JPS6217408Y2 - - Google Patents

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JPS6217408Y2
JPS6217408Y2 JP1981083869U JP8386981U JPS6217408Y2 JP S6217408 Y2 JPS6217408 Y2 JP S6217408Y2 JP 1981083869 U JP1981083869 U JP 1981083869U JP 8386981 U JP8386981 U JP 8386981U JP S6217408 Y2 JPS6217408 Y2 JP S6217408Y2
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JP
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container
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diameter
center
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JP1981083869U
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JPS57196611U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、長時間保存すると変質する薬液は薬
剤と調合液とを別々の容器に収納して置き、必要
に応じて両者を混合し薬剤を調合して使用されて
いるが、このとき薬剤の入つた容器に嵌合して、
収納していた調合液を供給すると共に調合された
薬液をふたたび収納して、薬液の使用に便ならし
める薬液用容器に関するものである。
(従来の技術) 従来、これに適する容器としては種々提案され
ているが、代表的なものとして実開昭56−3812号
がある。
この考案は、外周にねじ部を有し、その上方に
凹入周溝を設け、これに続く上部を内方へ向けて
狭めた狭搾部に形成させた弾性の大きいプラスチ
ツク製容器本体を具え、内周にねじ部を設け、そ
の上方に内側方に突出する凸条を突設し、この凸
条の山部における内径の大きさを、既記容器本体
の狭搾部の根部における外径の大きさより小と
し、下端部外周を下方へ向け斜めに削り落した状
態に形成した環状片を上壁から垂設した弾性の大
きいプラスチツク製の内キヤツプを、前記容器本
体のねじ部にねじ込んで前記凸条を容器本体の前
記凹入周溝に強嵌状態にするとともに、環状片の
根部外側に続く上壁に容器本体の上記狭搾部上端
を圧接させ、かつ環状片外側を狭搾部内面に圧接
させたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の提案された容器は、容器本体に内キヤツ
プを螺着したとき凹入周溝に凸状が嵌入すると、
容器本体の上端と内キヤツプ上壁とが接触の有無
にかかわらず両者が固定されてしまうため寸法精
度によつては容器本体に収容された液が内キヤツ
プを通して漏れることがあり、また容器本体の上
端と内キヤツプ上壁とが面接触しているため、内
キヤツプの螺着による接触面に対する附加の不均
等から液漏れを起すことがある。
これらのことを総て満足させようとすると寸法
精度を極めて高くしなければならず、プラスチツ
クによる成形が極めて困難になる。
又外キヤツプの内部中央の突出物で内キヤツプ
の通孔を遮蔽する構造なため、僅かな外キヤツプ
の緩みで液漏れを起こすことがある。
又薬剤の入つている容器の開口部に容器本体の
上部を嵌合させたとき両者の安定度及び密封度が
悪く操作に支障を来すなどの欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであつて、従来のものと異なる技術
的思想のもとに容器の構成をすることにより、そ
の機能を飛躍的に向上させて上記問題点を解決す
ることを目的としている。
本考案は容器本体と、容器本体に螺合する内蓋
と、該内蓋に螺合する外蓋とからなり、内蓋の内
上壁に、容器本体の開口頚部に圧密接嵌合する環
状突片と、該開口頚部上端部に圧接する断面逆三
角形状の環状突起とを設け、さらに外蓋の内上壁
中央に内蓋の通孔に圧接嵌挿する円頭柱状の突起
を設けてると共に、容器本体を薬剤容器に密接嵌
合させるため開口頚部に螺状突起を設けた薬液用
容器である。
(作用) 容器本体に内蓋を螺着すると、容器本体の開口
頚部に内蓋の環状突片が圧密接嵌合すると共に、
開口頚部の上端部に環状突起が圧接されるので、
容器本体と内蓋とは液漏れに対して2重構造とな
り確実に且つ完全に液漏れを防止する。
又内蓋の内端を小径にした通孔に外蓋の円頭柱
状の突起を圧接嵌挿するようにしているので液漏
れを確実に防止し、また外蓋が多少緩むようなこ
とがあつても液漏れを発生させることがない。
又開口頚部の口部附近に螺状突起を設け、さら
にその基部側に雄ねじ部を設けているため、容器
本体を薬剤容器に嵌合させたとき、両者の密封性
が良く、容器本体の安定性も良いので操作上きわ
めて便利である。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により以下説明する。
基部1から口部2に向けて緩やかなテーパーを
有して外方へ突出する開口頚部3の外周に、基部
1から中央附近に雄ねじ部4を設け、さらに雄ね
じ部4の外方で口部2附近に雄ねじ部4より高さ
を低く外側方に突出したねじ山形状の螺条突起5
を設けた、弾性の大きな合成樹脂製の容器本体6
である。
又雄ねじ部4と螺合する雌ねじ部7を内周に設
けると共に、口部2内径D4より下端部9外径D5
を小さく(D4>D5)且つ基端部10外径D6を若干
大きく(D4>D6)した、開口頚部3に圧密接嵌合
する環状突片11を内上壁8の中央部に垂設し、
さらに内上壁8に基端部10の外周を囲繞する断
面逆三角形状の環状突起25を設けた蓋部12の
環状突片11側外側中央に、中心に内部と連通す
る内端を小径にした通孔13と、外周にねじ部1
4とを設けた突出部15を突設した、弾性の大き
な合成樹脂製の内蓋16である。
又内周にねじ部14と螺合するねじ部17と、
蓋内上壁18中央に通孔13に嵌挿されて通孔1
3を密封する円頭柱状の突起19とを設けた合成
樹脂製の外蓋20である。
一実施例の薬液用容器21は、容器本体6、内
蓋16及び外蓋20からなる。雄ねじ部4と雌ね
じ部7を螺合して容器本体6と内蓋16とを締結
すると、開口頚部3に環状突片11が嵌挿され、
環状突片11の外径D5,D6が基端部10になる
に従つて口部2内径D4より大きくなつているの
で、環状突片11の外周と口部2の内周とが圧密
接すると共に、口部2上端部26が内上壁8の環
状突起25に圧接され、又両ねじ部14,17を
螺合して突出部15を介して内蓋16に外蓋20
を締結すると、突起19が通孔13に嵌挿され通
孔13を確実に密封するので、薬液用容器21に
調合液を収納しても調合液が外部に漏れるような
ことがない。
通常は容器本体6内に調合液を収納し、必要
時、第5図に示すように、粉、粒等の薬剤の入つ
た薬剤容器22の開口部23に、容器本体6の開
口頚部3を嵌挿連結し、薬剤容器22を下にして
調合液を容器本体6から移して振とうして薬剤を
溶解する。薬液ができたなら逆に容器本体6を下
にして薬液を薬剤容器22から移したのち、容器
本体6を薬剤容器22と引き離して内蓋16と外
蓋20をして薬液用容器21として使用する。
この場合、容器本体6を薬剤容器22に嵌挿し
たとき、薬剤容器22の開口部23の内径D2
り口部2外径D1を小さく、螺状突起5の外径D3
を大きくしているので、螺条突起5が開口部23
の内壁24に圧入されるので容器本体6と薬剤容
器22とが密接し、両者を振とうしても内部の液
漏れすることがなく、さらに薬剤容器22の開口
部23内径よりねじ山外周を大きく形成された雄
ねじ部4の口部2側のねじ山部分が薬剤容器22
の開口部23上端部27に接して容器本体6と薬
剤容器22との安定性を良くするので、両者の転
倒、振とうなどを慣れない素人でも安心して行な
うことができる。
第6図に示す如く薬剤容器22の開口部23内
壁24に段部28を設けておくと、容器本体6を
薬剤容器22に嵌挿したとき、螺条突起5が段部
28に嵌入されて容器本体6と薬剤容器22との
安定性をさらに増し、そのうえ開口頚部3が基部
1から口部2に向けて緩やかなテーパーを有して
いるので、開口部23に嵌挿したとき常に抜きで
る方向に力が働き、螺条突起5を段部28に圧接
する状態となり開口部23と開口頚部3との嵌合
面から調合液や薬液の外部への漏洩をさらに確実
に防ぐことができる。
(考案の効果) 本考案は上記の構成なので次の効果を奏する。
(1) 容器本体と内蓋は、環状突片と環状突起とで
二重に密封され、内蓋と外蓋は、柱状突起で密
封されているので、薬液用容器からの液漏れが
絶対発生しない。
(2) 容器本体は、開口頚部に螺状突起と雄ねじ部
を設けているので、薬剤容器に嵌合させて使用
するさい密封性と安定性を発揮するので使用上
便利である。
(3) 合成樹脂による成形のさい、一般的な寸法精
度でもその機能を発揮する構成になつているの
で、安価で提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は一部切欠した正面図、第2図は容器
本体の要部の拡大断面図、第3図は内蓋の拡大断
面図、第4図は外蓋の拡大断面図、第5図は容器
本体の調合液で薬剤を溶解させている状態を断面
で示す説明図、第6図は改良した薬剤容器を説明
するための一部切欠した主要部の断面図である。 1……基部、2……口部、3……開口頚部、4
……雄ねじ部、5……螺条突起、6……容器本
体、7……雌ねじ部、8……内上壁、9……下端
部、10……基端部、11……環状突片、12…
…蓋部、13……通孔、14,17……ねじ部、
15……突出部、16……内蓋、18……蓋内上
壁、19……突起、20……外蓋、21……薬液
用容器、22……薬剤容器、23……開口部、2
5……環状突起、D2……開口部内径、D3……螺
条突起外径、D4……口部内径、D5……環状突片
下端部外径、D6……環状突片基端部外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部から口部に向けて緩やかなテーパーを有し
    て外方へ突出する開口頚部の外周に、該基部から
    中央附近に薬剤容器の開口部内径よりねじ山外周
    を大きくした雄ねじ部と、該雄ねじ部の外方で前
    記口部附近に該開口部内径より若干大きく外側方
    に突出したねじ山形状の螺条突起とを設けた、該
    薬剤容器に着脱自在に密接連結可能な弾性の大き
    な合成樹脂製容器本体;前記雄ねじ部に螺合する
    雌ねじ部を内周に設けると共に、前記口部内径よ
    り下端部外径を小さく且つ基端部外径を若干大き
    くした、前記口頚部に圧密接内嵌する環状突片を
    内上壁中央に垂設し、さらに該内上壁に該環状突
    片の外周を囲繞して前記開口頚上端部に圧接する
    断面逆三角形状の環状突起を設けた蓋部外側中央
    に、中心に内部と連通する内端を小径にした通孔
    と、外周にねじ部とを備えた突出部を突設した、
    弾性の大きな合成樹脂製内蓋;及び内周に前記ね
    じ部と螺合するねじ部と、蓋内上壁中央に前記通
    孔に圧接嵌挿されて密封する円頭柱状の突起とを
    設けた合成樹脂製外蓋から成る薬液用容器。
JP1981083869U 1981-06-08 1981-06-08 Expired JPS6217408Y2 (ja)

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JPS57196611U JPS57196611U (ja) 1982-12-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021898U (ja) * 1973-06-27 1975-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640687Y2 (ja) * 1977-04-13 1981-09-22
JPS5465598U (ja) * 1977-10-18 1979-05-09

Patent Citations (1)

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JPS5021898U (ja) * 1973-06-27 1975-03-12

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