JPH03215096A - スクリーン印刷版 - Google Patents

スクリーン印刷版

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JPH03215096A
JPH03215096A JP976990A JP976990A JPH03215096A JP H03215096 A JPH03215096 A JP H03215096A JP 976990 A JP976990 A JP 976990A JP 976990 A JP976990 A JP 976990A JP H03215096 A JPH03215096 A JP H03215096A
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JP
Japan
Prior art keywords
gauze
intermediate body
screen printing
foil
stencil
Prior art date
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Pending
Application number
JP976990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Mogi
雅男 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スクリーン印刷に用いるスクリーン印刷版の
構造に係わり、ステンシルと紗の間に間隙を保持する中
間体を介在せしめ、印刷画像の精度を向上させるスクリ
ーン印刷版に関する。
(従来の技術) 従来、スクリーン印刷におけるスクリーン印刷版は感光
性樹脂等からなるステンシルと、これを保持する絹、ナ
イロン、ポリエステル、ステンレス鋼等からなる紗、紗
を保持するチェスと称する版枠とからなる。その他に、
金属板をエッチング孔開け加工したメタル版等も用いら
れている。
紗を用いる版の場合、紗の糸の線径はおおよそ30〜1
00μmであり、これらのスクリーン印刷版を用いて印
刷すると、一般にこれらの値より精細な図柄は印刷でき
ないと言われている.その理由は、紗の糸がインキの出
口を妨害するからである。精細な図柄を印刷するには紗
の糸の線径をさらに細く、紗の織をさらに細かくするこ
とが行われている.しかしスクリーン印刷の作業にはイ
ンキをステンシルより押し出すためにスキージーを版上
に押しあてながら摺動させる必要がある。
この時の力に対して、紗はステンシルを歪ませないよう
耐える必要があり、極端な細い糸の紗は使用に耐えない
。一方、アモルファス金属等強固な細い糸にて紗を製造
することも提案されているが、極めて高価で実用性に乏
しいものとなってしまう.そこで現状として紗の線数と
して1インチ当たり200より400本程度、糸の径と
して20〜40μmの紗が多用されている。これらの版
にて精細な図柄を印刷すると、一般に50μmの線が印
刷できると言われている。しかし、生産安定性を加味す
ると100μm程度が限界というのが現状である。
一方、メタル版の場合は、パターンを保持する支持体は
金属板その物であり、スキージーの摺動力に抗してステ
ンシルを保持するには図柄及びパターンの配置に制約が
あり、薄い金属板であればスキージーの摺動の力に耐え
ず一般に50μm以上の板厚が必要とされている.この
板に孔開け加工するには数々の工夫がなされているが、
安価な工程であるエッチングにて行なう場合、サイドエ
ッチングによりエッジの歪みが生じやすい。また精細パ
ターンではパターンサイズによるエッチング速度差によ
り板厚の2倍程度のパターン幅の孔開け加工が限界とさ
れている。したがって、この版を用いた印刷では版の解
像度が精細パターンの限界となり、やはり100μm程
度と言われている。
ところで、金属板と紗を用いた版の特徴を活かしたもの
に米国ラインヶ社製のメタライズド版がある。第3図に
それを示す.図において、ニッケル製のステンシル5は
ステンレス網製の紗3と、メッキ層4によって接合され
ている。このような構造では、パターン開口部6と紗3
とが、非常に接近した状態で配置されることがあり、そ
の結果、インキの出が紗3によって妨害されやすい。す
なわち、紗3を用いるため、画線のエッジは紗3の影響
を免れず、紗3の糸の部分がギザツキとなって正しいイ
ンキ膜が印刷されない.一方、紗の影響が出ないように
インキを調整等すると、紗の糸の部分以外が逆に太った
りする.それ故に、一般の紗を用いた版同様、せいぜい
50μmの線が印刷できる程度である。
一般の版もメタル版もステンシルを厚くすれば、紗の影
響によるギザツキや太りについて改善されるが、反面、
パターン開口部の画像精度がサイドエッチングにより悪
くなる. 〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、以上の従来技術の問題点を考慮し、パターン
の解像度を確保しつつ紗の影響によるギザッキや太りを
なくし、ステンシルをスキージーの摺動力に抗して保持
することについても、図柄及びパターンの配置に制約が
ないスクリーン印刷版を供するものである. (課題を解決するための手段) すなわち、本発明は、ステンシルと紗との間に一定の間
隙を保つ中間体を介在させたことを特徴とするスクリー
ン印刷版である。
以下、図面を用いて説明する.上記目的を達するために
、本発明のスクリーン印刷版は、例えば、第1図(a)
に示す三層構造を持った金属製構造体を用いる.第1層
の箔lはニッケルもしくは銅等の金属箔である。圧延、
鍍金などの製法で作製されたものであり、将来ステンシ
ル5となる.その厚さは、2〜50μm程度の厚さを有
する。第2層の中間体2は、ニッケルもしくは銅等から
なり、格子状、蜂の巣状もしくは金属糸にて織った網体
等の開孔層であり、5〜50μmの厚さを有する.第2
層の中間体2は、圧延、鍍金等の手段により箔1と一体
的に作成するか、第1図(a)に示すように、メッキ層
4にて第1層の箔1と強固に接合されている。第3層の
紗3は、例えば、ステンレス網製の綱体であり、1イン
チ当たり50〜400本の線数である.第3層の紗3は
、箔1と一体になっている中間体2とメッキ層4にて強
固に接合されている。
第1図ら)に示すように、ステンシル5は、箔1にエッ
チングにてパターン開口部6を形成する孔開け加工を行
ない、さらに箔1に接合している部分のメッキ層4と第
2層の中間体2の一部もしくはパターン開口部6に対応
する部分全てを溶解除去して形成される。スクリーン印
刷版の作成順序としでは、ステンシル5を形成してから
チェスに張りつけてスクリーン印刷版としても、張りつ
けてからエッチングしてスクリーン印刷版としても、ど
ちらでも良好なスクリーン印刷版が得られる。
図面の第2図(a) (b)に本発明の他の実施例を示
す。
図によれば、中間体2“は板状体であり、一定の厚みを
有している。中間体2゜は、圧延、鍍金、接着等の手段
により、箔1と一体的に形成するのが良い。この例では
、中間体2゜の材質に、箔lよりもエッチングされやす
い金属を選択することが考えられる。そうすれば、第2
図(b)示すように、エッチングにてペターン開口部6
を形成した際、中間体2゛が大きくエッチングされ、イ
ンキの出の障害になることがない。用いるエッチング液
にもよるが、金属としては、箔1がステンレス鋼やニッ
ケルである場合、中間体2“に銅、銅合金などを用いる
と良い。
(作用) 本発明のスクリーン印刷版を用いて印刷を行えば、パタ
ーン開口部6と紗3の間には中間体2の厚さに相当する
間隔があり、故にパターン開口部6からのインキの流出
は、紗の影響を受けない。
その結果、得られる印刷物は、ギザッキ、かすれなどの
インキの移らない部分が発生せず、精細なパターンを再
現性良く印刷でき、シャープな印刷画線が得られる。
(実施例) 第1図(a) (b)および第2図(a) (b)に基
いて、スクリーン印刷版におけるステンシルが、ステン
シルを保持する紗から離れてかつステンシルの非画線部
にて紗と所々で接合するスクリーン版材料における各構
成について説明する. 箔1は、ニッケルもしくは銅等の金属箔で圧延、鍍金な
どの製法で作製された2〜50IImの厚さを持つもの
であり、好ましくはニッケルの鍍金金属箔で厚さは5μ
m程が良い。箔1の金属箔は厚さが薄くなると解像度は
向上するがスクリーン印刷版としての耐剛性が著しく悪
くなる。使用金属は電解析出ニッケル箔が好ましく、銅
はエッチング液組成によってはサイドエッチが多く解像
度と画線エッジのシャープさに欠ける.中間体2は銅も
しくはニッケル等の金属製の構造体であり、金属箔もし
くは格子状、蜂の巣状の孔の開いた金属箔または金属糸
にて織った紗である。中間体2の厚みとしては、5〜5
0μmが適当であるが、とりわけ、10〜40μmの厚
さの金属箔もしくは格子状、蜂の巣状の孔の開いた金属
箔が好ましい.金属糸を用いた紗を中間体2に用いるの
は、エッチング残りが発生し易い.中間体2は、箔1よ
りエッチングされやすいものを用いると良い。
箔lがニッケルの場合、銅製の金属箔を中間体2”に用
いると、塩化第二鉄エッチング液47ボーメ濃度を48
℃にて用いれば、箔1のニッケル穿孔後、速やかに中間
体2゜はエッチングされ、中間体2゛のエッチングファ
クターは1.7程度が得られる.しかし、この場合、ニ
ッケルのサイドエッチが発生するため、開口部6が当初
の設計寸法より10μm程度拡大する傾向にある.一方
、ニッケル製の箔1と銅の中間体2“のエッチングを分
けて、ニッケルのエッチング後−銅のみを選択的にエッ
チングする液を用いてエッチングすると、ニッケルのサ
イドエノチの発生量を1tIm程に抑えることができる
紗3は、線数200、線径45μmの金属製紗である。
紗3は通常のステンレス製紗を用いることができ、中間
体2があるため通常よりもさらに太い線径で線数の少な
い紗でも印刷に支障がなく用いることができる。以上の
層をメッキ層4にて接合した.メッキ層4は、銅、ニッ
ケル等を用いることができるが、箔1のエッチングによ
るパターン形状の変化の少ない銅が好ましい。
上記構造物をポジ型フォトレジストシップレー社製マイ
クロポジェットS−1400に浸した後、箔1の表面を
上にしてスピンコーターにてレジストを引き伸ばし成膜
させる。その後プレベータ、ボジパターンの焼き付け、
現像、ポストベークを行ない、塩化第二鉄エッチング液
(47ポーメ濃度)を48℃にて箔1をエッチングして
ステンシル5とした.このとき、中間体2が4μm程エ
ッチングされたが、さらに銅の選択的エッチング液によ
り、開口部6において中間体2が無くなるまで工,チン
グした。このときメッキ層4は中間体2と同時に溶解除
去されるが、非画線部のメッキ層4と紗3は、ポジ型フ
ォトレジストで被覆されているので、エッチング液によ
り腐食されることがなかった。中間体2のサイドエッチ
量については、中間体2の平面形状が第2図(a)に示
すような金属箔よりも、格子状、蜂の巣状の孔の開いた
板もしくは金属糸にて織った紗の方が少なく良好であっ
た。
こうして作製したスクリーン印刷版をチェスにとりつけ
て印刷に用いたところ、細線再現性が良好でメッシュに
よるパターンのギザッキも防止された印刷物が得られた
(発明の効果) 本発明のスクリーン印刷版は、パターンの解像度を確保
しつつ紗の影響による印刷物のギザッキや太りがなく、
ステンシルをスヰージーの摺動より保持するに図柄及び
配置に制約がない版であり、スクリーン印刷の限界と考
えられてぃる50t!m程の細線を再現{良く印刷可能
とした。またインキの印刷膜厚も細線パターンは太いパ
ターンに比べて薄くなるが、線幅30μm程のパターン
の細さまで太いパターンに比較しても安定であり、従来
のスクリーン印刷版に比べて均一な膜厚の印刷物が得ら
れる効果があった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスクリーン印刷版の一実施例を示し
、第1図(a)は開口部形成前の状態を示す断面図、第
1図(ロ)は開口部形成後の状態を示す断面図であり、
第2図は、本発明のスクリーン印刷版の他の実施例を示
し、第2図(a)は開口部形成前の状態を示す断面図、
第2図(ハ)は開口部形成後の状態を示す断面図であり
、第3図は、従来のスクリーン印刷版の一例を示す断面
図である。 1・・・・・・箔 2・・・・・・中間体 3・・・・・・紗 4・・・・・・メッキ層 5・・・・・・ステンシル 6・・・・・・開口部 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第2図(釦

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステンシルと紗との間に一定の間隙を保つ中間体
    を介在させたことを特徴とするスクリーン印刷版。
  2. (2)紗と、中間体付きステンシルとをメッキ層で結合
    したことを特徴とする請求項(1)記載のスクリーン印
    刷版。
  3. (3)中間体が、格子状、蜂の巣状、網状等の開孔層で
    ある請求項(1)または(2)記載のスクリーン印刷版
  4. (4)中間体が、板状体である請求項(1)または(2
    )記載のスクリーン印刷版。
JP976990A 1990-01-19 1990-01-19 スクリーン印刷版 Pending JPH03215096A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125650A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Bonmaaku:Kk スクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版及びその製造方法
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