JPH03220287A - マンガン付活ケイ酸亜鉛螢光体、その製造方法及びそれを用いた螢光ランプ - Google Patents

マンガン付活ケイ酸亜鉛螢光体、その製造方法及びそれを用いた螢光ランプ

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JPH03220287A
JPH03220287A JP8111690A JP8111690A JPH03220287A JP H03220287 A JPH03220287 A JP H03220287A JP 8111690 A JP8111690 A JP 8111690A JP 8111690 A JP8111690 A JP 8111690A JP H03220287 A JPH03220287 A JP H03220287A
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JP
Japan
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phosphor
source
zinc silicate
manganese
activated zinc
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Application number
JP8111690A
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English (en)
Inventor
Akira Taya
田屋 明
Kazuaki Nakagawa
和明 中川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は発光効率が高く、劣化が少ないマンガン付活ケ
イ酸亜鉛蛍光体、その製造方法及びそれを用いてなる蛍
光ランプに関する。
(従来の技術) マンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体(Zn、5i04: M
n)は、254nmの紫外線励起により約520〜53
0nmの波長範囲に発光ピーク波長を有する緑色発光蛍
光体である。この蛍光体は発光効率が高く、比較的安価
であるため、OA機器の光源用蛍光ランプや高演色性蛍
光ランプ等に広く用いられている。
しかし、このマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体を蛍光ラン
プに適用した場合には、蛍光ランプ製造時のベーキング
工程による劣化が大きく、光束の低下率が大きい上に、
水銀の吸着、黒化の発生が生じやすいという欠点があっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、劣化が低減され
たマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体、その製造方法及びこ
うしたマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体を使用し、光束の
低下率が少なく働程特性に優れた蛍光ランプを提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段と作用) 本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結
果、マンガン付活ケイ酸亜鉛(Zn2Sin、 :Mn
)にアルミナ(uzo−i)を配合すると著しい効果が
得られることを見出して本発明を完成するに至った・ すなわち、本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体は一
般式Zn2SiO4: Mn、 Al203で表され、
Zn2SiO4: Mnに対して0.5〜5.0重量%
のAl220.  を含有することを特徴とする。
また、本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体の製造方
法は、Zn源、Si源及びMn源としての化合物を配合
して大気中で1000〜1300℃の温度で1〜5時間
焼成する第1次焼成工程と、得られた焼成物に対して0
.5〜5.0重量%の1203を添加し、この混合物を
大気中で600〜1000℃の温度で0.5〜3時間焼
成する第2次焼成工程とを具備したことを特徴とする。
また、本発明の蛍光ランプは上記−船蔵にて表わされる
マンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体を管壁に被着したことを
特徴とする。具体例を示せば、まず前述した蛍光体のス
ラリーを調製しこれをガラス管の内壁に塗布し乾燥する
。その後、スラリー中のバインダーを分解させるために
550℃〜600℃の温度で数分間ベーキングした後、
封止、排気、キャッピング、エージング等の工程を経て
蛍光ランプが製作される。
次に、本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体の構成元
素の作用及び、その配合割合いについて、以下に説明す
る。
本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体においては、A
l203が配合されることによりZn2SiO4: M
n蛍光体の安定性が高められ、蛍光体の輝度が向上して
劣化が低減され、蛍光ランプに適用する場合には、蛍光
ランプ製造時のベーキング工程による蛍光体の劣化が低
減される。
このAfi、O,の含有量をZn、5in4: Mnに
対して0.5〜5.0重量%とじたのは、1203の含
有量が0.5重量%未満では、蛍光体の輝度向上やベー
キング工程での劣化低減の効果が少なく、また5、0重
量%を越えると蛍光体の輝度の低下を招くためである。
より好ましいAl203のZn2SiO4: Mnに対
する配合量は1.0〜3.0重量%である。
本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体は、以下のよう
にして製造される。すなわち、Zn源、Si源及びMn
源としての酸化物、炭酸塩、塩化物等の化合物を所定量
秤量した後、これらを乾式または湿式により混合する。
得られた混合物を石英製またはアルミナ製の容器に収容
し、大気中で100〜1300℃の温度で1〜5時間焼
成する(以下第1次焼成と記す)。この焼成物を冷却、
粉砕、篩別、洗浄、ろ過、乾燥、篩別することにより、
マンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体が得られる。
次に、得られた蛍光体に対して0.5〜5重量%のAl
20.を添加し、この混合物を大気中で600〜100
0℃の温度で0.5〜3時間焼成する(以下第2次焼成
と記す)ことにより1本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛
蛍光体を得ることができる。この時に用いるAl203
 は、平均粒径が0.005μ〜0.5μ、い。
本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体の製造方法によ
れば、第2次焼成時にAQ□03を混合することにより
Al2203を均一に蛍光体粒子に被着させ、蛍光体の
安定性を著しく高めることができる。
Al20.を第1次焼成時に配合すると、蛍光体粒子の
結晶成長を妨げ、蛍光体の輝度が低下する等の逆効果を
招く。
本発明に係る蛍光ランプは、上記のようにして調製され
たZnzSiOa : Mn、 Al203蛍光述した
ような通常の製作工程に従ってガラス管の内壁に被着さ
せることによって容易に製造することができる。
このような蛍光ランプは、蛍光体の安定性が高いため、
光束維持率が高く、水銀の吸着や早期の黒化の発生がな
いなど働程特性を大幅に改善することができる。
(実施例) 実施例1 まず、Zn源、Si源及びKn源としての化合物の原料
粉末を所定量秤量した後、これらを乾式混合した。この
混合粉末を篩別して石英製容器に収容し、大気中で12
50℃の温度で3時間第1次焼成を行った。そして、得
られた焼成物を冷却、粉砕。
篩別、洗浄、ろ過、乾燥、篩別することにより、比較例
としてのマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体(Zn2SiO
4: Kn)を得た(第1次焼成工程)。
次に得られたZn2SiO4: Mnに対して0.5重
量%のAQ203を配合し、乾燥式混合した。この混合
粉末を篩別して石英製容器に収納し、大気中で800℃
の温度で1時間第2次焼成を行い、実施例1のマンガン
付活ケイ酸亜鉛蛍光体(Zn2Sin、:Mn、 AQ
20.)を得た(第2次焼成工程)。
実施例2〜7 AQ203の混合量、第2次焼成時の温度、時間を表に
示すとおりにした以外は上記実施例1と同様にして、実
施例2〜7のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体(Zn2S
in4: Kn、 AQ20jを得た。
このようにして得られた実施例及び比較例のマンガン付
活ケイ酸亜鉛蛍光体に対して、254nmの紫外線励起
による初期輝度、及び大気中で600℃の温度で10分
間ベーキングした後の輝度を測定した。この結果を表に
示す。表中の初期輝度及びベーキング後の輝度は、比較
例の初期輝度を100としたときの相対値であり、輝度
の大小を表わす。
更に、実施例1〜7及び比較例の蛍光体を用い、前述し
た製作工程により、10W型直管蛍光ランプを製造した
。これらの蛍光ランプの働程特性を調べるために、0時
間、100時間点灯後及び、1000時間点灯後に全光
束を測定し評価した。
これらの測定結果をまとめて、表に示す。なお持重であ
る。
また、実施例2の蛍光体の254nmの紫外線励起によ
る分光エネルギー分布を第1図に、実施例2の蛍光ラン
プの分光エネルギー分布を第2図に、実施例2と比較例
の蛍光、ランプについて働程中(0〜1000時間)の
光束維持率を第3図にそれぞれ示す。
表かられかるように、実施例1〜7の蛍光体はいずれも
比較例の蛍光体より初期輝度が高い。特に、AQ、 0
.のZn、SiO,: Mnに対する混合量が1〜3重
量%であり、かつ第2次焼成温度が800℃である実施
例2〜4の蛍光体の初期輝度が比較例に比べて著しく大
きいことが判明した。
実施例1〜7の蛍光体のベーキング後の輝度についても
概ね比較例より高いが、第2次焼成温度が900〜10
00℃である実施例6,7の蛍光体よりも、第2次焼成
温度が800℃である実施例1〜5の蛍光体の方がベー
キング後の輝度が高く、中でもAQ、 O,のZn2S
iO4: Mnに対する混合量が1.0〜5.0重量%
である実施例2〜5の蛍光体は、ベーキング後の輝度低
下が比較例よりも大幅に少ないことが判明した。
また、実施例1〜7及び比較例の蛍光体を蛍光ランプに
適用したところ、表及び第3図から明らかなように実施
例1〜7の蛍光体を用いた蛍光ランプは、比較例の蛍光
体を用いた蛍光ランプに比べて全光束が向上し、かつ光
束の低下率が低減されることがわかる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛
蛍光体は、 1203 が配合されることにより蛍光体
の安定性が高められるので、輝度が向上し劣化が低減さ
、れる。本発明の蛍光体を蛍光ランプに適用する場合に
は、蛍光ランプ製造時のベーキング工程による蛍光体の
劣化が低減され、蛍光ランプの全光束を向上させ、かつ
光束の低下率を低減し、使用寿命を延長することができ
る。また、蛍光体の安定性が高められるので、水銀の吸
着や黒化の発生が低減される。
従って1本発明の蛍光体はOA機器の光源、高演色形蛍
光ランプ等に最適であり、その工業的価値は極めて大き
い。
また、本発明のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体の製造方
法によれば、Al1203 を均一に蛍光体粒子に被着
させて、著しく蛍光体の安定性を向上させる効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例2におけるマンガン付活ケイ酸
亜鉛蛍光体の254nmの紫外線励起による分光エネル
ギー分布図、第2図は本発明の実施例2における蛍光ラ
ンプの分光エネルギー分布図。 第3図は本発明の実施例2および比較例の蛍光ランプの
働程中の光束維持率を示す特性図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一般式Zn_2SiO_4:Mn,Al_2O
    _3で表され、Zn_2SiO_4:Mnに対して0.
    5〜5.0重量%のAlO_3を含有することを特徴と
    するマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体。
  2. (2) Zn源、Si源及びMn源としての化合物を配
    合して大気中で1000〜1300℃の温度で1〜5時
    間焼成する第1次焼成工程と、 前記第1次焼成工程により得られた焼成物に対して0.
    5〜5.0重量%のAl_2O_3を添加し、この混合
    物を大気中で600〜1000℃の温度で0.5〜3時
    間焼成する第2次焼成工程と、を具備することを特徴と
    するマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体の製造方法。
  3. (3) 請求項(1)記載のマンガン付活ケイ酸亜鉛蛍
    光体を管壁に被着したとを特徴とする蛍光ランプ。
JP8111690A 1989-11-30 1990-03-30 マンガン付活ケイ酸亜鉛螢光体、その製造方法及びそれを用いた螢光ランプ Pending JPH03220287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100319488B1 (ko) * 1999-05-29 2002-01-05 김충섭 규화아연계 녹색 형광체
KR100469214B1 (ko) * 2002-03-11 2005-02-02 한국화학연구원 잔광 시간이 짧은 구형 녹색 형광체 및 그의 제조방법

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