JPH03216927A - 電子部品保護用ヒューズ - Google Patents

電子部品保護用ヒューズ

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JPH03216927A
JPH03216927A JP1133590A JP1133590A JPH03216927A JP H03216927 A JPH03216927 A JP H03216927A JP 1133590 A JP1133590 A JP 1133590A JP 1133590 A JP1133590 A JP 1133590A JP H03216927 A JPH03216927 A JP H03216927A
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JP
Japan
Prior art keywords
melting point
point metal
metal element
low
varistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1133590A
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English (en)
Inventor
Atsushi Karasawa
唐澤 篤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1133590A priority Critical patent/JPH03216927A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主に雷などによるサージ電圧から機器を保護
するためのバリスタなどを保護する電子部品保護用ヒュ
ーズに関するものであり、特に継続的な過電圧あるいは
バリスタ劣化時の漏れ電流により、バリスタが発火ある
いは破壊しないように過電流を遮断するヒューズに関す
るものである。
従来の技術 従来、この種のバリスタなどの保護用ヒューズは、第5
図に示すような特性を有していた。第5図は例えばパリ
スタ保護用ヒューズの印加電流と溶断時間の関係(以下
!−T特性と呼ぶ。)を示す図であり、Icは被保護回
路の定常電流であり、■0はこのヒューズの最大不溶断
電流である。また、Inxは波尾長Ttのサージがn回
印加されたときの溶断電流値である。すなわち、このヒ
ューズは、波尾長Ttのサージがn回、保護しようとす
るバリスタに印加されたときの上記バリスタのサージ耐
量の規格値をIns,限界値をrnpとすると、Io 
> I C %かつ、Inp>Inx>Insとなるよ
うな特性を有する。
以上のような特性を有するバリスタ保護用ヒューズにつ
いて、以下その動作について説明する。
このバリスタ保護用ヒューズは第6図のように使用する
。第6図において、1はバリスタ、2はバリスタ保護用
ヒューズであり、3は被保護回路、電源ライン4a.4
bにそれぞれバリスタ保護用ヒューズ2、パリスタ1が
直列に接続され、その直列接続点と電源ライン4bとの
間に被保護回路3が接続されている。そして、定常状態
あるいはパリスタ1の規格値以内のサージが電源ライン
4a,4bに印加された場合には、バリスタ1はサージ
を吸収し、バリスタ保護用ヒニーズ2はその特性上、溶
断することなく、被保護回路3は正常に動作を続ける。
今、バリスタ1の規格値を大幅に超えるようなサージが
電源ライン4a,4bに侵入すると、バリスタ保護用ヒ
ューズ2はその特性上、瞬時に溶断し、バリスタ1の発
火あるいは破壊を防ぐことができる。
発明が解決しようとする課題 このような従来のバリスタ保護用ヒューズは、ヒューズ
の最大不溶断電流値が被保護回路の定常電流値よりもか
なり大きく、通信ラインに電力線が混蝕した場合などに
よる継続的な過電圧印加時、あるいはバリスタ劣化時な
どにおいて、上記ヒューズに流れる電流の値は、上記ヒ
ューズの最大不溶断電流値よりも小さいことが多い。こ
のためこのようなI−T特性を有する上記ヒューズは溶
断せず、上記バリスタに電流が流れ続け、ジュール熱に
より上記バリスタが発火するという課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、継続的な過
電流によって上記パリスタなどの電子部品が発火しない
ような、電子部品保護用ヒューズを提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の電子部品保護用ヒュ
ーズは、表面に絶縁層を有する抵抗素子と、上記抵抗素
子と電気的に直列に接続された低融点金属要素と、上記
抵抗素子の表面と上記低融点金属要素が密着するように
それらを覆うと共に、上記抵抗素子の発熱によって収縮
し、上記低融点金属要素を溶断させる熱収縮絶縁チュー
ブとで構成したものである。
作用 この構成により、低融点金属要素の最大不溶断電流より
小さい継続的な過電流が本発明の電子部品保護用ヒュー
ズに流れた場合、上記抵抗素子がジュール熱によって発
熱し、その熱によって上記低融点金属要素が溶融し、同
時に熱収縮絶縁チューブが収縮し、上記低融点金属要素
を溶断させ、絶縁物としての熱収縮絶縁チューブが上記
低融点金属要素に介入することによって、過電流を完全
に遮断することができる。すなわち、サージによる溶断
電流の値は変わらずに、最大不溶断電流の値を小さくす
ることができ、本発明のヒューズを例えばパリスタの保
護用として使用した場合、上記バリスタの発火を防ぐこ
とができることとなる。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例によるバリスタ保護用ヒ
ニーズの構造を示す図である。第1図において、5は例
えば金属酸化物のような抵抗素子で、接続リード線5a
.,5bを具備している。6は例えばガラスを材料とし
たような絶縁層で、抵抗素子5の表面をコーティングし
ている。7は例えば錫.鉛の共晶ハンダ線のような低融
点金属要素であり、この低融点金属要素7の一端と接続
リード線5bがカシメ8aによって接続され、低融点金
属要素7の他端と接続リード線9がカシメ8bによって
接続されている。10は熱によってその径が抵抗素子5
の径よりも小さく収縮するような熱収縮絶縁チューブで
、抵抗素子5の表面をコーティングしている絶縁層6の
表面と低融点金属要素7が密着するようにそれらを覆い
固定している。
以上のように構成されたバリスタ保護用ヒューズについ
て、以下その動作を説明する。本バリスタ保護用ヒュー
ズは第2図のように使用する。11はパリスタであり、
電圧に依存して抵抗値が変化し、サージを吸収する。1
2a,12bは例えば電源ラインであり、それぞれ接続
リード線9、バリスタ11の一端に接続され、パリスタ
11の他端と接続リード線5aが接続されている。さら
に、接続リード線5bと電源ライン12bが被保護回路
13に接続されている。通常は、接続リード線9と接続
リード線5bの間は短絡、接続リード線5bと電源ライ
ン12bの間はバリスタ11の特性上、高抵抗で開放に
近い状態になっており、被保護回路13には定常電流I
’ cが流れている。
今、低融点金属要素7の最大不溶断電流1’ oと、波
尾長Ttのサージがn回、このパリスタ11に印加され
たときのバリスタ11のサージ耐量の規格値をI’ n
s,限界値をI’ npとした場合、波尾長Ttのサー
ジがn回印加されたときの低融点金属要素7の溶断電流
値1’ nxが、■′ 0〉1’  c,かつ、I’ 
np>I’ nx>I’ nsとなるI−T特性を有す
るように低融点金属要素7の材質と線径を設定する。従
って、定常状態あるいは規格値以内のサージが電源ライ
ン12a,12bに印加された場合は、パリスタ11は
サージを吸収し、低融点金属要素7は溶断せずに、被保
護回路13は正常に動作を続け、バリスタ11の規格値
を大幅に超えるようなサージが電源ライン12a,12
bに侵入してくると、低融点金属要素7が自己発熱によ
って瞬時に溶断し、パリスタ11の発火あるいは破壊を
防ぐことができる。
この回路で、高圧線の混蝕などによる電源ライン12a
.12bへの継続的な過電圧印加時、あるいはパリスタ
11の劣化時などにより、継続的な過電流がバリスタ1
1に流れると、熱抵抗がパリスタ11のそれよりも大き
な値を有する抵抗素子5は発熱し、これにより低融点金
属要素7が溶融し、同時に熱収縮絶縁チューブ10が径
方向に収縮して、溶融している低融点金属要素7が熱収
縮絶縁チューブ10の径方向への収縮力によって外へ押
し出され、低融点金属要素7は熱収縮絶縁チューブ10
を間にはさんで2つに分離される。
すなわち、バリスタ11に流れていた過電流は、絶縁物
である熱収縮絶縁チューブ10の低融点金属要素7への
介入によって、低融点金属要素7の分離後、アーク放電
することもなく完全に遮断される。従って、バリスタ1
1の発熱は止み、発火を防止することができる。
以上のように、本実施例のバリスタ保護用ヒューズは、
第3図に示すように、サージによる溶断電流1’nxの
値は変わらずに、本ヒューズの最大不溶断電流の値I’
oを小さくすることができ、バリスタ11の発火を防止
できる効果がある。第3図において、曲線Aは低融点金
属要素7のI一T特性、曲線Bは本ヒューズのI−T特
性である。
次に、本発明の第2の実施例について、第4図により説
明する。第4図は本発明の第2の実施例によるバリスタ
保護用ヒューズの構造を示す図である。第1の実施例と
の違いは、抵抗素子の表面をコーティングしている絶縁
層の表面と低融点金属要素が密着するようにそれらを覆
った熱収縮絶縁チューブを、所定の間隔で2つに分離し
た点である。第4図において、14は例えば金属酸化物
のような抵抗素子で、接続リード線14a,14bを具
備している。15は例えばガラスを材料としたような絶
縁層で、抵抗素子14の表面をコ−ティングしている。
16は例えば錫,鉛の共晶ハンダ線のような低融点金属
要素であり、この低融点金属要素16の一端と接続リー
ド線14bがカシメ17aによって接続され、低融点金
属要素16の他端と接続リード線18がカシメ17bに
よって接続されている。19a,19bは熱によってそ
の径が抵抗素子14aの径よりも小さく収縮するような
熱収縮絶縁チューブで、抵抗素子14の表面をコーティ
ングしている絶縁層15の表面と低融点金属要素7が密
着するよう、所定の間隔をおいてそれらを覆い固定して
いる。
このように構成されたバリスタ保護用ヒニーズの作用は
第1の実施例と同様であるが、第1の実施例に比べ、熱
収縮絶縁チューブを2ケ所で固定しているため、低融点
金属要素の溶断箇所が2箇所となり、より確実に継続的
な過電流を遮断できる。
なお、本発明の実施例では、低融点金属要素として錫,
鉛の共晶ハンダ線を用いたが、低融点金属要素としては
これに限定されるものではなく、また熱収縮絶縁チュー
ブを1箇所あるいは21所で固定しているが、その固定
箇所の数についても特に限定されないことはもちろんで
あり、さらにパリスタ保護用ヒニーズとして用いられて
いるが、その使用に際しては特にバリスタに限定されな
いことはもちろんのことである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、表面に絶縁層を有する抵
抗素子と、上記抵抗素子と電気的に直列に接続された低
融点金属要素と、上記抵抗素子の表面と上記低融点金属
要素が密着するようにそれらを覆うと共に、上記抵抗素
子の発熱によって収縮し、上記低融点金属要素を溶断さ
せる熱収縮絶縁チューブを設けることにより、サージに
よる溶断電流の値は変わらずに、最大不溶断電流の値を
小さくすることができ、本発明のヒューズを例えばバリ
スタの保護用として使用した場合、上記バリスタの発火
を防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例によるバリスタ保護用ヒ
ニーズの構造を示す正面図、第2図は同実施例による使
用例を示す回路図、第3図は同実施例の印加電流と溶断
時間の関係を示す特性図、第4図は本発明の第2の実施
例による使用例を示す正面図、第5図は従来のバリスタ
保護用ヒューズの印加電流と溶断時間の関係を示す特性
図、第6図は同バリスタ保護用ヒューズの使用例を示す
特性図である。 5.14・・・・・・抵抗素子、6,15・・・・・・
絶縁層、7,16・・・・・・低融点金属要素、10.
19a,19b・・・・・・熱収縮絶縁チューブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  表面に絶縁層を有する抵抗素子と、上記抵抗素子と電
    気的に直列に接続された低融点金属要素と、上記抵抗素
    子の表面と上記低融点金属要素が密着するようにそれら
    を覆うと共に、上記抵抗素子の発熱によって収縮し、上
    記低融点金属要素を溶断させる熱収縮絶縁チューブとで
    構成された電子部品保護用ヒューズ。
JP1133590A 1990-01-19 1990-01-19 電子部品保護用ヒューズ Pending JPH03216927A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000045409A1 (fr) * 1999-01-29 2000-08-03 Hokuriku Electric Industry Co., Ltd. Unite fusible
EP3989256A1 (en) * 2020-10-21 2022-04-27 SolarEdge Technologies Ltd. Thermal fuse

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000045409A1 (fr) * 1999-01-29 2000-08-03 Hokuriku Electric Industry Co., Ltd. Unite fusible
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US11881371B2 (en) 2020-10-21 2024-01-23 Solaredge Technologies Ltd. Thermal fuse

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