JPH03221184A - 写真処理廃液の蒸発濃縮装置 - Google Patents

写真処理廃液の蒸発濃縮装置

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JPH03221184A
JPH03221184A JP1723090A JP1723090A JPH03221184A JP H03221184 A JPH03221184 A JP H03221184A JP 1723090 A JP1723090 A JP 1723090A JP 1723090 A JP1723090 A JP 1723090A JP H03221184 A JPH03221184 A JP H03221184A
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JP
Japan
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waste liquid
liquid
liquid level
photographic processing
column
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JP1723090A
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Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 こ産業上の利用分野〕 本発明は写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置に関するもの
であり、特に自動現像機による写真感光材料の現像処理
に伴い発生する写真処理廃液を業者の回収によらず自動
現像機内もしくはその近傍こで処理するのに適した写真
処理廃液の蒸発濃縮処理装置に関するものである。
〔発明の背景〕
一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処理よ、黒白
感光材料の場合には、現像、定着、水洗等、カラー感光
材料の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定着)
、水洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以上を有する処
理液を用いた行程を組合わせて行われている。
そして、多量の感光材料を処理する写真処理においては
、処理によって消費された成分を補充し一方、処理によ
って処理液中に溶出或は蒸発によって濃化する成分(例
えは現像液1:おける臭化物イオン、定着液における銀
錯塩のような)を除去して処理液成分を一定に保つこと
によって処理液の性能を一定に維持する手段か採られて
おり、上記補充いために補充液が処理液に補充され、写
真処理における濃厚化成分の除去のために処理液の部か
廃棄されている。
近年、補充液は水洗の補充液である水洗水を含めて公害
上や経済的理由から補充の量を大幅に減少させた/ステ
ムに変わりつつあるか、写真処理廃液は自動現像機の処
理槽から廃液管によって導かれ、水洗水の廃液や自動現
像機の冷却水等で稀釈されて下水道等に廃棄されて17
1だ。
しかしながら、近年の公害規制の強化により、水洗水や
冷却水の下水道や河川への廃棄は可能であるか、これら
以外の写真処理液[例えば、現像液、定着液、発色現像
液、漂白定着液(又は漂白液、定着液)、安定液等]の
廃棄は、実質的に不可能となっている。このため、各写
真処理業者は廃液を専門の廃液処理業者に回収料金を払
って回収してもらったり公害処理設備を設置したりして
0る。しかしながら、廃液処理業者に委託する方法は、
廃液を貯留しておくのにかなりのスペースか必要となる
し、またコスト的にも極めて高価であり、さらに公害処
理設備は初期投資(イニシャルコスト)か極めて大きく
、整備するのにかなり広大な場所を必要とする等の欠点
を有している。
さらlこ、具体的には、写真処理廃液の公害負荷を低減
させる公害処理方法としては、活性汚泥法(例えば、特
公昭51−12943号及び間開51−7952号等)
、蒸発法(特開昭49−89437号及び同56−33
996号等)、電解酸化法(特開昭48−84462号
、同49−119458号、特公昭53−43478号
、特開昭49119457号等)、イオン交換法(特公
昭51−37704号、特開昭53−383号、特公昭
53−43271号等)、逆浸透法(特開昭50−22
463号等)化学的処理法(特開昭49−64257号
、特公昭57−37396号、特開昭53−12152
号、同49−58833号、同53−63763号、特
公昭57−37395号等)等か知られているか、これ
らは未だ充分ではない。
一方、水資源面からの制約、給排水コストの上昇、自動
現像機設備における簡易さと、自動現像機周辺の作業環
境上の点等から、近年、水洗に変わる安定化処理を用い
、自動現像機外に水洗の給排水のための配管を要しない
自動現像機(いわゆる無水洗自動現像機)による写真処
理か普及しつつある。このような処理では処理液の温度
コントロールするだめの冷却水も省略されたものが望ま
れている。このような実質的に水洗水や冷却水を用(・
ない写真処理では自動現像機からの写真処理業者かある
場合と比へて水によって稀釈されないためその公害負荷
か極めて大きく一方において廃液量か少なし・特徴かあ
る。
従って、この廃液量か少ないことにより、給廃液用の機
外の配管を省略でき、それにより従来の自動現@機の欠
点と考えられる配管を設置するために設置後は移動か困
難であり、足下スペースか狭く、設置時の配管工事Iこ
多大の費用を要し、温水供給圧のエネルギー費を要する
等の欠点が解消さ!1、オフノスマンンとして使用でき
るまでコンパクト化、簡易化か遠戚されるという極めて
大きい利ぺか発揮さiする。
しかしながら、この反面、その廃液は極めて高い/j)
実負荷を有しており、河川はもとより下水道にさ尺、そ
の公害規制に照らしてその廃液は全く不可能となってき
ている。さらIここのような写真処理(多量の流水を用
いて、水洗を行わない処理)の廃液量は少ないとはいえ
、例えば比較的小規模なカラー処理ラボでも、1日に1
Off程度となる。
従って、一般には廃液回収業者によって回収され、二次
及び三次処理され無害化されているが、回収費の高騰に
より廃液引き取り価格は年々高くなるはかりでなく、ミ
ニラボ等では回収効率は悪いため、なかなか回収に来て
もらうことができず、廃液か店に充満する等の問題を生
じている。
一方、これらの問題を解決するために写真処理廃液の処
理をミニラボ等でも容易に行えることを目的として、写
真処理廃液を加熱して水分を蒸発乾固ないし固化するこ
とか研究されており、例えは、実開昭60−70841
号等に示されている。発明者等の研究では写真処理廃液
を蒸発処理した場合、亜硫酸ガス、硫化水素、アンモニ
アガス等の有害な0゛シ極めて悪臭性のガスが発生する
。これは写真処理液の定着液や漂白定着液としてよく用
いられるチオ硫酸アンモニウムや亜硫酸塩(アンモニラ
ム塩、ナトリウム塩又はカリウム塩)が高温のt二の分
解することによって発生することがわかった。更に蒸発
処理時には写真処理廃液中の水分等か蒸気となって気体
化することにより体積が膨張し、蒸発釜中の圧力が増大
する。このためこの圧力によって蒸発処理装置から前記
有害ないし悪臭性のガスか装置外部へもれ出してしまい
、作業環境上極めて好ましくないことか起こる。
そこで、これらを解決するために実開昭60−7084
1号には蒸発処理装置の排気管部に活性炭等の排ガス処
理部を設ける方法か開示されている。しかし、この方法
は写真処理廃液中の多量の水分による水蒸気により、排
ガス処理部で結露又は凝結し、ノjス吸収処理剤を水分
か覆い、ガス吸収能力を瞬時に失わせてしまう重大な欠
点を有しており、未だ実用には供し得ないものであった
これらの問題点を解決するために、この出願人等は写真
処理廃液を蒸発処理するに際し、蒸発によって生しる蒸
気を凝縮させる冷却凝縮手段を設け、さらに凝縮によっ
て生じる凝縮水を処理するとともに非凝縮成分について
も処理して外部へ放出する写真処理廃液の処理方法及び
装置について先に提案した。
しかしながら、上記提案によれば、次のような問題点か
あることを見い出した。すなわち、蒸発処理によって生
じる蒸気は冷却凝縮手段で凝縮されるか、冷却凝縮効率
か悪いと、凝縮されないで装置外部へ放出される蒸気の
比率が高くなり、たとえ活性炭で処理したとしても、悪
臭で有害なガスか装置外部へ放出される比率も高くなる
。さら(こ冷却凝縮手段によって凝縮された凝縮水も、
たとえ活性炭で処理したとしても、廃棄する時におった
り、公害負荷が高くそのまま下水等に排出できない場合
もある。
さらに、ミニラボでは店のスペースか極めて限られてお
り、写真処理液を処理することにより発生する悪臭が特
に問題となるばかりでなく、廃液処理装置自体の設置ス
ペースか問題となる。また、装置の値段やランニングコ
ストも重要な問題である従って、写真処理廃液を、悪臭
で有害なガスを発生することなく処理できるコンパクト
で安価でかつランニングコストか低い処理装置か要望さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕 このような問題点を解決するために本出願人は特願昭6
2−69437号等を提案し、写真廃液によって発生す
る悪臭が少なく、かつ確実に処理すべき写真処理廃液を
供給可能になるようにした。そのために蒸発釜(分離蒸
発カラムに液面センサーを設は常に該カラムの写真処理
廃液の液面高さを検出し、抜液の蒸発濃縮処理て液面が
低下した量だけずつ該廃液を供給補充するようにした。
しかし、廃液中にカラー発色現像主薬、)\イドロキノ
ン類その他銀現像主薬か含まれると、蒸発濃縮下でそれ
等か浮遊物となりセンサーに付着し正確な液面が検出で
きなくなるという問題点がでてきた。このような状態に
なると前記廃液の正確な供給も不可能とならざるを得な
くなり悪臭発生を押さえることも不可能になった。本発
明はこのような問題点を解決した写真処理廃液の蒸発処
理装置合提供することを課題目的にする。
〔課題を解決するだめの手段〕
この目的は、系内に一定量の写真処理廃液を入れ該廃液
を蒸発させて減少したことを液面高さによって検出し、
減少量に見合う写真処理廃液を供給し液面高さを維持し
ながら濃縮していくバッチ方式の写真処理廃液の蒸発濃
縮装置において、蒸発濃縮カラムに連通ずる供給廃液の
滞留部分を設す、該滞留部分に液面検出手段を設けたこ
とを特徴とする写真処理廃液の蒸発濃縮装置によって遠
戚される。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図の配管図、第2図(a)。
(b )、(c )、(d)の各側断面図、第2図(e
)の上面図、第3図のフローチャートによって説明する
本発明の写真処理廃液の蒸発濃縮装置lは分離カラム装
置10.廃液供給装置20、加熱装R30,冷却装置4
0及び制御装置50で構成されていて、分離カラム装置
)0は、蒸発濃縮カラム(V−3) 11と同一液面で
連通ずる供給廃液の滞留部12か設けられて(・る。そ
して、蒸発濃縮カラムはスラッジ回収容’& (V−4
) 15と接続パイプ14で連結されていて、該容器は
載置台16上にばね状クノンヨンを介して載置される。
そして廃液か濃縮されたスラッジは該容誰内に順次落下
してゆき、該スラ/ジかたまり、所定重量に達するとマ
イクロスイッチ(MS−1)19によって検出可能にし
である。そして該載置台上0ヘソセル(1,6a)に液
もれか生しるとそれの検出用液面センサー(LC−5)
 +8か設けられている。
更に蒸発直線カラム(V−3) l l内の滞留部12
に廃液レベル検出用液面センサー(LC−1) 13が
設けられている。
廃液供給装置20は廃液タンク21と、その液面レベル
セ〉・サー(LC−3) 28と該廃液タンク(V−5
) 21から、流出供給用の耐熱塩化ヒニールパイプ(
以下耐熱塩ヒバイブという) 22.24により、廃液
供給ポンプ(P−1) 23を介して前記滞留部12に
廃液を供給する配管と、蒸発濃縮カラムに廃液供給ポン
プ(P−2) 25を介して耐熱塩ヒバイブ22.26
.27こより廃液を供給する配管とよりなる。
濃縮カラム(V−3) 11内の濃縮液の加熱装置30
は濃縮カラム11かも配管された耐熱塩ピノくイブ34
によって濃縮液かヒータ32を設けた加熱器31に入り
加熱され、更に前記耐熱塩ヒバイブ27を通して再び濃
縮カラム(V−3) 11に戻されて循環するようにし
である。そして加熱濃縮液の温度は加熱器31の循環パ
イプ中に設けられた温度センサー(TCl)33によっ
て検出される。また濃縮液の循環はエアポンプ(P−4
) 49によって行われる。勿論、前記温度センサーは
前記蒸発濃縮カラム中に設けてもよい。そして該ポンプ
(P−4)はカラム内を減圧させる効果も有する。
つきに冷却装置40について説明する。水道水は水槽(
V−1) 41に溜められ、パイプ42を通って/くル
ブ(SV−1) 48を介して冷却塔(V−2) 46
11供給されて、冷水ンヤワーか浴びせられる。冷水塔
底部には液面計(LC−2) 45か設けられ供給水の
所定の高低差か検出されるようにしである。更に水供給
レベルセンサー(LC−4)43、冷却塔液もれセンサ
ー(LC−8) 44か設けられ、冷水塔底部からは排
水パイプ48を通し排出ポツプ(p−3) 47によっ
て排水か行えるようにしである。
一方冷却塔(V−2) 46には蒸気濃縮カラム(V−
3)+1からの過熱蒸気か、耐熱塩ヒバイブを通って冷
却塔(V−2) 46の下部に入り凝縮されるようにし
て多)る。凝縮されなかった蒸気は耐熱塩ヒバイブ36
を通ってエアポンプ(P−4) 37に入り耐熱塩ビパ
イプ38.27を通り蒸発濃縮カラム11に再び入るよ
うにしである。
各液面計センサーによる液面情報及び温度センサーによ
る情報は第1図の点線で示すように制御装置500制御
盤(DC3) 51に送られ、写真処理廃液の蒸発濃縮
装置全体の運転制御かなされる。なお、制御盤51の要
部はファン52によって空冷されている。
なお、蒸発濃縮カラム11と滞留部(非濃縮部)12は
第4図の側断面図Iこ示すように、滞留部12が濃縮カ
ラム11の中jこ含ませてもよいし、第5図の側断面図
に示すように該カラム11の外側1こ滞留部12を別置
きしたものでも良く本出願人は両方を実施した。
前者においては連通管の役目をする滞留部底部先端12
Aを曲げて口を細くし廃液が出入りしにくいようにしで
ある。
また後者においては、濃縮カラム11に通しる滞留部1
2から出ている連通部12Bは濃縮カラムの入口まで次
第に細くなるようにして連結され廃液の出入りがしにく
いようにしである。
第4図、第5図に示した両者とも濃縮カラム11の上部
には蒸発蒸気の出口11Eが設けられ、液面より上の中
間部には加熱器31から戻される循環パイプ35の先端
部34Aか液面に向けて解放され、その上に邪魔板12
A、IIBか濃縮液のはね返し防止のため設けられ、抜
液が、蒸発蒸気のパイプ35へ入るのを防いでいる。ま
た、濃縮カラム11の底部に近いところには加熱器31
に通しる循環パイプ27への出口11Gが設けられてい
る。
また、滞留部L2には濃縮カラム11に通じ中のガス圧
か一定になるための穴12Cがあけられ、第5図に示す
ような滞留部12か外置きの場合は該滞留部12の穴1
2cから連通管12Dが濃縮カラム11への入口11c
iこつなげられている。そして、該滞留部12の上部に
は外気との圧力調整孔12Cがあけられてし)る。また
第5図に示す外置きの場合は前記連通管+2Dの途中か
らパイプ12Gか分岐し、途中念のため脱臭剤装填部1
2Hを経て大気に開放させである。
そして、滞留部12にはレベルセンサー(LC−1)1
3か設けられている。
液面センサーとしては下記のような4つの種類の方式機
能をもたせてそれぞれ液面センサー乃至フロートスイッ
チとして使用したがいずれも良好であっl二。
(a)低位と高位の2液面を検出できるようにして低位
になったときに高位になるまで廃液を供給する。
(b)1ケの液面を検出して、検出していないとき廃液
を供給する。
(C)1ケの液面を検出して一定時間ごとに廃液を供給
し液面検出できたときI:供給を停止する。
(d)1ケの液面を検出し液面検出がきれたとき定量の
廃液を供給し停止する。
(e)(a)に於いて、第4図に示すように高位のセン
サーLC−I Aで上限液面を、低位のセンサーLC−
1−Bで濃縮カラム11の底部近くの液面を検出して1
0ツト終了にすることも可能である。
このような処置を施すことにより蒸発濃縮カラム11の
中の濃縮液は滞留部I2に入ってこれにくくなりしたが
って濃縮液表面に生ずる浮遊物は滞留部12の液面にで
てこない。そのため本発明の装置のように滞留部12に
設けた液面センサーは浮遊物か付着しないためその機能
を損なうことなく安定して作動するようになった。
以上本発明の装置の構成を示したが、次に該装置の作動
を第3図の70−チャートを用いて説明する。
以下各ステップ(以下St、と書く)について概略をの
べる。
初期化された状態で、7アンP−5がONされると制御
盤51の要部の空冷が始まる。そしてS L、 1にて
重量センサー(MS−1(W))のチェンクが行われ、
Yes(以下Yという)のときはスラッジ回収容器が満
杯になっているのに回収されてないからブザーか鳴り該
容器数り出し可能ランプが点灯している。取り出し終わ
れは、また既に取出してあitは、No、(以下Nとい
う)でありブザーも鳴らず、ランプも点灯せず、次のS
t、2に移る。
ここでは廃液タンク(v−5) 21内のレベルセンサ
ー(LC−3) 28かNであれはブザーか鳴り、廃液
タンク空の表示ランプが点灯する。しかし廃液タンクか
空でなけれはYであり、冷却装置40のバルブ(SV−
1) 48を開いて水槽41からの水を冷却塔に入れる
。そしてSt、3に移りレベルセンサー(LC4)43
がNであればブザーが鳴り水道水ランプが屯灯し統ける
。そしてLC−4がYになれば、水道水ランプか消え、
エアポンプ(P−4) 37か作動し、St、4に移る
St、4ではレベルセンサー(LC−2) 45が働き
Nであれは、排水ポンプ(p−3) 47かOFF、 
Yであれは該ポンプ(P−3) 47かONになる。そ
してSt。
5に移りレベルセンサー(LC−3) 28がYならS
t。
6に移り、Nならば後述するようにSt、13の終わる
段階まで飛ぶ。
さてSt、6ではレベルセンサー(LC−4)がNなら
ば、後述するようにブザーが鳴り水道水ランプか点灯し
ヒーター32、バルブ(SV−1) 48、エアポンプ
CP−4) 37、廃液供給ポンプ(P−1) 23、
同(P−2) 25、エアポンプ(P−4) 37のい
ずれもそれぞれOFFにする。しかし、(LC−4)が
YであればSt、7に進む。そこで液もれ検出センサー
(LC−5)18によってスラッジ回収容器載置台16
まわりの液もれの有無が検出され、NであればSt、8
に進み液もれ検出センサー(LC−6) 47Aによっ
て各ポンプベースまわりの液もれが検出され、Nであれ
ばSt、9に進みバイブ38のレベルセンサー(LC−
7)39のレベルが検出されNであればS t、10に
進み、そこで冷却塔の液もれセンサー(LC−8)44
によって液もれが検出され、NであればS t、11に
進む。
S t、7 、S t、8 、S t、9 、S t、
lOに於いてそれぞれYであればブザーが鳴り、異常ラ
ンプが点灯し、前述の各機能のヒーター、バルブ(SV
−1)及び各ポンプP−4,P−1,P−2,P−3が
(1ずれもOFFになる。
S t、llにおいて蒸発濃縮カラム11と連通ずる供
給廃液の滞留部12に設けられたレベルセンサー(LC
−1) 13がNならば廃液供給ポンプ(1”2) 2
5を作動させYならは、該ポンプ(P−2) 25をO
FFにし、ヒーター32をON L S t、12に移
る。
S t、]2にて、温度センサー(TC−1)が65°
C以下であればSL、lIこかえる。そしてSt、4〜
11を再び繰り返す。TC−1が65°Cを超えていれ
ば前記供給ポンプ(P−1) 23をONL、60秒中
10秒間動かし前記滞留部12に廃液を供給する。モし
てS t、13に移行する。
St、13において前記温度センサー(TC−1) 3
3により、85℃を超すようだと供給廃液もなくなり、
蒸発濃縮カラム11も過熱されて来ることになり直ちに
ヒーター32、供給ポンプ(P−1) 23をOFFに
する。そして、85℃に達しなければSL、4に戻し、
以後St、4〜I3を繰返させる。さて85℃に達した
場合は更に進み、供給ポンプ(P−2) 25をONし
、廃液供給タンク(v−5) 21の底部に残った廃液
を汲み上げて0〜180秒の間の任意の設定時間だけ作
動させ濃縮液を薄めた後、前記供給ポンプ(P−2) 
25をOF F 4mして、St、14i=移る。
S c、14においてはレベルセンサー(LC−2)の
設定値H,Lに応じてNの場合は排水ポンプ(P−3)
47をOFFにし、Yの場合は該ポンプをONにして排
水する。
そしテS t、15E進み温度センサー(TC−1) 
33カ40 ’C以上であれば、40″C以下になるま
で循環を続ける。
モしてS t、15において、温度センサー(TC−1
)33の検出温度が40℃以下になることを検出すると
バルブ(SV−1) 48、エフポンプ(P−4) 3
7、排水ポンプ(P−3) 47をOFFにし、廃液供
給ポンプ(P−2) 25t−ON i: L、タイマ
ーを0−240秒の間の任意の所定設定時間だけ作動さ
せ、パイプ27,34゜38内の濃縮された廃液は薄め
られてパイプ内に詰まってしまう現象をなくせるように
した後、該ポンプ(P−2) 25をOFFにさせる。
そして、同時に制御盤51の空冷ファン(P−5) 5
2もOFFにし、終了ブザーを鳴らし、スランジ回収容
器の取出し可能ランプを点灯して一連のプロセスを終了
する。
このようなステップ(S t、)を踏んだプロセスの中
にあって本発明の特色は、蒸発濃縮カラム(V−3) 
11にそれと連通ずる非濃縮部分である滞留部分を設け
て液面検出手段としてレベルセンサーをその滞留部分に
設け、該レベルセンサーに直接蒸発濃縮下でのカラー発
色現像主薬、ハイドロキノン類やその他の銀現像主薬の
浮遊物が付着しないようにしたことである。
このようにしないと、センサーによる正確な液面検出が
不能になり、前述の70−チャートに示すような制御も
崩れ安定した作動ができなくなり、蒸気温度も高くなり
悪臭発生も押さえきれなくなってしまうことがある。本
発明により正確な液面検出及び制御が可能になり前述の
ような不安定動作がなくなり確実な低温度蒸発が行われ
るようになった。
例えば液面検出手段として電極式液面スイッチを用いる
場合、前記浮遊物が電極面へ付着して電導性が従来極度
に悪く不安定であったが、蒸発濃縮カラムj二連通する
非濃縮部である滞留部を設けて、そこに液面検出手段と
して、電極式液面スイッチを設けることにより正確な液
面制御が可能になった。即ち、電極に浮遊物が付着する
ことが無くなり常に正確な液面が検出できるようになっ
た。
〔発明の効果〕
本発明により、既設の感光材料現像装置に付随してコン
パクトな写真処理廃液の濃縮装置が安定i実lこ作動し
て設けられることになり、ミニラボ等店頭作動において
も悪臭を発生することなく、操作し易く効率の高い廃液
処理が安全に行えるようになった。また、液面検出手段
としてフロートスイッチを用いた場合も浮遊物の付着が
なくなり作動を安定させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の配管図。 第2図(a )、(b )、(c )、(d )は本発
明の一実施例の各側断面図、第2図(e)は本発明の一
実施例の上面図。 第3図は本発明の一実施例のフローチャート。 第4図は滞留部を濃縮カラム内に設けた場合の側断面図
。 第5図は滞留部を濃縮カラム外に設けた場合の薗 個毎面図。 l・蒸発濃縮装置   10・・・分離カラム装置11
  蒸発濃縮カラム  12・・滞留部13・レベルセ
ンサー(LC−1) 14・・・接続バイブ    15・・・スラッジ回収
容器16  載置台      20・・・廃液供給装
置21  廃液タンク(V−5)  23.25・・・
廃液供給ポンプ30・加熱装置     31・・・加
熱器33・温度センサー(TCl) 37・・エアポンプ(P−4)  40・・・冷却装置
50・制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)系内に一定量の写真処理廃液を入れ該廃液を蒸発
    させて減少したことを液面高さによつて検出し、減少量
    に見合う写真処理廃液を供給し液面高さを維持しながら
    濃縮していくバッチ方式の写真処理廃液の蒸発濃縮装置
    において、蒸発濃縮カラムに連通する供給廃液の滞留部
    分を設け、該滞留部分に液面検出手段を設けたことを特
    徴とする写真処理廃液の蒸発濃縮装置。
  2. (2)前記液面検出手段が電極式であることを特徴とす
    る請求項1記載の写真処理廃液の蒸発濃縮装置。
  3. (3)前記液面検出手段がフロートスイッチであること
    を特徴とする請求項1記載の写真処理廃液の蒸発濃縮装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106986402A (zh) * 2017-05-10 2017-07-28 神华集团有限责任公司 废水处理装置以及废水处理方法

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