JPH0321932Y2 - - Google Patents

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JPH0321932Y2
JPH0321932Y2 JP1983093656U JP9365683U JPH0321932Y2 JP H0321932 Y2 JPH0321932 Y2 JP H0321932Y2 JP 1983093656 U JP1983093656 U JP 1983093656U JP 9365683 U JP9365683 U JP 9365683U JP H0321932 Y2 JPH0321932 Y2 JP H0321932Y2
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JP
Japan
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circular saw
cutting waste
casing
guide plate
waste guide
Prior art date
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JP1983093656U
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JPS60105U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は丸鋸盤の切削屑排出装置に関するもの
である。
従来の丸鋸盤の切削屑排出装置は第1図に示す
ような構造であつた。すなわち加工材を案内支持
するテーブル2上に設けられた刃口穴6から丸鋸
3が露出し、丸鋸3の回転により加工材が切削さ
れる。この時生じる切削屑7は回転する丸鋸3に
伴つてテーブル2下方に至り、さらにテーブル2
下面より垂下するケーシング5に導かれて切削屑
排出通路8に至り、丸鋸盤1外に排出されるもの
である。通常、丸鋸3のテーブル2上からの露出
寸法は加工材の厚さに応じて、昇降ハンドル9を
回転させることにより任意に設定できる構造とな
つている。よつてケーシング5の形状と切削屑排
出通路8の位置は、露出寸法を最小にした場合の
丸鋸の位置10を考慮せねばならない。このため
第1図に示すようにケーシング5の大きさを丸鋸
3の大きさに比べ大分大きくしなければならず、
丸鋸盤1を小形軽量化する上で一つの障害となつ
ていた。また切削屑7は、回転する丸鋸3に伴つ
てテーブル2下方に至り、丸鋸3から接線方向に
飛び出し、この時の慣性力と丸鋸3の回転によつ
て生ずる風力とにより切削屑排出通路8へ押しや
られるのである。しかし第1図から明らかなよう
に、丸鋸3の露出寸法を増すと丸鋸3の刃先と切
削屑排出通路8の間隔が広がり、丸鋸3の回転に
よつて生ずる風力が切削屑7にあたる度合が低下
する。つまり丸鋸3の露出寸法を増すと、切削屑
7の発生量は増えるので、切削屑排出能力が低下
してしまうという不合理なものであつた。
このため切削屑7が排出されずにケーシング5
内にたまり、丸鋸3の回転でテーブル2上に吹き
上げられ作業の妨げになるのであつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、切削屑排出能力に優れ、かつ小形軽量化を
図れる丸鋸盤の切削屑排出装置を提供することで
ある。
本考案は、丸鋸の刃先とケーシング間の間隔を
一定にして切削屑排出能力を最良になるよう保つ
とともに、テーブル下面とケーシング間に切削屑
案内板を配置して切削屑排出能力を高めるよう工
夫したものである。
以下第2図〜第4図を参照して本考案の一実施
例を説明する。1は丸鋸盤全体を示し、2は加工
材を案内支持するテーブルで、このテーブル2上
に設けられた刃口穴6から丸鋸3が露出してい
る。テーブル2の下方には図示はしないが電動機
を備え、この電動機は歯車群11を経て丸鋸軸4
へ伝達される。丸鋸3は固定フランジ12と移動
フランジ13とにはさまれて保持され、取付ボル
ト14によつて丸鋸軸4に固定される。15は軸
受群であり、これらはケーシング5、軸受ホルダ
16によつて支持される。17は切削屑案内板
で、図示のように円弧状をしていて丸鋸3を覆
い、丸鋸軸4を中心として回転可能なように軸受
ホルダ16に嵌合されている。そしてその一端が
常にテーブル2下面に接するように引張バネ18
によつて回転力を与えられている。19は切削屑
案内板17の取付板、20は引張バネ18の一端
をケーシング5に固定する取付ネジである。ケー
シング5は軸受群15を介して丸鋸軸4、電動機
を取付け支持するとともに、一端をピン21、取
付金具22を介してテーブル2下面に回動可能に
取付けられ、他端は昇降ハンドル9により昇降板
23の任意の位置に固着される。24は切削屑案
内通路で、ケーシング5内に設けられ、切削屑案
内板17内と連通している。8は切削屑排出通路
で、ケーシングに設けられ、丸鋸3のほぼ下部の
回転方向に対する接線方向に向かつて形成され、
その一端は切削屑案内通路24と他端は外気と連
通している。
昇降板23は丸鋸3の露出寸法を調節するため
の部品であり、上端はテーブル2下面に取付ネジ
26により取付けられ、かつその中央部に長手方
向の長穴を設けている。27はテーブル2を作業
しやすい高さに支持している脚である。また28
は、切削屑排出通路8に通じ、ケーシング5に取
外し可能に取付けられて、切削屑7を収納する集
塵袋である。
以上のように本考案によれば、丸鋸の刃先とケ
ーシング間の間隔を最良に保てるので、切削屑排
出能力に優れかつ小形軽量の丸鋸盤とすることが
できる。又、切削屑案内板を軸受ホルダで支持し
たことにより、従来切削屑案内板をテーブルに取
付けているピンがいらなくなり、構造が簡単にな
る。更に、卓上丸鋸盤にあつては、本実施例で示
したような丸鋸がテーブルに対して傾斜できず木
材などの被加工材の傾斜切りができないない形式
のものと、ケーシングをテーブルに対して傾斜可
能に支持して傾斜切りできるようにした形式のも
のと二通りがあるが、本考案にあつては、切削屑
案内板をケーシングに取付けたことにより、ケー
シングを傾斜させると切削屑案内板もケーシング
と同時に傾斜し、切削屑案内板がケーシングの回
動を阻害しないから、前者の形式の丸鋸盤に適用
できることはもちろんのこと、後者の形式の丸鋸
盤に適用しても何ら不都合を生ずることなく上記
効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の丸鋸盤の切削屑排出装置の構造
の一例を示す断面図、第2図は本考案による丸鋸
盤の切削屑排出装置の構造を示す断面図、第3図
は第2図の構造を右側から見た断面図、第4図は
第3図において丸鋸の露出寸法を最小にした場合
の様子を示す断面図である。 図において、1は丸鋸盤、2はテーブル、3は
丸鋸、4は丸鋸軸、5はケーシング、8は切削屑
排出通路、17は切削屑案内板、24は切削屑案
内通路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブル2と、前記テーブル2の下面に配設
    し、その一端を上下方向に回動可能にテーブル2
    に連結しかつ他端を弛緩可能な固定手段9,23
    によつて前記テーブル2に固定したケーシング5
    と、前記ケーシング5に固定された軸受ホルダ1
    6に軸受15を介して回転自在に支持された丸鋸
    軸4と、前記丸鋸軸4に取付けられその上部が前
    記テーブル2上面から上方に突出した丸鋸3とを
    備え、前記ケーシング5の他端を上下動すること
    で前記テーブル2からの丸鋸3の突出量を代えて
    切り込み量を調整するようにした丸鋸盤におい
    て、切削屑案内通路24と該通路24と連続しか
    つ前記丸鋸3のほぼ下部の回転方向側の接線方向
    に向つた切削屑排出通路8とを備えると共に前記
    丸鋸3を覆うように形成されかつ前記切削屑案内
    通路24に連通した切削屑案内板17を、前記丸
    鋸軸4を中心として上下方向に回動可能に前記軸
    受ホルダ16に取り付け、前記切削屑案内板17
    に上方への回動力を与えて該切削屑案内板17の
    一側を前記テーブル2下面に押圧接触させるバネ
    18を配設したことを特徴とした丸鋸盤の切削屑
    排出装置。
JP9365683U 1983-06-17 1983-06-17 丸鋸盤の切削屑排出装置 Granted JPS60105U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9365683U JPS60105U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 丸鋸盤の切削屑排出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9365683U JPS60105U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 丸鋸盤の切削屑排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60105U JPS60105U (ja) 1985-01-05
JPH0321932Y2 true JPH0321932Y2 (ja) 1991-05-14

Family

ID=30224604

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9365683U Granted JPS60105U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 丸鋸盤の切削屑排出装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4757554B2 (ja) * 2005-07-14 2011-08-24 株式会社マキタ 据え付け型切断機の集塵装置
WO2017148340A1 (zh) * 2016-02-29 2017-09-08 张成峰 电圆锯用集尘罩及集尘方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5296482U (ja) * 1976-01-18 1977-07-19

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Publication number Publication date
JPS60105U (ja) 1985-01-05

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