JPH03214847A - 電子交換機の装置リセットシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子交換機を構成する各種の装置をリセットす
る電子交換機の装置リセットシステムに関する。

〔従来の技術〕

電子交換機は各種の装置から構成されており、これら装
置はそれぞれ配置されたマイクロプロセッサにより所定
のプログラムに従って制御されている。これらの装置は
、何らかの原因で処理に異常を生じた場合には、現在実
行している処理を中止し、正常状態に復帰させる必要が
ある。このような場合に各装置のマイクロプロセッサを
リセットすることが通常行われている。マイクロプロセ
ッサのリセットは、装置の例えば正面板に配置されてい
るリセットボタンを保守者が押すことによってその装置
のリセットを行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように装萱のリセットを行う場合、電子回路装置の
正面板等に配置されたリセットボタンを押してマイクロ
プロセッサをリセットする必要がある。このため、遠隔
地に存在する無人局において装置のリセットが必要とな
った場合、保守者が無人局まで出掛けてリセットボタン
を押さなければならず、非常に多くの時間と手間を必要
としていた。

そこで本発明の目的は、各装置のリセットを容易に行う
ことができる電子交換機の装置リセットシステムを提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の電子交換機の装置リセットシステムは、（ｉ）
電子交換機の各種機能を分担して処理する複数の処理装
置と、（１ｌ）これら処理装置から所定の処理装置を選
択してリセットを行う処理装置リセット手段とを具備し
ている。

すなわち本発明は、処理装置リセット手段からの遠隔操
作によって処理装置のリセットを行うようにしたもので
ある。

〔実施例〕

以下、実施例につき本発馴を詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例における電子交換機の装置リ
セットシステムの構成を示したものである。

電子交換機の装置リセットシステムは、リセット制御端
末１１を備えている。リセット制御端末１１は、操作者
によって所定のコマンドが入力されると、リセットする
処理装置を指定する所定コードの制御信号１２を出力す
る。リセット制御端末１１から出力された制御信号１２
は親局（ＨＯＳＴ）１３に供給されるようになっている
。

親局１３は、制御信号１２を受信してこれを中央制御装
置（ＣＰ）１４に供給する伝送制御装置（ＴＣ）１６を
備えている。中央制御装置１４は、リセットする処理装
置間の回線の接続を制御すると共に、制御信号１２を通
話路制御装置１７を介してネットワーク制御装置（ＮＷ
）１８に供給するようになっている。

ネットワーク制御装置１８は、端末制御装置（ＬＯＧ）
１９を介して親局１３の端末装置（ＬＭ）２１と接続さ
れている。また、ネッ｝・ワーク制御装置１８は親局デ
ィジタル伝送インタフェース（ＨＤＴＩＭ）２２を介し
てリモー１・局２３（ＲＬｔＪ）と回線２４で接続され
ている。ネットワーク制御装置１８はまた図示しない他
の局とやはり図示しない回線により接続されている。ネ
ノトワーク制御装置１８に供給された制御信号１２は、
端末制御装置１９と端末装置２１に、または親局ディジ
タル伝送インタフェース２２を介してリモート局２３に
供給されるようになっている。

リモート局２３は、リモート端末装置（ＬＭ）２６を備
えており、リモート端末制御装置２７（ＲＬＯＣ）を介
して回線２４と接続されている。

親局１３の通話路制御装置１７、ネットワーク制御装置
１８、端末制御装置１９、端末装置２１、親局ディジタ
ル伝送インタフェース２２、およびリモート局２３のリ
モート端末装置２６、リモート端末制御装置２７は、そ
れぞれ制御信号１２を検出する制御信号受信回路３　１
−１　７、３１−１８、３　１−１　９、３　１−２　
１、３１−２２、３１−２３、３　１−２　６、３１　
　２７を備えている。

第２図は制御信号受信回路の構成を示したものである。

処理装置（ＥＱＰ）３２に配置された制御信号受信回路
３ｌはオーダインタフェース（ＯＲＤＩＮＦ）３３を備
えている。オーダインタフェース３３はオーダパス（Ｏ
ＲＤ　　Ｂｕｓ）３４、３６と接続されている。オーダ
インタフェース３３は、供給される制御信号１２が自装
置を指定する信号か否かを検出すると共に、オーダバス
３６を介して他の処理装置に制御信号１２を転送する。

自装置を指定する制御信号１２を検出すると、オーダイ
ンタフェース３３はマイクロプロセッサ（μｐ）３７の
リセット端子（ＲＳＴ）にリセノトオーダ信号３８を供
給するようになっている。

リセット端子からリセットオーダ信号３８が入力される
と、マイクロプロセッサ３７は現在実行している処理を
中止して初期状態にリセットされる。

次に、このように構成された電子交換機の装置リセット
システムの動作について説明する。

リセット制御端末１１は、特定の処理装置３２のリセッ
トを指定するコマンドが入力されると、指定された処理
装置３２に対応したコードの制御信号１２を出力する。

ここで、リセットの指定をすることができる処理装置は
制御信号受信回路３１を備えた装置である。制御信号１
２は親局１３の電子交換機内の伝送制御装置１６を経由
して中央制御装置１４に送られる。更に、制御信号１２
は、儒号の内容により指定される所定の処理装置の制御
信号受信回路３１に送られ、その処理装置をリセットす
る。

いま、リモート端末制御装置２７のリセットを指定する
制御信号１２がリセット制御端末１１から出力されたも
のとする。制御信号１２は、通話路制御装置ｌ７、ネッ
トワーク制御装置１８および親局ディジタル伝送インタ
フェース２２の各制御信号受信回路３１を経由してリモ
ート局２３に供給される。

リモート局２３に供給された制御信号ｌ２は、オーダバ
ス３４を通じてリモート端末制御装置２７の制御信号受
信回路３１に入力される（第２図）。制御信号受信回路
３１では制御信号１２がオーダインタフェース３３に入
力されると共に、オーダバス３６を通じてリモート端末
装置２６等の他の処理装置に供給される。オーダインタ
フェース３３では入力した制御信号１２のコードを調べ
、信号が自装置であるリモート端末制？Ｂ装置２７を指
定していることを検出すると、リセットオーダ信号３８
のみを出力する。リセットオーダ信号３８は、リセット
端子（Ｒ　Ｓ　Ｔ）からマイクロプロセッサ３７に人力
される。マイクロプロセッサ３７はリセットオーダ信号
３８の人力によりリセットされ、これによってリモート
端末制御装置２７のリセットが完了する。

リモート端末制御装置２７のリセットを指定する制御信
号１２は、通話路制御装置１７、ネットワーク制御装置
１８および親局ディジタル伝送インタフェース２２等に
も供給されるが、これらの各オーダインタフェース３３
では制御信号１２のコードが自装置を指定していないの
で、リセットオーダ信号３８を出力しない。従って、こ
れらの各処理装置についてはリセットされない。

なお、以上説明した実施例では、リセット可能な処理装
置として親局とリモート局の特定の処理装置を示したが
、本発明ではこれらに限られず、所定の処理を行うマイ
クロプロセッサを備えた処理装置であれば、オーダイン
タフェースを配置することによりリセットすることがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発胡によれば、処理装置リセット
手段により所定の処理装置を選択してそのリセットを行
う構成としたので、遠隔地の無人局や親局における電子
交換機に配置された各処理装置のリセットを容易に行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第１図は電子交換機の装置リセットシステムの概略
構成図、第２図は制御信号受信回路の構成図である。 １１・・・・・・リセット制御端末、 １３・・・・・・親局、 １７・・・・・・通話路制御装置、 １８・・・・・・ネットワーク制御装置、１９・・・・
・・端末制御装置、 ２１・・・・・・端末装置、 ２２・・・・・・親局ディジタル伝送インタフェース、
２３・・・・・・リモート局、 ２６・・・・・・リモート端末装置、 ２７・・・・・・リモート端末制御装置、３１・・・・
・・制御信号受信回路、 ３３・・・・・・オーダインタフェース、３ ７・・・・・・マイ クロプロセッサ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電子交換機の各種機能を分担して処理する複数の処理装
   置と、 これら処理装置から所定の処理装置を選択してリセット
   を行う処理装置リセット手段 とを具備することを特徴とする電子交換機の装置リセッ
   トシステム。