JPH074216Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH074216Y2
JPH074216Y2 JP1990045603U JP4560390U JPH074216Y2 JP H074216 Y2 JPH074216 Y2 JP H074216Y2 JP 1990045603 U JP1990045603 U JP 1990045603U JP 4560390 U JP4560390 U JP 4560390U JP H074216 Y2 JPH074216 Y2 JP H074216Y2
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JP
Japan
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container
container body
cap
protrusion
inner plug
Prior art date
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JP1990045603U
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English (en)
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JPH043958U (ja
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潔 竹内
穂積 平原
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Kao Corp
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Kao Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、容器に関するものであり、特に流動食品を収
納し、それを取り出すために容器の外部を押圧して吐出
口から絞り出す容器に関する。
[従来の技術] 一般に、マヨネーズ等の流動食品用容器は、外側面を押
圧(スクイズ)して吐出口から所望量の内容物を取り出
し易いようにするため、瓶状に形成してスクイズ性のあ
るプラスチック製の容器本体と、その瓶口に嵌着する中
栓と、瓶口外周部に螺合するキャップとからなり、中栓
には星形等の透孔が穿設されている。
しかし、ドレッシング等の流動食品は、半固体状、乳化
液状及び分離液状と種々のものがあり、液状体の粘性が
著しく広範囲に及ぶほか、ごま、しそ、しょうがなどの
加薬等の固形物が混入されるものがある。
このような、流動食品用容器に関する従来例としては、
実開昭61-20183号公報に記載された考案があり、該公報
によれば、乳首取付用キャップの雌ねじに嵌合可能な雄
ねじを口部に備える容器が提供されており、容器に市販
の乳首を取付けて乳首を吸うと内容物が口内に吸い込ま
れるというものである。また、ペースト状の内容物を収
納したチューブ状の容器に、乳首状の弾性を有する押出
配分器が提供され(実開昭49-37342号公報)ており、こ
れによれば、押出配分器はチューブの吐出口に装着して
スポイド効果を有するゴム袋状体であって、一方向性吸
入用弁を備えるとともに、吐出口が一方向性排出用弁を
兼ねており、その押出配分器内に所定量のペーストが吸
入されて収納されると、押出配分器の外方をスクイズす
れば、一方向性吸入用弁が閉じ、一方向性排出用弁が開
いて所定量のペーストを吐出させることができるもので
ある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の技術は以下のような課題を有
していた。
即ち、前者の公開公報における乳首は、小さな孔が乳頭
部に穿設されているに過ぎないから、ドレッシングを容
器内に収納した場合、孔に固形物が詰まって内容物がで
なくなる不都合がある。
また、後者の公開公報における押出配分器は、その内部
に一方向性吸入用弁を備えているから、構成が複雑化
し、製造上も組付工程を要してコスト高となるほか、一
回のスクイズでは所定量しかペーストが出ないために、
所望量を出したい場合は面倒である、また、これを流動
食品用容器として用いる場合、押出配分器が露出してい
るので、非衛生である、等の不都合がある。
そこで、本考案は上記事情に鑑みて、固形物を混入した
ドレッシング等の流動食品を収納し、スクイズして拡開
する注出口から内容物の所望量を吐出させ、保管時には
キャップでその注出口を容器本体側へ押し込み、かつ、
完全に閉塞することができて衛生的な容器を目的として
なされたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題の解決を図るため、スクイズ性を有す
る容器本体と、該容器本体の口部に取り付けられる中栓
と、該中栓を覆うキャップとを備え、上記中栓が中央部
に十字形の切れ目を形成した半球状の突起部を有する半
球状の弾性体からなる天蓋部を有するとともに、上記キ
ャップに前記突起部の外周部を押圧して該突起部を天蓋
部内方へ押し込むインナーリングを設けた容器を構成し
た。
[作用] 上記構成に係る本考案によれば、キャップを外し、容器
本体をスクイズすると、中栓が外方へ突出し、切れ目が
開いて内容物が吐出する。キャップを閉じると、インナ
ーリングによって中栓の突起部が半球状の状態で、半球
状の天蓋部に押し込められて収縮することにより、切れ
目が閉じる。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づき説明する。第1図
はキャップを装着した場合の縦断面図、第2図はキャッ
プを取り外した場合の縦断面図であり、図において、1
はスクイズ性のあるプラスチック製の容器本体、2は乳
首状の中栓、3は中栓2を容器本体1の口部に固定する
ためのホルダー、4はキャップである。
容器本体1は、熱可塑性樹脂からなり、口部の外周面に
螺部1aを形成し、その下部近傍に周溝1bが形成されてい
る。この容器本体1は、好ましくは倒立タイプで、キャ
ップ4を下にしてその内容物が中栓2に圧下するもので
ある。中栓2は、シリコンゴム又は天然ゴム等の弾性体
からなり、容器本体1の口部に圧接するフランジ部2a
と、ホルダー3の透孔3aに嵌着する筒部2bと、ホルダー
3の透孔3aから容器本体1の内部に抜けるのを阻止する
ためのストッパー2cと、第3図に示したように、中央部
に十字形の切れ目2dを形成した、半球状の突起部2eを有
する半球状の天蓋部2fとからなる。ホルダー3は、プラ
スチックからなり、容器本体1の口部に螺部1aと螺合す
る雌ねじ3bを有する。キャップ4は、中栓2とホルダー
3を包囲する蓋体であって、プラスチックからなり、そ
の内側の中心部に、中栓2の突起部2eを容器本体1側へ
押し込む筒状のインナーリング4bが一体形成され、ま
た、開口周縁部には上記容器本体1の周溝1bに係合する
アンダーカット部4aが形成されている。
上記実施例の作用につき説明すると、第1図において、
キャップ4を取り外し、内容物を吐出させるために、容
器本体1の外側部をスクイズすると、内圧が高くなり、
内容物が中栓2に向けて移動し、第2図に示したよう
に、内圧で中栓2の突起部3eは外方へ突出する。そし
て、突起部2eの切れ目2dは、第4図に示したように拡大
して開き、そこから内容物を吐出する。さらに、内容物
に混入している固形物等が切れ目2dを通過するときは、
第5図に示したように、切れ目2dを形成する突起部2eの
コーナー部2gが外方へめくられて開くことにより、固形
物4を容易に通過させる。所望量の内容物を吐出させた
後、キャップ4を容器本体1の螺部1aに螺合すると、第
1図に示したちように、インナーリング4bが半球状の天
蓋部2fと突起部2eとの境付近(突起部2eの外周部)を押
圧して中栓全体を容器本体1側へ押し込むので、弾性体
からなる半球状の突起部2eはその中央部に向けて全体と
して収縮するため、切れ目は閉塞する。
なお、容器本体1の内容物が粘性の低い液状体である場
合は、容器本体1をスクイズする圧力で切れ目2dの開き
度合を調節できるから、吐出量を加減できる。
[考案の効果] 以上説明した本考案によれば、弾性を有する中栓の半球
状の突起部に十字状の切れ目を形成し、容器本体をスク
イズすることにより切れ目を拡開させて内容物を吐出さ
せるようにしたから、固形物を混入した粘性の高い液状
体を収納しても、吐出口が詰まるようなことがなく、ま
た、キャップを閉じるとインナーリングが半球状の天蓋
部と突起部との境付近(突起部の外周部)を押圧して中
栓全体を容器本体側へ押し込むので、弾性体からなる半
球状の突起部はその中央部に向けて全体として収縮する
ため、収縮し、切れ目が閉塞して容器本体内を密封でき
るから、中栓が衛生的に保持され、ドレッシング等の流
動食品用容器として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図はキ
ャップを取り外した縦断面図、第3図は中栓の平面図、
第4図及び第5図は中栓の作用説明図である。 1……容器本体、2……中栓、2d……切れ目、2e……突
起部、3……ホルダー、4……キャップ、4b……インナ
ーリング、4f……天蓋部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクイズ性を有する容器本体と、該容器本
    体の口部に取り付けられる中栓と、該中栓を覆うキャッ
    プとを備え、上記中栓が中央部に十字形の切れ目を形成
    した半球状の突起部を有する半球状の弾性体からなる天
    蓋部を有するとともに、上記キャップに前記突起部の外
    周部を押圧して該突起部を天蓋部内方へ押し込むインナ
    ーリングを設けたことを特徴とする容器。
JP1990045603U 1990-04-27 1990-04-27 容 器 Expired - Lifetime JPH074216Y2 (ja)

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JP1990045603U JPH074216Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 容 器

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JP1990045603U JPH074216Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 容 器

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JPH043958U JPH043958U (ja) 1992-01-14
JPH074216Y2 true JPH074216Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=31559933

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Families Citing this family (6)

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EP0747292B1 (en) * 1994-12-22 2002-03-27 Pentel Kabushiki Kaisha Discharge container
JP3670106B2 (ja) * 1997-03-31 2005-07-13 株式会社吉野工業所 液体注出容器
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JP6684196B2 (ja) * 2016-10-31 2020-04-22 株式会社吉野工業所 注出キャップ

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JPH043958U (ja) 1992-01-14

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