JPH03217413A - 気泡質ポリウレタンエラストマー - Google Patents

気泡質ポリウレタンエラストマー

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JPH03217413A
JPH03217413A JP2012502A JP1250290A JPH03217413A JP H03217413 A JPH03217413 A JP H03217413A JP 2012502 A JP2012502 A JP 2012502A JP 1250290 A JP1250290 A JP 1250290A JP H03217413 A JPH03217413 A JP H03217413A
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JP
Japan
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polyol
component
isocyanate component
diisocyanate
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2012502A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Tanaka
田中 重己
Yasushi Kashiba
樫葉 泰志
Kiyotaka Wakabayashi
若林 清孝
Yasuji Tsunekawa
恒川 保治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 気泡質ポリウレタンエラストマーは、ウレタン特有の弾
性を持ち、且つ、機械的強度も要求に応じ調整が可能で
あり、更には、イ゛ノシアネート成分と発泡剤を含むポ
リオーノレ成分との反応性を自在に調整することも可能
で成形品の大・ノ1\及び形状の如何を問わないところ
から利用される分野番ま多岐に亘っている。例え番よ、 靴底:婦人用サンダル,紳士靴底,スニーカー等の学童
シューズ.ジョギングシューズ.カジュルシューズ.安
全靴、 自動車:緩衝材,シコ・ノクアフ゛ノーノマー,サイレ
ントブロック.ブ・ノシュ.スフ゛IJンク゛イ井用材
,ダストシール,各種ノくソキンク゛.ノくンノマー車
両,運搬機器:軌遭i<7ト,耐震材.耐油性バソキン
グ.ローラー.ソリ・ノドタイヤ,吸音・割振部品、 一般機械部品:吸音・制振部品,各種ノマ・ノキング.
緩衝材,据付部品,ローノレ、 電嶽機器:緩衝材,パッド,サスペンション台防振ゴム
,各種シーノレ材,吸音夢1振部品、カメラ・精密機器
:フエノレト代替材,緩衝材,防振ゴム、 造船:緩衝材,防舷材,クレーンバノファ、紡績織機:
各種緩衝材.ピノカーバノファ一防護材,ブノシュ、 化学機械:緩衝材,洗管ボール,フランジパノキング.
サイレントブロソク などがある。
(従来技術) 自然条件における劣化の要因は、光、温度、熱、湿度、
塩分、ガス(NOx、03 、SO:+ 、HzS ,
 CNz等)など多《の因子によって生じる。気泡質ポ
リウレタンエラストマーは幅広い用途に利用されている
ため、こうした耐候性に対する改善要求は強く、また、
化学構造上も耐光性、耐熱性に弱いことからその安定化
は重要な課題である。このための手段として、ポリウレ
タン樹脂に紫外線吸収剤とセミ力ルハジト又はセミカル
バジン酸エステルとを併用して使用することが行なわれ
ている。
例えば特開昭51 − 83652号公報では、高分子
量ポリヒドロキシ化合物とポリイソシアネート、場合に
よってはグリコール、水、ヒドラジン、ボリアミンなど
の鎖伸長剤の存在下で製造されるポリウレタン樹脂に、
N,N−ジ(β−ヒドロキシアルキル)ヒドラジンとイ
ソシアネート化合物との反応によって得られる1.1−
ジ(β−ヒドロキンアルキル)セミカルバジド基を有す
る化合物を紫外線吸収剤と共に含有させるポリウレタン
樹脂の安定化法についての記載がある。
特に二液性気泡質ポリウレタンエラストマーに係わるも
のとしては、特開昭60−40119号公報に、4,4
′−ジフエニルメタンジイソシアネートの如きイソシア
不一ト成分(1)とポリエーテルポリオール、ポリヒド
ラゾジカルポンアミドの分散物、エチレングリコールの
如き鎖伸長剤、水の如き発泡剤などを含んだ系(2)と
からなる低温曲げ一疲労抵抗ならびに生強度を改善した
ポリウレタン樹脂の記載がある。更にまた特開昭61 
− 199801号公報に、紫外線吸収則、セミカルバ
ジド又はカルノ\ジン酸エステル、亜リン酸エステルを
含んでなるポリウレタン樹脂靴底では耐候性、特に耐変
色性に優れる旨の記載がある。このポリウレタン樹脂は
、ポリヒドロキシ化合物とジイソシア不一トとの反応で
得られるウレタンプレボリマーに亜リン酸エステルを添
加したイソシアネート成分(1)とポリエステルポリオ
ール、ポリエーテルポリオールの如きポリヒドロキシ化
合物、エチレングリコールの如き鎖伸長剤、発泡剤、紫
外線吸収剤、及びセミカルバジド類を添加してポリオー
ルコンバウンド(2)からなる二液性気泡質エラストマ
ーである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来の二液性気泡質ポリウレタンエラスマー
成形においては、ポリオール成分中に、紫外線吸収剤、
セミカルバジド類などの安定剤を冫容解せしめて用いら
れている。当該セミ力ルバジト類はエチレングリコール
には易溶であるのでそれに溶解せしめて添加される場合
が多いが、ポリオール成分の主成分となる長鎖ポリオー
ル及び長鎖グリコールには難溶である。そのため、該セ
ミアルバジド類を1〜10重量%添加する場合にはポリ
オール成分製造時に折角加温して含有させても、常温貯
蔵(ポリオール成分は一般にコンバウンド化されて市販
)から実際の成形時に利用温度に加温されるまでに至る
操作上のサーマルショソクによりセミカルバジド類が再
析出して発泡機ラインのストレーナー金鋼が詰まり、吐
出が止まり、更にミキシングヘソドでも詰りか生じ、設
定吐出量の振れがおこるなど不満足なことが多かった。
そして、更に、エチレングリコールなどの配合量が極端
に少なかったり或いは無添加の場合はポリオール成分へ
のセミカルバジド類の溶解が困難となり、当該化合物の
使用は事実上できなかった。
本発明の目的は、セミカルバジド類を二液性気泡質ポリ
ウレタンエラストマーの系内において不都合なしに使用
することが出来、更に紫外線吸収剤との併用効果も十分
に発揮された気泡質ポリウレタンエラストマーを提供す
るにある。
本発明の他の目的は、気泡質ポリウレタンエラストマー
特に白色に着色された気泡質ポリウレタンエラストマ一
の変色を防止し、更に長期に亘っての耐湿熱性特に温熱
後の屈曲性の低下を防止した気’1154ポリウレタン
エラストマ〜を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明者らは鋭意研究した結果、
本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は(I)有機ジイソシアネートと少量のポ
リオールとの反応から得られる生成物にセミカルバジド
又はセミカルバジン酸エステルを反応させてなる遊離の
有機ジイソシアネートを残したイソシア不一ト成分及び
(II)紫外線吸収剤、発泡剤を配合したポリオール成
分からなる二液性気Stポリウレタンエラストマーに関
する。
本発明に用いられるイソシアネート成分N)は、有機ジ
イソシアネートと少量のポリオールとの反応から得られ
る生成物にセミカルハジド又はセミカルバジン酸エステ
ルを反応させて得られる。
イソシアネート成分(I)の製造に用いられるセミカル
バジド又はカルハジン酸エステルは、次の一般式で表わ
される1.1−ジアルキル置換体である。
■ Nl{−C:ONI{−Nど2 ゝ・R2 具体例としては1,ε−へキサメチレンビス(N,Nジ
メチルセミカルパジド(市販二日本ヒドラジン工業(株
)HN−130)、1,1,1゜,1゛−テトラメチル
−4.4’  (メチレンージーp−フエニレン)ジセ
ミカルハジド(市Fiiz同 HN− 1 5 0)0 (市販:同 t{N−300)のほか、ジメチルヒドラ
ジンとイソシアネート化合物(例えば、2.4トリレン
ジイソシアネート、2.4ノ2,6トリレンジイソシア
ネート、4,4′−メチレンージーシク口へキシルジイ
ソシアネート、m−キシリレンジイソシア享一ト、p−
フエニルイソシアネート)等との反応物、 等が挙げられる。
好ましくは、1.6−へキサメチレンビス(N,Nジメ
チルセミカルバジド)が挙げられる。これらは、トルエ
ン、ジメチルホルムアミド、等の有機溶剤又はエチレン
グリコール等のグリコール類に溶解せしめ、ウレタンプ
レボリマーに添加して使用してもよい。所望により、二
種以上併用されてもよい。
イソシアネート成分(1)中の当該セミカルバジド類の
量は、0.3〜10当量%の好まし《は0.5〜5当量
%である。
イソシアネート成分(1)の製造に使用される有機ジイ
ソシアネートには、4.4’−ジフェニルメタン、ジイ
ソシアネート、カルボジイミド変成ジフエニルメタンジ
イソシアネート(液状化MDI)、ポリフェニレン・ポ
リイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、フエレンジイソシアネート、シクロヘ牛サンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート、トリデンジイソシアネ
ート、ナフタレンジイソシアネートが挙げられる。好ま
しいジイソシアネートは4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート/液状化MDI(混合賀t比)=80〜
95/5〜20の混合物である。
また、イソシアネート成分(I)の製造時に上記した有
機ジイソシアヱートと反応させるポリオールは、ポリオ
ール成分(n)中のポリオールと同一のものが使用でき
る。
使用されるポリオールのうち飽和ポリエステルポリオー
ルは、短鎖ポリオールと二塩基酸の縮合反応やラクトン
系化合物の開環重合反応によって得られる。その分子量
は、500〜3000が好ましく特に500〜2000
である。
短鎖ポリオールは、脂肪族ポリオールとして例えばエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、ブチレングリコール、ペンチルグリコール、
ヘキサングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトールなど;芳香族ポリオールとして例えばビ
スフェノールA、N,N’−ジハイドロキシブロビルア
ニリン、N,N ’ジハイドロキシエチルアニリン、ビ
スハイドロキシエトキシベンゼン、1,4−ハイドロキ
シベンゼンなど:脂環族ポリオールとして例えば1,4
ハイドロキシシク口ヘキサン、2,2−ビス(ハイドロ
キシシク口ヘキシル)プロパン、スビログリコールなど
が挙げられる。
二塩基酸は、脂肪族二塩基酸として例えばコハク酸、グ
ルタール酸、アジビン酸、ピメリン酸、スヘリン酸、ア
ゼライン酸、セハチン酸、ドデヵンジカルボン酸など;
脂環族二塩基酸として例えばシクロへキノルジカルボン
酸等が挙げられる。
ラクトン系化合物としては、ε一カブロラクトン、γ−
ブチルラクトン、ハレロラクトン等が挙げられる。
これらポリエステルポリオールは、2種以上の短鎖ポリ
オール、又は2種以上のポリエステルポリオール或は分
子量の異なる他のポリエステルポリオールを混合しても
良い。分子量の異なる飽和ポリエステルポリオールを混
ぜたり、2種以上のポリエステルポリオールを用いる場
合の混合ポリオールの平均した分子量は、好ましくは5
00〜3000であり、特に好ましくは500〜200
0である。
又、所望により不飽和結合を有するフマル酸、無水マレ
イン酸、無水フタル酸、テレフタル酸等不飽和系二塩基
酸を前述の二塩基酸成分中0〜15当量%併用しても良
いし、所望により短鎖ポリオールを0−10当量%併用
してもよい。本発明に使用される好ましいポリエステル
ポリオールには、エチレンジエチレンアジペート、エチ
レンブチレンアジペート、ジエチレンアジペート、エチ
レンブチレンアジベート・ラクトンコポリエステル、エ
チレンプチレンネオブレンアジペートが挙げられる。
またポリエーテルポリオールは多価のイニシエーターに
エポキシドなどの環状エーテルを付加して得られる化合
物である。多価のイニシェークーとしては、水酸基ある
いはアミノ基を有する化合物、たとえば多価アルコール
、アルカノールアミン、多価フェノール、モノあるいは
ポリアミンなどがある。エポキシドとしてはアルキレン
オキシドが最も好ましいが、ハロゲン含有アルキレンオ
キシド、グリシジルエーテル、グリシジルエステル、ス
チレンオキシド、その他の3員環の環状エーテルを単独
であるいはアルキレンオキシドと併用して使用しうる。
他の環状エーテルとしてはテトラヒド口フランなどの開
環重合しうる環状エーテルを使用しうる。多価のイニシ
エーターとしては、2〜8価の化合物、特に2〜4価の
化合物が適当であり、従って、高分子量ポリオールも2
〜8価、特に2〜4価のものであることが好ましい。
イニシエーターは2種以上を混合して使用し、混合ポリ
エーテルポリオールを得ることもできる。
イニシエーターとしてはたとえば下記のような化合物が
あり、特に2〜4価の多価アルコールが好ましい。
多価アルコール:エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、1.4−プタンジオ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ジグリセリン、デキストロース、ソルビ
トール、シュークロース。
アルカノールアミン:モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、ジイソブ口バノー
ルアミン、N−アルキルジエタノールアミン。
アミン:エチレンジアミン、プロピレンジアミン、トリ
レンジアミン。
多価フェノール:ビスフェノールA、ノボラック。
エポキシドとしてはアルキレンオキシド、特に炭素数2
〜4のアルキレンオキシドが好ましい。
特に好ましくは、エチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドおよび/またはプチレンオキシドの組み合せである。
分子量は260〜8000であり、好ましくは1000
〜5000である。
その他ポリブタジエンポリオール、アクリルポリオール
、高級脂肪酸エステルポリオール等もポリオールとして
使用されうる。更にまた、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ビスヒ
ドロキシベンゼン、メチレンビスヒドロキシベンゼン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の分
子量が60〜300の水酸基を2〜4個有する化合物及
びこれらの混合物などのポリオール(架橋剤)も、前記
したポリオールと併用して使用される。
イソシアネート成分(1)中のNCO当量は150〜8
000好ましくは200〜500である。
更に、イソシアネート成分(1)とポリオール成分(I
I)との間には当量比で a / b ,≧ 2.1 ?関係が成立する。
上記の式において■ b1 <2.1ではイソシアネ 一ト成分(1) が高分子量化し、 高粘度化するの では気泡質ポリウレタンエラストマーの分子末端は理論
上OH基になるのでアロファふ一ト結合や、ビュレノト
結合などのウレタン特有の架橋反応が進み難く、又ポリ
ウレタンの分子量も比較的小さくなり、強度が十分に発
現しない。またa 1,2〈        では気泡質ポリウレタンエb
.+b2+c ラストマ一の分子末端は理論上NGO基となるのでアロ
ファネート結合やビュレット結合等のウレタン特有の架
橋反応が進み易いが、NGO過剰率がこの領域になると
直鎖状のポリウレタン分子量が大きくならず強伸度バラ
ンスが劣る。
ポリオール成分(n)中に配合され、前記イソシアネー
ト成分(1)中のセミカルハジド類と併用効果のある紫
外線吸収剤としては、例えば、サリチル酸誘導体、ベン
ゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、二トリ
ル誘導体、蓚酸アニリド誘導体等の一殻公知の紫外線吸
収剤を挙げることができる。本発明に使用するのに最も
好ましいものは、ペンゾトリアゾール誘導体である。ヘ
テロ環化合物のオキシベンゾトリアゾール化合物として
は、2−(2’−ヒトロキシー5′−メチルフェニル)
ペンゾトリアゾール、i(2’−ヒドロキシー5 ’−
tert−プチルフェニル)ヘンゾトリアゾール、2 
− (2 ’−ヒドロヰシ−3′ 5′ジーtert−
プチルフエニル)ヘンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3 ’ −tert−ブチルー5′−メチル
フエニル)−5−クロロベンゾ} IJアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’’; − tert 
− 7’チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’ジーtert
−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−4′−オクトキシフェニル)ペンゾトリア
ゾール、2− {2’−t:}’ロキシー3’−(3’
,4′,5 ’ ,6“−テトラヒド口フタルイミドメ
チル)一5′−メチルフェニル}ペンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ=3−ドデシル−5−メチルフ
ェニル)ヘンゾトリアゾールなどが挙げられる。ペンゾ
トリアゾール化合物としては、5−メチルヘンゾトリア
ゾール、4−メチルヘンゾトリアゾール、2−メチルベ
ンゾトリアゾール、1.2.3−ヘンゾトリアゾールが
挙げられる。クロロヘンゾトリアゾール化合物としては
2 (2′−ヒドロキシフェニル−3′tert−ブチ
ルー5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ヅール、2−(2−ヒドロキシ3,5−ジtert−プ
チルーフェニル)−5−クロロヘンゾトリアゾールが好
ましく挙げられる。
また発泡剤としては、水の他に、トリクロルフロロメタ
ン、ジクロルジフ口口メタン、ジクロルフロロメタン、
トリクロルジフロロエタン、トリクロルトリフロロエタ
ンの如き、フロロカーボン類が挙げられる。
その他、整泡剤、ウレタン化触媒なども本発明の気泡譬
ポリウレタンエラストマーでは多くの場合において用い
られる。
使用される整泡剤のうち、シリコン系界面活性剤として
は例えばジメチルポリシロキサン、ポリオキシアルキレ
ンポリオール変性ジメチルポリシロキサン、アルキレン
グリコール変性ジメチルボリシロキサンが、天然油脂系
界面活性荊としては、脂肪酸のカルポン酸塩、脂肪酸の
硫酸エステル塩、脂肪酸のリン酸エステル塩、スルホン
酸塩(陰イオン界面活性剤)等が挙げられる。
特に好ましい整泡剤としては、アルキレンポリエーテル
変性シリコン界面活性剤及びひまし油の硫酸化及び苛性
ソーダの中和によって得られるロート油がある。
ウレタン化触媒としては、通当な既知触媒は第3級アミ
ン例えばトリエチルアミン、トリブチルアミン、N−メ
チルモルホリン、N一エチルモルホリン、N−ココーモ
ルホリン、N,N.N ’ ,N ’テトラメチルエチ
レンジアミン、1,4−ジアゾビシクロー(2,2.2
)  一オクタン、N−メチルーN′ージメチルアミノ
エチルピベラジン、N,N−ジメチルヘンジルアミン、
N,N−ジエチルベンジルアミン、ペンタメチルジエチ
レントリアミン、N.Nジメチルシク口ヘキシルアミン
、N,N,N  ’,N’テトラメチル−1.3−ブタ
ンジアミン、N,Nジメチル−β−フェニルエチルアミ
ン、1.2−ジメチルイミダゾールおよび2−メチルイ
ミダゾールを含む。有機金属化合物そしてより特定的に
は有機錫化合物も触媒として使用しろる。
好ましい有機錫化合物は錫メルカブチドおよび酢酸錫(
■)、オクタン酸錫(■)、エチルヘキサン酸錫(II
)およびラウリン酸錫(IT)のようなカルボン酸の錫
(n)塩およびジブチル錫オキシド、ジブチル錫ジクロ
リド、ジブチル錫ジアセテート、ジプチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫ジマレートまたはジオクチル錫ジアセテ
ートのような錫化合物を含む。任意の上記触媒を混合物
の形で使用することも勿論できる。又、反応を遅延する
ために、塩酸、クエン酸、ギ酸等の各種の酸を使用して
も良い。
その他、着色用の顔料、可塑剤、無機充填剤、有機溶剖
等を配合させても良い。
本発明の気泡質ポリウレタンエラストマーの製造に際し
て、各成分の調製は以下のように行うことができる。
イソシアネート成分(I)ではセミ力ルハジト類を予め
ポリオールに練り込んでから有機ジイソシア7一トと6
0〜90℃下反応を行ってもよいし、有機ジイソシアネ
ートとポリオールを反応させた後セミカルバジド類を添
加して60〜90℃下付加反応させてもよい。
ポリオール成分(II)では、ポリオールに発泡剤、紫
外線吸収剤、その他の添加剤を加温溶解させ、液状に保
てる温度好ましくは25〜80℃に温調されたポリオー
ルコンパウンドとして通常、成形に供せられる。
これらイソシアネート成分(■)、ポリオール成分(n
)は二液混合機、二液自動混合機(低圧発泡機、射出型
高圧発泡機、RIMorLIM高圧発泡機)等で混合さ
れ、内面にシリコン系又はワックス離型剤が塗付され、
40〜55℃に温調された型に、適量(目標の成形品密
度になる量)の混合物を注入後3〜6分間、常温〜55
℃下熟成後、脱型し、密度0.10〜1. 1 0 g
 /cm3の気泡質ポリウレタンエラストマーを得る。
本発明の組成物の反応性は、クリームタイムは4〜15
秒、ライズタイムは20〜60秒、タノクフリータイム
は30〜90秒に、触媒量、混合温度によって調整され
る。
又、使用発泡機によっても反応性は調整され、通常低圧
発泡機注入方法による場合は長くて遅い反応性に、射出
型高圧発泡機注入方法による場合は短くて速い反応性に
、大型品の成形に供されるRIM及びLIM高圧成形機
による場合は長くて遅い反応性にそれぞれ調整される。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、文中
の「部」はいずれも重量基準である。
実施例1 ポリオキンエチレンプロピレングリコール(分子量25
00OH価22.44 EO付加率10%)67.5部
とボリオキシエチレンプロピレントリオール(分子量6
0000H価28.05 EO付加率30%)22.5
部とエチレングリコール8.5部、シリコンSRX−2
 7 4C0.5 9 5部、2−(2−ヒドロ?シ−
35−ジtert−プチルフェニル)−5−クロロヘン
ゾトリアゾール0.55部を90℃で30分間加勢溶解
後冷却し11■00.45部を添加後均一に混合してポ
リオールコンパウンドA−■を得た。
次にポリオキシプロピレングリコール(分子量2000
0H価56.1)39.2部を真空度S mmHg下、
105℃で30分脱ガス、脱水後、40℃迄降温し、4
4′−ジフェニルメタン・ジイソシアネート(市販品日
本ポリウレタン工業、ミリオ7−トMTフレーク状、以
下ミリオネートNTと略す。)54部と液状化MDI(
市販品日本ポリウレタン工業、ミリオネートMTL、以
下ミリオネートMTLと略す。)6.8部を添加し、N
2気流中60〜90℃で、15〜180分間反応させた
後、1,6−へキサメチレンビス(NN’−ジメチルセ
ミアル冫八ジド)(以下、HMDSCと略す。)を1.
0部添加し、60℃下2時間反応させ、イソシア矛−ト
成分B一■(NGO当量236)を得た。
以上の(A一■)と(B一■)の成分と白顔料ボリトン
ホワイト、触媒TEDA  L−33から、以下の条件
に従い、気泡質ポリウレタンエラストマー密度0. 6
 5 g /cm3の61Ilm厚シート成形品を、ハ
ンドミソクス発泡方法により調製した。
○各成分組成 A液(ポリオール成分) Bl(イソシアネート成分) B−■ ○成形配合比(重量比’)  A/B    100/
98.70温合温度(’c)     A/B    
35/400撹拌速度(R P M)        
  2,8000脱型時間(分)          
 4〜60金型温度(’c)           4
0〜500離型剤             シリコン
系○熟成条件         暗室温下・2日間06
 m/m金型サイズ(mm)     6 X 120
 X 29006 m/m金型体積(cm3)    
    208.8実施例2 実施例1に示すイソシアネート成分B−■のHMDSC
添加を3.0部にした以外は、実施例1と同様にしてイ
ソシアネート成分B−■(NGO当量257)を得た。
これとポリオールコンパウンドA一■を含むポリオール
成分を用い、発泡成形した。
実施例3 実施例1に示すイソシアネート成分B−■のHMDSC
添加を5.0部にした以外は、実施例1と同様にしてイ
ソシアネート成分B一■(NGO当量280)を得た。
これとポリオールコンパウントA一■を含むポリオール
成分を用い、発泡成形した。
比較例1 実施例1に示すイソシアネート成分B一■のHMDSC
を無添加した以外は実施例1と同様にしてイソジアネー
ト成分B−■(NGO当量227)を得た。これと、ポ
リオールコンパウンドA−■を含むポリオール成分を用
い、発泡成形した。
実施例4 ボリエチェレンブチレンアジペート(分子置2000,
  OH価55.6  A N0.50 > 3 9.
 2部}IM[lscを1.0部添加し、100〜12
0℃で溶融させた後、真空度5 mmHg下105℃で
30分間脱ガス・脱水後、40゜C迄降温し、ミリオネ
ートMT54部、ミリオネートMTL6.8部を添加し
、N2気流中60〜90℃で15〜180分間反応させ
イソシアネート成分B一■(NGO当量236)を得た
次に、ポリエチレンプチレンアジペート(分子量150
0,  OH価74.3, A H0.50 ) 9 
3. 4 8部、エチレングリコール4.67部、シリ
コンSRX一274C0.47部、2−(2−ヒドロキ
シ−3,5tertブチルフヱニル)5−クロロペンゾ
トリアゾールを0.93部を90℃で30分間加熱溶解
後冷却しH.0  0.45部を添加後均一に混合して
ポリオールコンパウンドA−■ヲ得タ。
発泡成形配合を以下に示す。
○各成分組成 A液(ポリオール成分) B液(イソシアネート成分) B一■ ○成形配合比(重量比)   A / B   100
/83.60混合温度(  ’C  )    A/B
   40/400撹拌速度(RPM)       
   2,800他は実施例1に示す方法と同様にして
発泡成形を行い、同様の試験を行なった。
実施例5 実施例4に示すイソシアネート成分B−■の}IMDS
C添加を3.0部にした以外は実施例4と同様にしてイ
ソシアネート成分B−■(NGO当量257)を得た。
これとポリオールコンパウンドA一■を含むポリオール
成分を用い、発泡成形した。
実施例6 実施例4に示すイソシアネート成分B一■のHMDSC
添加を5部にした以外は実施例4と同様にしてイソシア
ネート成分B−■(NGO当量280)を得た。これと
ポリオールコンパウンドA−■を含むポリオール成分を
用い、発泡成形した。
比較例2 実施例4に示すイソシアネート成分B一■のHMDSC
無添加した以外は実施例4と同様にしてイソシアネート
成分B−■(NGO当量227)を得た。これとポリオ
ールコンパウンドA一■を含むポリオール成分を用い、
発泡成形した。
尚、実施例1〜6、比較例1〜2の発泡成形配合比を以
下にまとめる。
一つ / 発泡成形配合比  A/B (重量比〕例証拠  A)
ポリオール成分  / B)イソシア不一ト成分 A/B 100 / 98.7 A/B 100 / 107.5 A/B 100 / 117.1 A/B 100 / 83.6 A/B lO0 / 91.0 A/B 100 / 99.1 A/B 100 / 80.4 上記各例で得た成形品を用い、常態物性(硬変、抗張力
、破断伸度、引裂強度、センポ式屈曲試験)耐湿熱性(
80℃×95%RH恒温恒温槽からサンプリングして、
24時間後のセンボ式屈曲試験)耐候性(フエド・オ・
メーター、NO. )を評価した。その結果を第1表に
示す。
尚、各種試験法は、以下に示す通りである。
■ 常 及び温熱 の物性( 6 mm厚)○硬 度 
ASKER−C :    SRIS−0101に準拠
○    JIS−A   :    JIS−K−6
301に準拠○抗張力(JIS a号ダンベル): ○破断伸度(  〜   ): O引裂強度(B型ダンベル):〃 ○センボ式屈曲試験 角度90℃, 20O RPM,
荷重1 kg,裏面テキソン祇 ■ 耐温熱性(センポ式屈曲)貼 付け(試片25X1
50n+m) 80℃×95%湿度に調整された恒温恒湿槽に、上記セ
ンポ式屈曲試験と同様な試片(又はダンベル状)を静置
、サンプリング24時間後強度試験。
(八一■は5.10,20.25日。八一■は、3,5
,7.9日。) l一』0(性 ○フェド・オ・メーター(紫外線カーボン)10.  
20,  30hrs  (JIS−^−1415に準
拠)○NOx   3.  7hrs ( J I S−L−0885の3倍濃度で測定)尚、
上記試験後の色度測定は、万能測色分光色差計CM−2
5型で、(カラーマシン株式会社)ΔN黄変度を測定し
た。
/ / ・0′ (効果) 発明により製造された気泡質ポリウレタンエラストマー
は、促進耐候試験、屋外曝露試験、耐NOX試験等に於
いて、変色等を防止し、且つ耐湿熱性(温熱後の耐屈曲
性)を改良する。
特に、白色に着色された気泡質ポリウレタンイラストマ
ー成形体の白色度を向上せしめ、且つ、成形後の初期黄
変度が少なく商品価値を損うことのない安定な気泡譬ポ
リウレタンエラストマーが得られる。
代 理 人 弁理士 高 橋 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1( I )有機ジイソシアネートと少量のポリオールと
    の反応から得られる生成物にセミカルバジド又はセミカ
    ルバジン酸エステルを反応させてなる遊離の有機ジイソ
    シアネートを残したイソシアネート成分及び (II)紫外線吸収剤、発泡剤を配合したポリオール成分
    からなる二液性気泡質ポリウレタンエラストマー。 2 イソシアネート成分( I )中のセミカルバジド又
    はセミカルバジン酸エステルの量が0.3〜10当量%
    である請求項1記載の気泡質ポリウレタンエラストマー
JP2012502A 1990-01-24 1990-01-24 気泡質ポリウレタンエラストマー Pending JPH03217413A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211041A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd ロール部材用注型ウレタンエラストマー形成性組成物
US9832902B2 (en) 2013-05-31 2017-11-28 Elantas Pdg, Inc. Formulated resin compositions for flood coating electronic circuit assemblies

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JP2007211041A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd ロール部材用注型ウレタンエラストマー形成性組成物
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