JPH03219032A - 銀―酸化物系の接点材料 - Google Patents
銀―酸化物系の接点材料Info
- Publication number
- JPH03219032A JPH03219032A JP2012216A JP1221690A JPH03219032A JP H03219032 A JPH03219032 A JP H03219032A JP 2012216 A JP2012216 A JP 2012216A JP 1221690 A JP1221690 A JP 1221690A JP H03219032 A JPH03219032 A JP H03219032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- weight
- oxides
- contact material
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 20
- OTCVAHKKMMUFAY-UHFFFAOYSA-N oxosilver Chemical class [Ag]=O OTCVAHKKMMUFAY-UHFFFAOYSA-N 0.000 title 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- 229910052797 bismuth Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- NDVLTYZPCACLMA-UHFFFAOYSA-N silver oxide Chemical compound [O-2].[Ag+].[Ag+] NDVLTYZPCACLMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 229910001923 silver oxide Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000004332 silver Substances 0.000 claims description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 4
- 230000008021 deposition Effects 0.000 abstract description 3
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910000410 antimony oxide Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 7
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 6
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 4
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 239000004480 active ingredient Substances 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 229910001316 Ag alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002699 Ag–S Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052793 cadmium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000428 cobalt oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- IVMYJDGYRUAWML-UHFFFAOYSA-N cobalt(ii) oxide Chemical compound [Co]=O IVMYJDGYRUAWML-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000001802 infusion Methods 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はAgを主成分とし、その中に金属酸化物を分散
した銀−酸化物系の接点材料に関するものである。
した銀−酸化物系の接点材料に関するものである。
(従来の技術)
従来、電気接点材料としては、いろいろなものが用いら
れているが、とりわけAg−CdO接点が広く使用され
ている。
れているが、とりわけAg−CdO接点が広く使用され
ている。
AgにCdOを10%程度分散させた接点は、耐溶着性
、耐アーク性、耐消耗性、接触安定性などの諸接点特性
が優れているため各種スイッチ、コンタクタ−、ブレー
カ−など小から大電流領域まで広く用いられている。
、耐アーク性、耐消耗性、接触安定性などの諸接点特性
が優れているため各種スイッチ、コンタクタ−、ブレー
カ−など小から大電流領域まで広く用いられている。
へ8マトリックスにCdOを分散させることは、接点表
面の清浄作用や溶着力の軽減などの電気的緒特性を改善
するものとして確かに効果的である。
面の清浄作用や溶着力の軽減などの電気的緒特性を改善
するものとして確かに効果的である。
しかしこのような効果を充分果してきたのは特に交流回
路であり、極性の変化しない直流回路で使用したときは
一方の極から他方の極へ転移が起こり易くなり接触状態
が非常に不安定になる。
路であり、極性の変化しない直流回路で使用したときは
一方の極から他方の極へ転移が起こり易くなり接触状態
が非常に不安定になる。
また、近時各産業分野における合理化、自動化は目覚ま
しい発達を遂げているが、これに伴ない装置に大型化、
複雑化する傾向にある一方、これら装置の制御系はむし
ろ高い精密度を要求されるため、急速に電子化制御に移
行している。
しい発達を遂げているが、これに伴ない装置に大型化、
複雑化する傾向にある一方、これら装置の制御系はむし
ろ高い精密度を要求されるため、急速に電子化制御に移
行している。
電気回路の断続において、電子化された正確な制御は制
御角が一定となり、接点のONの時期とOFFの時期が
ずれることなく常に一定の状態にコントロールされるこ
ととなり、この結果接点開閉時には疑似的な直流現象が
起こることにより、方の極から他方の極へ接点材質が層
状に維持し始め、接触安定性が著しく損なわれ、時間の
経過とともにその堆積物が欠落し急激な接点消耗へと発
展することとなる。
御角が一定となり、接点のONの時期とOFFの時期が
ずれることなく常に一定の状態にコントロールされるこ
ととなり、この結果接点開閉時には疑似的な直流現象が
起こることにより、方の極から他方の極へ接点材質が層
状に維持し始め、接触安定性が著しく損なわれ、時間の
経過とともにその堆積物が欠落し急激な接点消耗へと発
展することとなる。
そこで、本願人は、思考基盤は、電気接点の表面の清浄
作用やアークに対する諸現象、たとえば消弧作用などが
添加する酸化物の物性特にその蒸気圧の温度特性に最も
関係が深いとする考え方に基づいて既に次のような研究
をすすめてさている。
作用やアークに対する諸現象、たとえば消弧作用などが
添加する酸化物の物性特にその蒸気圧の温度特性に最も
関係が深いとする考え方に基づいて既に次のような研究
をすすめてさている。
即ち、当該蒸気圧に関し、約500〜l 、500℃の
温度範囲でCdOの蒸気圧より高いSb酸化物に着目し
、これをAg中に分散させることによりAg−Cd0系
のものと同等以上の接点表面清浄作用が発揮し得たこと
は、特願昭48−61188(特公昭53−5983)
に明示の如く確認され、更にCu、Bi、Sn酸化物を
分散させた系においても、耐アーク消耗性、耐溶着性に
効果的なことを確認している。
温度範囲でCdOの蒸気圧より高いSb酸化物に着目し
、これをAg中に分散させることによりAg−Cd0系
のものと同等以上の接点表面清浄作用が発揮し得たこと
は、特願昭48−61188(特公昭53−5983)
に明示の如く確認され、更にCu、Bi、Sn酸化物を
分散させた系においても、耐アーク消耗性、耐溶着性に
効果的なことを確認している。
ところがこのAgにSb酸化物あるいはSb酸化物とC
u、Bi、Sn酸化物を分散させた電気接点材料につい
て種々な回路条件で試験を行ったところ前述のようなあ
る条件下で接点を開閉するとどちらか一方の極に接点材
料が堆積し始め、その堆積物にアークが集中して異常消
耗に発展することがわかった。
u、Bi、Sn酸化物を分散させた電気接点材料につい
て種々な回路条件で試験を行ったところ前述のようなあ
る条件下で接点を開閉するとどちらか一方の極に接点材
料が堆積し始め、その堆積物にアークが集中して異常消
耗に発展することがわかった。
(発明が解決しようとする課題)
そこで、−1−記の異常消耗につき、その原因を追求し
た。
た。
ここで、通常電気接点を開閉すると、接点間には激しい
アークが発生し、接点表面はかなりの高温にさらされる
。
アークが発生し、接点表面はかなりの高温にさらされる
。
このとき接点表面が、接点特性に有効な成分が逸散して
消耗するのであり、この際失われた効果的な成分が接点
内部から表層部へ間断なく補われるのが理想的な接点材
料といえる。
消耗するのであり、この際失われた効果的な成分が接点
内部から表層部へ間断なく補われるのが理想的な接点材
料といえる。
ところで、前掲のAg−5b−Cu−B 1−9n系つ
いては、この効果的成分が順調に供給されないため前述
のような現象が起こったものと考えられる。
いては、この効果的成分が順調に供給されないため前述
のような現象が起こったものと考えられる。
これらについて詳細な検討を進めた結果接点内部から表
層への順調な有効成分の供給力はアークによる表層成分
の揮発によって促がされる点に着目し酸化物の蒸気圧と
深い関係があると推定した。
層への順調な有効成分の供給力はアークによる表層成分
の揮発によって促がされる点に着目し酸化物の蒸気圧と
深い関係があると推定した。
そこでSb酸化物の茂気圧を基準とし、それより高い蒸
気圧を有する各種酸化物とSb酸化物とを共存した系で
実験を繰り返した結果、AgにSbとCu。
気圧を有する各種酸化物とSb酸化物とを共存した系で
実験を繰り返した結果、AgにSbとCu。
B1の各酸化物およびSnとTeの各酸化物とを複合添
加することによって有効成分の表層への供給が順調にな
り層状堆積防止に極めて大きい効果があることを見い出
したものであり、本願請求項(1)の接点材料にあって
は、このようにすることで、種々な回路条件に適合し、
しかも層状の堆積物や欠落などによる異常な消耗のない
電気接点材料を提供しようとするものであり、請求項(
2)では。
加することによって有効成分の表層への供給が順調にな
り層状堆積防止に極めて大きい効果があることを見い出
したものであり、本願請求項(1)の接点材料にあって
は、このようにすることで、種々な回路条件に適合し、
しかも層状の堆積物や欠落などによる異常な消耗のない
電気接点材料を提供しようとするものであり、請求項(
2)では。
さらに適量のFe、Ni、Co酸化物を一種以上添加す
ることで、さらにその特性の向上を意図したものである
。
ることで、さらにその特性の向上を意図したものである
。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記の目的を達成するために、請求項(1)で
は、銀を主成分とし、これに金属成分が0.1〜6.2
重量%となるSb酸化物と、金属成分が0.05〜5重
量%となるCu、Biの酸化物と、金属成分が0.05
〜5重量%となるSnの酸化物と更に金属成分が0.0
1〜2重量%Te酸化物とが分散されていることを特徴
とする銀−酸化物系の接点材料を提供しようとしており
、さらに請求項(2)では、上記請求項(1)に、0.
01〜0.5主情%となるFe、Ni。
は、銀を主成分とし、これに金属成分が0.1〜6.2
重量%となるSb酸化物と、金属成分が0.05〜5重
量%となるCu、Biの酸化物と、金属成分が0.05
〜5重量%となるSnの酸化物と更に金属成分が0.0
1〜2重量%Te酸化物とが分散されていることを特徴
とする銀−酸化物系の接点材料を提供しようとしており
、さらに請求項(2)では、上記請求項(1)に、0.
01〜0.5主情%となるFe、Ni。
co酸化物の一種以上をも分散させるようにしたことを
特徴とする銀−酸化物系の接点材料を提供しようとして
いる。
特徴とする銀−酸化物系の接点材料を提供しようとして
いる。
(実施例)
本発明を後記具体例を示して、さらに詳記すると、先ず
このような電気接点材料を製造するには既知のように、
焼結法によっても内部酸化法によってもよいが、溶製内
部酸化法ではSbとTeおよびSnを添加したAg合金
を酸化雰囲気中で高温に保持してその表面より酸素を侵
入させ、Sb、Cu、Bi。
このような電気接点材料を製造するには既知のように、
焼結法によっても内部酸化法によってもよいが、溶製内
部酸化法ではSbとTeおよびSnを添加したAg合金
を酸化雰囲気中で高温に保持してその表面より酸素を侵
入させ、Sb、Cu、Bi。
Te、Snその他の元素を選択的に酸化するものであり
、長時間該酸化を続けることによりAgマトリックス中
に当該酸化物を分散せしめて電気接点材料を製するもの
である。
、長時間該酸化を続けることによりAgマトリックス中
に当該酸化物を分散せしめて電気接点材料を製するもの
である。
ここで、AgへのSbとTeとCu−B1−Mnおよび
Snの添加量の上限を夫々6.2重量%と2重量%およ
び5重量%に限定しなければならない理由は、Ag−S
b合金のα固溶体におけるSbの最大固溶限が、 30
0°Cで6.2重量%であり、この添加量を超過するS
bを添加した場合には著しく加工性を阻害することとな
り、量産的加工が不能となるからであり八gに対し、C
u−B1の添加は30%程度の量でも充分可能だが、上
記の通り既に八8に最大6.2重量%のSbを含んだ合
金系に更に5n−Cu−Biを添加する場合であると、
Agへの固溶度が急に減少すると共に各添加元素が5重
量%を越えた添加であると展延性が著しく低下し、所望
形状までの加工が極めて困難となるからである。
Snの添加量の上限を夫々6.2重量%と2重量%およ
び5重量%に限定しなければならない理由は、Ag−S
b合金のα固溶体におけるSbの最大固溶限が、 30
0°Cで6.2重量%であり、この添加量を超過するS
bを添加した場合には著しく加工性を阻害することとな
り、量産的加工が不能となるからであり八gに対し、C
u−B1の添加は30%程度の量でも充分可能だが、上
記の通り既に八8に最大6.2重量%のSbを含んだ合
金系に更に5n−Cu−Biを添加する場合であると、
Agへの固溶度が急に減少すると共に各添加元素が5重
量%を越えた添加であると展延性が著しく低下し、所望
形状までの加工が極めて困難となるからである。
またTeの上限を上記の如く2重量%に限定した理由は
、Teの八gに対する溶解度が低いことに加え、これ以
Fの添加では塑性加工が極めて困難なためである。
、Teの八gに対する溶解度が低いことに加え、これ以
Fの添加では塑性加工が極めて困難なためである。
一方、Sb、丁e、Cu、Bi、Snの添加量が夫#0
.1重量%、0.01重量%、0.05重量%未未渦場
合は後述する添加効果が得られない。
.1重量%、0.01重量%、0.05重量%未未渦場
合は後述する添加効果が得られない。
次に請求項(2)においてFe族元素の添加量を0、O
1〜0.5重量%に限定した理由は、Agに対するFe
族元素の固溶度が0.5重量%を超えると急激に減少す
るためAgマトリック中に偏在、偏析して加工性を阻害
し0.O1重量%未湯の添加では内部酸化組織の調整に
対する効果が低いためである。
1〜0.5重量%に限定した理由は、Agに対するFe
族元素の固溶度が0.5重量%を超えると急激に減少す
るためAgマトリック中に偏在、偏析して加工性を阻害
し0.O1重量%未湯の添加では内部酸化組織の調整に
対する効果が低いためである。
ここで具体例を示せば、 9’1.5重量%以上の純度
を有するSb、丁e、Cu、Bi、SnおよびFe、X
i、Coを原料とし下記(表)に示す組成合金を次の工
程で製作した。
を有するSb、丁e、Cu、Bi、SnおよびFe、X
i、Coを原料とし下記(表)に示す組成合金を次の工
程で製作した。
高周波誘導溶解炉で、溶解、鋳造したインゴットを熱間
鍛造表面切削後、その−面にAg板を熱圧着して、ろう
行用のAg層を形成する。
鍛造表面切削後、その−面にAg板を熱圧着して、ろう
行用のAg層を形成する。
次に当該素材を冷間圧延して厚さ2履厘の板にした後直
径61■の円盤状に打抜き、これを720℃の酸化雰囲
気中でSb、Teその他の添加金属を内部酸化して夫々
本発明合金((A)〜(H))を得た。
径61■の円盤状に打抜き、これを720℃の酸化雰囲
気中でSb、Teその他の添加金属を内部酸化して夫々
本発明合金((A)〜(H))を得た。
比較のためAg−10重量%Cd他従来例合金をつくり
実験に供した。
実験に供した。
接点試験は、接触抵抗とアーク消耗量、および層状堆積
の傾向について、夫々ASTM接点試験機(AC200
V、50A) 、!ニア −り消耗試験機(AC200
V、l0A)オよび市販スイッチによる実機テスト(A
C200V、35^)を行って評価した結果が別表であ
る。
の傾向について、夫々ASTM接点試験機(AC200
V、50A) 、!ニア −り消耗試験機(AC200
V、l0A)オよび市販スイッチによる実機テスト(A
C200V、35^)を行って評価した結果が別表であ
る。
(発明の効果)
請求項(1)(2)によるときは、別表に示される如<
、Ag−10Cd等従来例の層状堆積物に対し、本発
明になる(A)〜(H)合金は何れも0.1mm″以下
の極〈微小であり、SbとTeの複合添加が極めて効果
的であることを示している。
、Ag−10Cd等従来例の層状堆積物に対し、本発
明になる(A)〜(H)合金は何れも0.1mm″以下
の極〈微小であり、SbとTeの複合添加が極めて効果
的であることを示している。
しかし、これは八gに対するSbとTeの複合添加が条
件であり、Te酸化物のみの添加では層状堆積物防止に
対する効果が著しく低いことを念のため述べておく。
件であり、Te酸化物のみの添加では層状堆積物防止に
対する効果が著しく低いことを念のため述べておく。
また、アーク消耗量についても、本発明合金は何れも低
く、アークに対する耐消耗性即ち消弧特性にも効果的に
作用している。
く、アークに対する耐消耗性即ち消弧特性にも効果的に
作用している。
さらに、請求項(2)のように第■族元素のFe。
Ni、Coの一種または二種以上を添加することは、A
gマトリックス中に析出するSbとTeの酸化物とCu
、Bi酸化物およびSn酸化物を均一に分散せしむると
共に結晶粒を微細化するのに効果がある。
gマトリックス中に析出するSbとTeの酸化物とCu
、Bi酸化物およびSn酸化物を均一に分散せしむると
共に結晶粒を微細化するのに効果がある。
Claims (2)
- (1)銀を主成分とし、これに金属成分が0.1〜6.
2重量%となるSb酸化物と、金属成分が0.05〜5
重量%となるCu、Biの酸化物と、金属成分が0.0
5〜5重量%となるSnの酸化物と更に金属成分が0.
01〜2重量%Te酸化物とが分散されていることを特
徴とする銀−酸化物系の接点材料。 - (2)銀を主成分とし、これに金属成分が0.1〜6.
2重量%となるSb酸化物と、金属成分が0.05〜5
重量%となるCu、Biの酸化物と、金属成分が0.0
5〜5重量%となるSnの酸化物と、金属成分が0.0
1〜2重量%Te酸化物と、さらに金属成分として0.
01〜0.5重量%となるFe、Ni、Co酸化物の一
種以上とが分散されていることを特徴とする銀−酸化物
系の接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216A JPH03219032A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 銀―酸化物系の接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216A JPH03219032A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 銀―酸化物系の接点材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03219032A true JPH03219032A (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=11799186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012216A Pending JPH03219032A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 銀―酸化物系の接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03219032A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58110639A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-07-01 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
JPS62151537A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS62151536A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS62158839A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS62158838A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS6318027A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-25 | Fuji Electric Co Ltd | 銀―金属酸化物系接点用材料及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP2012216A patent/JPH03219032A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58110639A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-07-01 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
JPS62151537A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS62151536A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS62158839A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS62158838A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-14 | Tokuriki Honten Co Ltd | 銀一酸化物系の接点材料 |
JPS6318027A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-25 | Fuji Electric Co Ltd | 銀―金属酸化物系接点用材料及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101246758B (zh) | 用于弱电流的滑动电接触材料 | |
JPH04311543A (ja) | Ag−SnO−InO電気接点材料とその製法 | |
JPH0480100B2 (ja) | ||
CN102304640A (zh) | 一种银基稀土合金材料及其制备方法和应用 | |
JPS62158838A (ja) | 銀一酸化物系の接点材料 | |
JP4947850B2 (ja) | Ag−酸化物系電気接点材料の製造方法 | |
JPH03219032A (ja) | 銀―酸化物系の接点材料 | |
JPH03215638A (ja) | 銀―酸化物系の接点材料 | |
JPH03219031A (ja) | 銀―酸化物系の接点材料 | |
JPH03215640A (ja) | 銀―酸化物系の接点材料 | |
JPH03215637A (ja) | 銀―酸化物系の接点材料 | |
JPH03215641A (ja) | 銀―酸化物系の接点材料 | |
JPH0463135B2 (ja) | ||
JPH03215639A (ja) | 銀―酸化物系の接点材料 | |
JPH0463136B2 (ja) | ||
JPH10177821A (ja) | 電気接点及びその製造法 | |
JPS6367537B2 (ja) | ||
US2161575A (en) | Silver alloy | |
JPS6367536B2 (ja) | ||
EP1584696B1 (en) | METHOD FOR PRODUCING Ag-OXIDE-BASED ELECTRIC CONTACT MATERIAL AND ITS PRODUCT | |
JPH04314837A (ja) | 銀−酸化物系電気接点材料 | |
KR20050029296A (ko) | 전기접점재료 | |
JPH01312046A (ja) | 銀一酸化物電気接点材料 | |
JPH0153337B2 (ja) | ||
JPH0448041A (ja) | 電気抵抗の定質量温度係数が小さい銅合金 |