JPH03217034A - アウタリードボンディング装置 - Google Patents

アウタリードボンディング装置

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Publication number
JPH03217034A
JPH03217034A JP1187190A JP1187190A JPH03217034A JP H03217034 A JPH03217034 A JP H03217034A JP 1187190 A JP1187190 A JP 1187190A JP 1187190 A JP1187190 A JP 1187190A JP H03217034 A JPH03217034 A JP H03217034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding
electronic component
outer lead
carrier tape
recognition means
Prior art date
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Pending
Application number
JP1187190A
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English (en)
Inventor
Masaaki Oshima
尾嶋 政明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は電子部品を基板またはリードフレームなどに
実装する装置に係わり、特にキャリアテーブのICのア
ウタリード部と基板またはリードフレームをボンディン
グするアウタリードボンディング装置に関する。
(従来の技術) この発明が対象とするICは小型軽量化が進んでいる電
子機器をさらに多機能、高性能化するために開発された
もので、従来のフラットパッケージ型ICよりも薄型に
なり、リード部は多ピン、狭ピッチとなっている。この
ICはフィルム状のリードフレームにICチップを実装
したもので、キャリアテープ状ICと呼ばれるものであ
る。キャリアテープ状ICはポリイミド、ポリエステル
、ガラスエポキシ樹脂などからなる長尺の午ヤリアテー
プ上に一定ピッチで従来のリードフレームに対応する薄
いリードを形成し、これに半導体チップを接続したもの
で、上記キャリアテープの長手方向に複数個形成された
ものである。このキャリアテーブ状ICをプリント基板
やリードフレームに実装するためにはその実装前に金型
等を用いてICを打ち抜いてフレーム部を除去する必要
がある。また、打ち抜き後のICはリード部が薄く、狭
ピッチであるため、変形し易く、人手では位置合せ、接
合が困難であるため、これらの工程を自動で行う装置が
望まれていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述のようにこの発明が対象とするICは薄型、狭ピッ
チ、多ピン化されているため、リード部が変形し易く、
打ち抜き後のICのハンドリング、IC実装時のパター
ンとの高精度位置合せ、ICと基板またはリードフレー
ムとの接合などを人手で確実に行うことが困難であった
。とくに、ICと実装パターンとの高精度位置合せを人
手で行う場合、顕微鏡あるいはカメラおよび拡大モニタ
を観察しながらICパターンを微少送りする必要があり
、作業性や能率が悪いという欠点があった。
この発明は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、位置合せ、接合が困難な多ピン、狭
ピッチのキャリアテープ状ICのアウタリード部の接合
を高精度かつ確実に行うことを可能にするアウタリード
ボンディング装置を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためにこの発明は、インナリードに
半導体素子がボンディングされた長尺なキャリアテープ
を搬送する供給機構と、前記供給機構によって搬送され
るキャリアテープを挾んで対向して配置され互いに接離
可能な上金型と下金型を有し下金型が前記キャリアテー
プの送り方向と交差する方向に駆動され上記キャリアテ
ープから所定形状の電子部品を打抜き成形する打抜き成
形機構と、前記打抜き成型機構によって所定の形状に打
抜き成型されて前記下金型に保持された電子部品を取出
しアウタリードボンディングステージ上に載置された取
付部材にボンディングするボンディングヘッドからなる
ボンディング機構と、前記ボンディング機構を上下方向
および前記打抜き成形機構と前記アウタリードボンディ
ングステージとの間で往復駆動する搬送機構と、前記打
抜き成形機構と前記アウタリードボンディングステージ
との中間位置に設けられ前記ボンディングへ5 ッドに保持された電子部品の形状および姿勢を認識する
第1の認識手段と、前記アウタリードボンディングステ
ージに対向して設けられアウタリドボンディングステー
ジ上に固定された取付部材の位置を認識する第2の認識
手段と、前記第1の認識手段と第2の認識手段からの検
知信号によって前記取付部材の位置と前記電子部品の位
置とを位置合せするように前記アウタリードボンディン
グステージを駆動する駆動制御手段とを具備する。
(作用) 供給機構により半導体素子がインナリードボシディング
された長尺なキャリアテープを定量送リして上金型と下
金型とを有する打抜き成形機構に供給し、この打ち抜き
成形機構によりキャリアテープから電子部品を打抜くと
ともに成型する。
打抜かれて下金型に保持された電子部品は搬送機構のボ
ンディングヘッドに吸着され、第1の認識手段により形
状および姿勢が画像で認識される。
一方、第2の認識手段によってアウタリードボンディン
グステージ上に載置された取付部材の位置6 が認識される。そして、第1の認識手段と第2の認識手
段からの検知信号によって取付部材の位置が電子部品の
位置に合うようアウタリードボンディングステージが駆
動制御され、電子部品が取付部材の所定位置にボンディ
ングされる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図に示すアウタリードボンディング装置
1は、図示しない半導体素子が所定ピッチでインナリー
ドボンディングされた長尺なキャリアテープ3(第5図
に示す)から電子部品4を打抜き成型する打抜き成型機
構5と、この打抜き成型機構5に対して上記キャリアテ
ープ3を供給する供給機構6と、上記打抜き成型機構5
で打抜き成型された電子部品4をボンディング機構を形
成するボンディングヘッド7に吸着保持して上下方向お
よび水平方向の所定の搬送範囲を駆動する搬送機構8と
、この搬送機構8の水平方向の搬送路に対向して設けら
れボンディングヘッド7に吸着保持された電子部品4の
形状および姿勢を認識する第1の認識手段9と、上記ボ
ンデイングヘッド7が走行する走行路の下側に設けられ
取付部材としての回路基板(以下基板と略す)10を保
持したアウタリードボンディングステージ(以下ボンデ
ィングステージと略す)11と、このボンディングステ
ージ11の上方に対向して設けられボンデイングステー
ジ11における上記基板10の保持状態を認識する第2
の認識手段12と、これら各部を制御する制御手段13
とから構成されている。そして、これら各部はアウタリ
ードボンディング装置1の本体14に設けられている。
上記制御手段13は本体14の下部に収容設置されてい
る。この制御手段13は上記本体14の最上部に設けら
れた操作パネル15からの入力に応じて上記各部を制御
するようになっている。上記ボンデインダステージ11
は本体14の第1図における左側端部に設けられ、上記
打抜き成型機構5は右側端部に設けられている。上記ボ
ンデイングステージ11と打抜き成型機構5との間には
全長に亘って搬送用アーム17が設けられている。
この搬送用アーム17には、移動体18が移動自在に設
けられている。この移動体18には上記ボンディングヘ
ッド7が上下機構16によって上下駆動されるよう設け
られている。
上記搬送用アーム17の左右方向の移動範囲の中途部下
方には上記第1の認識手段9が設けられ、上記ボンディ
ングステージ11の上方には上記第2の認識手段12が
設けられている。これら認識手段9、12によって認識
された電子部品4と基板10との状態は本体14の上部
に設けられたモニタ20にそれぞれ下面視と平面視の状
態で写し出されるようになっている。また、上記供給機
構6は上記本体14の右側端部に配置されている。
上記アウタリードボンディング装置1によって製造され
るT A B (Tape AutoIllated 
Bondinng )部品21について第5図および第
6図を参照して説明する。電子部品4としてのTAB部
品21はキャリアテープ3上にIC(集積回路)23を
インナリードボンディングしてこのICを23をり9 一ド24を導出する状態にパッケージ25で覆い、この
後、リード24を含むキャリアテープ3を破線s1に沿
って切断して製造されるものである。
したがって、TAB部品21は薄型でかつ各リド24が
わずかな外力によって容易に折れ曲りするものとなって
いる。このためTAB部品21を基板10に装着するこ
とが行われているが、この装着はキャリアテープ3を打
抜いてTAB部品21を取出し、次ぎにこのTAB部品
21を基板10に装着することで製造される。なお、上
記リド24は半田メッキ、Allメッキ、Snメツキな
どが施されている。
つぎに、上記アウタリードボンデイング装置1の各部の
詳細について説明する。上記打抜き成形機構5はたとえ
ば第7図に示されるように構成されたプレス加工装置2
6からなり、このプレス加工装置26は下部ホルダ27
を備えている。この下部ホルダ27の下面にはベース2
8が取付けられ、上面には一対のガイドレール29が本
体14の前後方向に沿って設けられている。このガイド
10 レール29にはスライド板31が上記ガイドレール29
に沿ってスライド自在に設けられている。
このスライド板31の上面には下金型32が着脱自在に
載置固定されている。上記ガイドレール29の側方には
前後駆動シリンダ33が設けられ、この前後駆動シリン
ダ33によって上記スライド板31がガイドレール29
に沿う前後方向に駆動されるようになっている。つまり
、上記下金型32はガイドレール29に沿って駆動され
るようになっている。
上記一対のガイドレール29の外側にはそれぞれ一対の
支柱34が立設されている。これら支柱34には上部ホ
ルダ35がスライド自在に設けられているとともに、上
端には上板36が固着されている。この上板36には上
下駆動シリンダ37が設けられ、この上下駆動シリンダ
37によって上記上部ホルダ35が上下方向に駆動され
るようになっている。上記上部ホルダ35の下面には上
金型38が着脱自在に取付固定されている。
第7図に示すように上記下金型32が前進位置11 に駆動された状態においては、この下金型32の上方に
上記上金型38が対向位置している。これら金型32と
38との間には上記供給機構6によって第5図に示すキ
ャリアテープ3が後述するように供給される。そして、
上記上金型38が下降駆動されることによって上記キャ
リアテープ3が第5図に鎖線S,で示すように打抜き加
工されて電子部品4が形成されるようになっている。
上記下金型32と上金型38とは第8図に示すように構
成されている。つまり、下金型32は下部部材32aの
上面に上部部材32bが接合固定されてなり、上記下部
部材32aのほぼ中央にはバキューム孔39が厚さ方向
に穿設され、その下端開口は制御装置41によって制御
される吸引装置42が接続されている。上記上部部材3
2bには上記バキューム孔39に連通ずる段付きの連通
孔40が形成され、この連通孔40にはダイ43がスラ
イド自在かつ上側に突出することがないよう収容されて
いる。このダイ43には軸方向に貫通する通孔43aが
穿設されているとともに、上1 2 記連通孔40に収容された第1のばね44によって上昇
方向に弾性的に付勢されている。そして、ダイ43の上
端面は、上記キャリアテープ3からTAB部品21を第
5図に鎖線S1で示すように打抜き、かつ成形すること
ができる凹凸形状に設定されている。
上記下金型32の上部部材32bには、第8図に矢印で
示すキャリアテープ3の走行方向に沿って一対の第1の
ガイド孔45aと、第2のガイド孔45bとが穿設され
ている。各ガイド孔45a145bは図示しないがキャ
リアテープ3の走行方向と直交する本体14の前後方向
においても対をなすよう一対ずつ穿設されている。本体
14の前後方向において、一対の上記第1のガイド孔4
5aの間隔は第5図に示すキャリアテープ3の幅方向両
側の穿設されたパーフォレーションdの間隔Xと一致す
るよう設定され、第2のガイド孔45bの間隔はキャリ
アテープ3の幅寸法よりも大きく設定されている。
上記上金型38は基板38aと、この基板13 38aの下面側に接合固定された保持板38bとを有す
る。この保持板38bには上記第1のガイド孔45aと
対応して先端が尖鋭なテーパ状に形成された4本の第1
のガイドロッド46aと、上記第2のガイド孔45bと
対応して上記第1のガイドロッド46aよりも長尺な同
じく4本の第2のガイドロッド46bおよび上記ダイ4
3と対応する位置に、このダイ43とでキャリアテープ
3からTAB部品21を打抜き成形するポンチ47とが
保持されている。
上記保持板38bの下面側には押え板48が上記第2の
ガイドロッド46bに挿着された第2のばね49によっ
て弾性的にスライド自在に保持されている。つまり、上
記押え板48には第1のガイドロッド46aが挿通され
る第1の通孔51a1第2のガイドロッド46bが挿通
される第2の通孔5lbおよび上記ポンチ47が挿通さ
れる第3の通孔51cが穿設されている。
そして、TAB部品21を打抜き成形する際に、上金型
38が上下駆動シリンダ37によって下降14 方向に駆動されると、まず第2のガイドロッド46bが
下金型32の第2のガイド孔45bの嵌挿して上金型3
8を下金型32に対して位置決めする。ついで、第1の
ガイドロッド46aの尖鋭な先端部がキャリアテープ3
のバーフォレーションdに入込んだのち、下金型32の
第1のガイド孔45aに入込み、それによってキャリア
テープ3を位置決めする。さらに、上金型38が下降す
ると、押え板48がキャリアテープ3を抑圧保持したの
ち、ポンチ47がダイ43に圧接して上記キャリアテー
プ3からリード24が接続された状態でTAB部品21
が打抜き成形される。上記上金型38が下降方向に駆動
されると、下金型32のバキューム孔39に接続された
吸引装置42が制御装置41によって駆動されるから、
打抜がれたTA−B部品21は上記ダイ43の上端面に
吸着保持されている。
この打抜き成形のあとに上金型38が上昇して第1、第
2のガイドロツド46a,46bが下金型32の第1、
第2のガイド孔45、45bがら15 抜け出るとともに、第1のガイドロッド46aがキャリ
アテープ3のパーフオレーションdからも抜出すると、
前後駆動シリンダ33が作動して下金型32が後方へ駆
動され、第3図に鎖線で示す受渡し位置Dで待機する。
そして、この受渡し位置Dで下金型32に保持されたT
AB部品21がボンディングヘッド7に吸着されるよう
になっている。
このように構成された打抜き成形機構5に対して上記キ
ャリアテープ3を供給する上記供給機構6は第1図に示
すように打抜き成形機構5の幅方向一端側に回転自在に
配置された供給リール55を有する。この供給リール5
5から導出されたキャリアテープ3は下金型32の上面
側を通されて上記打抜き成形機構5の幅方向他端側に配
置された反転リール56で走行方向が反転させられたの
ち、上記下金型32の下側を通されて上記供給リール5
5と同方向に配置された巻取リール57に巻き取られる
ようになっている。この巻取リール57は第3図に示す
駆動源58によって所定角度16 ずつ間欠的に回転駆動される。それによって、キャリア
テーブ3は第1図あるいは第8図に矢印で示す方向に定
量ずつ、つまりキャリアテープ3に設けられたI C2
3の間隔と対応するピッチずつ送られるようになってい
る。
つぎに、上記打抜き機構5から上記電子部品4(TAB
部品21)を吸着保持して上記搬送用アム17に沿って
搬送する搬送機構8について説明する。第1図中に示さ
れる搬送機構8は上記打抜き成形機構5と上記ボンディ
ングステージ11との間を結ぶ上記搬送用アーム17が
水平に設けられている。この搬送用アーム17にはこの
アーム17に沿って左右方向に移動する上記移動体18
が設けられており、この移動体18には上記ボンディン
グヘッド7が後述する上下機構16を介して取付けられ
ている。
上記ボンディングヘッド7は第10図乃至第12図に示
すように構成されている。つまり、ボンディングヘッド
7の本体は中空の角柱状のフレーム64によって構成さ
れており、内部には吸1 7 引管65が挿通されている。吸引管65には先端にOリ
ング状の吸着パッド66が設けられ、上記電子部品4を
吸着保持できるようになっている。
そして、その基端側はフレーム64の内周部に設けられ
た軸受、たとえばボールスプライン67で回転方向の動
きが規制された状態で上下動自在に支持され、吸着パッ
ド66をフレーム64の先端から突出させている。上記
吸引管65はフレーム64に内装された加圧ばね68に
よって下方向に付勢されている。なお、フレーム64の
基端にはボールスプライン67および加圧ばね68を押
さえるための押え部材69が設けられている。
一方、フレーム64には導電性の金属材料からなる冷却
フィン70が設けられており、この冷却フィン70は矩
形の箱を対角線に沿って4分割されたと同様の形状をも
つ分割フィン70a〜70dから構成されている。これ
ら分割フィンはフレーム64の先端側を囲むように配置
されている。また、各分割フィンは、これらの内面とフ
レム64の外面(いずれも平滑)との間に設けら1 8 れたクロスローラテーブル71(リニアガイド)を介し
てフレーム64の外周に上下動自在に設けられ、先端面
を吸引管65の先端部から大きく退避させた部位に位置
している。なお、各分割フィン70a〜70dの側部に
は多数のフィン部72が形成されている。また、各分割
フィンの後端面とフレーム64の外周面の中途部の部分
に突設されたフランジ73との間にはそれぞれ加圧ばね
73aが介装されていて、分割フィンを下方へ付勢して
いる。つまり、各分割フィンは吸引管65と同様、上方
向へ変位できるようになっている。
このように構成された分割フィン70a〜70dの下端
面にはヒータチップ74が吸着バッド66を中心とした
周囲に設けられている。ヒータチップ74は矩形の枠状
体を上記電子部品4の端子列に応じてそれぞれ4辺に分
割した構造となっている。具体的には第11図に示すよ
うに吸着バッド66を中心として4方向に分割した断面
ほぼL字状の分割チップ75がら構成されている。
各分割チップ75は取付座76が台座部材77を1 9 介して分割フィンの下端面にボルト止めされ、チップ先
端を電子部品4の端子列に対して位置決めしている。つ
まり、それぞれ予圧が与えられる分割フィン70a〜7
0dを使って各分割チップ75はそれぞれ独立して上下
の方向へ移動できるようになっている。
なお、ヒータチップ75はパッド66から退避した位置
に取付けられている。そして、各分割フィンのうちの2
つに給電装置78が接続され、給電により各分割チップ
の先端から熱を発生させることができるようになってい
る。具体的には第12図に示すように分割チップが直列
回路となるよう、隣接する分割フィン同士が導電線79
で直列に接続され、それによって給電すればジュール熱
を発生することができるようになっている。
なお、分割フィン70a〜70dに電流を流すために、
各分割フィンとクロスローラテーブル71との間および
加圧ばね68とフランジ73との間にはそれぞれ絶縁部
材8oを設けて絶縁を計っている。
20 そして、上記移動体18に設けられた上下機構16に後
述するよう上記構成のボンディングヘッド7の基端部が
装着される他、吸引管65の基端に装着された接続口部
81に吸引装置82が接続されている。そして、電子部
品4を吸引管65の先端に吸着して搬送し、上記ボンデ
ィングステージ11上に配置された基板10に対して上
記電子部品4を後述するごとくアウタリードボンディン
グするようになっている。
上記ボンディングヘッド7は搬送機構8によって上記打
ち抜き成形機構5とボンディングステージ11との間を
駆動されるようになっており、この搬送範囲中途部の所
定位置には上記第1の認識手段9が設けられている。こ
の第1の認識手段9は第1のCCDカメラ83からなる
とともに、上記ボンディングヘッド7の下方でXYテー
ブル110によってX,Y方向に駆動自在に設けられて
いる。また、上記ボンディングテーブル11の上方には
上記第2の認識手段12が設けられており、この第2の
認識手段12は第2のCCDカメ21 ラ84から構成されている。これらカメラ83、84か
ら出力される画像信号はともに上記制御装置13に内蔵
された装着制御装置85(第4図に示す)に送られるよ
うになっている。
上記装着制御装置85はTAB部品21である電子部品
4の装着制御を実行するもので、とくに電子部品4の不
良を検出する機能および電子部品4と基板10との位置
合せ機能が備えられている。
具体的には、第4図に示すように各CCDカメラ83、
84からの画像信号をデジタル変換するA/D変換器8
6が備えられ、このA/D変換器86でデジタル変換さ
れたデジタル画像信号が画像データとして画像メモリ8
7に記憶されるようになっている。また、装着制御部8
5a、不良検出部88、位置合せ部89、部品の形状デ
ータメモリ90および入力部91が備えられている。装
着制御部85aは入出力部91を通して打ち抜き成形機
構5、搬送機構8、ボンディングステージ11、上下機
構16およびxyテーブル110などに制御信号を送出
して電子部品4の打抜きから22 基板10への装着までを動作制御する機能を有するもの
であり、不良検出部88は第1のCCDカメラ83の撮
影により得られる画像データ部分と、部品の形状データ
メモリ90の予め記憶されている電子部品の不良を検出
する機能を有するものであり、さらに位置合せ部89は
第1および第2のCCDカメラ83、84で得られる各
画像データからこれら第1および第2のCCDカメラ8
3、84の位置に基づいて電子部品4と基板10との相
対的位置合せを行う機能を持ったものである。
上記第1のCCDカメラ83と搬送途中におけるボンデ
ィングヘッド7との間には第13図乃至第16図に示す
ような視覚認識用ステージ92が設けられている。この
視覚認識用ステージ92には上記ボンディングヘッド7
に吸着された電子部品4を第1のCCDカメラ83側か
ら照明するリング状の光源93が設けられ、さらに上記
視覚認識用ステージ92には上記第1のCCDカメラ8
3に対して電子部品4の背面となる位置に閉鎖可能に設
けた遮光性があって、しかも表面で乱反23 射を起こさないように加工されたシャツタ94、95を
有している。そして、電子部品4を吸着保持したボンデ
ィングヘッド7が上記認識ステージ92上に到達すると
、上記シャツタ94、95が第13図および第14図に
示されるように閉じて電子部品4の背景に上記ボンデイ
ングヘッド7が写らないように遮蔽するようになってい
る。
第13図乃至第16図は視覚認識用ステージ92の全体
構造を示すもので、上記シャツタ94、95はスライド
ガイド96、97に案内されて移動するよう支持体98
上に取付けられ、エアシリンダ99、100によって開
閉駆動されるようになでいる。また、シャツタ94、9
5の開閉部の下方位置には支持体98に固定されたリン
グ状の照明光源93が配置され、その中心下方位置には
上記第1のCCDカメラ83が設けられている。
この第1のCCDカメラ83は上記XYテーブル110
上に固定され、それによってXSY方向に移動させるこ
とができるようになっている。
上記移動体18に設けられた上下機構16は第24 9図に示すように構成されている。すなわち、上記搬送
用アーム17に移動自在に設けられた移動体18の上面
には、その移動方向と直交する本体14の前後方向に沿
って取付体121が固定されている。この取付体121
の後端には支柱122が垂直に立設されている。この支
柱122には第1のアーム123の中途部が枢着されて
いる。この第1のアーム123の後端にはカムフオロア
124が回転自在に設けられ、先端にはクランク状の第
2のアーム125の中途部が枢着されている。上記移動
体18の上面の上記第1のアーム123に設けられたカ
ムフォロア124と対向する位置には駆動源126によ
って矢印方向に偏心回転されるカム127が配置されて
いる。上記第1のアーム123は上記カムフォロア12
4が上記カム127の外周面に圧接する方向に第1のば
ね128ajこよって付勢されている。したがって、カ
ム127が回転駆動されれば、第1のアーム123が支
柱122に枢着された中途部を支点として揺動するよう
になっている。
25 上記第2のアーム125には、後端に上記第1のアーム
123の中途部に設けられたシリンダ126のロッド1
26aが枢着され、先端にはローラ127が回転自在に
設けられている。したがって、シリンダ126が作動し
てそのロツド126aが駆動されれば、第2のアーム1
25は第1のアーム123に枢着された中途部を支点と
して揺動するようになっている。
上記取付体121の先端にはスライダ128が上下方向
にスライド自在に設けられている。このスライダ128
には取付ロッド129が一体的に設けられている。上記
スライダ128と上記取付体121との間にはスライダ
128を上昇方向に付勢する第2のばね131が張設さ
れている。それによって、上記取付ロッド129の上端
は上記ローラ127に当接している。そして、上記取付
ロツド129の下端に上記ボンディングヘッド7が取付
けられている。したがって、ボンディングヘッド7は揺
動駆動される第1、第2のアーム123、125によっ
て上下方向にスライドさせ26 られるようになっている。
上記ボンディングヘッド7は、打抜き成形機構5で打抜
かれ、後方へ移動した下金型32に保持された電子部品
4を吸着保持してから、移動体18とともに駆動されて
第9図に示すように上記アウタリードボンディングステ
ージ11上に対向位置する。つまり、ボンデイングヘッ
ド7は打抜き成形機構5に対向する位置まで搬送機構8
によって駆動されると、駆動源126が作動してカム1
27が回転駆動される。すると、第1のアーム123が
揺動するから、それに第2のアーム125も連動してス
ライダ128を下降させる。
スライダ128は、ボンディングヘッド7の先端が下金
型32に保持された電子部品4に接する位置あるいは微
小間隔で対向する位置まで下降されるから、それによっ
てボンデイングヘッド7に電子部品4が吸着保持される
ことになる。
上記アウタリードボンディングステージ11は、第9図
に示すように回転方向に駆動制御されるθテーブル13
5上にY方向に駆動制御されるYテ27 ーブル136と、X方向に駆動制御されるXテブル13
7とが順次重合されて構成され、上記Xテーブル137
上に上記電子部品4がアウタリードボンディングされる
回路基板10が載置されている。そして、上記第2の認
識手段12の第2のCCDカメラ84は、その光学中心
を上記θテブル135の回転中心に一致させて配置され
ている。
上記回路基板10に電子部品4をアウタリードボンディ
ングする場合、まず、駆動源126によってカム127
が回転駆動されて第1のアーム123が揺動させられる
。その揺動に第2のアム125が連動するから、スライ
ダ128が第1のアーム123の揺動角度に応じて下方
へスライドする。それによって、ボンデイングヘッド7
に吸着された電子部品4は回路基板10に接する位置ま
で下降する。
カム127によるカムフオロア124の上昇方向への移
動量が最大となると、第1のアーム123の中途部に設
けられたシリンダ126が作28 動して第2のアーム125が揺動駆動され、その揺動に
よってスライダ128がさらに下方へスラて上記回路基
板10に加圧されるから、それによってアウターリード
ボンディングされることになる。
上述のように構成されたアウタリードボンデイング装置
1は上記制御装置13によって各部が駆動制御される。
たとえば第17図に示されるステップ81において供給
機構6によって打抜き成形機構5の金型にキャリアテー
プ3が供給され、つぎのステップS2においてそのこと
が確認されると、装着制御部85aは供給機構6を作動
させてキャリアテープ3を所定量送り、その電子部品4
が設けられた部分が下金型32のダイ43上に対向する
よう位置決めする。
ついで、ステップS3において装着制御部85aは打抜
き成形機構5に制御信号を送出して上金型38を下降さ
せる。これにより、キャリアテープ2 9 3から電子部品4が打抜かれる。そして、上金型38が
上昇すると、ステ・ソプS4にお0て、打抜力為れた電
子部品4を吸着した下金型32が前後駆動シリンダ33
によって後方へ駆動されるととも1こ、供給機構6が作
動してキャリアテープ3が所定量駆動される。この後、
ステップS5、S6、S7にお(1て装着制御部85a
は搬送機構8に制御信号を送信する。これにより、非作
動時において上記第1のCCDカメラ83上に位置して
いるボンデイングヘッド7が搬送用アーム17に沿って
打抜き成形機構5の後方へ駆動された下金型32上に移
動したのち、上下機構16によってボンデイングヘッド
7が下降方向に駆動されて上記電子部品4を吸着保持し
、再度第1のCODカメラ83上に移動して停止する。
このように、下金型32を後方に移動させて電子部品4
をボンデイングヘッド7で吸着するようにしたことによ
り、下金型32と上金型38との間にボンディングヘッ
ド7を侵入させて電子部品4を吸着する場合に比べて上
金型38の上昇スト3 0 ロークを十分に小さくすることができる。しかも、ボン
ディングヘッド7による電子部品4の吸着動作と同時に
キャリアテープ3の定量送りを行うことができる。した
がって、これらのことにより、サイクルタイムを短くす
ることができる。
つぎに、ステップS8において視覚認識用ステージ92
のシャッタ94、95が作動される。
一方、ボンディングステージ11上に第6図に示すよう
な基板10が載置され、これがステップelにおいて上
記基板10の載置位置が検知されると、ボンディングテ
ーブル11は動作して基板10を第2のCODカメラ8
4の視野内の所定位置に位置させるように駆動制御され
る。
この状態において第1のCCDカメラ83はボンディン
グヘッド7で吸着されている電子部品4を撮像してその
画像信号を出力し、また第2のCCDカメラ84は基板
10を撮像してその画像信号に変換されて各画像データ
として画像メモリ87に記憶される。
上記第1のCCDカメラ83による電子部品431 の撮像は以下のごとく行われる。まず、ボンデイングヘ
ッド7に吸着された電子部品4は第1のCCDカメラ8
3の撮像範囲の中心位置に位置決めされる。この位置決
めは第1のCCDカメラ83から出力される画像信号を
モニタすることによって行われる。この設定の後に一対
のシャツタ94、95が閉じる。つぎに、装着制御部8
5aは入出力部91に指令を発する。この指令を受けて
入出力部91はXYテーブル110に移動信号を送出し
てXYテーブル110を移動させ、まず第1のCCDカ
メラ83の撮像範囲を第18図に示す画面位置D1に設
定する。それによって、第1のCCDカメラ83は画面
位置D,で撮像を行ってその画面信号を出力する。この
画面信号はA/D変換器86によりA/D変換されてデ
ジタル画像信号として画像メモリ87に送られ、この画
像メモリ87に第19図に示す第1画像データとして記
憶される。
つぎに、ステップS9において装着制御部85aは入出
力部91に指令を発する。これにより、入32 出力部91はXYテーブル110に移動制御信号を送出
してXYテーブル110を移動させ、第1のCCDカメ
ラ83の撮像範囲を第19図に示す画面位置D2に設定
する。このXYテーブル110の移動後に、位置合せ部
89は第1画像データの中心を求める。そして、不良検
出部89は第1画像データに対してスキャンラインL1
、L2においてスキャンして各リード24の欠けや曲り
を検出する。
ついで、XYテーブル110が入出力部91からの制御
信号で駆動され、第1のCCDカメラ83の画面位置が
D2に設定されると、第1のCODカメラ83は画面位
置D2で撮像を行ってその画像信号を出力し、この画像
信号がA/D変換されて画像メモリ87に第2画像デー
タとして記憶される。この第2画像データが記憶される
と、位置合せ部89は第2画像データの中心位置を求め
る。そして、不良検出部88は第2画像データに対して
スキャンして各リード24の欠けや曲りを検出する。
33 以下、同様に各画面位置D3、D4における第3および
第4画像データが画像メモリ87に記憶され、これら画
像データの中心位置が求められるとともに各画像データ
に対してスキャンが行われて各リード24の欠けや曲り
が検出される。
そして、スッテップ810において電子部品4の良否が
不良検出部88で判定され、不良であればステップS1
1で排除される。
以上のように第1のCCDカメラ83の撮像範囲を電子
部品4の周囲に沿いかつそれぞれ部分的に一定量オーバ
ラップさせて複数箇所に設定し、これら画面箇所におい
てそれぞれ得られる第1〜第4画像データから電子部品
4の中心位置およびリード24の欠けや曲りなどを検出
する構成としたので、電子部品4の各リード24のピッ
チ間隔が狭くなっても、確実に各リード24の欠けや曲
り、さらにはりード24のピッチ間隔の不均等も検出で
きる。たとえば、上記一実施例では4画面で認識を行っ
ているので、500ピンの電子部品4までの中心位置お
よびリード24の欠け、曲りな34 どの認識ができる。
なお、電子部品4の大きさや第1のCCDカメラ83の
視野範囲などによっては、上記電子部品4の認識を4画
面に分けず、1つの画面で行うようにしてもよい。その
場合、第1のCCDカメラ83はXY方向に駆動する必
要がないから、XYテーブル110は不要となる。
以上の判定で電子部品4が良品であれば、ステップ81
2に移る。このステップ812において制御装置13の
位置合せ部89は、第1のCCDカメラ83の第1〜第
4画像データの各中心から電子部品4の中心位置を求め
る。つぎに、位置合せ部89はステップS13において
第1のCCDカメラ83の視野中心位置と電子部品4の
中心位置との差を求め、この差をなくす制御信号をボン
ディングステージ11に送出する。これにより、第1の
CCDカメラ83の視野中心に電子部品4の中心位置が
合せられる。
また、位置合せ部89はステップe3において第2のC
CDカメラ84の撮像により得られた画像35 データからボンディングステージ11上の基板10の中
心を求める。この基板10の中心は、第2のCCDカメ
ラ84の撮像により得られた画像データから基板10の
中心位置を求め、さらに対向する中心位置どうしを結ん
で基板10の中心位置を求めることができる。
つぎに、位置合せ部89はステップe4において第2の
CCDカメラ84の視野中心位置と基板10の中心位置
との差を求め、この差をなくす制御信号をボンディング
ステージ11に送出する。
これにより、第2のCCDカメラ84の視野中心に基板
10の中心位置を合せる。そして、ボンディングステー
ジ11は基板10と電子部品4の中心位置が互いに一致
するよう駆動され、接合時に中心が一致するように制御
される。
ところで、電子部品4の中心位置を求めるときに、各辺
の中心位置どうしを結んだラインが第1のCCDカメラ
83のXY軸に対して傾いていることが多い。そのため
、位置合せ部89はこの傾きの角度を画素数によって求
め、かつこの角度に36 応じた位置補正信号をボンディングステージ11に送出
する。これにより、ボンディングステージ11はθテー
ブル135がθ方向に駆動されて基板10を電子部品4
に対して位置補正する。
上記ボンディングステージ11は第9図に示すようにθ
テーブル135上にYテーブル136とXテーブル13
7とが順次載置され、しかも上記第2のCCDカメラ8
4の光学中心がθテーブル135の回転中心と一致して
いる。そのため、基板10と電子部品4との中心が互い
に一致するようxSyテーブル136、137が駆動さ
れ、上記基板10の中心が第2のCCDカメラ84の光
学中心に一致させたのち、θテーブル135を作動させ
て回転方向の位置決めを行っても、基板10の中心、つ
まりθテーブル135の回転中心が第2のCCDカメラ
84の光学中心からずれることがない。そのため、θ方
向の位置決めにともなうX1Y方向の位置補正はθテー
ブル135の回転中心を基準にして単に回転角度にとも
なう位置ずれを補正するだけでよいから、容易である。
37 つまり、θテーブル135がこの実施例の構成のように
XSYテーブル136、137の下に設けられていない
場合、XSY方向の位置補正を行うことによって基板1
0の中心、つまりθテーブル135の回転中心が第2の
CCDカメラ84の光学中心からずれてしまう。そのた
め、基板10のXSY方向の位置決めをしたのち、θ方
向の位置決めをすると、基板10は第2のCCDカメラ
84の光学中心からずれた点を中心にして回転する。し
たがって、θ方向の位置決めにともなう基板10のX1
Y方向の位置ずれの補正は、単に回転方向だけでなく、
θテーブル135の回転中心と第2のCCDカメラ84
の光学中心とのずれにともなう補正も行わなければなら
ないから、そのための補正演算が複雑となる。しかしな
がら、θテーブル135がXSYテーブル136、13
7の下側に設けられたこの実施例の構成によれば、上述
したようにθ方向の位置決めにともなう補正が容易であ
る。
そして、ステップSL5において装着制御部38 85aは搬送機構8に対して制御信号を送出してボンデ
ィングステージ11の上方に移動させる。
この移動によりボンディングヘッド7がボンディングス
テージ11の上方に達すると、移動が停止する。つぎに
、ボンディングヘッド7は下降して電子部品4を基板1
0に装着することになる。
このように、電子部品4の画像データと予め設定された
電子部品4の形状データとから電子部品4の不良を検出
し、かつ第1のCCDカメラ83で得られる画像データ
とから電子部品4の不良を検出し、かつ第1のCCDカ
メラ83で得られる画像データと基板10を撮像する第
2のCCDカメラ84で得られる画像データとからこれ
らCCDカメラ83、84の位置にもとずいて電子部品
4と基板10との相対的位置合せを行う構成としたので
、不良の電子部品4を確実に検出でき、それによって基
板10への装着前に排除できる。
これにより、装着効率が向上して歩留まりが向上する。
また、第1のCCDカメラ83をXYテーブル39 110によってXY方向に駆動できるようにし、そして
この第lのCCDカメラ83による撮像範囲をワークの
周囲に沿いかっオーバラツプする複数箇所に設定したか
ら、各箇所で得られる画像信号の分解能を高めることが
できる。それによって、電子部品4のリード24のピッ
チが狭くなっても、その欠けや曲りを確実に検出するこ
とができる。
また、金型28、31によって打抜かれた電子部品4は
人手に触れることなく基板10に実装されるので、リー
ド24が多ビン、狭ピンとなっても同リード24を変形
させることなく実装することができる。
なお、この発明は上記一実施に限定されるものでなく、
その趣旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。たとえば
上記一実施例では認識手段として第1および第2のCC
Dカメラ83、84を使用しているが、これに限定され
ず、他の撮像カメラを使用するようにしてもよい。
また、θテーブル135、Yテーブル136およびXテ
ーブル137からなるテーブル装置は電4 0 子部品のアウタリードボンディングだけでなく、他の部
品を基板10以外の取付部材に位置決めして装着する場
合にも適用することができる。
さらに、アウタリードボンディング装置の本体14に設
けられる打抜き成形機構5、供給機構6、搬送機構8、
第1の認識手段9、アウタリードボンディングステージ
11などの各装置部の本体14に対する設置状態はなん
ら限定されるものでなく、要は上述したアアウタリード
ボンディング動作を順次行うことができる配置状態にあ
ればよい。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、半導体素子がイン
ナリードボンディングされたキャリアテープを打抜き成
形機構に対して定量送りし、このキャリアテープから電
子部品を打抜き成形し、この電子部品を基板に対して相
対的に位置決めしてアウタリードボンディングするとい
う工程を自動化することができる。これにより、従来必
要であった手作業による微細な作業を不要にし、作業4
1 の高精度化と高能率化とを実現できる。また、第1の認
識手段によって得られる画像信号で電子部品のリードの
欠けや曲りを確実に検出することができる。さらに、打
抜き成形機構によって電子部品を打抜き成形したならば
、打抜き成形機構の下金型を駆動してこの下金型に保持
された電子部品をボンディングヘッドで吸着できるよう
にした。
そのため、下金型と上金型との間にボンディングヘッド
を侵入させて電子部品を吸着する場合に比べて上金型の
ストロークを小さくすることができるばかりか、電子部
品の吸着とキャリアテープの定量送りとを同時に行える
から、これらのことによって抜き成形にともなうサイク
ルタイムを短くし、生産性の向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はアウタリー
ドボンディング装置の正面図、第2図は同じく側面図、
第3図は同じく平面図、第4図はアウタリードボンディ
ング装置の基本的構成の概略図、第5図はキャリアテー
プの平面図、第642 図は基板に電子部品が挿着された状態の平面図、第7図
は打抜き成形機構の概略的斜視図、第8図は同じく断面
図、第9図はボンディングを上下駆動させる上下機構の
側面図、第10図はボンディングヘッドの断面図、第1
1図はボンディングヘッドの先端部とこれに吸着される
電子部品を示す斜視図、第12図は分割チップの電気的
接続構造の説明図、第13図は視覚認識用ステージのシ
ャッタが開いた状態の正面図、第14図は同じくシャッ
タが閉じた状態の斜視図、第15図は同じく平面図、第
16図は視覚認識用ステージと第1のCCDカメラの配
置状態の側面図、第17図はアウタリードボンディング
装置の作動のフローチャート、第18図は第1のCCD
カメラによる画面設定の模式図、第19図はリード検出
の作用を説明するための模式図である。 3・・・キャリアテープ、4・・・電子部品、5・・・
打抜き成形機構、6・・・供給機構、7・・・アウタリ
ードボンディングステージ、8・・・搬送機構、9・・
・第1の認識手段、12・・・第2の認識手段、43 1 3・・・制御手段、 3 2・・・下金型、 38・・・上金型、 83・・・第1のCCDカメラ、 84・・・第2のCCD カメラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インナリードに半導体素子がボンディングされた長尺な
    キャリアテープを搬送する供給機構と、前記供給機構に
    よって搬送されるキャリアテープを挾んで対向して配置
    され互いに接離可能な上金型と下金型を有し下金型が前
    記キャリアテープの送り方向と交差する方向に駆動自在
    に設けられ上記キャリアテープから所定形状の電子部品
    を打抜き成形する打抜き成形機構と、前記打抜き成型機
    構によって所定の形状に打抜き成型されて前記下金型に
    保持された電子部品を取出しアウタリードボンディング
    ステージ上に載置された取付部材にボンディングするボ
    ンディングヘッドからなるボンディング機構と、前記ボ
    ンディング機構を上下方向および前記打抜き成形機構と
    前記アウタリードボンディングステージとの間で往復駆
    動する搬送機構と、前記打抜き成形機構と前記アウタリ
    ードボンディングステージとの中間位置に設けられ前記
    ボンディングヘッドに保持された電子部品の形状および
    姿勢を認識する第1の認識手段と、前記アウタリードボ
    ンディングステージに対向して設けられ前記アウタリー
    ドボンディングステージ上に固定された取付部材の位置
    を認識する第2の認識手段と、前記第1の認識手段と第
    2の認識手段からの検知信号によって前記取付部材の位
    置と前記電子部品の位置とを位置合わせするように前記
    アウタリードボンディングステージを駆動する駆動制御
    手段とを具備したことを特徴とするアウタリードボンデ
    ィング装置。
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