JPH04132052U - 容器キヤツプ - Google Patents

容器キヤツプ

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JPH04132052U
JPH04132052U JP3980891U JP3980891U JPH04132052U JP H04132052 U JPH04132052 U JP H04132052U JP 3980891 U JP3980891 U JP 3980891U JP 3980891 U JP3980891 U JP 3980891U JP H04132052 U JPH04132052 U JP H04132052U
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JP
Japan
Prior art keywords
container
cap
inner plug
cap body
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3980891U
Other languages
English (en)
Inventor
慶介 川見
Original Assignee
西部株式会社
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Publication date
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Publication of JPH04132052U publication Critical patent/JPH04132052U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 容器口部41に螺合するネジ部13を有する
キャップ本体1と、本体1に設けた内栓支持部2と、本
体1内に配置され、該本体に対し、該本体の回動軸線方
向に若干可動に支持部2に支持された内栓3とを備えた
容器キャップ。 【効果】 キャップ本体1が若干緩め回動されるだけで
は、なお、内栓3が容器口41を閉じているので安全で
あり、また、キャップ本体1を容器口部41から外す
と、内栓3も自動的に外れるので、内栓を外す手間が省
けるとともに、容器内容物が危険物の場合、それだけ安
全である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は容器のキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
液体等を収容する容器の栓体は、通常、容器口部に嵌着する詰め栓タイプのも の、容器口部に螺着されるキャップタイプのものである。このうち、キャップタ イプのものは、容器内液体等のこぼれを防止するため、キャップ本体底にシール 部材や内栓が配置される。
【0003】 前記シール部材や内栓は、通常、キャップ本体底に固定されており、キャップ 本体の回動とともに、容器口部に押し込まれ、或いは該口部から抜き出される。 シール部材や内栓がキャップ本体に固定されていないときには、キャップ本体 を容器から取り外したあと、容器口部に残るこれらシール部材や内栓を手で取り 外すことになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、キャップ本体にシール部材や内栓が固定されている場合、キャ ップ本体が、開栓の意図なくして何等かの外力で若干緩められたときでも、それ らシール部材や内栓が容器口部から浮き上がるので、意図しない容器内容物のこ ぼれが発生するという問題があり、内容物によっては人体等にきわめて危険であ る。
【0005】 また、シール部材や内栓がキャップ本体と分離されて容器口部に残るものでは 、それを手で取り外すという煩わしい作業が必要となるうえ、危険や内容物の場 合は、この作業を行えないこともある。 そこで本考案は、キャップ本体が容器に対し若干緩むようなことがあっても、 なお、容器内容物のこぼれが無く、さらに意図的なキャップ本体の取り外し作業 が加わって容器口部が開けられる容器キャップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的に従い、容器口部に螺合するネジ部を有するキャップ本体と 、前記本体に設けた内栓支持部と、前記本体内に配置され、該本体に対し、該本 体の回動軸線方向に若干可動に前記支持部に支持された内栓とを備え、前記内栓 支持部及び内栓は、前記キャップ本体を前記容器口部に螺合することにより該口 部に前記内栓が嵌められ、前記キャップ本体を若干戻し回動させたのち前記内栓 が前記内栓支持部に引き上げられて前記容器口部から離脱するように形成してあ ることを特徴とする容器キャップを提供するものである。
【0007】
【作用】
本考案キャップによると、そのキャップ本体を容器口部に螺合、緊締すること により、該本体内の内栓を容器口部に嵌めて該口部を閉じることができる。この 状態からキャップ本体を緩めると、該本体が緩め回動される当初は、内栓が容器 口部を閉じたままで、この内栓に対しキャップ本体及び内栓支持部がキャップ本 体の回動軸線方向に相対的に移動、上昇する。
【0008】 さらに、キャップ本体が緩め回動されると、内栓支持部が内栓を引き上げ始め 、最終的には内栓が容器口部から外される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1から図8はいずれも実施例キャップを示しており、図1はその正面図、図 2は図1の右からの側面図、図3は平面図、図4は底面図である。 また、図5は図3のA−A線断面を、図6は図3のB−B線断面を、図7は図 3のC−C線断面を、図8は図3のD−D線断面を示している。図9はキャップ の使用状態を示す断面図である。
【0010】 このキャップはキャップ本体1、本体内の内栓支持部2及び支持部2に支持さ れた内栓3を備えている。 キャップ本体1は、やや硬質の合成樹脂製のもので、一端部が天板11にて閉 塞され、他端部が開口した断面形状が円形のもので、天板11側の外周には、滑 り止め用の凹凸12が形成してあり、開口部の内周面には雌ネジ部13が設けて ある。
【0011】 また、この開口部の下には、さらにリング14を一体的に連設してある。リン グ14は、その上端面141の2箇所で引きちぎり部142を介して開口部下端 面131に一体的に連設してある。開口部下端面131とリング上端面141に はそれぞれ係合部131a、141aが形成してあり、これらは互いに当接し合 っている。リング内面には、後述する容器口部の戻り止め爪に係合する爪143 を多数形成してある。
【0012】 内栓支持部2は、本体1の天板内面に立設した4本の部材21からなっている 。各部材21は、縦断面形状がL字状で、その下端の横方向部211の下面21 1aは、キャップ中心軸栓Cへ向かうように、且つ、天板11へ向かうように斜 面に形成してある。各部材21はキャップ底面側(下方)から見ると円弧形状に 形成されており、これら部材21は等しい間隔をおいて円形状に配置されている 。これら部材21は互いに離反する方向に拡開できる可撓性を有する。
【0013】 前記キャップ本体1、リング14及び内栓支持部2は一体的に形成してある。 内栓3は、容器口部に嵌脱可能の栓部31、栓部上端外周のフランジ32、フ ランジ32の下面のシールリング部33、栓部31の下部中央から立ち上がった 短筒部34、短筒部上端外周の小フランジ35を備えており、弾力性のあるやや 柔軟な合成樹脂で一体的に形成してある。
【0014】 この内栓3は、その小フランジ35を内栓支持部2の各部材21の斜面211 aに当てがって、キャップ天板11の方へ押圧することで、該小フランジ35が 部材21に囲まれた空間に圧入されており、各部材21の横方向部211により 規制される範囲で本体1の回動軸線C方向に、本体1に対し、若干可動となって いる。
【0015】 以上説明したキャップは、図9に示すように、容器4の口部41に被せられ、 キャップ本体1の雌ネジ部13が口部外周の雄ネジ部42に螺合され、締め着け られる。 キャップ本体1の締め着け回動に伴って、内栓3の栓部31が容器口部41に 達すると、内栓31はその抵抗で一旦停止又は略停止し、さらにキャップ本体1 の回動によって、内栓3のフランジ32上面が本体天板11の内面に当接し始め ると、これに押されて、容器口部41内へ液密に圧入嵌着される。また、これに 伴ってフランジ32下面のシールリング部33が容器口部上面41aに液密に接 する。かくして、キャップ本体1の緊締により、容器口部41は液密に閉じられ る。
【0016】 一方、本体1に連設したリング14は、本体1の締め着け回動に伴い、且つ、 本体1の開口部下端面の係合部131aがリング上端面の係合部141aに係合 することにより、引きちぎり部142の破損の恐れなく、本体1に連動し、リン グ内周の爪143が容器口部外周の戻り止め爪43上を滑り移動しつつこの爪4 3部分に外嵌、係合する。
【0017】 このようにキャップ本体1を締め着けたあとは、リング内周の爪143が、口 部外周の爪43に係合して、本体1の不測の戻り回動が防止される。 容器口部41を開けるには、キャップ本体1を緩め回動させるが、このとき、 まず、リング14と本体1を連結している引きちぎり部142が引きちぎられ、 さらに本体1を緩め回動させると、当初は、内栓3が容器口部41を閉じたまま で、この内栓3に対し、キャップ本体1及び内栓支持部2が相対的に上昇し、さ らに本体1を回すと、支持部2の各部材21の下端横方向部211が内栓3の小 フランジ35に係合してこれを持ち上げ始める。かくして、内栓3の栓部31が 容器口部41から抜き取られるとともにキャップ本体1が口部41から外される 。
【0018】 この容器キャップによると、前記引きちじり部142が何等かの外力で破損し てキャップ本体1が若干緩み回動することがあっても、容器口部41は、なお、 内栓31にて閉じられており、安全である。 また、キャップ本体1を取り外すと、内栓31も自動的に外れるので、内栓3 1を外す手間が省け、それだけ便利であるとともに、容器内容物が危険物の場合 は、内栓3に手を触れる必要がないので、それだけ安全である。
【0019】
【考案の効果】
本考案容器キャップによると、キャップ本体が若干緩め回動されるだけでは、 なお、内栓が容器口部を閉じているので安全であり、また、キャップ本体を容器 口部から外すと、内栓も自動的に外れるので、内栓を外す手間が省けるとともに 、容器内容物が危険物の場合、それだけ安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の正面図である。
【図2】図1のキャップの側面図である。
【図3】図1のキャップの平面図である。
【図4】図1のキャップの底面図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】図3のC−C線断面図である。
【図8】図3のD−D線断面図である。
【図9】キャップの使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ本体 13 雌ネジ部 2 内栓支持部 21 部材 211 部材下端の横方向部 211a 斜面 3 内栓 31 栓部 32 フランジ 33 シールリング部 34 短筒部 35 小フランジ 4 容器 41 容器口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部に螺合するネジ部を有するキャ
    ップ本体と、前記本体に設けた内栓支持部と、前記本体
    内に配置され、該本体に対し、該本体の回動軸線方向に
    若干可動に前記支持部に支持された内栓とを備え、前記
    内栓支持部及び内栓は、前記キャップ本体を前記容器口
    部に螺合することにより該口部に前記内栓が嵌められ、
    前記キャップ本体を若干戻し回動させたのち前記内栓が
    前記内栓支持部に引き上げられて前記容器口部から離脱
    するように形成してあることを特徴とする容器キャッ
    プ。
JP3980891U 1991-05-30 1991-05-30 容器キヤツプ Withdrawn JPH04132052U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3980891U JPH04132052U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 容器キヤツプ

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JP3980891U JPH04132052U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 容器キヤツプ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100671720B1 (ko) * 2006-06-30 2007-01-22 백영자 내·외부캡이 한 뭉치로 취급되는 용기의 마개
KR101133425B1 (ko) * 2004-04-09 2012-04-09 이선희 이동부재의 인출부에 의해 패킹용 고정부재를 발탈시키는뚜껑
JP2012071876A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd キャップ

Cited By (4)

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