JPH03217482A - 防振ゴム組成物 - Google Patents
防振ゴム組成物Info
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- JPH03217482A JPH03217482A JP1231690A JP1231690A JPH03217482A JP H03217482 A JPH03217482 A JP H03217482A JP 1231690 A JP1231690 A JP 1231690A JP 1231690 A JP1231690 A JP 1231690A JP H03217482 A JPH03217482 A JP H03217482A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vulcanizing agent
- fluororubber
- weight
- parts
- carbon black
- Prior art date
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、防振コム組成物の改良に関する。
＜ｌＬ来の技術》
従来より、磁気ティスク等に使用される防振ゴム組成物
として、減衰特性が長期にわたって発揮されるフッ素ゴ
ムにカーボンフラソ７を混合して加硫させたものが使用
されている。
として、減衰特性が長期にわたって発揮されるフッ素ゴ
ムにカーボンフラソ７を混合して加硫させたものが使用
されている。
しかしなから、従来のカーボンフラソタ添加フソ素ゴム
による防振ゴムは、要求される諸特性、即ち静的バネ定
数が８０〜１ ２ ０ ｋｇｆ ／ ｍ−減衰性能（
ｔａｎδ値）が０．４５以上、共振周波数を６８０±１
０％Ｈｚと高くし、共振倍率を３．５ｄＢ以下の低さに
抑え、硬さを８３〜８６度（．ＪＩＳ Ａ硬度）とす
ること、といった各特性を同時に充分に満たすことがで
きなかっな。即ち、硬さを８３〜８６度とするためには
カーボンフラックを多量に添加することが行われている
が、これにより共振倍率も同時に高くなってしまい、ま
たｔａｎδ値が低下するという問題があった。
による防振ゴムは、要求される諸特性、即ち静的バネ定
数が８０〜１ ２ ０ ｋｇｆ ／ ｍ−減衰性能（
ｔａｎδ値）が０．４５以上、共振周波数を６８０±１
０％Ｈｚと高くし、共振倍率を３．５ｄＢ以下の低さに
抑え、硬さを８３〜８６度（．ＪＩＳ Ａ硬度）とす
ること、といった各特性を同時に充分に満たすことがで
きなかっな。即ち、硬さを８３〜８６度とするためには
カーボンフラックを多量に添加することが行われている
が、これにより共振倍率も同時に高くなってしまい、ま
たｔａｎδ値が低下するという問題があった。
（発明が解決しようとする課題）
以上の点に鑑みて、本発明は防振ゴムに要求される上述
の諸特性、即ち、静的バネ定数、ｔａｎδ値、共振周波
数、共振倍率、および硬度の五つの特性について上記範
囲内の値を同時に充分満足する防振ゴム組成物を提供す
ることを目的とする。
の諸特性、即ち、静的バネ定数、ｔａｎδ値、共振周波
数、共振倍率、および硬度の五つの特性について上記範
囲内の値を同時に充分満足する防振ゴム組成物を提供す
ることを目的とする。
（Ｒ題と解決するための手段）
本発明は即ち、フッ素ゴムとカーボンブラックの混合物
を加硫させてなる組成物において、加硫剤は、フッ素ゴ
ム１００重量部に対して有機フオスフォニウム塩系加硫
剤０．４〜０．７重量部とジハイドロキシ芳香族化合物
系加硫剤２．０〜３．５重量部とを併用し、かつ前記カ
ーボンブラ・ノクは４０重量部を越えないことを特徴と
する防振ゴム組成物に関する。
を加硫させてなる組成物において、加硫剤は、フッ素ゴ
ム１００重量部に対して有機フオスフォニウム塩系加硫
剤０．４〜０．７重量部とジハイドロキシ芳香族化合物
系加硫剤２．０〜３．５重量部とを併用し、かつ前記カ
ーボンブラ・ノクは４０重量部を越えないことを特徴と
する防振ゴム組成物に関する。
本発明におけるフッ素ゴムとしては、フッ化ビニリデン
ーへキサフ口口プロピレン共重合体（デュポン社製 商
品名八イトンＥ−４５）、ボリフノ化ビニリデン等があ
る。そしてこれらのフッ素ゴムの硬度を高める目的て゛
カーボンブラソクを添加混練するが、その配合量はフッ
素ゴム１００重量部に対して４０重量部を越えない範囲
とする。
ーへキサフ口口プロピレン共重合体（デュポン社製 商
品名八イトンＥ−４５）、ボリフノ化ビニリデン等があ
る。そしてこれらのフッ素ゴムの硬度を高める目的て゛
カーボンブラソクを添加混練するが、その配合量はフッ
素ゴム１００重量部に対して４０重量部を越えない範囲
とする。
配合量か４０重量部を越えると共振倍率やｒａｎδ値が
不充分となる上、加工性が極めて悪くなる。
不充分となる上、加工性が極めて悪くなる。
そして本発明においては、このようなフッ素ゴムとカー
ホンブラ・ノクとの混合物を加硫するための加硫剤とし
て、有機フ才スフォニウム塩系加硫剤０．４〜０．７重
量部とジハイドロキシ芳香族化合物系加硫剤２．０〜３
．５重量部とを併用することを特徴としている。これら
の加硫剤は前記バイトンＥ−４５等の加硫剤として使用
されているが、本発明者らはこの二つを所定割合で併用
しさらに所定量のカーボンブラックとともに配合すれば
防振ゴムに要求される諸特性をすｔ＼て満足することを
見出だし、本発明に至ったものである。
ホンブラ・ノクとの混合物を加硫するための加硫剤とし
て、有機フ才スフォニウム塩系加硫剤０．４〜０．７重
量部とジハイドロキシ芳香族化合物系加硫剤２．０〜３
．５重量部とを併用することを特徴としている。これら
の加硫剤は前記バイトンＥ−４５等の加硫剤として使用
されているが、本発明者らはこの二つを所定割合で併用
しさらに所定量のカーボンブラックとともに配合すれば
防振ゴムに要求される諸特性をすｔ＼て満足することを
見出だし、本発明に至ったものである。
また、これらの加硫剤は他のボリマーと共にマスターバ
ッチ化されているものも使用でき、具体的には、有機フ
才スフオニウム塩系加硫剤３３％、フロロエラストマ−
６７％の割合からなる白色粒状のキュラテイブＮ０２０
や、ジハイドロキシ芳香族化合物系加硫剤らＯ％、フロ
ロエラストマ−５０％の割合からなる褐色粒状のキュラ
テイブＮｏ． ３０〈以上、デュポン社製 商品名）等
がある。加硫の方法は、フッ素ゴムとカーボンブラック
との混合物に、これらの加硫剤を添加混純し加熱するこ
とにより行うことができる。また配合割合が有機フォス
フォニウム塩系加硫剤０．４〜０．７重量部、ジハイド
ロキシ芳香族化合物系加硫剤２．０〜３．５重景部の範
囲外では−１−述の諸特性をすべて満足することができ
なくなる。
ッチ化されているものも使用でき、具体的には、有機フ
才スフオニウム塩系加硫剤３３％、フロロエラストマ−
６７％の割合からなる白色粒状のキュラテイブＮ０２０
や、ジハイドロキシ芳香族化合物系加硫剤らＯ％、フロ
ロエラストマ−５０％の割合からなる褐色粒状のキュラ
テイブＮｏ． ３０〈以上、デュポン社製 商品名）等
がある。加硫の方法は、フッ素ゴムとカーボンブラック
との混合物に、これらの加硫剤を添加混純し加熱するこ
とにより行うことができる。また配合割合が有機フォス
フォニウム塩系加硫剤０．４〜０．７重量部、ジハイド
ロキシ芳香族化合物系加硫剤２．０〜３．５重景部の範
囲外では−１−述の諸特性をすべて満足することができ
なくなる。
《作用）
本発明の防振ゴム組成物においては、カーボンブラック
の配合割合を規定しているので、従来がちの問題点であ
った共振倍率の低下を防止し、またカーボンブラックの
添加量制限により生ずる硬度の低下を、加硫剤の種類と
配合割合を規定することにより防止することができる。
の配合割合を規定しているので、従来がちの問題点であ
った共振倍率の低下を防止し、またカーボンブラックの
添加量制限により生ずる硬度の低下を、加硫剤の種類と
配合割合を規定することにより防止することができる。
加硫剤として有機フ才スフォニウム塩系加硫剤０．４〜
０．７重量部と、ジハイドロキシ芳香族化合物系加硫剤
２．０〜３．５重量部の２種をこの配合割合で併用し、
かつカーボンブラックの添加量を制限することによって
、得られるフッ素ゴム系の防振ゴム組成物は、静的バネ
定数が８０〜１２０ｋｇｆ／＋ｎｍ、減衰性能（ ｔａ
ｎδ値）が０．４５以上、共振周波数が６８０＝１０％
Ｈｚ、共振倍率が３．５ｄＢ以下、ＪＩＳ．Ａ硬度８３
〜８６度という優れた特性値をすべて満足するという効
果を奏し、防振ゴムとして非當に優れた特性を有してい
る。
０．７重量部と、ジハイドロキシ芳香族化合物系加硫剤
２．０〜３．５重量部の２種をこの配合割合で併用し、
かつカーボンブラックの添加量を制限することによって
、得られるフッ素ゴム系の防振ゴム組成物は、静的バネ
定数が８０〜１２０ｋｇｆ／＋ｎｍ、減衰性能（ ｔａ
ｎδ値）が０．４５以上、共振周波数が６８０＝１０％
Ｈｚ、共振倍率が３．５ｄＢ以下、ＪＩＳ．Ａ硬度８３
〜８６度という優れた特性値をすべて満足するという効
果を奏し、防振ゴムとして非當に優れた特性を有してい
る。
《実施例》
本発明の実施例について説明する。
実施例１〜３
表に示す割合でフッ素ゴム（バイトンＥ−４５＞、カー
ボンブラック、有機フオスフオニウム塩系加硫剤、ジハ
イドロキシ芳香族化合物系加硫剤およびその他少量の添
加剤を配合し７０゜Ｃ以下の温度で充分混練して防振ゴ
ム組成物を得た。なお、これらの加硫剤としては、マス
ターバ・ノチである前述のキュラティブＮα２０とキュ
ラテイブＮ０３０を用い、表中のく ）はマスターパッ
チ全体としての添加量を示す。 得られた防振ゴム組成
物についてＪＩＳ Ａ硬度，共振周波数、共振倍率、
静的１＜，ネ定数、ｔａｎδ値をそれそれ測定した。結
果を表に示す。
ボンブラック、有機フオスフオニウム塩系加硫剤、ジハ
イドロキシ芳香族化合物系加硫剤およびその他少量の添
加剤を配合し７０゜Ｃ以下の温度で充分混練して防振ゴ
ム組成物を得た。なお、これらの加硫剤としては、マス
ターバ・ノチである前述のキュラティブＮα２０とキュ
ラテイブＮ０３０を用い、表中のく ）はマスターパッ
チ全体としての添加量を示す。 得られた防振ゴム組成
物についてＪＩＳ Ａ硬度，共振周波数、共振倍率、
静的１＜，ネ定数、ｔａｎδ値をそれそれ測定した。結
果を表に示す。
比較例１〜６
表に示す配合で各成分を配合し、実施例１と同様の条件
で混練して組成物を製造し、同様に試験した。結果を表
に示す。
で混練して組成物を製造し、同様に試験した。結果を表
に示す。
（以下余白》
（発明の効果》
以上、本発明の防振ゴム組成物は、防振ゴムに要求され
る諸特性、即ち、静的バネ定数、ｔａｎδ値、共振周波
数、共振倍率、および硬度の五つの特性のすべてを同時
に充分満足しており、優れた防振効果を有するものであ
る。
る諸特性、即ち、静的バネ定数、ｔａｎδ値、共振周波
数、共振倍率、および硬度の五つの特性のすべてを同時
に充分満足しており、優れた防振効果を有するものであ
る。
Claims (1)
- （１）フッ素ゴムとカーボンブラックの混合物を加硫さ
せてなる組成物において、加硫剤は、フッ素ゴム１００
重量部に対して有機フォスフォニウム塩系加硫剤０．４
〜０．７重量部とジハイドロキシ芳香族化合物系加硫剤
２．０〜３．５重量部とを併用し、かつ前記カーボンブ
ラックは４０重量部以下であることを特徴とする防振ゴ
ム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1231690A JPH03217482A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 防振ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1231690A JPH03217482A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 防振ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03217482A true JPH03217482A (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=11801910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1231690A Pending JPH03217482A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 防振ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03217482A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120067706A1 (en) * | 2010-08-25 | 2012-03-22 | Daikin Industries, Ltd. | Belt |
| US8754161B2 (en) | 2010-08-25 | 2014-06-17 | Daikin Industries, Ltd. | Complex-shaped fluororubber formed product |
| US9006328B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-04-14 | Daikin Industries, Ltd. | Fluororubber composition |
| US9045614B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-02 | Daikin Industries, Ltd. | Fluororubber composition |
| US9068653B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-30 | Daikin Industries, Ltd. | Sealing material |
| US11054066B2 (en) | 2010-08-25 | 2021-07-06 | Daikin Industries, Ltd. | Hose |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP1231690A patent/JPH03217482A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120067706A1 (en) * | 2010-08-25 | 2012-03-22 | Daikin Industries, Ltd. | Belt |
| US8609774B2 (en) | 2010-08-25 | 2013-12-17 | Daikin Industries, Ltd. | Belt |
| US8754161B2 (en) | 2010-08-25 | 2014-06-17 | Daikin Industries, Ltd. | Complex-shaped fluororubber formed product |
| US9006328B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-04-14 | Daikin Industries, Ltd. | Fluororubber composition |
| US9045614B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-02 | Daikin Industries, Ltd. | Fluororubber composition |
| US9068653B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-30 | Daikin Industries, Ltd. | Sealing material |
| US11054066B2 (en) | 2010-08-25 | 2021-07-06 | Daikin Industries, Ltd. | Hose |
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