JPH0453103A - 安全保障機能付サージ吸収器 - Google Patents

安全保障機能付サージ吸収器

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JPH0453103A
JPH0453103A JP15900990A JP15900990A JPH0453103A JP H0453103 A JPH0453103 A JP H0453103A JP 15900990 A JP15900990 A JP 15900990A JP 15900990 A JP15900990 A JP 15900990A JP H0453103 A JPH0453103 A JP H0453103A
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JP
Japan
Prior art keywords
melting point
heat
metal element
low melting
point metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP15900990A
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English (en)
Inventor
Atsushi Karasawa
唐澤 篤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0453103A publication Critical patent/JPH0453103A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、雷などによるサージ電圧から機器を保護する
ための安全保障機能付サージ吸収器に関するものであり
、特に継続的な過電圧に対しては、サージ吸収素子およ
び被保護回路が発火しないように過電流を遮断する要素
を備えた安全保障機能付サージ吸収器に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種のサージ吸収器は、第6図に示すような構
成であった(例えば、特開昭50−76551号公報に
示されているようなサージ吸収器がある)。第6図にお
いて、1は円板状のサージ吸収素子、2aおよび2bは
その両面に設けられた電極であり、弾性を有するリード
線3゜4が低融点ハンダ5で電極2aに接続され、リー
ド線6は高融点ハンダ(図示せず〉で電極2bに接続さ
れτ゛いる。さらに、リー ドtls:3.4−,6は
支持体′7の接続端心8,9.10117それぞれ接続
固定されている6 以上のように構成されたサージ吸収器に−)いて、以上
その動作についで説明する。こ0)サージ吸収器は第7
図のように使用4−る。すなわち、第7図において接続
端子8,9を電源11に接続し、接続端子9,10を被
保護回路12に接続“4る。ぞしで、通常は接続端;’
8.10間は短絡、接続端T8.9間は高抵抗で開放(
こ近い状態(、ニなっており、電源ラインにサージ電圧
が発生lまた場合、サージ吸収器子1は低抵抗となり、
接続端デー8.9間は短絡に近い状態になり、サージ電
流は被保護回路12を流れずに接続端′:f−8.9間
ろ。
がすれ、サージを吸収する。この回路において、継続的
な過電圧が電源ラインに印加されると、継続的な過電流
がサージ吸収器子−1に流れ、サージ吸収素子]が発熱
して低融点ノ\ンダj″)が溶け、第8図に示すように
弾性を有4−るリード線3,4が矢印のよ・うに電極2
aから離れ、サージ吸収器f1お、よび被保護回路12
が電源1jからabr−れるごととなる。
発明が解決しよ・うとAる課題 このような従来の構成では、継続的な過を流が→J−ジ
吸吸収素上流れた場合、低融点ハンダが溶融12、リー
ド線が接続されていた電極から離れるが、大電流のため
に1−記電極と離れた1′記り・−ド線との間でアーク
放電が起こり、過電流から」−記サージ吸収素子を完全
に遮断できずに、上記サージ吸収素子が発火するという
課題かあ−ノた。
本発明はこのような課題を解決するもので、継続的な過
電流から十記号−ジ吸収素子を完全に遮断することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、同心円筒状をした
内側面と外側面にそれぞれ電極を冶Wるバリスタ素体と
、上記バリスタ素体の外側面の電極と電気的に直列に接
続された低融点金属要素と、上記バリスタ素体の外側面
に設けられた電極と電気的に接続されないようにそのバ
リスタ素体の外側面と上記低融点金属要素が密着するよ
うにそれらを覆うと共に、上記バリスタ素体の発熱によ
って収縮し5、上7記低融点金属要素を溶断さゼ、かっ
1−記低融点金属要素との接触面の一部分もしくは数箇
所に開孔部を有した熱収縮絶縁チューブとで構成したも
のである。
作用 この構成により、継続的な過電圧が本発明の安全保障機
能付サージ吸収器に印加された場合、継続的な過電流が
バリスタ素体に流れ、上記バリスタ素体が発熱し、その
熱によって低融点金属要素が溶融し5、次いで熱収縮絶
縁チュ、−ブが収縮することによって上記低融点金属要
素を溶断させ、絶縁物としての熱収縮絶縁チューブが上
記低融点金属要素に介入することによって過電流を完全
に遮断し、上記バリスタ素体および被保護回路の発火を
防止することができる。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例による安全保障機能付サ
ージ吸収器の構造を示す正面図であり、第2図は同安全
保障機能付サージ吸収器の構造を示す斜視図である。第
1図および第2図において、21は同心円筒状をしたバ
リスタ素体、22゜22aはバリスタ素体21の外側面
、内側面にそれぞれ設けられた電極、23および23a
は接続リード線で、バリスタ素体21の画電極22.2
2aに直接接続されている624は例えばガラスのよう
な無機非金属材料からなる絶縁物で、バリスタ素体21
の表面の全部(もしくは一部)をコーティングしている
。25は例えば錫、鉛の共晶ノ\ンダ線のような低融点
金属要素であり、この低融点金属要素25の一端と接続
リード線23が例えばカシメ26などによって接続され
、低融点金属要素25の他端と接続リード線27が例え
ばカシメ26aなどによって接続されている。28は熱
によってその内周がバリスタ素体21の外周よりも小さ
く収縮するような1箇所に開孔部29を有する熱収縮絶
縁チューブで、バリスタ素体21の表面をコーティング
している絶縁物24の表面と低融点金属要素25が密着
し、開孔部29により2つに分割された部分28aおよ
び28bが低融点金属要素25と接触するようにそれら
を覆い固定している。また、本発明品は溶断の際の低融
点金属要素25の飛散防止および防湿効果のため、接続
リード線23.23a、27の先端部を残し、かつ少な
くとも低融点金属要素25の周囲が空洞となるように絶
縁樹脂などでケーシングされて用いられる場合が多いが
、第1図および第2図にはこれらを示していない。
以上のように構成された安全保障機能付サージ吸収器に
ついて、以下その動作を説明する。ここで、安全保障機
能付サージ吸収器は第3図のように使用する。第3図に
おいて、30は電源あるいは信号源で、本安全保障機能
付サージ吸収器の接続リード線23a、27に接続され
、31は被保護回路で接続リード線23.23aに接続
されている。そして、通常は接続リード線23と接続リ
ード線27の間は短絡、接続リード線23と接続リード
線23aの間は高抵抗で開放に近い状態になっている。
今、電源ラインあるいは信号ラインにサージ電圧が発生
した場合、バリスタ素体21は低抵抗となり、接続リー
ド線23と接続リード線23aの間は短絡に近い状態に
なり、サージ電流は被保護回路31を流れずに接続リー
ド線23と接続リード線23aの間を流れ、サージは吸
収される。
この回路で、高圧線の混触゛などにより継続的な過電圧
が電源ラインあるいは信号ラインに印加されると、継続
的な過電流がバリスタ素体21に流れ、バリスタ素体2
1は次第に発熱し、熱伝導性の良いガラスのような絶縁
物24によって、この熱が低融点金属要素25に伝わり
、低融点金属要素25が溶融する。これと同時に熱収縮
絶縁チューブ28の分割部分28a、28bのいずれか
あるいは両方が径方向に収縮して、溶融している低融点
金属要素25が熱収縮絶縁チューブ28の分割部分28
a、28bのいずれかあるいは両方の径方向への収縮力
によって外へ押し出され、低融点金属要素25は熱収縮
絶縁チューブ28の分割部分28a、28bのいずれか
あるいは両方を間にはさんで2つに分離される。すなわ
ち、バリスタ素体21を流れていた過電流は、絶縁物で
ある熱収縮絶縁チューブ28の分割部分28a、28b
のいずれかあるいは両方の低融点金属要素25への介入
によって、低融点金属要素25の分離後、アーク放、電
することもなく完全に遮断される。
従って、バリスタ素体21の発熱は止み、発火を防止す
ることができる。
以上のように本実施例の安全保障機能付サージ吸収器は
、継続的な過電圧によるバリスタ素体21および被保護
回路31の発火を防止できる効果がある。
次に、本発明の第2の実施例について、第4図および第
5図により説明する。第4図は本発明の第2の実施例に
よる安全保障機能付サージ吸収器の構造を示す正面図で
あり、第5図は同安全保障機能付サージ吸収器の構造を
示す斜視図である。
第1の実施例との違いは、熱収縮絶縁チューブに設けた
開孔部が1つではなく2つ設けられている点である。第
4図および第5図において、32は同心円筒状をしたバ
リスタ素体、33および33aはバリスタ素体21の外
側面、内側面にそれぞれ設けられた電極、34および3
4aは接続リード線で、バリスタ素体32の画電極33
.33aに直接接続されている。35は例えばガラスの
ような無機非金属材料からなる絶縁物で、バリスタ素体
32の表面の全部(もしくは一部)をコーティングして
いる。36は例えば錫、鉛の共晶ハンダ線のような低融
点金属要素であり、この低融点金属要素36の一端と接
続リード線34が例えばカシメ37などによって接続さ
れ、低融点金属要素36の他端と接続リード線38が例
えばカシメ37aなどによって接続されている。39は
熱によってその内周がバリスタ素体32の外周よりも小
さく収縮するような2H所に開孔部40,40aを有す
る熱収縮絶縁チューブで、バリスタ素体32の表面をコ
ーティングしている絶縁物35の表面と低融点金属要素
36が密着し、開孔部40および40aにより:3つ(
ご分割された部分39a、39bおよび039 Cが低
融点金属要素:36と接触4−るように、それらを覆い
固定しでいる。
このよ・うに構成4きれた安全保障機能イ4ザーシ吸収
器の作用は第1の実施例と同様であるが、第1の実施例
に゛比べ、熱収縮絶縁デユープの2箇所に開孔部を設0
でいるため、低融点金属要素の溶断箇所が3i所となり
、絶縁距離が良くなって、より確実に継続的な過電流を
遮断できる。また、溶断するまでの時間のばらつきを小
さくすることができる。
なお、本発明の実施例では、バリスタ素体の表向をコー
ティングしている絶縁物として、無機非金属材料の1つ
であるガラスを用いたが、絶縁物とし5てはこれに限定
されるものではなく、また低融点金属要素とI、て錫、
鉛の共晶ハンダ締を用いたが、低触点金属要素としては
これに限定されるものではなく、さらにはまた熱収縮絶
縁チューブの11所あるいは2@所に開孔部を設置」て
いるが、その開孔部の数についても限定されないことは
もちるんである。
また、本発明の実施例では、バリスタ素体の表面の全部
くもしくは一部)を絶縁物で・:j・−ンーイングし・
、その絶縁物の表面と低融点金属要素が密着する構成と
したが、これは絶縁物を省略し、バリスタ素体の外側面
の電極のない部分と低融点8属要素が直接密着するよう
な構成と1゜2てもよいものである。ただし、この場合
はバリスタ素体の外側面の電極と低融点金属要素との間
の間隔を絶V物が介在俟る構成の場合に比較して広くと
ることが必要であり、そのため電極面積を小さくゼざる
を得なくなることから、サージ耐量などの特性面が低]
することについての注意を必要と4る。
さらに、本発明は上記の5ような開孔部を有する熱収縮
絶縁デユープを所定の間隔をあけて2′Fi1所以上に
設ける構成とし、でもよく、この場合はより確実に機能
を発揮することかできることとなる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、同心円筒状をした内側面
と外側面にそれぞれ電極を有4るバリスタ素体と、上記
バリスタ素体の外側面の電極と電気的に直列に接続され
た低融点金属要素と、上記バリスタ素体の外側面に設け
られた上記電極と電気的に接続されないようにそのバリ
スタ素体の外側面と上記低融点金属要素が密着するよう
にそれらを覆うと共に、上記バリスタ素体の発熱によっ
て収縮し7、上記低融点金属要素を溶断さゼ、かつ」−
2低融点金属要素との接触面の一部分もしくは数M所に
開孔部を有した熱収縮絶間チューブとで構成されている
ことにより、継続的な過電圧によるバリスタ素体および
被保護回路の発火を防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
は同サージ吸収器の使用例を示す回路図、第8図は同サ
ージ吸収器の動作時の状態を示すTE面図である。 21.32・・・・・・バリスタ素体、22.22 a
。 33.33a・・・・・・電極、24.34・・・・・
・絶縁物、25.35・・・・・・低融点金属要素、2
8.39・・・・・・熱収縮絶縁デユープ、29,40
.40a・・・・・・開孔部。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名は同実施例
による構造を示す斜視図、第3図は同実施例による使用
例を示す回路図、第4図は本発明の第2の実施例による
構造を示す正面図、第5図は同実施例による構造を示す
斜視図、第6図は従来のサージ吸収器の構造を示す正面
図、第7図第2図 If  バリスタ素俸 〃、〃d 雷神 第 図 第4図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同心円筒状をした内側面と外側面にそれぞれ電極
    を有するバリスタ素体と、上記バリスタ素体の外側面の
    電極と電気的に直列に接続された低融点金属要素と、上
    記バリスタ素体の外側面に設けられた電極と電気的に接
    続されないようにそのバリスタ素体の外側面と上記低融
    点金属要素が密着するようにそれらを覆うと共に、上記
    バリスタ素体の発熱によって収縮し、上記低融点金属要
    素を溶断させ、かつ上記低融点金属要素との接触面の一
    部分もしくは数箇所に開孔部を有した熱収縮絶縁チュー
    ブとで構成された安全保障機能付サージ吸収器。
  2. (2)バリスタ素体として、表面の一部もしくは全部を
    絶縁物でコーティングしたものを用いてなる請求項1記
    載の安全保障機能付サージ吸収器。
  3. (3)2つ以上の熱収縮絶縁チューブを所定の間隔で設
    けた請求項1記載の安全保障機能付サージ吸収器。
JP15900990A 1990-06-18 1990-06-18 安全保障機能付サージ吸収器 Pending JPH0453103A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7595464B2 (en) 2003-11-20 2009-09-29 Panasonic Corporation Infrared ray lamp and heating apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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