JPS61148173A - 新規なアミン及びその塩 - Google Patents

新規なアミン及びその塩

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JPS61148173A
JPS61148173A JP59270285A JP27028584A JPS61148173A JP S61148173 A JPS61148173 A JP S61148173A JP 59270285 A JP59270285 A JP 59270285A JP 27028584 A JP27028584 A JP 27028584A JP S61148173 A JPS61148173 A JP S61148173A
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dihydro
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Manzo Shiono
万蔵 塩野
Yoshiji Fujita
芳司 藤田
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Kuraray Co Ltd
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクロマン骨格を有する新規なアミン及びその塩
に関する。
本発明によって提供されるアミン及びギの塩は鎮痛作用
を有しているか又はその鎮痛作用を有する化合物の前駆
体であシ、鎮痛剤又はその合成中間体として有用である
〔従来の技術〕
従来、クロマン骨格を有する化合物の中にはいくつかの
薬理作用を有する化合物があることが見出されている。
例えば、  2.2.5.7.8−ペンタメチル−6−
(2−グアニジノエトキシ)クロマンは血圧降下作用を
有しテk I) (Ceak、Farm、、 29巻5
号125頁(1980年)参照〕、を念2−(N、N−
ジメチルアミノ)エチル 2− (2,2,5,7,8
−ペンタメチル−6−クロマニルオキシ)インプチレ)
 b  2  (2,2,5,7,8−ペンタメチル−
6−クロマニルオキシ)インブチル ニコチネートなど
はコレステロール低下作用を有している(特開昭55−
94382号会報参照)。さらにり四マン骨格を有する
ビタミンEは生体内における種々の生理作用に関与して
いることが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
鎮痛剤として現在アスピリンなど数多くのものが臨床に
供せられているが、臨床に供せられている鎮痛剤よシも
優れた鎮痛作用と高い安全性を有する新しい鎮痛剤の開
発が望まれているのが現状である。
本発明の目的の1つは、優れ之鎮痛作用を有しかつ安全
性の高い新規なりロマン化合物を提供するにある。また
本発明の他の目的は該新規なりロマン化合物の前駆体を
提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の目的は、一般式(1)(式中、
Rは水素原子又はヒドロキシメチル基を表わす。Rは水
素原子又は低級アルキル基を表わす。R2及びHRは同
−又は異なり水素原子、低級アルキル基若しくは低級ア
ルコキシ基を表わし、又はRとRは一緒になって−CH
=CH−α−CH−基を形成する。R4は水素原子又は
保護基を表わす。nはO〜2の整数を表わす。) で示されるアミン又はその塩を提供することによって達
成される。
上記一般式(1)におけるR1、R2、R8及びRを次
に詳しく説明する。Rは水素原子又はメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基などの低級アルキル基を表わ
す。R2及びRは同−又は異な夛水素原子;メチル基、
エチル、基、プロピル基、ブチル基などの低級アルキル
基:若しくはメトキシ基、エトキシ基、プロポキン基、
ブトキシ基などの低級アルコキシ基を表わすか、又はR
とRは一緒になって−CH=α−CH−CH−基を形成
する。Rは水素原子又は保護基を表わす。保護基として
は水酸基保護の目的を達成する限シ通常用いられるいず
れの保護基を用いてもよく、例えばアセチル基、プロピ
オニル基、ブチリル基、ベンゾイル基などのアシル基、
メチル基、t−ブチル基、トリフェニルメチル基、ベン
ジル基、トリメチルシリル基などが挙げられる。また一
般式(I)で示されるアミンの塩は具体的には薬理学的
に許容される塩でメジ、この塩として例えば、塩酸塩、
臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩などの鉱酸の塩;p−)
レニンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩などの有機ス
ルホン酸の塩;酢酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フ
マル酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸塩、安息香
酸塩などの有機カルボン酸の塩などを挙げることができ
る。
一般式(1)で示されるアミンは置換基Rによシ次の2
つのタイプに分かれる。
一般式(1−1)で示されるアミンの製造方法を次に説
明する。まず一般式(II) RI  R2R3 〔式中11、  及びnは一般式(1) Kおけると同
じ意味を有し 1sは一般式(1)中のRと同−又は異
なり水素原子又は保護基を表わす。〕で示されるアルデ
ヒドと炭酸アンモニウム及びアルカリ金属シアン化物と
を反応させることによシ〔式中、R1、R2、R3、R
8及びnは一般式(n)におけると同じ意味を有する。
〕 で示されるヒダントインを得、ついで該ヒダントインを
加水分解することによシ一般式(1’l/)〔式中、R
1、R2、R3、R5及びζは一般式(II)に、おけ
ると同じ意味を有する。〕 で示されるα−アミノ酸を製造する。ζこで、アルカリ
金属シアン化物としてはシアン化ナトリウム、シアン化
カリウム、シアン化リチウムなどが挙げられる。一般式
(If)で示されるアルデヒドと炭酸アンモニウム及び
アルカリ金属シアン化物との反応は従来知られている一
般的なヒダントイン合成反応条件下にて行なうことがで
きる。例えば、一般式(n)で示されるアルデヒドとこ
のアルデヒドに対して約1〜10倍モル、好ましくは約
1〜3倍モルの炭酸アンモニウム及び該アルデヒドに対
して約1〜10倍モル、好ましくは約1〜3倍モルのア
ルカリ金属シアン化物とを水、メタノール、エタノール
、テトラヒドロ7ランなどの溶媒中、室温〜100℃、
好ましくは40〜60℃の温度下に反応させ、ついで得
られ九反応混合物を濃縮し、この濃縮物に少量の濃塩酸
を加えて約80〜100℃で約1〜lO分間反応させる
ことにより一般式(1)で示されるヒダントインを得る
ことができる。このようにして得られたヒダントインを
常法に従って加水分解することにより一般式(IV)で
示されるα−アミノ酸を製造することができる0この加
水分解反応は例えば、ヒダントインとこれに対して約1
〜5倍モルの水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
アルカリ金属水酸化物とを水溶媒中、80〜150℃好
ましくは100〜130℃の温度下に反応させ、ついで
系内に存在するアルカリを塩酸、硫酸などの鉱酸で中和
することにより行なう。このようにして得られた一般式
(F/)で示されるα−アミノ酸を例えばテトラヒドロ
7ランなどの溶媒中、加熱還流下に該α−アミノ酸に対
して約1〜3倍モルの水素化リチウムアルミニウムを用
いて還元することにより一般式(14)で示されるアミ
ンを製造することができる。一般式(I−jL)で示さ
れるアミンを従来知られている一般的な塩生成反応に付
することKより、該アミンの塩が得られる。このようK
して製造され九一般式(I−畠)で示されるアミン及び
その塩の分離回収は常法により行なう。
一般式(1−b)f示さするア9″は・一般式(■)1
で示されるアルデヒドにメチルアルコール、エチルアル
コールなどの水性アルコール中で水冷下ないしは室温下
の温度で該アルデヒドに対して約1〜2倍モルのヒドロ
キシルアミンを反応させることにより一般式(V) 〔式中、R1、R2、R1、R6及びnは一般式(川)
Kおけると同じ意味を有する。〕 で示されるオキシムを得、ついで該オキシムを例えばテ
トラヒドロ7ラノなどの溶媒中、加熱還流下に該オキシ
ムに対して約0.75〜2倍モルの水素化リチウムアル
ミニタムを用いて還元することによル製造される。一般
式(I−b)で示されるアミンを従来知られている一般
的な塩生成反応に付することにより、一般式(I−b)
で示されるアミンの塩を得ることができる。このように
して得られた一般式(I−b)及びその塩の分離回収は
常法によシ行なう。
原料として使用する一般式(If)で示されるアルデヒ
ドは、公知化合物である下記一般式(M)で示されるア
ルコールを例えば、ピリジノの存在下に無水クロム酸で
酸化することKよシ容易に得られる( He1veti
ca Chizica Acta 61巻、 837〜
843頁(1978年)参照〕。
(n) 一般式(1)で示されるアミン及びその塩のうち、一般
式(1)中のR4が水素原子であるアミン、すなわち一
般式(1′) (式中、8%11. R2、R3及びnは前記定義のと
おシである。)で示されるアミ/及)その塩C以下1.
これらの化合物をアミン(■′)と総称する〕は後述の
試験例から明らかなとおシ優れた鎮痛作用を有する。ま
た、アミン(■′)は低毒性であることが確認された。
例えば2−アミノ−3−(2,3−ジヒドロ−6−ヒド
ロキシ−2,5,7,8−テトラメチル−2H−ペンゾ
ヒランー2−イル)−1−プロパツール、(2,3−ジ
ヒドロ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ベンゾピラン−2−イル)メチルアミン塩酸
塩及び(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロ午シー2.5.
7.8−テトラメチル−2H−ベンゾビラン−2−イル
)エチルアミン塩酸塩の急性毒性値(LDgo(雄性マ
ウス、経口)〕は211/kf以上でめつ念。
鎮痛剤としてのアミン(lりの投与は1例えば静脈内注
射、皮下注射、筋肉注射などの各種注射、又は経口など
の種々の方法によって行なうことができるが、特に好ま
しいものは経口投与、静脈内注射である。アミン(I′
)の有効量としては、成人に用いる場合にあっては、1
日約50〜2000 r4 。
好ましくは約100〜500哩での範囲の投与量をめげ
ることができる。
鎮痛剤の調製は、各拙製剤の調製に慣用されている方法
を適宜に選択して行なうことができる。
経口投与剤としては、例えば錠剤、顆粒剤、粉末剤、硬
カプセル剤、軟カプセル剤、経口用液体製剤などは好適
な例である。経口投与用の錠剤及びカプセル剤は一定量
投与形態であり、結合剤とし。
て例えばシロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ノルビッ
ト、トラガカント、ポリビニルピロリドンなど;賦形剤
として例えば乳糖、砂糖、とうもろこし澱粉、シん酸カ
ルシウム、ノルビット、グリシンなど;潤滑剤として例
えばステアリン酸マグネシウム、メルク、ポリエチレン
グリコール、シリカなど;崩壊剤として例えば馬鈴薯澱
粉、カルボキシメチルセルロースカルシウムなど;又は
許容し得る湿潤剤1例えばラウリル硫酸ナトリウムなど
を含有していてもよい。錠剤は当業界において周知の方
法でコーティングしてもよい。必要に応じて着色剤、矯
臭剤、矯味剤などを加えることができる。経口用液体製
剤は水性又は油性懸濁剤、溶液、シロップ、エリキシル
剤、その他であってもよく、あるいは使用する前に水又
は他の適当なビヒクルで再溶解させる乾燥生成物であっ
てもよい。このような液体製剤は普通に用いられる添加
剤、例えば懸濁化剤として例えばノルビットシロップ、
メチルセルロース、グルコース/糖シロップ、ゼラチン
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ステアリン酸アルミニウムゲル、水素化食用脂な
ど;乳化剤として例えばレシチン、モノオレイン酸ンル
ビタノ、アラビアゴムなど;非水性ビヒクルとして例え
ばアーモンド油、分別ココナツト油、油性エステル、プ
ロピレングリコール、エチルアルコールなど;防腐剤と
して例えばp−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロ
キシ安息香酸プロピル、ソルビン酸などを含有してもよ
い。
注射用剤としては、一定投与量のアンプルとするか、あ
るいは防腐剤、溶解補助剤などの添加剤とともに多投4
量容器に収納することができる。
製剤は懸濁液、溶液、油性又は水性の乳液であってもよ
く、また懸濁化剤又は分散剤の如き添加剤を含んでいて
もよい。
また一般式(1)で示されるアミン及びその塩のうち、
一般式(1)中のRが保護基であるアミン及びその塩は
、その保穫基を常法によシ水素原子に置換えることによ
シ上記の鎮痛作用を有するアミン及びその塩に誘導され
る。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例及び試験例、製剤例により具体
的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例によプ限
定されるものではない。
実施例1 (1)  塩酸ヒトcIdPメラミン3.31.9の水
3dの、溶液に炭酸ナトリウム2.59 、!iFの水
6−の溶液、エタノール50dを加え、次いで(6−ベ
ンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−2,5,7,8−テ
トラメチル−2H−ペンノビ2ノー2−イル)カルバル
デヒド15Iのエタノール100dの溶液を水冷下に滴
下し念。滴下後、室温で一夜激しく攪拌を続けた。得ら
れた反応液に食塩水を加え、ジエチルエーテルで抽出し
、抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。この抽出液
から低沸点物を減圧下に留去し、その残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製することによシ(6−
ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−2,5,7,8−
テトラメチル−2H−ベンゾピラン−2−イル)カルバ
ルドキンムを14.1得た(収率89.2%)。
(2)上記(1)で得られ九(6−ベンジルオキシ−2
゜3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル−2H
−ベンゾピラン−2−イル)カルパルドキシム14.(
1とテトラヒドロフラン100mからなる溶液を、水素
化リチウムアルミニクム2.4gとテトラヒドロフラン
100dの混合液中に加熱還流下に滴下し九。
反応後、得られた反応液を氷水にあけ、塩酸で酸性にし
九のち、塩化メチレンで抽出し九。抽出液から低沸点物
を留去し、得られた残渣に水酸化ナトリウム水溶液を加
え、次いでジエチルエーテルで抽出した。抽出液を無水
硫酸ナトリウムで乾燥し友のち、塩化水素ガスを吹き込
み、次いでこの抽出液から低沸点物を留去した0得られ
た残渣を塩化メチレンに溶かし、この溶液1cn−ヘキ
サンを少量ずつ加えて再沈殿させ、沈殿物を濾過、乾燥
することKより、下記の物性を有する(6−ペンジルオ
中シー2.3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ペンゾピツンー2−イル)メチルアミン塩酸
塩を7.0Ii得な。
F D @jkx ヘl ) ル: (M−MCI)”
 325′HyiS NMRスペクトル(90MHz)J DMso−d6:
1.24(It 3H) ; 1.7−2.0(m、 
2H) ;2.05.2.09.2.12(each 
a、 9H) ;2.4−2−7 (ffl、 2H)
 : 2.8−3.i (”? 2H) ;4.61(
!I、 2H) ; 7.3−7.6(m、 5H)(
8)  上記(2)で得られた(6−ベンジルオキシ−
2,31−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル−
2H−べ/ゾピランー2−イル)メチルアミン塩酸塩7
.Oj’ s 5 % バッジ’7 A  水素1.0
1 s 2 N−tal酸20−及びエタノール100
dの混合液を水素雰囲気下、室温で一夜攪拌した。反応
液からパラジウム−炭素を戸別し、F液を濃縮した。得
られた残渣をエタノールに溶かし、この溶液Kn−ヘキ
サンを徐々に加えて再沈殿させ九〇生成し九結晶を一過
し、乾燥することによ#)、下記の物性を有する(2,
3−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチル−2H−ベンゾピラン−2−イル)メチルアミ
ン塩酸塩を4..3g得た。
FD質量スペクトル: (M−MCI)” 235MS NMRスペクトル(90MHz)δDMSO−d6’1
27(!I、 3H) ; 1.6−1.9(−2H)
 ; 2.01 (B、 6H) ;2.03(s、 
3H) ; 2.4−2.6(ms 2H) ; 2J
−3,1(m、2H)実施例2 (1)実施例1−(1)において(6−ペ/ジルオキ7
−2.5.7.8−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−
2H−ベンゾピラン−2−イル)カルバルデヒド15I
の代りに(6−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−2
,5,7,8−テトラメチル−2H−ベンゾピラン−2
−イル)アセトアルデヒド15.711を用いた以外は
合成実施例1−(1)と同様に反応及び分離回収を行な
うことKより、(6−ベンジルオキシ−2,3−ジヒド
ロ−2,5,7,8−テトラメチル−2H−ペンゾピラ
ン−2−イル)アセトアルドキシム16、0 、j9を
得た。
(2)上記(1)で得られた(6−ベンジルオキシ−2
,3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル−2H
−ペンゾピツンー2−イル)アセトアルドキシム1&0
#とテトラヒドロフラン100mの混合液を、水素化リ
チウムアルミニウム2.42pとテトラヒドロフラン1
00dの混合液中に加熱還流下に滴下し念。1反応後、
得られ次反応液を氷水にあけ、塩酸で酸性にしたのち、
塩化メチレンで抽出した0抽出液を乾燥後、これより低
沸点物を留去し、得られた残渣に水酸化ナトリウム水溶
液を加え1次いでジエチルエーテルで抽出し念。エーテ
ル抽出液を乾燥後、濃縮することによシ、下記の物性を
有する2−(6−ベンジルオキ7−2.3−ジヒドロ−
2,5゜7.8−テトラメチル−2H−ベンゾビラン−
2−イル)エチルアミンを得た。
FD質量スペクトルニ(M)” 319NMRスペクト
ル(90H出)JHMS  ・CDCl3゜ 1.17 (Is 3H) ; 1.5−2.0 (I
n、 4H) ;1−92 (”* 3H) ; 2.
07 (s−3H) ;2.14(1,3H) ; 2
.3−2.6(m、 21) ;4.0−4.4(m、
 2H) ; 4.62(s、 2H) ;7.2−7
.5 (m、 5H) (8)  上記(2)で得られ&2−(6−ベンジルオ
キシ−2,3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ベンゾビラン−2−イル)エチルアミン、5
チパラジウムー炭素1.Q、@12N−塩酸20m及び
エタノール100i1jの混合液を水素雰囲気下、室温
で一夜攪拌した。反応後、反応液からバラジクムー炭素
をF別し、戸液を減圧下Klf!!縮した。得られた残
渣をエタノールに溶解し、この溶液にn−へキサンを徐
々に加えて再沈殿させた。生成し九結晶を一過し、n−
ヘキサンで洗滌したのち、減圧下に乾燥することによシ
、下記の物性を有する2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒ
ドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル−2H−ベン
ゾビラン−2−イル)エチルアミン塩酸塩を8.6I得
た。
FD質量スペクトル: (M−HCI)” 249NM
Rスペクトル(90MH3)JHMS・珈O。
1.24(s、 3H) ; 1.6−2.0(m、 
4H) ;2.03,2.06,2.09(・ach 
 s、9H);2.4−2.8(mt 2H) ; 2
.8−3.2(my 2H)(1)(6−ベ/ジルオキ
シ−2,3−ジヒドロ−2゜5、7.8−テトラメチル
−2H−ベンゾビラン−2−イル)アセトアルデヒド3
.38Iiとエタノール2511jの溶液忙水14m、
炭酸アンモニクム4.52I及びシアン化ナトリウム0
.98.9を加え、50〜55℃にて4時間加熱攪拌し
た。得られ九反応液を減圧下に濃縮し、これに濃塩酸2
dを加え、90℃で5分間加熱した。反応液を冷却し、
これに水を加え、生成し九沈殿をF遇し、ついで水及び
ジエチルエーテルで洗滌した後、減圧下に乾燥すること
Kよシ、下記の物性を有する5−((6−ベンジルオキ
シ−2,3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル
−2′H−ベンゾビラン−2−イル)メチル〕イミダゾ
リジンー2.4−ジオンを3.429得た(収率83.
8チ)。
FD質量スペクトル+ CM〕” 408MS NMRxぺl )ル(90MHz)δDMSO−d6 
’1.21(s、 3H) ; 1.5〜2.7 (m
、 15H) ;3.26(8,2H) ; 4.0−
4.3(m、 IH) ;4.6(a、 2H) ; 
7.25〜7.6Cm、 5H)(2)  上記(1)
で得られた5−((6−ベンジルオキ7−2.3−ジヒ
ドロ−2,〜7.8−テトラメチルー2H−ベンゾピラ
ン−2−イル)メチル〕イミダゾリジンー2.4−ジオ
ン3.15Iiと水酸化ナトリウム1.6I及び水30
−とから成る混合液を封管中、120℃で15時間加熱
、攪拌した0得られた反応液に水を加え、濾過して不溶
物を除去し、そのF液をジエチルエーテルで洗滌し、水
層を希塩酸で中和した。生成した沈殿を濾過し、ついで
水及び、ジエチルエーテルで洗滌し九のち、減圧下に乾
燥することにより、下記の物性を有するβ−(6−ベン
ジルオキシ−2,3−ジヒドロ−2,5,7,8−テト
ラメチル−2H−べ/ノビラフ−2−イル)アラニンを
2.41.9得た(収率78.7%)。
FD質量スペクトル+ CM〕” 383MS NMRスペクトル(90MHz ”) J DMsoa
s:1.2(a、 3H) ; 1.5〜2.7(m、
 15H) ;3.8〜4.1(ff1.IH) ; 
4.59(a、 2H) ;7.25〜7.57 (m
、 5H) ; 7.6〜9.5(br、 !I、 3
H)(8)上記(2)で得られ九β−(6−ペンジルオ
キシ−2,3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ベンゾピラン−2−イル)アラニン2.30
gをエタノール200wLlに溶解し、この溶液に1規
定の塩酸12m1j及び5チパラジウム/活性炭2.0
gを加えて、寅温で2日間水素雰囲気下に攪拌し九。得
られた反応液を濾過し、そのF液に水を加え、ついでこ
れより減圧下に低沸点物を留去した。残渣をエタノール
に溶解し、この溶液にジエチルエーテルを加えて再結晶
することKより、下記の物性を有スルβ−(2,3−ジ
ヒドロ−6−ヒドロキシ−2、5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ベンゾビラン−2−イル)アラニン塩酸塩の
結晶を1.21 IB得た(収率61.2チ)。
FD質量スペクトル: (M−HCII” 293MS NMRスペクトル(90MHz )δDMSO−d 6
 ’1.5 (’+ 3H) ; 1−6〜2.65 
(nl、 15H) *3.8〜4.1 (”w IH
) ; 7.4(br、 s、 IH) ;3.5(b
r、 IB、 3H) (4) 水素化リチウムアルミニウム0.46.pとテ
トラヒドロフラン30dから成る混合液に加熱還流下に
1上記(8)と同様の方法で得られたβ−(2,3−ジ
ヒドロ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ペンノビ2ノー2−イル)アラニン塩酸塩3
.0Iiを少量ずつ加え九。得られた反応液を少量の水
に注ぎ、塩酸で酸性としたのち、ジエチルエーテルで洗
滌しな。水層を減圧下に濃縮し、得られた残渣をエタノ
ールで抽出し念。エタノール抽出液を重1水で中和し、
減圧下に濃縮しft。
得られた残渣を塩化メチレンで抽出し、抽出・液を乾燥
後、この抽出液から減圧下に低沸点物を留去することに
より、下記の物性を有する2−アミノ−3−(2,3−
ジヒドロ−6−ヒドロキシ−2,5゜7.8−テトラメ
チル−2H−ベンゾビラン−2−イル)−1−グロバノ
ールt−1,05F得た。
FD質量スペクトル: (M)” 279HM8゜ NMRスペクトル(90MHz)JD2o。
1.36(s、 3H) ; 1.8〜2.2(m、 
4H) ;2.15.2.17.2.22(each 
s、 9H) ;       ’2.6〜2.9(−
2H) ; 3.7 S4.1(m、 3H)実施例4
〜10 実施例3−(1)において原料として(6−ベンジルオ
キシ−2,3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ベンゾピラン−2−イル)アセトアルデヒド
3.38.lit (10mmol )の代りに第1表
に示すアルデヒド10 mmolを用いた以外は実施例
3−(1)と同様に反応及び分離回収を行なうことによ
シ、それぞれ対応するヒダントインを得た。その結果を
第1表に示す。
実施例a −(Z)において5−(:(6−ペンジルオ
中シー2.3−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチ
ル−2H−ベンゾピラン−2−イル)メチル〕イミダゾ
リジン−2,4−ジオン3.15 f (7,7mmo
l)の代ルに上記と同様の方法によシ得られた第2表に
示すヒダントインの7.7 mmolを用いた以外は実
施例3−(2)と同様に反応及び分離回収を行なうこと
によシ、それぞれ対応するα−アミノ酸を得た。その結
果を第2表に示す。
実施例3−(8)においてβ−(6−ベンジルオキシ−
2,3−ジヒドロ−2,乳7,8−テトラメチルー2H
−ベンゾピラン−2−イル)アラニア2.30f (6
mmol )の代fiK上記と同様の方法によシ得られ
た第3表に示すα−アミノ酸の6mmolを用いた以外
は実施例3− (8)と同様に反応及び分離回収を行な
うことによシ、それぞれ対応するα−アミノ酸の塩酸塩
を得た。その結果を第3表に示す。なお、実施例6にお
ける反応は5%パラジウム/活性炭の不存在下に窒素雰
囲気中で行なう以外は実施例3−(81におけると同様
の方法によシ行なった。
実施例3−(4)においてβ−(2−(2,3−ジヒド
ロ−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル−
2H−ベンゾピラン−2−イル)〕アラニン塩酸塩3.
0 f (9,1mmol )の代シに上記と同様の方
法によシ得られた第4表に示すアミノ酸の塩酸塩の9.
1 mmolを用いた以外は実施例3−(4)と同様に
反応及び分離回収を行なうことによシ、それぞれ対応す
るアミンを得た。その結果を第4表に示す0 試験例1〜4 下記の本発明の化合物群及び対照としてアスピリンにつ
いて、各群10匹のddY系雄性マウスを用い、酢酸W
rithing法(Koster etal、F’ec
ferationProc−+18巻、412頁(19
59年)参照〕によシ鎮痛試験を実施した。その結果を
第5表に示す。
化合物(1)   (2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキ
シ−2,5,7,8−テトラメチル−2H−ベンゾビラ
ン−2−イル)メチルアミン塩酸塩 化合物(2)2〜(2,3−ジヒドロ−6−ヒドaキシ
−2,5゜7.8−テトラメチル−2H−ベンゾビラン
−2−イル)エチルアミン塩酸塩 化合物(8)2−アミノ−3−(2,3−ジヒドロ−6
−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル−2H−
ペンソヒランー2−イル〕−】−グロバノール第   
5   表 1   アスピリン     100       4
0.82   化合物 (1)     100   
   65.63   化合物 (2)     10
0      96.3次に鎮痛剤の具体的な製剤例を
めげるが、本発明の化合物の鎮痛剤の製剤は以下の例に
限定されるものではない〇 製剤例1 注射剤 無菌的に3d容量のアンプルを用い3dの生理食塩水に
化合物(2)が100”!含有するように調整し、爆射
したのち、加熱滅菌して、無菌及び発熱性物質を含有し
ない注射剤とする。
製剤例2 錠 剤 化合物(2)            】00岬コーン
・スターチ        I45iyカルボキシメチ
ルセルロースカルシウム   40m9ポリビニルピロ
リドン          9岬ステアリン酸マグネシ
ウム       51q上記の成分をとり、混合し打
錠機にて直接打錠し1重量300+19の錠剤とする。
〔発明の効果〕
本発明により提供される一般式(I)中のR4が水素原
子であるアミン及びその塩は、前記の試験例の結果から
明らかなとおり、アスピリンよりも優れた鎮痛作用を有
しており、かつ低毒性である。
また本発明により提供される一般式([)中のR4が保
護基であるアミン及びその塩は実施例から明らかなとお
シ、上記の鎮痛作用を有するアミン及びその塩に容易に
誘導される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^は水素原子又はヒドロキシメチル基を表わ
    す。R^1は水素原子又は低級アルキル基を表わす。R
    ^2及びR^3は同一又は異なり水素原子、低級アルキ
    ル基若しくは低級アルコキシ基を表わし、又はR^2と
    R^3は一緒になつて−CH=CH−CH=CH−基を
    形成する。R^4は水素原子又は保護基を表わす。nは
    0〜2の整数を表わす。) で示されるアミン又はその塩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7875607B2 (en) 2003-09-19 2011-01-25 Ampere Life Sciences, Inc. 7,8-bicycloakyl-chroman derivatives

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