JPH0321771Y2 - - Google Patents

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JPH0321771Y2
JPH0321771Y2 JP1987063049U JP6304987U JPH0321771Y2 JP H0321771 Y2 JPH0321771 Y2 JP H0321771Y2 JP 1987063049 U JP1987063049 U JP 1987063049U JP 6304987 U JP6304987 U JP 6304987U JP H0321771 Y2 JPH0321771 Y2 JP H0321771Y2
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は、ダイセツト、特に、一対の金型保持
板相互をガイドポストにより摺動自在に対偶させ
たガイドポスト形ダイセツト用の間隔設定具に関
するもので、ダイセツトの間隔設定具の先端部を
昇降可能なものにすると共に、その設定位置を正
確に目視できるようにして、プレス機械にセツト
したときのラムの下死点調節が簡単に且正確に行
えるようにし、さらに、前記下死点調節に誤差が
生じた場合において、この間隔設定具や、ダイセ
ツトに対して前記ラムからの衝撃力が作用しない
ようにして、これら部分の損傷を防止するもので
ある。
[従来技術とその問題点] 金属加工用プレス機械によりプレス加工を行な
う場合、先ず、ラムaとダイベツトbの相互間
に、所定の金型を具備したガイドポスト形ダイセ
ツトを取付け、試押しをしながらラムaの下死点
位置を調整し、ダイセツトの間隔を最適なものに
調整している。しかし、このダイセツトを別のプ
レス機械に取付けて使用する場合や、一時的にダ
イセツトを外して再び使用する場合には、再度、
試し押しをしながらダイセツトの間隔を調整しな
ければならない。
かかる不便を防止するため、従来は、第5図に
示すように、回り止めナツトを装備させたボルト
製の本体1を金型保持板の一方(ダイボルダー)
から突出させている。
このものでは、ダイセツトに装着される金型の
ポンチの最適下死点位置において、前記本体1の
頂面と、ポンチホルダーCの下面とが対接する状
態にセツトして使用される。
そして、このように、金型を具備させたダイセ
ツトの本体1の突出高さを前記のように調整した
ものをラムaとダイベツトbとの間にセツトして
爾後ラムaの下死点を調整すると、前記ラムaの
下死点が設定されることとなり、再使用時におい
ては、試し押し等の作業が不要となる。即ち、ラ
ムaを下死点にセツトした状態において、本体1
の頂面がポンチホルダーCの下面に対接し且ラム
aの下面が前記ポンチホルダーCの上面に丁度対
接した状態に、この下死点位置を調節すると、こ
の下死点位置がラムaの最適下死点となり試し押
し等の作業が不要となる。
ところが、上記の如く高さ調整された本体1を
具備するダイセツトを使用したとしても、場合に
よつては再使用時において、本体1の頂面とポン
チホルダーCの下面とが当つて、本体1及びダイ
セツトを損傷したり、プレス機械に悪影響を与え
るという問題がある。
これは、製作された金型に最適なダイセツト間
隔が予め本体1の突出高さによつて設定されてい
ることから、この本体1の頂面とポンチホルダー
の頂面とが対接した状態でラムaの下死点が設定
されるが、このラムの下死点設定における誤差が
ある場合には、ラムaの推力が巨大であることか
ら、前記誤差が極僅かの値であつても本体1に大
きな衝撃力が加わることとなるからである。
これを防止するために、第5図に示すように、
最適間隔に設定された状態において、ポンチホル
ダーCの下面と本体1の頂部との間に一定の間隙
gが生じるように本体1の突出高さを設定するこ
とも考えられる。ところが、この場合には、ラム
aの下死点設定の精度を上げるためには、この間
隙gを正確に計測する必要があり、スキマゲージ
等を使用する等して、この間隙gを適正にセツト
する必要があり、ラムの下死点調節が面倒であ
る。
[技術的課題] 本考案は、このような〓一方の金型保持板に、
他方の金型保持板にむかつて突出する本体1を突
出長さ調整可能に取付、この本体1の突出長さを
前記調整状態に固定する固定手段を具備させた〓
ダイセツトの間隔設定具に於いて、一旦ダイセツ
トが間隔が正確にセツトされると、以後の再使用
時におけるラムaの下死点調節が簡単でかつ前記
ダイセツト間隔の調整に誤差があつたとしても、
本体1やダイセツトに損傷が生じないようにする
ことをその課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、〓本体1の先端部に昇降体4を昇降自
在に且抜止め状態に取付けると共に、該昇降体4
を突出方向に付勢する付勢手段をこれと前記本体
1の間に介装し、前記本体と前記昇降体の対応部
のそれぞれに目印15を設けると共に、前記本体
1に対する前記昇降体4の昇降域の途中において
相互に一致するように、これら目印15,15を
配設した〓ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
一方の金型保持板から突出させた間隔設定具
は、金型を装着したダイセツトの上方の金型保持
板の最適下死点位置においてその先端が他方の金
型保持板に対接するようにセツトする。
ここで、間隔設定具は、その突出長さを調整可
能にした本体1と、この本体1の先端に昇降自在
に装備させた昇降体4とからなり、これら本体1
及び昇降体4の相対昇降域には目印15,15が
設けられている。
そこで、上記のように、上方の金型保持板を最
適下死点位置にセツトした状態において、昇降体
4の先端が対向する金型保持板に対接し且前記二
つの目印15,15が一致するように本体1の突
出高さを調整する。これにより、ダイセツトをラ
ムaとダイベツトbの間に介装した場合に、前記
目印15,15相互が一致した状態において、金
型保持板相互が最接近した状態、つまり、ラムa
が最適下死点位置にセツトされ状態となる。
従つて、一旦取外したダイセツト付の金型を再
使用するときには、上記のように目印15,15
相互が一致するように、ラムaの下死点位置を調
節すればよい。
なお、このとき、前記下死点位置の調節におい
て極僅かの調節誤差が生じることがあるが、前記
目印15,15は、前記主体1に対する前記昇降
体4の昇降域の途中において一致するように、配
設されているから、前記誤差の範囲以上に昇降体
4が降下移動できることから、本体1には衝撃力
が作用しないものとなる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
目印15,15を見ながらこれらを一致させる
だけで、ラムaの下死点の調節が可能であるか
ら、従来のものに比べてラムaの下死点調節が簡
単である。
又、ラムaの下死点調節に誤差があつても、ラ
ムaの降下推力が本体1に直接作用することがな
く、間隔設定具やダイセツトが損傷する不都合が
生じない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図〜第4図に基づ
いて説明する。
第1実施例を第1図、第2図及び第4図に示
す。
このダイセツトの間隔設定具は、第1図に示す
ように、本体1と、アダプター3とから構成され
ている。
本体1は、第1図に示すように、昇降体4を具
備する頭部14と、調整螺子19と、固定手段と
対応する回止めナツト17とから構成されてい
る。
前記頭部14には、一端に調整螺子19を螺合
する為の螺孔18が形成されていると共に、その
他端には、この螺孔18と連通するバネ挿通孔1
2が形成され、更に、側壁の中央部近傍には係止
溝10が周設されている。
前記バネ挿通孔12の開放端側には、一端開放
の筒状体で且その開放端に上記した係止溝10と
対応する係止片40を具備した昇降体4が昇降自
在に外嵌されている。
従つて、螺孔18から弾性加圧手段と対応する
バネ5をバネ挿通孔12に挿入し、更に、螺孔1
8に調整螺子19を螺合すると、この昇降体4と
調整螺子19の螺合端との間にはバネ5が加圧状
態で介装されることとなる。この状態では、昇降
体4は、バネ5の加圧力によつて、先端方向に加
圧されており、係止溝10と係止片40とが係合
した状態で保持されている。
アダプター3は、棒状体で、その一端に固定螺
子31を具備しており、他端には調整螺子19が
螺合される螺孔30が形成されている。
この実施例のものでは、第4図に示すように、
本体1の調整螺子19をアダプター3の螺孔30
に螺合させた状態で、アダプター3の固定螺子3
1をポンチホルダーC又はダイホルダーdに螺着
して使用する。
又、上記した昇降体4の側壁には、第2図に示
すように、横長長方形の開口41が形成されてい
ると共に、この開口41の短辺側の中央部に一対
の対向する突部42,42を形成しており、他
方、本体1の頭部14の側壁には、昇降体4がそ
の昇降域の中央部近傍に位置した時に、前記突部
42,42と対応する線16が周設されている。
この突部42,42及び線16が、上記技術的
手段の項に記載した目印15と対応するもので、
ダイセツトの間隔を最適位置に調整した状態で、
本体1の調整螺子部19の突出長さを調整して突
部42,42と線16とが一致させ、回止めナツ
ト17をアダプター3に対接するように締め込ん
で固定しておけば、このダイセツトを別のプレス
機械に取付けて使用する場合や一時的にダイセツ
トを外して、再び、使用する場合でも、ラムaの
下死点位置を、突部42,42と線16が一致す
るように合せればダイセツトの間隔は最適なもの
となる。
次に、第2実施例を第3図に基づいて説明す
る。
このものは、本体1の先端部側に孔18を形成
し、その開口端に蓋6を螺合装着することによつ
て昇降体室11を形成したもので、この昇降体室
11に、突起軸43を具備した昇降体4を昇降自
在に収容すると共に、前記突起軸43を昇降体室
11の上壁から貫通突出させたものである。この
突起軸43の周壁には、昇降体4がその昇降域の
中央部近傍に位置した時に、蓋6の上面と対応す
る位置に線16が周設されている。
従つて、この実施例では、蓋6の上面と線16
が、上記技術的手段の項に記載した目印15と対
応するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2図
は第1実施例の本体1の線16と昇降体4の突部
42,42の関係を示す説明図、第3図は本考案
の第2実施例の断面図、第4図は本考案の第1実
施例のダイセツトの間隔設定具の取付け図、第5
図は従来例のダイセツトの間隔設定具の取付け及
び使用説明図、 図中、1……本体、4……昇降体、15……目
印。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の金型保持板に、他方の金型保持板にむか
    つて突出する本体1を突出長さ調整可能に取付、
    この本体1の突出長さを前記調整状態に固定する
    固定手段を具備させたダイセツトの間隔設定具に
    於いて、本体1の先端部に昇降体4を昇降自在に
    且抜止め状態に取付けると共に、該昇降体4を突
    出方向に付勢する付勢手段をこれと前記本体1の
    間に介装し、前記主体と前記昇降体の対応部のそ
    れぞれに目印15を設けると共に、前記本体1に
    対する前記昇降体4の昇降域の途中において相互
    に一致するように、これら目印15,15を配設
    したダイセツトの間隔設定具。
JP1987063049U 1987-04-25 1987-04-25 Expired JPH0321771Y2 (ja)

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JP1987063049U JPH0321771Y2 (ja) 1987-04-25 1987-04-25

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JP1987063049U JPH0321771Y2 (ja) 1987-04-25 1987-04-25

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JPS63170028U JPS63170028U (ja) 1988-11-04
JPH0321771Y2 true JPH0321771Y2 (ja) 1991-05-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507191A (ja) * 1973-05-24 1975-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507191A (ja) * 1973-05-24 1975-01-24

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JPS63170028U (ja) 1988-11-04

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