JPH03219022A - レールの高周波誘導加熱法 - Google Patents
レールの高周波誘導加熱法Info
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- JPH03219022A JPH03219022A JP1390190A JP1390190A JPH03219022A JP H03219022 A JPH03219022 A JP H03219022A JP 1390190 A JP1390190 A JP 1390190A JP 1390190 A JP1390190 A JP 1390190A JP H03219022 A JPH03219022 A JP H03219022A
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- Japan
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- rail
- heating
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- head part
- coil
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- Pending
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Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、レールの高周波誘導加熱方法に関するもので
ある。
ある。
（従来の技術及び発明が解決しようとする課題）レール
を熱処理するための加熱方法には、ガス火炎加熱による
方法と高周波誘導加熱による方法がある。前者のガス火
炎加熱方法は、急速加熱した後、急速冷却してレール頭
部をその側面から所定の深さまで微細パーライト組織を
生成させたレール頭部の耐摩耗性、高強度化を図る場合
、例えは特公昭６１−３０００８号公報の第７図に示す
ようなレール頭部を包囲火炎加熱炉で加熱する方式が一
般に採用されている。また後者の高周波誘導加熱方式に
は、レール頭部の表層部あるいは内部を高強度化したい
場合に使用されているものに特開昭５７−１３７４２５
号公報や特開昭３９−１１６３２２号公報などのように
、レール頭部を誘導加熱コイルで誘起電流を誘起させて
加熱する方法がある。このような加熱方法は、レール頭
部のみを熱処理する場合は都合のよい加熱法であるが、
熱間圧延を終えて製造されたレールや相対向して溶接接
合された長尺レールに対しては、高温度の熱で生成され
た曲りを矯正する加熱方法ではなかった。従って、曲り
が発生したレールはローラーなどで機械矯正するか、あ
るいは熱処理後のレール曲りを地下を掘って真直に誘導
する方法、あるいはまた予め加熱前にレールが曲がる方
向とその大きさの矯正変形を与えて加熱する手段も講じ
られている。しかしながら、前者のような機械矯正法で
は長尺レールを転倒させたり自由に移動させることが不
可能である。また後者のように、熱処理後のレール曲り
を地下に誘導して真直を確保する方法では、長尺に溶接
されたレールを熱処理するのに適さず、また加熱時のレ
ール熱膨張を見越して事前に曲げを与えて加熱する方法
は、未加熱部にも曲げ応力を負荷することになり、この
部分や溶接継手部からの破断を促す問題があった。
を熱処理するための加熱方法には、ガス火炎加熱による
方法と高周波誘導加熱による方法がある。前者のガス火
炎加熱方法は、急速加熱した後、急速冷却してレール頭
部をその側面から所定の深さまで微細パーライト組織を
生成させたレール頭部の耐摩耗性、高強度化を図る場合
、例えは特公昭６１−３０００８号公報の第７図に示す
ようなレール頭部を包囲火炎加熱炉で加熱する方式が一
般に採用されている。また後者の高周波誘導加熱方式に
は、レール頭部の表層部あるいは内部を高強度化したい
場合に使用されているものに特開昭５７−１３７４２５
号公報や特開昭３９−１１６３２２号公報などのように
、レール頭部を誘導加熱コイルで誘起電流を誘起させて
加熱する方法がある。このような加熱方法は、レール頭
部のみを熱処理する場合は都合のよい加熱法であるが、
熱間圧延を終えて製造されたレールや相対向して溶接接
合された長尺レールに対しては、高温度の熱で生成され
た曲りを矯正する加熱方法ではなかった。従って、曲り
が発生したレールはローラーなどで機械矯正するか、あ
るいは熱処理後のレール曲りを地下を掘って真直に誘導
する方法、あるいはまた予め加熱前にレールが曲がる方
向とその大きさの矯正変形を与えて加熱する手段も講じ
られている。しかしながら、前者のような機械矯正法で
は長尺レールを転倒させたり自由に移動させることが不
可能である。また後者のように、熱処理後のレール曲り
を地下に誘導して真直を確保する方法では、長尺に溶接
されたレールを熱処理するのに適さず、また加熱時のレ
ール熱膨張を見越して事前に曲げを与えて加熱する方法
は、未加熱部にも曲げ応力を負荷することになり、この
部分や溶接継手部からの破断を促す問題があった。
（課題を解決するための手段）
本発明は、このような問題を解消する目的のつの手段と
して、レールの頭部と底部を曲りを生成させることなく
バランス加熱する方法を提供するものである。その要旨
は、レールの底部中央と頭部に近接する放熱面をもつ高
周波加熱コイルのレール頭部外側面に鉄芯を設けてレー
ルを加熱するレールの高周波誘導加熱方法である。
して、レールの頭部と底部を曲りを生成させることなく
バランス加熱する方法を提供するものである。その要旨
は、レールの底部中央と頭部に近接する放熱面をもつ高
周波加熱コイルのレール頭部外側面に鉄芯を設けてレー
ルを加熱するレールの高周波誘導加熱方法である。
（作 用）
以下、本発明の加熱法について詳細に説明する。
第１図は、本発明をわかり易く説明するために提示した
図である。図において１はレールで、熱間圧延されたレ
ール、相対向して溶接接合されたレールなど加熱すべき
レールが使用される。２は高周波加熱コイルで、その放
熱面がレール１の頭部３および底部中央４に近接する断
面形状に設けられている。５は鉄芯で、高周波加熱コイ
ルのレール頭部外側面でしかも該コイルの加熱幅（加熱
長）にわたって設けられている。すなわち鉄芯５は、レ
ール頭部の熱処理深度を高め、高硬度をレール頭部内部
まで確保する目的で使用している。
図である。図において１はレールで、熱間圧延されたレ
ール、相対向して溶接接合されたレールなど加熱すべき
レールが使用される。２は高周波加熱コイルで、その放
熱面がレール１の頭部３および底部中央４に近接する断
面形状に設けられている。５は鉄芯で、高周波加熱コイ
ルのレール頭部外側面でしかも該コイルの加熱幅（加熱
長）にわたって設けられている。すなわち鉄芯５は、レ
ール頭部の熱処理深度を高め、高硬度をレール頭部内部
まで確保する目的で使用している。
しかるに本発明は、被加熱物のレール１の頭部３と底部
中央４あるいはレール全断面を高周波加熱コイル２で加
熱し、かつ急変形の起こらない温度にバランス加熱しな
がら昇温する。その後任意の速度で常温まで冷却された
レールは、整形性に優れ、しかもレール頭部に強度や硬
度、耐摩耗性など任意の特性が付与される。
中央４あるいはレール全断面を高周波加熱コイル２で加
熱し、かつ急変形の起こらない温度にバランス加熱しな
がら昇温する。その後任意の速度で常温まで冷却された
レールは、整形性に優れ、しかもレール頭部に強度や硬
度、耐摩耗性など任意の特性が付与される。
（実 施 例）
次に、本発明の実施例について説明する。
フラッシュバット溶接−機で２００ｍに接合された真直
度３．５１１１１１１ （溶接位置と溶接部から１ｍ
１ｌすれた位置の間の曲り度）を持つレールを、第１図
に示すような形状の高周波コイルにレール頭部を１０５
０℃に、またレール底部中央を９００℃に局部加熱する
バランス加熱法で昇温した後、強制空冷した０表は、こ
の時の真直度を比較材（溶接後に熱処理したレール）と
対比して示す。
度３．５１１１１１１ （溶接位置と溶接部から１ｍ
１ｌすれた位置の間の曲り度）を持つレールを、第１図
に示すような形状の高周波コイルにレール頭部を１０５
０℃に、またレール底部中央を９００℃に局部加熱する
バランス加熱法で昇温した後、強制空冷した０表は、こ
の時の真直度を比較材（溶接後に熱処理したレール）と
対比して示す。
表１ 熱処理前比較材と本発明熱処理材の曲り度比較
（発明の効果）
上述の如く、本発明は比較材に比べて熱処理後の整形性
と共に、溶接部の硬度低下を起こすことなく品質、形状
の優れたレールを提供する第１図は本発明法の説明図、
第２図は本発明のレール溶接継手部の硬度測定例を示す
図である。
と共に、溶接部の硬度低下を起こすことなく品質、形状
の優れたレールを提供する第１図は本発明法の説明図、
第２図は本発明のレール溶接継手部の硬度測定例を示す
図である。
１・・・レール ２・・・高周波加熱コイル３
・・・レール頭部 ４・・・レール底部中央５・・
・鉄芯 また第２図には、この時のレール頭部の溶接中心からの
硬度変化を示す。
・・・レール頭部 ４・・・レール底部中央５・・
・鉄芯 また第２図には、この時のレール頭部の溶接中心からの
硬度変化を示す。
他４名
Claims (1)
- １ レール底部中央と頭部に近接する放熱面を持つ高周
波コイルのレール頭部外側面に鉄芯を設けて、レールを
加熱することを特徴とするレールの高周波誘導加熱法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1390190A JPH03219022A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | レールの高周波誘導加熱法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1390190A JPH03219022A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | レールの高周波誘導加熱法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03219022A true JPH03219022A (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=11846074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1390190A Pending JPH03219022A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | レールの高周波誘導加熱法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03219022A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103789517A (zh) * | 2012-10-26 | 2014-05-14 | 上海汇众汽车制造有限公司 | 高强度钢异型后桥横梁感应淬火方法及其感应器 |
| CN103820617A (zh) * | 2014-03-18 | 2014-05-28 | 昆明铁路局昆明工务机械段 | 一种中间抽头式钢轨焊缝中频正火加热的方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835573A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Canon Inc | 定着装置 |
| JPS6048565A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-16 | Fujitsu Ltd | 入出力制御方法 |
| JPS638743U (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-21 | ||
| JPS6345321A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-26 | Daiwa Kogyo Kk | レ−ルの高周波誘導加熱方法 |
| JPS6334158B2 (ja) * | 1980-12-24 | 1988-07-08 | Rikagaku Kenkyusho |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1390190A patent/JPH03219022A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6334158B2 (ja) * | 1980-12-24 | 1988-07-08 | Rikagaku Kenkyusho | |
| JPS5835573A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Canon Inc | 定着装置 |
| JPS6048565A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-16 | Fujitsu Ltd | 入出力制御方法 |
| JPS638743U (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-21 | ||
| JPS6345321A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-26 | Daiwa Kogyo Kk | レ−ルの高周波誘導加熱方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103789517A (zh) * | 2012-10-26 | 2014-05-14 | 上海汇众汽车制造有限公司 | 高强度钢异型后桥横梁感应淬火方法及其感应器 |
| CN103820617A (zh) * | 2014-03-18 | 2014-05-28 | 昆明铁路局昆明工务机械段 | 一种中间抽头式钢轨焊缝中频正火加热的方法 |
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