JPH03213384A - 感熱転写記録方法、感熱転写記録装置、感熱転写記録媒体カセット、及び感熱転写記録媒体の記録パターン消去装置 - Google Patents

感熱転写記録方法、感熱転写記録装置、感熱転写記録媒体カセット、及び感熱転写記録媒体の記録パターン消去装置

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JPH03213384A
JPH03213384A JP2009775A JP977590A JPH03213384A JP H03213384 A JPH03213384 A JP H03213384A JP 2009775 A JP2009775 A JP 2009775A JP 977590 A JP977590 A JP 977590A JP H03213384 A JPH03213384 A JP H03213384A
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thermal transfer
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ink
recording
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Kunihiro Koshizuka
国博 腰塚
Toshihisa Takeyama
敏久 竹山
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、感熱転写記録方法、感熱転写記録装置、感熱
転写記録媒体カセット、及び感熱転写記録媒体の記録パ
ターン消去装置に関する。
口、従来技術 感熱転写記録は、感熱記録ヘッド(以下、単にヘッドと
呼ぶ。)の熱によって、カセット本体に収容された感熱
転写記録媒体(インクシート又はインクリボン)のイン
クを被記録媒体(記録紙)上に転写し、記録(印字)す
る記録方式であって、ライン方式とシリアル方式との2
方式に大別される。ライン方式では、ヘッドが移動せず
、ヘッドには記録紙の送り方向に直角の方向に多数(例
えば2000個)の発熱部が1列に並んで位置していて
、記録紙及びインクシートが送られながら1行分の印字
が同時になされ、次に記録紙及びインクシートが1行分
だけ送られてから次の行の印字がなされる。シリアル方
式では、ヘッドには記録紙の送り方向に沿う方向に1行
分の幅で多数(例えば24個)の発熱部が並んで位置し
ていて、ヘッドが記録紙の送り方向に直角の方向に移動
しながらインクリボンから記録紙へと1行分の印字がな
され、次に記録紙が次の行の位置へ送られると共にヘッ
ドが後退して記録紙から離れると共に元の位置に戻り、
次の行の印字がなされるようになっている。
第15図はライン方式におけるインクシート及び記録紙
の運動を説明するための装置要部のヘッド周辺部分の拡
大断面図である。
図示しない繰出しリールに巻回されたインクシート10
の先端側が丈夫な紙製の巻取りリール12Aに巻回され
、図示しない駆動装置によって、巻取りリール12Aに
嵌入する巻取り軸6Aが回転してインクシートが送られ
る。インクシート10は互いに対向するヘッド13とプ
ラテン16Aとの間を通っていて、記録紙15Aは、イ
ンクシート10とプラテン16Aとに挟まれ、ヘッド1
3の位置ではインクシート10と相対的に移動しないよ
うに送られるようになっている。印字時には、ヘッド1
3がインクシート10及び記録紙15Aをプラテン16
Aに押付け、ヘッド13の発熱によって印字が遂行され
る。
ヘッド13は次のような構造を有する。アルミニウムの
基板13Aに支持されたアルミナの基板13B上に例え
ば窒化タンタルからなる発熱体層13Fが被着していて
、発熱体層13Fの一方の端部には共通電極13Eが、
他方の端部には個別電極13Cが紙面に垂直方向に多数
設けられていて、表面は例えば窒化珪素のような耐摩耗
性の保護層13Dで覆われている。共通電極13Eと個
別電極13Cとが互いに離れて対向する位置に発熱部1
3aが形成される。図示しない駆動用ICからの個別電
極13Cへの選択的電気信号の印加によって発熱部13
aがドツト状に発熱し、この熱が発熱部13aに接触す
るインクシート10からインク10cが記録紙15A上
にドツト状に転写される。
インクシート10はインク層10aとこれを担持するポ
リエチレンテレフタレート(PET)のフィルム10b
とからなっていて、インクシート10がインク担持フィ
ルム10b側でヘッド13の発熱部13aに接触する。
そして、記録紙15Aがインクシート10のインク層1
0aに接触し、ヘッド13の押圧力によってプラテン1
6Aに押付けられる。発熱部13aの選択的発熱によっ
てインクシート10のインク層10aがドツト状に記録
紙15Aに転写され、印字によってインク10cが転写
されたインクシート10の位置ではインク10Cが抜け
て凹部10dが形成される。従って、インクシート10
には凹部10dによって記録パターンが形成されること
になる。その結果、使用済みのインクシートを調べるこ
とにより、記録内容を容易に知ることができる。シリア
ル方式〇感熱転写記録にあっても、同様にインクリボン
に記録パターンが残るのであるが、ライン方式では、1
枚のインクシートに行と列とが記録の形その侭に記録パ
ターンが形成されるので、特に記録内容を容易に知るこ
とができる。
記録された文書や図面が機密を要するものである場合、
記録に供されたインクシートやインクリボンはその侭廃
棄することができず、この始末に苦慮せねばならなくな
る。インクシート10は頑丈な巻取りリール12Aに巻
回されているのでシュレッダで簡単に裁断することがで
きず、焼却するとインク担持フィルム10bはPETで
できているので高熱を発して焼却炉にダメージを与える
ことになる。
ハ1発明の目的 本発明は、記録に供されたインクシート等の感熱転写記
録媒体から記録内容を知ることができず、機密保持が確
実になされる感熱転写記録方法、感熱転写記録装置、感
熱転写記録媒体力セント、及び感熱転写記録媒体の記録
パターン消去装置を提供することを目的としている。
二2発明の構成 第一の発明は、感熱転写記録媒体を用いて被記録媒体に
感熱転写記録を行うに際し、前記感熱転写記録に供され
た感熱転写記録媒体部分の記録面の異なる箇所を互いに
圧接する感熱転写記録方法に係る。
第二の発明は、感熱転写記録媒体を用いて被記録媒体に
感熱転写記録を行う感熱転写記録装置において、前記感
熱転写記録に供された感熱転写記録媒体部分の記録面の
異なる箇所を互いに圧接する感熱転写記録媒体圧接手段
が設けられていることを特徴とする感熱転写記録装置に
係る。
第三の発明は、感熱転写記録媒体を収容する感熱転写記
録媒体力セ7)において、感熱転写記録に供された感熱
転写記録媒体部分の記録面の異なる箇所を互いに圧接す
る感熱転写記録媒体圧接手段が設けられていることを特
徴とする感熱転写記録媒体カセットに係る。
第四の発明は、感熱転写記録に供された感熱転写記録媒
体の記録面の異なる箇所を互いに圧接する感熱転写記録
媒体圧接手段が設けられている、感熱転写記録媒体の記
録パターン消去装置に係る。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
先ず、第1図及び第2図によってインクシート(インク
リボンにあっても同様)の記録パターン消去の機構につ
いて説明する。なお、第15図と共通する部分には同じ
符号を付して表しである。
第1図はインクシートの記録パターン消去の要領を示す
拡大概略正面図である。ヘッド13によって印字に供さ
れたインクシート10は、ヒータを内蔵する対のロール
21A、21日間を通り、ローラ20に掛けられて再び
対のロール21A、218間を通り、巻取りリール(図
示せず)に巻取られる。インクシート10は、対のロー
ル21A、21日によってインク層10aの異なる箇所
が加熱されかつ圧擦し合うようになる。そして、第2図
に拡大図示するように、一方のインクシート部分の印字
によってインク層10aのインクが抜けて形成された凹
部10dは、ヒータ7による加熱と前記の圧擦とによっ
て他方のインクシート部分のインク層10aからインク
が供給され、仮想線で示す凹部10dが埋められて記録
パターンが消去される。従って、巻取りリールに巻取ら
れたインクシートから記録内容を読み取ることは、極め
て困難乃至は不可能になる。
対のロール21A、21Bの少なくとも一方は、第1図
に仮想線で示すように、揺動可能としてインクシートの
セットを容易ならしめるようにしている。また、対のロ
ール21A、21日は、ばね(図示せず)によって互い
に圧接するようにする。
以下、具体的な実施例を説明する。
実施炎上 この例は、ライン方式の感熱転写記録に、第一第二の発
明を適用した例である。
インクシートを収容したシートカセットは、記録装置本
体に着脱可能に固定される。
第4図はインクシート周辺部分の要部平面図、第3図は
第4図の■−■線断面図である。
カセット本体1Aにインクシート10が収容されてシー
トカセットC1が構成される。カセット本体1Aは上ハ
ーフ側半筒部2A及び3Aと下ハーフ側半筒部2B及び
3日とを有していて、上、下ハーフを合わせた状態で、
インクシート10を収容する筒状部が両側に形成され、
これら筒状部は上ハーフ側の半筒部2A、3Aと下ハー
フ側の半筒部2B、3日とに分割可能にしである。そし
て、半筒部2Aと3Aと;2日と3日とは、夫々両側端
部で角棒4A、4A;4日、4日によって連結されてい
る。このような構造から、角棒4A、4日と4A、4B
との間に空間9が形成される。
半筒部2A、2日からなる筒状体には両側壁5A、5A
間に巻取り軸6Aが回転可能に取付けられ、半筒部3A
、3日からなる筒状体には両側壁5B、5日間に繰出し
軸6Bが回転可能に取付けられている。巻取り軸6A、
繰出し軸6Bには、リール12A、12Bが夫々スプラ
イン方式によって着脱可能に固定されている。インクシ
ート10は、繰出し側のリール12Bに巻回され、先端
部が巻取り側のり−ル12Aに接続し、空間9で露呈し
ている。インクシートと各リール間にはリーダシートが
介在している。上、下ハーフは、半筒部3A。
3B側において左端で螺番8によって開閉可能にしてあ
り、インクシート10の交換を可能ならしめている。
シートカセット1が記録装置にセットされると、プラテ
ン16Aに支持されている記録紙15Aにインクシート
10の露呈部分が接触する。印字は次のようにしてなさ
れる。支持棒11に固定されたヘッド13が空間9を通
って下・降し、ヘッド13の押圧力によってヘッド13
とプラテン16Aとの間でインクシート10と記録紙1
5Aとが互いに圧接し、インクシート10と記録紙15
Aとがプラテン16Aの回転によって走行しながら印字
が遂行される。巻取り軸6Aの回転により、リール12
日に巻回されたインクシート10は、繰出し側の半筒部
3日の窓3日aから出てガイドローラ22に案内され、
第1図で説明したように対のロール21A、21Bを2
回通り(この間ローラ20Aに案内される)、記録パタ
ーンが消去されてから巻取り側の半筒部2Bの窓2日a
から筒状体に入り、リール12Aに巻取られる。
インクシート10がリール2Aに巻取られ尽くすと、カ
セット本体1Aからインクシート10を取立し、廃棄す
る。廃棄されるインクシートは記録パターンが消去され
ているので、機密保持が保証される。
インクシート10の走行速度は、記録紙15の走行速度
(即ちプラテン16Aの周速)に一致させる必要がある
。インクシートの走行速度は第5図に示す機構によって
一定に保たれる。
記録装置本体には2重の内壁17A、17日を設けてあ
り、外側の内壁17Bには減速器付きモータ18が固定
されている。減速器付きモータ18の軸19には平歯車
23が固定され、減速器付きモータ18の駆動による平
歯車23の回転は、これに噛合する平歯車24を介して
平歯車25Aを回転させる。平歯車25Aには上下のコ
イルばね29.29によって平歯車25日が同軸に、か
つ軸27に対して回動可能に圧接していて、平歯車25
Aの回転が平歯車25Bを同方向に回転させる。巻取り
軸6Aは内側の内壁17Aから図において左方へ貫通し
ていて、この右方突出部には平歯車25Bと噛合する平
歯車26が固定され、平歯車25Bの回転によって巻取
り軸6Aが回転し、図示しないインクシートを巻取りな
がら移動させる。平歯車25A、25日間の接触圧力は
、コイルばね29.29を受けるナツト28.28によ
って調節可能になっていて、インクシートの巻回数によ
ってその外径が変化しても平歯車25A、25Bが互い
に摺動してインクシートを一定速度で移動させられるよ
うにしである。
即ち、印字時にインクシートがヘッドに一定の押圧力で
圧接されていて、この一定の押圧力によってヘッドとイ
ンクシートとが相対的に一定速度で移動する。インクシ
ート巻取りの速度は、平歯車25A、258間の摩擦係
合によって平歯車25Bが一定速度で回転することによ
って一定に保たれる。インクシートの巻回数の変化によ
って巻取り軸6Aの回転速度が変化し、従って平歯車2
5Bの回転速度も変化することとなるが、平歯車25B
の回転速度と一定速度で回転する平歯車25Aの回転速
度との差は、平歯車25A、25Bの互いの摺動に吸収
される。
実施1 この例は、ライン方式の感熱転写記録に、第一第三の発
明を適用した例である。
第6図に示すように、シートカセットC2では、カセッ
ト本体1日の巻取り側半筒部2C内にガイドローラ20
A、20日及び対のロール21A、21Bを設け、第3
図のガイドローラ22を省略している。印字に供された
インクシート10は、半筒部2Cの窓2Caから巻取り
側部状体内に入り、ガイドローラ20Aを経由して対の
ロール21A、21日間を通り、ガイドローラ20Bに
案内されて再び対のロール21A、21日間を通り、リ
ール12に巻取られる。
即ち、インクシートの記録パターン消去手段(対のロー
ル21A、21B)を、記録装置にではなく、カセット
本体1Bに内蔵させている。その他は前記実施例1にお
けると同様であり、対のロール21A、21日による加
熱と圧擦により、インクシート10は記録パターンが消
去され、機密保持が保証される。
失隻桝ユ この例は、シリアル方式の感熱転写記録に、第、第二の
発明を適用した例である。
シリアル方式では、インクリボンを収容したリボンカセ
ットがキャリッジに搭載され、キャリッジの移動時に印
字が行われるようになっている。
第8図はリボンカセットを分離して示すキャリッジ及び
その周辺の斜視図、第7図はキャリッジようにキャリッ
ジ1A上にセットされる。
インクリボン41は、リボンカセ・ント30Aのカセッ
ト本体31内の左右対称位置に回転自在に軸支されたり
−ル32A、32Bに両端を巻設され、中間部をカセッ
ト本体31の前面中央に設けられた凹部33より外部に
露出している。インクリボン41の幅とカセット本体3
1の上下内面との間隙は、狭過ぎてはインクリボン41
が印字中にカセット本体31の上下面に擦られて巻取り
を重くしたり巻取り不良が発生し、広過ぎるとインクリ
ボン41が走行中に暴れて走行不良の原因になるので、
図示しないスリッピングシートを介装してこの間隙を出
来るだけ狭くすることが好ましい。35はリール32A
、328間に介装した千面略■字形の板ばねで、基端が
カセット本体31の下面に固定された支杆36に固定さ
れ、各先端がリール32A、32Bに巻かれたインクリ
ボン41の外周に圧接し、インクリボン41が走行中に
弛まないようにしている。
37A、37Aはインクリボン41を露出させる凹部3
3の外面に設けられたインクリボン通過窓の内接部に設
けられたガイドローラ、37日は4箇所に設けられたガ
イドピン、38.38は基端側を支持ピン39.39に
支持された板ばねで、板ばね38.38によってインク
リボン41の露出部には一定のテンションが付与される
キャリッジ50Aの上面5にはカセット本体31の前後
面凹部33.34が嵌合する突片54A、54Bが設け
られている。53は、インクリボン41と、これが露出
する凹部33との間に嵌入するヘッドで、発熱部の断面
構造は、第15図に示したライン方式のそれと同様であ
る。ヘッド53はその基端をキャリッジ50Aに傾動自
在に軸支され、図示しない傾動手段によって傾動し、イ
ンクリボン41を介して記録紙(第11図の15日)に
圧接して印字し、前述した記録紙の移動及びキャリッジ
50Aの復動時には記録紙から離れるようにしである。
52はヘッド53を支持するヘッド支持板で、放熱板を
兼ねている。
55A、55Bはキャリッジ50Aの上面に突出するリ
ボン巻取り軸、リボン繰出し軸で、リール32A、32
Bに係合する。巻取り軸20Aはり−ル32Aの下端面
に設けた貫通孔32Aaに、繰出し軸20日はリール3
2Bの下端面に設けた貫通孔32Baに夫々嵌入するよ
うに位置している。
第8図において、58はキャリッジ50Aに連結した歯
付ベルト57を周回させるキャリッジ走行用モータ、5
6はキャリッジ50Aの走行用ガイドレールで、キャリ
ッジ50Aの後面側に設けたピニオン61がラック59
と噛合していて、キャリッジ50Aの往動時にビニオン
61が回転し、ビニオフ610回転が平歯車62.63
.64.65を介して巻取り軸55Aを回転させるよう
にしである。キャリッジ50Aの右行(往動)時には巻
取り軸55A、リール32Aが回転してインクリボン4
1が矢印方向に移動してリール32Aに巻取られ、リー
ル32日はフリー回転してインクリボン41を繰出す。
インクリボンの記録パターン消去は次のようにしてなさ
れる。
第7図に示すように、カセット本体31の側壁の一部に
貫通孔31aを設け、貫通孔31aの内側に設けられた
対のガイドローラ40.40の一方を経由して印字に供
されたインクリボン41を貫通孔31aからカセット本
体31外に引出す。
キャリッジ50Aの上面52には貫通孔31a近くに対
のロール21C1210及びガイドローラ20C120
D、20Eが立設している。そして、カセント本体31
から外部へ引出されたインクリボン41は、ガイドロー
ラ20Dに掛けられて対のロール21G、21Dの間を
通り、ガイドローラ20Cに掛けられ、再び対のロール
21C121Dの間を通ってガイドローラ20Eに掛け
られ、貫通孔31aからカセット本体31内に導かれ、
他方のガイドローラ40を経由して巻取りリール32A
に巻取られる。上記のガイドローラや対のロールは第8
図では図示省略しである。対のロール21C121Dは
、ヒータを内蔵しており、少なくとも一方(この例では
21C)は、ばね(図示省略)によって他方のロールに
圧接していて、揺動可能にしてありインクリボンセツテ
ィングを容易ならしめている。
かくして、印字に供されたインクリボン41は、対のロ
ール21C1210による加熱と圧接とによって、前記
実施例1におけると同様に記録パターンが消去され、機
密保持が保証される。
第10図は記録装置の要部概略正面図、第11図は第1
0図の)N−XI線矢視拡大断面図である。
記録紙15日は祇押さえローラ69によってプラテン1
6Bに密着し、静止している。リボンカセット30Aを
搭載したキャリッジ50Aは、第10図において記録紙
15Bの左側から余白を残して右端に向かって実線矢印
で示すようにガイドレール56に沿って移動し、その間
にキャリッジ50Aに支持されたヘッド53によって記
録紙15B上に印字がなされる。
ヘッド53が記録紙15日の右端から余白を残した所定
の位置に達すると、ヘッド53は図示しない傾動手段に
よって僅か後退して記録紙15日から離れ、記録紙15
日に第11図に示す一点鎖線矢印で示すように1行分だ
け送られる。同時に、キャリッジ50Aは第10図に一
点鎖線矢印で示すように復動して元の位置に戻り、次の
1行の印字がなされる。
このような動作を繰返しながら、記録紙15B上に文章
、表、図形等が記録される。
次に、インクリボン走行の機構を、第8図の■lX5M
拡大断面図である第9図によって説明する。
上板51の後端側にはその端部から少し露出してピニオ
ン61が位置し、ピニオン61は図示しないワンウェイ
ベアリングを介して軸60に取付けてあって、キャリッ
ジ50Aの右行(往動)時にはラック59に噛合するピ
ニオン61が時計方向に回転すると共に軸60が時計方
向に回転する。
キャリッジ50Aの左行(復動)時にはピニオン61が
反時計方向に回転し、このときは軸60はワンウェイヘ
アリングにより回転せず静止している。ピニオン61の
下側には軸60に平歯車62が固定していて、キャリッ
ジ50Aの右行時にのみ平歯車62が時計方向に回転す
る。平歯車62の時計方向の回転は、これに噛合する平
歯車63を介して平歯車64Aを時計方向に回転させる
平歯車64Aには上下のコイルばね68.68によって
平歯車64Bが同軸に、かつ軸66に対して回動可能に
圧接していて、平歯車64Aの時計方向の回転が平歯車
64日を時計方向に回転させる。巻取り軸55Aは上板
51の上方から下方へ貫通していて、この下方突出部に
は平歯車64Bと噛合する平歯車65が固定され、平歯
車64Bの時計方向の回転によって巻取り軸55Aが反
時計方向に回転し、図示しないインクリボンを巻取りな
がら左方向に移動させる。平歯車64A、64日間の接
触圧力は、コイルばね68.68を受けるナツト67.
67によって調節可能になっていて、インクリボンの巻
回数によってその外径が変化しても平歯車64A、64
Bが互いに摺動してインクリボンを一定速度で移動させ
られるようにしである。
即ち、印字時にヘッドが移動するとき、インクリボンが
ヘッドに一定の押圧力で圧接されていて、この一定の押
圧力によってヘッドとインクリボンとが相対的に一定速
度で移動する。ヘッドの移動速度は一定にしてあり、イ
ンクリボン巻取りの速度は、平歯車64A、64日間の
摩擦係合によって平歯車64日が一定速度で回転するこ
とによって一定に保たれる。インクリボンの巻回数の変
化によって巻取り軸55Aの回転速度が変化し、従って
平歯車64Bの回転速度も変化することとなるが、平歯
車64Bの回転速度と一定速度で回転する平歯車64A
の回転速度との差は、平歯車64A、64Bの互いの摺
動に吸収される。
キャリッジ50Aの左行(復動)時には、ピニオン61
が反時計方向に回転するが、ワンウェイへアリングによ
って軸60は回転せずに静止するようにしてあり、従っ
て、巻取り軸55Aも回転せずに停止し、ている。
第7図に示すように、ヘッド53は傾動可能なヘッド支
持板52に取付けてあって、ヘッド支持板52は、非印
字時にはコイルばね52aによって後方に引張られてヘ
ッド53は記録紙から離れ、印字時には図示しないソレ
ノイドによって前方へ傾斜してヘッド53が記録紙に圧
接するようにしである。
実11引( この例は、シリアル方式の感熱転写記録に、第、第三の
発明を適用した例である。
第12図に示すように、リボン力セン)30日では、カ
セット本体31内に対のロール21C121D及びガイ
ドローラ30Cを設けている。対のロール21C121
0に内蔵されたヒータ(図示省略)は、キャリッジ50
日側から電力の供給を受けるようにしである。印字に供
されたインクIJ、f741は、カセット本体30日内
で対のロール21C1210間を通り、ガイYロー−7
200に案内されて再び対のロール21C,21日間を
通り、リール32Aに巻取られる。
即ち、インクリボンの記録パターン消去手段(対のロー
ル21C121D)を、キャリッジにではなく、カセッ
ト本体30Bに内蔵させている。
その他は前記実施例3におけると同様であり、対のロー
ル21C1210による加熱と圧擦により、インクリボ
ン41は記録パターンが消去され、機密保持が保証され
る。
実財l引i この例は、第四の発明の実施例である。
インクシートやインクリボンの記録パターンは、印字し
ながら消去するほか、1個のインクシートやインクリボ
ンを使いきってから別の記録パターン消去装置によって
消去するようにして良い。
第13図は使用済みのインクシートから記録パターンを
消去する装置の要部概略正面図である。
シートカセットC3は、台板90上に立設するブラケッ
ト91A、91Bに半筒部20,2Eが載置されて固定
される。側壁93に回転可能に取付けられた軸6C16
Dがリール12A、12日に夫々係合するように嵌太し
、軸6Dが図示しない駆動装置によって回転してリール
12日を回転させ、リール12Aに巻取られているイン
クシート10がリール12Bに巻戻される。このとき軸
6C及びリール12Aはフリー回転して印字済みのイン
クシート10を繰出す。側壁93にはヒータ内蔵の対の
ロール21A、21B1ガイドローラ20A、20日及
びガイドビン94が取付けられている。インクシート1
0は、半筒部2Dの窓2Daから外部に出て対のロール
21A、218間を通り、ガイドローラ20Aに案内さ
れて再び対のロール21A、218間を通り、ガイドピ
ン94、カイトローラ20Bに案内されて半筒部2Eの
窓2Eaを通ってリール12Bに巻戻される。
インクシート10は対のロール21A、21Bによる加
熱と圧擦とによって記録パターンが消去される。
インクシート10が全部リール12日に巻戻されたら、
上下ハーフを開いてインクシート10を取出してこれを
廃棄し、新しいインクシートと交換する。
第14図は使用済みのインクリボンから記録パターンを
消去する装置の要部概略平面図である。
リボンカセット30Gは、4個の駒形のガイド97によ
って台板96上に位置決めされて固定される。合板96
に回転可能に取付けられた軸55C155Dがリール3
2A、32Bに夫々係合するように嵌入し、軸550が
図示しない駆動装置によって回転してリール32日を回
転させ、リール32Aに巻取られているインクリボン4
1がリール32日に巻戻される。このとき、軸55C及
びリール32Aはフリー回転して印字済みのインクリボ
ン41を繰出す。台板96にはヒータ内蔵の対のロール
21C121D、ガイドローラ20F、20G、20H
及び対のガイドピン98.98が取付けられている。
インクリボン41は、カセット本体31のインクリボン
引出し用凹部33から取出され、一方のガイドピン98
及びガイドローラ20Hに案内されて対のロール21C
1210間を通り、ガイドローラ20Fに案内されて再
び対のロール21G、210間を通り、カイトローラ2
0G及び他方のカイトビン98に案内されて凹部33か
らカセット本体31内に入り、リール32Bに巻戻され
る。
インクリボン41は対のロール21C1210による加
熱と圧擦とによって記録パターンが消去される。
インクリボン41が全部リール32Bに巻戻されたら、
カセット本体31と共にインクリボン41を廃棄するか
或いはインクリボン41を廃棄して新しいインクリボン
と交換する。
以上のようにして、廃棄されるインクシートやインクリ
ボンからは記録パターンが消去されていて、機密保持が
保証される。
インクシート又はインクリボンの記録パターン消去は、
対のロールによる圧接力を大きくして加熱を省略して行
うことができる。対のロール間でインクシート又はイン
クリボンの異なる箇所が互いに逆方向に走行するので、
上記圧接力を大きくすると、インクシート又はインクリ
ボンが伸びることがある。然し、記録パターン消去後の
インクシート又はインクリボンは廃棄されるので、差支
えない。また、回転する対のロールに替えて、非回転の
対のブレードを使用することもできる。
へ0発明の効果 本発明に基づく感熱転写記録方法、感熱転写記録装置、
感熱転写記録媒体カセット、及び感熱転写記録媒体の記
録パターン消去装置は、いずれも、感熱転写記録に供さ
れた感熱転写記録媒体の記録面の異なる箇所を互いに圧
接するようにしているので、前記感熱転写記録によって
記録面の一方の箇所に凹部として形成された記録パター
ンが記録面の他方の箇所から記録面構成材料(例えばイ
ンク)を供給されて埋められ、記録パターンが消去され
る。その結果、使用済みの感熱転写媒体から記録内容を
読み取ることが極めて困難乃至は不可能となり、前記記
録内容が機密を要する内容であっても機密保持が保証さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明の実施例を示すものであって
、 第1図はインクシートの記録パターン消去要領を示す拡
大概略正面図、 第2図は第1図の部分拡大図、 第3図はライン方式の記録装置の要部断面図(第4図の
■−■線断面図)、 第4図は同じく要部平面図、 第5図はインクシート走行の機構を示す断面図、第6図
は記録パターン消去手段を具備するシートカセットを使
用したライン方式記録装置の第3図と同様の要部断面図
、 第7図はシリアル方式の記録におけるキャリッジ上のリ
ボンカセットの内部平面図、 第8図はシリアル方式の記録装置においてリボンカセッ
トを分離して示すキャリッジ及びその周辺の斜視図、 第9図はインクリボン走行の機構を示す断面図、第10
図はシリアル方式の記録装置の要部正面図、 第11図は第10図のXI−XI線線入大断面図第12
図は記録パターン消去手段を具備するリボンカセットの
内部平面図、 第13図はインクシートの記録パターン消去装置の要部
正面図(一部断面)、 第14図はインクリボンの記録パターン消去装置の要部
平面図(リボンカセット部分は内部平面図) である。 第15図は従来のライン方式の記録におけるインクシー
トの状態を示す拡大概略図である。 なお、図面に示された符号において、 1A、1B、1C130A、30B、30C・・・・・
・・・・カセット本体 6A、55A・・・・・・・・・巻取り軸6B、55B
・・・・・・・・・繰出し軸6D、55D・・・・・・
・・・巻戻し軸7・・・・・・・・・ヒータ 10・・・・・・・・・インクシート 10a・・・・・・・・・インク層 10c・・・・・・・・・転写されたインク10d・・
・・・・・・・インクシートの凹部(記録パターン) 12A、32A・・・・・・・・・巻取りリール12B
、32B・・・・・・・・・繰出しリール13.53・
・・・・・・・・感熱記録ヘッド15A、15日・・・
・・・・・・記録紙16A、16日・・・・・・・・・
プラテン21A、218;21C,21D ・・・・・・・・・対のロール 30A、30B、30C ・・・・・・・・・リボン力セッ 50A、50B・・・・・・・・・キャリッジC1、C
2、C3・・・・・・・・・シートカセ・ノドである。 ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感熱転写記録媒体を用いて被記録媒体に感熱転写記
    録を行うに際し、前記感熱転写記録に供された感熱転写
    記録媒体部分の記録面の異なる箇所を互いに圧接する感
    熱転写記録方法。 2、感熱転写記録媒体を用いて被記録媒体に感熱転写記
    録を行う感熱転写記録装置において、前記感熱転写記録
    に供された感熱転写記録媒体部分の記録面の異なる箇所
    を互いに圧接する感熱転写記録媒体圧接手段が設けられ
    ていることを特徴とする感熱転写記録装置。3、感熱転
    写記録媒体を収容する感熱転写記録媒体カセットにおい
    て、感熱転写記録に供された感熱転写記録媒体部分の記
    録面の異なる箇所を互いに圧接する感熱転写記録媒体圧
    接手段が設けられていることを特徴とする感熱転写記録
    媒体カセット。 4、感熱転写記録に供された感熱転写記録媒体の記録面
    の異なる箇所を互いに圧接する感熱転写記録媒体圧接手
    段が設けられている、感熱転写記録媒体の記録パターン
    消去装置。
JP2009775A 1990-01-18 1990-01-18 感熱転写記録方法、感熱転写記録装置、感熱転写記録媒体カセット、及び感熱転写記録媒体の記録パターン消去装置 Pending JPH03213384A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255564A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写システムまたは熱転写方法、および巻取装置または巻取方法
JP2012071423A (ja) * 2010-09-27 2012-04-12 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写システムおよび熱転写方法
JP2014076615A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写方法

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