JPH03222898A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JPH03222898A
JPH03222898A JP1592190A JP1592190A JPH03222898A JP H03222898 A JPH03222898 A JP H03222898A JP 1592190 A JP1592190 A JP 1592190A JP 1592190 A JP1592190 A JP 1592190A JP H03222898 A JPH03222898 A JP H03222898A
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seal body
seal
fluid passage
fluid
rotating shaft
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Tadahiro Omi
忠弘 大見
Rokuheiji Satou
佐藤 六平次
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NIKOKU KIKAI KOGYO KK
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NIKOKU KIKAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、羽根車により流体を圧送するポンプ装置に係
り、とくに、ポンプ系内の流体の汚染を防止するための
構造に関するものである。
(従来の技術) 再生ポンプやうず巻ポンプ(遠心ポンプ)等のポンプ装
置ては、ケーシングに設けた流体通路に羽根車を配設し
、この羽根車を流体通路の外側から回転軸を介して回転
させ、この羽根車の回転により流体通路の吸入[]から
流体を吸入して、流体通路の吐出口から流体を吐出させ
るようになっており、羽根車かある流体通路から回転軸
の外周を伝わって流体か外部に漏れるのを阻止するため
にメカニカルシールを設けである。
このメカニカルシールは、環状の固定シール体を回転軸
の周囲に配置して0リング、■リング、シート状のリン
グパツキンあるいは断面り型のリングパツキン等のリン
グシールを介してケーシングに液密に取付け、環状の回
転シール体をOリング等のリングシールを介して回転軸
の周囲に液密に取付け、この固定シール体と回転シール
体とを摺接可能に当接させた構造である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述したメカニカルシールでは、固定シール
体と回転シール体とを摺接させているため、この部分の
摩耗により、摩耗粉か発生し、この摩耗粉か不純物とし
て、流体通路側の流体、つまり、ポンプ系内の流体に混
入し、流体を汚染する。
このような汚染は、わずかであっても、超純水、食品、
バイオテクノロジー、薬品、化学工業等に用いるポンプ
装置としては、不適当である。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ポンプ
装置買において、メカニカルシールの固定シール体と回
転シール体との摺接部分から発生する摩耗粉を効果的に
流体通路側から外部に排出することを目的とするもので
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の請求項1は、流体通路37を有するケーシング
1と、このケーシング1の流体通路37に回転自在に配
設された羽根車35と、この羽根車35に連結された回
転軸7と、上記流体通路37から上記ケーシング1の回
転軸貫通部1aを介して回転軸7の外周に沿って軸受1
4側に伝わる流体を封止するメカニカルシール6とを有
し、上記メカニカルシール6か、上記流体通路37側に
位置して上記回転軸7の周囲に配設され0リング25等
のリングシールを介して上記ケーシング1に取付けられ
た環状の固定シール体26と、Oリング28等のリング
シールを介して上記回転軸7の周囲に取付けられ上記流
体通路37側に向かって上記固定シール体26に対して
摺接可能に当接された環状の回転シール体29とを備え
たポンプ装置において、上記メカニカルシール6の回転
シール体29と固定シール体26との摺接部分から回転
シール体29と回転軸7との間のOリング28等のリン
グシール部分までの範囲に上記流体通路37側の流体を
外部に排出する排出通路4]、 51を形成したもので
ある。
本発明の請求項2は、流体通路37を有するケーシング
1と、このケーシング1の流体通路37に回転自在に配
設された羽根車35と、この羽根車35に連結された回
転軸7と、上記流体通路37から上記ケーシング1の回
転軸貫通部1aを介して回転軸7の外周に沿って軸受1
4側に伝わる流体を封止するメカニカルシール61とを
有し、上記メカニカルシール61が、上記流体通路37
側に位置して0リング64等のリングシールを介して上
記回転軸7の周囲に取付けられた環状の回転シール体6
5と、上記回転軸7の周囲に配設され0リング66等の
リングシールを介して上記ケーシング1に取付けられ上
記流体通路37側に向かって上記回転シール体65に対
して摺接可能に当接された環状の固定シール体67とを
備えたポンプ装置において、上記メカニカルシール61
の回転シール体65と固定シール体67との摺接部分か
ら固定シール体67とケーシング1との間の0リング6
6等のリングシール部分までの範囲に上記流体通路37
側の流体を外部に排出する排出通路75. 81. 8
5を形成したものである。
(作用) 本発明のポンプ装置は、ポンプ運転時に、メカニカルシ
ール6.61の固定シール体26. 67と回転シール
体29.65との摺接によって発生する摩耗粉を排出通
路、11.5+、  75.81.85によりポンプ系
の外部に排出することかでき、とくに、流体通路37か
らはで、固定シール体26. 67と回転シール体29
65とのrU摺接分よりも遠い位置に排出通路41゜5
1、75.81. 85かあるので、流体通路37から
排出通路41.51. 75.81.85に向かって流
れる流体により、摩耗粉か確実かつ効果的に排出される
(実施例) 本発明のポンプ装置の実施例を図面を参照して説明する
まず、第1図は請求項1に対応した第1の実施例の再生
ポンプを示すものである。
第1図において、1は中空状のケーシングて、このケー
シング1の一端部(図示右端部)に、0ノング2を介し
て、中空状の中間隔壁3を液密に取付けることによって
、ケーシング1−の内部に空間4が形成され、この空間
4内の一側部及び他側部にそれぞれメカニカルシール5
,6が設けられ、このメカニカルシール5,6に対して
、−側部を後述する軸受14に回転自在に支持された回
転軸7の大径部7aを回転自在かつ液密に貫通させであ
る。
そして、上記ケーシング1の他端部(図示左端部うに、
Oリング8を介して、カバー9を液密に取付けることに
よって、このカバー9とケーシング1との間に空間10
が形成され、この空間10に上記回転軸7の先端側の小
径の雄ねじ部7bが突設されている。
また、上記中間隔壁3の一端部にはブラケット11が取
付けられ、これによって、この中間隔壁3とブラケット
11の間に空間12が形成され、この空間12の一側部
のブラケット11の回転軸貫通部11aには上記回転軸
7の大径部7aに対するオイルシール13と軸受14が
設けられている。
ここて、−側部のメカニカルシール5は、上記回転軸7
の大径部7aの周囲に位置して、上記中間隔壁3の回転
軸貫通部3aに、0リング15を介して、環状の固定シ
ール体16を配設するとともに、11間隔壁3の回転軸
貫通部3aに図示しないねして固定環17を固定するこ
とにより、固定シール体16を、0リング15を介して
、中間隔壁3の回転軸貫通部3aに液密に圧接させ、こ
の固定シール体16の他側部に位置して、上記回転軸7
の大径部7aの周囲に、0リング18を介して、環状の
回転シール体qを液密に設け、この回転シール体19の
他側部に位置して、回転軸7の大径部7aの周囲に回転
環20をねじ21て固定し、この回転環20と上記回転
シール体19の間にコイルはね22を介在させた構造で
ある。
そして、このメカニカルシール5は、空間4と空間12
0間を液密に保つためのもので、回転シール体10かコ
イルはね22によって固定シール体16に密百し、図示
しないモータにより上記回転軸7か回転したときに、回
転シール体19か、回転環20及び回転軸7とともに回
転し、回転シール体19と固定シール体16が液密に摺
接して液漏れを止めるようになっており、この慴接部以
外の他の部分の液漏れはOリング15. 18で止める
ようになっている。
また、他側部のメカニカルシール6は、上記回転軸7の
大径部7aの周囲に位置して、上記ケーシング1の回転
軸貫通部1aに、リングシールとしてのOリング25を
介して、環状の固定シール体26を配設するとともに、
ケーシング1の回転軸貫通部1aに図示しないねじで固
定環27を固定することにより、この固定シール体26
を、上記0リング25を介して、ケーシング1に液密に
圧接させ、この固定シール体26の一側部に位置して、
上記回転軸7の大径部7aの周囲に、リングシールとし
てのOリング28を介して、環状の回転シール体29を
液密に設け、上記回転環20と上記回転シール体29の
間にコイルばね30を介在させた構造である。
そして、このメカニカルシール6は、後述する羽根車3
5がある流体通路37と空間4の間を液密に保つための
もので、上記メカニカルシール5と同様に、回転シール
体29がコイルばね30によって固定シール体26に密
着し、図示しないモータにより上記回転軸7が回転した
ときに、回転シール体29が、回転環20及び回転11
47とともに回転し、回転シール体29と固定シール体
26が液密に摺接して液漏れをIFめるようになってお
り、この慴接部以外の他の部分の液漏れはOリング25
.28て止めるようになっている。
また、上記ケーシング1の他側部の空間10に羽根車3
5が配設され、この羽根車35が、上記回転軸7の雄ね
じ部7bにナツト36で固定され、回転軸7の段部7C
に対して締付けである。
そして、上記羽根車35の円板部35aの外周両側部に
円板部35aの外周面及び側面に開口する多数の羽根溝
35bが形成され、この羽根溝35bに対応した溝状の
流体通路37が上記ケーシング1の内周に有端の円弧状
に形成され、この流体通路37の一端部に図示しない超
純水等の液体の吸入口か形成されているとともに、この
流体通路37の他端部に図示しない液体の吐出口か形成
されている。
そうして、この再生ポンプでは、吸入口から流体通路3
7に液体を通した状態で、回転軸7をモータで駆動して
羽根車35を回転すると、遠心力によって羽根車35の
多数の羽根溝35b内の液体が速度エネルギと圧力エネ
ルギを受け、羽根溝35b内の液体が羽根* 35bの
外側から流体通路37に流出するとともに、流体通路3
7の液体か羽根溝35bの側部から羽根溝35b内に流
入し、液体の渦流が発生する。
そして、流体通路37において、速度エネルギが圧力エ
ネルギに変換され、このような作用を羽根車35の多数
の羽根溝35bで繰返すことにより、流体通路37にお
いて液体の圧力が次第に高められ、これによって、液体
を、吸入口から吸入して、流体通路37において圧力を
高めた上で、吐出口から吐出するようになっている。
そして、この際に、上記流体通路37に対するメカニカ
ルシール6において、回転シール体29と固定シール体
26か摺接するため、この部分が摩耗して摩耗粉か発生
し、この摩耗粉か不純物として、流体通路37側の液体
、つまり、ポンプ系内の液体に混入し、吐出口から吐出
される液体を汚染する可能性がある。
そのため、このポンプ装置では、メカニカルシール6の
流体通路37側からメカニカルシール6の液体をポンプ
系の外部に排出する排出通路41を設け、摩耗粉が不純
物として混入した液体を排除するようにしている。
すなわち、この実施例では、回転軸7の中心部に軸孔4
2を形成し、この軸孔42に対して回転軸7の外面の0
リング28の両側部から通孔43.44を形成すること
によって、メカニカルシール6の流体通路37側から、
回転軸7の通孔43、軸孔42、通孔44を通って、空
間4にいたる排出通路4Iを形成し、さらに、この空間
4の下側部に排出管45を接続し、この排出管45に排
出流量調節用のバルブ46を設けである。
したかって、ポンプの運転時には、流体通路37の液体
の圧力か上昇するので、メカニカルシール6の慴接1■
分から発生した摩耗粉が不純物として混入した液体か、
排出通路4Iの通孔43、軸孔42、通孔44を介して
、空間4に排出され、さらに、この空間4に排出された
液体が、メカニカルシール6から漏れた液体とともに、
排出管45を介して、バルブ46により流量を制御され
た状態で、ケーシング1の外部に排出される。
そして、とくに、流体通路37から見て、固定シール体
26と回転シール体29との摺接部分よりも遠い位置に
排出通路41があるので、流体通路37から排出通路4
1に向かって流れる液体により、固定シール体26と回
転シール体29の摺接部分から発生した摩耗粉が滞留せ
ずに確実かつ効果的に排出される。
なお、47は閉塞体で、この閉塞体47は、上記回転軸
7に軸孔42を形成するために回転軸7の先端部に形成
した通孔48を閉塞するものである。
また、圧力差によりメカニカルシール5から軸受14側
の空間12に漏れた液体は、オイルシール13あるいは
ラビリンスあるいは水切り等により軸受11に入るのを
阻止され、ドルンとして通孔49から排出される。
また、ポンプの停止時には、バルブ46を閉じることに
より、外気の侵入を阻止することができろう つきに、第2図は第2の実施例の再生ポンプを2丁くず
ものである。
第2図において、51は排出通路で、この排出通路51
は、上述した第1の実施例の排出通路211と同様に、
メカニカルシール6の流体通路37側からメカニカルシ
ール6の固定シール体26と回転シール体29の摺接部
分から発生した摩耗粉をポンプ系の外部にLli出する
ものである。
この排出通路51は、メカニカルシール6の回転シール
体29の内周と外周、つまり、液体通路37側と空間1
を連通する通孔である。
なお、この第2の実施例は、排出通路51以外の他の部
分の構成及び作用は、第1の実施例と同一であるので、
同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
したがって、この第2の実施例の再生ポンプの場合も、
ポンプの運転時には、流体通路37の液体の圧力が上昇
するので、メカニカルシール6付近の摺接部分から発生
した摩耗粉か不純物として混入した液体か、排出通路5
1を介して、空間4に排出され、さらに、この空間4に
排出された液体が、メカニカルシール6から漏れた液体
とともに、排出管45を介して、バルブ46により流量
を制御された状態で、ケーシング1の外部に排出される
そして、とくに、流体通路37から見て、固定シール体
26と回転シール体29との摺接部分よりも遠い位置に
排出通路51かあるので、流体通路37から排出通路5
1に向かって流れる液体により、固定シール体26と回
転シール体29の摺接部分から発生した摩耗粉か滞留せ
ずに確実かつ効果的に排出される。
つぎに、第3図は請求項2に対応した第3の実施例の再
生ポンプを示すものである。
第3図において、61はメカニカルシールで、このメカ
ニカルシール61は、上述した第1の実施例及び第2の
実施例のメカニカルシール6と同様に、回転軸7の大径
部7aを回転自在かつ液密に貫通させ、羽根車35かあ
る流体通路37側から回転軸7の外周に沿って空間・1
に伝わる液体を封止するものである。
コノノカニカルシール61は、上記羽根車35の一側部
に位置して、上記回転軸7の大径部7aの周囲に回転環
62をねじ63で固定し、この回転環62の一例部に位
置して、回転軸7の大径部7aの周囲に、j>す゛シー
ルとしてのOリング64を介して、環状・7)回転シー
ル体65を液密に設け、回転軸7の大径部−、3C,’
)周囲に位置して、ケーシング1の回転軸貫通部i 3
の一端部に、リングシールとしての0リング66を介し
て、環状の固定シール体67を配設するとともに、この
固定シール体67の一端部に、0リシゲう8を介して、
固定環69を配設し、この固定環69を斗−ンジグ1に
図示しないねじて固定するこ三により、固定シール体6
7を、−上記0リング66を介して、怜−シレグ1に液
密に圧接させ、さらに、上記[・1転環52と上記回転
シール体65の間にコイルばね70及び係合ピン71を
介在させた構造である。
そして、このメカニカルシール61の固定環69の一端
部に、Oリング2を介して、中間隔壁3を液密に取付け
ることによって、空間4が形成され、この空間4の一側
部にメカニカルシール72が設けられ、さらに、上記中
間隔壁3の一端部にブラケット11を設けることによっ
て、この中間隔壁3とブラケット11の間に空間12か
形成され、この空間12の一側部のブラケット11の回
転軸貫通部11aにはオイルシール13と軸受14が設
けられている。
そして、上記メカニカルシール61は、上述した第1の
実施例及び第2の実施例のメカニカルシル6と同様に、
羽根車35がある流体通路37と空間4の間を液密に保
つためのもので、回転シール体65がコイルばね70に
よって固定シール体67に密着し、図示しないモータに
より上記回転軸7が回転したときに、回転シール体65
が、係合ピン71によって、回転環62及び回転軸7と
ともに回転し、回転シール体65と固定シール体67が
液密に摺接して液漏れを止めるようになっており、この
摺接部以外の他の部分の液漏れはOリング64.66て
止めるようになっている。
また、上記メカニカルシール72は、上述した第1の実
施例及び第2の実施例のメカニカルシル5と同様に、空
間4と空間12の間を液密に保つものである。
75は排出通路で、この排出通路75は、上述した第1
の実施例の排出通路41及び第2図の実施例の排出通路
51と同様に、メカニカルノール61の流体通路37側
からメカニカルシール61の回転シール体65と固定シ
ール体67の摺接部分から発生した摩耗粉をポンプ系の
外部に排出するものである。
この排出通路75は、メカニカルシール61の固定シー
ル体67の一端部と他端部、つまり、空間、1と液体通
路37側を連通ずる通孔である。
なお、この第3の実施例は、メカニカルシール61.7
2及び排出通路75以外の他の部分の構成及び作用は、
第1の実施例及び第2の実施例と同様であるので、同様
な部分には同一の符号を付して説明を省略する。
したがって、この第3の実施例の再生ポンプの場合も、
ポンプの運転時には、流体通路37の流体の圧力が上昇
するので、メカニカルシール61の摺接部分から発生し
た摩耗粉が不純物として混入した液体か、排出通路75
を介して、空間4に排出され、さらに、この空間4に排
出された液体が、メカニカルシール61から漏れた液体
とともに、排出管45を介して、バルブ46により流量
を制御された状態で、外部に排出される。
そして、とくに、流体通路37から見て、回転シール体
65と固定シール体67との摺接部分よりも遠い位置に
排出通路75があるので、流体通路37から排出通路7
5に向かって流れる液体により、回転シール体65と固
定シール体67の摺接部分から発生した摩耗粉か滞留せ
ず確実かつ効果的に排出される。
つぎに、第4図は第4の実施例の再生ポンプを示すもの
である。
第4図において、81は排出通路で、この排出通路81
は、上述した第1の実施例の排出通路41、第2図の実
施例の排出通路51及び第3の実施例の排出通路75と
同様に、メカニカルシール61の流体通路37側からJ
カニカルシール6Iの回転シール体65と固定シール体
67の摺接部分から発生した摩耗粉をポンプ系の外部に
排出するものである。
この排出通路81は、上記ケーシング1の一側部にメカ
ニカルシール61の固定シール体67に対する通孔を形
成し、ケーシング1の外部と流体通路37側とを直接的
に連通したものである。
このため、この第4の実施例では、空間4と軸受1,1
側のメカニカルシール5,72が不要て、メカニカルシ
ール61の一側部は空間12となっている。
なお、この第4の実施例は、排出通路81以外の他の部
分の構成及び作用は、空間4とメカニカルシール572
か無いことを除いて、第3の実施例と同様であるので、
同様な部分には同一の符号を付して説明を省略する。
したかって、この第、1の実施例の再生ポンプの場合も
、ポンプの運転時には、流体通路37の流体の圧力か上
界するので、メカニカルシール61の摺接部分から発生
した摩耗粉が不純物として混入した流体が、排出通路8
1を介して、バルブ46により流量を制御された状態で
、ケーシング1の外部に排出される。
そして、とくに、流体通路37から見て、回転シール体
65と固定シール体67との摺接部分よりも遠い位置に
排出通路81かあるので、流体通路37から排出通路8
1に向かって流れる液体により、回転シール体65と固
定シール体67の摺接部分から発生した摩耗粉が滞留せ
ず確実かつ効果的に排出される。
なお、圧力差によりメカニカルシール61から軸受14
側の空間12に漏れた液体は、オイルシール13あるい
はラビリンスあるいは水切り等により軸受I4に入るの
を阻止され、トレンとして通孔49から排出される。
つぎに、第5図及び第6図は第5の実施例の再生ポンプ
を示すものである。
第5図及び第6図において、85は排出通路で、この排
出通路85は、上述した第1の実施例の排出通路41、
第2図の実施例の排出通路51、第3の実施例の排出通
路75及び第4の実施例の排出通路81と同様に、メカ
ニカルシール61の流体通路37側からメカニカルシー
ル61の回転シール体65と固定シール体67の摺接部
分から発生した摩耗粉をポンプ系の外部に排出するもの
である。
この排出通路85は、メカニカルシール6)の回転/−
ル体65に対する固定シール体67の摺接面に半径方向
の溝を形成し、液体通路37側と空間・1を連通したち
のである。
なお、この第5の実施例は、排出通路85以外の他の部
分の構成及び作用は、第3の実施例と同一であるので、
同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
したかって、この第5の実施例の再生ポンプの場合も、
ポンプの運転時には、流体通路37の流体の圧力か上昇
するので、メカニカルシール61の摺接部分から発生し
た摩耗粉か不純物として混入した流体が、排出通路85
を介して、空間、1に排出され、さらに、この空間・1
に排出された液体か、メカニカルシール61から漏れた
液体とともに、排出管45を介して、バルブ・16によ
り流量を制御された状態で、外部に排出される。
そして、とくに、流体通路37からμで、回転シール体
65と固定シール体67との摺接部分よりも遠い位置に
排出通路85かあるので、流体通路37から排出通路8
5に向かって流れる液体により、回転シール体65と固
定シール体67の摺接部分から発生した摩耗粉か滞留せ
ず確実かつ効用的に排出される。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明のポンプ装置では、メカニカル
シールの固定シール体と回転シール体の摺接部分から発
生する摩耗粉を、その付近の流体とともに、排出通路を
介してポンプ系内から外部に排出することかできるので
、ポンプから吐出される流体に摩耗粉が不純物として混
入することかなく、そして、とくに、流体通路から見て
、固定シール体と回転シール体との摺接部分よりも遠い
位置に排出通路があるので、流体通路から排出通路に向
かって流れる流体により、摩耗粉か滞留することなく確
実かつ効果的に排出され、また、摩耗粉の排出が確実に
行なわれるので、排出通路から排出する流体の量を多く
する必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はそれぞれ本発明のポンプ装置の第
1ないし第5の実施例を示す再生ポンプの断面図、第6
図は第5図の第5の実施例の要部の説明図である。 1 ・ケーシング、1a・・回転軸貫通部、6・メカニ
カルシール、7・・回転軸、14・・軸受、25・・リ
ングシールとしてのOリング、26・・固定シール体、
28・・リングシールとしての01〉グ、29・・回転
シール体、35・・羽根車、37・流体通路、41.5
1・・排出通路、61・・メカニカルシール、61・・
リングシールとしてのOリング、65・・回転シール体
、66・・リングシールとしてのOリング、67  ・
固定シール体、75.81S5・・排出通路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体通路を有するケーシングと、このケーシング
    の流体通路に回転自在に配設された羽根車と、この羽根
    車に連結された回転軸と、上記流体通路から上記ケーシ
    ングの回転軸貫通部を介して回転軸の外周に沿って軸受
    側に伝わる流体を封止するメカニカルシールとを有し、 上記メカニカルシールが、上記流体通路側に位置して上
    記回転軸の周囲に配設されリングシールを介して上記ケ
    ーシングに取付けられた環状の固定シール体と、リング
    シールを介して上記回転軸の周囲に取付けられ上記流体
    通路側に向かって上記固定シール体に対して摺接可能に
    当接された環状の回転シール体とを備えたポンプ装置で
    あって、 上記メカニカルシールの回転シール体と固定シール体と
    の摺接部分から回転シール体と回転軸との間のリングシ
    ール部分までの範囲に上記流体通路側の流体を外部に排
    出する排出通路を形成したことを特徴とするポンプ装置
  2. (2)流体通路を有するケーシングと、このケーシング
    の流体通路に回転自在に配設された羽根車と、この羽根
    車に連結された回転軸と、上記流体通路から上記ケーシ
    ングの回転軸貫通部を介して回転軸の外周に沿って軸受
    側に伝わる流体を封止するメカニカルシールとを有し、 上記メカニカルシールが、上記流体通路側に位置してリ
    ングシールを介して上記回転軸の周囲に取付けられた環
    状の回転シール体と、上記回転軸の周囲に配設されリン
    グシールを介して上記ケーシングに取付けられ上記流体
    通路側に向かって上記回転シール体に対して摺接可能に
    当接された環状の固定シール体とを備えたポンプ装置で
    あって、 上記メカニカルシールの回転シール体と固定シール体と
    の摺接部分から固定シール体とケーシングとの間のリン
    グシール部分までの範囲に上記流体通路側の流体を外部
    に排出する排出通路を形成したことを特徴とするポンプ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010214300A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Kurita Water Ind Ltd 超純水製造装置
CN102606518A (zh) * 2012-03-27 2012-07-25 上海阿波罗机械股份有限公司 一种用于核电站的厂用水泵的机封装置
CN102748321A (zh) * 2012-07-19 2012-10-24 上海德宝密封件有限公司 一种适用于杂质泵的高可靠性的双向轴密封装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6396363A (ja) * 1986-10-08 1988-04-27 Koyo Seiko Co Ltd ポンプ軸受の密封装置

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