JPH03211390A - 炉壁損耗量測定方法および標識ブロック - Google Patents

炉壁損耗量測定方法および標識ブロック

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JPH03211390A
JPH03211390A JP546790A JP546790A JPH03211390A JP H03211390 A JPH03211390 A JP H03211390A JP 546790 A JP546790 A JP 546790A JP 546790 A JP546790 A JP 546790A JP H03211390 A JPH03211390 A JP H03211390A
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JP
Japan
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wear
furnace wall
furnace
refractory brick
refractory
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Application number
JP546790A
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English (en)
Inventor
Takeshi Okamoto
猛 岡本
Hidetaka Ogino
秀隆 荻野
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Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転キルン、特に大直径の竪型炉、溶融損耗す
る金属精錬炉、ゴミ焼却炉等における張り出し変形する
炉壁等のようf、(工業窯炉の内張り第一層目のレンガ
の全面または一定間隔に配置することにより炉壁損耗量
を測定するための測定方法および標識ブロックに関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般に、工業窯炉の耐火物ライニングは操業中に逐次損
耗して行く。従って、薄くなって操業に耐え難くなる前
に、この耐火物ライニングの損耗量、或いは残存厚みを
正しく測定・把握してξくことが必要であり、従来、炉
壁の損耗量測定はいくつかの方法が提案されている。
例えば、工業窯炉の使用途中において停炉冷却し、炉内
においてメジャーや計測棒を用いて直径、炉幅等を実測
し、内張耐火物の損傷程度を定期的に計測して補修の必
要性を確認する方法、あるいは、施工直後の未使用の状
態で炉内部にセンサを入れて昇降回転させ、必要範囲に
わたって炉内壁面を観察して観察データを記録しておき
、所定の期間操業後、損傷した炉内壁面の同じ区間を前
記センサで観察し、得られた画像データと最初の記憶し
たデータとを比較解析して炉内の損耗量、あるいは残存
厚みを測定する方法等である。
〔発明が解決すべき課題〕
しかしながら、炉内においてメジャーや計測棒を用いて
計測する方法では基準点の設定が困難t;ものが多く、
所定の位置の損耗量の正確な値を知ることは困難である
また炉内部にセンサを入れて観察する方法では、観察装
置としてのテレビカメラや昇降回転のだめの駆動装置等
で費用がかかり、また施工直後と定期間操業後に炉内部
データをとる必要があり、データの管理や損耗量の計算
、補正等も必要となって簡便に測定することはできない
。また、炉壁面観察のためにレーザ等を使用した場合、
耐火物ライニングの内面は不規則な形状に損傷を受ける
ため、損傷面の凹凸には規則性が見られず、レーザーが
耐火物ライニング表面へ当たった場合、多重反射して収
束性が失われてしまい、その結果、感度が悪くなるとと
もに測定精度も低下してしまうという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、費用のかか
る装置を必要とせず、炉壁の損耗量を正確に知ることが
でき、補修時期の適確な把握ができる炉壁損耗量測定方
法および標識ブロックを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、耐火レンガブロック母材と異なる
色調及び素材の耐火材からなる標識部を有する耐火レン
ガブロックを炉壁に内張りし、標識部の露出面の変化に
より炉壁損耗量を測定する炉壁損耗量測定方法、および
耐火レンガブロック母材と異なる色調及び素材の耐火材
からなる標識部が炉内面側の面と直交する側面に接着ま
たは一体化して形成された耐火レンガブロックからなる
標識ブロックを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は耐火レンガブロック母材と異なる色調及び素材
の耐火材からなる標識部を有する耐火レンガブロックを
炉壁に内張りし、損耗の程度に応じて標識部の露出面が
大きくまたは小さくなる、あるいは別の色調の標識部が
露出する等変化するようにしたので、炉壁内面を観察し
て標識部の変化を知ることにより、容易かつ正確に壁損
耗量を測定することができるので、補修時期等を適確に
把握することが可能となる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の炉壁損耗量標識ブロックの一実施例を
示し、同図(a)は使用前の斜視図、同図(b)は損耗
した時の斜視図、同図(C)は損耗量の測定方法を説明
する図である。図中、1は耐火レンガブロック、2は標
識板、2aは標識部である。
耐火レンガブロック1は炉の内張り第一層目のレンガで
あり、炉内面側の面1aと直交する側面に標識板2を接
着結合するかまたは一体にして形成されている。標識板
2はその対角線を境にして炉内面側2b (laと一体
物とする)とその反対側2aで異なる色調となっており
、例えば炉内面側2bは耐火レンガブロック母材と一体
のもの、または同一色調の部材、反対側2aは耐火レン
ガブロック母材と異なる色調の耐火材からなる標識部を
構成している。これとは逆に、炉内面側2bを耐火レン
ガブロック母材と異なる色調とし、反対側2aを耐火レ
ンガブロック母材と一体のもの、または同一色調の部材
にしてもよい。このような標識板を有する耐火レンガブ
ロック1を炉の内張り第一層目として炉内面の全面また
は適宜間隔で設けるようにする。
このように炉をある期間操業して炉壁損傷が進行すると
、第1図(b)に示すように、損耗量に対応して母材と
異なる色調の標識部が順次拡大露出(図の2c)するよ
うになる。第1図(C)に示すように炉壁の損耗が進行
して炉内部に対して標識部が長さAだけ露出したとする
と、このときの損耗量Bは八に比例するので、長さAを
測定することにより炉壁損耗量Bを求めることができ、
またレンガの厚みは既知であるので残存量Cを正確に算
出することができる。なお、炉内面側2bを標識部とし
てもよく、その場合は損耗量に応じて露出部が短くなる
。また、上記説明では1個のレンガにより損耗の程度を
知るようにしたが、複数個のレンガの組み合わせにより
1つの標識部を構成するようにしてもよい。
このように、炉内壁面を観察して標識部23の露出長さ
を求めるだけで容易かつ正確に炉壁の損耗量と残存厚み
を測定することができる。
第2図は本発明の他の実施例を示し、同図(a)は使用
前の斜視図、同図(b)は損耗した時の斜視図である。
5,6.7は標識部である。
標識部5,6.7は耐火レンガブロック母材とは異なっ
た色調の耐火材からなり、炉内面側の面laと直交する
側面に耐火レンガブロックの原産!に対して段階的に変
化させた所定割合の厚みにして設けろれている。例えば
標識部5は原産1の80%、標識部6は原産lの60%
、標識部7は原産1の40%とする。標識部5. 6.
 7を形成するには、例えば耐火レンガブロック1を成
形する時に異質の耐火材を埋込む等の方法により切欠き
部を設け、その切欠き部に埋め込むようにするなど適宜
の方法を採用すればよい。
第2図(b)に示すように損耗が進み、標識部5が露出
したこすると、耐火レンガの損耗量は20〜40%、残
存量は80%〜60%であることが分かる。そして、炉
の用途等に応じて、耐火レンガの残存量が何%になった
ときに更新すると決めておけば、耐火レンガを有効に利
用することができる。例えば残存量が40%のときに替
える必要があるとすると、標識部7が露出したときに交
換するようにすればよい。なお、1m部5,6.7の色
調をそれぞれ変えるようにしてもよく、また標識部の数
は適宜選択すればよく、用途によっては、所定割合の厚
みのもの1つのみでもよい。
第3図は耐火レンガの炉内面側の面と直交する側面に、
面1aに文1して平行に所定深さ毎に段階的に異なった
色調からなる標識部8をもうけたもので、8a、8b、
8cは、例えば残存量がそれぞれ80%、60%、40
%となるようになっており、損耗量および残存量の測定
は先の実施例と同様じある。
本発明の標識ブロックは例えば、回転キルンの内張つれ
んがの残厚の確認や、竪型炉(石灰シャフトキルン、高
炉、CDQ等)、金属溶融精錬炉の残厚、およびゴミ焼
却炉や角型シャフトキルン等の炉壁が張り出し、かつ損
耗する炉に使用することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、母材と異なる色調の標識
部の露出面の変化に基づいて炉壁損耗量を測定するので
、費用のかかる装置を必要とせず、簡便にかつ正確に損
耗量を知ることができ、[修時期の適確な把握ができる
。また、炉内は必ずしも均一に損耗するとは限らないの
で、耐火レンガの損傷の分布や場所別の差異を把握して
更新の範囲を適確に把握し、必要最小限の補修を行うこ
とができ、炉の補修経費を軽減することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の炉壁損耗量標識ブロックの一実施例を
示し、同図(a)は使用前の斜視図、同図ら)は損耗し
た時の斜視図、同図(C)は損耗量の測定方法を説明す
る図、第2図は本発明の他の実施例を示し、同図(a)
は使用前の斜視図、同図ら)は損耗した時の斜視図、第
3図は本発明の他の実施例の斜視図である。 1・・・耐火レンガブロック、2・・・標識板、2a。 5.6.7.8・・・標識部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐火レンガブロック母材と異なる色調及び素材の
    耐火材からなる標識部を有する耐火レンガブロックを炉
    壁に内張りし、標識部の露出面の変化により炉壁損耗量
    を測定することを特徴とする炉壁損耗量測定方法。
  2. (2)耐火レンガブロック母材と異なる色調及び素材の
    耐火材からなる標識部が炉内面側の面と直交する側面に
    接着または一体化して形成された耐火レンガブロックか
    らなることを特徴とする標識ブロック。
  3. (3)前記標識部は耐火レンガブロックの炉内面側の面
    と直交する側面の対角線を境にして一方の側で形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の標識ブロック。
  4. (4)前記標識部は耐火レンガブロックの炉内面側の面
    と直交する側面に、耐火レンガブロックの厚みに対する
    所定割合で1個以上設けられている請求項2記載の標識
    ブロック。
JP546790A 1990-01-12 1990-01-12 炉壁損耗量測定方法および標識ブロック Pending JPH03211390A (ja)

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