせたが、この第1の複合プリズム1
3の代わりにプリズムと鏡を組み合わせて同様の機能を
果たすこともできる。
また、第2の回転投光手段20においては、第2の複合
プリズム23を用いてレーザビームCを固定鏡24に入
射させたが、この第2の複合プリズム23の代わりにプ
リズムと鏡を組み合わせて同様の機能を果たすこともで
きる。
さらに、上記実施例においては被測定物3oが、レーザ
灯台1を原点にして基準線をX軸とした座標軸に対して
第1象限にある場合について述べたが、第4象限にある
場合も同様にして位置を測定することができる。この場
合には、 より求められる。但し、測定物が第1象限にあるのか第
4象限にあるのかを、レーザビームの旋回方向から判別
して(4)式若しくは(4゛)式を使用しなければなら
ない。
〔第2実施例〕 次に、第2実施例を第7図に基づいて説明する。
この第7図に示す第2実施例においては、第2の回転投
光手段20に、前述した第1の回転投光手段10と同角
速度で反転させる反転機構を装備している。このため、
前述の第1実施例において使用した第2の複合プリズム
23および固定鏡24を用いずに第2の回転テーブル2
1中夫に装備された第2のプリズム22のみでレーザビ
ームCをレーザビームA、Bの一方と対称的に回転させ
ることができる。このため、第1実施例において示され
た手順と全く同様にして被測定物30の位置が測定され
る。
このようにすると、レーザ灯台1の構造を一層簡単なも
のにすることができるという効果がある。
さらに、固定鏡24を使用していないため、レーザビー
ムは360°漏れなく投光される。このため、レーザビ
ームを原点にして第1から第4象限までを網羅すること
ができる。
〔第3実施例〕 次に、第3実施例を第8図および第9図に基づいて第3
実施例の説明をする。
この第8図に示す第3実施例においては、第1実施例に
おいて使用した受光センサ32,33の肉受光センサ3
2を、2個の受光センサ32A。
32Bにより構成したものである。このケースは、前述
の第1実施例における受光センサ32の巾が大きくなっ
た時に、これを2個に分割したケースと考でよい。
この場合の受光信号を第9図に示す。受光センサ32A
が受光したレーザビームAの受光信号と受光センサ32
Bが受光したレーザビームAの受光信号との受光時間差
をΔt、とし、さらに受光センサ32Aが受光したレー
ザビームAとレーザビームBとの受光時間差をΔt2と
する。また、受光センサ32Aと受光センサ32Bとの
距離をW、として、前述した第1実施例における(3)
式の演算を距離演算部42が行うことによりL゛が求め
られる。
この実施例では、Wlの値を大きくとれるため、さらに
精度よく距離りを求めることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によると、1基のレーザ灯
台から投光した3本のレーザビームA。
B、Cにより受光部の位置を測定することができるので
、安価な装置によって広範囲にわたり容易に距離が測定
できるという従来にない優れた位置測定方法及びその装
置を提供することができる。
また、請求項4記載の発明においては、2個の回転テー
ブルを機械的に反転させることにより、光学的処理を用
いずに対称に回転するレーザビームを得ることができる
ため、−層簡単な装置により位置の測定が可能となる。
さらに、固定鏡を使用しないため、3本のレーザビーム
A、B、Cは360°漏れなく投光することができるた
め、第1〜第4象限まで位置の測定が可能となる。
さらに、請求項6記載の発明においては、2個の受光部
を用いるため、受光時間が長くとれることから一層高精
度の距離測定が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を表す斜視図、第2図は第1
図に示した実施例の受光部および演算部を示すブロック
図、第3図は第1図に示した実施例において得られた受
光信号を示す説明図、第4図(1)は2本のレーザビー
ムA、Hの位置関係を示す説明図、第4図(2)はレー
ザビームに対して受光センサが傾いている場合を示す説
明図、第5図(1)はレーザビームAおよびCの関係を
示す説明図、第5図(2)はレーザビームAおよびCの
受光信号を示す説明図、第6図は距離および方位角と位
置の関係を示す説明図、第7図は本発明の第2実施例を
表す斜視図、第8図は本発明の第3実施例を表す斜視図
、第9図は第8図に示した第3実施例の受光信号を示す
説明図、第10図は従来例を示す斜視図、第11図は従
来例における計測状況を示す説明図である。 l・・・回転投光手段としてのレーザ灯台、10・・・
第1の回転投光手段、20・・・第2の回転投光手段、
30・・・被測定物、31・・・受光部、40・・・演
算部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、一方の点から、水平回転面上で一定の角度を保
    った2本のレーザビームA、Bを一定角速度で回転させ
    ながら投光出力するとともに、前記水平回転面と同軸の
    他の水平回転面上で所定の基準線に対し前記2本のレー
    ザビームA、Bの内の一方と対称的に反対方向に回転す
    るレーザビームCを投光出力し、 他方の点に位置する被測定物に装備された受光部が、前
    記レーザビームA、Bを順次受光して距離情報を得ると
    ともに、同じくレーザビームCを受光して方位角情報を
    得て、 これらの距離情報および方位角情報に基づいて前記一方
    の点を基準とした被測定物の位置を算出することを特徴
    とする位置測定方法。
  2. (2)、水平回転面上で一定の角度を保った2本のレー
    ザビームA、Bを投光しながら一定速度で回転する第1
    の回転投光手段と、この第1の回転投光手段と同回転軸
    の水平回転面上を所定の基準線に対し前記2本のレーザ
    ビームA、Bの内の一方と対称的に回転するレーザビー
    ムC投光用の第2の回転投光手段とを有するレーザ灯台
    を座標原点に装備し、測定物に搭載されて前記3本のレ
    ーザビームA、B、Cを受光して受光信号を発生する受
    光部を備え、 前記受光部に当該受光部から出力される受光信号に基づ
    いて距離信号および方位角信号等を求めるとともに、こ
    れらの信号を基に受光部の位置を算出する演算部を装備
    したことを特徴とする位置測定装置。
  3. (3)、前記第2の回転投光手段を、前記第1の回転投
    光手段と同期回転させるとともに、当該第2の回転投光
    手段のレーザビームCを第1の回転投光手段のレーザビ
    ームA、Bの一方と対称に回転させる固定鏡を前記第1
    および第2の回転投光手段と別体に装備したことを特徴
    とする請求項2記載の距離測定装置。
  4. (4)、前記第2の回転投光手段に、前記第1の回転投
    光手段と同軸かつ同角速度で反転させる反転機構を装備
    したことを特徴とする請求項2記載の距離測定装置。
  5. (5)、前記受光部を、前記第1および第2の回転投光
    面に対応した二つの受光部としたことを特徴とする請求
    項3又は4記載の距離測定装置。
  6. (6)、前記受光部を、前記第1の回転投光面に対応し
    た2個の受光部と前記第2の回転投光面に対応した1個
    の受光部とから構成したことを特徴とする請求項3又は
    4記載の距離測定装置。
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Cited By (4)

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JP2736558B2 (ja) 1998-04-02

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