JPH03221966A - 電子写真用トナーの帯電値調整方法 - Google Patents

電子写真用トナーの帯電値調整方法

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JPH03221966A
JPH03221966A JP2016199A JP1619990A JPH03221966A JP H03221966 A JPH03221966 A JP H03221966A JP 2016199 A JP2016199 A JP 2016199A JP 1619990 A JP1619990 A JP 1619990A JP H03221966 A JPH03221966 A JP H03221966A
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JP
Japan
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toner
resin
matrix resin
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chargeability
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JP2016199A
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English (en)
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Megumi Komada
駒田 恵
Itsuji Imamura
五士 今村
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真用トナーの帯電値調整方法に関し、
特に着色剤を含有するドメイン樹脂がマトリックス樹脂
中に分散してなる電子写真用トナーの帯電値調整方法に
関するものである。
[従来の技術] 電子写真法に用いられる1−ナーとしては、一般に、バ
インダー樹脂中に着色剤等を分散したものが用いられて
いる。
これらのトナーは、各種現像方式において、装置始動時
の立ち上がりの速さと共に、均一な帯電性が要求される
。そのため、電荷制御剤をI・す粒子に内添したり、ト
ナー粒子表面に外添したりする方法が用いられてきた。
[発明が解決しようとする課題1 しかしながら、このような方法によってトナーの帯電値
を調整する場合、帯電制御剤を均一に分散させることが
困難であり、トナー粒子間又は1へす−粒子表面での帯
電ムラが生じ易く、特に、帯電制御剤の量が少量になる
ほど帯電ムラが生し易くなる。
このため、従来帯電制御剤を使用する方法では、トナー
を現像装置に合わせた帯電値に調整すると、立ち上がり
の速い、かつ、均一な帯電性を有するものが得られず、
良質な電子写真画像を得るには問題があった。
本発明は、上述の問題点を解消して、立ち上がりの速い
、かつ、均一な帯電性を有するトナーの帯電値調整方法
を提供するものである。
〔課題を解決するための手段1 本発明は、トナー粒子の帯電性を、分散ムラの生じ易い
帯電制御剤によらず、トナーを構成するマトリックス樹
脂自体によって行なうものである。
すなわち、本発明は、着色剤を含有するドメイン樹脂が
マトリックス樹脂中に分散してなる電子写真用トナーに
おいて、マトリックス樹脂がトナーに要求される帯電極
性と同極性の帯電性を有し、該マトリックス樹脂のトナ
ー中に占める割合によって該トナーの帯電値を調整する
ことを特徴とする電子写真用トナーの帯電値調整方法で
ある。
[発明の詳細な説明] (1)構成成分 ヱEユヱ之孟遁駈 本発明の電子写真用トナーにおいて用いられるマトリッ
クスを構成すべき熱可塑性重合体の種類としては、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1,4−メ
チルペンテン−1、ヘキセン−1、等のα−オレフィン
(エチレンを包含する)の単独又は相互の共重合体の外
に、これらα−オ;ノフィンの過半重量と他の不飽和化
合物とのブロック、ランダムあるいはグラフト共重合体
やこれらの単独又は共重合体にハロゲン化、スルホン化
、酸化等の処理を施した変性重合体等のオレフィン重合
体、アクリロニトリル・スチレン共重合体(AS樹脂)
、ポリカーボネート、熱可塑性ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリスチレン、メチ1ノン・ブタジェン・スチレン
−ブロック共重合体、ポリアクリロニ1〜リル、メタク
リル酸メチル樹脂等の樹脂及びゴムを挙げることができ
る。
上記のオレフィン重合体で、α−オレフィンと共重合し
得る他の不飽和化合物としては、酢酸ビニルのようなビ
ニルエステル、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリ
アセトキシシラン等のビニルシラン、及び上記例示の重
合体のα−オレフィン以外のエチレン性不飽和単量体等
を挙げることができる。
本発明で用いられる熱可塑性重合体として、ボッエステ
ル及びポリスチレンはマトリックス相として好ましい。
本発明で好適に用いられるポリエステルは、般に使用さ
れている多塩基酸と多価アルコールの重縮合によって得
られるものから適宜選んで用いられる。
ここで多塩基酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸
、トリノリ1〜酸等の芳香族カルボン酸、アジピン酸、
ヘキサヒドロテレフタル酸、こはく酸、n−ドデセニル
こはく酸、イソ−ドデセニルこはく酸、n−ドデシルこ
こはく酸、n−オクチルこはく酸、イソ−オクチルこは
く酸、n−ブチルこはく酸等の脂肪族カルボン酸、71
ツイン酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸、及びそれ
らの無水物が挙げられる。また多価アルコール成分とし
ては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1
.4−ブタンジオール、ヘキサメチレングリコル、ネオ
ペンチルグリコール、2.2.4.4−テトラメチレン
グリコール、グリセリン、hリメチロールブロバン、ビ
スフェノールA、水素化ビスフェノールA、ソルビトー
ル又はそれらのエーテル化ヒドロキシル化合物、例えば
ポリオキシエチレン(lO)ソルビトール、ポリオキシ
プロピレン(5)グリセリン、ポリオキシエチレン(4
)ペンタエリスリトール、ポリオキシプロピレン(2,
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ポリオキシエチレン(21−2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン等が挙げられる。
本発明の効果が著しく発揮されるポリエステルは、溶剤
可溶性のものである。非品性あるいは低結晶性のちの、
特にX線解析による結晶化度が5%未満のものが効果が
大きい。軟化点については40〜150°C1特に60
〜150°Cの6のが、また数平均分子量については5
00〜30000 、特に1000〜20000のもの
が、効果が大きい。
本発明で好適に用いられるポリスチレンとしては、ポリ
スチレン、あるいはスチレンと共重合モノマー、例えば
アクリル酸メチル等のアクリル酸エステルやメタクリル
酸メチル、メタクリル酸nブチルなどのメタクリル酸エ
ステル等、フマル酸ジブデル、フマル酸ジオクチルなど
のフマル酸ジエステルなどを過半量を超えない範囲で共
重合させたものが使用される。なかでもガラス転移温度
が30〜105℃、数平均分子量が1000〜1500
口0、特に2000〜100000のものが効果が大き
い。
これらマトリックス樹脂はトナーに対して、20〜99
重量%用いることが好ましく、より好ましくは30〜9
5重量%である。
箆負塑 本発明の電子写真用トナーにおいて用いられる着色剤と
しては、カーボンブラック、ローダミンロ等の塩基性染
料、酸性染料、蛍光染料、アゾ糸染料、アントラキノン
系染料、アジン系染料、ニグロシン染料、金属錯化合物
系染料や、ベンガラ、酸化チタン、カドミウムイエロー
、カドミウムレッド、塩基性染料レーキ、フタロシアニ
ン系顔料などがある。これら着色剤の添加量は、トナー
に対して、一般に0.05〜30重量%の範囲で用いら
れるが、より好ましくは0.1〜12重量%稈度である
また、着色剤は実質的に全量がドメイン樹脂に分散充填
される場合、用いる着色剤の電気的性質はマトリックス
樹脂とよりドメイン樹脂との引力が大きいものが用いら
れる。
五Z乙之旦漉 本発明の電子写真用トナーにおいて、着色剤はドメイン
樹脂(分散層樹脂)中に分散保持させ、このドメイン樹
脂を71−リックス樹脂に分散させる。この着色剤を分
散保持させたドメイン樹脂な用いることは、これによっ
てトナー表面への着色剤の露出が防がれ、トナー表面の
帯電性を均一にする効果がある。また、着色剤を分散保
持したドメイン樹脂が71−リックス樹脂中に均一分散
している方が、ブリードや色のにしみかない。
着色剤を分散保持するドメイン樹脂としては、上述のマ
トリックス樹脂と同様の樹脂を用いることができる。
一般にはマトリックス樹脂と分散相を構成するドメイン
樹脂とは異種のものが選ばれるが、必ずしも異種の熱可
塑性重合体である必要はない。すなわち、同種の重合体
であってち、その製造条件の相違により、あるいは一方
又は両方の重合体を処理することにより、その性質例え
ば重合度、分子量、極性、相溶性などを変化させて、相
互に均一に混和しない状態にすれば、本発明の組成物を
形成することが可能である。
飲重屋並 本発明の1−ナーにおけるドメイン樹脂は、その帯電極
性がマトリックス樹脂より弱い同極性又は中性、若しく
は弱い逆極性であることが好ましい。
マトリックス樹脂とドメイン樹脂との相互の電気的極性
を付与するためには、マトリックス樹脂に電気的性質を
発現するための官能基が導入されていることが好ましい
このような官能基を有する熱可塑性重合体としては、例
えば、負の電気的性質を持つものとして不飽和有機酸、
そのアルキルエステル又はその無水物、具体的にはアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸やその
無水物等を、正の電気的性質を持つものとしてアミノあ
るいはアミド基を持つビニル単量体又はその四級化塩、
具体的には、N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレ
ト、N、N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、N
−エチル−N−フェニルアミノエチルメタクリレト、N
、N−ジエチルアミノプロビルメタクリルアミド、N、
N−ジエチルアミノプロビルメタクリルアミド、N、N
−ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、 N、N−
ジエチルアミンエチルメタクリルアミド、ビニルピリジ
ン、ビニルピペリジン等を共単量体として含む共重合体
(グラフト共重合体を含む)からなる熱可塑性重合体が
ある(本発明ではこのような重合体を感応性重合体とい
うことがある)。
iグ堡型止息瓜丑 前記必須成分の外に、流動性、離型性などを改良する目
的で、低分子量のオレフィン重合体、コロイダルシリカ
、脂肪酸及び脂肪酸金属塩などの補助資材を用いること
ができる。
製造/!]  造の形成 本発明の組成物において、着色剤を含有するドメイン樹
脂はマトリックス相中に微細、かつ均に分散されている
ことが好ましい。このような均分数条は、マトリックス
重合体とドメイン樹脂との機械的ブレンドの場合におい
ては、それらの組成の種類(分子量、分子量分布、共重
合比、ランダム性等をち考慮する)、ブレンド条件(装
置、温度、混線速度、時間等)等を適宜選択することに
より形成させることができる。
1 そのJ:つな機械的ブレンドの場合に均一分散系を調製
する好ましい態様のひどつに、分散助剤を使用する方法
がある。
立敗辿1 本発明で用いる分散助剤は、マトリックス相と相溶性の
ある熱可塑性重合体(好ましくはマドノックス樹脂を構
成する囃量体を含有してなる重合体)と、ポリマーとな
った場合に分散相と相溶性のあるビニル単量体(好まし
くはドメイン樹脂を構成する少なくとち一種の単量体)
とをクラフト反応条件に付すことによって得られる。
熱可塑性重合体とビニル単量体とをグラフト反応条件に
付して−に記分散助剤を得る方法としては、■溶剤に熱
可塑性重合体を溶解し、そこへビニル単量体を投入して
反応させる方法、■ビニル単量体に熱可塑性重合体を溶
解して反応させる方法、■水に熱可塑性重合体粒子を懸
濁させ、これにビニル単量体を添加して該重合体粒子に
含浸させたのち、反応させる方法、■ビニル単量体に熱
可塑性重合体を溶解したものを水中に液滴として 2 浮遊させた状態で反応させる方法、■熱可塑性重合体の
溶融状態下にビニル単量体と反応させる方法、若しくは
■放射線グラフト法等がある。中でも好ましい方法は、
上記■又は■の方法である。
この反応に際しては、通常、重合開始剤を用いる。重合
開始剤としては一般にラジカル重合に用いられるものを
用いることができるが、重合反応の温度から見て、分解
温度が45〜110°C1特に50〜105℃の範囲の
ものから選ぶのが好ましい。ここでいう分解温度とは、
ベンゼン1f2中に重合開始剤を0.1モル添加しであ
る温度に10時間放置したときにラジカル発生剤の分解
率が50%となるときのその温度を意味する。
このような開始剤の具体例としては、例えば2.4−ジ
クロルベンゾイルベルオギシド(54°C)、t e 
r t−ブチルペルオキシピバレート(55℃)、。
メチルベンゾイルペルオキシド(57℃)、ビス3.5
.5−トリメチルヘキサノイルペルオキシド(60℃)
、オクタノイルペルオキシド(61’c)、ラウロイル
ペルオキシド(62°C)、ベンゾイルペルオキシド(
74°C) 、Lerl;−ブチルペルオキシ2−エチ
ルヘキサノエイト(74℃) 、 1.1−ビス(te
rt−ブチルペルオキシ) −3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン(91’C) 、シクロヘキサノンペル
オキシド(97℃) 、 2.5−ジメチル−2,5−
ジベンゾイルペルオキシヘキサン(100°C)、t、
ert−ブチルペルオキシベンゾエート+104”c)
 、ジーtert、−ブチルジペルオキシフタレート(
105°C)、メチルエチルケトンペルオキシド(10
9℃)、ジクミルペルオキシド(117’C) 、ジー
tert−ブチルペルオキシド等の有機過酸化物、アゾ
ヒスイソブチロニi−リル(65℃)、アゾビス (2
,4−ジメチルバ1)ロニトリル)(68°C) 、 
2− tert−ブチルアゾ−2−シアノプロパン(7
9°C)等のアゾ化合物、過酸化水素、過硫酸カリウム
(約70°C)などの水溶性過酸化物などを挙げること
ができる。ここで括弧内の温度は分解温度を示す。これ
らは併用もできる。
重合開始剤の使用量は、ビニル単量体に対して0.05
〜30重量%、好ましくは0.1〜lO重量%の範囲で
ある。
本発明で用いる分散助剤は樹脂組成物中に1重量%もあ
れば、分散相は充分微細、かつ、均一となる。好ましく
は3重量%以」二の量で用いるのが好適であるが、水分
散助剤自体ち分散相形成材料として好適な熱可塑性重合
体であるので、これに直接着色剤を配合したものが分散
相として存在する場合には本発明の範囲内と理解される
マトリックス樹脂して好ましいポリエステルと、ドメイ
ン樹脂として好ましいスチレン系樹脂との組合せに対し
て好ましい分散助剤はスチレン系単量体で改質された、
すなわちスチレン系単量体をグラフト反応させたポリエ
ステルである。
−M的には、マトリックス相中のドメイン樹脂分散相の
粒径は21Im以下が好ましく、とりわけトナーの透明
性のためには1gm以下が好ましい。ここでいう粒径と
は、試料断面の電子顕微鏡の観察によって測定される平
均−次粒子径(Martinの径)である。
本発明組成物を得るもう一つの方法は、グラフ 5 1〜処理した共重合体からなる分散助剤を1その場て(
in 5iLu) J形成させることからなるものであ
る。すなわち、たとえば、マトリックス樹脂(例えばポ
リエステル)とドメイン樹脂を与える得る単量体(例え
ばスチレン)をグラフ1〜共重合させる。クラフト共重
合後は、混練して分散相の均分数を計ることが普通であ
る。
(2)トナー粒子の製造 トナー粒子は、前記マトリックス樹脂、ドメイン樹脂及
び着色剤などを配合して、ニーグーロール、押出機など
を用いて混練し、ハンマーミル、ジェットミル或いは溶
液としてスプレードライヤーなどで微粉砕し分級するこ
とによって、目的とする粒径が5〜20μm、好ましく
は4〜IDIImの微粉体を製造することができる。
[実施例] 以下の実施例によりマトリックス樹脂の量によって得ら
れるトナーの摩擦帯電量が調整されることを示す。これ
らの実施例では特定のマトリックス樹脂及びドメイン樹
脂を用いたが、他の樹脂 6 を用いた場合でも同様の効果が得られるものであり、本
発明はこれらの実施例によって限定されるものではない
なお、実施例に用いたドメイン樹脂、マトリックス樹脂
及び相溶化剤は次のちのである。
丘り乙之崖血Δ スチレン・n−ブチルアクリレート−共重合体。
n−ブチルアクリレート含量 15重量%、分子量: 
64,000 軟化点:140°C ブローオフ帯電測定装置帯電量、−10μc/gマトリ
ックス樹′B スチレン・ジメチルアクリレート−共重合体分子量: 
13.000 軟化点=1306C ブローオフ帯電測定装置帯電量: +45uc/g廷敗
をl工 下記の参考例により調製した改質スチレン・アクリル酸
エステル共重合体。
分子量:90.DOo ブローオフ帯電測定装置帯電量: + 101+c/g
参考例 改質スチレン・アクリル酸エステル共重合体の製造 内容量10jのオー1〜クレープ内に水4kg、リン酸
三カルシウム80g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ0.12gを加えて水性媒質とし、方、これに、「ナ
イパーBJ8gをスチレン640g及びn−ブチルメタ
クリレ−)−160gの混合液に溶解した液を加えて撹
拌した。これに前記マトリックス樹脂(スチレン・ジメ
チルアクリlノド共重合体)粒子1200gを投入し、
オートクレーブ内を窒素置換したのち系内温度を60°
Cに昇渇し、その温度を3時間維持して上記の重合開始
剤を含むスチレンをマトリックス樹脂粒子中に含浸させ
た。
次いで、「バーブチルPVJ 11.4gをこの懸濁系
に投入し、さらに系内温度を55°Cに昇温して2時間
保持してステ1ノン重へ体八粒子表面の重合を開始させ
た。その後、系内温度を90℃に昇温しで3時間維持し
、重合を完結させた。
冷却後、内容物を取出して酸洗い及び水洗を行なって改
質樹脂粒子2kgを得た。このちののスチレン以外のビ
ニルモノマーの含有量は8重量%であった。
実施例1 下記物質な二軸混練押出機にて溶融混練した。
ドメイン樹脂A         15重量部カーボン
ブラック        5重量部ステアリン酸亜鉛 
      2重量部次に、下記物質を二軸混練押出機
にて溶融混練した。
上記混線物          20重量部マトリック
ス樹脂8      75重量部分散助剤C10重量部 得られた混線物質をジェットミルにより微粉砕して、平
均粒径が7umのトナーAを得た。
このものの摩擦帯電量をブローオフ法で測定したところ
+16μc/gであった。
 9 実施例2 下記物質な二軸混練押出機にて溶融混練した。
ドメイン樹脂A35重量部 カーボンブラック        5重社部ステアリン
酸亜鉛       2屯尾部次に、下記物質を二軸混
練押出機にて溶融混練した。
上記混線物          4(1重量部マトリッ
クス樹脂B       55重足部分散助剤C10屯
殴部 得られた混練物質をジェットミルにより微粉砕して、平
均粒径が7μmのトナーnを得た。
このものの摩擦帯電量をブローオフ法で測定したところ
+61+c/gであった。
実施例3 下記物質を二輪混練押出機にて溶融混練した。
ドメイン樹脂A         55重量部カーボン
ブラック        5重量部ステアリン酸亜鉛 
      2重量部 0 次に、下記物質な二軸混練押出機にて溶融混練した。
上記混線物          60重量部マトリック
ス樹脂B       35重量部分散助剤C10重量
部 得られた混線物質をジェットミルにより微粉砕して、平
均粒径が7μmのトナーCを得た。
このものの摩擦帯電量をブローオフ法で測定したところ
+1IIc/gであった。
上記三種のトナーA、B及びCについてマドノックス樹
脂配合比と得られたトナーの摩擦帯電量との関係を第1
図に示す。
[発明の効果〕 本発明によれば、電子写真用1−ナーとして必要とする
帯電性を持ったマトリックス樹脂を用い、帯電制御剤を
添加しないでも、マトリックス樹脂の配合比によってト
ナーの帯電量を調整することができる。その結果、l・
ナー粒子の帯電性が均一で、]・ナー粒子間あるいはト
ナー粒子表面での帯電ムラが起こりにくい。
【図面の簡単な説明】
マトリックス樹脂配合比と得られたトナーの摩擦帯電量
との関係を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色剤を含有するドメイン樹脂がマトリックス樹
    脂中に分散してなる電子写真用トナーにおいて、マトリ
    ックス樹脂がトナーに要求される帯電極性と同極性の帯
    電性を有し、該マトリックス樹脂のトナー中に占める割
    合によって該トナーの帯電値を調整することを特徴とす
    る電子写真用トナーの帯電値調整方法。
  2. (2)マトリックス樹脂を構成する単量体を含有する熱
    可塑性樹脂に、ドメイン樹脂を構成する少なくとも一種
    の単量体をグラフト共重合させてなる重合体が分散助剤
    として配合されている、請求項1に記載の方法。
  3. (3)ドメイン樹脂の帯電性が、マトリックス樹脂より
    弱い同極性又は中性、若しくは弱い逆極性である、請求
    項1又は2に記載の方法。
  4. (4)実質的に帯電制御剤を配合しない、請求項1〜3
    に記載の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012017635A1 (ja) * 2010-08-05 2012-02-09 三井化学株式会社 トナー用バインダー樹脂、トナーおよびその製造方法

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