JPH01314714A - 紡糸口金 - Google Patents

紡糸口金

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JPH01314714A
JPH01314714A JP13925988A JP13925988A JPH01314714A JP H01314714 A JPH01314714 A JP H01314714A JP 13925988 A JP13925988 A JP 13925988A JP 13925988 A JP13925988 A JP 13925988A JP H01314714 A JPH01314714 A JP H01314714A
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JP
Japan
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spinneret
spinning
spinning holes
circumferential
hole
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JP13925988A
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English (en)
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JPH07103485B2 (ja
Inventor
Satoshi Yakushiji
薬師寺 智
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は合成繊維等の紡糸装置の紡糸口金に関する。
[従来技術] 従来、合成繊維の溶融紡糸に使用される紡糸口金は、実
開昭51−24312号公報、特公昭60−24844
号公報に示される如く、ポリマー人口となる面の紡糸孔
入口に座ぐり部を形成させるものの、該座ぐり部の大き
さが紡糸孔間隔より小さいため、隣接する座ぐり部相互
間に水平面が形成されている。
すなわち、第2図(ω、(b)はこのような紡糸口金の
要部断面図と概略平面図を示すもので、図において1は
口金本体であり、該本体1には多数の紡糸孔2が設けら
れている。紡糸孔2は一般的に単糸数の増加と共に同じ
円周上を2列、3列と増え等配に配列構成される。また
、紡糸孔2は通常吐出孔2a、導入孔2b、座ぐり部2
oがら成り、吐出孔2aの直上流(上部)に導入孔2b
が設けられ、その上端部が座ぐりもしくは面とりされて
座ぐり部2Cとなっている。ポリマーと接触する紡糸口
金背面において隣接する座ぐり部相互間には水平面3が
形成されている。
[発明が解決しようとする問題点] 前記のような従来の紡糸口金を使用し溶融紡糸巻取を行
う際に、溶融されたポリマーの流入斑。
紡糸口金の内・外層の温度斑等により吐出斑が発生し単
糸間によるバラツキの拡大が起き、製糸不調因、更には
製品の品質バラツキに与える要因となる場合が有り、溶
融されたポリマーが導管内を通り計量ポンプで計量され
た後のパック内での濾過強化、特にサンド、フィルター
強化等でバラツキの減少する検討がなされて来た。この
濾過強化によりパック内の滞留物とゲルの捕捉並びに粉
砕効果を高め紡糸口金に溶融されたポリマーを流入させ
る。しかしながら、この捕捉、粉砕効果を高めても単糸
間のデニール斑、工程不調等が発生ずる。それは、紡糸
口金背面の隣接する座ぐり部相互間に形成された水平面
部分にポリマーが滞留したり、あるいは流速が極めて遅
くなり滞留時間が長くなって熱分解を起すためである。
この熱分解したポリマーは溶融粘度が低く、紡糸中に熱
分解した溶融粘度の低いポリマーが熱分解のない溶融粘
度のより高いポリマーと同時に紡糸口金の吐出孔から吐
出されると、吐出したポリマーは溶融粘度の低い成分の
流れている方向に屈曲し、口金表面に接触して付着した
り或は紡出糸条の太さが不均一になるという大きな欠点
を有している。更に熱分解によって着色しl〔糸条が発
生するという欠点もある。このような問題はポリエステ
ルタイヤコード用ポリマーの如く重合度の高い場合に著
しく、また重合度がさほど高くない場合でも、口金孔径
が大きい場合、高速紡糸を行う場合等に多く発生する。
そこで本発明はこれら問題点を解決し上記のような各種
製糸条件における単糸間のデニール斑減少、更には紡調
改善を向上させることのできる紡糸口金を提供すること
を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は口金の全面もしく中心部を除くドー
ナツ状面に多数の紡糸孔を配列せしめた紡糸口金におい
て、ポリマーと接触する紡糸口金背面を断面が略三角形
で円周状に隆起した部分と円周状に陥没した部分とが交
互に形成される如くなし、該円周上陥没部分の頂角線に
沿って円周状に紡糸孔を配列したことを特徴とする紡糸
口金である。本発明の紡糸口金は主として合成繊維を製
造する際に用いられ、特にポリエステル、ボリアミドに
適用される。また、この紡糸口金の材質としては従来か
ら用いられているステンレス鋼(SUS鋼)、複合材料
としてのセラミック材およびその複合耐熱性焼結体、S
US鋼にOr。
A交203 、T: C,T! N等で紡糸口金全体を
コーティング施工した紡糸口金のいずれの場合でもよい
[実施例] 以下、本発明を図面に基いて説明する。第1図(a)、
 (b+ 、 (C)はそれぞれ本発明の実施例を示す
要部断面図と概略平面図であり、第1図(C)は多数の
紡糸孔が同心円周上3列に等配された紡糸口金背面の平
面図、第1図(a)は第1図(C)の半径に沿った部分
断面の拡大図、第1図(b)は第1図(C)の紡糸孔が
等配された同心円周に沿った部分断面拡大図である。図
において、11は口金全体で多数の紡糸孔12が穿孔さ
れている。
紡糸孔12は吐出孔12a、導入孔12b、座ぐり部1
2cから成っており、吐出孔12aの直上流(上部)に
導入孔12bが設けられ、その上端部が座ぐりされて座
ぐり部12cとなっている。また、口金全体11の背面
は断面が略三角形で円周状に隆起した部分13aと円周
状に陥没した部分13bとが交互に形成される如くなっ
ており、前記紡糸孔12は円周状陥没部分の頂角線13
b′ に沿って円周状に配列されているため、隣接する
座ぐり部相互間には実質的に水平面を形成する部分がな
くなっている。
尚、座ぐりの角度αは45〜90°とするのが一般的で
あり、従って隆起、陥没面交叉角度βとしてそれよりも
大きい90〜150°とするのがポリマーのスムーズな
流入上からも好ましい。
[作用及び効果コ 本発明ではポリマーと接触する紡糸口金背面を断面が略
三角形で円周状に隆起した部分と円周状に陥没した部分
とが交互に形成される如くなし、該円周状陥没部分の頂
角線に沿って円周状に紡糸孔を配列する事によって隣接
する紡糸孔入口座ぐり部相互間には実質的な水平面がな
くなるような紡糸口金であるため従来の紡糸口金にくら
べ溶融されたポリマーの流入が均斉性好く、更に部分的
なポリマーの滞留が少なくなるため、吐出された糸条の
デニール斑発生やポリマーの熱分解による品質低下及び
工程不調が減少する。特にポリエステルタイヤコード用
ポリマーの如き重合度の高い場合の効果は著しい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、山)はそれぞれ本発明の実施例を示す
要部断面図、第1図(C)は概略平面図であり、第2図
+a+、+b〉は従来の紡糸口金の要部断面図と概略平
面図である。 12・・・吐出孔、12C・・・座ぐり部。 13a・・・円周状隆起部、13b・・・円周状陥没部
特許出願人  帝  人  株  式  会  社代 
 理  人  弁理士  前  1) 純  博7一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 口金の全面、もしくは中心部を除くドーナツ状面に多数
    の紡糸孔を配列せしめた紡糸口金において、ポリマーと
    接触する紡糸口金背面を断面が略三角形で円周状に隆起
    した部分と円周状に陥没した部分とが交互に形成される
    如くなし、該円周状陥没部分の頂角線に沿つて円周状に
    紡糸孔を配列したことを特徴とする紡糸口金。
JP13925988A 1988-06-08 1988-06-08 紡糸口金 Expired - Lifetime JPH07103485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13925988A JPH07103485B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 紡糸口金

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13925988A JPH07103485B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 紡糸口金

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01314714A true JPH01314714A (ja) 1989-12-19
JPH07103485B2 JPH07103485B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=15241126

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13925988A Expired - Lifetime JPH07103485B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 紡糸口金

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JP (1) JPH07103485B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625907A (ja) * 1991-10-02 1994-02-01 Toyobo Co Ltd 紡糸用スピンパック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625907A (ja) * 1991-10-02 1994-02-01 Toyobo Co Ltd 紡糸用スピンパック

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JPH07103485B2 (ja) 1995-11-08

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