JPH03210918A - コイニング加工方法 - Google Patents

コイニング加工方法

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JPH03210918A
JPH03210918A JP2004623A JP462390A JPH03210918A JP H03210918 A JPH03210918 A JP H03210918A JP 2004623 A JP2004623 A JP 2004623A JP 462390 A JP462390 A JP 462390A JP H03210918 A JPH03210918 A JP H03210918A
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coining
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punch
trimming
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Kenichi Takakura
憲一 高倉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 コイニング加工方法、特にトランスファーフィード(送
り装置)ラインのトリム型(打抜き型)を用いてなる打
抜き工程において切断部にアール(R)付ける加工をも
同時に行うコイニング加工方法に関し、 トランスファーラインのトリム型を用いる工程において
、切断面にRを付けるためのコイニングにおいて、板厚
が小なる場合でもコイニングを従来よりも短い時間で行
いうる加工方法を提供することを目的とし、 ダイ切刃の上方に肉厚部Bと肉厚部Bの下方にR形成部
が設けられたトリムダイの下方に上方にパンチ切刃をも
つトリムパンチを配置し、素材をトリムダイとトリムパ
ンチとの間に配置し、トリムダイを下降させて素材をト
リムし、次いで、R形成部によって素材のトリムされた
上方半部分にアール(R)を付けることを特徴とするコ
イニング加工方法を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はコイニング加工方法、特にトランスファーフィ
ード(送り装置)ライン型(打抜き型)を用いてなる打
抜き工程において切断部にアール(R)付ける加工をも
同時に行うコイニング加工方法に関する。
〔従来の技術] 第4図(a)に示される平板状の素材21から製品22
を例えば2個取りで打抜き形成する場合には、図示しな
い知られたトリム型を用いて製品22を打抜く。このと
き、同図(a)とそれのB−B線拡大断面図である同図
5)に斜線を付して示すさ\くれ23が作られることが
ある。このさ−くれ23は、錆の発生の原因となり、ま
た製品22が人手で取扱われる場合に人の手や指を傷つ
けるおそれがあるので、それの除去またはそれの発生の
防止策が要請されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記した問題を解決するために、第3図の断面図に示さ
れる装置が提案された。図中、31は下型、32は上型
で、これらの型はそれぞれ所望のRをもったR形成部3
3.34をもち、それによって上型と下型とが閉じられ
てコイニングが行われた素材35にRをもった面を形成
して前記したさ−くれを平らにする。なお、図で破線で
示す形状はコイニング前の形状である。同図において、
Bで示す板厚は、板厚Aに関係なく最小1.0〜1.5
 m程度必要になるので、−船釣に使用される3、0〜
4.5 wnの板厚の素材35の場合には、E、Fの寸
法だけでコイニング量の管理をしなければならず、この
管理がきわめて難しいという問題がある。なお、CとD
で示す板厚は変更することは不可能である。第4図に示
した例に戻ると、素材21の板厚が一般的な3.5 m
のものである場合、その半分の1.75mの板厚部分に
切断面にRを付けなければならず、それはきわめて難し
い作業であることが判明した。
さらにE、Fの部分のRの調整は、知られた肉盛り→放
電→ワーク合わせというような作業を繰り返しとなるの
で、これらの作業の調整に時間を要する問題があり、ト
リム後の外周両面の同時的コイニングは実施がきわめて
難しい。
そこで本発明は、トランスファーラインのトリム型を用
いる工程において、切断面にRを付けるためのコイニン
グにおいて、板厚が小なる場合でもコイニングを従来よ
りも短い時間で行いうる加工方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決しようとする課題〕
上記課題は、ダイ切刃の上方に肉厚部Bと肉厚部Bの下
方にR形成部が設けられたトリムダイの下方に上方にパ
ンチ切刃をもつトリムパンチを配置し、素材をトリムダ
イとトリムパンチとの間に配置し、トリムダイを下降さ
せて素材をトリムし、次いで、R形成部によって素材の
トリムされた上方半部分にアール(R)を付けることを
特徴とするコイニング加工方法によって解決される。
〔作用〕
すなわち本発明は、両面コイニングを同時に行うことを
しないで、第1の工程ではトリムと片面のみのコイニン
グを同時加工する。さらに両面のコイニングが所望され
るときは片面のみのコイニング加工をなす。このように
片面のみをコイニングすることにより、板厚の薄い素材
でも、多量のコイニング量が確保でき、またその調整時
間も短縮されるのである。
〔実施例〕
以下本発明を図示の実施例により具体的に説明する。
本発明実施例は第1図の断面図に示され、図中、11は
トリムパンチ、12はトリムダイで、これら斜線を付し
て示し、13は素材である。トリムダイ12にはその下
方にダイ切刃14が形成され、他方トリムパンチ11の
上方にはパンチ切刃15が形成されている。
最初、トリムダイ12は図示の位置よりも上方に位置し
、それが下るにつれてダイ切刃14とパンチ切刃15と
で素材13を破線で示す形状にトリムする。
ところで、トリムダイ12は、ダイ切刃14の上方に、
図にBで示す肉厚部分とCで示すR形成部とが加えられ
た形状のものであり、トリムダイ12が下降するにつれ
てR面形成部Cがあることにより素材13は実線で示す
ようにR面形成部Cがあることにより素材13は実線で
示すようにR面形成部Cに沿って形成される。そして、
本発明者の実験によると、肉厚部分Bの厚さとR形状部
CのRとを変更することによって、板厚の小なる素材に
対してもすなわち所望のRを0部に形成することによっ
て所望のRが素材13の切断面に形成され、ダイ切刃1
4とパンチ切刃15によって素材の切断面にさ−くれが
作られたとしてもそれは平滑化される。
第1図に示す装置では、素材13の切断部の図に見て上
方部分にのみ所望のRが作られたが、その下方部分にも
Rを付けたいときには第2図に示す装置を用いる。第2
図において、17は上型、18は下型で、下型18の図
に見て左上部にはR形成部りが設けられている。第1図
に示す装置で処理された素材13は、第2図の装置を具
備したところへ移されて別工程が実施されるのであるが
、最初下型18は図示の位置より下の位置にある。第2
図において、この移されてきた素材13の切断面は破線
で示され、その上方部分には第1図の装置でRが付けら
れ、下方には素材残留部19が残っている。
素材13を上型17で下型18に押し込むと、素材13
の前の工程で処理されなかった素材残留部19は、下型
18のR形成部りによって素材13内に押し込められ、
下型18が第2図に示す位置まで上がったとき、素材1
3の切断面の下方部分は、R形成部りの形状に合致した
形状となり、上下はぼ対称のなだらかなRをもった面と
なり、そのことは、下型18の調整だけで所望のRをも
った切断面が得られることを意味する。
本発明者の実験によると、第2図の装置を用いるコイニ
ングは、同図にBで示す間隔を従来どおり最小1.0〜
1.5 mmに設定しても、コイニングできる限界量は
従来の2倍となることが確認された。
また、調整も、下型のみを調整してR形成面りを作れば
よいのであるから、時間は従来例の半分程度に短縮され
た。
〔発明の効果] 以上のように本発明によれば、トランスファーラインの
トリム型におけるコイニングを、片面ずつ行うことによ
ってそれぞれの面がRをもって平滑に仕上げられ、コイ
ニング量の調整と寸法管理が容易になった。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明実施例断面図、第3図は従来例
断面図、 第4図はトリム加工を示す図で、その(a)は平面図、
その(b)は同図(a)のB−B線拡大断面図である。 図中、 11はトリムパンチ、 12はトリムダイ、 13は素材、 14はダイ切刃、 15はパンチ切刃、 16はR形成部、 17は上型、 18は下型、 19は素材残留部 を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイ切刃(14)の上方に肉厚部Bと肉厚部Bの
    下方にR形成部(16)が設けられたトリムダイ(12
    )の下方に上方にパンチ切刃(15)をもつトリムパン
    チ(11)を配置し、 素材(13)をトリムダイ(12)とトリムパンチ(1
    1)との間に配置し、トリムダイ(12)を下降させて
    素材(13)をトリムし、次いで、R形成部(16)に
    よって素材(13)のトリムされた上方半部分にアール
    (R)を付けることを特徴とするコイニング加工方法。
  2. (2)請求項(1)の工程で加工された素材(13)を
    そのまゝの状態で、上方半部分にR形成部Dが形成され
    た下型(18)と平らな面をもつ上型(17)との間に
    配置し、上型(17)と下型(18)を閉じることによ
    りR形成部Dで素材の素材残留部(19)を素材内に押
    し込み、素材のトリムされた下方部分にアール(R)を
    付けることを特徴とするコイニング加工方法。
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