JPH0321542A - カーラジオ等の設備を隠す安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のパネル好ましくはフロントパネルに
設置される設備特に力こラジオを外から見えないように
し、自動車からの窃盗の動機を構成しないようにしてそ
の窃盗を防止する安全装置に関するものである。

〔従来の技術〕

運悪くラジオ設備は自動車から盗まれることが多い。こ
の窃盗はその設備が見え易いために誘発されている。平
凡な解決法として使用者が携帯する取り外し可能なカー
ラジオがある。この解決法は確かに上記問題を解決する
が、カーラジオを連続して携帯することはやはり極めて
面倒であることも事実である。更に上述した取外し用の
装置により設備の性能が低下しそして急ブレーキ時に設
備が外れて搭乗者特に後席の搭乗者を傷付けたり設備が
壊れたりすることがあることも否定出来ない。

〔発明の課題〕

本発明の課題は自動車のフロントパネルの余剰空間に取
り付けることの出来る前述した形式の安全装置を提供す
ることである． この課題を解決するために本発明装置は，以下の構成、 少なくとも１つの外側向きの開口を有する第一の位置が
該開口から突き出た前面を有する動作位置に設備を保持
するように構成され，外側から隠れる第二の位置が設備
を安全な又は隠れた位置に収容するように構成されてい
る２つの近接した連通位置を有する自動車のパネルの一
つ好ましくはフロントパネルに挿入可能な構造を有する
設備用搭載ケースと、 前記設備を搭載ケースの前記第一の位置から前記第二の
位置まで駆動する案内手段と、前記′Ｈ備を前記第一の
位置から前記第二の位置まで移動させる駆動手段好まし
くは電気機械的駆動手段と より成る． この装置によるとラジオ設備がハウジングから取り外さ
れた印象を与えるので窃盗がなくなり、そして前記設備
を気にしながら車を離れる必要もなくなる． 第１の動作とルて，本発明装置は第一の位置から自動車
のパネルの内側に隠される搭載ケースの第二の位置まで
移動される。本発明においては、搭載ケースは本発明装
置の開口を閉じるゴミよけ又はカバーが設けられている
ことが好ましい．本発明の好適な実施例においては、搭
載ケースはほぼＬ字状で、Ｌ字状の各足部の深さは設備
の奥行寸法とほぼ同じ長さになっている．しかしながら
自動車のパネル構造を考慮すると、前記搭載ケースが設
備の奥行寸法のほぼ２倍の深さを有するほぼ直方体とす
ることが好ましい。

安全手段は搭載ケースの側壁の溝と設備のケーシングに
固定された案内柄とで構成される．駆動手段は電動機を
有しており、その出力は設備の前記柄に作動可能に接続
された接続棒を有する出力ピニオンを備えた歯車列に与
えられている。

他の実施例では、駆動手段は設備のケーシングに固定さ
れた電動機と協動している前記ガイド溝の一つの近傍に
設けられたラックであり、該電動機が駆動されると設備
のケーシング及び従って設備自体が前記ラックに沿って
移動せしめられる。

搭載ケースがＬ字状の場合は、前記ガイド溝及び前記ラ
ックもまたＬ字状となるであろうことは充分理解できる
であろう。もし反対に搭載ケースが直方体であれば、前
記ガイドとラックはほぼ直線状となる． 他の実施例においては、設備は第一の位置から第二の位
置に互いに摺動する一対のプラットフォームにより移動
する．一つのプラットフォームは設備をしつかり支持し
、他方は第二のプラットフォームと同一面にある又は垂
直な軸廻りに回転自在である． この場合、駆動手段は前記プラットフォームの相対移動
と前記軸廻りの第二のプラットフォームの回転用の索引
車輪に接続された少なくとも一つの電動機（４４）を設
けられている． 本発明は基本的には自動車のパネルに取り付けられるも
のであるが、このような目的に設計されたキャビネット
やパネルに設置されるビデオやオーディオ等を隠す家庭
用にも使用することが出来る。

他の特徴及び効果は具体例を示す図面と関連して以下の
記述により充分理解できるであろう。

〔実施例〕

第１図は設備が動作又は機能位置にある場合の本発明の
安全装置の部分断面における正面図、第２図は設備が安
全位置に隠された第１図の本発明装置を示す図、第３図
は設備が作用位置にある安全装置の他の実施例の斜視図
、第４図は設備が安全位置に隠された第３図の本発明装
置を示す斜視図，第５図は搭載ケースがほぼＬ字状であ
る第３図及び第４図の実施例と同様な本発明の他の実施
例を示す図、第６図は設備が動作又は機能位置にある安
全装置の他の実施例を示す図、第７図は設備が安全位置
に隠された第６図の安全装置を示す図，第８図及び第９
図は安全装置に対して垂直な軸によって生じる隠された
位置に向けて回動する第６図及び第７図の装置に似た実
施例を示す図である． 第Ｉ図及び第２図においては、本発明装置は近接し且つ
連通されており設備５を収納するように設計されている
第一の位置３及び第二の位置４と有する搭載ケース２を
形成するように自動車のパネル（図示せず）に挿入可能
なフレーム体１を有している。

操作されるために出て来る設備５の前面７が通過する少
なくとも１つのＣ８口６を有する第一の位置３は、設備
５を収納するため充分な延長部を有している。第二の位
置４は設備５を余裕を持つて収納させることが出来るよ
うに延長部を有しており且つ設備５を安全な又は隠され
る位置に収納するように設計されている。開口６が設備
５の前面７の進行により持ち上げられそしてＲａ５が第
二の位置４である隠される位置に戻ったときに下がる回
動カバー（図示せず）を有していることが好ましい。

搭載ケース２の側壁はその通路が第一の直線部９，第二
の曲線部１０及び直線終端部１１から成るガイド溝８を
有しており、このガイド溝８に設備５に固定された柄１
２を係合している。

第１図及び第２′図において、装置の駆動用に前記柄１
２が係合せしめられる溝Ｉ４を有する接続棒工３が設け
られている。それぞれの接続棒１３は電動機ｌ９によっ
て駆動される歯車列１８により駆動される歯車１５及び
１６に固定取付されている。安全装置の始動は電動機の
回転を反転させる要素によると同様に当業者にとって自
明なように適切な電気式スイッチ又は任意の他の公知手
段によって制御され、設備は２つの可能な方向に一方か
ら他方に移動せしめられる。

第１図及び第２図から明らかなように、設備５は第一の
位置３から外から操作されて隠された状態になるように
第二の位置４に移動され、またこの逆の移動をする。

第３図及び第４図は本発明の他の実施例を示し、搭載ケ
ース２０はほぼ直方体状であり、設備２３を収容するよ
うに設計されている２つの近接した連通位置２１及び２
２を有している。

前記第一の位置２１は設備２３の前部２５が動作用に突
出し得る少なくともｌつの開口２４を有している。

第二の位置２２は設備２３を隠される位置に収容するよ
うに設計されている。２つの位［２１及び２２は収容さ
れる設備２３の深さの少なくとも゛２倍の長さを有して
いる，，開口２４はピボット軸２７廻りに回動可能なゴ
ミよけドア２６を有していることが好ましく、そうする
とゴミよけドア２６は設備２３の進行により上昇し、設
備２３が安全な又は隠される位置に戻ると下降して開口
を閉じる。

搭載ケース２０の側壁の少なくとも一つには設備２３に
固定された柄２９が摺動する方向に沿ってガイド溝２８
が設けられている。更に前記ガイド溝２８の近傍には伝
達ベルト３３を介して電動機３２により駆動されるピニ
オン３１と噛み合うランク３０が設けられている。図示
するようにピニオン３１はフランジ３４により設備２３
にしつかり接続されている。このように電動機が回転す
ると、設備２３は第一の位置２ｌから隠される第二の位
置２２へと移動する。同様に電動機３２が反転すると、
設備２３は安全位置２２から前記位置２１まで移動し前
部２５が外方に突出して来る。当業者にとって自明なよ
うに本発明装置の制御は適切な従来のスイッチ装置によ
り達或される。

第５図に示されるように、搭載ケース３５がほぼＬ字状
を成していて、該搭載ケース内でガイド溝２８及びラッ
ク３０も同様にＬ字状にすることが好ましい。

設備２３を外部から操作できる第一の位置と設備２３が
隠される第二の安全位置との間を正逆どちらの方向にも
移動できることは明らかである。

第６図及び第７図は更に本発明の他の実施例を示すもの
であり、設備３６は第二のプラットホーム３８に摺動可
能に取り付けられた第一のプラットホーム３７にしっか
りと取り付けられている。この第二のプラットホーム３
８は該プラットホームと同一面にある軸３９の廻りを自
由に回転する。

第二のプラットホーム３８に対する第一のプラットホー
ム３７の摺動は、前記第一のプラットホーム３７に接触
し且つ前記第一のプラットホーム３７に設けられたガイ
ド溝４３を摺動する横断突起４２を有するフランジ４ｌ
に取り付けられた索引車輪４０により達或される。

この軸３９は電動機４４により回転駆動される。同様に
第一のプラットホーム３７の索引車輪４０も図示しない
電動機により駆動される。

第８図及び第９図は本発明の他の実施例を示し、第二の
プラットホーム３８の回転軸３９が該プラットホームに
対して垂直であること以外は第６図及び第７図に示した
実施例と完全に同じである。

上述した二つの場合において搭載ケースの寸法と形状と
は図示していないが前記プラットホーム３７及び３８の
移動と回転とが行われるようになっている。

前述したように、本発明装置の他の実施例において、本
発明装置の制御用の電動機の反転部材や電気スイッチは
当業者にとって自明なものであり、本発明の要部ではな
いので詳述しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は設備が動作又は機能位置にある場合の本発明の
安全装置の部分断面における正面図、第２図は設備が安
全位置に隠された第１図の本発明装置を示す図、・第３
図は設備が作用位置にある安全装置の他の実施例の斜視
図、第４図は設備が安全位置に隠された第３図の本発明
装置を示す斜視図、第５図は搭載ケースがほぼＬ字状で
ある第３図及び第４図の実施例と同様な本発明の他の実
施例を示す図、第６図は設備が動作又は機能位置にある
安全装置の他の実施例を示す図、第７図は設備が安全位
置に隠された第６図の安全装置を示す図、第８図及び第
９図は安全装置に対して垂直な軸によって生じる隠され
た位置に向けて回動する第６図及び第７図の装置に似た
実施例を示す図である。 図面中 ｌ・・・・フレーム体 ２・・・・搭載ケース ３・・・・第一の位置 ４・・・・第二の位置 ５・・・・設備 ６・・・・開口 ７・・・・前面 ８・・・・ガイド溝 ９・・・・第１の直線部 ｌＯ・・・・第２の曲線部 １１・・・・終端直線部 １２・・・・柄 １３・・・・接続棒 １４・・・・溝 ｌ５・・・・ギヤ ｌ６・・・・ギヤ １８・・・・ギヤ列 １９・・・・電動機 ２０・・・・搭載ケース ２ｌ・・・・連結部 ２２・・・・連結部 ２３・・・・設備 ２４・・・・開口 ２５・・・・前部 ２６・・・・ゴミよけドア ２７・・・・ピボット軸 ２８・・・・ガイド溝 ２９・・・・柄 ３０・・・・ラック ３１・・・・ピニオン ３２・・・・電動機 ３３・・・・伝達ベルト ３４・・・・フランジ ３５・・・・搭載ケース ３６・・・・設備 ３７・・・・第一のプラットホーム ３８・・・・第二のプラットホーム ３９・・・・軸 ４０・・・・索引車輪 ４ｌ・・・・フランジ ４２・・・・横断突起 ４３・・・・ガイド溝 ４４・・・・電動機

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　動作又は機能位置に設備（５、２３、３６）を保持
   するように構成されており少なくとも１つの外側向きの
   開口を有する第一の位置（３、２１）及び前記設備（５
   、２３、３６）を安全な又は隠される位置に収容して外
   側から隠される第二の位置（４、２２）との２つの近接
   した連通位置（３〜４、２１〜２２）に挿入可能な構造
   を有する設備（５、２３、３６）用の搭載ケース（２、
   ２０、３５）と、 前記設備（５、２３、３６）を前記第一の位置（３、２
   １）から前記第二の位置（４、２２）まで駆動する案内
   手段と、 前記設備（５、２３、３６）を前記二つの位置（３〜４
   、２１〜２２）との間で移動させる電気機械的駆動手段
   と を具備していることを特徴とするカーラジオ等の設備を
   隠す安全装置。 ２　搭載ケース（２）がほぼ直方体状であり、その高さ
   が設備（５）の高さのほぼ２倍であり且つその深さがそ
   の内部に収納される前記設備（５）の奥行寸法よりわず
   かに長いことを特徴とする請求項１に記載のカーラジオ
   等の設備を隠す安全装置。 ３　搭載ケース（２０）がほぼ直方体状であり、その深
   さがその内部に含まれる設備（２３）の奥行寸法の少な
   くとも２倍であることを特徴とする請求項１に記載のカ
   ーラジオ等の設備を隠す安全装置。 ４　搭載ケース（３５）がほぼＬ字状であり、その各足
   部の深さがその内部に含まれる設備（２３）の奥行寸法
   と少なくとも等しいことを特徴とする請求項に１記載の
   カーラジオ等の設備を隠す安全装置。 ５　搭載ケース（２、２０、３５）の第一の位置（３、
   ２１）の外側向きの開口（６、２４）に、第二の位置（
   ４、２２）から第一の位置（３、２１）及びその逆の移
   動時に設備（７、２５）の前部により作動される回動カ
   バー（２６）が設けられていることを特徴とする請求項
   １から４までのいずれか１項に記載のカーラジオ等の設
   備を隠す安全装置。 ６　案内手段が設備のケーシング（５）に設けられた柄
   （１２）と協動する搭載ケース（２）の側壁に設けられ
   た案内溝（８）として設けられていることを特徴とする
   請求項１から５までのいずれか１項に記載のカーラジオ
   等の設備を隠す安全装置。 ７　案内溝（８）の通路が第一の直線部（９）、第二の
   曲線部（１０）及び少なくとも直線終端部（１１）を有
   していることを特徴とする請求項１、２及び６のうちい
   ずれか１項に記載のカーラジオ等の設備を隠す安全装置
   。 ８　駆動手段が電動機（１９）、減速歯車列（１８）及
   び該歯車列（１８）の出力歯車（１５、１６）に設けら
   れた１対の接続棒（１３）を備えており、該接続棒（１
   ３）は設備（５）の柄（１２）が係合する溝（１４）を
   有していることを特徴とする請求項１、２、６及び７の
   うちいずれか１項に記載のカーラジオ等の設備を隠す安
   全装置。 ９　駆動手段が案内溝（２８）近傍のラック（３０）及
   び該ラックと噛み合い電動機（３２）の出力軸により直
   接又は間接に作動される可動ピニオン（３１）として設
   けられていることを特徴とする請求項１及び３から５ま
   でのいずれか１項に記載のカーラジオ等の設備を隠す安
   全装置。 １０　案内手段が２つの摺動可能に取り付けられた長手
   プラットフォーム（３７、３８）を有しており、第一の
   プラツトフオーム（３７）には設備（３６）がしつかり
   固定されており、第二のプラットフォーム（３８）が該
   プラットフォームと同一面にある軸（３９）廻りに回動
   可能であることを特徴とする請求項１記載のカーラジオ
   等の設備を隠す安全装置。 １１　第二のプラットフォーム（３８）がそれに垂直な
   軸（３９）廻りに回動可能であることを特徴とする請求
   項１又は１０項記載のカーラジオ等の設備を隠す安全装
   置。 １２　第一のプラットフォーム（３７）の索引車輪（４
   ０）及び第二のプラットフォーム（３８）の回動軸（３
   ９）に接続された少なくとも一つの電動機（４４）が駆
   動手段として設けられていることを特徴とする請求項１
   及び９から１１までのいずれか１項に記載のカーラジオ
   等の設備を隠す安全装置。