JPH03211500A - 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法およびそれに使用する蓄積性蛍光体シート - Google Patents

放射線画像のエネルギーサブトラクション方法およびそれに使用する蓄積性蛍光体シート

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JPH03211500A
JPH03211500A JP2007333A JP733390A JPH03211500A JP H03211500 A JPH03211500 A JP H03211500A JP 2007333 A JP2007333 A JP 2007333A JP 733390 A JP733390 A JP 733390A JP H03211500 A JPH03211500 A JP H03211500A
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JP
Japan
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stimulable phosphor
phosphor layer
light
layer
radiation
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Application number
JP2007333A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kojima
徹也 小島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、蓄積性蛍光体シートに放射線画像情報を蓄積
記録し、次いでこれに励起光を照射し、蓄積記録された
画像情報に応じて輝尽発光する光を検出して画像情報を
電気的画像信号として読み取るのに際して、画像中の一
部の構造物のみを抽出して表わす画像信号が得られるよ
うにした放射線画像情報のエネルギーサブトラクション
方法およびそれに使用する蓄積性蛍光体シートに関する
ものである。
(従来の技術) ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、β線、γ線、紫
外線、電子線等)を照射すると、この放射線のエネルギ
ーの一部がその蛍光体中に蓄積され、その後その蛍光体
に可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギ
ーに応じて蛍光体が輝尽発光を示す。このような性質を
示す蛍光体を蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)と言う。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一旦蓄積性蛍光体のシート(以下、蓄積性蛍
光体シートと称する)に記録し、これを励起光で走査し
て輝尽発光させ、この輝尽発光光を光電的に読み取って
画像信号を得、この画像信号を処理して診断適性の良い
被写体の放射線画像を得る方法が提案されている(例え
ば特開昭55−12429号、同55−116340号
、同55〜163472号、同56−11395号、同
5B−LD4B45号など)。この最終的な画像はハー
ドコピーとして再生したり、あるいはCRT上に再生し
たりすることができる。とにかく、このような放射線画
像情報記録再生方法においては、蓄積性蛍光体シートは
最終的に画像情報を記録せず、上記のような最終的な記
録媒体に画像を与えるために一時的に画像情報を担持す
るものであるから、この蓄積性蛍光体シートは繰り返し
使用するようにしてもよく、またそのように繰返し使用
すれば極めて経済的である。
上記のように蓄積性蛍光体シートを再使用するには、輝
尽発光光が読み取られた後の蓄積性蛍光体シートに残存
する放射線エネルギーを、例えば特開昭58−1139
2号、同58−12599号に示されるようにシートに
光や熱を照射することによって放出させて残存放射線画
像を消去し、この蓄積性蛍光体シートを再度放射線画像
記録に使用すればよい。
一方、従来より放射線画像のサブトラクション処理が公
知となっている。この放射線画像のサブトラクションと
は、異なった条件で撮影した2つの放射線画像を光電的
に読み取ってデジタル画像信号を得た後、これらのデジ
タル画像信号を両画像の各画素を対応させて演算処理し
、放射線画像中の特定の構造物を抽出させる差信号を得
る方法であり、このようにして得た差信号を用いれば、
特定構造物のみが抽出された放射線画像を再生すること
ができる。
このサブトラクション処理には、基本的に次の2つの方
法がある。即ち、造影剤注入により特定の構造物が強調
された放射線画像の画像信号から、造影剤が注入されて
いない放射線画像の画像信号を引き算(サブトラクト)
することによって特定の構造物を抽出するいわゆる時間
サブトラクション処理と、同一の被写体に対して相異な
るエネルギー分布を有する放射線を照射し、あるいは被
写体透過後の放射線をエネルギー分布状態を変えて2つ
の放射線検出手段に照射して、それにより特定の構造物
が異なる画像を2つの放射線画像間に存在せしめ、その
後この2つの放射線画像の画像信号間で適当な重みづけ
をした上で引き算(サブトラクト)を行なって、特定の
構造物の画像を抽出するいわゆるエネルギーサブトラク
ション処理である。
このサブトラクション処理は特に医療診断上きわめて有
効な方法であるため、近年大いに注目され、電子工学技
術を駆使してその研究、開発が盛んに進められている。
先に述べた蓄積性蛍光体シートを利用する放射線画像情
報記録再生システムにおいては、該シートに記録されて
いる放射線画像情報が直接電気的画像信号の形で読み取
られるから、このシステムによれば、上述のようなサブ
トラクション処理を容易に行なうことが可能となる。こ
の蓄積性蛍光体シートを用いてエネルギーサブトラクシ
ョン処理を行なうためには、2枚の蓄積性蛍光体シート
に特定の構造物に対応する部分の画像情報が異なるよう
に画像記録(撮影)を行なえばよく、具体的には、l)
エネルギー分布の異なる2種類の放射線を用いて撮影を
2回行なう、2)2つの蓄積性蛍光体シートの間に、放
射線のうちの低エネルギー成分を吸収する金属等のフィ
ルターを介在させ、2つの蓄積性蛍光体シートに対して
被写体を透過した放射線を同時に照射する、といった方
法が知られている。しかしながら、前述の方法では、撮
影を2回行なわなければならないのに加え、撮影毎に放
射線照射手段を調整しなければならないため作業性が悪
く、また後者の方法ではフィルターを蓄積性蛍光体シー
トの間に介在させなければならないため、撮影時、およ
び読取時の蓄積性蛍光体シートの取扱いが面倒であると
いった不都合が生じる。
そこで、従来より、フィルターを用いることなく一回の
撮影で必要な画像記録を行なうことができるように、互
いに種類の異なる蛍光体からなる蛍光体層を有する2枚
の蓄積性蛍光体シートを用い、これらの蓄積性蛍光体シ
ートのうち、放射線の低エネルギー成分吸収特性のより
高い蓄積性蛍光体層を有するシートを被写体側(放射線
源側)に配してこれらの2枚の蓄積性蛍光体シートに同
時に放射線を照射するようにした方法が提案されている
(特開昭59−83486号等)。
しかしながら、上記の方法においては2種類の蓄積性蛍
光体が用いられるため、両蓄積性蛍光体ともに放射線エ
ネルギーの蓄積性が高く、また励起光を照射した際の輝
尽発光光の発光レベルが十分に高いものを選択すること
が難しいという問題がある。また、蓄積性蛍光体の種類
が異なると、その励起光スペクトルおよび発光スペクト
ルが異なる場合が多いため、画像情報の読取りを行なう
際に、2枚の蓄積性蛍光体シートについてそれぞれ別個
に波長の異なる励起光源および検出可能な波長領域の異
なる光電読取手段を設けなければならないといった不都
合も生じる。
そこで本出願人は、上記の問題点に鑑みて、2種類の蓄
積性蛍光体層を用いることによりフィルターを用いずに
撮影を行なうことも可能であるとともに、共通の画像情
報読取手段により2組の画像情報の読取りを共に行なう
ことができ、また十分な発光レベルの輝尽発光光を得る
ことのできる放射線画像のエネルギーサブトラクション
方法を提案した。(特願平!−98680号)これは、
特定の2種類の蓄積性蛍光体を用い、これらの蓄積性蛍
光体に対しである条件で画像情報の読取りを行ない、−
組の画像読取手段を用いて、エネルギーサブトラクショ
ンを行なうものである。
すなわち、そのエネルギーサブトラクション方法は、放
射線エネルギー吸収特性が他と異なる特定の構造物を有
する被写体に放射線を照射し、この被写体を透過した放
射線を、該被写体に対向して配された、SrFX:Z系
蛍光体(但しXは、Cl!、BrおよびIのうちの少な
くとも一種のハロゲンであり、ZはEuおよびCeのう
ちの少なくとも一種の希土類元素である)からなる第1
の蓄積性蛍光体層およびこの第1の蓄積性蛍光体層を介
して前記被写体に対向して配された、BaFX:Z系蛍
光体(但しXは、C1,Brおよび■のうちの少なくと
も一種のハロゲンであり、ZはEuおよびCeのうちの
少なくとも一種の希土類元素である)およびLnOX:
Ce系蛍光体(ただし、LnはLaおよびGdのうちの
少なくとも一種の希土類元素であり;XはCJ、Brお
よびlのうちの少な(とも一種のハロゲンである)の少
なくとも一線からなる第2の蓄積性蛍光体層に同時に照
射して、前記第1の蓄積性蛍光体層および第2の蓄積性
蛍光体層に放射線画像情報を蓄積記録し、その後前記第
1の蓄積性蛍光体層および第2の蓄積性蛍光体層にそれ
ぞれ510〜540nmの範囲内にある同一波長の励起
光を照射して輝尽発光光を生せしめ、これらの輝尽発光
光を光電的に読み取って画像信号を得、各画像信号を相
対応する画素についての信号間で演算して、前記特定の
構造物の画像を表わす差信号を抽出するようにしたもの
である。
(発明が解決しようとする課8) しかしながら、この方法では、読み取るときに2つの蓄
積性蛍光体層から読み出される信号が互いに影響し合わ
ないように2つの蓄積性蛍光体を2回に分けて別々に読
取装置に装填しなければならなかった。また、これらの
蓄積性蛍光体を撮影位置に置いたままで読み取ることは
できない。
読取装置、読取操作の簡略化のためには、両方の蓄積性
蛍光体層からの読み取りを、両蓄積性蛍光体を同じ位置
に置いたままで、すなわち両者を一度読取装置に装填す
るだけで読み取りができるようにすることが望まれる。
さらに、蓄積性蛍光体を撮影位置に置いたままで読み取
りができれば読み取りの操作を簡略化することができる
本発明はこのような要望に応じて、励起光の波長が同じ
かあるいは近い、2つの蓄積性蛍光体層からなる蓄積性
蛍光体シートを用いて、蓄積性蛍光体を読取装置に一度
装填するだけで2つの蓄積性蛍光体層からの読取りがで
きるエネルギーサブトラクション方法、およびそれに用
いる蓄積性蛍光体シートを提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明によるエネルギーサブトラクション方法は、放射
線エネルギー吸収特性が他と異なる特定の構造物を有す
る被写体に放射線を照射し、この被写体を透過した放射
線を、該被写体に対向して配された、第1の蓄積性蛍光
体層、シャッタ層。
およびこの第1の蓄積性蛍光体層とシャッタ層を介して
前記被写体に対向して配された、前記第1の蓄積性蛍光
体層と放射線吸収特性が異なる第2の蓄積性蛍光体層に
同時に照射して、前記第1の蓄積性蛍光体層および第2
の蓄積性蛍光体層に放射線画像情報を蓄積記録し、その
後前記シャッタ層を光遮断状態にして前記第1の蓄積性
蛍光体層に励起光を照射して該第1の蓄積性蛍光体層か
ら輝尽発光光を生せしめ、この輝尽発光光を光電的に読
み取って第1の画像信号を得、次に、前記シャッタ層を
光透過状態にして前記第2の蓄積性蛍光体層に励起光を
照射して該第2の蓄積性蛍光体層から輝尽発光光を生ぜ
しめ、この輝尽発光光を光電的に読み取って第2の画像
信号を得、各画像信号に対して相対応する画素について
の信号間で演算を行なって、前記特定の構造物の画像を
表わす差信号を抽出することを特徴とするものである。
さらに具体的には、放射線エネルギー吸収特性が他と異
なる特定の構造物を有する被写体に放射線を照射し、こ
の被写体を透過した放射線を、該被写体に対向して配さ
れた、SrFX:Z系蛍光体(但しXは、Cl、Brお
よび■のうちの少なくとも一種のハロゲンであり、Zは
EuおよびCeのうちの少なくとも一種の希土類元素で
ある)からなる第1の蓄積性蛍光体層、シャッタ層、お
よびこの第1の蓄積性蛍光体層とシャッタ層を介して前
記被写体に対向して配された、BaFX:Z系蛍光体(
但しXは、CJ、BrおよびIのうちの少なくとも一種
のハロゲンであり、ZはEuおよびCeのうちの少な(
とも一種の希土類元素である)およびLnOX:Ce系
蛍光体(ただし、LnはLaおよびGdのうちの少なく
とも一種の希土類元素であり;XはCf!、Brおよび
Iのうちの少なくとも一種のハロゲンである)の少なく
とも一種からなる前記第1の蓄積性蛍光体層と放射線吸
収特性が異なる第2の蓄積性蛍光体層に同時に照射して
、前記第1の蓄積性蛍光体層および第2の蓄積性蛍光体
層に放射線画像情報を蓄積記録し、その後前記シャッタ
層を光遮断状態にして前記第1の蓄積性蛍光体層に波長
が510〜540n−の範囲内にある励起光を照射して
該第1の蓄積性蛍光体層から輝尽発光光を生せしめ、こ
の輝尽発光光を光電的に読み取って第1の画像信号を得
、次に、前記シャッタ層を光透過状態にして前記第2の
蓄積性蛍光体層に波長が510〜540nmの範囲内に
ある励起光を照射して該第2の蓄積性蛍光体層から輝尽
発光光を生せしめ、この輝尽発光光を光電的に読み取っ
て第2の画像信号を得、各画像信号に対して相対応する
画素についての信号間で演算を行なって、前記特定の構
造物の画像を表わす差信号を抽出することを特徴とする
ものである。
また、本発明による蓄積性蛍光体シートは、放射線吸収
特性が異なる2種の蓄積性蛍光体からそれぞれなる2つ
の蛍光体層の間に、光を遮断する状態と光を透過する状
態の2つの状態を選択的に取り得るシャッタ層を介在さ
せてなるものである。
すなわち、本発明は、2種の蓄積性蛍光体層の間に光シ
ャッタを設け、これを開閉することにより、2種の蓄積
性蛍光体層の励起を区別して行ない、各蓄積性蛍光体層
からの輝尽発光光を区別して読み取ることができるよう
にしたことを特徴とするものである。
なお、本発明のエネルギーサブトラクション方法に用い
られるSrFX:Z系蛍光体およびBaFX:Z系蛍光
体におけるSr FXおよびBaFXという表記は、S
「あるいはBaとFとX(但しXはC1,Br、Iのう
ちの少なくとも一種のハロゲンである)とがPb FC
I型の結晶構造を持つ母体結晶を構成していることを意
味するものであり、これら3つの元素が常に1:1:1
の原子比で蛍光体中に含有されていることを意味するも
のではない。また同様に、LnOX : Ce系蛍光体
におけるLnOXという表記は、希土類元素Lnと酸素
OとハロゲンXがPbFCJl型の結晶構造を持つ母体
結晶を構成していることを示しているのであり、三つの
元素が常に1:1:1の原子比で蛍光体中に含有されて
いることを示しているものではない。
なお、第4図に例示の如く、LnOX:Ce系蛍光体の
輝尽励起スペクトルの極大波長は母体結晶における希土
類元素LnとハロゲンXとの比率X/Lnの変化に伴っ
て変化し、X/Lnの値が小さくなるに従って長波長側
にシフトする。しがしながら、X/Lnの値が変化して
も、LnOX+Ce系蛍光体はその母体がPbFC1型
の結晶構造を維持する限りは、510〜540nmの波
長範囲に含まれる励起光の照射により高輝度の輝尽発光
を示す。
さらに、Sr FX: Z系蛍光体およびBaFX:Z
系蛍光体の母体をそれぞれ構成するアルカリ土類金属S
rおよびBaは、それが主成分である限りその一部が下
記のような金属によって置換されていてもよい。
(1)  特開昭56−116777号、特開昭57−
23673号、特開昭57−23675号公報等に記載
されているようにBB、Be、Mg、Ca、Sr、Zn
およびcdのうちの少なくとも1種、 (2)特開昭58−206678号公報に記載されてい
るようにLl 、Na、に、RbおよびCsのうちの少
なくとも18のアルカリ金属とSc、Y。
La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sty、Cd。
Tb、Dy、Ho、Er、Tts、Yb、Lu。
All、Ga、InおよびT1のうちの少なくとも1種
の3価金属との組合わせ。
さらにまた、SrFX:Z系蛍光体およびBaFX:z
系蛍光体は、下記のような添加物を含んでいてもよい。
(1)  特開昭55−160078号公報に記載され
ているようにBe O,Mg O,Ca O,Sr O
,Ba O。
Zn  O,Alz  03  +  Yz  03 
 、  Laz  03 rInz 03.Sl 02
.Tl 02.Zr0z。
Ge0z、5nOz、Nb2O5,TazOsおよびT
h o2のうちの少なくとも1種の金属酸化物、 (′2J  特開昭56−116777号公報に記載さ
れているようにZrおよびScのうちの少なくとも1種
、(a 特開昭57−23673号公報に記載されてい
るようにB。
(4)特開昭57−23675号公報に記載されている
ようにAsおよびSiのうちの少なくとも18、(5)
特開昭59−2798(1号公報に記載されているよう
にテトラフルオロホウ酸化合物の焼成物、(6)特開昭
59〜47289号公報に記載されているように、ヘキ
サフルオロケイ酸、ヘキサフルオロチタン酸およびヘキ
サフルオロジルコニウム酸の1価もしくは2価金属の塩
からなるヘキサフルオロ化合物群より選ばれる少なくと
も1種の化合物の焼成物、 (7)特開昭59−56479号公報に記載されている
ようにNaX(但し、XはCfl、Brおよび■のうち
の少なくとも1種)、 B)特開昭59−56480号公報に記載されているよ
うに、V、Cr、Mn、Fe、CoおよびN1より選ば
れる少なくとも1種の遷移金属、■) 特開昭59−7
5200号に記載されているように、M’ X’ 、M
■X12およびM”X”3より選ばれる少なくとも1種
の金属ハロゲン化物(但し、MlはLl 、Na、に、
RbおよびCsからなる群より選ばれる少なくとも1種
のアルカリ金属であり、MlはBeおよびMgからなる
群より選ばれる少なくともIFfJの2価金属であり、
MlはAll、Ga、InおよびT1からなる群より選
ばれる少なくともIFfの3価金属であり、x’ 、 
x’およびX′はF、 Cfl、 BrおよびIからな
る群より選ばれる少なくとも1種のハロゲンである)。
上記シャッタ層としては、例えば液晶シャッタを用いる
ことができる。これは層状のもので、外部からの電圧の
印加をオンオフすることにより、光を遮断するシャッタ
オンの状態と、光を透過するシャッタオフの状態を取る
ことができる。
(作用および効果) 本方法によれば、2つの蓄積性蛍光体層の間に光の透過
をオンオフするシャッタ層を有する蓄積性蛍光体シート
を用い、一方の蓄積性蛍光体層の励起の間にシャッタ層
を閉じているので、2つの蓄積性蛍光体層からの輝尽発
光光を明確に区別して読み取ることができる。また両蓄
積性蛍光体層を前記特定の材料にした場合には、両蓄積
性蛍光体層は共に放射線エネルギーの蓄積性が高(、ま
た励起光の励起による輝尽発光光の発光レベルも十分に
高いものであり、両蓄積性蛍光体層とも良好に画像情報
の記録、読取りが行なわれうる。さらに両蓄積性蛍光体
層は、波長が510〜540n−の範囲内に或励起光に
より良好に励起されるので、上記範囲内にある同一波長
の励起光により、両蓄積性蛍光体層に記録された画像情
報の読取りを行なうようにして励起光源を共用すること
ができる。
また、両蓄積性蛍光体層は発光スペクトルも互いに類似
したものとなるので、通常特定の波長領域(輝尽発光光
の波長領域)の光のみを選択して検出するように構成さ
れている光電読取手段も両蓄積性蛍光体層について共用
することができる。
また、これにより、蓄積性蛍光体を読取装置に一度装填
するだけで2つの蓄積性蛍光体層からの放射線画像の読
取りができる。さらに、蓄積性蛍光体を撮影位置に置い
たままで、その位置で読取りを行なうことができ、読取
装置や操作を簡略化することができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明のエネルギーサブトラクシ
ョン方法およびそれに使用される蓄積性蛍光体シートに
ついて説明する。
第1図は本発明の一実施例によるエネルギーサブトラク
ション方法における画像記録(撮影)を行なう撮影装置
の概略図である。
上記撮影装置は、被写体3の特定の構造物に対応する部
分において、放射線源4から発せられる放射線4Aの低
エネルギー成分の吸収の程度が相違する2つのサブトラ
クション処理用放射線画像が得られるように、撮影を行
なうものであり、具体的には互いに異なった種類の蛍光
体からなる第1の蓄積性蛍光体層1および第2の蓄積性
蛍光体層2が用いられる。上記第1の蓄積性蛍光体層1
は、5rFBr : Eu蛍光体からなるものであり、
第2の蓄積性蛍光体層2は、BBFBr:Eu蛍光体ま
たはGd0CJ : Ce蛍光体からなるものである。
上記第1の蓄積性蛍光体R41のSr FBr :Eu
蛍光体は第2の蓄積性蛍光体層2のBaFBr:Eu蛍
光体またはGd0CJl: Ce蛍光体に比べて放射線
の低エネルギー成分の吸収特性が高く、第1の蓄積性蛍
光体層1は、図示のように第2の蓄積性蛍光体層2より
も放射線源により近い位置に配設される。
両蓄積性蛍光体層1,2の間には、外部からの操作で先
の透過をオンオフする液晶シャッタ8が介在されている
。この液晶シャッタ8は、一対の透明板8Aの間に液晶
8Bを挾持してなるものである。
放射線透過性を有する支持台5上に被写体3が載置され
、この支持台5の下方の、被写体3を介して放射線源4
と対向する位置に上記第1の蓄積性蛍光体層1が、この
第1の蓄積性蛍光体層1を介して放射線源4と対向する
位置に上記第2の蓄積性蛍光体層2が配されると、放射
線源4から放射線4Aが照射される。なお2つの蓄積性
蛍光体層1,2は両者の間に光シャッタ8を介在させて
放射線透過性を有するカセツテ6内に収容された状態で
撮影に供せられる。また、両蓄積性蛍光体層1.2の表
面(液晶8とは反対側の面)には、該蛍光体層を物理的
あるいは化学的に保護するためのポリエチレンテレフタ
レートフィルム等の保護膜が設けられていてもよい。
放射線R4から放射線4Aが照射されると、この放射線
4Aは放射線エネルギー吸収特性が他とは異なる特定の
構造物を含む前記被写体3を透過してまず第1の蓄積性
蛍光体層1に到達する。ここで被写体3の透過放射線画
像が第1の蓄積性蛍光体層1に蓄積記録されるが、第1
の蓄積性蛍光体は放射線の低エネルギー成分をより多く
吸収する特性を有しているので、第1の蓄積性蛍光体層
1を透過した放射線は低エネルギー成分が低減し、高エ
ネルギー成分が強調された状態になっている。
次に第1の蓄積性蛍光体層1を透過した放射線は第2の
蓄積性蛍光体層2に到達し、第2の蓄積性蛍光体層2に
放射線の低エネルギー成分に係わる画像情報が低減した
被写体3の透過放射線画像が蓄積記録される。このよう
にして被写体3の特定の構造物に対応する部分において
画像情報が異なる2つの放射線画像が2つの蓄積性蛍光
体層1゜2に同時に蓄積記録される。
このようにして第1および第2の蓄積性蛍光体層1,2
に対する撮影が終了すると、これらに蓄積記録された放
射線画像情報は、第2図に示す放射線画像情報読取装置
により読取られる。
上記読取装置は、まず液晶シャッタ8を閉じた上で、矢
印Y方向に一定速度で搬送される(副走査される)第1
の蓄積性蛍光体層1に対して、励起光源10から発せら
れ、光偏向器12により偏向された励起光11を上記副
走査の方向と略垂直な矢印X方向に繰り返し主走査させ
ることにより、蓄積性蛍光体層1の略全面に励起光11
を照射し、この励起光の照射により第1の蓄積性蛍光体
層1から発せられる、前記放射線画像情報を担持した輝
尽発光光13を、導光性材料により形成された光ガイド
14およびこの光ガイドに接続されたフォトマルチプラ
イヤ−15からなる光電読取手段により光電的に検出す
るものである。次いで、前記液晶シャッタ8が開かれ、
同様の走査が行なわれ、第2の蓄積性蛍光体層2から発
せられる輝尽発光光13が読み取られる。この読取装置
により第1の蓄積性蛍光体層1および第2の蓄積性蛍光
体層2から順次放射線画像情報の読取りが行なわれる。
ところで前記第1の蓄積性蛍光体層1を構成するSr 
FBr : Eu蛍光体から輝尽発光光を生じさせるこ
とのできる励起光の輝尽励起スペクトルは第3図に破線
で示すようになっており、前記第2の蓄積性蛍光体層2
を構成するBaFBr:Eu蛍光体の輝尽励起スペクト
ルは第3図に実線で示すようになっており、またBa 
FBr : Eu蛍光体と同様に第2の蓄積性蛍光体層
2を構成するGd0C1: Ce蛍光体の輝尽励起スペ
クトルは第4図に示すようになっている。従って上記励
起光11としては、両蛍光体を共に良好に励起すること
ができるように、波長が510〜540niの範囲内に
ある光が選択される。具体的にはArレーザから射出さ
れる波長514r++gのレーザビーム(第3図および
第4図に細い2点鎖線で示す)、およびYAGレーザの
波長532n■の2次高調波(第3図および第4図に細
い1点鎖線で示す)等が用いられる。なお、第4図に示
されるようにGd0CJ! :Ce蛍光体の輝尽励起ス
ペクトルは母体結晶におけるl!/にdの比率の変化に
伴って変化し、CJ/Gdの値が小さ(なるに従って極
大波長が長波長側にシフトする。しかしながら、第4図
から明らかなように、(1/Gdの値が変化してもその
波長が510〜540nmの範囲内にある光により良好
に励起することができる。また本発明において上記Sr
 FBr : Eu蛍光体と同様に第1の蓄積性蛍光体
IAを構成し得る5rFBr :Ce蛍光体の輝尽励起
スペクトルは、第3図に示される5rFBr:Eu蛍光
体の輝尽励起スペクトルとほぼ同じであり、また上記B
aFBr : Eu蛍光体およびGd0C1: Ce蛍
光体と同様に第2の蓄積性蛍光体層2を構成し得るBa
FBr:Ce蛍光体の輝尽励起スペクトルは第3図に示
されるBa FBr : Eu蛍光体の輝尽励起スペク
トルとほぼ同じである。
一方、上記励起光itの励起により各蓄積性蛍光体層1
,2から発せられた輝尽発光光13は、前記光ガイド1
4の主走査線に沿って延びた入射端面14aからこの光
ガイド14内に入射し、内部で全反射を繰り返すことに
より、光ガイド14の射出端部に接続されたフォトマル
チプライヤ−15に伝えられる。フォトマルチプライヤ
−15と光ガイド14の間には、通常、蓄積性蛍光体シ
ート表面で反射した励起光の反射光等が入射してノイズ
となることを防止するために、輝尽発光光の波長領域の
光のみを選択して透過させるフィルターが設けられてい
る。上記第1の蓄積性蛍光体層1の5rFBr:Eu蛍
光体の輝尽発光光スペクトルは、第5図に破線で示すよ
うになっており、上記第2の蓄積性蛍光体層2のBaF
Br:Eu蛍光体およびGd0Cf! : Ce蛍光体
の輝尽発光スペクトルは第5図に実線および2点鎖線で
示すようになっている。
第5図から明らかであるように、両蛍光体から生じる輝
尽発光光は、共に380〜390nm付近をピークとし
た、同様の波長分布を有するものであるので、近紫外乃
至青色領域の光を選択的に検出する、共通の光電読取手
段により、第1の蓄積性蛍光体層1と第2の蓄積性蛍光
体層2の両方の輝尽発光光の検出を行なうことができる
なお、第5図において1点鎖線で示される発光スペクト
ルは、本発明において上記Ba FBr :Eu蛍光体
およびGd0CJ : Ce蛍光体と同様に第2の蓄積
性蛍光体層2を構成し得るBaFBr:Ce蛍光体の輝
尽発光スペクトルである。また、第5図には示されてい
ないが、上記5rFBr:Eu蛍光体と同様に第1の蓄
積性蛍光体層1を構成し得る5rFBr:Ce蛍光体の
輝尽発光スペクトルもこのBaFBr 二Ce蛍光体の
輝尽発光スペクトルとほぼ同じである。
このように第1の蓄積性蛍光体層1および第2の蓄積性
蛍光体層2は、同一波長の励起光により励起されること
ができるとともに、両シートから発せられる輝尽発光光
は同一の光電読取手段により検出されることができるの
で、本方法においては共通の読取装置により両蓄積性蛍
光体シートに記録された放射線画像情報の読取りを行な
うことができる。
次に上記のようにフォトマルチプライヤ−15により検
出された画像信号を用いたサブトラクション処理につい
て説明する。
第1の蓄積性蛍光体層1に対して上述した読取りを行な
ってフォトマルチプライヤ−15から得られた画像信号
S工は、対数増幅器21によって対数増幅された後、A
/D変換器22でデジタル化される。こうして得られた
デジタルの読取画像信号10g5l は、メモリ23に
一時的に記憶される。同様に第2の蓄積性蛍光体層2に
対して上述した読取りを行なってフォトマルチプライヤ
−15から得られた画像信号S2は対数増幅器21によ
って対数増幅された後、A/D変換器22でデジタル化
され、こうして得られたデジタルの読取画像信号1og
S2も、メモリ23に一時的に記憶される。メモリ23
に上記読取画像信号logS1 、 log S2が共
に記憶されると、両信号はメモリ23から読み出されて
サブトラクション演算回路24に入力される。
サブトラクション演算回路24は、入力される2つの画
像信号10g5l、logs2を適当な重み付けをした
上で対応する画素毎に減算して、デジタルの差信号 5sub −a ・logsl −b 幸10g5g 
+c[a−bは重み付は係数、Cはバイアス成分である
] を求める。この差信号S subは画像処理回路25に
おいて階調処理、周波数処理等の画像処理を受けた後、
記録読取装置外の画像再生装置30に送られて、放射線
画像の再生に供せられる。この再生装置30は、CRT
等のデイスプレィ手段でもよいし、感光フィルムに光走
査記録を行なう記録装置であってもよいし、あるいはそ
のために画像信号を一旦光ディスク、磁気ディスク等の
画像ファイルに記憶させる装置に置き換えられてもよい
また、ここでデジタル画像信号が対数値として扱われる
のは、画像データの帯域圧縮がなされ、かつ不必要な画
像情報の完全除去が可能となるからであり、対数値に変
換しない原画像信号により同様のことを行なうことも可
能である。
上述のようなサブトラクション演算を行なう際に係数a
、bを適切に定めると、得られた差信号S subにお
いては、前記特定構造物以外の部分についての信号成分
が消去されるようになる。したがってこの差信号5su
bl:基づいて画像再生を行なえば、上記特定構造物の
みが抽出された放射線画像を得ることができる。このサ
ブトラクション演算を行なう際には、前述のように相対
応する画素間で演算を行なうことが必要である。そのた
めには、例えば第1図に示すように、被写体3の近傍に
マーカー7を配置しておき、両画像信号logSIS 
IogSzにおいてこのマーカー7を示す信号を基準信
号として位置合せを行なえばよい。ただし、蓄積性蛍光
体層1と2の相対的な位置関係が固定されている場合に
は、読み出し位置を常に固定しておけば、画素を対応さ
せるのにマーカーを用いる必要は必ずしもない。
なお、上述した実施例においては、第1の蓄積性蛍光体
層がSr FBr : Eu蛍光体からなり、第2の蓄
積性蛍光体層がBa FBr : Eu蛍光体またはG
d0Cj! : Ce蛍光体からなる場合について説明
したが、本発明は、第1の蓄積性蛍光体層が前述したS
rFX:Z系蛍光体であり、第2の蓄積性蛍光体層が前
述したBaFX:Z系蛍光体およびLn OX : C
e系蛍光体の少なくとも一種であれば、同様の効果を達
成することができる。
また、両蓄積性蛍光体層に対する画像情報の読取りは、
励起光を2次元的に走査させる代りに、主走査方向に延
びた線状光源により励起光を線状に照射させ、この照射
位置から発せられる輝尽発光光をラインセンサ等により
画素分割して検出することにより行なってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエネルギーサブトラクション方法を実
施するための画像記録装置の概略図、第2図は上記方法
を実施するための放射線画像情報読取装置の概略図、 第3図はSr FBr : Eu蛍光体およびBaFB
r:Eu蛍光体の輝尽励起スペクトルを示すグラフ、 第4図はGd0CJ : Ce蛍光体の輝尽励起スペク
トルを示すグラフ、および 第5図はSr FBr : Eu蛍光体、BaFBr:
Eu蛍光体、Gd0CJl: Ce蛍光体およびBaF
Br:Ce蛍光体の輝尽発光スペクトルを示すグラフで
ある。 1・・・第1の蓄積性蛍光体層 2・・・第2の蓄積性蛍光体層 3・・・被写体      4・・・放射線源4A・・
・放射線     8・・・シャッタ層11・・・励起
光      12・・・光偏向器15・・・フォトマ
ルチプライヤ− 23・・・メモリ 24・・・サブトラクション演算回路 霞妊浸=1=j賞硬 200 第 図 00 00 5皮長(nm) 00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)放射線エネルギー吸収特性が他と異なる特定の構造
    物を有する被写体に放射線を照射し、この被写体を透過
    した放射線を、該被写体に対向して配された、第1の蓄
    積性蛍光体層、シャッタ層、およびこの第1の蓄積性蛍
    光体層とシャッタ層を介して前記被写体に対向して配さ
    れた、前記第1の蓄積性蛍光体層と放射線吸収特性が異
    なる第2の蓄積性蛍光体層に同時に照射して、前記第1
    の蓄積性蛍光体層および第2の蓄積性蛍光体層に放射線
    画像情報を蓄積記録し、その後前記シャッタ層を光遮断
    状態にして前記第1の蓄積性蛍光体層に励起光を照射し
    て該第1の蓄積性蛍光体層から輝尽発光光を生ぜしめ、
    この輝尽発光光を光電的に読み取って第1の画像信号を
    得、次に、前記シャッタ層を光透過状態にして前記第2
    の蓄積性蛍光体層に励起光を照射して該第2の蓄積性蛍
    光体層から輝尽発光光を生ぜしめ、この輝尽発光光を光
    電的に読み取って第2の画像信号を得、各画像信号に対
    して相対応する画素についての信号間で演算を行なって
    、前記特定の構造物の画像を表わす差信号を抽出するこ
    とを特徴とする放射線画像のエネルギーサブトラクショ
    ン方法。 2)放射線エネルギー吸収特性が他と異なる特定の構造
    物を有する被写体に放射線を照射し、この被写体を透過
    した放射線を、該被写体に対向して配された、SrFX
    :Z系蛍光体(但しXは、Cl、BrおよびIのうちの
    少なくとも一種のハロゲンであり、ZはEuおよびCe
    のうちの少なくとも一種の希土類元素である)からなる
    第1の蓄積性蛍光体層、シャッタ層、およびこの第1の
    蓄積性蛍光体層とシャッタ層を介して前記被写体に対向
    して配された、BaFX:Z系蛍光体(但しXは、Cl
    、BrおよびIのうちの少なくとも一種のハロゲンであ
    り、ZはEuおよびCeのうちの少なくとも一種の希土
    類元素である)およびLnOX:Ce系蛍光体(ただし
    、LnはLaおよびGdのうちの少なくとも一種の希土
    類元素であり:XはCl、BrおよびIのうちの少なく
    とも一種のハロゲンである)の少なくとも一種からなる
    前記第1の蓄積性蛍光体層と放射線吸収特性が異なる第
    2の蓄積性蛍光体層に同時に照射して、前記第1の蓄積
    性蛍光体層および第2の蓄積性蛍光体層に放射線画像情
    報を蓄積記録し、その後前記シャッタ層を光遮断状態に
    して前記第1の蓄積性蛍光体層に波長が510〜540
    nmの範囲内にある励起光を照射して該第1の蓄積性蛍
    光体層から輝尽発光光を生ぜしめ、この輝尽発光光を光
    電的に読み取って第1の画像信号を得、次に、前記シャ
    ッタ層を光透過状態にして前記第2の蓄積性蛍光体層に
    波長が510〜540nmの範囲内にある励起光を照射
    して該第2の蓄積性蛍光体層から輝尽発光光を生ぜしめ
    、この輝尽発光光を光電的に読み取って第2の画像信号
    を得、各画像信号に対して相対応する画素についての信
    号間で演算を行なって、前記特定の構造物の画像を表わ
    す差信号を抽出することを特徴とする放射線画像のエネ
    ルギーサブトラクション方法。 3)放射線吸収特性が異なる2種の蓄積性蛍光体からそ
    れぞれなる2つの蛍光体層の間に、光を遮断する状態と
    光を透過する状態の2つの状態を選択的に取り得るシャ
    ッタ層を介在させてなるエネルギーサブトラクション用
    蓄積性蛍光体シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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