JPH032184A - 新規抗生物質nk86―0279、その製法及びその用途 - Google Patents

新規抗生物質nk86―0279、その製法及びその用途

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JPH032184A
JPH032184A JP32200088A JP32200088A JPH032184A JP H032184 A JPH032184 A JP H032184A JP 32200088 A JP32200088 A JP 32200088A JP 32200088 A JP32200088 A JP 32200088A JP H032184 A JPH032184 A JP H032184A
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cells
reaction
culture
mouse
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JP32200088A
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English (en)
Inventor
Takumi Yamashita
巧 山下
Takaaki Nishigori
錦織 隆昭
Masakuni Yamazaki
山崎 雅訓
Takako Tsuchiya
土屋 多佳子
Takashi Harada
隆 原田
Seiichi Saito
清一 斎藤
Takashi Kurokawa
黒川 隆史
Kiyonobu Hirose
清信 広瀬
Nobuyoshi Shimada
嶋田 信義
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規抗生物質NK86−0279、その製法及
びその用途に関する。
本発明の化合物は抗真菌、抗腫瘍、血管新生抑制および
殺虫作用を有し、カビに対する又は悪性腫瘍に対する化
学療法剤とし、て、あるいは血管の異常増殖によりて発
症する疾患、例えばリーラマチ性関節炎、糖尿病性網膜
症、未熟児網膜症、老人性黄斑部変性、創傷治癒時の過
剰搬痕形成の予防または治療薬として又、殺虫剤、農園
芸用抗真菌剤として期待される。
〔従来の技術〕
従来、抗真菌性の抗生物質としてはアンホテリシンB、
ティスタチンA1等が、又抗腫瘍剤としては、シスプラ
チン、プレオマイシン、アドリアマイシン等々が知られ
ている。また血管新生抑制作用を有する物質として、例
えばインドメタシン、メトロキシプロゲステロン、コー
チシンとヘパリンの併用、牛軟骨、大動脈壁の粗抽出液
等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題 〕
しかし、従来の抗生物質や、抗腫瘍剤は耐性真菌や耐性
細胞の出現のため、常に新しいものが要望されており、
又血管新生抑制剤に至って式(1)で示されろ新規物質
N K 86−0279を産出することを見い出した。
抑制作用を有する新規物質の創生が期待されている。
〔課題を解決するための手段〕
そこで1本発明者らは、微生物の代謝産物について種々
検索した結果、ストレプトミセス(Streptomy
ces )属に属する一菌株が抗真菌、抗腫瘍、血管新
生抑制、及び殺虫作用を有する本発明は上記知見に基づ
いて完成されたものである。
上記新規抗生物質NK86−0279は、ストレプトミ
セス属に属するNK86−0279生産菌を培養し、N
K86−0279物質を生成蓄積せしめこの培養物より
NK86−0279物質を採取することにより得られる
。NK86−0279物質の生産菌の代表的なものとし
て、昭和61年8月千葉県船橋市内の土壌より分離した
ストレプトミセス・ボトロペンシスNK86−0279
 (微工研条寄第1785号:以下rNK86−027
9株」と略称する)があげられる。
以下NK86−0279株の菌学的性状を示す。
NK86−0279株の菌学的性状 1、形態 NK86−0279株は顕微鏡下で分枝した基中菌糸よ
りらせん状の気菌糸を形成し、輪生枝はみとめられない
。成熟した胞子鎖は20個以上の胞子の連鎖をみとめ、
胞子の大きさは0.6〜0.8X1.2〜1.4ミクロ
ン位で胞子の表面は平滑である。また胞子の5はみとめ
られない。
2、各種培地における生育状態 色の記載については(財)日本色彩研究所の色の標準を
用いた。
(1)  シュクロース・硝酸塩寒天培地(27°C培
養) 5す苗条の発育上に白色の気菌糸を着生し溶解性色素は
わずかに黄色味をおびる程度である。
(2)  グルコース・アスパラギン寒天培地(27℃
培養) うす黄〜うす苗条の発育上に白〜明るい茶入の気菌糸を
着生し、溶解性色素はみとめられない。
(3)  スターチ・無機塩寒天培地(ISP−培地4
.27℃培養) 5す苗条の発育上に明るい茶入〜茶入の気菌糸を着生し
、溶解性色素はわずかに茶色味をおびる程度である。
(4)  チロシン寒天培地(ISP−培地7.27℃
培養) 暗い茶入の発育上に灰白〜明る(・茶入の気菌糸を着生
し、溶解性色素は黒褐色である。
(5)栄養寒天培地(27℃培養) うす苗条の発育上に気菌糸は着生せず、溶解性色素は茶
色味をおびる程度である。
(6)イースト・麦芽寒天培地(ISP−培地2.27
℃培養) うす苗条の発育上に灰白〜茶入の気菌糸を着生し、溶解
性色素はみとめられない。
(7)  オートミール寒天培地(ISP−培地3.2
7℃培養) 無色の発育上に灰白〜明るい茶入の気菌糸を着生し、溶
解性色素はみとめられない。
(8)  スターチ寒天培地(27℃培養)うす黄〜5
す苗条の発育上に白〜明るい茶入の気菌糸を着生し、溶
解性色素はわずかに茶色味をおびる程度である。
(9)リンゴ酸石灰寒天培地(27℃培養)5す黄〜5
す苗条の発育上にうつすらと白色の気菌糸を着生し、溶
解性色素はみとめられない。
(10)グリセリン・アスパラギン寒天培地(工SP−
培地5.27℃培養) うす黄の発育上に蒼白〜明るい茶入の気菌糸を着生し、
溶解性色素はみとめられない。
(1))グリセリン・硝酸塩寒天培地(27℃培養)う
す苗条の発育上に白色の気菌糸を着生し、溶解性色素は
わずかに茶色味をおびる程度である。
(12)ゼラチン穿刺培養 単純ゼラチン培地(20℃培養)及びグルコース・ペプ
トン・ゼラチン培1(24℃培養)双方で5す黄〜うす
苗条の発育上に、気菌糸は着生せず、溶解性色素は茶色
味をおびる。
(13)脱脂牛乳(32℃培養) うす黄〜5す苗条の発育上に白色の気菌糸を着生し、溶
解性色素は茶色味をおびる。
3、生理学的性質 (1)生育温度範囲 イースト・スターチ寒天培地(可溶性デンプン1.0%
、イースト・エキス(大豆’)0.2%、粉末寒天(栄
研)2.0%、pH7,0)を用い5.10.24.2
7.32.37.45℃の各温度で試験の結果5と45
℃を除いて、そのいずれの温度でも発育したが、最適温
度は24〜32℃付近と思われる。
(2)  ゼラチンの液化(15%単純ゼラチン培地、
20℃培養、グルコース・ペプトン・ゼラチン培地、2
7℃培養) 双方共17日日日ろから液化が始まり、その作用は弱い
方である。
(3)スターチの加水分解(スターチ無機塩寒天培地及
びスターチ寒天培地、いずれも27°C培養) いずれの培地にお−・ても培養後10日日日から氷解性
がみとめられ、その作用は中等度である。
(4)脱脂牛乳の凝固・ペプトン化(脱脂牛乳32℃培
養) 培養21日目子も凝固、ペプトン化はみとめられない。
(5)  メラニン様色素の生成(トリプトン・イース
ト・プロスl5P−培地1:ペプトン・イースト・°鉄
寒天培地、l5P−培地6;チロシン寒天培地、l5P
−培地7、いずれも27℃培養)いずれの培地でもメラ
ニン様色素の生成をみとめる。
(6)炭素源の利用(プリドハム・ゴトリーフ寒天培地
、l5P−培地9.27℃培養)グルコース、L−アラ
ビノース、D−キシロース、シュクロース、イノシトー
ル、D−フラクトース、D−マンニトール、ラムノース
、ラフィノース、ガラクトースヲ利用する。
(7)リンゴ酸石灰の溶解(リンゴ酸石灰寒天培地、2
7℃培養) 溶解性をみとめる。
(8)硝酸塩の還元反応(0,1%硝酸カリウム含有ペ
プトン水、l5P−培地8.27℃培養) 陰性である。
以上の性状を要約するとNK86−0279株はストレ
プトミセス(Streptomyces))属に属し、
細胞壁に含まれる2、6−ジアミノピメリン酸はLL−
型である。又胞子の5をみとめず、気菌糸はらせん状を
有し、輪生枝はみとめられない。
胞子の表面は平滑である。種々の培地でうす黄〜うす苗
条の発育上に灰白〜明るい茶入の気菌糸を着生し、溶解
性色素はわずかに茶色味をおびる。メラニン様色素は陽
性、蛋白分解力は弱い方で、スターチの氷解性は中等度
である。
これらの性状よりNK86−0279株に近時の既知菌
種を検索するとインターナショナル・ジャーナル・オプ
・システマテイク・パクテリオロジー(Jnterna
tional journal of 3ystema
tic Baote−riology ) 19巻、4
10頁、1969年に記載されているストレプトミセス
・ボトロベンシス(Streptomyces bot
tropensis )があげられる。この菌株と文献
上比較すると、種々の培地上での気菌糸の色、糖の利用
性、メラニン様色素の生成など完全に一致している。以
上のことにより本菌NK86−0279株はストレプト
ミセス・ボトロペンシス(Streptomyces 
bottropensis )に属することが明らかに
なり、ストレプトミセス・ボトロベンシスNK86−0
279と命名した。
この発明で使用するストレプトミセス・ボトロペンシス
NK86−0279は例えば、紫外線、異誘起剤による
変異処理、形質導入、形質転換、細胞融合等の通常用い
られる変異処理手段によってNK86−0279の生産
能力を高めることができる。
本発明のNK86−0279を製造するにはストレプト
ミセス属に属し、抗生物質NK86−0279を産生す
る能力を有する微生物を培地中で培養し、培養物中に抗
生物質NK86−0279を生成蓄績セしめ、次いでこ
れを採取すればよい。
培養方法は原則的には放線菌の培養方法に草するが、通
常は液体培養による深部培養法が有利である。培養に用
いられる培地としては、菌株NK86−0279が利用
する栄養源を含有する培地であればよい。
栄養源としては、従来から放線菌の培養に利用されてい
る公知のものが使用でき、例えば、炭素源としてはグル
コース、ガラクトース、マンニトール、デキストリン、
澱粉、水飴(澱粉麦芽糖化物)、大豆油など単独または
組み合せて用いることができる。無機および有機窒素源
としては塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、
硝酸アンモニウム、硝酸ソーダー ペプトン、肉エキス
、酵母エキス、乾燥酵母、コーン・スチーブ・リカー 
大豆油カス、オートミル、カザミノ酸、バクトソイトン
、ンリプル・ベジタブル・プロティンなど単独または組
合せて用いることができる。その他必要に応じて食塩、
硫酸マグネシウム、硫酸銅、硫酸亜鉛、塩化マンガン、
炭酸カルシウム、燐酸塩などの無機塩を加えることがで
きるほか本国の生育やNK86−0279の生産を促進
する有機物、例えば核酸類、アミノ酸、ビタミン類や無
機物を適当に添加することができる。培養中発泡が著し
い時には、例えば大豆油、亜麻仁油等の植物油やプロナ
ール1(東邦化学社製)、シリコンKM−70(信越化
学工業社製)等の石油系消泡剤を適宜添加すればよい。
培養温度は25〜30℃、pHは中性ないし微酸性で培
養を行うこされる。菌体中の生成量が最大に達したとき
培養を停止し菌体を戸別し、得られた菌体より目的物を
精製、単離する。
図体より本物質の精製、単離には一般に微生物代謝生産
物をその菌体から単離するために用いられる分離、精製
の方法が利用される。NK86−0279はメタノール
、アセトン、酢酸エチル、エタノールをはじめとする有
機溶媒には溶けるが、水に溶けにくい物質で、その精製
には脂溶性物質の精製に用いられる方法により行なわれ
る。
すなわち、各種有機溶媒による抽出、シリカ■ ゲル、セファデックス LH−20によるクロマトグラ
フィーなどを適宜組み合わせて用いることができる。
例えば、培養液を濾過し、菌体を集め、アセトンで2回
抽出し、アセトン溶液を減圧濃縮、乾固し残渣をn−ヘ
キサンを用いて洗浄する。
得られた褐色の粗粉末をクロロホルムに溶解し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製する。展開溶
媒はクロロホルム−メタノール(50:1)を用いた。
活性画分を集め濃縮、乾固することKより、褐色の粉末
を得る。この粉末をヘキサン−アセトン(3:2)に溶
解し、再び、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製
する。
展開溶媒は、ヘキサン−アセトン(3:2)を用いた。
活性画分を集め、濃縮、″乾固することにより淡黄色の
粉末を得る。
ムを用いてクロマトグラフィーを行う。活性画分を集め
、濃縮、乾固した後、メタノール−水から結晶化しNK
86−0279の無色結晶を得た。
尚、培養及び粗分雨中のNK86−0279の力価は、
He La S3細胞を用い増殖抑制を色素法にて測定
した。
以上のようにして得られたNK86−0279の理化学
的性状を次に示す。
(1)外  観;無色結晶 (2)分子量: FD−MS m/z : 819 (
M十H)”(3)元素分析;炭素66.54%水素9.
29%酸素24.06 (4)分子式; C46H740+z (5)融 点:157.0〜159.0°C(6)  
比施光度、〔α)、 =−47,0(C1,OO,メタ
ノール)(7)溶解性:メタノール、アセトン、酢酸エ
チル、ジメチルスルホキシトナ どの有機溶媒に可溶 水、ヘキサンなどKは難溶。
(8)  シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるR
f値 シリカゲル薄層(1(iesel gel 60 Fz
sn + 0.25 wsMerck社)を使用し、ヘ
キサンニア七トン(3: 2 V/V%)およびクロロ
ホルム:メタノール(30: 1 v/v%)の展開溶
媒系で0.37および0.53を示す。
(9)紫外線吸収スペクトル 図1に示した通り、UVl暦ax−/′(E(−);2
25、Onm(364,5)、232.5 nm(33
8,4)。
242.5 nm(sh、 ) (10)赤外線吸収スペクトル 臭化カリウム錠にて測定した赤外吸収スペクトルを第2
図に示す。その吸収極大値(波紋cm、’)を以下に示
す。
3525.3500,3455.2955,2930゜
2870.2340.2160.1920.1840゜
1730.1700,1650,1640,1450゜
1410.1395,1375,1365.1345゜
1300.1290,1270,1230,1200゜
1)80.1)70,1)25.1)15,1)10゜
1)00.1090,1070,1050,1010゜
1005.985,975,950,920,910゜
900.880,865,840,820,800゜7
85.770,745,720,705,675゜(1
))水素核磁気共鳴スペクトル 重クロロホルム中で測定した水素核磁気共鳴スペクトル
を第3図に示す。
(]2)炭素核磁気共鳴スペクトル 重クロロホルム中で測定した炭素核磁気共鳴スペクトル
を第4図に示す。その化学シフト(δ−値)を以下に示
す。
220.26,220.14,203.12,164.
98゜149.1),137.20,132.24,1
30.63゜129.87.122.58.101.1
3.83.10゜76.01.72.99.72.67
、72.04.71.02゜6710.64.60. 
46.60,46.14,45.96゜43.95,4
1.87. 41.74.40.34,38.38゜3
6.79(X2)、35.99.33.63,31.2
0゜30.70,28.68,25.04.21.88
,21.06゜17.91,14.55. 13.98
. 13、I 1.  l 3.08゜12.1). 
9.44. 8.40. 5.99゜(13)呈色反応
;リンモリブデン酸反応、硫酸、過マンガン酸カリウム
反応忙陽性 パウリ−反応、ライドンスミス反応陰性を示す。
本発明化合物は後記の如く、抗真菌、抗腫瘍、血管新生
抑制剤などの医薬品として又、殺虫剤として期待される
本発明化合物を医薬品として使用する場合には、単独ま
たは賦形剤と混合して注射剤、経口剤、坐剤等として投
与する。賦形剤は薬剤学的に許容されるものであればい
ずれでもよく、その種類および組成は投与経路や投与方
法によって決まる。例えば、液状賦形剤としては水、ア
ルコールもしくは大豆油、ビーナツツ油、ゴマ油、ミネ
ラル油等の動植物油または合成油を用いることができる
。固体賦形剤としてはマルトース、シュクロースなどの
糖類、各種アミノ酸類、ヒドロキシプロピルセルロース
などのセルロース誘導体、ステアリン酸マグネシウムな
どの有機酸塩類などを使用することができる。
注射剤の場合には、賦形剤としては、生理食塩水、各種
緩衝液、グルコース、イノシトール、マンニトール等の
糖類溶液、エチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等のグリコール類溶液が望ましい。また、イノシトー
ル、マンニトール、グルコース、マンノース、マルトー
ス、シュクロース等の糖類やフェニルアラニン等のアミ
ノ酸類の賦形剤と共に凍結乾燥剤となし、投与時に注射
剤の適当な溶剤、例えば、滅菌水、ブドウ糖溶液、電解
質溶液、アミノ酸溶液等に溶解して静脈および筋肉内に
投与することもできる。
経口剤の場合には、前記液状賦形剤もしくは固体賦形剤
とともに錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、液剤、ドラ
イシロップ剤等の形態にするのがよい。また、ペレット
剤として経皮、粘膜剤などの局所投与剤としてもよい。
製剤中における本化合物の含量は、通常0001〜1重
量%であり、好ましくは0.01〜0.1重量%である
。例えば、注射剤の場合には、通常0.01〜0.05
重l9がよい。経口剤の場合にはo、oos〜1重量%
、好ましくは0.05〜0.5重量%とし、残部を賦形
剤とする。
投与量は、患者の年令、体重、症状、治療目的等忙より
決定されるが、−船釣には、非経口投与で0.1〜5μ
g / kg /日、経口投与で0.5〜30μg /
 kg /日である。また、マウスに対するNK86−
0279の急性毒性値(LDso)は、1.67使用目
的に応じてそのまま単体で使用できるが効果を助長ある
いは安定にするために農薬補助剤を配合して製剤とし、
これを直接使用するか必要に応じ希釈するなどして適用
するのが一般的である。本発明化合物の製剤化にあたっ
ては何ら特別の条件を必要とせず、農薬製造分野におい
て一般的に行われている方法により、粉剤、粒剤、微粒
剤、水利剤、フロアブル剤、乳剤、マイクロカプセル剤
、油剤、エアゾール、加熱燻蒸剤(蚊取線香、電気蚊取
など)、フォラキングなどの煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒
餌などの任意の製剤形態にして使用できる。
ここに言う農薬補助剤としては担体(希釈剤)およびそ
の他の補助剤、たとえば展着剤、乳化剤、湿展剤、分散
剤、固着剤、崩壊剤などを挙げることができる。
又、その使用量は剤形、施用する方法、時期、その他の
条件によって変るが、農園芸用剤、森林防害虫用剤及び
牧野害虫用剤は通常10アール当り有効成分量で10〜
300g、好ましくは15〜200gが使用され、衛生
防害虫用剤は通常1 m”当り有効成分量で2〜200
■、好ましくは5〜1)00ff1が使用される。たと
えば粉剤は10アールあたり有効成分で15〜120g
、粒剤は有効成分で30〜240g、また乳剤、水利剤
は有効成分で40〜250gの範囲である。しかしなが
ら特別の場合には、これらの範囲を越えることが、また
は下まわることが可能であり、また時には必要でさえあ
る。
又、製剤中の有効成分含量は製剤形態、施用する方法そ
の他の条件により異なり場合によっては有効成分化合物
のみでもよいが通常は0.2〜95%(重量)好ましく
は0.5〜80%(重量)の範囲である。
(作 用) 次に本化合物の作用を説明する。
試験例1゜ 本化合物の抗カビスペクトルを検討した。
NK86−0279のツアペック寒天培地による抗カビ
スペクトルを第1表に示す。
NK86−0279は表1に示すようにペニシリウム・
クリソゲナム、アスペルギルス・オリーゼ、トルラ・ヘ
ルバルムなどの真菌類に対し、強い発育阻止作用を示し
た。
表1 本 ポテト・シ1vM寒天培地による。
試験例2゜ 本化合物のf(e La S3培養細胞に対する増殖抑
制作用を検討した。He La S3細胞を1.5X1
0”個/′大の割合で96穴テストプレートに接種し1
日後本化合物を種々な濃度で培養液に添加した。添加3
日後細胞数を色素法により測定し、本化合物の種々の濃
度におけるHe La S3細胞の増殖抑制率を求めた
結果を表2に示した。本化合物のI Cso値は0.0
027 mcg/”mlであり、He La S3細胞
に対し強い増殖抑制作用を認めた。
表2 本化合物の種々の濃度における 試験例3゜ 本化合物のマウス大腸ガン細胞(Co1on 26 )
およびヒト大腸ガン細胞(SWI 1)6)に対する増
殖抑制作用を検討した。マウス大腸ガン細胞を1.5X
103個/穴の割合で、またヒト大腸ガン細胞を3.0
X10”個/穴で96穴テストプレート、に接種し37
℃5%CO2インキュベーター内で24時間培養した後
、本物質を種々な濃度で添加した。添加後、それぞれ6
5時間後、96時間後の細胞数を色素法により測定し、
本化合物の種々の濃度におけるマウス大腸ガン細胞およ
びヒト大腸ガン細胞の増殖抑制率を求めた。
結果を表3−1に示した。本化合物のIC,。値は、マ
ウス大勝ガン細胞に対して、0,0061mcg/ml
以下、ヒト大腸ガン細胞に対して0.021mcg/m
lであり、両細胞に対し強い増殖抑制作用を認めた。
表3−1 死を記録した。本化合物によるマウスの延命率(T/C
)は対照群の平均生存日数に対する本化合物各投与群の
平均生存日数の比率より求めた。
結果を表3−2に示した。本化合物の0.25tng/
′kg投与群で最大の延命率153%が得られ対照群に
比べ有意な抗腫瘍効果が認められた。
表3−2 本化合物のマウス大腸5i!i (Co1on 26)
に対する制癌作用を検討した。マウス大腸癌の組織片2
皿3を6週齢、雄BALB/cマウスの左体側皮下に移
植し、翌日より種々な濃度の本化合物を1日1回連日9
日間腹腔内に投与した。投与開始後毎日マウスの一般状
態を観察し、その生試験例4゜ 本化合物のマウス肺ガン細胞(LL)およびヒト肺ガン
細胞(PC−3)に対する増殖抑制作用を検討した。
マウス肺ガン細胞を8. OX 102個/穴、ヒト肺
ガン細胞2.5X10”個/′穴の割合で96大テスト
プレートに接種し、37°C5%CO2インキュベータ
ー内で24時間培養した後、本化合物を種々な濃度で培
養液に添加した。添加3日後、細胞数を色素法にて測定
し、本化合物の種々の濃度におけるマウス肺ガン細胞(
LL )、ヒト肺ガン細胞(、PC−3)の増殖抑制率
を求め、た。
結果を表4−1に示した。本化合物のI Cso値は、
マウス肺ガン細胞(LL)に対し、0.098mcg/
ml、ヒト肺ガン細胞(PC−3)に対し、2、13 
mcg/mlであり、両細胞に対し、強い増殖抑制作用
を認めた。
表4−1 本化合物のマウス肺fff、 (Iewis Iung
carcinoma )およびマウス乳5i! (Eh
rlich B ) K対する制癌作用を検討した。I
 X I O’個のマウス肺癌細胞またはマウス乳癌細
胞を8週齢、雄BDF、またはICRマウスの右鼠渓部
皮下にそれぞれ移植し、2日後より種々な濃度の本化合
物を1日1回連日9日間腹腔内に投与した。投与終了後
2目にpa瘍の短径と長径を測定し、短径×長径/2の
式より腫瘍体積を求め、本化合物各投与群の対照群に対
する腫瘍体積の比率より、それぞれの腫Cに対する増殖
抑制率を求めた。
結果を表4−2に示した。本化合物による最大増殖抑制
率はマウス肺癌に対し0.5■/″kg投与群で59.
6%、マウス乳癌に対dヶ5■/′kg投与群で67%
であり、本化合物はそれぞれの腫瘍に対し、強い抗腫瘍
効果を示した。
表4−2 試験例5゜ (S−1) 本化合物のマウスメラノーマi%2(816)およびヒ
トメラノーマ細胞(A375)に対する増殖抑制作用を
検討した。マウスメラノーマ細胞’k1.5X10”個
/穴、ヒトメラノーマ細胞を1、OX 10’個/穴の
割合で96穴テストプレートに、接種し、37℃、5%
COzインキュベーターで培養した後、本化合物を種々
な濃度で培養液に添加した。添加65時閘後、細胞数を
色素法により測定し、本化合物の種々の濃度におけるマ
ウスメラノーマ細胞、ヒトメラノーマ細胞の増殖抑制率
を求めた。
結果を表5−1忙示した。本化合物のIC5o値は、マ
ウスメラノーマ細胞忙対して1.62mcg/ml、ヒ
トメラノーマ細胞に対して1.87 mcg/mlと両
細胞に対し増殖抑制作用を示した。
表5−1 し、短径2×長径2/2の式より腫瘍体積を求め、本化
合物各投与群の対照群に対する腫瘍体積の比率より、腫
瘍増殖抑制率を求めた。
結果を表5−2に示した。本化合物による最大増殖抑制
率はx、Oq/kg投与群において80%であり、マウ
ス黒色肉腫に対し強い抗腫瘍効果が認められた。
表5−2 腹腔内投与による本化合物のマウス黒色肉腫(B 16
 n+elanotic +eelano1)1a) 
Iこ対する制癌作用を検討した。4xlO5個のマウス
黒色肉腫細胞を8週齢、雄BDF、マウスの右体側皮下
もと移植し、翌日より種々な濃度の本化合物を1日1回
連!310日間腹腔内りこ投与した。
移植1)日日日腫瘍の短径と長径を測定試験例5−3 静脈内投与による本化合物のマウス黒色肉1ffi(B
16 a+elanotic melanoma)に対
する制癌作用を検討した。 5X10’個のマウス黒色
肉腫細胞を6週齢、雄C57BL/6マウスの右体側皮
下に移植し、移植後1日目または7日目より種々な濃度
の本化合物をそれぞれ1日1回5日間静脈内に投与した
。移植後1)1日目ll1w1の短径と長径を測定し、
短径2×長径2/2の式より腫瘍体積を求め、本化合物
各投与群の対照群に対する腫瘍体積の比率より、それぞ
れのmi増殖抑制率を求めた。
結果を表5−3に示した0本化合物による最大増殖抑制
率は腫瘍移植後7日目より5日間本化合物を静脈内投与
した時、0.4 mg/kg投与群において81.9χ
であり、マウス黒色肉腫に対し強い抗腫瘍効果が認めら
れた。
表5−3 試験例5−4 経口投与による本化合物のマウス黒色肉腫(816me
lanotic a+elanoa+a)に対する制癌
作用を検討した。 5X10’個のマウス黒色肉腫細胞
を6週齢、mc57BL/6マウスの右体側皮下に移植
し、移植後1日目または7日目より種々な濃度の本化合
物をそれぞれ1日1回5日間経口投与した。移植後1)
1日目腫瘍の短径と長径を測定し、短径8×長径8/2
の式よりIll瘍体積を求め、本化合物各投与群の対照
群に対する腫瘍体積の比率より、それぞれの腫瘍増殖抑
制率を求めた。
結果を表5−4に示した0本化合物による最大増殖抑制
率は腫瘍移植後1日目より5日間本化合物を経口投与し
た時、1 mg/kg投与群において94.6χであり
、マウス黒色肉腫に対し強い抗腫瘍効果が認められた。
表5−4 試験例6゜ 本化合物の、内皮細胞に対する増殖抑制作用を検討した
。牛副腎の毛細血管内皮細胞を1×104個/大の割合
で6穴テストプレートに接種し、1日後本物質を種々な
濃度で培養液に添加した。添加3日後細胞数をコールタ
−カウンターにより測定し、本化合物の種々の濃度にお
ける血管内皮細胞の増殖抑制率を求めた。結果を表6に
示した。本化合物のI Cso値は0.0003mcg
/inlであり、内皮細胞に対し強い増殖抑制作用を認
めた。
表6 本化合物の種々の濃度にける 血管内皮細胞の増殖抑制率 試験例7゜ 本化合物の血管新生に対する抑制作用をM、A。
Qimbroneらの家兎角膜内評価法(Journa
l Nati−onal Cancer In5t−t
tute 52e 41 :L 1974)を用いて検
討した。即ち、家兎の角膜中央部をメスを用いて約2 
mm切開し、角膜内にポケットを作製した。ここに、あ
らかじめR,Langerらの方法(Na、ture2
63.797.1979)Kより作製しておいたエーリ
ッヒ癌粗抽出物100 mCgを含む徐放性ペレットを
設置した。更K、本化合物0.3〜81 mcgを含有
する徐放性ペレットを上記ペレットに接して設置し、設
置後4.6.8および100日目血管新生の程度を観察
した。その結果、エーリッヒ癌粗抽出物による血管の新
生は本化合物のl mcg以上のペレット設置群で4日
目まで、2.7 mcg以上のペレット設置群では8日
目まで非投与群に比べ有意に遅延した。
試験例8゜ 本発明化合物の殺虫作用を次の方法により試験した。
(1)ナミハダニ成虫(ケルセン耐性種)を供試虫とし
て通常の方法(細辻豊二編:農薬生物検定法、327頁
)により死滅率を検定した。
すなわち、本化合物のアセトン溶液(0,1%)をシラ
糖水溶液(1%) 0.5 mlに所定の濃度になるよ
うに加えた。容器(20mlビーカー)にナミハダニ成
虫10頭を成虫しバラフィルムでフタをした。このバラ
フィルム上に上記薬液をのせてさらにバラフィルムを覆
い恒温室(20士1°C)に所定時間放置後、供試虫の
生、死を調査した。
(2)チカイエ力幼虫(感受性様)を供試虫として通常
の方法(ソフトサイエンス社:農薬実験法l、殺虫剤綿
、109頁)により死滅率を検定した。
すなわち、容器(15mlシャーレ)に井水10m1を
入れチカイエカ3令幼虫を5頭放虫した。これに本化合
物のアセトン溶液(0,1%)を所定の濃度になるよう
に加え恒温室(26士1 ’C)に所定時間放置後、供
試虫の生、死を調査した。
結果を表8に示す。この表から明らかなように本発明化
合物は殺ダニ、段数作用を有する。
表8 〔効 果〕 以上の結果から、本化合物は抗真菌作用、制剤、殺虫剤
として期待される。
以下本発明の化合物の製法を実施例忙より示す。
実施例1゜ 500 ml容三角フラスコに溶性デンプン2%、グル
コース0,5%、ヘフトン0.5%、酵母エキス0.5
%、燐酸第2カリウム0.05%、硫酸マグネシウム0
.05%、大豆粉0.5%の培地(pH7,2)100
mlを分注し、120℃20分間オートクレーブにより
滅菌した。これにNK86−0279株(微工研条寄1
785号)の1白金耳を接種し、ロータリーシェーカー
にて190回転/分27℃の条件下で2日間振盪培養し
た。これとは別に500 ml容三角フラスコにグリセ
リン4%、ポリペプトン0.5%、粉末酵母エキス0.
3%、肉エキス0.5%、塩化ナトリウム0.3%、硫
酸マグネシウム0.05%の培地(pH7,00) 1
00mlを分注し、120℃、20分間オートクレーブ
滅菌した。このフラスコに前記培養液2 mlを移植し
、ロータリーシェカーにて190回転/分27℃の条件
下で、5日間振盪培養を行なった。本方法における培養
物102を濾過することにより、菌体3 kgを得た。
得られた菌体を32の蒸留水で洗浄した後3ノのアセト
ンを加え一晩撹拌し、抽出を行なった。濾過により菌体
な戸別し、更に22のアセトンにて抽出を繰り返した。
得られたアセトン抽出液4.82を減圧乾固し、5.0
gの粗抽出物を得た。これを−度へキサンで洗浄し、得
られた粗抽出物4.2gをクロロホルムに溶解し、あら
かじめクロロホルム:メタノール(50:1)で平衡化
したシリカゲルカラム(400ml)にかけ、同溶媒を
用いてクロマトグラフィーな行なった。活性画分を集め
、減圧下濃縮乾固し、黄白色の粗粉末122.8■を得
た。
次にこの粉末をヘキサン−アセトン(3:2)に溶解し
、あらかじめ同溶媒で平衡化したシリカゲルカラム(2
0ml)にかけ同溶媒でクロマトグラフィーを行なった
。活性画分を集め、減圧下濃縮乾固し、淡黄白色の粗粉
末68.5 ff1gを得た。
次にこの粗粉末を、メタノールに溶解し、同溶媒で平衡
化したセファデックス!’LH−20カラム(150m
l)にかけ、クロマトグラフィーを行なった。
活性画分を集め、減圧下濃縮乾固した後メタノール−水
より結晶化し、NK86−0279の無色結晶2260
■を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はNK86−0279物質の紫外部吸収スペクト
ルを示す。実線(−)は、20 mcg/mlのメタノ
ール溶液、破線(・・・・・・)は20 mcg /m
lのo、iN塩酸−90%メタノール溶液、鎖線(−−
−−)は20 mcg / mlの0、IN苛性ソーダ
ー90%メタノール溶液。 第2図は臭化カリウム錠として測定したNK86−02
79の赤外吸収スペクトルである。 第3図は、NK86−0279の重クロロホルム中で測
定した水素核磁気共鳴スペクトルである。 第4図は、NK86−0279の重クロロホルム中で測
定した、炭素核磁気共鳴スペクトルである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される新規抗生物質NK86−0279
  2. (2)ストレプトミセス属に属し、抗生物質NK86−
    0279を産生する能力を有する微生物を培地中で培養
    し、培養物中に抗生物質NK86−0279を生成蓄積
    せしめ、次いでこれを採取することを特徴とする抗生物
    質NK86−0279の製造方法
  3. (3)抗生物質NK86−0279を有効成分とする抗
    真菌剤、抗腫瘍剤、血管新生抑制剤又は殺虫剤。
JP32200088A 1987-12-24 1988-12-22 新規抗生物質nk86―0279、その製法及びその用途 Pending JPH032184A (ja)

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