JPH03222146A - ディスクのオートチェンジャ装置 - Google Patents

ディスクのオートチェンジャ装置

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JPH03222146A
JPH03222146A JP1624690A JP1624690A JPH03222146A JP H03222146 A JPH03222146 A JP H03222146A JP 1624690 A JP1624690 A JP 1624690A JP 1624690 A JP1624690 A JP 1624690A JP H03222146 A JPH03222146 A JP H03222146A
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disc
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disk
chassis
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Tomoyoshi Arai
智義 新井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多種類のディスクを複数枚収納し、外部操作
によって収納した所望のディスクを選択、再生すると共
に、収納したディスクを1枚ずつ入れ替えでき、かつ、
収納したディスク以外のディスクも通常のシングルプレ
ーヤ感覚で再生することが可能なディスクのオートチェ
ンジャ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のディスクのオートチェンジャ装置として
は、予め装置の収納部に複数枚のディスクを収納し、こ
のうちのI枚を再生する所謂ジュークボックス形式のも
のと、所定のマガジンに複数枚のディスクを収納し、こ
のマガジンを装置内に装着してマガジン内の1枚を再生
するマガジン形式のものとが知られており、主に、上記
ジュークボックス形式は業務用に、また上記マガジン形
式は民生用に用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のディスクのオートチェンジ子装置の
うち、ジュークボックス形式は、予め収納したディスク
を再生するだけであり、使用者が収納外のディスクを再
生したり、任意に収納部内の1枚のディスクを装置外に
取り出して新たなディスクと入れ替えることができなか
った。
また、マガジン形式も、装置よりマガジンを取出さない
限りディスクを1枚だけ入れ替えることができず、さら
にマガジン形式の場合、マガジンを取り出すと使用者が
入力したディスクの演奏順、インデックス等の情報が全
て消えてしまい、新たなマガジンを装着した時点で再度
上記情報を人力しなければならず、操作が煩わしかった
〔発明の目的〕
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、外部操作
によって収納した所望のディスクを選択、再生すると共
に、収納したディスクを1枚ずつ入れ替えでき、また収
納した任意のディスクが取り出されるまでそのディスク
に関する情報が完全に記憶されるようにしたディスクの
オートチェンジャ装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明に係るディスクのオー
トチェンジャ装置は、ケーシングの背面側に複数のトレ
イ収納棚を有するトレイ収納部を設け、このトレイ収納
部の正面側に、上下動可能なシャーシに再生駆動ユニッ
トを有する再生手段を設け、この再生手段の上記シャー
シ上に載置されたローディング駆動ユニットにより、ト
レイ搬送手段をトレイ収納位置とディスクの装脱位置と
の間で移動可能とし、上記トレイ搬送手段が、上記トレ
イ収納部に収納したトレイをそのトレイの収納高さ位置
で上記再生手段まで搬送して・そのトレイ上のディスク
を再生するようにしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は全体の分解斜視図、第2図は全体の正面図、第
3図は全体の右側面図、第4図は全体の左側面図である
図において、1,1は、図示しないキャビネット内の両
側面に沿ってやはり図示しないベースに立設される一対
のアングルで、このアングル1゜1間の上面の一端部に
は、フロントアングル2が、また他端部には、リヤアン
グル3が配設され、上記各アングルで構成されるケーシ
ングとしての筐体内に本装置のメカ部が配設されるよう
になされている。また、上記アングル1,1の後方で本
装置の背面側には、後述するように11箇所のトレイ収
納棚が形成され、各種に1枚ずつトレイが収納されるト
レイ収納部4を構成する一対のトレイホルダ5,5が立
設されており、このトレイホルダ5,5間の上面が上記
リヤアングル3で覆われるようになされている。
上記アングル1.1間には、上記各種メカ部が載置され
るラック状で、その前後四隅に立ち上がり部6a、6b
を有するリンクベース6が配設されており、このリンク
ベース6は、後側の一対の立ち上がり部6b、6bに突
設された枢支ピン7゜7を中心として上記アングル1.
1に回動可能に支持されている。また、上記アングル1
,1の内側には、一方の腕部8aが上記リンクベース6
側に延び他方の腕部8bが上記リンクベース6の立ち上
がり部6bと略平行に形式された一対の昇降リンク8,
8が、上記リンクベース6を挟むようにして上記枢支ピ
ン7.7と同じ高さ位置にある枢支ピン9,9を中心と
してアングル1,1に回動可能に支持されている。また
、上記リンクベース6の上方には、後述する各種メカ部
が取り付けられたサブシャーシIOが支持されており、
上記サブシャーシ10の前側が、その両側のピン11゜
11を介して上記リンクベース6の前側の一対の立ち上
がり部5a、5a間に枢支されると共に、サブシャーシ
10の後側が、上記前側のピン11゜11と同じ高さ位
置にある両側のピン12.12を介して上記一対の昇降
リンク8,8の各腕部8a、8a間に枢支されるように
なされている。これにより、上記リンクベース6、昇降
リンク8゜8及びサブシャーシ10が一連に結合した状
態となっている。
また、上記昇降リンク8,8の他方の腕部8b。
8bには、上記枢支ビン9,9から所定距離離れて案内
ピン13.13が突設されると共に、上記リンクベース
6の後側立ち上がり部6b、6bには、上記案内ビン1
3.13と同し高さ位置となるようにピン14.14が
突設されており、この案内ピン13,13とピン14,
14との間には、連結レバー15,15が架設されてい
る。
従って、上記リンクベース6及びサブシャーシIOの両
側には、それぞれ、上記連結レバー15、リンクベース
6、サブシャーシ10及び昇降リンク8の各点7,9,
12,11及び各点7,9゜13.14を結んで2つの
平行リンクが懲戒されるようになっている。そして、第
3図に示したように、上記サブシャーシ10の後側の一
方のピン12(図面では右方)が、後述する昇降機構を
介して上記枢支ピン9を中心とした円弧上を上下方向に
角度θだけ移動すると、その一方のビン12ノ側で、こ
のピン12と係合する右方の昇降リンク8が移動してこ
の昇降リンク8の腕部8bが上記ピン12の移動方向と
同じ方向に角度θだけ移動し、この腕部8bの移動が、
上記7,9,13゜14の平行リンクを介して上記リン
クベース6に伝達され、このリンクベース6が上記ピン
12の移動方向と同じ方向に角度θだけ移動するように
なる。このことは、上記7,9,12,11に平行リン
クが懲戒されていることからもいえ、これにより、上記
リンクベース6と係合するサブシャーシIOのピンII
が上記枢支ピン7を中心とした円弧上を角度θだけ移動
するようになる。また、上記リンクベース6、昇降1J
ンク8,8及びサブシャーシ10の一連の結合から、上
記したリンクベース6及びサブシャーシ10の一方の側
の運動が他方の側にも伝達され、これにより、上記サブ
シャーシlOの四隅のピン11,11,12,12が同
一高さ位置で円弧状の軌跡を描いて移動するようになり
、上記サブシャーシlOが水平状態を保ちつつ上下方向
に移動するようになっている。
ここで、上記サブシャーシ10を上下動させる昇降機構
について第5図を含めて説明する。
上記一方のアングル1(右方)の外面には、その上端部
及び下端部に長手方向に延びる案内レール16,16が
突設されており、この案内レール16.16には、スラ
イド板17がアングル1の外面に沿って摺動可能に係合
している。上記スライド板17の下面には、その長手方
向にランク18が刻設されており、このラック18と歯
合するビニオン19を駆動するディスクセレクト駆動ユ
ニットM +が上記アングル1の内側に配設されている
。また、上記スライド板17には、スライド板17の長
手方向前方から後方に向かって上方に傾斜した階段状の
カム溝20が懲戒されており、上記サブシャーシ10の
後側の一方のピン12(右方)が、このピン12の軌跡
に沿って上記一方のアングルl(右方)に懲戒された円
弧溝21を介してアングル1の外側に貫通し、上記カム
溝20と係合するようになされている。
従って、上記ディスクセレクト駆動ユニットM +によ
り上記ビニオン19が回転駆動すると、上記スライド板
17がアングル1に沿って長手方向に移動するようにな
り、このスライド板17のカム溝20と係合する上記サ
ブシャーシ10のピン12(右方)が、スライド板17
の移動とともに上記カム溝20及びアングルlの円弧溝
21に沿って上下方向に移動するようになる。そして、
この右方のピン12が上下方向に移動すると、上述した
リンク結合から上記サブシャーシ10が水平状態を保持
しつつ上下動するようになる。
ここで、第3図に示したように、上記スライド板17が
本装置の正面側まで移動した時は、上記右方のピン12
がカム溝20の最上部20aまで移動してサブシャーシ
10が上端位置まで移動するようになっており、また第
5図に示したように、スライド板17が背面側まで移動
した時は、上記ピン12がカム溝20の最下部20bま
で移動してサブシャーシ10が下端位置まで移動するよ
うになっている。
なお、上記昇降リンク8,8の腕部8b、8bに形成さ
れた案内ピン13.13は、上記アングル1,1に形成
された円弧状の案内溝22.22を介してアングルを貫
通するようになされており、アングル1.1外に突出す
る上記案内ビン13゜13の先端部には、上記昇降リン
ク8,8を上方に付勢する補正スプリング23.23が
設けられており、上記サブシャーシ10に支持されるメ
カ部の重量を軽減し、上記昇降機構の動きを滑らかにす
るようになされている。
上述のようにして上下動するサブシャーシ10の上面に
は、装脱位置(トレイが装置外に引き出された状態)、
イジェクト可能位置(本装置の正面開口部に対応した位
置で演奏も可能な位置)及び収納位置との間を移動する
トレイ24を載置したトレイベース25が設けられてお
り、また上記サブシャーシ10の下面には、その左方に
上記トレイベース25及びトレイ24を駆動するローデ
ィング駆動ユニットM2が、またその中央部にディスク
演奏を行う再生駆動ユニットM3が取付けられて、再生
手段を構成するようになされている。
次に、上記サブシャーシIOに取付けられた上記ローデ
ィング駆動ユニットM2、トレイのローディング機構及
び再生駆動ユニットM3について、第6図乃至第16図
をも参照して説明する。
上記サブシャーシlOの下面のローディング駆動ユニッ
トM2は、上述したようにトレイベース25及びこれに
載置されたトレイ24をサブシャーシ10上で水平移動
させるもので、懸架部材26を介してサブシャーシ10
下方に支持されたシャーシ27にモータ28、各種プー
リ29及び歯車30が取付けられたものである。また、
上記サブシャーシlOの上面には、その両側縁部にガイ
ドレール31.31が設けられており、このガイドレー
ル31.31の相対向する面には、上記トレイベース2
5の外側面に形成された凹溝32゜32と係合し、トレ
イベース25を案内する突条33.33が形成されてい
る。
上記ローディング駆動ユニットM2は、第14図及び第
15図に示したように、プーリ29aを介して同一方向
に同期して回転する一対の駆動歯車30a、30bを有
している。そして、この駆動歯車30a、30bが、サ
ブシャーシ10の切欠き34.34を通ってサブシャー
シ10の上面に突出するようになされ、この駆動歯車3
0a 。
30bの突出部分が、上記左側のガイドレール31の突
条33の真下に位置すると共に、この突条33と係合す
るトレイベース25の左外側面の凹溝32を構成する下
縁部に形成されたラック35と歯合するようになされて
いる。そして、この駆動歯車30a、30bとラック3
5との歯合により、上記ローディング駆動ユニットM2
の駆動力が上記トレイベース25に伝達され、トレイベ
ース25が水平方向に移動(ローディング動作及びイジ
ェクト動作)するようになされている。
なお、上記駆動歯車30a、30bとラック35との歯
合が滑らかに行われるように、上記ローディング駆動ユ
ニットM!は、上記懸架部材26を中心としてユニット
全体が僅かに回動できるようになされており、また十分
な歯合が得られるように駆動ユニットM2にはスプリン
グ36による引張り力が作用している。
また、上記サブシャーシlOの上面のトレイ搬送手段と
してのトレイベース25には、トレイ24と、後述する
ように1枚のトレイ24をトレイ収納部4から引き出し
てくるトレイ搬送手段の一部であるトレイハンガー37
とが載置されており、上記トレイ24の上面には、12
cm、8cm等のコンパクトディスクやビデオディスク
等の各種ディスクが載せられるようになされている。上
記トレイハンガー37は、トレイ24を本装置の正面側
(引き出し側)から把持するようになされており、トレ
イハンガーのフック部38.38がトレイ24の両側縁
部の切欠き39,39に係合してトレイ24と一体にな
り、この状態で、トレイハンガー37とトレイ24の両
側面がほぼ面一になるようになされている。そして、上
記一体となったトレイハンガー37とトレイ24の両側
縁部が、上記トレイベース25の内側面に形成された凹
溝40.40と係合して案内されるようになされている
また、上記トレイベース25には、後述する倍速機構を
構成するピニオン41が、トレイベース25の左内側面
の凹溝40内に位置するように軸支されており、トレイ
ベース25の下面より突出する上記ピニオン41の下半
部が上記サブシャーシ10の上面に設けられたローディ
ング方向に延びるラック42と歯合すると共に、上記ピ
ニオン41の上半部が上記トレイベース25に載置され
たトレイハンガー37とトレイ24との左側縁部下面に
形成されたランク43と歯合するようになされている。
従って、上記サブシャーシ10上に水平移動可能に設け
られ、その上面にトレイハンガー37とトレイ24とが
一体となって載置されたトレイベース25が、第6図及
び第7図に示したように、本装置正面の開口部44から
装脱位置まで引き出された状態では、第13A図のよう
にローディング駆動ユニノ) M zの一方の駆動歯車
30aとトレイベース25のラック35とが歯合した状
態にある。
ここで、上記ローディング駆動ユニットM2が作動する
と、上記駆動歯車30aの回転によりトレイベース25
が引き込まれ、上記駆動歯車30aと同期して回転する
駆動歯車30bと上記ラック35とが歯合するようにな
る。さらに、上記トレイベース25が引き込まれ、第8
図、第9図、第10図及び第13B図に示したように、
トレイベース25とともに移動するトレイハンガー37
及びトレイ24が上記サブシャーシ10の上方に位置す
るイジェクト可能位置(演奏位置)までくると、それま
でトレイ37.24側のラック43とのみ歯合し、かつ
回転していなかった上記ピニオン41が上記サブシャー
シlO側のラック42と歯合するようになる。
さらに、上記トレイベース25が上記イジェクト可能位
置(演奏位置)を過ぎて、第11図、第12図及び第1
3C図に示したようなトレイホルダ5,5にトレイ24
を収納する収納位置まで移動すると、トレイベース25
上面のトレイハンガー37とトレイ24、及びトレイベ
ース25に軸支された上記ピニオン41が、トレイベー
ス25とともに距離lだけ移動する一方、上記ピニオン
41のラック42上の距離lだけの回転移動により、ピ
ニオン41とラック43を介して歯合する上記トレイハ
ンガー37とトレイ24とが、上記ピニオン41の回転
とともに送り出されて距離lだけ移動するようになる。
従って、第13B図及び第13C図に示したように、イ
ジェクト可能位置(演奏位置)から収納位置までトレイ
ベース25が距離lだけ移動すると、その間に一体とな
ったトレイハンガー37及びトレイ24が距離21だけ
移動するようになり、このような倍速機構によりトレイ
24の十分な水平移動量を稼ぐことができるようになさ
れている。
なお、上記トレイベース25の左外側面の凹溝32内に
は、回動可能なストッパ45が設けられており、第6図
に示したように、上面にトレイハンガー37及びトレイ
24が一体に載置された状態でトレイベース25が装脱
位置まで引き出された時に、上記ストッパ45の一端面
45aが上記サブシャーシ10の左側ガイドレール31
の突条33と当接し、ストッパ45が反時計方向へ回転
しないようになされている。これにより、通常のディス
ク再生装置と同しように、上記装脱位置にあるトレイベ
ース25部分を装置内に手で押し込む場合に、トレイハ
ンガー37部分のみを押し込んだとしても、上記回転し
ないストッパ45の他端面45bと上記トレイ24とが
当接し、上面のトレイハンガー37とトレイ24部分の
みが装置内に押し込まれてトレイベース25が装置内に
押し込まれなくなるというようなことがなく、第8図に
示したように、上記トレイハンガー37、トレイ24及
びトレイベース25が一緒に装置内に、即ちイジェクト
可能位置(演奏位置)まで押し込まれるようになる。ま
た、上記トレイベース25部分がイジェクト可能位置(
演奏値W)まで完全に押し込まれると、第9図に示した
ように、上記左側ガイドレール31の突条33のローデ
ィング方向側端部に形成された切欠き46により、上記
ストッパ45の一端面45aと突条33との係合がとけ
てストッパ45が反時計方向に回転できるようになり、
これによりイジェクト可能位置(演奏位置)にあるトレ
イベース25上のトレイハンガー37及びトレイ24部
分の収納位置への移動ができるようになされている。
また、上記再生駆動ユニットM3は、上述したイジェク
ト可能位置(演奏位置)にあるトレイ24に載置された
ディスクを再生するもので、第6図及び第10図に示し
たように、上記サブシャーシlO下面にトレイホルダ5
側を枢支軸として支持されるシャーシ47上にターンテ
ーブル48、ピ・シフアップ、各種サーボシステム等が
載置されたものである。
そして、ディスク再生時は、再生駆動ユニットM、のシ
ャーシ47全体が上方に移動し、トレイ24上のディス
クがターンテーブル48で下から持ち上げられると共に
、サブシャーシ10の上方に配設されたクランパユニッ
ト49で押さえられ、回転駆動されるようになされてい
る。
また、上述したようにして再生されたディスクは、その
ディスクを載せるトレイ24とともに上述したローディ
ング動作により、第11図及び第12図に示したように
、上記トレイホルダ5で構成されるトレイ収納部4に収
納されるようになされている。上記トレイ収納部4には
、上述したように11枚のトレイ24を収納できる収納
棚があり、ディスクの有無に関係なく常に10枚のトレ
イ24が収納されており、残りの1枚は、後述するよう
に、空トレイとしてイジェクト可能位置(演奏位置)に
あるトレイベース25上にトレイハンガー37とともに
載置されるようになされている。また、上記トレイハン
ガー37及びトレイ24を載置したトレイベース25を
その上面に載置して上下動するサブシャーシ10が、第
3図及び第5図に示したように上記昇降リンク8,8の
枢支ビン9,9を中心とした円弧状の軌跡を描いて移動
するので、上述したトレイベース25のローディング動
作で上記トレイ収納部4に収納される10枚のトレイ2
4も、第16図に示したように、略円弧状に積層される
ようになされている。このため、上記トレイ収納部4を
構成するトレイホルダ5は、本装置正面側が膨出した形
状となっている。
さらに、上記サブシャーシ10の上下動は、上述した昇
降機構により、第10図に示したイジェクト可能位置(
演奏位置)のみならず、第12図に示した収納位置でも
行われるようになされている。そして、上記収納位置で
上下動する場合は、第16図に示したように、1枚の空
トレイをも含めた11枚のトレイ24がトレイ収納部4
の収納棚にそれぞれ収納された状態となっているので、
トレイベース25に載置されたトレイハンガー37のみ
が、サブシャーシlOの上下動とともに上記収納された
トレイ24,24・・・の切欠き部分39.39・・・
をハンガーのフック部38が通り抜けながら移動するよ
うになされている。そして、所定のトレイ24位置で停
止したトレイハンガー37が、所定のトレイ24を引き
出し側から把持するようにして引き出し、その引き出し
たトレイを空トレイとして上記したイジェクト可能位置
(演奏位置)まで搬送するようになされている。
なお、本装置には、例えば光学的センサからなり、上記
したイジェクト可能位置(上記サブシャーシlOに載置
されたトレイベース25が本装置の正面開口部44に対
応した位置)にサブシャーシ10が位置しているか否か
を検知するメカ部の位置検出センサ(図示せず)や、上
記イジェクト可能位置にあるトレイ上にディスクが載っ
ているか否かを検知するディスクの有無検出センサ(図
示せず)が設けられており、これらセンサからの信号が
後述する制御回路に送られるようになされている。
次に、本装置の回路構成について説明する。
第18図に示したように、ディスクの記録情報は光学式
ピックアップ50で読み取られるようになされており、
この光学式ピックアップ50からの信号が信号処理回路
51を介してオーディオ信号に変換され、この変換され
た信号が増幅器52で増幅されてスピーカ53に送られ
るようになされている。また、上記信号処理回路51か
らは、上記ピックアップからの信号に基づいたプレイ終
了信号も出力されるようになされており、このプレイ終
了信号が、第19図及び第20図のフローチャートに示
す動作をする制御回路54に送られるようになされてい
る。
また、上記制御回路54には、上記上下動するサブシャ
ーシ10に載置されたトレイベース25が本装置正面の
開口部44と対応する位置、即ちイジェクト可能位置に
あるか否かを検知するメカ部の位置検出センサ55や、
上記トレイ24上にディスクが載せられているか否かを
検知するディスクの有無検出センサ56や、本装置正面
に設けられた操作キー57からの信号が入力されるよう
になされており、これらの入力信号により上記制御回路
54が後述する動作を行い、メカ部駆動回路58に所定
の命令信号を出力するようになされている。
次に、上述した構成に基づいて本装置の動作を第17図
乃至第20図を参照して説明する。
本装置は、上述したように、トレイを11枚有すると共
に、トレイ収納部に収納棚が11箇所あり、このうちの
10箇所には10枚のトレイが収納されていて所望のデ
ィスクを10枚ストックすることができ、11枚目のト
レイが空トレイとされていてこの空トレイが装置外に出
てきて通常のシングルプレーヤと同様な演奏を可能とし
たものである。
即ち、本装置正面の操作キーを操作して1枚目のトレイ
を外に引き出し、その出て来たトレイに所望のディスク
を載せて演奏させる点は通常のシングルプレーヤと全く
同し動作であり、この演奏したディスクにストック指令
を出すことで、トレイ収納部の1段目に上記ディスクを
載せたトレイが収納され、2段目のトレイがイジェクト
可能位置に搬送されて待機状態となるものでる。そして
、この動作を繰り返すことでディスクを10枚収納する
ことができ、11枚目のトレイだけが通常ノシングルプ
レーヤと同様な操作のみが可能で、トレイ収納部への収
納ができない空トレイとなるようになっている。
また、後述する上記収納した10枚のディスクに関する
情報を記憶させることができるようになされており、ま
たディスクを1枚ずつ取り出して別のディスクに入れ替
えることができるようになっている。そして、上述した
ような各種メカ部を搭載して上下方向に移動するサブシ
ャーシ10や、このサブシャーシIO上で水平方向に移
動してトレイ24を引き出し、また収納するトレイヘー
ス25やトレイハンガー37等により、上述した動作が
可能なシングルプレーヤ感覚のオートチェンジャー装置
が構成されるものである。
まず、収納したディスクのプレイ動作について第19図
を参照して説明する。
本装置は、上述した動作によりディスクにストック指令
が出されていて、既にトレイ収納部4にはディスクを載
せたトレイ24が10枚収納されており、また収納され
たディスクに関する各種情報も記憶されているものとす
る。
このような状態で収納されたもののうち所望のディスク
を再生、演奏させるには、まず装置正面の操作キー57
を操作して、プレイ指令及び演奏させようとするディス
クと対応した予め記憶させといた登録番号をキー人力す
る(ステップ1)。
すると、上述したようにサブシャーシ10に載置された
トレイヘース25が本装置正面の開口部44と対応する
位置、即ちイジェクト可能位置にあるか否かを検知する
メカ部の位置検出センサ55からの信号によって、上述
した11枚目の空トレイがイジェクト可能位置にあるか
が判別され(ステップ2)、イジェクト可能位置にあれ
ば、上記サブシャーシ10が上下に移動するとともにト
レイヘース25が水平移動して、その空トレイがトレイ
収納部4の1箇所だけ空いている収納棚に収納される(
ステップ3)。そして、このトレイベース25が収納部
側に移動した所謂収納位置で(この状態ではトレイ収納
部4に11枚のトレイ24全てが収納されている)、上
記サブシャーシ10がキー人力された指定登録番号のデ
ィスクがあるトレイ位置まで移動し、その高さ位置で上
記トレイベース25が作動して指定されたディスクを載
せたトレイが引き出され(ステップ4)、その高さ位置
で演奏が行われる(ステップ5)。従って、本装置の場
合、サブシャーシ10が移動してトレイ24を引き出し
た位置が演奏位置となり、この演奏位置の一位置が上記
イジェクト可能位置となっている。
また、演奏が終了し、上記信号処理回路51からプレイ
終了信号が出力されると(ステップ6)、演奏したトレ
イ24が元の収納棚に収納され(ステップ7)、さらに
トレイ収納部4の空箇所に収納されていた空トレイがキ
ー人力前の状態に、即ち空トレイを載せたサブシャーシ
10がイジェクト可能位置まで移動する(ステップ8)
次に、ディスクの収納動作について第20図を参照して
説明する。
この場合、トレイ収納部4にはディスクを載せたトレイ
24が何枚か収納されているとする。
このような状態でイジェクト可能位置にある11100
空トレイを使ってシングルプレーヤとして新たなディス
クを演奏した結果そのディスクが気に入り、この新ディ
スクを既に収納しであるディスクのうちの1枚と入れ替
える場合には、まず上記操作キー57によりストック指
令とその新ディスクの登録番号をキー人力する(ステッ
プl)。
すると、上記トレイ上のディスク有無検出センサ56か
らの信号で、上記空トレイに新ディスクが載っているか
が判別され(ステップ2)、ディスクが載っていれば次
に、既に記憶されているディスクの各種情報と照らし合
わせて新ディスクの番号としてキー人力した登録番号が
空いているかが判別される(スッテブ3)。
そして、上記登録番号が空いていれば、イジェクト可能
位置にある新ディスクを載せたトレイがトレイ収納部4
の空箇所に収納され、キー人力された登録番号と新ディ
スクの情報が記憶されるステップ4)。ここで、記憶さ
れるディスクの情報とは、そのディスクの演奏時間等、
ディスクの内容を示す所謂TOC情報である。そして、
トレイ収納部にあるまだ登録番号が付いていない、即ち
ディスクが載っていない任意のトレイ24が新たな空ト
レイとして上記したイジェクト可能位置まで搬送される
(ステップ5)。
また、上記登録番号が既に使われている、即ちキー人力
した登録番号を持つディスクが既に収納されている場合
は、その登録番号の旧いディスクの情報が登録番号とと
もに消され、この旧ディスクを載せたトレイ24が新た
な空トレイとして作用するようになる(ステップ6)。
そして、新ディスクを載せたイジェクト可能位置にある
空トレイがトレイ収納部4の空箇所に収納され、キー人
力された登録番号と新ディスクの情報が記憶される(ス
テップ7)。さらに、記憶した情報が全て消された旧登
録番号の旧ディスクを載せた新たな空トレイとして作用
するトレイ24が、11100空トレイとして上記した
イジェクト可能位置まで搬送される(ステップ8)。
本実施例においては、第17図に示したように、サブシ
ャーシ10の上下方向の移動、及びこのサブシャーシ1
0上に載置されたトレイベース25の水平方向の移動の
組み合わせにより、収納した所望のディスクを選択、再
生することができると共に、収納したディスクを1枚ず
つ入れ替えることができるようになされている。また、
収納したディスク以外のディスクも、通常のシングルプ
レーヤとして再生することができるようになされている
。また、収納した任意のディスクが装置外に取り出され
るまでは、そのディスクに関する情報が完全に記憶され
、従来のマガジン形式のオートチェンジャ装置のように
、ディスクを1枚入れ替えるたびに入力した複数枚のデ
ィスクの情報が全て消えてしまうようなことがない。
従って、本実施例においては、シングルプレーヤ感覚で
操作できて装置内に10枚のディスクを収納することが
でき、収納したいディスクを装置外に出てきたトレイに
載せるだけでその演奏、収納を自由に行うことができる
ものである。また、通常のオートチェンジャ装置と同じ
ように、10枚収納したディスクのランダム演奏又は連
続演奏を行うことができ、さらに好きなディスクの一部
だけの演奏も可能となっている。
また、10枚収納したディスク以外のディスクを、11
枚目の空トレイを使用して通常のシングルプレーヤ感覚
で再生、演奏することができ、また上記収納した10枚
分のディスクに関する情報は完全に記憶されるようにな
されており、本装置外へディスクを取り出すまでは上記
入力した情報が消えることがない。
さらに、演奏中以外であれば、いつでもディスクを1枚
ずつ入れ替えることができ、装置内に収納した旧いディ
スクを新しいディスクに替えることができ、また11枚
のトレイを有しているので、数種類のディスクを混在さ
せることができるものである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明に係るディスクのオートチェン
ジャ装置は、外部操作によって収納した所望のディスク
を選択、再生すると共に、収納したディスクを1枚ずつ
入れ替えでき、また収納した任意のディスクが取り出さ
れるまでそのディスクに関する情報を完全に記憶するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスクのオートチェンジャ装置
の一実施例を示す分解斜視図、第2図は本装置の正面図
、 第3図は本装置の右側面図、 第4図は本装置の左側面図、 第5図はサブシャーシの昇降機構を説明する右側面図、 第6図は装脱位置を示す平面図、 第7図は第6図の右側面図、 第8図及び第9図はイジェクト可能位置(演奏位置)を
示す平面図、 第10図は第8図の右側面図、 第11図は収納位置を示す平面図、 第12図は第11図の右側面図、 第13A図乃至第13C図は本装置のローディング動作
を説明する図、 第14図はローディング駆動ユニットを示す平面図、 第15図は第14図の矢視側面図、 第16図はトレイ収納部に収納されたトレイの状態を示
す斜視図、 第17図は本装置の動作を説明する概略図、第18図は
本装置の回路構成図、 第19図はディスクのプレイ動作を示すフローチャート
、 第20図はディスクの収納動作を示すフローチャートで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシングと、このケーシングの背面側に設けられた複
    数のトレイ収納棚を有するトレイ収納部と、このトレイ
    収納部の正面側に設けられ、上下動可能なシャーシに再
    生駆動ユニットを有する再生手段と、この再生手段の上
    記シャーシ上に載置されたローディング駆動ユニットに
    より、トレイ収納位置とディスクの装脱位置との間を移
    動可能なトレイ搬送手段とからなり、このトレイ搬送手
    段は、上記トレイ収納部に収納したトレイをそのトレイ
    の収納高さ位置で上記再生手段まで搬送させ、そのトレ
    イ上のディスクを再生するようにしたことを特徴とする
    ディスクのオートチェンジャ装置。
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