JPH01308227A - プロテアーゼ阻害剤 - Google Patents

プロテアーゼ阻害剤

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JPH01308227A
JPH01308227A JP1034656A JP3465689A JPH01308227A JP H01308227 A JPH01308227 A JP H01308227A JP 1034656 A JP1034656 A JP 1034656A JP 3465689 A JP3465689 A JP 3465689A JP H01308227 A JPH01308227 A JP H01308227A
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寺尾 秦次
Minoru Hirata
稔 平田
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プロテアーゼ阻害剤に関する。
従来の技術 エラスチンは、生体内における各組織や器官を結ひ付け
る機能性蛋白であり、弾性の織iff:として動脈等の
血管壁の他、肺、気管支、皮膚、軟骨(cartila
ge)、8建(t’endon)等に比較的多く存在す
る。
一方、種々の組織や細胞にはエラスチンを分解する一種
のプロテアーゼ即ぢエラステースが存在している。中て
もずい臓や白血球、特にマクロファージ、好中球に多く
含まれており、傷の治療や感染防御に関与している。
血漿中には内因性のプロテアーゼ阻害剤質であるα1−
プロテアーセインヒビターやα2−マクログロブリンが
存在し、エラステース等のプロテアーセの働きを押さえ
ているため、エラスチンは通常、成長時、傷の修復時、
妊娠中等を除いて、殆ど代謝されたり分解されることは
ない。
しかしながら、外的あるいは内的要因、なかでも食細胞
の過剰応答により、エラステースの活性が亢進したり、
内因性阻害物質の不活化か起きて、両者の均衡か崩れた
場合には、過度のエラスチン分解か起こり、組織に障害
をもたらし、これか種々の疾患の発症、進展、憎悪の原
因となりうるとされている。そのような疾患例として、
肺気肺、成人呼吸困難症(ΔR1)S)、乾せん(ps
oriasisl動脈硬化庁、関節炎、山根膜炎(pc
ridontitis)、肺血症、ンコックなとか挙(
ジられる。
また、腫瘍の増殖、浸潤、転移にエラステース等のプロ
テアーセの関与や酵素活性の亢進を示唆する報告も増え
つつある1−マリンスら、ハイオキム・バイオフィズ・
アクタ(Mullins、 l)、1シ。
Rohrlich、  S、T、、:  Biochi
m、  Biophys、  Acta)。
旦チ万、177−214(1983)1゜更に、上記疾
患や腫瘍の周辺や患部には新たに血管か生まれ(血管新
生angiogenesis)、場合によってはこれか
病態を悪化さゼる要因となり得るか、このような血管新
生にもエラステース等のプロテアーセか関与している「
ピボリおよびクローチ、ハイオケミス)・リ−(Pip
oly、 D、 J、 、  Crouch。
IE、C,、Biochemistry)、 2−庁、
 5748 (1987)1゜従ってエラステースを効
果的に阻害したりあるいはα1−プLコテアーゼイノピ
ピター等の内因性阻害物質の不活化を1カ<ことか出来
れは、これらの1 疾患を治療、敗訴することか「」」
能である。
発明か解決しようとする課題 以前より、エラステース阻害剤の開発か進められている
か、代謝を受は易いペプチド誘導体であったり、クロロ
ケl−ン等の特殊な官能基を含むため、実際の治療には
不向きなものか多いEノケニスら、/ヤーナル オフ 
ノティンナル ケミストリー(1)igOnis、  
G、A、  et al、 : J、  Med、  
Cbem)、29゜1468(1986)l。
既に、本発明に係る化合物が強力な活性酸素消去作用を
有し、循環系機能障害治療およびr防改善剤として有用
であることを明らかにしたか、今回本発明者らは、これ
ら化合物か酸化によって容易に不活化されるα1−プロ
テアーセインヒビターに夕=tして保護作用を有すると
同時に、それ自身で直接的なエラステース阻害作用をイ
fすることを見いたし本発明を完成した。
課題を解決するための手段 本発明は一般式 〔式中、Xは酸素原子、硫黄原子または置換基を有して
いてもよいイミノ基を、Yは結合手、酸素原子、硫黄原
子、フェニレン、フェニレンオキシ、オキンフェニレン
オキシ、フェニレンアミノカルボニルを、R1は水素原
子または置換基を有していてもよい炭化水素残基を、I
?、′は置換基を有していてもよい炭化水素残基を示し
、R1はXとしてのイミノ基とともに5ないし7員環を
形成していてもよい。〕で表わされる化合物を含有して
なる’7’t−+テアーセ阻害剤を提供するものである
」二層化合物(1)に関し、Xで表わされる置換基を有
していてもよいイミノ基の置換基と17ては、アルキル
、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキルなと
の炭化水素残基やチエニルなどの複素環基もしくは複素
環−アルキル基が挙げられ、アルキルとしては炭素数1
〜15のもの、例えばメチル、エチル、11−プロピル
、イソプロピル、+1−ブチル、イソフチル、n−ペン
チル、n−ヘギノル、11−ヘプチル1n−オクチル、
n−ノニル、11−テノル、+1−ウンテ/ル、トテン
ルなとか挙(すられ、1 以J二の1′b:換基(例、
水酸〕−1.Cl−3アルコキノ、ハロケン、カルホキ
ン+Cl−1]アルコキ/ノJルホニルなと)を有して
いてもよく、アルケニルどしては炭素数2〜5のもの、
例えはビニル、アリル、イソプロペニルなとか、アルキ
ニルとしては炭素数2〜5のもの、例えばエチニル、2
−プロピニル、2−フチニルなとか、アl用−ルとして
は、置換基(例、水酸基。
C1−6アルキル、ハロケン、]・リハロケノメチル。
C、−9−7′ルコキンなと)を有していてもよいフ□
、ニル、 例エハフゴニル、3− トリフロロメチルフ
ェニル、4− ヒトロキ/フェニル、4−メトキ/フェ
ニル、3.4− ノヒトロキノフェニルなとか、アラル
キルとしては、置換基(例、ハロケン、j・リハロケノ
メチル、メヂレンンオキン、アルコキン、アルコキ/)
Jルポニル、ノノルポキ/ルなと)をイfしていてもよ
いフェニル−C8−3アルキルやナフチル−CI−3ア
ルキル、例えば、ヘンシル、3,4..5−トリメI・
キンヘンシル、2,5−ンメトキ/−3,4゜6−ドリ
メチルペンシル、3.4−ンメトキンヘンンル、3.4
−メチレンシオキンベンンル、4−工トキシノノルポニ
ルペンシル、4−カルボキンヘンシル、フェネチル、フ
ェニルプロピル、 3−1− リフルオロメチルヘンシ
ル、2−23−Iまたは4−クロロヘンゾル、1−また
は2−ナフチルメチルなとか、複素環または複素環−ア
ルキルとしては、2−チエニルメチル、3−チエニルメ
チルなどが挙げられる。
該イミノ基か、R1の炭化水素残基、好ましくは硫黄原
子を含んでいてもよいアルキルと形成しつる5〜7員環
とし一〇は、ピロリ/ン、ピペリジン、ヘギザメチレン
イミン、チアソリンンなとか挙げられ、これらの環状基
は置換基(例、水酸基。
C1,□3アルキル、カルボキンなと)を有していても
よい。
」二重化合物(1)において、Y(スペーサー)で表わ
されるフェニレン、フェニレンオキン、オキ/フェニレ
ンオキンおよびフェニレンアミノカルボニルに関しては
、o−、m−もしくはp−のいずれの置換形式でもよい
。とりわけYとしては、結合手、p−フェニレン、o−
,m−もしくはp−フェニレンオキ/、または酸素原子
であることか好ましい。
R1としての炭化水素残基としては、低級(C、−、)
アルキル、低級(C2−O)アルケニル、低級(C、−
c:)アルキニル、アリールなとか挙げられこれらの基
は置換基を有していてもよい。
」二重低級アルキル基としては、たとえば置換基を有し
ていてもよい直鎖状または分枝状のアルキル基か挙げら
れる。直鎖状または分枝状のアルキル基におけるアルキ
ルL(とじては、たとえば、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、n−ブチル。
11−ペンチル、n−ヘキンルなとか挙げられ、とりわ
けC1−3の低級アルキルか好ましい。
」二重低級アルケニルとしてはC7−C,の低級アルケ
ニルか好ましく、例えばエチニル、1−もしくは2−プ
ロペニル、インプロペニル、イソブテニル、]−,2−
もしくは3−ブテニルなとか挙げられる。
」二重低級アルキニルとしては、C2−C4の低級アル
キニルか好ましく、例えばエチニル、1−もしくは2−
プロピニル、]−,2−もしくは3−ブチニルなとか挙
げられる。
」二重アリールとしてはフェニル、ナフチルなとか挙げ
られる。
これらの炭化水素残基は同一または異なる1〜3個の置
換基を有していてもよく、例えば置換されていてもよい
水酸基、C,−C3の低級アルキルチオ、置換されてい
てもよいフェニルチオ、置換されていてもよいフェニル
、ビニル、置換されていてもよいエチニルもしくはカル
ボキシが挙げられる。
置換されていてもよい水酸基の置換基として、メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、アリル。
プロパルキル、フェニルなとか、置換されていてもよい
フェニルチオ基および置換されていてもよいフェニル基
のフェニル環上の置換基として、水酸基、メ1〜キン基
、フルオロ基なとか、また置換されていてもよいエチニ
ル基の置換基として、メチル、エチル、フェニルなとか
、それぞれ挙げられる。
」二重R1は、水素原子であるか、1または2の水酸基
もしくはカルポキンル基で置換されたまたは無置換の低
級(C1−’l)アルキル、水酸基、カルボ+ノル基+
Cl−3アルコキシカルボニル甚または(および)フェ
ニル基で置換されたまたは無置換のフェニルであること
かとりわけ好ましい。
化合物(1)におけるR2に関し、炭化水素として、例
えばアルキル、アルケニル、アルキニルまたはアラルキ
ルなとか挙げられ、炭素数6〜20のものか好ましい。
またアルケニル、アルキニルの場合、1ないし4の不飽
和結合(二重または三重結合)を有するものが好ましい
」−記アルキルとして、例えばn−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、n−ヘ
キンル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル。
n−テンル、n−ウンテ/ル、n−トテンル、n−トリ
テシル、n−テトラテンル、n−ペンタテンル、n−ヘ
キザテンル、n−ヘプタテシル、+1−オクタテンル、
nノナデンル、n−エイコシルなとが挙けられる。
上記アルケニルとして例えば7−ヘキづテセニル、9−
オクタテセニル、9.12  オクタテヵ/:r−ニル
、9.] 2.I 5−オクタテノノトリエニル、8゜
]]1.]/I−−エイコ+Jトリエニル5,8.I 
]。
]1/l−エイコ→ノテトラエニなとが挙(づられる。
IZN己アルキニル 8−デシニル、 I O−トデシニル,12 テトラテ
/ニル、14 −ヘキヅテ/ニル、 + 6 − 、(
゛クタテノニルなとか挙けられる。
これらアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、とり
わ(プ炭素数9〜20のものが好ましい。
」二重アラルキルとしては、置換基(例、ハロケン、(
Zl−3アルキル、C13アルコキ/なと)を有してい
てもよいフェニル−C I − 3アルキル+CI−3
ナフチル−C I−、jアルキル、たとえは゛ヘンシル
、4−クロロヘンノル、フJ不チル,フ,−ニルプロピ
ル。
フゴニルフチル,シフJニルメチル、2.2−ンフェニ
ルエチル,1ーナフチルメチル、2−ナフチルメチル、
1−ナフヂルエチル,2ーナフチルエチルなとか挙(プ
られる。
化合物(f)と[7て、Xか酵素原J′まグーは置換)
、(を有するイミノM−C,Yかフゴニレノオキ/で、
R ’か水素1111子であるかXとしてのイミ7)、
ことともに5ない(、7 邑1=’iを形成1〜でいる
がまたは2個の水酸)、(て置換された炭素数2〜5の
アル4−ル(例、] 、 ]2ーノヒト口1−ノエチな
と)であって、R 2か炭素数6〜20のアルキルであ
る化合物がとりわけ好ましい。
化合物(1)の物理化学的性状およo製造θ、について
は、特開昭6 3  1 5 2 3 7 4 ”’:
わよひ特開昭63 − ] 5 9 3 6 7冒各公
報に5工細に記載されている。
なお、化合物(+)のうら、Yか硫黄原子またはフユニ
レンアミノノJルポニルノ,(である化合物は文献未載
の新規化合物である。
製造法の一例を示せは下記のとおりである。
化合物(1)は、例えば式 %式%( 〔式中、X,Y,R’およびR2は前記と同意義を、Z
は低級アルキルを示す〕で表わされる化合物を塩基の存
在下環化反応に(1ずことにより製造することができる
上記塩基(塩基性縮合剤)としCは、水素化アルカリ金
属(例、水素化すトリウム)なとの無機塩基や有機アル
カリ金属(例、ノノリウム第3級フトキシ!・、リチウ
ムンイソプロピルアミト)などの有機金属塩7!;(か
挙けられ、溶媒としては、アルコール類(例、第3級ブ
タだ一ル)、エーテル類(例、ンオ牛ヅン,テ)・ラヒ
トロフラン)、アミ)・類(例、N。
N−ジメチルポルムアミド、ヘキづメチルポスポルアミ
ド)なとの有機溶媒か挙げられる。反応温度はO°〜7
0°Cの範囲て行うことができ、反応は約1〜8時間で
終了する。
原料化合物(1■)は、例えば下記の工程で製造するこ
とかできる。
(V)  ミ容:辱、、 1)カルボン酸の \ 〔式中、X, Y, Z, R ’およびR2は前記と
同意義を、Zlは低級アルキルを、Z2はハロゲンを示
す〕上記工程は、例えば酢酸エステル( 1(1 )に
ハロゲン化炭化水素(R ’− Z ’)を塩基の存在
下に反応さlて得られる化合物(1v)をアルツノl)
加水分解してノノルポン酸体(V)とし、このノJルポ
ン酸体を化合物(Vl)と反応さけ中間体(■)を製造
する。
上記製造工程において、化合物(1\l)の製造に用い
る塩基としては、例えば炭酸カリウム、炭酸す)・リウ
ム1水素化すトリウムなとか挙(」られ、反応溶媒とし
てメタノール、エタノール1ジメチルスルポキザイト、
N、N−ジメチルホルムアミ!・、ンオキサン、テトラ
ヒドロフランなどが用いられる。
化合物(■)を通常公知の方法でアルカリ性加水分解を
行い、酸性にして遊離のカルボン酸体()を得る。
さらにXか窒素原子の場合、カルホン酸体()のカルボ
キシル基をそれ自体公知の方法で活性化し、N−置換あ
るいは無置換グリシンエステル体(Vl)によりアミl
’化して中間体(IJ)を製造する。
本反応工程におけるカルボキシル基の活性化には、通常
の酸クロライド、混合酸無水物、活性エステル化なとの
方法か用いられる。アミド化反応には、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、水酸化すトリウム。
ビシシン、トリエチルアミン、なとの無機または有機塩
基か用いられ、反応溶媒としての水またはメタノール、
エタノール、アセトン、テトラヒドロフラン、アセトニ
トリル 中で行われる。
またXか酸素原子または硫黄原子の場合は、−)ノルポ
ン酸体()のカルボキシル基を自体公知の方法で活性化
し、これをクリコール酸またはα−置置換チックノコー
ル酸エステル体(Vl)と反応させ(エステル化反応)
で中間体(II)を製造する。カルボキシル基の活性化
には、公知の酸クロライド、混合酸無水物,活性エステ
ル化なとの方法か用いられる。エステル化反応は、炭酸
カリウム、トリエチルアミンなとの脱酸剤の存在下に有
機溶媒(例、アセトン、テトラヒドロフラン アセ)・二j・リルなと)中で行われる。
かくして製造される化合物(1)は自体公知の分離・精
製手段(例えば、/リカケルクロマトグラフィー、再結
晶なと)により単離採取することかできる。
化合物(r)は、プロテアーセの一種であるエラステー
スのt1η性を強力に阻害し、その内因性阻害物質であ
るα1−プロテアーセインヒビターの保護作用を有する
従って化合物(1)は、エラスチンの異常分解に起因す
る肺気腫,成人呼吸困難症,肺血症等の呼吸器疾患,関
節炎,歯根膜炎等の炎症、乾姐ん等の皮肩痛の予防・治
療薬として用いるこ七ができる。
化合物(1)は毒性が低く(例えばマウスにおける急性
毒性試験では1 0 0 0mg/Kg経口投与で死亡
する例は認められなかった。)、それ自体公知の薬理的
に許容される担体1賦形剤,希釈剤なとと混合し、自体
公知の方法に従って、医薬組成物[例、錠剤,カプセル
剤(ソフトカプセル、マイクロカプセルを含む)、液剤
,坐剤,注射剤1経鼻剤]として経口的もしくは非経口
的に安全に投与することができる。投与量は投与対象,
投与経路,症状なとによっても異なるが、」二重哺乳動
物に経口的に呼吸器疾患の治療剤として投与する場合、
化合物(1)として通常1回量として約0 、 ] m
g/Kg 〜5 0 mg/Kg体重,好ましくは約0
 、 5 mg/ Kg〜2 0 mg/ Kg体重を
1日1〜3回程度投与する。
また、非経口的に投与する場合、たとえば坐剤としては
化合物(I)として約5mg〜]Omg/Kgを1日1
ないし2回投与すればよい。注射剤としては化合物(I
)として約0 、 1 mg/ Kg〜5 mg/ K
gを1日lないし2回投与することが望ましい。
上記経口製剤、例えば錠剤を製造する際には、結合剤(
(L ヒドロキンプロピルセルロース、ヒドロキシメチ
ルプロピルメチルセルロース、マクロコールなと)、崩
壊剤(例、デンプン、ノノルポキンメチルセルロース力
ルンウムなと)、賦形剤(例、乳糖,デンプンなと)、
滑沢剤(例、ステアリン酸マグネシウム8タルクなと)
なとを適宜配合することかできる。
また、非経口製剤、たとえば注射剤を製造する際には、
等張化剤(例、ブトつ糖,D−ソルビトール、D−マン
ニトール、塩化すI・リウムなと)、防腐剤(例、ヘン
シルアルコール、クロロブタノール。
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸メチル
なと)、緩衝剤(例、リン酸緩衝液,酢酸すトリウム緩
衝液など)なとを適宜配合することができる。
作用 エラステース阻害活性の測定 0、2M)リス緩衝液(pH8.0)2.5顧にブタ膵
臓エラステースタイプIを6 8μg蛋白質/dの同上
緩衝液に溶かしたt1ν5μaを加え、ついで本件化合
物の5XIQ−2Mンメチルポルムアミト溶液5μ夕を
加え、25°Cで10分間プレインキュへ−1・した後
、O,I 25Mのザクシニルーアラニル−アラニル−
アラ:ニンl)−二トロアニリトのN−メチルピロリド
ン溶液8μQを加え25°Cて10分間インキュへ−1
・した。遊離されたl)−二トロアニリン量を4]、O
nmにおける吸光度から求め、検体を加えない場合のp
−二1・ローf 二l) 7 生成量とから明害活性を
算出して、結果を表1に小ず。
(以下余白) 化 ()内の数字は化合物濃度10−’Mにおけるエラステ
ース阻害率(%)として示した。
化合物の置換ノ;(とじての略弓は下a己のとおりであ
る。
2 P ho :o−)s−二−レンオキン、3Ph○
m−フゴーニl/ンオキ/、  4 P ho p−フ
、ニレンオキン。
phフェニル、Meメチル、Etlff−チル、  1
13uイソフチル、Dod:l・テンル、  l)T 
Ph:2.5−シメトキ/−3.4.6−1−リメチル
フゴニル。
CPh:p−−クロロツボニル 友樵桝 参考例1 2−(4−−ヒトロキ/)J−ニル)−3−ヒトロキ/
−2−ラテン−4−′Aライ(・の合成2−(4−ヘン
/ルオキンフユーニル)−3−ヒトロキ/−2−ラテン
−4−オライド10gをエタ/−ル(50zC)に溶か
し、5%P(1−炭素(0゜3g)を加え、1気圧の水
素下で18時間撹拌した。触媒をろ別後減圧濃縮し、得
られた粗1’r’1品をエタノールから再結晶し−C5
05gの表記化合物を得た。
融点2]4−2]、5°CO NMR−スペクトル(DMSO−d、)δ:  7.7
7(2II、 d、 811z)、  6.79(21
L d、 811z)、  4.65(211,s)参
考例2 2−ヘンノルチオ−3−ヒドロキシ−2−ラテン−4−
オライドの合成 1)4−フェニル−3−チアブタン酸 臭化ヘンシル(] 8g、 0.16mol)とメルカ
プト酢酸エチル(25,、5g、 0.15mol)を
アセトン(10(M)に溶かし、炭酸カリウム(21g
)を加え、室温で6時間撹拌した。反応液に水(100
dl>を加え、イソプロピルエーテル(IPE)で抽出
した。有機層を水洗、乾燥後減圧濃縮し、残渣をメタノ
ール(100顧)、THF(50〆)、水(100d)
の混合溶媒に溶かし、水酸化すトリウム(]Og)を加
え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、2規
定塩酸で中和して、p Hを4とし、酢酸エチル(E 
to A c)で抽出した。有機層は水洗、乾燥後減圧
濃縮し、得られた粗結晶をIPE/ELOΔCから再結
晶して4−フェニル−3−チアブタン酸(23g)を得
た。
NVjR−スペク1−ル(CD C(!3)δ  7.
31(511,m)。
3、83(211,s)、 3.06(21L 5)2
)2−ヘンノルチオ−3−ヒドロキシ−2−フテン−4
−:4ライド 4−フェニル−3−チアブタン酸(3,6g)、ブロム
酢酸エチル(3,2g)をアセトン(100dl)に溶
かし、炭酸カリウム(3g)を加えて60°Cで2時間
撹拌上た。反応液に水(100d)を加え、IPEで抽
出した。有機層は水洗、乾燥後、減圧濃縮し、残渣をT
HF(30顧)とDMF(!IMりの混合溶媒に溶かし
、水冷下カリウムーt−ブトキンF(2,2g)を−度
に加え、そのまま1時間撹拌した。反応液に2規定塩酸
(20d)を加え、EtOAcで抽出した。有機層は水
洗、乾燥後減圧濃縮し、粗結晶をIPE/EtOAcか
ら再結晶して2−ヘンジルチオ−3−ヒドロキシ−2−
ブテン−4−オライド(]、88gを得た。
融点・]、 82−183°C NMR−スペクトル(DMSO−d、)δ  7.30
(5+1゜s)、  4.58(21+、 s)、  
3.92(2H,s)参考例3 2−(4−へキシルオキシフェニルメチルチオ)−3−
ヒドロキシ−2−ブテン−4−オライドの合成 1、)(4−へキシルオキシフェニル)メタノール・4
−ヒドロギンヘンズアルデヒド(25g)をTHF(1
00〆)とDMF(5011fl)の混合溶媒に溶かし
、水素化ナトリウム(60%才イル分散、8g)を少し
ずつ、水冷下に加えた。反応液を18時間撹拌した後、
水(2001Rfl)を加え、IP’Eで抽出した。有
機層は水洗、乾燥後、減圧濃縮し、残渣をエタノール(
100d)に溶かし、水素化ポウ素ナトリウム(5g)
を少しずつ加え、更に室温で2時間撹拌した。反応液を
減圧濃縮し、残渣に水(100d)とEtOAc(20
0d)を加えて溶かし、有機層を分離した。有機層は水
洗、乾燥後減圧濃縮し、残渣を7す力ゲルカラムクロマ
トにかけて、I PE−EtOAc(1:1)で展開し
て、(4−へキシルオキシフェニル)メタノール(21
g)G14だ。
=24= N M R(CD CQ3)δ:  7.27(211
,d、 8Hz16.78(2H。
d、 811z)、  4.51(211,s)、  
3.88(211,t、 711z)、  1.36(
8II m)、  0.88(31L m)2)4−(
4−へキシルオキシフェニル)−3−チアブタン酸: (4−へキシルオキシフェニル)メタノール(7゜Ig
)をIPE(50d)に溶かし、水冷下臭化リン(1顧
)を滴下した。反応液をO′Cで1時間撹拌した後、水
(50顧)を加え、IPEで抽出した。有機層は乾燥後
減圧濃縮した。残渣をDMF(50d)に溶かし、メル
カプト酢酸エチル(3,2g)と炭酸カリウム(4g)
を加え、室温て6時間撹拌した。反応液に水(1001
1fl)を加え、IPEで抽出した。有機層は水洗、乾
燥後減圧濃縮し、残渣をメタノール(100〆)、水(
1,00tf2)の混合溶媒に溶かし、水酸化すトリウ
ム(4g)を加え、2時間撹拌した。減圧濃縮後、2規
定塩酸を加えて、pHを4とし、酢酸エチルで抽出した
。有機層は水洗、乾燥後減圧濃縮し、ヘキサンから再結
晶して、4−(4−ヘキシルオキシフェニル)−3−チ
アフタン酸(]、]g)を得た。融点43−1l/1°
C8NMR−スペクトル(CD C(2,)り  72
3(21L (1,811z)、 8.83(211,
(1,8117)、 3.93(2)1. L、 71
1z)、 3. )fO(2H,sl 3.09(2!
L s)、 1.76(21L m)、 1.36(8
11,m)。
0、90(311,m) 3)2−(/I−ヘキンルオキ/フェニル)−3−ヒド
ロキン 2−ブテン−4−オライド4−(/l−ヘキシ
ルオ+7フエニル)−3−チアフタン酸(l1g)をブ
ロム酢酸エチル(4、7g)とともにアセトン(100
顧、)に溶かし、炭酸ノノリウA(4g)を加えて、6
0°Cて4時間撹拌した32反応液に水(]、0Od)
を加えて、IPEで抽出した。
有機層は水洗乾燥後減圧d委縮し、/l −(4,−−
−ヰ/ルオキンフゴニル)−3−チアブタン酸エトキン
ノブルポニルメチルを得た。
N M R(CI) CQ3)6 7.29(211,
d、 811z)、 6.86(2tl。
d、811z)、 4.66(2iLs)、 4.26
(21Lq、711zl 3.!bl(211t、71
1z)、 3.82(21Ls)、 3.16(211
,s)、1.27(311゜す り、 711z)、  ]、、 26(81L m)、
 0.81 (311,m)これをi’HF(100綬
)、])MF(20滅)の混合溶媒に溶かしカリウノ=
L−フトキ/)’(4g)を加え、1時間撹拌した。反
応液に水(100d)を加え、EtOAcで抽出した。
自機層は水洗乾燥後減圧濃縮I7、t↓)られた111
結晶をIPE/EtOAcかう4”TI吉晶シ、2  
(71−ヘキ/ルオキソフェニル)−3−ヒドロキシ−
2−ブテン−4=オライド(9g)を得た。融点 18
G−187°CNMR−スペクトル(D M S O−
d n )6 7.21(2+1゜(L 811z)、
  6.80(2H,(1,811z)、  4.54
(21L s)、  l’1.92(2IL t、 7
Hz)、 3.87(21L sl  1.35(81
1,m)、 0.89(3tl。
m) 参考例4 同様にして、1−フロモヘキサテカンとチオ酢酸とから
3−チアノナテカン酸(融点・72−730C,NMR
−スペクトル(CD Cf2.)δ  3.23(2+
1゜s)、 2.65(2tl、 t、 711z)、
 1.26(2811m)、 0.86(311,m)
)を得、ついて、このものとブロム酢酸エチルとを反応
さ且、生成物をカリウム−し−フトキン(・て処理して
2−・\キ→ノテンルチオー3−ヒI−四キン−2−ブ
テン−4−オライI・を得た。
融点 138−+39°C NMR=スペクトル(DMSO−d、)δ  4.63
(2+1゜s)、  2.73(211,t、 ?l1
z)、  1.28(281L s)、  0.87(
31L m)参考例5 3−チアノナテカン酸2.2gのジクロルメタン(2C
)+fり溶液にオキサリルクロリド(1d)を滴下し、
50°Cて1時間かきまぜる。反応液を濃縮し、残留物
をジクロルメタン(1,Q顧)に溶かし、この液ラマン
チル酸メチル、 1. 、 ]、 gのジクロルメタン
(+、0〆)溶液に滴下する。この混合液にピリノン(
2厳)を加え、室温で2時間かきまぜ、水(50d)で
処理しジイソプロピルエーテル(IPE)で抽出し、有
機層をわけ取り、水洗、乾燥後減圧下に濃縮し、残留物
をシリカケルクロマトクラフィー(展開溶媒 IPE)
で精製して]、 、 4 gの3−チアノナテカン α
−メトギシノ7/レボニルヘンンルエステルを得、この
ものをテトラヒドロフラン(10d)と7メヂルポルム
アl’(1d)の混合溶媒に溶かし、室温下カリウムt
−ブトキシト(15g)を加えたのら同温度で1時間撹
拌した。反応液に2規定塩酸(30s、C)を加え、酢
酸エチルで抽出し、有機層を水洗、乾燥後減圧濃縮し、
残留物をI P E−酢酸エチルから再結晶し850m
gの2−(へ牛刀テンルチオ)−3−ヒドロキノ−4−
フェニル−2−ラテン−4−オライドをr6た。
融点 104.− ] 05°C NMR−スペクトル(DMSO−d、)δ  7.38
(5+1゜m)、 5.85(11L s)、 2.8
9(211,t、 711z)、  1.24(281
1,m)、 0.85(3+1. m) 参考例6 ′7−ヒト四十7−6−(/I−メトキンツユニル)−
5,7a−ジヒドロ−] H、31(−ピoo[l、2
−C]チ゛rソール−5−オンの合成 4−メトキ/フェニル酢酸(3,3g)のシフo。
メタ7(100g)溶液にオキサリルクロリド(35d
)を滴下し、50°Cで1時間撹拌した。反応液を濃縮
し、残留物をンクロロメタン(20yJ)i:溶かし、
チアソリノン−4−ノノルホン酸エチル塩酸塩(4、2
g)のジクロルメタン(80g)とトリエチルアミン(
8g)の混合溶液にO′Cで滴下した。
反応液を室温下1時間撹拌したのち、ンクロロメタンを
加えて希釈し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し
、残留物をDMF(15d)とTHE(85d)の混合
溶媒に溶解した。0°CにてカリウムL−ブトキシド(
2,5g)を加えたのも40分撹拌した。反応液に2規
定塩酸を加えて反応を停止し、酢酸エチルにて抽出した
。抽出液を飽和塩化す)・リウム水溶液で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧濃縮した。残留物を
酢酸エチルから再結晶して、7−ヒトロキンー6−(4
−メ1〜キシフェニル)−5,7a−ジヒI! o −
1H、3H−ピロロ[]、]2−c]チアソールー5−
オン0.67g)を得た。
融点、235°C(分解) NMR−スペクトル(DMSO−do)δ:  2.9
1(IH。
dd、611z、Il、1lz)、 3.29(111
,dd、811z、]、]l1z)、 3.7:((3
If、 s)、 4.03(IIIld、 1011z
)、 4.50(1,11,dd、 611z、 81
1z)。
4.80(Illd、l0llz)、  6.92(2
11,d、911z)、 7.87(]lLd。
911z) 参考例7 フーヒトロキシー6−(4−ペンチルオキンフェニル)
−5,7a−ジヒドロ−I H、3H−ピロロ[1,2
−c]チアソール−5−オンの合成参考例6と同様にし
て、4−ペンチルオキシフェニル酢酸とチアソリジン−
4−カルボン酸エチル塩酸塩を縮合後、カリウムt−ブ
トキンドで処理して、7−ヒトロキンー6−(4−ペン
チルオキンフェニル)−5,7a−’;’ヒトo−IH
,3H−ピロロ[1,,2−c]チアソール−5−オン
ヲ得た。
融点 209〜211°C NMR−7,ヘクl−ル(DMSOdo)δ:  o9
o(3ri。
m)、  1.38(411m)、  1.7]、(2
1L m)、  2.92(ill dd、 6Hz。
1111z)、  3.29(]ILdd、811z、
1lllz)、  3.94(2tLt、7Hz)、 
4.05(Ill d、 1ollzl 4.49(1
,IL dd、 6Hz、 8Hz)、 480(II
I、 d、 1011z)、 ’6.90(2H,d、
 ]0Hz)、 7.86(28,d。
1011z) 参考例8 6−(1−1−テンルオキシフェニル)−7−ヒドロキ
ン−3−フェニル−5,7a−ジヒドロ−IH。
3 H−ピ”[1,2−c]チアゾール−5−オンの合
成 4−ドデシルオキシフェニル酢酸(3,2g)のジクロ
ロメタン(20zI2)溶液にオキサリルクロリド(2
雇)を滴下し、50°Cで1時間撹拌した。反応液を濃
縮12、残留物をT HF (5z12)に溶かし、2
−フェニルチアゾリジン−4−カルホン酸(2,1g)
と無水炭酸すトリウム(]、66gの水溶液(20zQ
)に0°Cで滴下した。反応液を30分撹拌したのち、
2規定塩酸(20md)を加えて反応を停止し、酢酸エ
チルにて生成物を抽出した。抽出液を飽和塩化すh l
)ラム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
後、減圧濃縮した。残留物をメタノール(20if2)
に溶解し、ジアゾメタンを加えてメチルエステルへ導い
た。溶媒を減圧下で留去したのち、残留物を酢酸エチル
(50zQ)に溶解し、水、1規定塩酸、水、飽和炭酸
水素すトリウム水溶液、水、飽和塩化すトリウム水溶液
で洗浄した。これを無水硫酸マグネシウムにて乾燥後減
圧濃縮し、残留物をDMF(IOz&)とTHF(40
蛯)の混合溶媒に溶解した。OoCにてカリウムt−ブ
ト苓シト(]、77gを加えたのち15分撹拌した。反
応液に2規定塩酸(20d)を加えて反応を停止したの
ぢ酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。こ
れと減圧濃縮し、残留物をTHE−酢酸エチルから再結
晶して6−C4,−Fデシルオキンフェニル)−7−ヒ
ドロキシ−3−フェニル−5,7a−ンヒドl−1−I
H,3](−ピ0口[C2−c]チアゾール−5−オン
(1,0g)をジアステレオマーの約3−1a合物とし
て得た。
融点 185〜190°C NMR−7,へ’;l t・ル(DMS Odo)δ 
 0.84(31Lm)、  1.25(1811ml
  1.66(211m)、 2.79〜3.50(2
+1゜m)、 3.92(211,m)、 4.82(
IH,ml 5.73(1/411. s)。
6、19(3/41L sl 6.85(2H,m)、
 7.20〜7.57(511,m)。
7、78(2/41L d、 9Hz)、  7.90
(6/4H,d、 911z)参考例9 6−(4−トチ/ルオキン)−7−ヒドロキシ−3−メ
チル−5,7a−ジヒド0−IH,3H−ピロL:JL
l、2−clチアソ’ −ルー 5− オン(7) 合
成参考例8と同様にして、/lドテシルオキ/フェニル
酢酸と2−メチルデアソリノン−4−ノJルポン酸ヲ縮
合後シアツメタンにてメチルエステルに導き、カリウム
t−7トキシト −1へテシルオキン)−7−ヒトロキ7 3−メヂルー
5 + 7 a−ジヒドロ−■1. 3 1(  ピo
0[1。
2−c]チアソール−5−オンを得た。
融点 203〜206℃ NMR−スペクトル(D M S O  dn)δ  
0. 85(3+1。
m)、  1.24(1811m)、  1.48(3
tld,711z)、  1.70(211,m)、 
2.85(]11.dd,711z,Illlz)、 
3.36(III,dd,711z,IIfiz)、 
3.93(211,t,6Hz)、4.61(IILq
.6’llz)、 6.86(2IL (1. 811
z)、 7. 86(2tL d, 811z)参考例
10 6−(4−ドテシルオキ/)−7−ヒトロキンー3−(
4−ピリツル)−5,7a−シヒl−’l−1−111
3H− ピロロ[]、]2ーCJデアソールー5ーオン
塩酸の合成 参考例8と同様にして、4−ドテシルオキ/フェニル酢
M と2−(A − ピリツル)デアソリノン−4−カ
ルホン酸を縮合後シアンメタンにてメチルエステルに導
き、カリウj\L−フI・キ/1・て処理して、6−<
4−t’テンルオキシ)−7ーヒ)・ロキシ−3−(4
−ピリツル)−L)l 7 a−ンヒFl−1−IH。
31−■ーピロロ1.1.2−c]チアゾール−5−オ
ン塩酸塩をジアステレオマーの約8 1混合物として得
た。
融点 1/IO°C(分解) NMR−スペクトル ml  1.23(1811.m)、  1.65(2
ILm1  2.90 〜3.20(Iff。
m)、 3.35〜3.60(III,m)、 :L9
5(2ILm)、 5.00(IH。
m)、 6. 00(1/911, sl 6/17(
8/911, s)、 6. 85(211, m)。
7、 75〜8. 1.5(51L m)、 8. 8
3(2H, m)参考例11 6−(4 − t・テンルオキン)−7ーヒI・ロキシ
ー3−(4−ヒドロキンフェニル)−5.7a−ンヒト
口+o.3o−ピロロ[1.2−C]チアソール5−オ
ンの合成 参ぢ例8と同様にして、4−トチ/ルオキンフエニル酢
酸と2−(4−ヒドロキンフェニル)チアゾリジン−4
−ノノルポン酸を縮合後ンアソメタノにてメチルエステ
ルに導き、カリウムt−7トキシトで処理して、6−(
4−+・テンルオキシ)−7−ヒトロキシー3−(/I
−ヒドロキンフェニル)−5。
7a−ンヒドt−1−]. H 、 3 H−ピoo[
!,2 −c]チアソール−5−オンを得た。
融点 190〜193°C NMR−スペクトル(1)MSO−d.)δ  0. 
84(3+1。
m)、  1. 25(181L m)、  1. 6
8(2i1. m)、 2. 92(IH, dd, 
811z, 1.Itlz)、 3. 30(1.11
, dd, 6Hz, 1.]Hz)、 3、93(2
H, L。
611z)、 4. 78(Ill, t, 711z
)、 6. 09(Ill s)、 6. 73(21
5’           d, 811z)、 6.
 86(2H, d, 911z)、 7. 28(2
H, d, 911Z)、 788(211, d, 
811z) 参考例12 6−(/I−ドテシルオキシ)−7−ヒトロキ/−3−
(4−メトキシカルボニルフェニル)−5178−/ヒ
トローL H 、 3 +(−ピロロ[1.、2−c]
デアソール−5−オンの合成 参考例8と同様にして、/l−1”テンルオキンフェ=
 tJTlp ト2 − (4−ノトキシ力ルホニルフ
Jーニル)チアソリジン−4−カルホン酸を縮合後シア
ツメタンにてメチルエステルに導き、カリウl\E−フ
I・キシドて処理して、6−(4 − トチ/ルオキシ
)−7−ヒトロキンー3−(1−メトキシカルボニルフ
ェニル)−5,7a−ノヒドロ−l, H 、 3 1
−T−ピロロ[1.2−C]チアソール−5−オンをジ
アステレオマーの約6 1H合物として得た。
融点 180〜190°C NMR−スペクI・ル(1) M S O−d.)6 
 0. 84(31+。
m)、  1.、24(1,811,ml  1.67
(2ILm)、 2.85〜3.45(21+。
m)、 3. 7fl+−4. 05(511, m)
、 4. 84(Ill, m)、 5. 81(1/
711、s)、 6.26(6/711.s)、 6.
70〜7.00(211,m)、 7.40(2/71
1,d,8Hz)、 7.62(12/7H,d.8H
z)、 7.73〜8.06(4ILm) 参考例13 6−(4−ドテシルオキシ)−7−ヒトロキシー1、1
−ジメチル−5 、 7 a−ノヒトローl H 、 
3 H−ピロロ[1.2−C]チアソール−5−オンの
合成参考例8と同様にして、4−トチ/ルオキ/フJ−
ニル酢酸とペニンラミンを縮合後シアツメタンにてメチ
ルエステルに導き、カリウムt−ブトキシドて処理して
、6−(4−1=デシルオキシ)−7−ヒドロキン−1
,1−ジメチル−5,7a−ジヒドロ−]、 IH、3
H−ピロロ[1,2−c]チアソール−5−オンを得た
融点・89〜910C NMR−スペクトル(DMSO7d、)sl  O,8
6(3+1゜m)、  1.18(31L sl  ]
、 25(1811,m)、  1.60(311,s
)、  168(2H,m)、 3.94(21+、 
L、 611z)、 4.1.9(IIL d、 91
1z)。
4、29(IH,s)、 4.68(2H,d、 9H
z)、 6.89(21+、 d、 911z)。
7、68(2H,d、 911z) 参考例14 3−カルボキシ−6−(/I−1”デンルオキシフェニ
ル)−7−ヒトロキンー2.3,5.7a−テトラヒド
ロピロロ[2,1−b]チアソール−5−オンの合成 1) N−f(4−ドデシルオキシフェニル)アセチル
1−2−メトキシノJルポニルチアソリンン−4−カル
ボン酸 4−トテンルオキ/フェニル酢酸(1、7g)の/り四
ロメタン(20Mlル容l&にオキサリルクロリド(1
d)を滴下し、50°Cで1時間撹拌した。反応液を濃
縮し、残留物をTHF(5g)に溶かし、2−メトキ/
力ルホニルチ”rソリノン−4−カルボン酸(]、、O
g)と無水炭酸ナトリウム(0,83g)の水(+、0
〆)溶液にO′Cで滴下した。反応液を1時間撹拌した
のち、2規定塩酸1.(Mを加えて反応を停止し酢酸エ
チルにて生成物を抽出した。抽出液を飽和塩化すl−1
)ラム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
後、減圧濃縮した。残留物をIPEにて結晶化して、N
−+(4−ドデシルオキシフェニル)アセチル)−2−
メトキ/カルポニルヂアソリンン−4−ノJルポン酸(
1,4g)をジアステレオマーの約32混合物として得
た。
融点 83〜84°C NMR−スペクトル(CD CC3)δ  0.88(
31L m)。
1、26(181L ml  1.76(21L m)
、 3.38〜4.00(9tL m)。
4、91.(1111m)、 5.45(0,411,
s)、 5.81(0,611,s)、 6゜86(2
tl、 d、 10Hz)、 7.14(211m)2
)3−−カルボキシ−6−(4−ドデシルオキシフェニ
ル)−7−ヒト゛ロキ7−2.3,5,7a−テトラヒ
ドロピロロ[2,1−b]チアソール−5−オン N1(4−ドデシルオキシフェニル)アセチル)−2−
メトキシカルボニルチアゾリジン−4−カルボン酸(0
,5g)をDMF(3顧)とTHF(12g)の混合溶
媒に溶解した。0°Cにてカリウムt−ブトキシド(0
,4g)を加えたのち15分撹拌した。
反応液に2規定塩酸(lOd)を加えて反応を停止した
のち酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和塩化す1−リウ
ム水溶液で洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した
。これを減圧濃縮し、残留物をノリカケルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒。
酢酸エチル−酢酸−水−99: 0.5 : 0.5)
にて精製して、3−カルボキン−6−(4−ドデシルオ
キシフェニル)−7−ヒドロキシ−2,3,5゜7a−
テトラヒドロピロロ[2,1,−b]チアソール−5−
オンのノアステレオマ−混合物(約2 : ] )を黄
色粉末(0,2g)として得た。
NMR−スペクトル(D M S OdJδ・ 0.8
ii(311゜m)、  1.25(1811,m)、
  、1.69<211.m)、  3.11(III
、m)、  3゜37(]、H,m)、  3.94(
211t、 611z)、  j、 16(2/3H,
dd、 611z。
811z)、  5.09(1/311. m)、  
5.34(1/311. s)、  5.42(2/3
IL s)、  6.89(2H,m)、  7.85
(2H,m)実施例1 (錠剤) (1)化合物No、 ]           550
mg2)コーンスターチ         90mg(
3)乳糖               35mg(4
)  ヒドロキンプロピルセルロース  20mg(5
)ステアリン酸マグネシウム     5mg計   
200mg 」1記の各成分および分量を混合して均一な混合物とし
た後、常法に従って打錠して錠剤とする。
実施例2 (錠剤) (1)化合物No、4          50mg(
2)コーンスターチ         20mg(3)
乳糖             65.2mg(4) 
ヒドロキンプロピルセルロース  60mg(5)軽質
無水ケイ酸        1.8mg(6)ステアリ
ン酸マク不/ウム     3mg旧  200mg −1−記の各成分および万里を混合して均一な混合物と
した後、常法に従って打錠して錠剤とする。
実施例3 (錠剤) (])化合物NO,850■1g (2)コーンスターチ         30 m g
(3)乳糖              80m);(
4) ヒドロキノプロピルセルロース  25mg(5
)ステアリン酸マグネ/ウム     5mg計   
200mg 」−記の各成分を混合して均一な混合物とした後、常法
に従って打錠して錠剤とする。
実施例4(錠剤) (1)化合物No、 ] 4         50B
(2)コーンスターチ         30mg(3
)乳糖              90B(j)ヒド
ロキンプロピルセルロース  25mg(5)ステアリ
ン酸マグ不ンウム     5mg計   200mg j−記の各成分を混合して均−f、(〆捏合物とした後
、常法に従って1]錠して錠剤とする。
実施例5 (錠剤) (1)化合物N O2450mg (2)コーンスターチ         90mg(:
つ)乳糖               25mg(/
l)ヒドロキノプロピルセルロース  25mg(5)
ステアリン酸マク不/つl\     5mg旧  2
00mg −14記の各成分を混合して均一な混合物とした後、′
畠法に従って打錠して錠剤とする。
実施例6 (カプセル剤) (1)化合物j\o、 18         50m
g(2)コーンスターチ         55mg(
3)乳糖              IIOmg(G
 ヒ]・ロキ/プロピルセルロース   5mgまl’
   220mg l−記成分および分早を充分に混合し、セラチンカプセ
ルに充填する。l B明久勿宋 =43− 本発明の化合物(1)は、プロテアーセの一種であるエ
ラステースの活性を明害し、呼吸器疾患。
炎症、皮膚病の予防・治療薬として用いることかできる
代理人  弁理士 岩 [14弘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子、硫黄原子または置換基を有して
    いてもよいイミノ基を、Yは結合手、酸素原子、硫黄原
    子、フェニレン、フェニレンオキシ、オキシフェニレン
    オキシ、フェニレンアミノカルボニルを、R^1は水素
    原子または置換基を有していてもよい炭化水素残基を、
    R^2は置換基を有していてもよい炭化水素残基を示し
    、R^1はXとしてのイミノ基とともに5ないし7員環
    を形成していてもよい。〕で表わされる化合物を含有し
    てなるプロテアーゼ阻害剤。
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