JPH0321319B2 - - Google Patents

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JPH0321319B2
JPH0321319B2 JP57031311A JP3131182A JPH0321319B2 JP H0321319 B2 JPH0321319 B2 JP H0321319B2 JP 57031311 A JP57031311 A JP 57031311A JP 3131182 A JP3131182 A JP 3131182A JP H0321319 B2 JPH0321319 B2 JP H0321319B2
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JP
Japan
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mark
cutting
photoelectronic
sheet
detection
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JP57031311A
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Toshiaki Miura
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は切断すべき位置(切断マーク)が予め
印刷された段ボールシート等の板状材の切断装置
に於ける切断マークの検出装置に関するものであ
る。
第1図にこの種の切断装置の概略図を、第2図
にシートにプレプリントされた切断マークの概略
図を夫々示す。両図に示すように、切断マーク2
をプレプリントされたシート1はロータリ式の切
断装置3へ搬送される過程に於いて、マーク検出
用の光電子スイツチ4によつて切断マーク2が検
出され、デイジタルコントローラ5によつてシー
ト速度、シート移動量及び切断装置3のナイフ位
置、ナイフ速度等が演算され、この演算された信
号に基づいて制御装置6がDCモータ7を駆動制
御することにより、切断マーク2をめがけて切断
するものである。8は光電子スイツチ4とナイフ
の切断終了点までの距離L等のデータインプツト
及び運転、停止等の命令を行うための操作盤、9
は切断装置3とDCモータ7間の減速機、10は
DCモータ7に直結された速度フイードバツク用
の回転計発電機、11はナイフ軸に取付けられた
ナイフ位置フイードバツク用のパルス発信器、1
2は切断検知用の近接スイツチ、13はシートの
移動量を測定するための回転式の計測車、14は
計測車13に直結されたシート移動量を検出する
ためのパルス発信器を夫々示す。なお図中の矢印
Iはシート1の進行方向である。
この様な板状材の切断装置におけるシート1に
は切断マーク2以外に切断マーク2と誤判断され
る様なシート1のシミや印刷汚れ15が存在する
場合があり、誤動作の原因となる。これを防ぐた
めに、切断マークは従来次のような方式で検出し
ている。
(イ) 第3図a,bに示す如く、切断マークの検出
有効領域l=a+bを設け有効領域内の光電子
スイツチの検出信号のみを切断マーク信号とす
る方式。検出有効領域lは切断終了点から光電
子スイツチ4までの距離Lから(L−a)及び
(L+b)として演算され、シート1の移動量
が切断終了点からL−a点でマーク検出を開始
し、L+b点でマーク検出を終了する。
(ロ) マーク検出用の光電子スイツチがある決めら
れた長さの間検出し続けた場合、切断マークと
判断し、切断マーク信号を送出する方式。即
ち、第4図a,bに示す如く、検出すべきマー
ク幅をセツトし、セツトされた値以上の検出幅
であれば切断マーク2と判断する。第4図aに
於いて、17はマーク幅設定器、16はマーク
幅検出装置である。マーク幅検出装置16はマ
ーク検出用の光電子スイツチ4がONの間(切
断マーク検出中)にシート移動量検出用のパル
ス発信器14のパルス量が設定器17の値に達
すると切断マーク信号を出力する。パルス発信
器14のパルス量が設定器17の値に達する前
に光電子スイツチ4がOFFとなれば内部回路
(カウンタ)をリセツトし、切断マーク信号を
出力しない。設定すべきマーク幅αは実際の切
断マーク幅より小さい値をセツトする。
(ハ) (イ)、(ロ)の手段がマーク検出用の光電子スイツ
チをシート1の片側だけに用いたのに対し、第
5図a,bに示す如く、シート1の両側に各々
1個(計2個)の光電子スイツチ4を設け、シ
ート1の両側にプレプリントされた切断マーク
2を両方の光電子スイツチ4が同時に検出した
時、切断マーク信号を出力する方式。第5図a
中、18は光電子スイツチ4の2個のAND条
件を検出し、出力するための制御装置である。
(ニ) マーク検出用の光電子スイツチを2個設け、
第6図に示す如く、そのスポツト(光芒)2
2,23の位置関係がシート進行方向Iに対し
ては同列(同位置)で、且つシート1の幅方向
に対しては、マークの寸法内でfmmづらせた位
置に取付けて、2個の光電子スイツチが同時に
切断マーク2を検出した場合にのみ切断マーク
信号を出力する方式。
(ホ) 前述の(ニ)の方式が2個の光電子スイツチをシ
ート進行方向Iに対して同列に取付けたのに対
し、第7図に示す如く、マーク幅α内でシート
進行方向Iにhmmづらせて取付け、2個の光電
子スイツチが同時に切断マーク2を検出した場
合にのみ切断マーク信号を出力する方式。
ところが従来のこれらの方式は各々次の様な欠
点を有している。
(イ)の欠点(第3図a,b参照) 本方式は1回目の切断が真の切断マーク2を切
断したと仮定し、2回目以降は設定された有効領
域内のみのマークを検出しようとするものであ
る。従つて、運転開始後第1回目の切断マーク2
の検出は絶対ミスの無い検出でなければならぬ
が、運転開始後第1回目の切断マーク検出に於い
ては有効領域の判断ができないため(制御上、切
断検知にて有効領域演算用シート移動量の計測を
開始し、第3図a,bに於ける有効領域l=(L
+b)−(L−a)を演算するものである故)、最
初の1回目はこの有効領域回路を殺して検出させ
る必要があり、必らずしも真の切断マーク2を検
出するとは限らない。また、もしこの第1回目の
切断マーク2を誤検出すると以後の検出も全て誤
検出となる。従つて、本方式は運転最初のシート
1に誤検出となる様なシート1のシミや印刷汚れ
等が無い事が条件となる。さらに、有効領域内
(通常l=20〜40mmにセツトされる)でも、シー
ト1のシミや印刷汚れ等が無いとは限らず、確実
なマーク検出方式とは言えない。
(ロ)の欠点(第4図a,b参照) 本方式はマーク幅(通常4〜7mm)を検出する
ものである故、マーク幅は誤検出となる様なシー
トのシミや印刷汚れの大きさより大きくなければ
ならないが、マーク幅以上のシート1のシミや印
刷汚れがないとは限らず、確実なマーク検出方式
とは言えない。
(ハ)の欠点(第5図a,b参照) 本方式は切断マーク2をシート1の幅方向の両
端にシート進行方向Iに対してズレの無い様精度
よくプレプリントする必要が有り、シートのコス
トが高価となる。また検出精度、即ち切断精度
(段ボールシートプレプリント装置の場合、マー
ク中心から±1mm以内)に影響を及ぼす点とし
て、シート1の両端に印刷された切断マーク2の
シート進行方向Iに対する精度と共に、シート進
行方向Iに対する光電子スイツチ取付位置の確度
が上げられるが、光電子連続4の取付は非常に正
確さを要し、装置は複雑高価となる。
(ニ)の欠点(第6図参照) 通常の段ボールのシート1の切断装置に於いて
は、切断マーク寸法α=4〜7mm、β=20〜25mm
であるが、この様な切断マーク寸法内に2個の光
電子スイツチ4のスポツト(光芒)を入れる様に
取付けるには、光電子スイツチ4の外形寸法に制
限が必要である。即ち、非常に小さいものが要求
され、この様な産業機械に於いては現実的でな
い。またシート1に対して光電子スイツチ4を斜
めに取付けて切断マーク寸法内に2個のスポツト
を入れる方式も考えられるがマーク検出用の光電
子スイツチ4の検出感度は非常に微妙なものであ
り、少しのシート1のバタつき等でも誤動作しや
すくなり、信頼性が劣る。
(ホ)の欠点(第7図参照) (i) 前述の(ニ)の欠点と同じ (ii) 光電子スイツチ4のスポツト間隔hは一度固
定すると変更が困難である。即ち、切断マーク
幅が変わつた場合、検出すべき切断マーク幅、
即ちhを変更する場合、光電子スイツチ4の取
付間隔の変更が必要であり、簡単に対応できな
い。
本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み、段ボー
ルシート等の板状材の切断装置に於いてシートの
シミや印刷汚れ等による誤検出を防止し、正確に
切断マークを検出する検出装置を提供することを
その技術思想の基礎とするものである。かかる技
術思想を達成する本発明は連続走行する板状材に
付された切断マークを光電子スイツチで検出して
その切断マークの検出信号により切断位置を制御
して板状材を切断する板状材の切断装置におい
て、前記光電子スイツチを複数個夫々板状材の走
行方向及び幅方向にズラして配設するとともに、
最初の光電子スイツチの検出信号を次の光電子ス
イツチまでシート移動量検出用パルス発信器にて
追跡し両者の検出信号の重なりでのみ前記切断マ
ークの検出信号を送出する検出信号制御装置を有
することを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。なお従来技術と同一部分には同一番号を付
し重複する説明は省略する。第8図は本発明の実
施例を組込んだ切断装置を示し、また第9図はそ
の切断マーク検出用の光電子スイツチ(2個)の
スポツト(光芒)と切断マークとの位置関係を示
す。両図に示すように、シート1の切断マーク2
の検出は2個の切断マーク検出用の光電子スイツ
チ20,21と検出信号制御装置19とで行な
う。このとき2個のマーク検出用の光電子スイツ
チ20,21は、第9図の如く、各々のスポツト
(光芒)22,23がシート進行方向Iにemm、
シート1の幅方向に切断マーク寸法内でfmm共に
ずれた位置となる様に取付けられている。ここで
22は光電子スイツチ20のスポツト、23は光
電子スイツチ21のスポツトである。
かかる本実施例においては、シート1の進行に
従つて切断マーク2は先ず光電子スイツチ20
(スポツト22)にて検出され、ついでシート1
がemm移動した後光電子スイツチ21(スポツト
23)にて検出される。2個の光電子スイツチ2
0,21の間隔、即ちスポツト22,23の間隔
eはマーク幅αより大きい関係にある。簡単に言
えば光電子スイツチ20(スポツト22)がマー
ク2を検出した時、この信号をシフトレジスタを
用いた後述の装置にて追跡し、emm到達時点(設
定によつて変える事ができる)に光電子スイツチ
21(スポツト23)がマーク2を検出すれば、
この二者のAND条件で切断マーク信号とするも
のである。すなわち、マーク検出用光電子スイツ
チをシートの流れ方向及びシートの幅方向共にず
らせて2個取付け、最初の光電子スイツチ20が
マークを検出した後、次のマーク検出用光電子ス
イツチ21までの距離をシート移動量検出用パル
ス発信器14に追跡し、光電子スイツチ20が検
出したマーク信号を出力する。この時(即ちシー
トに印刷されたマークは光電子スイツチ21の位
置にある)、光電子スイツチ21がマークを検出
すればこの信号とのAND条件で切断すべき真の
マークとして、検出信号制御装置19は切断マー
ク信号を出力するものである。従つて片方の光電
子スイツチ20若しくは21がシート11のシミ
等をミスを検知しても、もう一方の光電子スイツ
チ20若しくは21が検出しない限り、誤検出と
はならない。
ここで第10図に基づき検出信号位置制御19
の更に具体的な構成を説明しておく。同図中、1
4はシート移動量検出用パルス発信器、20,2
1はマークセンサであるマーク検出用の光電子ス
イツチであり、これら以外は制御装置19の中味
を示し、24,25,26,27,28は18ビツ
トのシフトレジスタ、29,30,31は4ビツ
トのシフトレジスター、32は設定器で、光電子
スイツチ20,21のスポツト間隔emm、言い換
えれば光電子スイツチ20が切断マーク2を検出
した信号を追跡すべき距離を設定するものであ
る。33は出力段のAND素子である。
この第10図に示す回路を概略して説明する
と、シート1の流れ方向上流に設置された光電子
スイツチ20がマークを検出すると、そのマーク
信号が検出信号制御装置19内のシフトレジスタ
24〜31のアレイへ入力される。この後、シー
ト1が移動するたびシート移動量検出用パルス発
信器14がシート移動量に応じたクロツクパルス
を発生させ、このパルスがシフトレジスタ24〜
31のアレイへクロツクとして入力され、光電子
スイツチ20から入力されたマーク信号がこのパ
ルス数すなわちシート移動量だけシフトレジスタ
内を移動する。こうして、設定器32にて設定し
た移動量分のクロツクによりAND素子33まで
マーク信号が移動する。
一方、シート1の流れ方向下流に設置された光
スイツチ21が、シート1の上記設定器32によ
る設定移動量だけ下流に至つたマークを検出する
と、そのマーク信号がAND素子33へ入力され
る。そして、シフトレジスタ24〜31のアレイ
を経た信号とスイツチ21の信号とが同一時期に
AND素子33へ入力された時に限りAND素子3
3からマーク検出信号が出力される。
いま、ここで説明を容易にするために、 2個の光電子スイツチ20,21のスポツト2
2と23のスポツト間隔e=38mm 切断マーク幅α=4mm 光電子スイツチ20,21のスポツト幅=2mm パルス発信器14のシート移動量換算パルス間
隔=0.4mm/1パルス とする。
本例では切断マーク幅αでの検出及び切断マー
ク2内の1点での検出の二通り可能である。先
ず、切断マーク幅αでの検出の場合は、設定器3
2にその検出するマーク幅だけ実際の光電子スイ
ツチ20,21のスポツト間隔eよりずらせて設
定する。今この検出すべき切断マーク幅を2mmと
すると設定器32には38+2=40mmを設定する。
この場合、光電子スイツチ20が切断マーク2を
検出した時、その信号を40mm追跡した時点、即ち
シート1が40mm移動した時、その信号を出力(シ
フトレジスタ31のQ2出力;100パルス×0.4mm=
40mm)すれば、この信号と光電子スイツチ21
(スポツト23)の関係は、第11図に示す様に、
切断マーク2内で2mmずれた関係になる。この光
電子スイツチ20の追跡信号と光電子スイツチ2
1の検出信号のAND条件をAND素子33でとつ
て出力すれば、切断マーク幅αで検出した切断マ
ーク信号を得る事ができる。ここで、設定値を実
際のスポツト間隔eより2mmずらせて設定したの
は、2mm以上のマーク幅の場合に限り、切断マー
ク信号を出力しようとするものである。すなわ
ち、マーク幅が2mm以下の場合はシートのシミや
汚れと判断されたマーク信号は出力されない。例
えば、シートのシミや汚れの幅が0.8mmの場合、
第12図aの如く設定器32の設定端子31Q2
の出力パルスと光電子スイツチ21のPE−2の
出力パルスとは重なることなくマーク信号は出力
されない。なお、第12図a中上記設定端子31
Q2の出力パルス(光電子スイツチ20のPE−
1でのパルスを40mm追跡後のパルス)と光電子ス
イツチ21のPE−2の出力パルスの重なり
(AND出力)が切断マーク信号である。このとき
設定器32には38−2=36mmを設定しても同様な
検出が可能である。また検出すべき切断マーク幅
αは製品の切断マーク幅が変わつても光電子スイ
ツチ20,21の取付間隔を変える事なく、設定
器32によつて容易に可変できる。一方、切断マ
ーク1内の1点での検出をする場合は、設定器3
2には実際の光電子スイツチ20,21のスポツ
ト間隔e=38mmを設定すれば良い。即ち、光電子
スイツチ20の追跡信号はシフトレジスター30
のQ1信号(95パルス×0.4mm=38mm)を取り出せ
ば良い。
ここで、切断マーク幅αでの検出を採用したの
は次の理由による。シート1は、その走行過程に
於いてマシンの幅方向(シートの幅方向)に蛇行
する。このシート1の蛇行により2つの光電子ス
イツチ20,21のいづれかがマーク寸法βをは
ずれるとミス検出となる。これをさける為、この
シート1の蛇行を考慮する必要があることから2
個の光電子スイツチ20,21のシート幅方向の
間隔fには制限がある。即ちfをあまり大きな間
隔にはセツトできない。
切断マーク内の1点の検出では、シート1の幅
方向に光電子スイツチ20,21の間隔fより大
きなシートのシミや汚れ等があつた場合ミス検出
となる。よつて、切断マーク幅αで検出すればこ
の誤検出となる様なシートのシミや汚れはシート
の幅方向の大きさだけでなく、さらにシートの流
れ方向に余裕ができる。このシートの流れ方向の
シミや汚れは切断マーク幅αより小さければ誤検
出とならない。
なお、第10図に於いて、CPはシフトレジス
ター24〜31のクロツクパルス入力、Dはデー
タ入力、Q1〜Q18はシフトレジスター24〜31
のビツト対応出力、CLはリセツト入力端子を
夫々示す。以上を切断マークの検出をまとめれ
ば、光電子スイツチ20による第20図bイに示
す20PE−1の出力パルスを基準にして、上記
切断マーク2内の1点での検出では、第12図b
イに示すように設定器32の設定値が38mmである
ので、光電子スイツチ21による21PE−2が
38mm間隔AND素子33のマーク出力が得られる
という基本パターンの他、 上記切断マーク幅αでの検出では、第12図b
ロの如く設定器32の設定値が40mmであるので、
光電子スイツチ21による21PE−2の38mm間
隔との重複をとり、AND素子33には2mmずれ
たマーク出力が得られる。
更には、第12図bハの如く設定器33の設定
値が36mmであるとき、光電子スイツチ21による
21PE−2の38mm間隔との重復部分をとつて
AND素子33に2mmずれたマーク出力が得られ
る。
なお、第12図bイ,ロ,ハにて20PE−1
の出力パルスでは、光電子スイツチ20によるス
ポツト22によるマーク検出開始状態を模擬的に
示し、21PE−2の出力パルスでは、光電子ス
イツチ21によるスポツト23によるマーク検出
状態を模擬的に示している。
第9図、第11図に示す本実施例では第6図、
第7図に示すように光電子スイツチを2個取付
け、この2個の光電子スイツチの出力パルスの
ANDを採る場合、マーク幅を大きくとり、光電
子スイツチ2個のスポツト間隔以上のマーク幅が
要求されたり、非現実的なセンサ配列やマーク印
刷に制限が発生するという欠点は除かれ、シート
進行方向及びシート幅方向にセンサ設置の為の制
限がなくひいてはマーク印刷の制限もなくなる。
検出信号制御装置19のマーク検出方式は2個
の又は1個の光電子スイツチ20,21がある設
定された切断マーク幅以上連続して検出した場合
のみ切断マーク信号を出力する。即ち、設定され
た値以下及び切断マーク幅は設定値以上でも途中
で途切れている場合(連続していない場合)は切
断すべきマークで無いと判断する方式も可能であ
る。第13図は光電子スイツチ20,21が共に
ある設定された値以上、連続して切断マーク2を
検出した場合にのみ切断マーク信号を出力する検
出信号制御装置19のブロツク図である。同図に
おいて、14はシート移動量パルス発信器、20
と21はマーク検出用の光電子スイツチ、34,
35,41,42,43,44,45,48,4
9,52,53,54は4ビツトシフトレジス
タ、37,38,39,40は18ビツトシフトレ
ジスタ、36,50,51はAND素子、46は
光電子スイツチ20,21のスポツト間隔emmを
設定する設定器、47はフリツプフロツプ、55
はOR素子である。
いま、ここで説明を容易にするために、 実際の切断マーク幅α=3.6mm 検出すべき切断マーク幅=3.2mm 光電子スイツチ20,21のスポツト間隔e=
38mm パルス発信器14のシート移動量換算パルス間
隔=0.4mm/1パルス とする。
本例では光電子スイツチ20が3.2mm以上の長
さを連続して検出した場合に限りAND素子36
に出力が得られる。この信号を前述と同様に設定
器46に設定された光電子スイツチ20,21の
間隔38mmだけ追跡し、一旦フリツプフロツプ47
に記憶する。この時点で光電子スイツチ21が切
断マーク2の検出を開始し、光電子スイツチ21
もまた3.2mm以上の長さを連続した場合に限り、
AND素子50に出力が得られ、この信号とフリ
ツプフロツプ47のAND条件をAND素子51の
出力である切断マーク信号とする。切断マーク信
号を出力するとフリツプフロツプ47をリセツト
しておく。52,53,54は光電子スイツチ2
0がシート1のシミ等を検出した場合で光電子ス
イツチ21が検出しなかつた場合のフリツプフロ
ツプ47のリセツト信号用である。
本例では切断マーク信号の発信が光電子スイツ
チ21のマーク確認検出長さ分、即ち(8−1)
パルス×0.4mm=2.8mm遅れるが、この遅れは常に
一定しているため、段ボールシート等の板状材の
切断装置に於いては、光電子スイツチ20,21
の切断マーク信号発信点から切断終了点までの距
離L(第8図参照)を変更する事により対処する。
第14図はこのときのタイミングチヤートであ
る。
更に、第15図は1個の光電子スイツチ20だ
けが、ある設定された切断マーク幅以上連続して
検出した場合に限り切断マーク信号を出力する検
出信号制御装置19のブロツク図である。
なお、本発明では光電子スイツチを3個設ける
ことも可能である。即ち2個以上多数の光電子ス
イツチを取付けることも可能である。また切断マ
ークの検出信号制御装置において切断マークの追
跡機能はシフトレジスターでなくても他のIC素
子(カウンタ素子)を用いても可能である。たシ
フトレジスターを用いた場合には次の利点があ
る。シフトレジスターを用いた場合には通常のカ
ウンターと異なり何回でも連続して追跡可能であ
る。即ち光電子スイツチの検出した信号がパルス
列の如きものであつても忠実に追跡が可能であ
り、リセツト動作が不要であるため切断マークの
検出に制限が無い。即ち、光電子スイツチがシー
トのシミを検出し、この信号を追跡中に前記光電
子スイツチが切断マークを検出した場合、この切
断マーク信号もまた追跡することができる。
以上実施例とともに具体的に説明したように、
本発明によれば複数個の光電子スイツチを板状材
であるシートの幅方向にずらせて取付けた事によ
り第11図a,bに示す範囲のシートのシミや印
刷汚れ(図中の斜線部に存在するもの)は検出し
ない。即ちシートの幅方向(光電子スイツチ間隔
fの方向)に於いて、2個の光電子スイツチが検
出しない大きさであれば、シートの進行方向に対
しては無制限の大きさ及び範囲のシートのシミや
印刷汚れのミス検出を避ける事ができ、それだけ
精度の良い検出ができる。また、上流で検出した
切断マークの追跡機能を有するので、2個の光電
子スイツチをシートの流れ方向(進行方向)にマ
ーク幅に無関係にずらせて取付ける事ができる。
即ち光電子スイツチの外形寸法に制限が無く、ま
た更に2個の光電子スイツチのシートの流れ方向
の間隔eは任意に選択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る板状材の切断装置を示
す概略図、第2図は前記切断装置により切断する
板状材である切断マークを付したシートを示す平
面図、第3図a、第4図a及び第5図aは従来技
術に係る切断マークの検出方式を説明するための
説明図、第3図b、第4図b、第5図bは前記検
出方式を説明するため切断マークを付したシート
を夫々対応させて示す平面図、第6図、第7図、
は前記検出方式の欠点を説明するため切断マーク
を付したシートを示す平面図、第8図は本発明の
実施例装置を有する板状材の切断装置を示す概略
図、第9図はその光電子スイツチのスポツトとシ
ートの位置関係を示す平面図、第10図は本発明
の第1の実施例に係る検出信号制御装置を示すブ
ロツク線図、第11図はその作用を説明するため
光電子スイツチのスポツトとシートの位置関係を
示す平面図、第12図aはマークがシミや汚れで
0.8mmの場合の第10図に示す装置のタイミング
チヤート、第12図bは設定値が38mmの場合イ、
40mmの場合ロ、36mmの場合ハそれぞれのタイミン
グチヤート、第13図は本発明の第2実施例に係
る検出信号制御装置のブロツク図、第14図はそ
のタイミングチヤート、第15図は本実施例に係
る検出信号制御装置のブロツク図、第16図a,
bは本発明の効果を説明するため光電子スイツチ
のスポツトとシートの位置関係を示す平面図であ
る。 図面中、1はシート(板状材)、2は切断マー
ク、14はパルス発信器、19は検出信号制御装
置、20,21は光電子スイツチ、22,23は
スポツト、24〜31,34,35,36〜45
及び48,49はシフトレジスタ、32,36は
設定器、33,51はAND素子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連続走行する板状材に付された切断マークを
    光電子スイツチで検出してその切断マークの検出
    信号により切断位置を制御して板状材を切断する
    板状材の切断装置において、上記板状材の走行方
    向及び幅方向にそれぞれズラして複数個配設した
    上記光電子スイツチを有し、連続走行する上記板
    状材の移動量を検出する検出装置及びこの移動量
    に相当するパルスを出力するパルス発信器を有
    し、このパルス発信器からのパルスを使用して所
    定移動量を追跡した結果の出力信号と走行方向下
    流の光電子スイツチのマーク信号とが重なつた時
    のみ信号を送出する検出信号制御装置を有するこ
    とを特徴とする板状材の切断装置における切断マ
    ークの検出装置。
JP57031311A 1982-02-27 1982-02-27 板状材の切断装置における切断マ−クの検出装置 Granted JPS58149199A (ja)

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