JPH03217604A - 直動型油圧ラッシュアジャスタ - Google Patents
直動型油圧ラッシュアジャスタInfo
- Publication number
- JPH03217604A JPH03217604A JP1253090A JP1253090A JPH03217604A JP H03217604 A JPH03217604 A JP H03217604A JP 1253090 A JP1253090 A JP 1253090A JP 1253090 A JP1253090 A JP 1253090A JP H03217604 A JPH03217604 A JP H03217604A
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- Japan
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- main reservoir
- hydraulic oil
- hydraulic
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- lash adjuster
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 21
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、バケット内にラッシュアジャスタの油圧ユ
ニットが内蔵された直動型油圧ラッシュアジャスタの改
良に関する。
ニットが内蔵された直動型油圧ラッシュアジャスタの改
良に関する。
内燃機関における動弁機構は、一般に摩耗や熱膨張の影
響を受け易く、弁間隙が運転中変化して出力や騒音に悪
影響を及ぼす。そのため、この隙間を適切に補正する油
圧ラッシュアジャスタが用いられるようになった。
響を受け易く、弁間隙が運転中変化して出力や騒音に悪
影響を及ぼす。そのため、この隙間を適切に補正する油
圧ラッシュアジャスタが用いられるようになった。
そのうち、内燃機関の装備の軽量化を目的として、カム
がバルブの軸端部を直打ちするように構成された直動型
動弁機構でも、第4図に示すような油圧ラッシュアジャ
スタが用いられている。
がバルブの軸端部を直打ちするように構成された直動型
動弁機構でも、第4図に示すような油圧ラッシュアジャ
スタが用いられている。
この油圧ラッシュアジャスタはバケットXとその内部に
収納されるラッシュアジャスタ油圧ユニットYから構成
され、カム(60)とバルブ(61)軸端部との間に介
装されている。そのうち、ラッシュアジャスタの油圧ユ
ニットYは、底部に油孔(21)を有する有底筒状のプ
ランジャ(20)と、該プランジャ(20)の外周に摺
動自在に環装され、前記底部との間に高圧室(4)を形
成する同じく有底筒状のボディ(22)と、該高圧室(
4)内に介装され、ボディ(22)をその閉塞面側に付
勢する弾性体(23)と、同じく該高圧室(4)内に設
けられ、前記油孔(21)の開閉を司るチェックバルブ
(24)や該チェックバルブ(24)を保持するバルブ
スプリング(25)及びチェックバルブケージ(26)
とから構成されている。
収納されるラッシュアジャスタ油圧ユニットYから構成
され、カム(60)とバルブ(61)軸端部との間に介
装されている。そのうち、ラッシュアジャスタの油圧ユ
ニットYは、底部に油孔(21)を有する有底筒状のプ
ランジャ(20)と、該プランジャ(20)の外周に摺
動自在に環装され、前記底部との間に高圧室(4)を形
成する同じく有底筒状のボディ(22)と、該高圧室(
4)内に介装され、ボディ(22)をその閉塞面側に付
勢する弾性体(23)と、同じく該高圧室(4)内に設
けられ、前記油孔(21)の開閉を司るチェックバルブ
(24)や該チェックバルブ(24)を保持するバルブ
スプリング(25)及びチェックバルブケージ(26)
とから構成されている。
この油圧ユニットYはバケットX内に内蔵され、該バケ
ットXのフェイスディスク(31)裏面とプランジャ(
20)中空部との間に油溜用の主リザーバ(2)が、更
に該プランジャ(20)の周壁面に隔てられた主リザー
バ(20)周りに、オーバーフローリセス(32)によ
ってこれと連通ずる副リザーバ(3)が形成され、シリ
ンダヘッドのオイルフイード孔(70)及びバケットX
の供給孔(71)を通じてそこに作動油が供給される。
ットXのフェイスディスク(31)裏面とプランジャ(
20)中空部との間に油溜用の主リザーバ(2)が、更
に該プランジャ(20)の周壁面に隔てられた主リザー
バ(20)周りに、オーバーフローリセス(32)によ
ってこれと連通ずる副リザーバ(3)が形成され、シリ
ンダヘッドのオイルフイード孔(70)及びバケットX
の供給孔(71)を通じてそこに作動油が供給される。
他方、カム(60)はバケットXの前記フェイスディス
ク(31)に、又、バルブ(61)軸端部はボディ(2
2)の閉塞面に夫々接触し、該カム(60)が当該油圧
ラッシュアジャスタを介してバルブ(61)軸端部を直
打ちする形式が採られている。
ク(31)に、又、バルブ(61)軸端部はボディ(2
2)の閉塞面に夫々接触し、該カム(60)が当該油圧
ラッシュアジャスタを介してバルブ(61)軸端部を直
打ちする形式が採られている。
このような油圧ラッシュアジャスタは高圧室(4)内に
満たされた作動油に圧力をかけた時に該作動油自身に生
じる体積の圧縮及び外部へのリークダウンによる弾力効
果と、圧力が更に付加され体積の圧縮がこれ以上進まな
くなった際に生じるこの作動油の剛性効果とを共に利用
し、又圧力解除時には高圧室(4)内へ介装された弾性
体(23)の伸びようとする反発力を生じることで、熱
変形等の原因により発生した動弁機構の隙間をゼロとす
るよう補正作動するものである。
満たされた作動油に圧力をかけた時に該作動油自身に生
じる体積の圧縮及び外部へのリークダウンによる弾力効
果と、圧力が更に付加され体積の圧縮がこれ以上進まな
くなった際に生じるこの作動油の剛性効果とを共に利用
し、又圧力解除時には高圧室(4)内へ介装された弾性
体(23)の伸びようとする反発力を生じることで、熱
変形等の原因により発生した動弁機構の隙間をゼロとす
るよう補正作動するものである。
一方、機関稼働中に主リザーバ(2)に溜るエアを外部
に放出するため、この主リザーバ(2)直上の前記フェ
イスディスク(31)面にエアー抜き孔(5)が設けら
れた構造を有するものがあるが、このようなエアー抜き
孔(5)を有するものはシリンダヘッド側からの作動油
供給のない機関停止時に第5図に示されるように、エア
ー抜き孔(5)を通じて主リザーバ(2)内部空隙がそ
の外部と連通状態となる。そのため、油圧ユニットY外
周(図面ではボディ(22)外周部)と副リザーバ(3
)の隔壁を構成するスリーブ(30)との隙間を通って
、又はバケットXの供給孔(71)を通って内部の作動
油が漏出してしまい、代りにリザーバ(2)(3)内に
は外部のエアーが侵入してくる。
に放出するため、この主リザーバ(2)直上の前記フェ
イスディスク(31)面にエアー抜き孔(5)が設けら
れた構造を有するものがあるが、このようなエアー抜き
孔(5)を有するものはシリンダヘッド側からの作動油
供給のない機関停止時に第5図に示されるように、エア
ー抜き孔(5)を通じて主リザーバ(2)内部空隙がそ
の外部と連通状態となる。そのため、油圧ユニットY外
周(図面ではボディ(22)外周部)と副リザーバ(3
)の隔壁を構成するスリーブ(30)との隙間を通って
、又はバケットXの供給孔(71)を通って内部の作動
油が漏出してしまい、代りにリザーバ(2)(3)内に
は外部のエアーが侵入してくる。
その後機関再始動時にリザーバ(2) (3)から高圧
室(4)内へ作動油の吸込みが行なわれた際、油孔(2
l)から作動油油面Hまでの高さが充分にないと、高圧
室(4)内に作動油と共にその上方のエアーが吸込まれ
てしまう。従ってプランジャ(20)が押圧された時に
高圧室(4)内に生ずべき作動油の剛性を極端に低下(
スポンジ状態になる)させてしまい、弁間隙の適正な補
正ができなくなる。
室(4)内へ作動油の吸込みが行なわれた際、油孔(2
l)から作動油油面Hまでの高さが充分にないと、高圧
室(4)内に作動油と共にその上方のエアーが吸込まれ
てしまう。従ってプランジャ(20)が押圧された時に
高圧室(4)内に生ずべき作動油の剛性を極端に低下(
スポンジ状態になる)させてしまい、弁間隙の適正な補
正ができなくなる。
特に、カムノーズがバケットXのフェイスディスク(3
1)を押圧したまま内燃機関が停止した場合、上記油圧
ユニットYは、第6図に示されるように圧縮され、最も
短縮された状態(ボトムド状態)になる。この状態から
機関を再始動すると、プランジャ(20)とボディ(2
2)の摺動ストロークが最大となり、高圧室(4)内へ
の油の吸込み量が最も多くなる。従ってこの時に該高圧
室(4)内へのエアーの吸込み量も最大となり、その中
の作動油の剛性低下は著しいものとなる。
1)を押圧したまま内燃機関が停止した場合、上記油圧
ユニットYは、第6図に示されるように圧縮され、最も
短縮された状態(ボトムド状態)になる。この状態から
機関を再始動すると、プランジャ(20)とボディ(2
2)の摺動ストロークが最大となり、高圧室(4)内へ
の油の吸込み量が最も多くなる。従ってこの時に該高圧
室(4)内へのエアーの吸込み量も最大となり、その中
の作動油の剛性低下は著しいものとなる。
本発明は従来技術の以上の様な問題に鑑み創案されたも
ので、機関停止時における上記のような作動油の漏洩を
防止できる構成を提供し、上記問題の解決を図らんとす
るものである。
ので、機関停止時における上記のような作動油の漏洩を
防止できる構成を提供し、上記問題の解決を図らんとす
るものである。
そのため本発明は、第17図に示されるようにラッシュ
アジャスタの油圧ユニットYがバケットX内に内蔵され
、且つ該油圧ユニットY側の内部に主リザーバ(2)が
又その外周部のバケットX内側に主リザーバ(2)と連
通する副リザーバ(3)が設けられると共に、該主リザ
ーバ(2)直上のバケットフェイスディスク(31)面
にエアー抜き孔(5)が穿設された直動型油圧ラッシュ
アジャスタにおいて、作動油よりも比重の小さいフロー
ト(1)を主リザーバ(2)内に備えることを基本的特
徴としている。
アジャスタの油圧ユニットYがバケットX内に内蔵され
、且つ該油圧ユニットY側の内部に主リザーバ(2)が
又その外周部のバケットX内側に主リザーバ(2)と連
通する副リザーバ(3)が設けられると共に、該主リザ
ーバ(2)直上のバケットフェイスディスク(31)面
にエアー抜き孔(5)が穿設された直動型油圧ラッシュ
アジャスタにおいて、作動油よりも比重の小さいフロー
ト(1)を主リザーバ(2)内に備えることを基本的特
徴としている。
上記フロート(1)は、主リザーバ(2)内が作動油で
満たされていれば、機関停止時に該作動油中に浮いてエ
アー抜き孔(5)を塞ぐ。従って油圧ラッシュアジャス
タ外部八作勤油が漏出しようとしても、エアー抜き孔(
5)が塞がれているためバケットXの供給孔(71)や
スリーブ(30)とボディ(22)のクリアランスから
漏洩することができない。又主リザーバ(2)内の油量
が少なくなってその油面が低い位置にあっても該油面上
に浮くフロート(1)が邪魔してその上方のエアーを高
圧室(4)内へ吸込むことを防止出来る効果もある。
満たされていれば、機関停止時に該作動油中に浮いてエ
アー抜き孔(5)を塞ぐ。従って油圧ラッシュアジャス
タ外部八作勤油が漏出しようとしても、エアー抜き孔(
5)が塞がれているためバケットXの供給孔(71)や
スリーブ(30)とボディ(22)のクリアランスから
漏洩することができない。又主リザーバ(2)内の油量
が少なくなってその油面が低い位置にあっても該油面上
に浮くフロート(1)が邪魔してその上方のエアーを高
圧室(4)内へ吸込むことを防止出来る効果もある。
更に作動中もエアー抜き孔(5)を間欠的に防ぐため作
動油を無駄に放出することも防止出来る。
動油を無駄に放出することも防止出来る。
以下本発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図は傾斜して内燃機関に取付けられた動弁機構が示
されている。この動弁機構はバケットXと油圧ユニット
Yで構成される油圧ラッシュアジャスタがカム(60)
とバルブ(61)の間に介装される形式を採る直動型の
動弁機構である。
されている。この動弁機構はバケットXと油圧ユニット
Yで構成される油圧ラッシュアジャスタがカム(60)
とバルブ(61)の間に介装される形式を採る直動型の
動弁機構である。
上記油圧ユニットYは、底部に油孔(21)を有する有
底円筒状のプランジャ(20)と、該プランジャ.(2
0)の外周に摺動自在に環装され、前記底部との間に高
圧室(4)を形成するボディ(22)と、プランジャ(
20)内に形成され、前記油孔(21)を介して高圧室
(4)と連通する主リザーバ(2)とを有しており、そ
の他の高圧室(4)内に介装された弾性体や油孔(21
)の開閉を司るチェックバルブ、チェックバルブスプリ
ング及びケージ等もその構成として有している。
底円筒状のプランジャ(20)と、該プランジャ.(2
0)の外周に摺動自在に環装され、前記底部との間に高
圧室(4)を形成するボディ(22)と、プランジャ(
20)内に形成され、前記油孔(21)を介して高圧室
(4)と連通する主リザーバ(2)とを有しており、そ
の他の高圧室(4)内に介装された弾性体や油孔(21
)の開閉を司るチェックバルブ、チェックバルブスプリ
ング及びケージ等もその構成として有している。
又バケット又は前記主リザーバ(2)側を覆うように油
圧ユニットYの周りに取付けられ、且つその内側の油圧
ユニットY周りには、オーバーフローリセス(32)に
よって主リザーバ(2)と連通する副リザーバ(3)が
隔壁スリーブ(30)により形成されている。そしてバ
ケットXの周壁面(同図ではバケットXの周壁面上部に
図示される)に、シリンダヘッド側のオイルフィード孔
(図示なし)から供給されてくる作動油を副リザーバ(
3)内に導入するための供給孔(71)が穿設されてい
る。
圧ユニットYの周りに取付けられ、且つその内側の油圧
ユニットY周りには、オーバーフローリセス(32)に
よって主リザーバ(2)と連通する副リザーバ(3)が
隔壁スリーブ(30)により形成されている。そしてバ
ケットXの周壁面(同図ではバケットXの周壁面上部に
図示される)に、シリンダヘッド側のオイルフィード孔
(図示なし)から供給されてくる作動油を副リザーバ(
3)内に導入するための供給孔(71)が穿設されてい
る。
一方、前記主リザーバ(2)直上のバケットフェイスデ
ィスク(31)面にはエアー抜き用の穿孔(5)が設け
られている。そして本実施例では、主リザーバ(2)内
に該主リザーバ(2)の径よりわずかに小さい円盤状の
フロート(1)が装入されている。
ィスク(31)面にはエアー抜き用の穿孔(5)が設け
られている。そして本実施例では、主リザーバ(2)内
に該主リザーバ(2)の径よりわずかに小さい円盤状の
フロート(1)が装入されている。
このフロート(1)は、作動油よりも比重が小さいエン
ジニアリングプラスチックでできており、主リザーバ(
2)内の作動油中で浮く。
ジニアリングプラスチックでできており、主リザーバ(
2)内の作動油中で浮く。
以上示した構成を有する本実施例では、機関停止時に図
面に示されるように,主リザーバ(2)内が作動油で充
分満たされている場合,作動油中に浮いた該フロート(
1)は前記穿孔(5)を塞ぐことになる。
面に示されるように,主リザーバ(2)内が作動油で充
分満たされている場合,作動油中に浮いた該フロート(
1)は前記穿孔(5)を塞ぐことになる。
このような穿孔(5)の閉塞により、作動油が外部に漏
出することがなくなるため、シリンダヘッド側からの作
動油供給のない内燃機関停止中であっても、リザーバ(
2)(3)内には充分な作動油が確保されることになる
。従って内燃機関が再始動し、高圧室(4)内に作動油
が吸込まれる場合(特に油圧ユニットYが圧縮されて最
も短縮された所謂ボトムド状態から機関が再始動する場
合)、該高圧室(4)内にエアーが吸込まれることがな
い。
出することがなくなるため、シリンダヘッド側からの作
動油供給のない内燃機関停止中であっても、リザーバ(
2)(3)内には充分な作動油が確保されることになる
。従って内燃機関が再始動し、高圧室(4)内に作動油
が吸込まれる場合(特に油圧ユニットYが圧縮されて最
も短縮された所謂ボトムド状態から機関が再始動する場
合)、該高圧室(4)内にエアーが吸込まれることがな
い。
又たとえ主リザーバ(2)内の油量が少なくなり油孔(
21)から油面までの間隔が十分で無くなった場合でも
、油面に浮いたフロート(1)は、高圧室(4)内にエ
アーを吸込もうとする時の邪魔板の作用を果すため、高
圧室(4)内に該エアーを吸込むことを防止することが
出来る。
21)から油面までの間隔が十分で無くなった場合でも
、油面に浮いたフロート(1)は、高圧室(4)内にエ
アーを吸込もうとする時の邪魔板の作用を果すため、高
圧室(4)内に該エアーを吸込むことを防止することが
出来る。
本実施例で示されたフロート(1)形状は円盤状である
が、該フロートとしては、フエイスディスク(31)面
の穿孔(5)を閉塞できるものであれば充分であるので
、主リザーバ(2)と副リザーバ(3)とを連通してい
る前記オーバーフローリセス(32)をこのフロート(
1)で完全に塞いでしまうことがないよう、例えば第3
図(a)に示されるような正方形や同図(b)の三角形
及び同図(C)の星形等のような平面形状に成形したも
のを使用しても良い。
が、該フロートとしては、フエイスディスク(31)面
の穿孔(5)を閉塞できるものであれば充分であるので
、主リザーバ(2)と副リザーバ(3)とを連通してい
る前記オーバーフローリセス(32)をこのフロート(
1)で完全に塞いでしまうことがないよう、例えば第3
図(a)に示されるような正方形や同図(b)の三角形
及び同図(C)の星形等のような平面形状に成形したも
のを使用しても良い。
以上詳述したように本発明によれば、機関が停止した際
、主リザーバ内のフロートは作動油中で浮いてその直上
にあるエアー抜き孔を塞ぐため、リザーバ中の作動油が
外部に漏洩してしまうことを防止できる。従ってリザー
バ中の油量が充分確保され、再始動に伴なって高圧室内
に作動油を吸込もうとする際に、その中に一緒にエアー
を吸込むごとがなくなる。又たとえ主リザーバ中の油量
が少なくなった場合でも、該作動油に浮くフロートが高
圧室内にエアーを吸込もうとする時の邪魔板の作用を果
すため、エアーの吸込みが阻止されることになる。この
ように高圧室内へエアーが吸込まれるのを防止できるた
め,油圧ラッシュアジャスタの剛性低下は最小限に抑え
られることになる。
、主リザーバ内のフロートは作動油中で浮いてその直上
にあるエアー抜き孔を塞ぐため、リザーバ中の作動油が
外部に漏洩してしまうことを防止できる。従ってリザー
バ中の油量が充分確保され、再始動に伴なって高圧室内
に作動油を吸込もうとする際に、その中に一緒にエアー
を吸込むごとがなくなる。又たとえ主リザーバ中の油量
が少なくなった場合でも、該作動油に浮くフロートが高
圧室内にエアーを吸込もうとする時の邪魔板の作用を果
すため、エアーの吸込みが阻止されることになる。この
ように高圧室内へエアーが吸込まれるのを防止できるた
め,油圧ラッシュアジャスタの剛性低下は最小限に抑え
られることになる。
第1図は直動型動弁機構に用いられる本発明の油圧ラッ
シュアジャスタの基本構成例を示す断面図、第2図は傾
斜した状態で内燃機関に取付けられる直動型動弁機構の
構成のうち、特に本発明の一実施例に係る油圧ラッシュ
アジャスタ部分の構成を示す断面図、第3図(a) (
b) (C)はフロートの別の構成例を示す平面図、第
4図は油圧ラッシュアジャスタの備えられた直動型動弁
機構の構成の一例を示す断面図、第5図は主リザーバ上
方にエアー抜き孔の設けられた油圧ラッシュアジャスタ
において作動油が如何なる経緯で漏れるかを示す説明図
、第6図は油圧ラッシュアジャスタがボトムド状態にな
った時の作動油の漏洩状態を示す説明図である。 図中(1)はフロート、(2)は主リザーバ、(3)は
副リザーバ、(4)は高圧室、(5)はエアー抜き孔、
(20)はプランジャ、(2l)は油孔、(22)はボ
ディ、(31)はフェイスディスク. (32)はオー
バーフローリセス、(60)はカム、(61)はバルブ
、Xはバケット、Yは油圧ユニットを各示す。 第 1 図 第 2 図
シュアジャスタの基本構成例を示す断面図、第2図は傾
斜した状態で内燃機関に取付けられる直動型動弁機構の
構成のうち、特に本発明の一実施例に係る油圧ラッシュ
アジャスタ部分の構成を示す断面図、第3図(a) (
b) (C)はフロートの別の構成例を示す平面図、第
4図は油圧ラッシュアジャスタの備えられた直動型動弁
機構の構成の一例を示す断面図、第5図は主リザーバ上
方にエアー抜き孔の設けられた油圧ラッシュアジャスタ
において作動油が如何なる経緯で漏れるかを示す説明図
、第6図は油圧ラッシュアジャスタがボトムド状態にな
った時の作動油の漏洩状態を示す説明図である。 図中(1)はフロート、(2)は主リザーバ、(3)は
副リザーバ、(4)は高圧室、(5)はエアー抜き孔、
(20)はプランジャ、(2l)は油孔、(22)はボ
ディ、(31)はフェイスディスク. (32)はオー
バーフローリセス、(60)はカム、(61)はバルブ
、Xはバケット、Yは油圧ユニットを各示す。 第 1 図 第 2 図
Claims (1)
- バケット内にラッシュアジャスタの油圧ユニットが内蔵
されると共に、該バケット内側の油圧ユニット周りに、
この油圧ユニット側の主リザーバに作動油を供給する副
リザーバが設けられ、且つ主リザーバ直上のバケットフ
ェイスディスク面にエアー抜き孔が穿設された直動型油
圧ラッシュアジャスタにおいて、該作動油よりも比重が
小さいフロートを主リサーバ内に備えることを特徴とす
る直動型油圧ラッシュアジャスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1253090A JPH03217604A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 直動型油圧ラッシュアジャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1253090A JPH03217604A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 直動型油圧ラッシュアジャスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03217604A true JPH03217604A (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=11807888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1253090A Pending JPH03217604A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 直動型油圧ラッシュアジャスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03217604A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8800520B2 (en) | 2012-05-08 | 2014-08-12 | Eaton Srl | Hydraulic lash adjuster, a valve train comprising the same and a method of assembling the same |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1253090A patent/JPH03217604A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8800520B2 (en) | 2012-05-08 | 2014-08-12 | Eaton Srl | Hydraulic lash adjuster, a valve train comprising the same and a method of assembling the same |
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