JPH03215015A - 表面凹凸シートの製造方法 - Google Patents

表面凹凸シートの製造方法

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JPH03215015A
JPH03215015A JP2009972A JP997290A JPH03215015A JP H03215015 A JPH03215015 A JP H03215015A JP 2009972 A JP2009972 A JP 2009972A JP 997290 A JP997290 A JP 997290A JP H03215015 A JPH03215015 A JP H03215015A
Authority
JP
Japan
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resin
soluble
water
nozzle
alkali
Prior art date
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Pending
Application number
JP2009972A
Other languages
English (en)
Inventor
Michisuke Edamatsu
枝松 通介
Yoshihiko Hoshiide
芳彦 星出
Masaji Okamoto
正司 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業−Eの利用分野) 本発明は、光学材料等κ好適な表面凹凸シートの製造方
法k関する本のである。
なお本発明において表面凹凸y  }とは、押出し成形
Kよって得ることのできるレンチキュラーレンズ、リニ
アフレネルレンズンート、フリズムシ一トあるいはその
他の縞状の模様等の凹凸が表面に形成されているシート
を意味する。
(従来の技術) レンチキュラーレンズシ一トやライトコントロールシ一
トを合成樹脂で製作することは、しばしば行われている
が、所定の光学特定を得るためにy  }の表面に細か
なレンズやプリズム等の凹凸を正確に形成することが要
求される。
このようなシートは、熱可塑性樹脂シ一トを金型と重ね
合せ、加熱プレスして製作する方法が知られている。こ
の方法は、金型の凹凸面を正確に転写することができる
もの覧、加熱一冷却のサイクルが長く、製作k多の時間
を要し生産コストを軽減しえない面がある。
ところでこのようfkV−}を効率よ〈製作する方法と
しては、熱可塑性樹脂y}の押出し成形が知られている
が、細かな凹凸を正確釦賦形することは押出し条件の制
御等煩雑な手間を要し、凹凸が細かくなったシ、突出部
が尖鋭になったりすると、その再現性が十分でない憾み
があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのよう々状況に鑑み、熱可塑性樹脂の押出し
成形を用いながら、細かく複雑であって、たとえシート
の一方の面に設けられたものであっても、反ったり変形
したシすることがなく、所定の凹凸面を効率よく製造し
ようとするものである。
(1N題を解決するための手段) すなわち本発明は上記の如き課題を解決するため釦なさ
れたもので、その要旨とするとζろは、熱可塑性樹脂y
}を押出し成形して表面凹凸シートを製造する方法にお
いて、基材となる第1の樹脂層に凹凸を賦形する主流路
と、該凹凸面を覆う水溶性またはアルカリ可溶性の第2
の樹脂層の副流路とを有する共押出し口金装置より共押
出しし、しかるのち第2の樹脂層を溶解除去することを
特徴とする表面凹凸シートの製造方法にある。
以下、本発明を図面に従ってさらk詳細k説明する。
tIc1図ないし第4図は本発明の製造方法の一例を示
しているが、この例では第1の樹脂として透光性樹脂と
不透光性樹脂とを用いている。
図中(1′).(2へ(3)はいずれも押出し機で、(
1)が透光性樹脂を溶融し押出すための第1押出し機、
(2)が該透光性樹脂の一部を槙成する不透光性樹脂の
ための第2押出し機、(3)が水溶性またはアルカリ可
溶性の樹脂のための第3押出し機である。この例Kおい
ては、基材となる第1の樹脂を透光性樹脂と不透光性樹
脂の2つで構成しているため、3つの押出し機を用い3
種の樹脂を溶融混練しているが、第1の樹脂を透光性樹
脂だけで構成すれば当然κ押出し機は2つで十分であり
、爾後の流路も2つと表る。各押出し機によって溶融さ
れた樹脂は、それぞれの定量ポンプ(4), (5′)
.(6)に供給されて定量され、ヘッド(7)に送られ
る。そしてヘッド(7)および口金装置(8)内のそれ
ぞれの流路(q’).(1o)(11)を経て、まず第
1ノズル(12)よシ主流路となる表面凹凸を備えた基
材の層が形成される。
この例κおいては第6図の如き透光性樹脂(A)および
不透光性樹脂(B)からなるピツチPを有するライトコ
ントロールy  }を製作しているが、このピツチPは
遮光性や外光吸収層および投影画像の解像力を考慮して
決められるが、ファインピッチが望まれる場合は1一以
下、好ましくは(L1〜α5一程度にすることが可能で
ある。
またこのシートの厚さや幅は目的に応じて任意に決めら
れる。なおこのような凹凸面はy  }の両面K設ける
ことも可能である。
第3図において次に不透光性樹脂(Blが第2ノズル(
13)FC供給され、前記透光性樹脂(A)に形成され
た凹凸部の所定位置に遮光層あるいは外光吸収層として
ta6図(劫の如く形成される。この層はノズル形状に
よプ、強制的κ透光性樹脂(劾の凹凸に不透光性樹脂(
鮎が注入、積層が行われるため、凹凸がファイン化して
も精度よくかつ容易k形成されることとなる。
さラI/c第3ノズル(14)によって供給された水溶
性またはアルカリ可溶性樹脂(0)によって、前記凹凸
面が覆われる。この樹脂(0)は、第6図(C)の如く
微細な凹凸面を覆うことによシ押出し時のり一トを一時
的に断面矩形状して押出し時や冷却固化時に発生する変
形、不均一化を防止し、かつ凹凸面の使形を防止するた
めのものである。
この樹脂(0)はこのような目的を達成するために用い
られるので、上記の透光性樹脂(A)および不透光性樹
脂(B)より溶融粘度を低くすることが好ましい。
次k上記透光性樹脂(A)、不透光性樹脂(町および水
溶性またはアルカリ可溶性樹脂(0を、吐出ノズル(1
5)から同時的に共押出しし、冷却,固化して三層構造
シートとする。しかるのち水またはアルカリ液の噴霧装
置(16)によシ、樹脂(Q)を溶解除去し、引続き断
装置(17)によって所定寸法K切断してライトコント
ロールシ一トヲ48る。なおこの溶解除去は、切断後に
行ってもよい。
第5図は第3図で示した口金装置に縮小セル(1B)を
組込んだ例を示している。この縮小セル(18)は、嶽
紬な凹凸をさらにファイン化するのル(18)は内面が
滑らかなテーバーをなすものであり、合流した3つの樹
脂の流れは、その断面形状を保持しつ一相似形FC断面
形状を縮小させる。この縮小セル(18)は、矩形状の
断面のテーバーを形成するだけで済み、徽細な凹凸に加
工する必要がないので、ファイン化として極めて有利で
ある。
以上睨明した口金装置は、金属に対して一般的に行われ
ている機械加工や放電加工によって製作することができ
石。
第7図および第8図は、本発明の別の例を示す第6図に
相当する図である。とのうちの147図は両面にレンチ
キュラーレンズとしての微細凹凸面が形成された透過型
スクリーンの例で、透光性樹脂(船の観察側面には外光
吸収層となる不透光性樹脂(B)が形成されている。こ
のようなシートを作るためには水溶性またはアルカリ可
溶性樹脂(0)は同図(c)の如く両面を覆うようKす
るとよい。また第8図(幻は透光性樹脂(A)に不透光
性樹脂(13)が一部埋入するように構成されたライト
コントロールシ一トの例であり、同図は水溶性寸たけア
ルカリ可溶性樹脂(0)を両面に覆った状態を示してい
る。
本発明κ用いることのできる第1の樹脂としての透光性
樹脂としては、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ
塩化ビニル、ボリアミド、ポリエチレンテレフタレート
、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂あるいは
ポリプロビレン等が挙げられ、これらのうちアクリル樹
脂が透明性および耐候性に優れていて特に好ましい材料
といえる。
また必要忙応じて形成され遮光あるいは外光の吸収、反
射層となる不透光性樹脂としては、上記と同様の樹脂中
にカーボンブラック、酸化船、酸化チタンあるいは有機
顔料等を混練して用いることができる。
さらに上記,IE1の樹脂における微細凹凸等を覆うた
めκ用いられる水溶性またはアルカリ可溶性樹脂として
は、水またはアルカリに対する溶解性が高いと共に、1
@1の樹脂の溶融時の流動性より大きな流動性の樹脂を
選ぶことが望まシく、例えばポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリエチレンオ
キシド、ポリアクリルアミド、ポリメタクリル酸等の単
独または共重合体あるいは他の重合性化合物との共重合
体を挙げることができる。
(実施例) 以下、本発明の具体的な実施例としてライトコントロー
ルシ一トの製造方法を説明する。
実施例1 透光性樹脂として透明なポリメチルメタクリV − }
 (メルトインデックスVエ−5)、不透光性樹脂とし
てカーボンプラックを4重−llF4含むポリメチルメ
タクリレート、水溶性またはアルカリ可溶性樹脂として
メチルメIクI)V−}とメタクリル酸共重合体(メル
トインデックスM工H13 )をそれぞれ用いた。
そして第1図ないしta4図に示す装置(第1ノズルの
微細凹凸のピッチがIl5■)を用い、1g8図に示す
如き構造が幅が80側の3層の積層物を同時k共押出し
し、2W@/分の速度で引取ク水酸化ナトリウムの54
水溶液(温度50℃)を有効長1mの噴霧装置で被覆層
を溶解除去したのち、切断装置で長さ503に切断した
これκよプ徽細凹凸のピッチが5−で、反りや変形が表
〈断面形状が正確なライトコントロールシートが得られ
た。
実施例2 実施例1と同じ樹脂を用い、第1図,第2図,第4図お
よび第5図の装置(第1ノズルの微細凹凸のピッチがα
5■、縮小セルのテーバーが1 一)を用い、第7図に示す断面の幅20cInの積4 層物を押出し、実施例1と同様な方法により被覆層を除
去したのち、切断装置により長さ50αに切断した。
これによbe細凹凸であるレンチキュラーレンズのピッ
チがα125■でその形状が正確な透過型スクリーンを
得ることができた。
(発明の効果) 本発明は以上詳述した如き構成からなるものであるから
、押出し成形に伴う変形や反り等を生ずることなく徽軸
な凹凸面であっても所定の形状mb正確に製造すること
ができ、しかもこのようなシートを効率よく製造するこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の方法に用いる装置の概略的
な平面図、第2図は同じくその正面図、fjlg5図は
これに用いる口金装置の組立時の断面図、第4図は第3
図■−IV線断面図、第6図ないし第8図はそれそれ本
発明によって押出された積層物およびシートの一部を示
す断面図である。 (A)・・・・・透光性樹脂 (B)・・・・・不透性樹脂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性樹脂シートを押出し成形して表面凹凸シー
    トを製造する方法において、基材となる第1の樹脂層に
    凹凸を賦形する主流路と少なくとも該凹凸面を覆う水溶
    性またはアルカリ可溶性の第2の樹脂層の副流路とを有
    する共押出し口金装置を用い、それぞれの樹脂を溶融し
    て上記口金装置より共押出しし、しかるのち第2の樹脂
    層を溶解除去することを特徴とする表面凹凸シートの製
    造方法。 2、第1の樹脂として透光性樹脂と不透光性樹脂とを使
    用し、これらを同時に共押出しすることを特徴とする請
    求項第1項記載の表面凹凸シートの製造方法。 3、主流路と副流路とが合流したのち、流路の断面を縮
    少した共押出し口金装置を用いたことを特徴とする請求
    項第1項または第2項記載の表面凹凸シートの製造方法
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