JPS6038682Y2 - 紡糸パツク - Google Patents
紡糸パツクInfo
- Publication number
- JPS6038682Y2 JPS6038682Y2 JP919781U JP919781U JPS6038682Y2 JP S6038682 Y2 JPS6038682 Y2 JP S6038682Y2 JP 919781 U JP919781 U JP 919781U JP 919781 U JP919781 U JP 919781U JP S6038682 Y2 JPS6038682 Y2 JP S6038682Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- spinning
- polymer
- holes
- collecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ポリアミドやポリエステルなどの合成繊維の
製造に用いられる紡糸パックに関し、さらに詳しくは、
多数の紡糸孔より紡出される糸条の相互間の均一性を高
めた改良された紡糸パックに関するものである。
製造に用いられる紡糸パックに関し、さらに詳しくは、
多数の紡糸孔より紡出される糸条の相互間の均一性を高
めた改良された紡糸パックに関するものである。
1紡糸パック当りの紡出糸条数の多い口金にあっては、
口金板中心部近傍の吐出孔から吐出されたポリマと、口
金板外周部近傍の吐出孔から吐出されたポリマとは、そ
の吐出量においてかなりのバラツキ、別言すればデニー
ルムラが大きく問題であった。
口金板中心部近傍の吐出孔から吐出されたポリマと、口
金板外周部近傍の吐出孔から吐出されたポリマとは、そ
の吐出量においてかなりのバラツキ、別言すればデニー
ルムラが大きく問題であった。
また、口金板中心部と外周部吐出孔におけるこの種の吐
出ムラは、口金板径が大きくなる程、および用いる原料
が、例えばポリエステルタイヤコード用原料の如く重合
度の高いものになればなる程大きくなる傾向がある。
出ムラは、口金板径が大きくなる程、および用いる原料
が、例えばポリエステルタイヤコード用原料の如く重合
度の高いものになればなる程大きくなる傾向がある。
この現象は概ね次のように説明される。
すなわち、口金板径、言いかえれば紡糸パック径が大き
くなるのに伴ない、紡糸パックの上部中央から流入され
紡糸パック本体の中心部を通って口金面に至るポリマと
外周部を通って口金面に至るポリマの流路長の差がより
大きくなり(通過するポリマの滞留時間の差が大きくな
り)、シたがって、ポリマ流路長の長い(滞留時間の長
い)外周部を通過するポリマはより大きい熱履歴を受け
ること、および、高重合度ポリマ程高温下における滞留
時間当りの粘度低下が大きいことによる。
くなるのに伴ない、紡糸パックの上部中央から流入され
紡糸パック本体の中心部を通って口金面に至るポリマと
外周部を通って口金面に至るポリマの流路長の差がより
大きくなり(通過するポリマの滞留時間の差が大きくな
り)、シたがって、ポリマ流路長の長い(滞留時間の長
い)外周部を通過するポリマはより大きい熱履歴を受け
ること、および、高重合度ポリマ程高温下における滞留
時間当りの粘度低下が大きいことによる。
したがって、上記熱履歴を多く受ける紡糸パック外周部
を通過するポリマは、一般に中央部を通過するポリマよ
り、粘度低下が激しく、そのため口金板の紡糸単孔当り
の吐出量が多く、結局1紡糸パック当りの全紡出糸条相
互間の均一性において問題があった。
を通過するポリマは、一般に中央部を通過するポリマよ
り、粘度低下が激しく、そのため口金板の紡糸単孔当り
の吐出量が多く、結局1紡糸パック当りの全紡出糸条相
互間の均一性において問題があった。
上記問題および、口金上面における局所滞留の問題点を
解消するため、例えば、特公昭46−1393吋公報に
は、従来の口金装置における絞り板と口金板との間に形
成される皿状の空間に相当する個所に、放射状溝を穿設
した分配板を設け、上記絞り板によって一旦紡糸バツク
の中央部に集められたポリマを上記新たに設けた分配板
の放射状溝に沿って再び各紡糸孔へ分配させることが提
案されている。
解消するため、例えば、特公昭46−1393吋公報に
は、従来の口金装置における絞り板と口金板との間に形
成される皿状の空間に相当する個所に、放射状溝を穿設
した分配板を設け、上記絞り板によって一旦紡糸バツク
の中央部に集められたポリマを上記新たに設けた分配板
の放射状溝に沿って再び各紡糸孔へ分配させることが提
案されている。
この技術手段は各紡糸孔からの紡出糸条の均一化および
局所滞留紡止のために効果あるものと推定されるが次の
点でなお改善の余地があった。
局所滞留紡止のために効果あるものと推定されるが次の
点でなお改善の余地があった。
すなわち、上記従来技術では、一旦紡糸パツクの中央部
に集められたポリマを口金外周方向に放射状に伸びる溝
の口金径方向に複数設けた連絡孔によって口金面に分配
する態様としているため、上記絞り板を起点としてみた
場合の口金板各部へ至るポリマ流路長は、結局口金板中
心部へ至る流路長が短か<(シたがってポリマが受ける
熱履歴が短かく)、外周部へ至る流路長が長い(したが
ってポリマが受ける熱履歴が長い)という不等価な態様
なのであり、したがって上記各部を流れるポリマが受け
る熱履歴の違いによる紡出糸条間の不均一性の問題は依
然として解決されていなかった。
に集められたポリマを口金外周方向に放射状に伸びる溝
の口金径方向に複数設けた連絡孔によって口金面に分配
する態様としているため、上記絞り板を起点としてみた
場合の口金板各部へ至るポリマ流路長は、結局口金板中
心部へ至る流路長が短か<(シたがってポリマが受ける
熱履歴が短かく)、外周部へ至る流路長が長い(したが
ってポリマが受ける熱履歴が長い)という不等価な態様
なのであり、したがって上記各部を流れるポリマが受け
る熱履歴の違いによる紡出糸条間の不均一性の問題は依
然として解決されていなかった。
本考案は、かかる観点に立って上記問題を解決するもの
であり次の要旨からなる。
であり次の要旨からなる。
多数の紡糸孔を穿設した口金板が筒体下部に収納されて
いる紡糸パックにおいて、該口金板の上面に、上記すべ
ての紡糸孔の穿設位置にわたって拡げられたポリマプー
ル空間を形成せしめると共に、該紡糸パックの中心およ
び/または円周上の複数個所に濾過済ポリマを集める集
合孔を穿設した集合板と、該集合板の集合孔に一旦集め
られたポリマを前記口金板の上面に形成せしめられたポ
リマプール空間に再配分する分配溝および分岐孔を穿設
した分配板とを、前記口金板の上部に上から順次配置し
、かつ、前記集合孔から前記ポリマプール空間へ至る各
ポリマ流路長を全て等しくし、しかも上記各分岐孔の穿
設位置を中心とし、その周囲に複数の紡糸孔を口金板に
穿設したことを特徴とする紡糸パック。
いる紡糸パックにおいて、該口金板の上面に、上記すべ
ての紡糸孔の穿設位置にわたって拡げられたポリマプー
ル空間を形成せしめると共に、該紡糸パックの中心およ
び/または円周上の複数個所に濾過済ポリマを集める集
合孔を穿設した集合板と、該集合板の集合孔に一旦集め
られたポリマを前記口金板の上面に形成せしめられたポ
リマプール空間に再配分する分配溝および分岐孔を穿設
した分配板とを、前記口金板の上部に上から順次配置し
、かつ、前記集合孔から前記ポリマプール空間へ至る各
ポリマ流路長を全て等しくし、しかも上記各分岐孔の穿
設位置を中心とし、その周囲に複数の紡糸孔を口金板に
穿設したことを特徴とする紡糸パック。
すなわち、本考案の紡糸パックは、集合板によってまず
紡糸パック各部を流れるポリマを少なくとも一個所に合
流させ、しかる後、この合流されたポリマを、このポリ
マが位置する集合孔を起点として口金板面の各部に全て
実質的に等価、つまり、集合孔から分配溝および分岐孔
を経て口金板上面のポリマプール空間へ至る各ポリマの
流路長を全て実質的に均等になるように配置している。
紡糸パック各部を流れるポリマを少なくとも一個所に合
流させ、しかる後、この合流されたポリマを、このポリ
マが位置する集合孔を起点として口金板面の各部に全て
実質的に等価、つまり、集合孔から分配溝および分岐孔
を経て口金板上面のポリマプール空間へ至る各ポリマの
流路長を全て実質的に均等になるように配置している。
したがって、本考案の紡糸パックによれば、紡糸パック
中心部近傍および外周部近傍側、紡糸パック各部を流れ
るポリマが受ける熱履歴が略均等になり、しかして、口
金板の各紡糸孔から吐出される各ポリマ相互間の粘度特
性および、この粘度特性を相関関係にある単孔吐出量を
高度に均一に揃えることが可能となった。
中心部近傍および外周部近傍側、紡糸パック各部を流れ
るポリマが受ける熱履歴が略均等になり、しかして、口
金板の各紡糸孔から吐出される各ポリマ相互間の粘度特
性および、この粘度特性を相関関係にある単孔吐出量を
高度に均一に揃えることが可能となった。
次に本考案を図面および実施例を用いてさらに詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本考案による紡糸パックの一実施態様を模式
的に示し、集合板4の集合孔3が紡糸パックの中心に位
置した場合の縦断面図であり、分配溝5および破線にて
示す分岐孔6からなる分配板7が前記集合板4の下に設
置されている。
的に示し、集合板4の集合孔3が紡糸パックの中心に位
置した場合の縦断面図であり、分配溝5および破線にて
示す分岐孔6からなる分配板7が前記集合板4の下に設
置されている。
更に分配板7の下にパツキン8を介して口金板10が設
置され、分配板と口金板10の間にはポリマプール空間
9が形成されている。
置され、分配板と口金板10の間にはポリマプール空間
9が形成されている。
第2図は、第1図におけるA−A断面矢視図であり、分
配溝5及び分岐孔6の配置を示している。
配溝5及び分岐孔6の配置を示している。
第1図に於て、濾材1にて濾過されたポリマは多孔板2
を通り集合板4の中心に設けられた集合孔3に集められ
た更に分配板7に設けられた分配溝5によって分配され
分岐孔6を経て口金板10の上面に設けらたポリマプー
ル空間9に至ル。
を通り集合板4の中心に設けられた集合孔3に集められ
た更に分配板7に設けられた分配溝5によって分配され
分岐孔6を経て口金板10の上面に設けらたポリマプー
ル空間9に至ル。
第2図に於て、分配板7に設けられた18個の分岐孔6
は、口金板10の上面に設けられたポリマプール空間9
に対しほぼ等節位置すなわち口金板10の面上のポリマ
プール空間9の面積をSとしたとき、各分岐孔6の受は
持つ面積がIsとなる8 ような位置に設けられており、更にパック中心に設けら
れた集合孔3を起点とし各分岐孔6に至る長さがほぼ等
しい分配溝5によって連通している。
は、口金板10の上面に設けられたポリマプール空間9
に対しほぼ等節位置すなわち口金板10の面上のポリマ
プール空間9の面積をSとしたとき、各分岐孔6の受は
持つ面積がIsとなる8 ような位置に設けられており、更にパック中心に設けら
れた集合孔3を起点とし各分岐孔6に至る長さがほぼ等
しい分配溝5によって連通している。
したがって、集合孔3によって集められ、分配溝5、分
岐孔6によって分配されたポリマは、口金板10の面上
に形成されたポリマプール空間9のどの部分を取っても
、その受けた熱履歴はほぼ等しくなる。
岐孔6によって分配されたポリマは、口金板10の面上
に形成されたポリマプール空間9のどの部分を取っても
、その受けた熱履歴はほぼ等しくなる。
そして本考案においては、上記各分岐孔6の穿設位置を
中心とし、その周囲の複数の紡糸孔を口金板10に穿設
しである。
中心とし、その周囲の複数の紡糸孔を口金板10に穿設
しである。
かようにして分配されたポリマが口金板10に穿設され
た多数の紡糸孔より紡出されたとき、各紡糸孔から吐出
されるポリマの受ける熱履歴差は最大でも本考案によら
ない場合に受ける熱履歴差のたかだか上となる。
た多数の紡糸孔より紡出されたとき、各紡糸孔から吐出
されるポリマの受ける熱履歴差は最大でも本考案によら
ない場合に受ける熱履歴差のたかだか上となる。
もちろん口金板10に穿設する各紡&18
糸孔の配列を前記分岐孔6の回りに等距離に配置するこ
とにより更に各ポリマの受ける熱履歴差を少なくするこ
とも可能である。
とにより更に各ポリマの受ける熱履歴差を少なくするこ
とも可能である。
第3図は、本考案による別の実施態様を模式的に示した
ものであり、集合孔3のパックの円周上に6筒所設けた
場合の縦断面図であり、第4図は第3図におけるB−B
断面矢視図であり集合孔3、分配溝5.および、分岐孔
6を配置を示している。
ものであり、集合孔3のパックの円周上に6筒所設けた
場合の縦断面図であり、第4図は第3図におけるB−B
断面矢視図であり集合孔3、分配溝5.および、分岐孔
6を配置を示している。
第3,4図に於て、濾材1にて濾過されたポリマは多孔
板2を通り集合板4に設けられた集合孔3に集められる
。
板2を通り集合板4に設けられた集合孔3に集められる
。
集合孔3に集められたポリマの性状はどの集合孔に於て
もほぼ同じである。
もほぼ同じである。
集合孔3に集められたポリマは更に分配板7に設けられ
た分配溝5によって分配され分岐孔6を経て口金板の上
面に設けられたポリマプール空間9に至る。
た分配溝5によって分配され分岐孔6を経て口金板の上
面に設けられたポリマプール空間9に至る。
分岐孔6の配置は前に第1,2図において述べたと同じ
であり、分配溝5は、集合孔3を起点とし分岐孔6に至
る長さがほぼ等しくなるように形成されている。
であり、分配溝5は、集合孔3を起点とし分岐孔6に至
る長さがほぼ等しくなるように形成されている。
実施例
極限粘度1.2oのポリエチレンテレフタレートを、1
70φ、96ホールの口金を装着した第1図に示すごと
き本考案による紡糸パック、すなわち、バック中心に1
2φの集合孔を設けた集合板と、幅×深さが6×4の分
配溝、および4φ×18個の分岐孔からなる分配板を配
置した紡糸パックを用い吐出量100g/分、紡糸速度
300m/分の条件で紡糸し、口金板中心部から外周部
へ至る各紡糸孔からほぼ2点ずつ計20点の糸条をサン
プリングして単孔吐出量と粘度の分布を調べ、第6図に
示すとおり、極めて良好な結果を得た。
70φ、96ホールの口金を装着した第1図に示すごと
き本考案による紡糸パック、すなわち、バック中心に1
2φの集合孔を設けた集合板と、幅×深さが6×4の分
配溝、および4φ×18個の分岐孔からなる分配板を配
置した紡糸パックを用い吐出量100g/分、紡糸速度
300m/分の条件で紡糸し、口金板中心部から外周部
へ至る各紡糸孔からほぼ2点ずつ計20点の糸条をサン
プリングして単孔吐出量と粘度の分布を調べ、第6図に
示すとおり、極めて良好な結果を得た。
一方、集合板および分配板を配置しない第5図に示す従
来の紡糸パックを用いて他は上記同様の条件で実施を行
ったところ、その単孔吐出量と粘度の分布は第7図に示
すとおりであり、糸条相互間の特性のバラツキが極めて
大きいものであった。
来の紡糸パックを用いて他は上記同様の条件で実施を行
ったところ、その単孔吐出量と粘度の分布は第7図に示
すとおりであり、糸条相互間の特性のバラツキが極めて
大きいものであった。
以上、図面および実施例を用いて詳述したとおり、本考
案によるパック構成とすることによって従来、口金板紡
糸孔間に出じていた吐出量ムラ、すなわち、パック内各
部分を流れて口金板に至る、厳密には少なくとも口金板
面上のポリマプール空間に至る間にポリマが受ける熱履
歴差による粘度ムラを容易に解消し、多数の紡糸孔より
紡出される糸条相互間の均一性が極めて高いマルチフィ
ラメントを得ることができるものである。
案によるパック構成とすることによって従来、口金板紡
糸孔間に出じていた吐出量ムラ、すなわち、パック内各
部分を流れて口金板に至る、厳密には少なくとも口金板
面上のポリマプール空間に至る間にポリマが受ける熱履
歴差による粘度ムラを容易に解消し、多数の紡糸孔より
紡出される糸条相互間の均一性が極めて高いマルチフィ
ラメントを得ることができるものである。
さらに本考案は、紡糸孔の背面にすべての紡糸孔の穿設
位置にわたって拡げられたポリマプール空間を形成した
ため、口金背面圧をほぼ等しくすることができ、紡糸孔
が各分岐孔の穿設位置を中心とし、その周囲に複数配置
された口金を使用しても、各紡糸孔間で均一な吐出が可
能となる。
位置にわたって拡げられたポリマプール空間を形成した
ため、口金背面圧をほぼ等しくすることができ、紡糸孔
が各分岐孔の穿設位置を中心とし、その周囲に複数配置
された口金を使用しても、各紡糸孔間で均一な吐出が可
能となる。
第1図は本考案による紡糸パックの一実施態様の縦断面
図、第2図は第1図におけるA−A断面矢視図、第3図
は本考案による紡糸パックの別の実施態様の縦断面図、
第4図は第3図におけるB=B断面矢視図、第5図の従
来の紡糸パックの一態様の縦断面図、第6図は第1図に
示す本考案による紡糸パックを用いて紡糸して得た糸条
の単孔吐出量の粘度の分布を示す図、第7図は第5図に
示す従来の紡糸パックを用いて紡糸して得た糸条の単孔
吐出量と粘度の分布を示す図である。 図面の簡単な説明、1:炉材、2:多孔板、3:集合孔
、4:集合板、5:分配溝、6:分岐孔、7:分配板、
8:パツキン、9:ポリマプール空間、10:口金板。
図、第2図は第1図におけるA−A断面矢視図、第3図
は本考案による紡糸パックの別の実施態様の縦断面図、
第4図は第3図におけるB=B断面矢視図、第5図の従
来の紡糸パックの一態様の縦断面図、第6図は第1図に
示す本考案による紡糸パックを用いて紡糸して得た糸条
の単孔吐出量の粘度の分布を示す図、第7図は第5図に
示す従来の紡糸パックを用いて紡糸して得た糸条の単孔
吐出量と粘度の分布を示す図である。 図面の簡単な説明、1:炉材、2:多孔板、3:集合孔
、4:集合板、5:分配溝、6:分岐孔、7:分配板、
8:パツキン、9:ポリマプール空間、10:口金板。
Claims (1)
- 多数の紡糸孔を穿設した口金板が筒体下部に収納されて
いる紡糸パックにおいて、該口金板の上面に、上記すべ
ての紡糸孔の穿設位置にわたって拡げられたポリマプー
ル空間に形成せしめると共に、該紡糸パックの中心およ
び/または円周上の複数個所に濾過剤ポリマを集める集
合孔を穿設した集合板と、該集合板の集合孔に一旦集め
られたポリマを前記口金板の上面に形成せしめられたポ
リマプール空間に再配分する分配溝および分岐孔を穿設
した分配板とを、前記口金板の上部に上から順次配置し
、かつ、前記集合孔から前記ポリマプール空間へ至る各
ポリマ流路長を全て等しくし、しかも上記各分岐孔の穿
設位置を号心とし、その周囲に複数の紡糸孔を口金板に
穿設したことを特徴とする紡糸パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919781U JPS6038682Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | 紡糸パツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919781U JPS6038682Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | 紡糸パツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57125776U JPS57125776U (ja) | 1982-08-05 |
JPS6038682Y2 true JPS6038682Y2 (ja) | 1985-11-19 |
Family
ID=29807331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP919781U Expired JPS6038682Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | 紡糸パツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038682Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018154934A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 東レ株式会社 | 溶融紡糸用パック口金 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019003925A1 (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | 東レ株式会社 | 紡糸用パックおよび繊維の製造方法 |
-
1981
- 1981-01-27 JP JP919781U patent/JPS6038682Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018154934A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 東レ株式会社 | 溶融紡糸用パック口金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57125776U (ja) | 1982-08-05 |
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