JPH03219761A

JPH03219761A - 画像読取装置

Info

Publication number: JPH03219761A
Application number: JP2013686A
Authority: JP
Inventors: Hirohisa Sawada; 宏久沢田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-01-25
Filing date: 1990-01-25
Publication date: 1991-09-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明はファクシミリ、複写機、スキャナ等のＬ　Ｅ　
Ｄ光源を有する画像読取装置に関するものである。

〈従来の技術〉従来よりファクシミリ、複写機等の画像読取装置にあっ
ては、原稿読取系に於いて原稿を搬送手段により所定速
度で光学読取系に搬送してその内容を読み取り、画像情
報を記録系に送信するように構成されている。

上記原稿読取系は、第６図に示すように、図示せざる搬
送手段により矢印Ｃ方向に搬送される原稿５０に、発光
ダイオード等の光源５１より原稿面に光を照射する。

原稿面５０ａより反射した反射光は、ミラー５２ａレン
ズ５２ｂを介して、ＣＣＤ等の光電変換素子５２Ｃに結
像させて光電変換し、原稿画像を読み取っていた。

近年の装置の小型化、低コスト化に伴い、光源５１とし
ては、所謂ＬＥＤ光源が広く用いられている。この光源
５１は、第７図に示すように、プリント基板５１ａ上に
複数の発光ダイオードチップ５１ｂが−列に配列されて
いる。上記発光ダイオード千ンプ５１ｂの上方には、基
板５１ａ上にビス５３により固定されたホルダー５１ｃ
に、棒状の集光レンズ５１ｄが保持されている。

上記ホルダー５１ｃ及び集光レンズ５１ｄは光透過性を
有するプラスチック樹脂により構成されており、発光ダ
イオードチップ５１ｂより照射された光は、集光レンズ
５１ｄを介して、原稿面５０ａに集光される。

〈発明が解決しようとしている課題〉しかしながら、上記従来技術に於いては、ホルダー５１
ｃと集光レンズ５１ｄは別部材で構成されているため、
部品点数及び組立行程数が増加しコスト高になるおそれ
があった。

また、集光レンズ５１ｄとプリント基板５１ａとの位置
決めをするのに、ホルダー５１ｃをリジッドに固定して
いるため、発光ダイオードチップ５１ｂより生ずる熱や
外部の温度変化等によって、プリントＭ＋Ｎ５１　ａ　
、ホルダー５１０．及び集光レンズ５１ｄに１、バイメ
タル効果による上下方向の反りが、プリント基板５１ａ
の長手方向にわたって発生するおそれがあった。

これによって、発光ダイオードチップ５１ｂと原稿面５
０ａとの距離が変化して光照射分布が不均一となり、画
像品位が低下するおそれがある。

本発明の目的は上記従来技術の課題を解決し、光源を配
置した基板を保持する保持部材により、その変形を防止
して、原稿面に均一な光量で光を照射することが出来る
画像読取装置を提供することにある。

〈課題を解決するための手段〉上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に通
用される代表的な手段は、原稿に光を照射してその反射
光を受光素子に結像させて原稿画像を読み取る画像読取
装置に於いて、前記原稿に光を照射するための基板上に
配置された光源と、前記基板を保持するための長手方向
に設けた溝を有すると共に、光源より照射された光を原
稿面に集光するための集光部材を一体的に取り付けた保
持部材上を有することを特徴とする。

く作用〉上記手段によれば、光源を配置した基板を、保持部材の
長手方向に設けた溝に係合させて弾性的に保持すること
により、外部の温度変化や前記光源の放熱等により、前
記基板にバイメタル変形が生じて、上下方向に反りが生
ずるのを防止することが出来る。

また前記保持部材の長手方向に設けた溝の長さを、基板
側縁に設けた対応する凹部より短くした場合には、前記
保持部材が熱により長手方向に伸張しても、前記基板に
力が加わることを防止することが出来る。

更に前記光源より照射された光を、原稿面に集光するた
めの集光部材を前記保持部材に一体的に取り付けること
により、部品点数及び組立工程を削減することが出来る
ので、低コスト化が図れる。

〈実施例〉以下、図面を参照して本発明を適用した画像読取装置の
一実施例について説明する。尚、本実施例は画像読取装
置としてファクシミリ装置について説明するものとする
。

第１図はＬＥＤ光源を示す斜視説明図、第２図はその断
面説明図、第３図は上記ＬＥＤ光源の部品説明図、第４
図はファクシミリ装置の概略構成を示す説明図である。

先ず、本発明を適用したファクシミリ装置の概略構成に
ついて、第４図を参照して説明する。

このファクシミリ装置は記録系Ａと原稿読取系Ｂとから
構成されている。

先ず記録系Ａについて説明すると、■は熱印加により発
色する感熱記録シートであって、内芯１ａに長尺状シー
トをロール状に巻き付けたシートロール１ｂが、落とし
込み式のロールホルダー２に収納されている上記シートロール１ｂより引き出された記録シート１は
、後述する記録部３に於いて画像が記録され、記録済み
の記録シートＩは、ガイド部材４によりガイドされてカ
ッター５に導かれ、画像後端からカットされて排出ロー
ラ６により反転トレー７に排出されてスタックされる。

上記記録部３の構成について説明すると、図示せざる駆
動源により駆動される搬送手段を兼ねるプラテンローラ
３ａの表面に、画像情報に応じて個々通電発熱する発熱
素子を一列に配列した記録ヘッド３ｂを、押圧スプリン
グ３ｃにより押圧するように構成されている。

従って、プラテンローラ３ａを矢印ａ方向に回転させて
、記録シー１−１を搬送すると共に、これに同期させて
画像信号に応じた発熱素子を発熱させることにより、記
録シートｌに画像が記録されるものである。

次に原稿読取系Ｂについて説明すると、８は原稿読取部
であって、上面カバー９ａ上に積載した原稿９を、分離
押圧片８ａとこれに圧接する予備搬送ローラ８ｂ、及び
分離押圧片８ｃとこれに圧接する分離ローラ８ｄとによ
り一枚ずつ分離した後、更に押圧コロ８ｅとこれに圧接
した搬送ローラ８ｆにより下流側の読取部に搬送するよ
うに構成されている。

１０は前記原稿９に光を照射するための光源であるＬＥ
Ｄ光源である。このＬＥＤ光源ＩＯは、基板１０ｂ上に
発光ダイオードチップｌＯａを原稿面の幅方向に渡って
一列に配列したものであり、発光ダイオードチップｌＯ
ａより照射された光は、レンズ１０ｃを介して原稿面上
に照射される。原稿面からの反射光はミラー８ｇ、及び
レンズ８ｈを介して、ＣＣＤ等の光電変換素子８１に至
らせて、原稿画像を電気信号に変換する。この画像情報
は、コピーモードの場合には自己の記録部に送信し、フ
ァクシミリモードの場合には、他機の記録部に送信する
ように構成されている。

そして、画像読取後の原稿９は、前記押圧コロ８ｅ及び
搬送ローラ８ｆにより搬送されて、排出トレイ１）上に
排出される。

次に、第１図乃至第３図を参照して、上記ＬＥＤ光源Ｉ
Ｏの構成について説明する。

第３図に示すように、長手方向両側縁に凹部ｌＯｂ＋、
１０ｂ２を有する１字状のプリント基板１０ｂ上には、
複数の発光ダイオードチップ１０ａが長手方向に−様に
配列されている。これら発光ダイオードチップ１０ａ、
プリント基板１０ｂは、集光レンズ１０ｃを一体化した
ホルダー１０ｄにより保持されている。上記ホルダー１
０ｄは、第２図に示すように、断面が略コ字状に成形さ
れており、その開口部１０ｄ３を下側にして中央部に一
定の曲率半径を存する半円柱状の集光レンズ１０ｃを一
体的に取り付けたものである。また上記集光レンズ１０
ｃ及びホルダー１０ｄは、例えば透明なアクリル樹脂等
により一体成形されており、第２図に示すような−様な
断面形状を持っている。

上記ホルダー１０ｄの長手方向の長さｌより、プリント
基板ｔａｂの長手方向両側縁に設けた凹部１０ｂ＋　、
１ｏｂｔの長さしの方が長＜　（Ｌ＞１）設定されいる
。また上記ホルダー１０ｄの開口部１０ｄ３の両側面に
は、上記プリント基板１０ｂの凹部ｌＯｂ＋　、１０ｂ
ｚを係合するための満１０ｄ＋　、１０ｄｌが設けられ
ている。

上記ホルダー１０ｄは、第１図に示すように、前記発光
ダイオードチップ１０ａを配列したプリント基板ｉｏｂ
の上方からその凹部１０ｂ＋　、　１０ｂｔを、ホルダ
ー１０ｄの開口部１０ｄｓの両側面に設けた溝１０ｄ＋
　、１０ｄｚに挟み込むようにして係合することにより
、プリント基板ｌＯｂを弾性的に保持し得るものである
。

上記構成によれば、プリント基板１０ｂはホルダー１０
ｄにより、弾性的に保持されているので、外部の温度変
化や発光ダイオードチップ１０ａの放熱等により、バイ
メタル変形による反りが生ずるのを防止することが出来
る。

またプリント基板１０ｂの凹部１０ｂ＋　、１０ｂｚの
長さと、ホルダー１０ｄの溝ＩＱｄ、、１０ｄｌの長さ
を、Ｌ＞ｆとなるように構成したので、ホルダ−１０ｄ
両端面と凹部１０ｂｌ　、１０ｂ！両端部との間にガタ
を持たせることにより、ホルダー１０ｄ及び集光レンズ
１０ｃが熱により長手方向に伸張しても、プリント基板
ｆｏｂの凹部１０ｂ＋　１）０ｂｚと溝１Ｏｄ１．１ｏ
ｄｚがすべり、プリント基板１０ｂに力が加わることを
防止出来る。

またホルダー１０ｄ及び集光レンズ１０ｃは均一な断面
形状を有するように一体成形されているため、製造が容
品である。

尚、上記実施例では、プリント基板ｆｏｂをホルダー１
０ｄの溝１０ｄｌ　、１０ｄｚで挟み込むようにして保
持しており、両者を固定してはいなかったが、ビス止め
等により１カ所を固定しても良い。

また、本実施例は画像読取装置としてファクシミリ装置
について説明したが、他の装置、例えば複写機等に通用
することも可能である。

〈他の実施例〉次に前記ＬＥＤ光源１０の他の実施例について第５図を
参照して説明する。

本実施例は、プリント基板１０ｂの裏面に同一形状の金
属板（例えばアルミ板等）１０ｅを一体的に取り付け、
基板１０ｂを補強したものである。

この場合にも、前記実施例と同様の効果が得られ、温度
変化による金属板１０ｅの伸縮が基板１０ｄに与えるバ
イメタル変形を吸収して防止することが出来る。

〈発明の効果〉本発明は前述の如く、光源を配置した基板を、長手方向
に設けた溝を有する保持部材により弾性的に保持するの
で、外部の温度変化や前記光源の放熱等により、前記基
板にバイメタル変形が生じて、上下方向に反りが生ずる
のを防止することが出来る。

また前記保持部材の長手方向に設けた溝の長さを、基板
側縁に設けた対応する凹部より短くした場合には、前記
保持部材が熱により長手方向に伸張しても、前記基板が
係合する凹部の長さの方が長いので、前記基板に力が加
わることを防止することが出来る。

従って常に原稿面に均一な光量で光を照射することが出
来、画像品位を向上させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はＬＥＤ光源を示す斜視説明図、第２図はその断
面説明図、第３図は上記ＬＥＤ光源の部品説明図、第４
図はファクシミリ装置の概略構成を示す説明図、第５図
はＬＥＤ光源の他側の説明図、第６図及び第７図は従来
例の説明図である。Ａは記録系、Ｂは原稿読取系、１は感熱記録シート、ｌ
ａは内芯、ｌｂはシートロール、２はロールホルダー、
３は記録部、３ａはプラテンローラ、３ｂは記録ヘッド
、３ｃは押圧スプリング、４はガイド部材、５はカッタ
ー、６は排出ローラ、７は反転トレー、８は原稿読取部
、８ａは分離押圧片、８ｂは予備搬送ローラ、８ｃは分
離押圧片、８ｄは分離ローラ、８ｅは押圧コロ、８ｒは
搬送ローラ、８ｇはミラー、８ｈはレンズ、８１は光電
変換素子、９は原稿、９ａはカバー、１０はＬＥＤ光源
、１０ａは発光ダイオードチップ、１０ｂは基板、１０
１）＋　、１０ｂｚは凹部、１０ｃは集光レンズ、１０
ｄはホルダー、１Ｏｄ１，１０ｄｚは溝、１０ｄ、は開
口部、１）は排出トレイである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）原稿に光を照射してその反射光を受光素子に結像
させて原稿画像を読み取る画像読取装置に於いて、前記原稿に光を照射するための基板上に配置された光源
と、前記基板を長手方向に保持するための溝を有すると共に
、光源より照射された光を原稿面に集光するための集光
部材を一体的に取り付けた保持部材と、を有する画像読取装置。
（２）前記保持部材に設けた溝の長さは、基板の長手方
向側縁に設けた凹部より短いことを特徴とする請求項（
１）記載の画像読取装置。