JPH03218159A - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、列信機能を有するファクシミリ蓄積交換装置
に関する。

（従来の技術） 例えば、社内の各部に設置した多数のファクシミリ装置
を用いて社内での情報伝達を行う場合、ファクシミリ蓄
積交換装置を用いてファクシミリネットワークが構成さ
れることがある。このようなファクシミリネットワーク
を構成すると、送受信の手間、通信コスト、および、必
要となるファクシミリ装置の台数などを削減することが
でき、また、確実な通信が可能となる。このファクシミ
リネットワークに用いられるファクシミリ蓄積交換装置
は、画情報等を蓄積するための大容量のデータメモリ、
複数の外線（例えば、公衆電話回線）と接続するための
複数の回線インターフェース、および、内線側の複数の
ファクシミリ装置と接続するための複数の内線インター
フェース等から構成される。ネットワークに対する送受
信画情報は、一旦ファクシミリ蓄積交換装置番こ蓄積さ
れ、指定された宛先に適宜に伝送される。一般に、ファ
クシミリ装置を用いて画情報を伝送するとき、送信側と
受信側のファクシミリ装置で、自端末を識別するための
識別情報を相互に交換している。それぞれのファクシミ
リ装置では、この識別情報を利用して、画情報伝送を管
理している。

一方、上述のファクシミリ蓄積交換装置においては、列
信機能を有するものが知られている．列信機能とは、同
一宛先の画情報が複数個ある場合、画情報毎に回線を切
断することなく、これらをまとめて送信する機能である
。この列信機能を用いると、プロトコルを省略すること
ができるので、回線保有時間を短縮することができ、通
信コストを低減することができる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の列信機能を有する従来
のファクシミリ蓄積交換装置にあっては、識別情報がた
だ一つだけ設定されているため、列信の対象となる各画
情報の識別情報がそれぞれ異なる場合でも、同一の識別
情報しか得ることができずに、受信先では各画情報の送
出元を正確に認識することができないといった問題点が
あった。

（発明の目的） そこで本発明は、列信時、画情報の送信前に各画情報の
送出元の識別情報を一括して送信して、受信先で各画情
報の送出元を正確に認識することができるファクシミリ
蓄積交換装置を提供することを目的としている。

（発明の構成） 本発明によるファクシミリ蓄積交換装置は、上記目的を
達成するため、列信機能を有するファクシミリ蓄積交換
装置であって、列信時、画情報の送信前に各画情報の送
出元の識別情報を一括して送信する識別情報送信手段を
設けたことを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１〜４図は本発明に係るファクシミリ蓄積交換装置の
一実施例を示す図であり、このファクシミリ蓄積交換装
置は列信機能を有している。

まず、構成を説明する。

第ｌ図において、ファクシミリ蓄積交換装置は、ｎ個の
回線インターフェースＥＬＬ〜ＥＬｎを介して公衆電話
回線網に接続し、また、ｍ個の内線インターフェースＩ
ＬＬ〜ＩＬｍを介して内線側のｍ個のファクシミリ装置
（図示略）に接続している。交換機ＥＸは、回線インタ
ーフェースＥＬ１〜ＥＬｎ、および、内線インターフェ
ースＩＬ１〜ＩＬｍを、ｋ個のファクシミリチャネル部
ＦＣｌ−ＦＣｋと相互接続するためのものである。

このファクシミリチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋは、交換機
ＥＸ、回線インターフェースＥＬ１〜ＥＬｎおよび公衆
電話回線網を介して接続されたファクシミリ装置、ある
いは、交換機ＥＸおよび内線インターフェースＩＬ１＝
ＩＬｍを介して接続されるファクシミリ装置と所定のフ
ァクシミリ伝送制御手順を実行して、画情報を伝送する
ためのものである。また、その伝送する画情報は、シス
チム制御部ＳＣ−Ｕにより画情報メモリＳＡＦに蓄積さ
れる。システム制御部ＳＣＵは、ファクシミリチャネル
部ＦＣＩ〜ＦＣｋを介して送受信する画情報を画情報メ
モリＳＡＦに蓄積し、その蓄積を管理するとともに、フ
ァクシミリチャネル部ＦＣ１〜ＦＣｋによるファクシミ
リ伝送を制御するためのものである。列信機能、同報伝
送、時刻指定伝送、および、親展受信等の種々の伝送機
能は、このシステム制御部ＳＣＵにより実現される。

第２図は、ファクシミリチャネル部ＰＣＩの一例を示す
。なお、それ以外のファクシミリチャネル部ＦＣ２〜Ｆ
Ｃｋも同一に構成されている。ＣＰＵ（中央処理装置）
１は、このファクシミリチャネル部ＰＣＩのファクシミ
リ伝送制御手順処理および内部の制御処理を実行するた
めのものであり、その処理プログラムはＲＯＭ　（リー
ド・オンリ・メモリ）２に蓄積され、ワークエリアはＲ
ＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）３に形成される。

また、内線側のファクシミリ装置には、各々を識別する
ための識別情報が設定されており、それらの識別情報は
、Ｒ　Ｏ　Ｍ　２あるいはＲＡＭ３に記憶されている。

インターフェース４は、ファクシミリチャネル部ＰＣＩ
とシステム制御部ＳＣＵＯ間におけるデータのやりとり
をするためのものである。符号化復号化部５、６は、フ
ァクシミリ伝送のために画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化されている画情報を元の画信号に復号化する
ためのものである。この場合、交換機ＥＸを介して伝送
されてきた画情報を画情報メモリＳＡＦに蓄積するとき
、その符号化圧縮されている画情報を符号化復号化部５
によって一旦元の画信号に戻し、符号化復号化部６によ
り、その画信号を画情報メモリＳＡＦに蓄積するのに最
も効率のよい符号化方式で再度符号化圧縮している。ま
た、画情報メモリＳＡＦに蓄積された画情報を目的のフ
ァクシミリ装置に伝送するとき、蓄積された画情報を符
号化復号化部６により元の画信号に戻し、その画信号を
、符号化復号化部５により目的のファクシミリ装置が受
信可能な符号化方式で再度符号化圧縮している。モデム
７は、ファクシミリ装置と画情報を送受信するときに、
画情報を構成するデジタルデータを変復調するためのも
のである。

トーン検出部８は、プソシュボタン信号を検出するため
のものである。このプソシュボタン信号は、公衆電話回
線網に接続されたファクシミリ装置（以下、網側ファク
シミリ装置という）から、内線側のファクシミリ装置を
指定するための内線識別信号を構成する。例えば、連続
する４つのプッシュボタン信号の組合せにより、１つの
内線識別信号が構成される。また、ＣＰＵＩ，ＲＯＭ２
、ＲＡＭ３、インターフェース４、符号化復号化部５，
６、モデム７、および、トーン検出部８は、内部バス９
を介して相互にデータをやりとりする。

ここで、システム制御部ＳＣＵおよびファクシミリチャ
ネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋは、列信時、画情報の送信前に各
画情報の送出元の識別情報を一括して送信する機能を有
しており、識別情報送信手段を構成する。なお、この送
信の手段は後述する。

次に、列信により送信される画情報をファクシミリ蓄積
交換装置に蓄積する手順を説明する。

まず、網側ファクシミリ装置がこのファクシミリ蓄積交
換装置の内線に接続されているファクシミリ装置に画情
報を伝送するとき、網側ファクシミリ装置は、公衆電話
回線網を用いてファクシミリ蓄積交換装置を発呼する。

これにより、公衆電話回線網は、回線インターフェース
ＥＬＬ〜ＥＬｎと接続している回線のうち、その時点で
空いているものを選択して発呼する。次いで、公衆電話
回線網に接続された回線インターフェースＥＬＩ〜ＥＬ
ｎは、着呼を交換機ＥＸに通知して、いずれかのファク
シミリチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋに接続することを要求
する。次いで、交換機ＥＸは、その時点は空いているフ
ァクシミリチャネル部ＦＣｌ−ＦＣｋを選択し、接続要
求のあった回線インターフェースＥＬＬ〜ＥＬｎとその
選択したファクシミリチャネル部ＰＣＩ−ＦＣｋに接続
する。

次いで、網側ファクシミリ装置は、ファクシミリ蓄積交
換装置を発呼できると、宛先とする内線側のファクシミ
リ装置に設定されている内線識別信号に対応したプソシ
ュボタン信号を出力する。このプノシュボクン信号は、
ファクシミリチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋのトーン検出部
８で順次検出され、その検出結果がＣＰＵＩに通知され
る。ＣＰＵ１は、そのプッシュボタン信号の組合せに基
づき、網側ファクシミリ装置が送出した内線識別信号を
判定してその内線識別信号を記憶し、網側ファクシミリ
装置との間で、ファクシミリ伝送制御手順を開始する。

次いで、そのファクシミリ伝送制御手順において、自端
末を識別するための識別情報を網側ファクシミリ装置に
応答するとき、ＣＰＵＩは、そのときに判定した内線識
別信号に対応する内線側ファクシミリ装置に設定されて
いる識別情報を、ＲＯＭ２またはＲＡＭ３より取り出し
、その識別情報を網側ファクシミリ装置に応答する。Ｃ
ＰＵＩは、網側ファクシミリ装置とそのときに使用する
伝送機能の設定を終了すると、画情報受信を開始する。

このとき、上述したように、受信した画情報を画情報メ
モリＳＡＦに蓄積するのに最も適した符号化方式で圧縮
した画情報に変換し、システム制御部ＳＣＵに転送する
。それにより、システム制御部ＳＣＵは、転送されてき
た画情報を、順次画情報メモリＳＡＦに蓄積する。

また、ＣＰＵＩは、画情報の転送の直前に、送信装置で
ある内線側のファクシミリ装置の識別情報および画情報
のページ数と、受信装置である網側ファクシミリの電話
番号をシステム制御部ＳＣＵに通知する。これにより、
システム制御部ＳＣＵは、送受信装置の識別情報や画情
報のページ数や伝送モード等からなる伝送管理情報を形
成し、その伝送管理情報を画情報と関連づけた状態でシ
ステム制御部ＳＣＵのメモリに記憶する。綱側ファクシ
ミリ装置の画情報の送信が終了すると、その網側ファク
シミリ装置との接続が断たれて、ファクシミリ伝送が終
了する。

一方、内線側のファクシミリ装置から網側ファクシミリ
装置に画情報を伝送するとき、まず、内線側のファクシ
ミリ装置は、内線インターフェースＩＬ１＝ＩＬｍに、
交換機ＥＸと接続することを要求する。次いで、内線イ
ンターフェースＩＬｌ　−　Ｉ　Ｌ　ｍは、着呼を交換
機ＥＸに通知して、いずれかのファクシミリチャネル部
ＦＣＩ〜ＦＣｋに接続することを要求する。次いで、交
換機ＥＸは、その時点で空いているファクシミリチャネ
ル部ＦＣＩ〜ＦＣｋを選択し、接続要求のあった内線イ
ンターフェースＩＬＩ〜ＩＬｍとその選択したファクシ
ミリチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋに接続する。内線側のフ
ァクシミリ装置とファクシミリチャネル部ＰＣＩ−ＦＣ
ｋが接続されると、ファクシミリ伝送制御手順が開始さ
れる。次いで、そのファクシミリ伝送制御手順において
、内線側のファクシミリ装置は、宛先の電話番号と自端
末を識別するための識別情報をファクシミリヂャネル部
ＦＣ１〜ＦＣｋに通知する。ファクシミリチャネル部Ｆ
Ｃ１〜ＦＣｋのＣＰＵＩは、内線側のファクシミリ装置
とそのときに使用する伝送機能の設定を終了すると、画
情報受信を開始する。このどき、上述と同様に、画情報
を画情報メモリＳＡＦに蓄積するのに最も適した符号化
方式で圧縮した画情報に変換し、システム制御部ＳＣＵ
に転送する。それにより、システム制御部ＳＣＵは、転
送されてきた画情報を、順次画情報メモリＳＡＦに蓄積
する。また、ＣＰＵＩは、画情報の転送の直前に、送信
装置である内線側のファクシミリ装置の識別情報および
画情報のページ数と、受信装置である網側ファクシミリ
の電話番号をシステム制御部ＳＣＵに通知する。これに
より、システム制御部ＳＣＵは、送信装置の識別情報、
画情報のページ数、宛先電話番号および伝送モード等か
らなる伝送管理情報を形成し、その伝送管理情報を画情
報と関連づけた状態でシステム制御部ＳＣＵのメモリに
記憶する。内線側のファクシミリ装置の画情報の送信が
終了すると、その内線側のファクシミリ装置との接続が
断たれて、ファクシミリ伝送が終了する。

また一方、内線側のファクシミリ装置相互間の画情報伝
送の場合の画情報も上述と同様の手順によりファクシミ
リ蓄積交換装置に蓄積される。ただし、送信装置および
受信装置の識別情報としては、各々の内線側のファクシ
ミリ装置に設定された識別情報がそれぞれ応答される。

次に、列信の手順を第３、４図を参照しながら説明する
。

まず、ファクシミリ蓄積交換装置に蓄積された画情報を
内線側のファクシミリ装置に列信するとき、まずシステ
ム制御部ＳＣＵは、伝送管理情報から宛先となる内線側
のファクシミリ装置の識別情報を読み出す。そして、そ
の時点で空いているファクシミリチャネル部ＦＣＩ〜Ｆ
Ｃｋを選択し、そのファクシミリチャネル部ＦＣＩ〜Ｆ
ＣｋのＣＰＵＩに識別情報に対応した内線側のファクシ
ミリ装置に画情報を伝送することを通知する。次いで、
交換機ＥＸに、そのときに選択したファクシミリチャネ
ル部ＦＣＩ〜ＦＣｋと、宛先となる内線側のファクシミ
リ装置に対応した内線インターフェースＩＬＬ〜ＩＬｍ
を接続するように指令する。これにより、交換機ＥＸが
指定されたファクシミリチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋと内
線インターフェースＩＬＬ〜ＩＬｍを接続する。次いで
、内線側のファクシミリ装置が発呼されて、ファクシミ
リチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋに接続される。また、ファ
クシ，ミリ伝送手順が実行される前に、ＣＰＵＩは、シ
ステム制御部ＳＣＵ中のメモリに蓄積された各画情報の
ページ数および送出元の識別情報に基づき、ＮＳＳ　（
非標準機能設定信号）として、第４図の独自ＮＳＳフレ
ームを作成する。

次いで、ＣＰＵ１は、内線側のファクシミリ装置とその
ときに使用する伝送機能の設定後、システム制御部ＳＣ
Ｕに画情報の転送開始を要求する。

次いで、システム制御部ＳＣＵより転送されてきた画情
報を、上述のように、そのときに内線側のファクシミリ
装置と設定した符号化方式で圧縮した画情報に変換し、
内線側のファクシミリ装置に伝送する。次いで、内線側
ファクシミリ装置に対する画情報の送信が終了すると、
その内線側のファクシミリ装置との接続が断たれて、フ
ァクシミリ伝送が終了する。以上の伝送手段は第３図に
示される。

上述の手順によれば、列信される各画情報のページ数お
よび送出元の識別情報は独自Ｎ　Ｓ　Ｓフレームにより
画情報の送信前に一括して受信先に送信される。

一方、ファクシミリ蓄積交換装置に蓄積された画情報を
絽例のファクシミリ装置に列信するとき、システム制御
部ＳＣＵは、伝送管理情報から宛先となる網側ファクシ
ミリ装置の電話番号を読み出す。そして、その時点で空
いているファクシミリチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋを選択
し、そのファクシミリチャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋのＣＰ
ＵＩに網側ファクシミリ装置に画情報を伝送することを
通知する。次いで、交換機ＥＸに、その時点で空いてい
る回線インターフェースＥＬＩ〜ＥＬｎをファクシミリ
チャネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋに接続するように指令する。

これにより、交換機ＥＸが指定されたファクシミリチャ
ネル部ＦＣＩ〜ＦＣｋと回線インターフェースＥＬＬ〜
ＥＬｎを接続すると、システム制御部ＳＣＵは、宛先電
話番号を接続された回線インターフェースＥＬＬ〜ＥＬ
ｎに転送して宛先の網側ファクシミリ装置を発呼する。

また、前述の内線側のファクシミリ装置に列信する場合
と同様に、ＣＰＵＩにより第４図に示す独自ＮＳＳフレ
ームが作成される。次いで、ＣＰＵ１は、綱側ファクシ
ミリ装置とそのときに使用する伝送機能の設定後、シス
テム制御部ＳＣＵに画情報の転送開始を要求する。それ
によってシステム制御部ＳＣＵより転送されてきた画情
報を、前述のように、そのときに網側ファクシミリ装置
と設定した符号化方式で圧縮した画情報に変換し、網側
ファクシミリ装置に伝送する。次いで、網側ファクシミ
リ装置に対する画情報の送信が終了すると、その網側フ
ァクシミリ装置との接続が断たれて、ファクシミリ伝送
が終了する。以上の伝送手順は前述同様に第３図に示さ
れる。

上述の手順によれば、列信される各画情報のペジ数およ
び送出元の識別情報は、前述の内線側のファクシミリ装
置に列信する場合と同様に、画情報の送信前に一括して
受信先に送信される。

したがって、受信先では、列信の画情報を送出元毎に認
識することができ、例えば、送出元の識別情報を表示部
に表示することが可能になり、送出元を正確に認識する
ことができる。

また、画情報のページ間のモード変更等の無駄なプロト
コルを追加していないので、回線保有時間を短縮すると
いう列信本来の目的を満足することができる。

なお、上述した実施例では、網側ファクシミリ装置から
内線側のファクシミリ装置を指定するときに、プノシュ
ボタン信号による内線識別信号を使用しているが、この
内線識別信号の形態はこれに限ることはない。また、上
述した実施例では、ファクシミリチャネル部に符号化復
号化部を設けているが、システム制御部に符号化復号化
を設けるようにしてもよい。また、上述した実施例では
、外線として公衆電話回線網を使用しているが、それ以
外の外線を使用することもできる。また、外線の接続数
は、ひとつ以上の任意数に設定することができる。また
、画情報の識別情報およびページ数は、システム制御部
ＳＣＵのメモリではなく、画情報メモリＳＡＦに蓄積さ
れるようにしてもよい。

（効果） 本発明によれば、列信時、画情報の送信前に各画情報の
送出元の識別情報を一括して送信しているので、列信に
よるメリソトを損なわずに、受信先では、各画情報の送
出元を正確に認識することができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図は本発明に係るファクシミリ蓄積交換装置の
一実施例を示す図であり、第１図はそのブロノク図、第
２図はそのファクシミリチャネル部のブロック図、第３
図はその列信のシーケンス図、第４図はその独自のＮＳ
Ｓフレームの構成図である。 ＥＬＬ〜ＥＬｎ・・・・・・回線インターフェース、■ Ｌ　１〜■ Ｌｍ・・・・・・内線インク フエ ス、 ＥＸ・・・・・・交換機、 代 理 人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 列信機能を有するファクシミリ蓄積交換装置であって、
   列信時、画情報の送信前に各画情報の送出元の識別情報
   を一括して送信する識別情報送信手段を設けたことを特
   徴とするファクシミリ蓄積交換装置。