JPH03220303A - 紡糸口金 - Google Patents

紡糸口金

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Publication number
JPH03220303A
JPH03220303A JP1587090A JP1587090A JPH03220303A JP H03220303 A JPH03220303 A JP H03220303A JP 1587090 A JP1587090 A JP 1587090A JP 1587090 A JP1587090 A JP 1587090A JP H03220303 A JPH03220303 A JP H03220303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spinneret
discharge hole
hard layer
hard
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP1587090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Murai
村井 正美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03220303A publication Critical patent/JPH03220303A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ″産業上の利用分野〕 この発明は、合成繊維製造に当たり、紡糸工程に使用す
る耐摩耗性紡糸口金に関するものである。
C従来の技術) 従来口金の表面に硬質の表明処理を施している紡糸口金
は一般に知られている。
発明が解決しようとする課題〕 従来の技術で述べた紡糸口金は地金自体にて吐出孔を形
成したものに対して後処理を施工しているので、皮膜自
体が極めて薄く、また、吐出孔の内部が均一に表面処理
ができず外表面だけの施工であるため耐摩耗性に対して
は効果が期待できないという問題点があった。
また、合成繊維の製造に於いて人工フィラメントを作る
ために濃縮液又は融解液等の液体が紡糸口金の吐出孔を
通過する。この紡糸口金にあけられた孔の大きさが製造
されるフィラメントの細さを決め、その孔の数ができ上
った糸のフィラメント数を決めるようになっているので
口金の耐摩耗性については紡糸製造上重要な問題である
。従って口金の吐出孔は非常に微細であるため使用に当
たり摩耗による変形が発生して生産に支障を来たすとい
う問題点がある。
そこで、本発明は従来の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、口金
の吐出孔を硬質層にて形成することにより、従来の口金
に比して多大の耐久性を有する紡糸口金を提供しようと
するものである。
「課題を解決するための手段J 上記目的を達成するためK、本発明における紡糸口金は
上方部に複数の紡糸導入孔を形成した地金層と、下方部
には、これと異なる耐摩耗性硬質部材とを一体的に密着
させて形成した硬質層を設け、該硬質の肉厚の厚薄を口
金地金部の吐出孔側の全曲又は吐出孔の一部周辺部に形
成してなるものである。
そして上記吐出孔の形状は限定することなく円形その他
任意形状に形成することができる。
また、紡糸の吐出を確実に形成するために吐出孔を形成
する部分の耐摩耗性硬質層の拡がりを全面或は吐出孔周
辺に制限することは勿論なしうろことである。
〔作用」 紡糸口金の上方部には人工フィラメントを作るため合成
繊維の濃縮液又は融解液等を訴過してから口金の吐出孔
内に挿通する。そうすると、この紡糸口金の表向の複数
の孔から吐出孔に向って押し出され、孔の数や大きさに
即応した紡糸即ちフィラメントが押出されて、最終的に
はボビンに巻き取られる。
「実施例〕 実施例について図面を参照して説明する。
第1図〜第7図において平面より見て円形、側面より見
て段差を設けた紡糸口金α)の表向に断面円錐形筒状体
で下端部に細い吐出孔(2)に形成した導入孔(3)を
複数配列し、前記吐出孔■を中心としてその周辺部の全
曲(第4図)又は一部(第5図)を耐摩耗性硬質部材例
えば金属性としは硬質クロームメツキ或は非金属性とし
はセラミック等により硬質層(ルを形成し、また、第6
図及び第7図のように硬質層(4)を吐出孔(2)の一
部を残して全面又は一部に配設する。
そして硬質層(4)以外は地金部(15)として例えば
ステンレス又は銅等を用いて形成している。
口金(1)は地金部(5)と硬質層(りを密着或は析出
又は接合させて構成しており、吐出孔の形状は円形又は
その他任意形状て形成し、孔の大きさが、製造されるフ
ィラメントの細さを決め、その孔の数ができあがった糸
のフィラメント数を決める。従って、孔の大きさと数が
デニール、即ちできあがった糸の単位重量当りの長さを
決定するものである。
また第8図と第9図において、同一箇所は前記第1図〜
第7図において説明した同一場所であって重複を避ける
ため必要でないところはその説明を省略する。導入孔(
3)の底部を広げて任意形状の吐出孔の形成を窮易にし
たものである。そして第8図の地金部(5)は導入孔の
周辺において広く面積を有し、硬質層(4)は吐出孔(
2)の一部を形成して地金部■と硬質層(4)とを密着
或は析出又は接合して形成されている。第9図は吐出孔
(2)を硬質層(4)で形成し、その他の導入孔の周辺
は地金部■で周囲を囲繞している。
第10図(a)(b)は吐出孔の形状を表わしたもので
、この形状は孔を限定したものでなく、単に例示したも
゛のに過ぎない。
〔発明の効果 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
本発明は吐出孔を硬質部材を用いて形成しているのでフ
ィラメントとして吐出する場合に起る摩擦抵抗に充分に
耐えて紡糸に何等の変形も来たさないことは勿論口内が
硬質層であるため耐用年数が長く経済的なるの特異性が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明口金の実施例を示すものであって、第1図
は、本発明紡糸口金の平面図、第2図は同上の底面図、
第3図は同上の側面図、第4図、第5図は吐出孔におけ
る硬質層の広がり状態を示す一部切除拡大説明図、第6
図及び第7図は本発明吐出孔の周辺部を形成する硬質層
の広がり及び厚薄を示す一部切除した拡大説明図、第8
図及び第9図は他の異形吐出孔の実施例を示すものであ
って、導入孔の形状と硬質層の厚薄の状態を示す拡大説
明図、第10図a、 説明図である。 1 紡糸口金 3 導入孔 5・地金部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  上方部に複数の紡糸吐出部を形成した地金と、下方部
    にはこれと異なる耐摩耗性硬質部材を密着させて硬質層
    を形成し、該硬質層を口金地金部の吐出孔側の全面又は
    前記吐出孔の一部周辺部に配設したことを特徴とする紡
    糸口金 2 吐出孔を任意形状に形成した請求項1記載の紡糸口
    金 3 耐摩耗性硬質部材における吐出孔側の硬質層の肉厚
    を厚薄に形成した請求項1記載の紡糸口金
JP1587090A 1990-01-24 1990-01-24 紡糸口金 Pending JPH03220303A (ja)

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JP1587090A JPH03220303A (ja) 1990-01-24 1990-01-24 紡糸口金

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JP1587090A JPH03220303A (ja) 1990-01-24 1990-01-24 紡糸口金

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