JPS6373088A - 耐火材あるいは冷却材の損耗量検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野り 本発明は、高温溶融炉、νＩ」えばキューポラ、又は溶
鉱炉等の炉壁を形成する耐火材あるいは冷却材等の損耗
量を検出する方法ンて関するものである。

（従来の技術〕 従来、高炉の炉壁を形成する冷却材、例えばステープク
ーラーの損耗量の検出は、定期的に実施される点検休風
時にステープクーラーの厚さ方向に貫通するポーリング
を実施して、その採取サンプル長さにてステープクーラ
ーの残存量を確認するか、同じく休風時にステーブクー
ラ一本体あるいは隣接するステープクーラー同士の空隙
部に予じめ設けられた開孔部の充填耐火物全除去して、
先端がＬ型状になった検尺棒を炉外より挿入して炉内面
との接触を確認し、その時の挿入長さによってステープ
クーラーの残存ｔｋ検出していた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしかかる方法では、検出のタイミソニングが休風時
しかできず、また検出作業そのものが、かなシの工数を
要し、部分的にしろ冷却材を損傷する危険があり、更に
ステープクーラーの形状として・　リプ状の煉瓦支持生
物を有するものにおいては、該リブの断面積が狭小であ
るため休風時といえども前述した方法による検出が実施
し難い伏況にあった。

本発明は、前述した従来の方法による問題点を改善する
もので、稼働中においても容易に計測が可能であり、ま
たステープクーラ一本体の狭小なリブ部においても損耗
量が検出できる超音波を利用した損耗量検出方法を提供
するものである。

（問題点を解決するための手段〕 本発明は、炉内壁の耐火材あるいは冷却材の炉内側面か
ら延長し炉外側に突き出した状態でマーカーを埋設し、
該マーカーの突き出し端部に、炉外に備えた超音波発生
機から超音波を印加し、炉操業前後の超音波反射時間全
計測比較し、前記耐火材わるいは冷却材の損耗ｆｉＥｔ
検出することを特徴とする耐火材あるいは冷却材の損耗
量検出方法である。

（実施例） 以下本発明を第１図、第２図に示す実施例図に基いて説
明する。

本例は稼働中の高温溶融炉の炉壁に設置された冷却材、
即ちステープクーラーの損耗量を検出するものである。

ステープクーラ一本体ｌにおいて、炉内面まで達する煉
瓦支持金物１ａの鋳物の連続した個所に該鋳物と同程度
に損耗を受ける棒鋼のマーカー２を予め埋設しておき、
そのマーカー２の端部２−１を炉外側に突き出した状態
にし、端部２−１に　　　　。

炉外にある超音波発生機３の探触子４を当てるようにす
る。超音波発生機３から発する超音波の反射時間によυ
発生機３には残存マーカー２の長さに応じたエコーが表
示さｎ、残存マーカー２の長さが検出される。かくして
炉操業前後の反射時間全計測比較すれば、ステープクー
ラ一本体の損耗量を計測することができる。

この方法はステーブクーラーの炉内面の損耗が進行して
煉瓦支持金物１ａより鋳物本体部に移行しても同様な検
出方法にて対応することができ・又マーカー２を煉瓦等
の耐火物理め込み部にも設置しうろことは言うまでもな
い。

（発明の効果） 本発明の検出方法を使用すれば 性）稼働中の溶融炉においても、任意の時に容易に計測
が実施うる。

（２）　　従来のポーリングによる方法で発生した、部
分的にしろステープクーラ一本体及び周辺耐火物を損傷
することを完全に回避することが出来る。

（３１ポーリング等による開孔が困難な狭小な断面部位
にも、本検出方法によるマーカーの設置が可能であ多、
当該部の損耗を検出しうる。

以上、ｈ才火材を始め冷却材などに関する設備管理を進
める上で多大の効果を発揮するものでめる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の検出状況を示す概念図、第２図は
その部分詳細断面図である。 １・・・・・・ステープ本体 １ａ・・　・　・・煉瓦支持金物 ２・・・　・・・マーカー ２−１・・・・マーカーの端部 ３・・・・・・超音波発生機 ４・・　・・・・探触子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 炉内壁の耐火材あるいは冷却材の炉内側面から延長し炉
   外側に突き出した状態でマーカーを埋設し、該マーカー
   の突き出し端部に、炉外に備えた超音波発生機から超音
   波を印加し、炉操業前後の超音波の反射時間を計測比較
   し、前記耐火材あるいは冷却材の損耗量を検出すること
   を特徴とする耐火材あるいは冷却材の損耗量検出方法。