JPH0322131Y2 - - Google Patents

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JPH0322131Y2
JPH0322131Y2 JP15273585U JP15273585U JPH0322131Y2 JP H0322131 Y2 JPH0322131 Y2 JP H0322131Y2 JP 15273585 U JP15273585 U JP 15273585U JP 15273585 U JP15273585 U JP 15273585U JP H0322131 Y2 JPH0322131 Y2 JP H0322131Y2
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JP
Japan
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container
ring
opening
mouth
stopper ring
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JP15273585U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はパーマネントウエーブセツトローシヨ
ン等の如き二種の液剤を分離収納し、使用時には
これら二液を混合して用いる為の二液混合容器に
関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の二液混合容器としては実開昭58
−161847号並びに実開昭60−4434号等で開示され
たものがある。これら公知のものは何れも連結筒
を介して上下に螺合連結した第一容器と第二容器
に夫々異なる液剤を分離収納し、使用時には何れ
かの容器を螺進させて容器に付設した刃体により
各容器の対向面に形成したシール面、即ちアルミ
箔を破つて二液を混合するようになている。
〈考案が解決しようとする課題〉 この公知の手段では、第一若しくは第二容器内
に別個に作成した長脚状の嵌めこむか、或は該容
器の肩部から前記アルミ箔に向かつて長く延びる
刃体を一体的に形成しているが、前者の場合は構
成部品が一つ増えると共に組み込み作業も一工程
増加してトータルコストが高くつき、後者の場合
は金型を含む成形手段が煩雑となると共に、前記
両者の何れの場合も容器内部の有効スペースが阻
害される等の欠点がある。
更に前記公知手段によれば、上部容器の下降阻
止手段として除去可能なリングを設けて使用時に
このリングを手で破断除去したのち上部容器(若
しくは下部容器)を螺進させるようにしている
が、このリングを除去する操作は非常に面倒であ
る。
そこで本考案は前記した従来課題を解消した二
液混合容器を簡単な構造で提供することを主たる
目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案に係る二液
混合容器にあつては、上端及び下端に細径の口部
を有する第一容器と、上端に細径の口部を有する
第二容器と、前記第一容器と第二容器を螺合連結
する筒状の連結部材とから成り、前記連結部材は
中央に貫通穴を有する水平な分割板から上方並び
に下方に向かつて延びる内筒及び外筒を備え、前
記上部の内筒内面に第一容器の下部口部が螺合さ
れ、前記内筒内面に第二容器の口部が螺合されて
おり、更に前記外筒の上下端部に引きちぎり可能
な連結帯を介して上部ストツパーリング並びに下
部ストツパーリングが連結されており、更に前記
水平な分割板に前記第一容器並びに第二容器の上
部口部の開口面に形成したアルミ箔等の薄いシー
ル膜を突き破る為の上下に突出した突起体が設け
られており、前記上部ストツパーリングの上端は
第一容器の肩部に、下部ストツパーリングの下端
は第二容器の肩部に夫々当接されており、これに
より前記第一容器帯を強く螺入方向に回動するこ
とにより前記連結帯を引きちぎつて下動して前記
突起体が第一容器並びに第二容器の口部のシール
膜を破る様に形成されている構造としたものであ
る。
〈作用〉 上記のごとく構成された二液混合容器におい
て、各容器に夫々充填密封された異種の液体を混
合するときは、下方の第二容器を片手で支持して
第一容器を強く螺入方向に回動すればよい。これ
により連結帯を引きちぎつて第一容器が下動して
該容器のアルミ箔が突起体によつて破られると共
に、連結部材も下動して下部容器の口部のアルミ
箔も突起体によつて破られて両容器の液体が容易
に混合されるものである。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例について図面を参照にし
て説明する。
図に示すように本考案に係る容器は、上端及び
下端に細径の口部1,2を有する第一容器3と、
上端に細径の口部4を有する第二容器5と、前記
第一容器3と第二容器5を螺合連結する筒状の連
結部材6とから成る。前記連結部材6は中央に貫
通穴7を有する水平な分割板8から上方並びに下
方に向かつて延びる内筒9及び外筒10を備え、
前記内筒の上端開口部に第一容器の下部口部2が
螺合され、前記内筒の下端開口部に第二容器の口
部4が螺合されている。又、前記外筒10の上下
端部に引きちぎり可能な連結帯11を介して上部
ストツパーリング12並びに下部ストツパーリン
グ12′が連結されている。このストツパーリン
グ12,12′と前記外筒10とは嵌めこみ可能
なように夫々の径が異なつて形成されている。
更に前記水平な分割板の貫通穴7の周縁に前記
第一容器の下部口部並びに第二容器の上部口部の
開口面に形成したアルミ箔13,13を突き破る
為の上下に突出した突起体14,14が設けられ
ている。この突起体14,14はリング状の形態
をなし且つ先端に鋭突な刃先14Aを備えてい
る。又、このリング状突起体14,14の外周面
は前記第一容器の下部口部2及び第二容器の口部
4の内周面と水密的に密接する寸法に形成されて
いる。
また、前記上部ストツパーリング12の上端は
第一容器3の肩部15に、下部ストツパーリング
12′の下端は第二容器5の肩部16に夫々当接
されている。尚図中17は第一容器3の口部1に
螺着された蓋体を示す。
上記の構成において、各容器3,5に夫々充填
密封された異種の液体を混合するときは、下方の
第二容器5を片手で支持して第一容器3を強く螺
入方向に回動すると連結帯11を引きちぎつて第
一容器3が下動して該容器のアルミ箔13が突起
体14によつて破られると共に、連結部材6も下
動して下部容器5の口部のアルミ箔13も突起体
14によつて破られて両容器の液体が混合され
る。尚、突起体14,14によつてアルミ箔1
3,13が破られる際、リング状突起体の外周面
が口部2,4の内周面と水密的に密接する寸法に
形成されているので、混合時における液漏れを効
果的に防止することが出来る。この場合、第2図
に示すようにリング状突起体の刃先14Aの傾斜
面14Bを外側に形成しておけば、アルミ箔を突
き破る前に容器口部とリング突起体とが密接して
液漏れをより確実に防止することが出来よう。
以上本考案の代表的な実施例について説明した
が、本考案は必ずしも上記の実施例構造のみに限
定されるものでなく、本考案の構成要件を備え、
且つ効果を有する範囲内で適宜変更して実施出来
ることは勿論である。
〈考案の効果〉 以上詳述したごとく本考案によれば、第一容器
及び第二容器の何れか一方を単に螺進方向に回動
するだけで両容器の液体を混合することが出来る
ので二液混合容器が極めて容易であり、更に部品
点数が第一容器と第二容器並びに連結部材の三点
のみによつて構成されているので構造が簡潔で且
つ組成が容易であると共にトータルコストが安く
つき、加えて前記アルミ箔を突き破る為の突起体
が従来のように容器の内部に組成されていないか
ら容器内部の有効収納スペースを阻害することが
ない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
1部断面正面図、第2図は突起体がアルミ箔を破
る際の状態を示す拡大断面図である。 1,2は上部容器の口部、3は上部容器、4は
下部容器の口部、5は下部容器、6は連結部材、
7は貫通穴、8は分割板、9は内筒、10は外
筒、11は連結帯、12,12′はストツパーリ
ング、13,13はアルミ箔、14,14は突起
体、15,15は肩部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上端及び下端に細径の口部を有する第一容器
    と、上端に細径の口部を有する第二容器と、前
    記第一容器と第二容器を螺合連結する筒状の連
    結部材とから成り、前記連結部材は中央に貫通
    穴を有する水平な分割板から上方並びに下方に
    向かつて延びる内筒及び外筒を備え、前記上部
    の内筒内面に第一容器の下部口部が螺合され、
    前記内筒内面に第二容器の口部が螺合されてお
    り、更に前記外筒の上下端部に引きちぎり可能
    な連結帯を介して上部ストツパーリング並びに
    下部ストツパーリングが連結されており、更に
    前記水平な分割板に前記第一容器並びに第二容
    器の上部口部の開口面に形成したアルミ箔等の
    薄いシール膜を突き破る為の上下に突出した突
    起体が設けられており、前記上部ストツパーリ
    ングの上端は第一容器の肩部に、下部ストツパ
    ーリングの下端は第二容器の肩部に夫々当接さ
    れており、これにより前記第一容器を強く螺入
    方向に回動することにより前記連結帯を引きち
    ぎつて下動して前記突起体が第一容器並びに第
    二容器の口部のシール膜を破る様に形成されて
    いる、二液混合容器。 前記実用新案登録請求の範囲第項に記載の
    二液混合容器において、前記突起体はリング状
    の形態を持ち、該リング状突起体の外周面は前
    記第一容器の下部口部並びに第二容器の口部の
    内周面に密接する寸法に形成されている、二液
    混合容器。
JP15273585U 1985-10-05 1985-10-05 Expired JPH0322131Y2 (ja)

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JP15273585U JPH0322131Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

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JP15273585U JPH0322131Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6260532U JPS6260532U (ja) 1987-04-15
JPH0322131Y2 true JPH0322131Y2 (ja) 1991-05-14

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ID=31070977

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JP15273585U Expired JPH0322131Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007002588T5 (de) 2006-11-16 2009-10-15 Exedy Corp., Neyagawa Kupplungsabdeckungsanordnung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112007002588T5 (de) 2006-11-16 2009-10-15 Exedy Corp., Neyagawa Kupplungsabdeckungsanordnung

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Publication number Publication date
JPS6260532U (ja) 1987-04-15

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