JPH032178A - 1,3―ジオキサン誘導体 - Google Patents

1,3―ジオキサン誘導体

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JPH032178A
JPH032178A JP11114690A JP11114690A JPH032178A JP H032178 A JPH032178 A JP H032178A JP 11114690 A JP11114690 A JP 11114690A JP 11114690 A JP11114690 A JP 11114690A JP H032178 A JPH032178 A JP H032178A
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JP
Japan
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formula
salt
compound
dioxane
methyl
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Pending
Application number
JP11114690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Setoi
瀬戸井 宏行
Akio Kuroda
昭雄 黒田
Akihiko Sawada
昭彦 澤田
Hirokazu Tanaka
田中 洋和
Shinji Hashimoto
眞志 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 曳及上五上」至里 本発明は、新規な1,3−ジオキサン誘導体およびその
塩に関する。
きらに詳細には、本発明は、トロンボキサンA2(Tx
A2)拮抗薬であり、従ってTxA2起因の疾患(例え
ば、血栓症、ぜん息等)の治療薬として有用な新規1,
3−ジオキサン誘導体またはその塩に関する。
来の 術および当該 明が  しようとする屈 従来からTXA2拮抗剤として種々の化合物が知られて
おり、例えば特開昭63−183574号公報に1.3
−ジオキサン誘導体が記載されている0本願発明者は鋭
意研究の結果、それらの1.3−ジオキサン誘導体より
も優れたTXA2拮抗作用を有する新規な化合物を創成
することを企図した。
明の構成および効果 この発明の1.3−ジオキサン誘導体は、次の式で表わ
される。
基を示す、〉 目的化合物(1)の塩の適当な例としては、慣用の無毒
性の塩が挙げられ、具体的にはアルカリ金属塩(例えば
、ナトリウム塩、カリウム塩等)およびアルカリ土類金
属塩(例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩等)など
の金属塩、アンモニウム塩、有機アミンとの塩(例えば
、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン
塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N、N’
−ジベンジルエチレンジアミン塩等)などが挙げられる
この発明に従って、新規1.3−ジオキサン誘導体(I
)およびその塩は、例えば、下記に示す製造法によって
製造することができる。
(式中、R1は水素原子または低級アルキル基を、R2
はカルボキシ基または保護されたカルボキシまたはその
塩 + またはその塩 土 またはその塩 R2は保護されたカルボキシ基を示す。
原料化合物(I[)は、 新規な化合物であり、 例λ 以°下に示す調製法およびこれと同様の方法番よって製
造することができる。
漣!mA (XIV) (Xm) 製11組主 (式中、RL Rはそれぞれ前と同じ意味であ (XII) (X) (IX) (■) またはその塩 (■) (V) (IV) またはその塩 (I[) またはその塩 (式中、R1、R2、 R2はそれぞれ前と同じ意味 であり、R3はシリル化されたヒドロキシメチル基を、
R4はアリール基を、R5は低級アルキル基をそれぞれ
示す、) 化合物(115)、(It)、(IV)、(Vl)およ
び(■)の塩は、化合物(1)の塩の説明で例示したの
と同じものが挙げられる。
化合物(If)の塩としては、有機酸との塩(例えば、
酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩
、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン耐塩等)、
無機酸との塩(例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩
、燐酸塩等)またはアミノ酸(例えば、アルギニン、ア
スパラギン酸、グルタミン酸等)との塩などが挙げられ
る。
−一の明細書の以上の記載ならびに以下の記載において
、各種定義の適当な例ならびに説明について次に詳細に
説明する。
1個級」とは、特に明記ない限り、炭素原子1ないし6
個を意味する。
「低級アルキル基」の適当な例としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基など
が挙げられる。
「アリール基」の適当な例としては、フェニル基、トリ
ル基、キシリル基、ナフチル基などが挙げられる。
′シリル化きれたヒドロキシメチル基」とは、トリ(低
級)アルキルハロシラン(例え4f、t−ブチルジメチ
ルクロロシラン)などの慣用のシリル化剤によってシリ
ル化されたヒドロキシメチル基であり、′シリル化され
たヒドロキシメチル基」の適当な例としては、トリ(低
級)アルキルシロキシメチル(例えば、t−ブチルジメ
チルシロキシメチル基部)などが挙げられる。
1保護きれたカルボキシ基」の適当な例としては、低級
アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基等
)などが挙げられる。
上述の製造法ならびに調製法について、似下さらに詳細
に説明する。
1盗珠ユ 目的化合物(1)またはその塩は、化合物(I[)また
はその塩を化合物(I[)またはその塩と反応さ七るこ
とにより製造することができる。
この反応は、通常、反応に悪影響を及ぼ妨ない溶媒、例
えば、ジクロロメタン、水、メタノール、エタノール、
プロパツール、N、N−ジメチルホルムアミド、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、シ′メチルスルホキシドな
どの溶媒中で行われる。
反応は、例えば、塩酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などの
無機酸あるいは有Ja酸の少量の存在下で行うことが好
ましい。
反応温度は特に限定されず、冷却ないし加熱下で反応は
行われる。
1盗羞1 目的化合物(Ib)またはその塩は、化合物(Ia)を
カルボキシ基護基の脱離反応に付すことにより製造する
ことができる。
この製造法の脱離反応としては、加水分解などが挙げら
れる。
反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない溶媒、例えば
、水、メタノール、エタノール、プロパツールなどの溶
媒中で行われる。
反応は、有機塩基あるいは無機塩基、例えば、アルカリ
金Jl(例えば、ナトリウム)、アルカリ土類金属(例
えば、カルシウム)、水素化アルカノ金属または水素化
アルカリ土類金属(例えば、水素化ナトリウム、水素化
カルシウム等)、水酸化アルカリ金属または水酸化アル
カリ土類金属(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等)、炭酸アルカリ金属または
炭酸アルカリ土類金属あるいは炭酸水素アルカリ金属ま
たは炭酸水素アルカリ土類金属(例えば、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム)、アルカリ金
属アルコキシドまたはアルカリ土類金属アルフキシト(
例えば、ナトリウムエトキシド、リチウムメトキシド、
マグネシウムメトキシド)、トリアルキルアミン、(例
えば、トリエチルアミン)、ピリジン、ビシクロジアザ
化合物(例えば、1.5−ジアザビシクロ(3,4゜0
]ノネン−5,1,5−ジアザビシクロ[5,4゜0]
ウンデセン−5等)など、の存在下で行うことカ(好會
しし1゜ 反応温度は特に限定きれず、冷却ないし加熱下で反応は
行われる。
坦MJLL二1 化合物(XI[[)は化合物(XIV)をシリル化剤と
反応させることにより製造することができる。
原料化合物(XIV)(7)つち、(2R,4s、s 
R)−5−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−2−メ
チル−1,3−ジオキサン(2,4−D−エチリデン−
〇−エリスリトール)ならびにその製造法についてはジ
ャーナル・オプ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ
ィー(Journal of theAmertcan
 Chemical 5ociety) 82巻、23
02 (1960)に記載されており、その他の化合物
(XIV)はこれと同様の方法によっ工製造することが
できる。
シリル化剤としては、慣用のシリル化剤(例えば、トリ
アルキルハロシラン等)が挙げられる。
反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(例えば
、N、N−ジメチルホルムアミド等)中、冷却ないし加
熱下、常法に従って行われる。
坦薯法A−2 化合物(XI[)は化合物(XIII)を酸化させるこ
とにより製造することができる。
酸化は、慣用の酸化剤(例えば、ジメチルスルホキシド
等)を用いて、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(例えば
、ベンゼン等)中、冷却ないし加熱下、常法に従って行
われる。
謂1組N二」− 化合物(X)は化合物(XII)を化合物(XI)と反
応きせることにより製造することができる。
反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(例えば
、テトラヒドロフラン停)中、冷却ないし加熱下、常法
に従って行われる。
腫l盈A二1 化合物(IX)は化合物(X)を接触還元に付すことに
より製造することができる。
接触還元は、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(例えば、
エタノール)中、室温付近の温度で常法に従って行われ
る。
調I■ニジ 化合物(■)は化合物(IX)を還元することにより製
造すうことができる。
還元は、通常、還元剤(例えば、水素化アルキルアルミ
ニウム等)を用いて、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(
例えば、トルエン等)中、室温ないし冷却下、常法に従
って行われる。
穫l丑A−6 化合物(VI)またはその塩は、化合物(■)を化合物
(■)またはその塩と反応させることにより製造するこ
とができる。
反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(例えば
、ジメチルスルホキシド等)中、冷却ないし加熱下、常
法に従って行われる。
遵聚蒸へ二l 化合物(V)は化合物(lまたはその塩をカルボキシ保
護基の導入反応に付すことにより製造することができる
反応は、通常、反応に影響を及ぼさない溶媒(例えば、
N、N−ジメチルホルノ、アミド等〉中、冷却ないし加
熱下、常法に従って行われる。
且灸茎人二1 化合物(IV)またはその塩は、化合物(Vl)または
その塩あるいは化合物(V)をシリル基の脱離反応に付
すことにより製造することができる。
反応は、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(例えば、テト
ラヒドロフラン等)中、冷却ないし加熱下、常温に従っ
て行われる。
且1蒸A二l 化合物(]XIまたはその塩は、化合物(IV)または
その塩を酸化することにより製造することができる。
酸化は、ヒドロキシメチル基をホルミル基に変換しうる
慣用の酸化剤(例えば、三酸化クロム等)を用いて行う
ことができる。
反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない溶媒(例えば
、ジクロロメタン等)中、冷却ないし加熱下で行われる
上記製造法および調製法の目的化合物は、常法に従って
精製ならびに所望の塩に変換することができる。
本発明の目的化合物(I)およびその医薬とし又許容さ
れる塩は、 トロンボキサンA z (T XA 2 
) 拮抗薬であるので、TxA2起因の疾患(例えば、
血栓症、ぜん息等)の治療薬として有用である。
[1重化合物(I)の生物学的データのいくつかを参考
のため下記に示す。
下記の試験で使用される9、11−メタノエポキシPG
H2(U46619)は、TXA2作用薬としての薬理
学的特性を有し、被験化合物のTxA2拮抗作用の評価
に広く使用きれている[例えば、ザ・ジル−ナル・オプ
拳ファーマコロジー俸アンド・エクスペリメンタル・テ
ラピユーティックス(The Journal ofP
harmacology and Experimen
tal Therapeutics)234巻、頁43
5−441参照]。
トN02 試験(9,LL−メタノエポキシPGH2誘発生体外血
小板凝集への作用) (a)試験方法 体重的300 gの雄性ハートレー系モルモットを一夜
絶食させてから生体外試験に用いた。これらの動物に試
験化合物または水(対照)を経口投写し、−時間後に腹
部動脈から採血し3.8%クエン酸ナトリウム水溶液を
0.1容量部含む様にしプラスチック製の容器に入れた
。これを150Gで15分間遠心して多血小板血漿(P
RP)を得た。血小板凝集反応はPRP250−に対し
9.11−メタノエポキンPGM2(U46619.0
.5gM)を5縛加えることによって実施した。
(b)試験結果 目的化合物(1)またはその医薬として許容される塩は
、ヒトを含む哺乳動物に、例えば、カプセル剤、マイク
ロカプセル剤、錠剤、顆粒剤、散剤、トローチ、シロッ
プ、エアゾル剤、吸入剤、液剤、注射剤、懸濁剤、乳剤
、坐剤、軟膏剤などの慣用の医薬組成物の形で一般に投
与することができる。
この発明の医薬組成物は、医薬用途に慣用に用いられる
各種有機または無機の担体、例えば、賦形剤(例えば、
ショ糖、デンプン、マンニトール、ソルビトール、乳糖
、グルコース、セルロース、タルク、燐酸カルシウム、
炭酸カルシウム等)、&LII(セルロース、メチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリプロピ
ルビL7リドン、ゼラチン、アラビアゴム、ポリエチレ
、グリコール、ショ糖、デンプン等)、崩壊剤(1;、
えば、デンプン、カルボキシメチルセルロースおよびそ
のカルシウム塩、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボ
キシメチルスターチナトリウムン酸カルシウム等)、滑
沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ラ
ウリル硫酸ナトリウム等)、着香剤(例えば、クエン酸
、メントール、グリシン、オレンジ末等)、保存剤(安
息香酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、メチルパラ
ベン、プロピルパラベン等)、安定剤(クエン酸、クエ
ン酸ナトリウム、酢酸等)、懸瀾化剤(例えば、メチル
セルロース、ポリビニルピロリドン、ステアリン酸アル
ミニウム等)、分散剤、水性希釈剤(例えば、水)、基
剤ワックス(例えば、カカオ虐、ポリエチレングリフー
ル、白色ワセリン等)など、を含有することができる。
有効成分の投与量は、患者の体重および/または年令お
よび/または疾患の種類、さらに投与経路などの各種の
要因によって増減される.一般には、経口投与の場合は
約1 −5On+1!,/体重kg/B(7)範囲から
、筋肉的注射または静脈内注射の場合は約0.1−5m
g/体重kg/日の範囲から有効な投与量を選択するこ
とができる。
上記の一日投与量を1日当り6−12時間々隔で分割し
て投与することができる.有効成分の1回投与量は、例
えば、1錠または1カプセル当り約100−500mg
,  1バイアルまたは1アンプル当り約1 、 25
 − 250mgなど、が好ましい。
以下の実施例により、この発明をさらに説明する。
犬m (2R,4S.SR)−5−ヒドロキシ−4−ヒドロキ
シメゾルー2−メチル−1,3−ジオキサン(13.0
g)、t−プチルジメチルク口ロシラン(14,5g)
およびイミダゾール(13,1g)のN。
N−ジメチルホルムアミド(1300111)中混合物
を室温で2時間攪拌し、混合物を酢酸エチル(50〇−
)で希釈する。溶液を水、希塩酸、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、食塩水で順次洗浄し、硫酸−7グネシウム
で乾燥する。!媒を減圧留去して、(2R,4S、s 
R)−4−t−ブチルジメチルシロキシメチル−5−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1゜3−ジオキサン(24,2
g)を無色油状物として得る。
’HNMR 8ppm  7 0.10 (3H,s)、  0.1
20.91  (9H,s)、  1.32 (3H,
d。
3.3−3.6 (3H,m)、  3.7−3.8 
 (28゜(IH,dd、J:4. 9Hz)、  4
.13 (1)1゜9Hz)、  4.70 (IH,
q、J=5Hz)(CDCl2) (3H,s)。
J=5H2)。
m)、  3.94 dd、J=5゜ (2R,4S、、5R)−4−t−ブチルジメチルシロ
キシメチル−5−ヒドロキシ−2−メチル=1.3−ジ
オキサン(4,2g)をベンゼン(3omn )とし′
メチルスルホキシド(5,7mQ)の混合物に溶解し、
この溶液にピリジン(1゜30rnQ)、トリフルオロ
酢酸(0゜62m1i )およびN、N’−ジシクロへ
キシルカルボジイミド(9,90g)を水浴冷却下に加
え、混合物を室温で3時間攪拌する。得られた溶液に酢
酸エチル(Some )と水(30戚)を加え、30分
間攪拌する。不溶の尿素を濾去後、有機層を分離し、水
および食塩水で順次洗浄する。溶液を硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を減圧留去して粗製の油状物を得る。こ
れをシリカゲルカラム(50g)(n−ヘキサン:酢酸
エチル−10:1)で精製して、(2R,4S)−4−
t−ブチルジメチルシロキシメチル−2−メチル−1,
3−ジオキサン−5−オン(3,22g)を淡黄色油状
物として得る。
’HNMR(CDCl2) l; ppm : 0.0
7 (3M、s)、 0.09(3H,s)、 0.8
9 (9H,s)、 1.47 (3H,d。
J−5,5)1z)、 3.98 (2H,d、J=3
.5Hz)、 4.3−4.5 (3H,m)、 5.
11 (IH,q、に5.5Hz>(以下余白) (2R,4S)−4−t−ブチルジメチルシロキシメチ
ル−2−メチル−1,3−ジオキサン−5−オン(2,
50g)とカルボエトキシメチレントノフェニルホスホ
ラン(4,OOg)のテトラヒドロフラン(z5ma 
)中混合物を室温で24時間攪拌し、溶媒を減圧留去す
る。残渣をn−ヘキサンと酢酸エチルの混液(10:1
 )を溶離溶媒とするシリカゲルカラム(50g)クロ
マトグラフィーにイ寸して、(2R,4R)−4−t−
ブデルジメチルシロキジメチル−5−エトキシカルボニ
ルメチレン−2−メチル−1,3−ジオキサン(2,0
9g)を油状物として得る。
IHNMR(CDCl2)δppm : 0.08 <
68.2s)、 0.90(9H,s)、 1.38 
(3H,t、J=7.5Hz>、 1.47(3H,d
、J=5.0Hz>、 3.83 (IH,dd、J=
9゜11Hz)、 3.87 (IH,dd、に9. 
LIHz)、 4.17(2H,q、J=7.5Hz)
、 4.30 (LH,m)、 4.56(LH,dd
、J=17.2Hz)、 4.93 (IH,d。
J=5Hz>、 5.44 (1)1.d、J=17H
z)、 5.89(IH,m) (以下余白) (2R,4R)−4−t−ブチルジメチルシロキシメチ
ル−5−エトキシカルボニルメチレン−2−メチル−1
,3−ジオキサン(17,0g)のエタ゛ノール(17
(+mc )溶液を10%パラジウム炭存在−↑、水素
気流(3気圧)中室温で1.5時間振盪する。触媒を濾
去後、溶媒を減圧留去し、残渣をn−・\キナンと酢酸
エチルの混液(20:1)を溶離溶媒とするシリカゲル
カラム(500g)クロマトグラフィーに付して、(2
R,4R,5S)−4−t−ブチルジメチルシロキシメ
チル−5−エトキシカルボニルメチル−2−メチル−1
,3−ジオキサ’/’ (9,52g )を淡黄色油状
物として得る。
’HNMR(CDCl2) 8 pprn : 0.0
7 (6H,2s)、 0.89(9H,s)、 1.
26 (3H,t、、C7Hz)、 1.31 (3H
d、J=5Hz>、 2.06 (IH,m)、 2.
43 (IH,m)。
2.71  (IH,dd、J:10. 16Hz)、
  3.52  (IH。
dd、J=7. IIHz)、 3.68 (IH,d
d、に7゜11Hz)、 3.83 (IH,dt、J
:2.11Hz>、 3.89(IH,dt、J=3.
7Hz)、 4.06 (IH,d。
J=12Hz>、 4.14 (2H,q、J=7Hz
)、 4.72(18,q、J=5Hz) (2R,4R,5S)−4−t−ブチルジメチルシロキ
ンメチル−5−エトキシカルボニルメチル−2−メチル
−1,3−ジオキサン(9,30g)のトルエン(93
1d ) 溶液をドライアイスアセトン洛中で冷却し、
この溶液に水素化ジイソブチルアルミニウム(1,5M
トルエン溶液、26.4ffllを滴下する。混合物を
同温で1時間攪拌する。飽和塩化アンモニウム水溶液で
反応を停止後、酢酸エチル(300m12 )と水(3
001nu )の混合物を加える。不溶物を濾去後、減
酸を酢酸エチルで抽出し、有機層を食塩水で洗浄して硫
酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去し、残渣を
n−ヘキサンと酢酸エチルの混液(10:1)を溶離溶
媒とするシリカゲルカラム(250g)クロマトグラフ
ィーにイオして、(2R,4R,5S)−4−t−ブチ
ルジメチルシロキシメチル−5−ホルミルメチル−2−
メチル−1,3−ジオキサン(6,61g)を無色油状
物として得る。
IHNMR(CDCl2) S ppm : 0.08
 (6t(,2s)、 0088(9H,s)、 1.
31 (3H,d、J=5.5Hz>、 2.19(L
H,m>、  2.63  (LH,dd、J=5. 
17Hz>、  2.88<LH,dd、J=9. 1
7Hz)、  3.50  (IH,dd、J=10゜
11Hz)、  3.68 (IH,dd、J=7. 
11Hz)、  3.8−4.1  (3)1.m)、
  4.74 (IH,q、J:5.5Hz)水素化ナ
トリウム(3,49g、油中60%)のジメチルスルホ
キシド(7511111)中懸濁液を75℃で1時間加
熱後、得られた溶液を室温まで冷却する。これに(4−
カルボキシブチル)トリフェニルホスホニウノ、ブロマ
イド(32,2g)のりメチルスルホキシド(1oom
i )溶液を滴下する。混合物を室温で15分攪拌後、
(2R,4R,5S)−4−t−ブチルジメチルシロキ
シメチル−5−ホルミルメチル−2−メチル−1,3−
ジオキサン(6,3g)のジメチルスルホキシド(10
1nQ )溶液を加え、室温で1.5時間攪拌する6反
応混合物に塩化アンモニウノ・水溶液(100rrlI
l)を加え、混合物をシュウ酸でpH4に11!する。
混合物を酢酸エチルで抽出し、壱機層を水、食塩水で順
次洗浄し、硫酸゛7グネシウムで乾燥する。溶媒を減圧
留去し、残渣をn−ヘキサンと酢酸エチルの混液(10
:1−1:1)をr8離溶媒とするシリカゲルカラム(
150g)クロマトグラフィーに付して、(2R,4R
55)−4−t−ブチルジメチルシロキシメチル5−[
(Z)−6−カルボキシ−2−へキセニルコー2−メチ
ルー1.3−ジオキサン(5,50g)を無色油状物と
して得る。
’HNMR(CDCl2) S ppm : 0.07
−(6H,2s)、 0.89(9H,s)、 1.3
1 (3H,d、J:5Hz)、 1.50 (IH。
m)、  1.6−1.8  (2H,m)、  2.
0−2.2 (3H,+n)。
2.3−2.6 (3H,m)、  3.5−3.8 
(3H,m>、  3.89(LH,m)、4.02 
(IH,d、J=11Hz)、4.73(LH,qJ=
5Hz)、  5.3−5.6 (2H,m>〈7) (2R,4R,5S)−4−t−ブチルジメチルシロキ
シメチル−5−[(Z)−6−カルボキシ−2−へキセ
ニル]−2−メチルー1.3−ジオキサン(4,75g
)のN、N−ジメチルホルムアミド(50mQ )溶液
に炭酸カリウム(1,76g)および沃化メチル(1,
6211LQ)を加え、混合物を室温で5時間攪拌する
。溶液を水中に注ぎ、得られた水溶液をエーテルで抽出
する。有機肩を水、食塩水で順次fc/IIL、、硫酸
マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去し、残渣をn
−ヘキサンと酢酸エチルの混液(20:1)を溶離溶媒
とするシルカゲルカラム(75g)のクロマトグラフィ
ーに付して、(2R,4R,5S)−4−t−ブチルジ
メチルシロキシメチル−5−[(Z)−6−メドキシカ
ルボニルー2−ヘキセニル]−2−メチル−1,3−ジ
]キサン(4,17g)を油状物として得る。
1)I NMR(CDCl2)δppm : 0.07
 (6H,2s)、 0.96(9H,s)、 1.3
1 (3H,d、J=5.0Hz)、 1.48(HL
m)、 1.6−1.8 (2H,m>、 2.0−2
.2 (3H。
m)、 2.3−2.6 (31(、m>、 3.5−
3.7 (3H,m>。
3.68 (3H,s)、 3.89 (LH,m)、
 4.00 (IH。
d、J=11Hz)、 4.72 (1)1.q、J=
5Hz)、 5.3−5.6 (2)1.m) く8) (2R,4R,5S)−4−t−ブチルジメチルシロキ
シメチル−5−[(Z)−6−メドキシカルボニルー2
−へキセニル]−2−メチル−1゜3−ジオキサン(4
,OOg)およびフッ化テトラ−n−ブチルアンモニウ
ム(15!リモル)のテトラヒドロフラン(aoma 
)中部合物を室温で3時間攪拌し、溶媒を減圧留去する
。残渣をn−ヘキサンと酢酸エチルの混液(20:15
)を溶離溶媒とするシリカゲルカラム(80g)クロマ
トグラフィーにイ寸して、(2R,4R,5S)−4−
ヒドロキシメチル−5−4(Z)−6−メドキシカルボ
ニルー2−へキヒニル]−2−メチルー1.3−ジオキ
サン(2,88g)を無色油状物として得る。
IHNMR(CDCl2)   ε ppm  7  
1.35  (3H,d、、C5,0Hz)。
1.43 (IH,m)、 L、S−1,8(2H,m
)、 1.9−2.2(3H,m)、 2.3−2.6
 (3H,m)、 3.68 (3)1.s)。
3.7−3.9 (3H,m)、 3.93 (1)1
.m)、 4.00(LH,dd、J=2.12.5H
z)、 4.76 (IH,q。
J=5.0I(z)、 5.3−5.6 (2H,m)
ピリジン(1,64m1! ) (7)ジクロロメタン
(45mQ )溶液に三酸化クロム(1,07g)を1
0℃で加え、溶液を室温で1時間攪拌する。溶液を水浴
中で冷却し、(2R,4R,5S)−4−ヒドロキシメ
チル−5−[(Z)−6−メドキシカルボニルーへキセ
ニル]ー2ーメチルー1.3ージオキサン( 500m
g )のジクロロメタン( :4mQ)溶液を加える.
ilF液を室温で2時間攪拌後、エーテル(100m1
1 )で希釈し、シリカゲルカラムを通過きせる。
溶出液を減圧下に蒸発させ、残渣をn−ヘキサンと酢酸
エチルの混液(1 : 1)を溶離溶媒とするシリカゲ
ルカラム(20g)クロマトグラフィーに付して、(2
R.4R.5S)−4−ホルミル−5−[(Z)−6−
メドキシカルボニルー2−ヘキセニル]−2−メチル−
1.3−ジオキサン(336mg)を無色油状物として
得る。
’H NMR (CDCl2)δppm : 1.43
 (3H.d。
J=5、5Hz)、 1.5−t.8 (3H.m>、
 1.91 (IH。
m)、 2.0−2.2 (2H.m)、 2.3−2
.4 (2H。
m)、 2.55 (IH.m)、 3.69 (3H
.s)、 3.78(IH.m)、 4.03 (IH
.dd.J=2. 11Hz)、 4.27(IH.d
.J=2Hz)、 4.80 (IH.q.に5.5H
z)。
5、 3−5.6 (2H.m)、  9.62 (L
H,s)(lO) N−N。
( 2 R, 4 R, 5 S ) − 4−ホルミ
ル−5−[(Z)−6−メドキシカルボニルー ニルコー2ーメチルー1.3ージオキサン(165mg
)と1−アミノ−2−ニトログアニジン(63mg)の
ジクロロメタン(6mQ)溶液に酢酸(1滴)を加え、
溶液を室温で一夜攪拌する.溶液を飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥する.i1F媒を減圧留去し、残渣をクロロホルム
と酢酸エチルの混合溶媒(1:1)を用いるシリカゲル
分取ILCで精製して、(2R,4R,5S)−5−[
(Z)−6−メドキシカルボニルー2−ヘキセニルツー
2−メチル−4−(2−ニトログアニジノ)イミノメチ
ル−1,3−ジオキサン(156mg)を得る。
融点: 137−138℃(エーテルから結晶)’H−
NMR(CDC13,8:1.38 (3H9d、J=
6Hz>、1.15−2.7 (9H,m)、 3.6
8 (3H,s)、 3.80 (18゜dd、J=1
1.2Hz)、 4.03 (IH,dJニアHz)。
4.58 (IH,dd、J=5.3Hz)、 4.7
9 (IH,q。
J=6Hz)、 5.3−5.6 (2H,m)、 7
.1 (18゜br s)、 7.69 (LH,d、
J=5Hz)、 8.74 (IH。
brs) (以下余白) (2R,4R,5s)−s−[(z)−a−メトキンカ
ルボニル−2−へキセニル]−2−メチル−4−(2−
ニトログアニジノ)イミノメチル−1,3−ジオキサン
(60mg)をメタノール(5mQ )とIN水酸化ナ
トリウム(0,611LQ)の混合物に溶解し、溶液を
50℃で3時間攪拌後、揮発性溶媒を減圧留去する。残
渣をIN塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出する。有機
層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶
媒を減圧留去し、残渣をクロロホルムとメタノールの混
合溶媒(9:1)を用いるシリカゲル分取TLCで精製
シテ、(2R,4R,5S)−5−[(Z)−6−カル
ポキシー2−ヘキセニルコー2−メチル−4−(2−ニ
トログアニジノ)イミノメチル−1,3−ジオキサン(
54mg)を得る。
融点: 93−95℃[エタノールと水の混液(1: 
5)から再結晶コ lH−NMR(CDC1a、l; ) ’ L、39 
(3H,d、J=6Hz)、 l−5−1,8(3H,
a+)、 1.9−2.6 (6H,ae)、 3.8
5(LH,dd、J=11.2Hz)、 4.07 (
IH,d。
J=llHz)、 4.57 (IH,dd、J=5.
3Hz)、 4.81(LH,q、J=6Hz)、 5
.35−5.55 (2H,m)、 7.12(IH,
br s)、 7.64 (IH,d、J=5Hz>、
 8.77(IH,br s)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を、R
    ^2はカルボキシ基または保護されたカルボキシ基を示
    す。)で表わされる化合物またはその塩。
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を、R
    ^2はカルボキシ基または保護されたカルボキシ基を示
    す。)で表わされる化合物またはその塩の製造法であっ
    て、 (a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1、R^2はそれぞれ前と同じ意味である
    。)で表わされる化合物またはその塩を式▲数式、化学
    式、表等があります▼(III) で表わされる化合物またはその塩と反応させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2はそれぞれ前と同じ意味である
    。)で表わされる化合物またはその塩を得るか、 (b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は前と同じ意味であり、R^2_aは保
    護されたカルボキシ基を示す。)で表わされる化合物を
    カルボキシ保護基の脱離反応に付すことにより、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は前と同じ意味である。)で表わされる
    化合物またはその塩を得ることを特徴とする上記製造法
  3. (3)有効成分として請求項(1)記載の化合物または
    その塩を含有することを特徴とする医薬組成物。
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