JPH03221211A - 長尺物体のセンタリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加工設備に受は入れた長尺物体の長さ方向のセ
ンターを加工設備の中心に揃える際に使用されるセンタ
リング装置に関するものである。

従来の技術 管状あるいは棒状の長尺物体に所定の項目をマーキング
する加工設備などでは、第４図に示すように長尺物体の
端部を基準位置に揃えることが実施されている。受台１
の上に受は入れた長尺物体〔被センタリング物〕として
の鋼管２を、一端に据え付けられているアライニングブ
ツシャ３によって第４図（ｂ］　に示すように押し込ん
で、鋼管２の他端が基準位置Ｓ。に到達したことを検出
したときにアライニングブツシャ３による前記の押し込
みを終了するように構成されている。

このような装置では、鋼管２の長さが正確に一定であれ
ば押し込み操作によって鋼管２のセンターＬユを設備の
中心り。に一致させることができる。両者を一致させた
場合には、それ以後の搬送設備の幅を必要最小限に構成
することができて有利である。

発明が解決しようとする課題 鋼管２の長さがばらつく場合にはアライニングブツシャ
３による押し込み操作では鋼管２のセンターＬ１を設備
の中心り。に揃えることができない。

本発明は長尺物体の長さがばらついた場合であっても設
備の中心にセンターを揃えることができるセンタリング
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明のセンタリング装置は、被センタリング物の長さ
方向に水平方向にスライド自在に支持された第１．第２
の端部検出部と、被センタリング物の長さ方向に回動す
るように無端状体が架張された回動体と、この回動体を
駆動する動力源とを設け、第１の端部検出部を前記無端
状体の往路に連結し、第２の端部検出部を前記無端状体
の復路に連結したことを特徴とする。

作用 この構成によると、動力源で回動体を駆動すると、無端
状体の往路に連結された第１の端部検出部と無端状体の
復路に連結された第２の端部検出部とは、動力源の駆動
方向に応じて互いに接近離間する。第１の端部検出部と
第２の端部検出部が接近する方向に動力源を運転して、
第１の端部検出部と第２の端部検出部とで被測長物を挟
持する位置まで被センタリング物を移動させる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づいて説
明する。なお、従来例を示す第４図と同様の作用をなす
ものには、同一の符号を付けて説明する。

第１図は本発明のセンタリング装置を示す。第１の端部
検出部４ａと第２の端部検出部４ｂは、受は入れる鋼管
２の長さ方向に配設された支持フレーム５に取り付けら
れたガイドシャフト８ａ。

６ｂに係合して、この支持フレーム５に沿って水平方向
にスライド自在に支持されている。支持フレーム５の上
には、一端に第１のスプロケットホイル７ａが、他端に
は第２のスプロケットホイル７ｂか設けられており、第
１のチェ７８ａの一端が第１の端部検出部４ａの上端に
接続されて第■のスプロケットホイル７ａを経由して第
２の端部検出部４ｂの上端に他端が連結されている。第
２のチェ７８ｂの一端は第１の端部検出部４ａの上端に
接続されて第２のスプロケットホイル７ｂを経由して第
２の端部検出部４ｂの上端に他端が連結されている。こ
のようにして第１．第２のスプロケットホイル７　ａ　
＋　　７　ｂの間に第１．第２のチェ７８　ａ　＋　　
８　ｂで構成される無端状体９が架張されており、第１
．第２のスプロケットホイル？　ａ　＋７ｂと第１．第
２のチェ７８　ａ　＋　８　ｂとで、鋼管２の長さ方向
に回動する回動体ｌＯが構成されている。この回動体ｌ
Ｏは支持フレーム５に取り付けられたエヤーシリンダ１
１を動力源として駆動されている。

第１．第２の端部検出部４　ａ　ｖ　　４　ｂは第２図
に示すように構成されている。鋼管２への当接部分１２
は本体１３に対して鋼管２の長さ方向にスライド自在で
、本体１３と当接部分１２の間に介装された圧縮ばね１
４によって、内側〔矢印Ａ方向〕に付勢されている。当
接部分１２の後端側には、それぞれ本体１３から支持さ
れている金属片感応型の近接センサ１５が設けられてお
り、当接部分１２の後端には、当接部分１２がばね１４
の付勢に抗して押し込まれたときに近接センサ１５の前
方位置を横切るように金属板１Ｇが取り付けられている
。

このように構成したため、エヤーシリンダ１１のロッド
１７を矢印Ｂ方向に後退させると、第１のスプロケット
ホイル７ａは矢印Ｃ方向に回動し、第２のスプロケット
ホイル７ｂは矢印り方向に回動する。これによって、回
動体１０の往路に連結されている端部検出部４ａが内側
に移動し、復路に連結されている端部検出部４ｂも内側
に移動し、端部検出部４ａ、４ｂが互いに接近する。

鋼管２は、端部検出部４ａ、４ｂで挟持される位置まで
動かされて位置が修正される。端部検出部４ａｔ　４ｂ
は鋼管２に当接したときにばね１４の付勢に抗して第３
図に示すように当接部分１２が後退し、金属板１６が近
接センサＩ５の前方位置を横切る。端部検出部４　ａ　
ｔ　４　ｂが鋼管２を挟持した状態では何れの金属板１
６もそれぞれの近接センサ１５゜１５によって検出され
、処理装置１８はこのときに“センタリング完了”と判
定してエヤーシリンダ１１のロッド１７を伸長して端部
検出部４　ａ　＊　　４　ｂを互いに離間させる。

上記の実施例では、端部検出部４　ａ　＋　４　ｂの当
接部分１２を鋼管２の長さ方向にスライド自在で内側に
付勢して構成したため、受は入れた鋼管２のセンターと
端部検出部４　ａ　ｔ　４　ｂの中央位置〔設備の中心
〕とがずれている場合であっても、端部検出部４　ａ　
＋　　４　ｂが確実に鋼管２の管端を捕らえてセンタリ
ングできる。

被センタリング物が軽量である場合には、端部検出部４
　ａ　＋　４　ｂの当接部分１２に上記のような特別な
構成を設けずともセンタリングできる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、被センタリング物の長さ
方向に水平方向にスライド自在に支持された第１．第２
の端部検出部を、被センタリング物の長さ方向に回動す
るように無端状体が架張された回動体の往路と復路に連
結したため、無端状体を駆動することによって第１．第
２の端部検出部が互いに接近離間し、単一の動力源で２
つの端部検出部を移動させて被センタリング物を移動さ
せて、被センタリング物のセンターを設備の中心に揃え
ることができる。

さらに、第１．第２の端部検出部の被測定物への当接部
分を被測定物の長さ方向にスライド自在で内側に付勢し
て構成し、かつ当接部分が前記の付勢に抗して外側に移
動したことを検出する第１゜第２の検出器を設け、第１
．第２の検出器が共に外側に移動したことを検出したと
きに処理装置が“センタリング完了”と判定するよう構
成した場合には、被センタリング物が重量物の場合であ
っても正しくセンタリングできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のセンタリング装置の一実施例の構成図
、第２図と第３図は同装置の端部検出部が被センタリン
グ物の端部に当接する前後の状態の構成図、第４図は従
来の位置合わせ装置の構成図である。 ２・・・鋼管〔被センタリング物〕、４　ａｌ　　４　
ｂ・・・端部検出部〔第１．第２の端部検出部）、７ａ
。 ７ｂ・・・第１．第２のスプロケットホイル、８ａ。 ８ｂ・・・第１．第２のチェ７．９・・・無端状体、Ｉ
Ｏ・・・回動体、ｌｌ・・・エヤーシリンダ〔動力源〕
、１２・・・当接部分、１４・・・圧縮ばね、１５・・
・近接センサ、１Ｂ・・・金属板、１８・・・処理装置
、Ｌｏ・・・設備の中心、ＬＬ・・・鋼管のセンター

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被センタリング物の長さ方向に水平方向にスライド
   自在に支持された第１、第２の端部検出部と、被センタ
   リング物の長さ方向に回動するように無端状体が架張さ
   れた回動体と、この回動体を駆動する動力源とを設け、
   第１の端部検出部を前記無端状体の往路に連結し、第２
   の端部検出部を前記無端状体の復路に連結したセンタリ
   ング装置。 ２、第１、第２の端部検出部の被センタリング物への当
   接部分を被センタリング物の長さ方向にスライド自在で
   内側に付勢し、かつ当接部分が前記の付勢に抗して外側
   に移動したことを検出する第１、第２の検出器を設け、
   第１、第２の検出器が共に外側に移動したことを検出し
   たときにセンタリング完了と判定する処理装置を設けた
   請求項１記載のセンタリング装置。